JP3744874B2 - 鉄板焼テーブル - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、鉄板焼き料理で特にお好み焼き店で使用する鉄板焼テーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
テーブルの周囲に着席し、天板の中央部付近に設けられた開口部に設置された調理物載置プレート上で材料を焼きながら食するお好み焼きの鉄板焼テーブルは、調理物載置プレートの下方にガスバーナー等の熱源を収納したケースが設けられ、このケースの周壁にケース内で発生した燃焼ガスを外部へ排出する排気孔が設けられていた。そして、天板の中央部付近に設けられた開口部の周縁に金属製の化粧枠が取り付けられ、この化粧枠の下部がケースの上部と接触した構成となっている。
【0003】
又、お好み焼きの材料を焼く場合、温度調節はガスバーナー等の火力調節用の摘みで、食する人が自分で判断で焼き具合を調節していた。
そして、燃焼状態の確認はバーナー等の炎の状態を外ケースの排気孔等から覗き込むことにより行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の鉄板焼テーブルは、熱源を収納したケースの周壁に排気孔が設けられていたため、排気孔から有害な燃焼ガスがテーブルの周囲に排気され、テーブルの周囲に着席している人は熱気で非常に熱く、不快感を有していたのである。
【0005】
又、熱源を収納しているケースは燃焼ガス等によって高温に達しており、ケースに触れると火傷をする危険があるのは当然であるが、このケースと接触している天板の内周縁に装着されている化粧枠も熱伝導で高温となっているため、焼いている時につい手が触れて火傷をしてしまう事態が度々発生していると共に、化粧枠を装着している天板の部分が焦げてしまうのである。
又、化粧枠に直接手を触れなくても、材料を扱うコテ等を化粧枠に接触した状態で長時間置かれているとコテ等が熱くなって使い難くなってしまう問題点も有していたのである。
【0006】
又、従来の鉄板焼テーブルの温度調節は、食する人の判断で行われていたため、必ずしも好適な温度(200〜220℃)で材料が焼かれているとは限らず、食味に問題点を有すると共に、調理物載置プレートの温度は30分も経過すれば300℃を越える高温に達し、このような高温状態で調理物載置プレート上に材料を載置すると、白い湯煙が立って換気不足の場合は目が痛くなる恐れがある。
【0007】
更に、この温度調節をする場合、炎の状態を確認しながら行うのであるが、炎の状態の確認はケースの周壁の排気孔で行っているため、天板の下方を覗き込まなければならず、窮屈な体勢となり確認し難い欠点があった。
【0008】
上記点より本発明は、テーブルの周囲に着席しているお客に向けて燃焼ガスが排気されることがないと共に、化粧枠が熱くなることもなく、好適な温度でお好み焼き等の材料を焼くことができ、かつ熱源の燃焼状態を容易に確認が可能な鉄板焼テーブルを提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために請求項1記載の鉄板焼テーブルは、略中央部に開口部が形成された天板と、その天板の開口部の周縁部に設けられる化粧枠と、その化粧枠が設けられる前記天板の開口部に設置される調理用プレートと、その調理用プレート下方に設置される熱源とを備えたものであり、前記化粧枠の側壁に自らの側壁が固定されることで前記化粧枠に装着され、上面が開口されている外ケースと、その外ケースの側壁及び底壁と間隔をおいてその外ケース内に設置され、前記熱源が内部に収容され、開口されている上面に前記調理用プレートが設けられる内ケースと、その内ケース及び外ケースの短手側壁間に形成される短部流路と、その短部流路の外側壁を構成する前記外ケース又は化粧枠の側壁のうちいずれかに穿設され、その外ケース外から