JP2003290049A - 鉄板焼テーブル - Google Patents

鉄板焼テーブル

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JP2003290049A
JP2003290049A JP2002098585A JP2002098585A JP2003290049A JP 2003290049 A JP2003290049 A JP 2003290049A JP 2002098585 A JP2002098585 A JP 2002098585A JP 2002098585 A JP2002098585 A JP 2002098585A JP 2003290049 A JP2003290049 A JP 2003290049A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 テーブルの周囲のお客に向けて燃焼ガスが排
気されず、化粧枠が熱くなることが防止され、好適な温
度でお好み焼きの材料を焼くことができ、かつ熱源の燃
焼状態を容易に確認できる鉄板焼テーブルとする。 【解決手段】 天板1の略中央部に設けた開口部1Aの
化粧枠2に外ケース3を装着する。外ケースの内部に吸
引流路が形成される間隔をおいて、内部にガスバーナー
5を収納した内ケース10を設ける。両ケース間の短手
方向側の吸引流路15Aは上方部を長手方向側の吸引流
路と連通する吸引流路に形成する。短手方向側の吸引流
路の下方を長手方向側の吸引流路及び底部側の吸引流路
と遮断する。短手方向側の吸引流路を構成する外側壁に
吸気孔17Aを設ける。短手方向側の吸引流路の上面開
口部16に蓋21を設ける。内ケースの上方に設けた調
理用プレート23と内ケースの短手方向側の側壁間に、
内ケースの内部で発生した燃焼ガスの排気口25を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄板焼き料理で特
にお好み焼き店で使用する鉄板焼テーブルに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】テーブルの周囲に着席し、天板の中央部
付近に設けられた開口部に設置された調理物載置プレー
ト上で材料を焼きながら食するお好み焼きの鉄板焼テー
ブルは、調理物載置フィルターの下方にガスバーナー等
の熱源を収納したケースが設けられ、このケースの周壁
にケース内で発生した燃焼ガスを外部へ排出する排気孔
が設けられていた。そして、天板の中央部付近に設けら
れた開口部の周縁に金属製の化粧枠が取り付けられ、こ
の化粧枠の下部がケースの上部と接触した構成となって
いる。
【0003】又、お好み焼きの材料を焼く場合、温度調
節はガスバーナー等の火力調節用の摘みで、食する人が
自分で判断で焼き具合を調節していた。そして、燃焼状
態の確認はバーナー等の炎の状態を外ケースの排気孔等
から覗き込むことにより行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の鉄板焼テー
ブルは、熱源を収納したケースの周壁に排気孔が設けら
れていたため、排気孔から有害な燃焼ガスがテーブルの
周囲に排気され、テーブルの周囲に着席している人は熱
気で非常に熱く、不快感を有していたのである。
【0005】又、熱源を収納しているケースは燃焼ガス
等によって高温に達しており、ケースに触れると火傷を
する危険があるのは当然であるが、このケースと接触し
ている天板の内周縁に装着されている化粧枠も熱伝導で
高温となっているため、焼いている時につい手が触れて
火傷をしてしまう事態が度々発生していると共に、化粧
枠を装着している天板の部分が焦げてしまうのである。
又、化粧枠に直接手を触れなくても、材料を扱うコテ等
を化粧枠に接触した状態で長時間置かれているとコテ等
が熱くなって使い難くなってしまう問題点も有していた
のである。
【0006】又、従来の鉄板焼テーブルの温度調節は、
食する人の判断で行われていたため、必ずしも好適な温
度(200〜220℃)で材料が焼かれているとは限ら
ず、食味に問題点を有すると共に、調理物載置プレート
の温度は30分も経過すれば300℃を越える高温に達
