JP2008241219A - 加熱調理器 - Google Patents

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JP2008241219A JP2007086328A JP2007086328A JP2008241219A JP 2008241219 A JP2008241219 A JP 2008241219A JP 2007086328 A JP2007086328 A JP 2007086328A JP 2007086328 A JP2007086328 A JP 2007086328A JP 2008241219 A JP2008241219 A JP 2008241219A
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Abstract

【課題】
本体内にロースタ部を備えた加熱調理器において、ロースタ部の使用中にロースタドアのガラス板に万一手が触れても火傷する恐れがないようにする。
【解決手段】
本体2内にロースタ部4を備え、該ロースタ部4はロースタ庫11の前面開口部を塞ぐロースタドア7を備え、前部にハンドル8を備えた加熱調理器において、ロースタ部4のロースタドア7を構成するガラス板を空間7cを保持して二重ガラス板7a,7bとし、該二重ガラス板7a,7bの周囲をドアカバー7d,下ドアカバー7eで覆い、二重ガラス板7a,7b間の空間7cをほぼ真空にした。
【選択図】図5

Description

本発明は、魚等を焼くロースタ部を備えた誘導加熱調理器などの加熱調理器に関するものである。
従来の加熱調理器の一例である誘導加熱調理器を本発明において使用する図1を参照して説明する。
図において、1は加熱調理器を組み込むためのシステムキッチンである。
2は加熱調理器の本体で、システムキッチン1の天板開口穴に上面から落とし込まれ、該システムキッチン1の天板部にその外周縁部が吊り下がるように設置されており、設置後は前面の左右に配置されたロースタ部4の前面及び操作パネル5がシステムキッチン1の前面開口穴に臨み、本体2の前面から操作できるようになっている。
3は耐熱ガラス等からなるトッププレートで、本体2の上面に配置されており、調理用の容器(図示せず)を載置する。
6は加熱コイル等よりなる加熱部で、本体2内の上部左右に配置されており、トッププレート3によって覆われている。
4はロースタ部で、加熱部6の下方で本体2の左側(右側でもよい)に配置されており、内部にロースタ庫が設置され、その中に電気ヒータやロースタ皿,ロースタ皿内に載置される焼網(いずれも図示せず)等が備えられ、前面開口部をロースタドア7で塞いでいる。8はロースタドア7の前面に取り付けたハンドルである。
9,10は本体2の後部右側と左側に配置した吸気口および排気口である。
このような従来の加熱調理器において、近年は該加熱調理器を設置するシステムキッチン1が、会話を楽しみながら調理する等の住環境の変化から、システムキッチン1全体をオープンにして見せるようになり、調理する人のみならず、それ以外の人や子供などが気軽に入って調理を一緒に楽しむようになってきた。
このため、安全性への関心も非常に高まっており、調理中の火傷についてもその一つである。このような環境下で上記した従来の加熱調理器では、前記したように本体2の前面にロースタ部4のロースタドア7が配置されているため、ロースタドア7に調理する人のみならず、それ以外の人や子供などが容易に触れてしまうことがある。
このとき、ロースタドア7は、ロースタ庫内の電気ヒータによる輻射熱によって加熱されて熱くなっており、特にロースタドア7が一枚のガラス板で構成されている場合にはガラス板に手等が触れると火傷をする恐れがあった。
そこで、上記した誘導加熱調理器においては、特許文献1示すように、ロースタドアのガラス板を空間を保持して二重ガラス板とし、該二重ガラス板の周囲の上下を開放して二重ガラス板間の空間内に下方から上方に向けて冷却空気を流通させ、前面側のガラス板の温度が上昇するのを防止するようにしたものが提案されている。
また、加熱部の熱源としてガスを用いた加熱調理器においても、特許文献2,3,4に示すように、特許文献1と同様にロースタドアのガラス板を空間を保持して二重ガラス板とし、該二重ガラス板の周囲の上下を開放して二重ガラス板間の空間内に下方から上方に向けて冷却空気を流通させ、前面側のガラス板の温度が上昇するのを防止するようにしたものが提案されている。
特開2005−300053号公報 特開2003−185153号公報 実開昭51−59365号公報 実開昭58−2508号公報