し、このような高温状態で調理物載置プレート上に材料
を載置すると、白い湯煙が立って換気不足の場合は目が
痛くなる恐れがある。
【0007】更に、この温度調節をする場合、炎の状態
を確認しながら行うのであるが、炎の状態の確認はケー
スの周壁の排気孔で行っているため、天板の下方を覗き
込まなければならず、窮屈な体勢となり確認し難い欠点
があった。
【0008】上記点より本発明は、テーブルの周囲に着
席しているお客に向けて燃焼ガスが排気されることがな
いと共に、化粧枠が熱くなることもなく、好適な温度で
お好み焼き等の材料を焼くことができ、かつ熱源の燃焼
状態を容易に確認が可能な鉄板焼テーブルを提供しよう
とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1の本発明鉄板焼テーブルは、天板の略中央部に
形成された開口部の周縁部に設けた化粧枠に外ケースが
装着され、この外ケースの内部に吸引流路が形成される
間隔をおいて、内部に熱源を収納した内ケースが設けら
れ、両ケース間の短手方向側の吸引流路は、上方部が両
ケース間の長手方向側の上面開口部から外気を吸引する
長手方向側の吸引流路と連通する吸引流路に形成される
と共に、この短手方向側の吸引流路の下方は長手方向側
の吸引流路及び底部側の吸引流路と遮断され、前記短手
方向側の吸引流路を構成する外側壁に吸気孔が穿設され
ると共に、短手方向側の吸引流路の上面開口部に蓋が設
けられ、前記内ケースの上方に設けた調理用プレートと
内ケースの短手方向側の側壁の内側間に、内ケースの内
部で発生した燃焼ガスを排出する排気口が設けられ、前
記外ケース及び内ケースの短手方向側の吸引流路の下方
の側壁に燃焼用の外気吸引孔が穿設されると共に、外ケ
ースに排気孔が設けられ、この排気孔に排気用ファンを
有する排気路の一方の端部が連結していることを特徴と
するものである。
【0010】このような構成を有する本発明は、化粧枠
の長手方向側は両ケース間の長手方向側の吸引流路の上
面開口部から吸引される外気の流通により冷やされると
共に、化粧枠の短手方向側は両ケース間の短手方向側の
上方部に形成された吸引流路の吸気孔から吸引される外
気の流通により冷やされるので、化粧枠全体が高温にな
ることが防止される。又これにより化粧枠を装着してい
る天板部が焦げることがない。又、外ケースも外気の流
通により冷やされるので、高温になることが防止される
と共に、テーブルの下方の周囲の空気が熱くならない。
【0011】又、短手方向側の吸引流路の上面に蓋が設
けられているため、内ケースの高温の燃焼ガスが調理用
プレートと内ケースの短手方向側の側壁の内側間に設け
た排気口から排出されても吸引されることがない。又、
短手方向側の上方部に形成された吸引流路の下方は長手
方向側の吸引流路及び底部側の吸引流路と遮断されてい
るため、内ケースの短手方向側の吸引流路の下方の側壁
に設けた燃焼用の外気導入孔から内ケース内部の高温の
燃焼ガスが吸引流路に吸引される恐れがない。
【0012】そして、排気ファンにより長手方向側の吸
引流路からは外気及び調理用プレートの長手方向側の熱
気が吸引され、底部の吸引流路から排気孔を経て排気路
に案内され、又短手方向側の吸引流路からは吸気孔より
外気が吸引され、吸引された外気は連通する長手方向側
の吸引流路に流入され、同様に排気孔から排気路に案内
されてケースの外部に排気される。
【0013】次に、請求項2の本発明鉄板焼テーブル
は、請求項1の鉄板焼テーブルにおいて、排気路にフィ
ルターが設けられると共に、排気路の他方の端部が天板
の側部で天板より上方に立ち上がっていることを特徴と
するものである。
【0014】このような構成とすることにより、お客の
着席しない側の空間にフィルターで油脂分やゴミ等が除
去された燃焼ガス等の排気が可能となる。よって、従来
のようにテーブルの周囲が燃焼ガス等の熱気で熱くなる
ことがないので、不快感を覚えることがない。
【0015】次に、請求項3の本発明鉄板焼テーブル
は、請求項1又は2の鉄板焼テーブルにおいて、両ケー
ス間の長手方向の吸引流路の上面開口部に多数の吸気孔
を穿設した吸気プレートが着脱可能に設けられているこ
とを特徴とするものである。
【0016】このような構成とすることにより、調理用
プレート上等からの材料等が吸引流路に落下することが
防止される。
【0017】次に、請求項4の本発明鉄板焼テーブル
は、請求項1、2又は3の鉄板焼テーブルにおいて、排
気口に多数の排気孔を穿設した排気プレートが着脱可能
に設けられていることを特徴とするものである。
【0018】このような構成とすることにより、調理用
プレート上等からの材料等が内ケースの内部に落下する
ことが防止される。
【0019】次に、請求項5の本発明鉄板焼テーブル
は、請求項1、2、3又は4の鉄板焼テーブルにおい
て、天板の上面に熱源の燃焼状態を確認する覗窓が設け
られていることを特徴とするものである。
【0020】このような構成とすることにより、熱源の
着火や燃焼状態を確認する時は、天板の上方から覗くこ
とができるので、従来のように窮屈な体勢とならず、容
易に確認が可能となる。
【0021】次に、請求項6の本発明鉄板焼テーブル
は、請求項1、2、3、4又は5の鉄板焼テーブルにお
いて、調理物載置プレートに温度検知センサーが設けら
れ、この温度検知センサーと連絡する温度コントローラ
ーにより、調理物載置プレートは所定の温度を越えない
ように温度調節可能となっていることを特徴とするもの
である。
【0022】このような構成とすることにより、調理用
プレートが熱くなりすぎず、好適な温度で材料が焼ける
ので油煙が少なく、美味く焼くことができると共にエネ
ルギーの無駄を防止することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づき説明する。図1は本発明鉄板焼テーブルの縦
断正面図、図2は同上の縦断側面図、図3は同上の平面
図、図4及び図5は同上の部分分解斜視図である。
【0024】而して、図中1は長方形の天板であり、こ
の天板1の略中央部に長方形の開口部1Aが設けられる
と共に、開口部1Aの周縁部に金属製の化粧枠2がビス
等の止着部材(図示せず)で固定されている。化粧枠2
は開口部1Aの内側面に当接する短手方向側の側壁2A
及び長手方向側の側壁2Bを有し、この側壁2A、2B
は天板1の裏面よりも下方へ延長している。
【0025】3は上面が開口した外ケース3の短手方向
側の側壁3A及び長手方向側の側壁3Bの内側上部が化
粧枠2の側壁2A、2Bの外側下部に溶接やビス等の止
着部材(図示せず)で固定されている。この外ケース3
の短手方向側の両側壁3A、3Bの内側上部に、短手方
向側全長にわたって段部4が形成され、この段部4の下
方は底部まで二重の側壁に形成されている。
【0026】そして、一方の短手方向側の二重の側壁3
Aに熱源であるガスバーナー5の加熱具挿通用孔6が設
けられている。又、外ケース3の短手方向側の側壁3A
の両側に上下二段に燃焼用の外気吸引孔7が穿設される
と共に、外ケース3の四隅付近に上面が平坦な台8が設
けられている。9は外ケース3の底壁3Cの中央部に設
けた排気孔である。
【0027】10は外ケース3の内部に、後に説明する
吸引流路が形成される間隔をおいて設置された内ケース
であり、この内ケース10は上面が開口され、外ケース
3の台8上に載置されている。尚、外ケース3の短手方
向側の二重側壁の内側の側壁は、内ケース10の短手方
向側の側壁10Aに接触している。又、内ケース10の
短手方向側の側壁10Aで外ケース3の短手方向側の側
壁3Aと同じ側の側壁に、外ケース3の加熱具挿通用孔
6及び外気吸引孔7と同一形状で同一サイズの加熱具挿
通用孔11、及び外気吸引孔12が夫々対応した位置に
設けられている。そして、内ケース10内に熱源である
ガスバーナー5が設置されている。
【0028】又、内ケース10の四隅付近に内ケース1
0の側壁よりも低く、上面が平坦な支柱13が設けられ
ると共に、内ケース10の加熱具挿通用孔11を有しな
い側の側壁10Aの下部中央で、底壁10Cとの角部に
前方傾斜した台14が設けられている。
【0029】15Bは外ケース3の長手方向側の側壁3
Bと、内ケース10の長手方向側の側壁10Bとの間に
形成された長手方向側の吸引流路であり、この吸引流路
15Bは外ケース3の底壁3Cと、内ケース10の底壁