上記したように、本体の上面にトッププレートを備え、該トッププレートの下方に加熱部とロースタ部を備えた誘導加熱調理器等の加熱調理器においては、一般的に本体内に前記した加熱部やロースタ部を駆動する制御基板を冷却するための送風ファンを備えており、該送風ファンからの冷却風によって前記制御基板を冷却し、その冷却後の冷却風をロースタ部からの排気と合流させてロースタ部からの排気を促すことが行われている。
このとき、特許文献1に示すものにおいては、前記送風ファンからの冷却風の一部を二重ガラス板間の空間内に流通させて前面側のガラス板の温度が上昇するのを防止するようにしているため、ロースタ部の通電終了等によって送風ファンが停止してしまうと、二重ガラス板の空間内の空気の流通がなくなり、前面のガラス板の表面温度が上昇してしまい、このときに該ガラス板に手等が触れると火傷等を負う心配があった。
また、特許文献2,3,4に示すものにおいては、魚焼き等の調理中は排気ドラフトにより冷却空気が二重ガラス板間の空間内を流通して前面側のガラス板の温度上昇を防止しているが、特許文献1と同様に調理が終了すると、二重ガラス板の空間内の空気の流通がなくなり、前面のガラス板の表面温度が上昇してしまい、このときに該ガラス板に手等が触れると火傷等をする心配があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、請求項1では、本体内にロースタ部を備え、該ロースタ部はロースタ庫と、該ロースタ庫内に出入り自在に収納されたロースタ皿と、ロースタ庫の前面開口部を塞ぐロースタドアを備え、該ロースタドアはガラス板で構成し、前部にハンドルを備えた加熱調理器において、前記ロースタドアのガラス板を空間を保持して二重ガラス板とし、該二重ガラス板の周囲をドアカバーで覆い、二重ガラス板間の空間をほぼ真空にしたものである。
本発明によれば、ロースタ部のロースタドアを構成するガラス板を空間を保持して二重ガラス板とし、該二重ガラス板の周囲をドアカバーで覆い、二重ガラス板間の空間をほぼ真空にしたので、住環境の変化からシステムキッチンが調理する人のみならず、それ以外の人や子供などが気軽に入って調理を一緒に楽しみ、また安全性への関心も非常に高まっている中で、加熱部やロースタ部の制御部を冷却する送風ファンが止まったり、また、加熱部の熱源としてガスを用いたものにおいて、排気ドラフトが働かなくなる等のことがあっても、ロースタドアの前面ガラス板は高温になることがなく、調理中に前面ガラス板に手等が触れても火傷する恐れがなくなり、安心して調理を楽しむことができる。
以下、本発明の一実施例を図面に沿って説明する。
図1は本発明の一実施例である誘導加熱調理器をシステムキッチンに組み込んだ状態の斜視図、図2は同ロースタ部の縦断面図、図3は同ロースタ部のロースタドアを手前に引いた状態の説明図、図4は同ロースタドアの正面図、図5は同ロースタドアの縦断面図、図6は同ロースタドアを真空引きしている状態の説明図である。
なお、図1については、上記した従来技術で説明した通りであり、説明を省略する。
図2から図5において、4はロースタ部で、図1で説明したように加熱部6の下方で本体2の左側に配置されており、内部に前面が開口したロースタ庫11が設置され、その上下に上発熱体12,下発熱体13が略水平状態に設けられており、後方上部に本体2の排気口10に連なる排気出口14が開口している。
15はロースタ皿で、ロースタ庫11内にその前面開口部から出し入れ自在に収納されており、その中に魚等の被調理物16を載せる焼網17が備えられている。
7はロースタドアで、ロースタ皿15の前面またはロースタ皿15を保持する保持部材(図示せず)に取り付けられており、ロースタ庫11の前面開口部を塞ぐものである。
図5は、このロースタドア7の詳細を示しており、二枚の耐熱性のあるガラス板7a,7bを空間7cを保持して対面させ、その上面及び左右の開口部をドアカバー7dで覆い、下面の開口部を下ドアカバー7eで覆い、二重ガラス板として空間7cを密封し、その後、空間7cを後記する真空引き装置19により真空にしている。
図6は、前記二重ガラス板間の空間7cを真空にする際の説明図を示しており、ドアカバー7dの上面の一部に真空引きパイプ20の一側を接続し、その他側に真空引き装置
19を接続し、該真空引き装置19を作動させて空間7cをほぼ真空にし、その後、真空引きパイプ20を取り外して接続部を封止する。
なお、7fはロースタドア7をロースタ皿15へ取り付けるための取り付け部である。8はロースタドア7の前面下部に水平状態に取り付けたハンドルである。