10Cとの間に形成された底部側の吸引流路15Cと連
通している。又、長手方向側の吸引流路15Bの上面開
口部16に上面に二段に長手方向に多数の吸気孔17A
を穿設した吸気プレート17が着脱可能に嵌入されてい
る。この吸気プレート17は上面が内側に向け傾斜し、
周囲の側壁に当接する側壁を有し、外ケース3の長手方
向側の内側壁3Bに当接する後部側壁17Bの下部両側
が切除17Cされ、この切除17Cは外ケース3の段部
4と着脱可能に係合する。又吸気プレート17の前部側
壁17Dの両端付近に突部18が設けられている。
【0030】15Aは外ケース3の短手方向側の側壁3
Aと、内ケース10の短手方向側の側壁10Aとの間
で、外ケース3の段部4の上方に形成された短手方向側
の吸引流路であり、この吸引流路15Aは横方向に延長
し、その両端は長手方向側の吸引流路15Bの上方部に
連通している。又、この吸引流路15Aの段部4の下方
は、外ケース3の二重の側壁3Aの内側の側壁により長
手方向側の吸引流路15B及び底部側の吸引流路15C
と遮断されている。
【0031】又、短手方向側の吸引流路15Aの上面開
口部20に全長にわたって蓋21が設けられている。蓋
21は断面が門形で、上部に全長にわたって摘みとなる
頂部が屈曲した起立片21Aが設けられている。そし
て、蓋21は上面開口部20に着脱可能に嵌入され、蓋
21の両側端部の裏面が長手方向側の吸引流路15Bの
上面開口部16に設けた吸気プレート17の前部側壁1
7Dの突部18に係合し、それ以上蓋21が降りないよ
うに突部18がストッパーとなっている。
【0032】22は短手方向側の吸引流路15Aの外側
壁を構成する化粧枠2の側壁2Aに穿設された吸気孔で
ある。図面では外側壁は化粧枠2の一部と、外ケース3
の側壁3Aの一部により構成されているが、化粧枠2の
側壁の下方を短縮し、外ケース3の上方を延長して外ケ
ース3の側壁3Aの上部に吸気孔を設けることもでき
る。
【0033】23は調理用プレートであり、この調理用
プレート23は内ケース10の支柱13上に載置され、
調理用プレート23の周囲に縁枠24が固着されてい
る。調理用プレート23は天板1より下方に位置し、手
が触れにくいようになっている。又、縁枠24は調理用
プレート23の短手方向側の一方の端部から他方の端部
にわたって調理用プレート23と内ケース10の側壁1
0Aの内側間に、内ケース10の内部で発生した燃焼ガ
スを排出できるように、細長い排気口25を構成してい
る。
【0034】又、一方の側の排気口25は中央部を除い
て、その両側に分離され、中央部にはゴミ容器26が挿
通され、ゴミ容器26の底部は内ケース10内の台14
上に載置されている。尚、ゴミ容器26の底部は台14
の傾斜に対応して傾斜されている。
【0035】又、それぞれの排気口25に排気プレート
27が設けられている。この排気プレート27は水平な
上板27Aの一方の端部から他方の端部に多数の排気孔
27Bが穿設されると共に、上板27Aの前後面に排気
口25の側壁の内側に接触する差し込み片27Cが下向
きに屈曲形成されている。又、この排気プレート27の
上板27Aの両端部に側方に向け延長した突出片27D
が形成され、この突出片27Dが縁枠24上に載置され
ている。
【0036】28は内ケース10内の略中央部に立設さ
れ、上部が調理用プレート23の裏面に接触する温度検
知センサーであり、この温度検知センサー28はガスバ
ーナー5のガス管29に取り付けられた温度コントロー
ラー30と連絡し、調理用プレートの温度が温度コント
ローラー30で予めセットされた温度を越えないように
調理用プレート23の温度を検知している。又温度コン
トローラー30はガスの流通量を調節することにより火
力調節を行う。尚、31はガスバーナー5の前方で、外
ケース3の前部に設けたコントロールボックス32の前
面パネルに設けたバーナー着火及び火力調節用の摘みで
ある。
【0037】33は天板1の上面から下面に貫通した覗
窓であり、この覗窓33は外ケース3の加熱具挿通用孔
6の前方付近の位置に設けられると共に、覗窓33の周
縁部に縁枠34が設けられ、この縁枠34に下方が外ケ
ース3の加熱具挿通用孔6と対向する位置まで延長した
垂下片35が設けられ、この垂下片35の下方が覗窓3
3から見えるように上方に向け稍屈曲35Aし、この屈
曲35A部の表面に鏡36が固着され、この鏡36に加
熱具挿通用孔6から見えるガスバーナー5の炎を写し、
覗窓33から着火や燃焼状態を確認可能としている。
【0038】37は外ケース3の底壁3Cの裏面に連結
した下部ダクトケースであり、内部にフィルター38が
収納され、排気孔9を通じて底部側の吸引流路15Cと
連通している。この下部ダクトケース37の前部にフィ
ルター取り出し口39が設けられると共に、フィルター
取り出し口39に点検蓋40が設けられている。又、下
部ダクトケース37の後部は内部に排気用ファン41を
収納したファンケース42と連通している。
【0039】43はファンケース42の後部に連結し、
ファンケース42と連通する水平な排気ダクトであり、
この排気ダクト43の後部は上方に90°起立して延長
し、垂直部43Aを形成している。この排気ダクト43
と下部ダクトケース37とファンケース42により排気
路が構成されている。そして、この垂直部43Aは天板
1の後部の短手方向側の切り欠き部1Bに嵌合し、天板
1よりも上方に延長している。又、垂直部43Aの頂部
の排気口に多数の排気孔44Aを有するカバープレート
44が着脱可能に嵌合されている。尚、排気ダクト43
は室内に排気するようになっているが、室外に通じる排
気ダクト(図示せず)に連絡させて室外に排気すること
もできることは勿論である。
【0040】又、垂直部43Aに調味料等を載せる調味
料載置棚45が設けられている。これにより調味料載置
棚45の下方の天板1のスペースは有効に使用が可能と
なる。
【0041】次に、このような構成を有する鉄板焼テー
ブルの作用を説明すれば、ガスバーナー5に着火すると
共に、排気用ファン41を作動し、調理用プレート23
が暖まってからお好み焼き等の材料を調理用プレート2
3上に載せ調理する。ガスバーナー5の燃焼により発生
した燃焼ガスは、調理用プレート23の側部に設けた排
気口25の排気プレート27の排気孔27Bから内ケー
ス10の外部へ排気される。
【0042】又、調理用プレート23の上方の燃焼ガス
及び排熱や調理用プレート23の周辺の外気は長手方向
側の吸引流路15Bの上面開口部16に設けた吸気プレ
ート17の吸気孔17Aから吸引され、吸引流路15B
から底部側の吸引流路15Cを通り、外ケース3の底部
の排気孔9を通過する。
【0043】又、短手方向側の吸引流路15Aの吸気孔
22から外気が吸引され、吸引された外気は吸引流路1
5Aに沿って横方向に流通し、長手方向側の吸引流路1
5Bの上部に流入し、底部側の吸引流路15Cから排気
孔9を通過する。この短手方向側の吸引流路15A及び
長手方向側の吸引流路15Bを流通する外気により化粧
枠24及び外ケース3は冷却される。
【0044】そして、排気孔9を通過した燃焼ガス及び
排熱や外気は、フィルター38で油脂分やゴミ等が除去
され、排気ダクト43の端部に設けたカバープレート4
4の排気孔44Aから排気される。
【0045】又、ガスバーナー5の燃焼状態は、天板1
の覗窓33から鏡36に写るガスバーナー5の炎の状態
を確認することで容易に行うことができる。又、火力調
節はコントロールボックス32の前面パネルに設けた火
力調節用の摘み31で行うことができるが、調理用プレ
ート23が所定の温度以上にならないよう温度検知セン
サー28で検知し、温度コントローラー30でコントロ
ールされる。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、化粧枠及び外ケースが
外気の流通により冷却されるので、高温となることがな
く、直接手が触れても火傷する恐れがないと共に、天板
が焦げることもなく安全性が高い。そして、テーブルの
周囲に着席しているお客は、テーブルの下方の周囲の空
気が熱くならないので気持ち良く焼いたり、食したりす
ることができる。又、調理用プレートは熱くなりすぎる
ことがないので、お好み焼き等の材料を好適な温度で焼
けるので、油煙も少なく美味しく焼くことができると共
に、省エネルギーに寄与し得る。又、ガスバーナーの着