18はサーミスタ等の温度検知手段で、ロースタ庫11の前面開口部側の上部に設けられ、ロースタ庫11内の温度を検知して上発熱体12,下発熱体13等を制御するものである。
21は送風ファンで、加熱部6及びロースタ部4の上発熱体12,下発熱体13を駆動する制御基板(図示せず)を冷却し、かつ、ロースタ部4の排気出口14からの排気をスムーズに排出する役目をする。
本発明は上記の構成よりなり、次にその動作について簡単に説明する。なお、加熱部6を使用しての調理については、本発明と特に関係ないので説明を省略する。
まず、使用者がロースタドア7のハンドル8を手前に引き、ロースタ皿15及び焼網
17をロースタ庫11から引き出し、焼網17上に魚等の被調理物16を載せ、ロースタドア7のハンドル8を押し込み、ロースタ皿15及び焼網17をロースタ庫11内に収納する。
その後、操作パネル5を操作すると、制御回路(図示せず)により上発熱体12,下発熱体13に通電され、調理が開始する。
調理中は、温度検知手段18によってロースタ庫11内の温度が検知され、上発熱体
12,下発熱体13及び送風ファン21への通電等が制御され、被調理物16の調理が進行するとともに、被調理物16から発生する煙や臭気はロースタ庫11の上方後部の排気出口14から外部に排出される。
調理が終了した後は、ロースタドア7のハンドル8を手前に引き、ロースタ皿15及び焼網17をロースタ庫11から引き出し、焼網17上の被調理物16を皿に移し、再び、ロースタドア7のハンドル8を押し込み、ロースタ皿15及び焼網17をロースタ庫11内に収納する。
上記調理に際し、本発明によれば、ロースタ部4のロースタドア7を構成するガラス板7a,7bを空間7cを保持して二重ガラス板とし、該二重ガラス板の周囲をドアカバー7d,下ドアカバー7eで覆い、二重ガラス板間の空間7cをほぼ真空にしたので、調理中にロースタドア7の前面側のガラス板7bは高温になることがなくなり、該ガラス板
7bに手等が触れても火傷する恐れがなく、安心して調理を楽しむことができる。
また、ロースタ部4での調理が終了した後、送風ファン21が停止しても、前面のガラス板7bの表面温度が上昇することはなくなり、該ガラス板7bに手等が触れても火傷等を負うという心配がなくなるものである。
なお、上記の説明では、誘導加熱調理器を例にとって説明したが、加熱部の熱源がガスであって、かつ、送風ファンを備えていない加熱調理器であっても上記と同様に前面のガラス板7bの表面温度が上昇することはなくなり、該ガラス板7bに手等が触れても火傷等を負うという心配がなくなるものである。
本発明の一実施例である誘導加熱調理器をシステムキッチンに組み込んだ状態の斜視図である。 同ロースタ部の縦断面図である。 同ロースタ部のロースタドアを手前に引いた状態の説明図である。 同ロースタドアの正面図である。 同ロースタドアの縦断面図である。 同ロースタドアを真空引きしている状態の説明図である。
符号の説明
2 本体
3 トッププレート
4 ロースタ部
6 加熱部
7 ロースタドア
7a,7b ガラス板
7c 空間
8 ハンドル
11 ロースタ庫
12 上発熱体
13 下発熱体
15 ロースタ皿
17 焼網
19 真空引き装置

Claims (1)

  1. 本体内にロースタ部を備え、該ロースタ部はロースタ庫と、該ロースタ庫内に出入り自在に収納されたロースタ皿と、ロースタ庫の前面開口部を塞ぐロースタドアを備え、該ロースタドアはガラス板で構成し、前部にハンドルを備えた加熱調理器において、
    前記ロースタドアのガラス板を空間を保持して二重ガラス板とし、該二重ガラス板の周囲をドアカバーで覆い、二重ガラス板間の空間をほぼ真空にしたことを特徴とする加熱調理器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011021815A (ja) * 2009-07-16 2011-02-03 Panasonic Corp 加熱調理器
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JP2015036611A (ja) * 2013-08-16 2015-02-23 株式会社パロマ 加熱調理器及びグリル扉の製造方法
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KR102391879B1 (ko) * 2020-12-14 2022-04-29 주식회사델키 이중 유리벽의 안전도어를 갖춘 전기 생선구이기

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