火や燃焼状態の確認は天板上の覗窓からできるので、従
来のようにテーブルの下方を覗き込むような窮屈な体勢
とならず、容易に確認ができる。更に、燃焼ガス等の排
気はお客の着席しないテーブル側の側部上に排気される
ので、従来のようにテーブルの周囲が熱くなることが防
止され、お客は不快感を覚えることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明鉄板焼テーブルの一実施の形態を示す縦
断正面図である。
【図2】本発明鉄板焼テーブルの一実施の形態を示す縦
断側面図である。
【図3】本発明鉄板焼テーブルの一実施の形態を示す平
面図である。
【図4】本発明鉄板焼テーブルの部分分解斜視図であ
る。
【図5】本発明鉄板焼テーブルの部分分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 天板 1A 開口部 2 化粧枠 3 外ケース 4 段部 5 ガスバーナー 7 外気吸引孔 9 排気孔 10 内ケース 12 外気吸引孔 15A 短手方向側の吸引流路 15B 長手方向側の吸引流路 15C 底部側の吸引流路 16 上面開口部 17 吸気プレート 17A 吸気孔 20 上面開口部 21 蓋 22 吸気孔 23 調理用プレート 25 排気口 27 排気プレート 27B 排気孔 28 温度検知センサー 30 温度コントローラー 33 覗窓 37 下部ダクトケース 38 フィルター 41 排気用ファン 43 排気ダクト

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板の略中央部に形成された開口部の周
    縁部に設けた化粧枠に外ケースが装着され、この外ケー
    スの内部に吸引流路が形成される間隔をおいて、内部に
    熱源を収納した内ケースが設けられ、両ケース間の短手
    方向側の吸引流路は、上方部が両ケース間の長手方向側
    の上面開口部から外気を吸引する長手方向側の吸引流路
    と連通する吸引流路に形成されると共に、この短手方向
    側の吸引流路の下方は長手方向側の吸引流路及び底部側
    の吸引流路と遮断され、前記短手方向側の吸引流路を構
    成する外側壁に吸気孔が穿設されると共に、短手方向側
    の吸引流路の上面開口部に蓋が設けられ、前記内ケース
    の上方に設けた調理用プレートと内ケースの短手方向側
    の側壁の内側間に、内ケースの内部で発生した燃焼ガス
    を排出する排気口が設けられ、前記外ケース及び内ケー
    スの短手方向側の吸引流路の下方の側壁に燃焼用の外気
    吸引孔が穿設されると共に、外ケースに排気孔が設けら
    れ、この排気孔に排気用ファンを有する排気路の一方の
    端部が連結していることを特徴とする鉄板焼テーブル。
  2. 【請求項2】 排気路にフィルターが設けられると共
    に、排気路の他方の端部が天板の側部で天板より上方に
    立ち上がっていることを特徴とする請求項1記載の鉄板
    焼テーブル。
  3. 【請求項3】 両ケース間の長手方向の吸引流路の上面
    開口部に多数の吸気孔を穿設した吸気プレートが着脱可
    能に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記
    載の鉄板焼テーブル。
  4. 【請求項4】 排気口に多数の排気孔を穿設した排気プ
    レートが着脱可能に設けられていることを特徴とする請
    求項1、2又は3記載の鉄板焼テーブル。
  5. 【請求項5】 天板の上面に熱源の燃焼状態を確認する
    覗窓が設けられていることを特徴とする請求項1、2、
    3又は4記載の鉄板焼テーブル。
  6. 【請求項6】 調理物載置プレートに温度検知センサー
    が設けられ、この温度検知センサーと連絡する温度コン
    トローラーにより、調理物載置プレートは所定の温度を
    越えないように温度調節可能となっていることを特徴と
    する請求項1、2、3、4又は5記載の鉄板焼テーブ
    ル。
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