前記短部流路へ冷却用の外気を吸引する冷却用吸気孔と、その冷却用吸気孔と連通される前記短部流路における上面開口部に設けられる蓋と、前記短部流路と上方部で連通して前記外ケース及び内ケースの長手側壁間に形成され、その外ケース外から冷却用の外気を吸引する上面開口部を有している長部流路と、その長部流路と連通して前記外ケース及び内ケースの底壁間に形成される底部流路と、その底部流路と連通して前記外ケースの底壁に穿設され、その外ケース外へ排気を行う排気用ファンを有した排気管路の一端部と連結される合流排気孔とを備えており、更に、前記外ケース外から前記内ケース内へ前記熱源の燃焼用の外気を吸引するため、その外ケース及び内ケースの短手側壁における前記短部流路より下方に穿設され、且つ、その短部流路並びに前記長部流路及び底部流路と遮断されている燃焼用吸気孔と、前記調理用プレートと前記内ケースの短手側壁内側との間に設けられ、その内ケース内で発生した燃焼ガスを外部へ排出する燃焼用排気口とを備えている。
【0010】
この請求項1記載の鉄板焼テーブルによれば、排気用ファンが作動すると、長部流路には、その上面開口部から外ケース外にある外気と調理用プレートの長手方向に沿った側部にある熱気とが長部流路内へ吸引される。そして、これらの外気や熱気は、長部流路から底部流路へ流入され、外ケースの底壁に穿設される排気孔を通じて排気管路へ案内されて、外ケースの外部へ排気される。一方、排気用ファンが作動することで、短部流路に通じる冷却用吸気孔からは、外ケースの外部にある外気が短部流路内へ吸引される。そして、その吸引された外気は、短部流路から長部流路を経て底部流路へ流入され、外ケースの底壁に穿設される排気孔を通じて排気管路へ案内され、外ケースの外部へ排気される。
【0011】
このため、化粧枠の長手方向に沿った側壁部は、長部流路の上面開口部からその長部流路へと吸引される外気によって冷やされる一方、化粧枠の短手方向に沿った側壁部は、冷却用吸気孔から短部流路へと吸引される外気によって冷やされる。したがって、化粧枠全体が高温になることが防止されて、尚かつ、化粧枠が装着されている天板の開口部が焦げることがない。しかも、外ケースも長部流路及び短部流路へ流入する外気によって冷やされるので、高温になることが防止されると共に、テーブルの下方の周囲の空気が熱くならない。
【0012】
また、高温の燃焼ガスを内ケースから排出するための燃焼用排気口は、短部流路に隣接した内ケースの短手側壁内側と調理用プレートとの間に設けられるが、短部流路の上面開口には蓋が設けられるので、燃焼用排気口から内ケースの高温の燃焼ガスが排出されても、短部流路へ直接に吸引されることがない。更に、内ケースの内部に燃焼用の外気を吸引する燃焼用吸気孔は、短部流路が設けられる外ケース及び内ケースの短手側壁の下方に穿設されてはいるが、短部流路、長部流路及び底部流路とは遮断されているため、燃焼用吸気孔を通じて内ケース内部の高温の燃焼ガスが短部流路へ吸引される恐れがない。
【0013】
請求項2記載の鉄板焼テーブルは、請求項1記載の鉄板焼テーブルにおいて、前記合流排気孔に一端部が連結される排気管路を更に備えており、その排気管路は、その一端部内にフィルターが設けられ、その他端部が天板の側部で天板より上方に立ち上げられている
【0014】
このような構成とすることにより、お客の着席しない側の空間にフィルターで油脂分やゴミ等が除去された燃焼ガス等の排気が可能となる。
よって、従来のようにテーブルの周囲が燃焼ガス等の熱気で熱くなることがないので、不快感を覚えることがない。
【0015】
請求項3記載の鉄板焼テーブルは、請求項1又は2に記載の鉄板焼テーブルにおいて、前記長部流路の上面開口部には、多数の吸気孔の穿設された吸気プレートが着脱可能に設けられている
【0016】
このような構成とすることにより、調理用プレート上等からの材料等が吸引流路に落下することが防止される。
【0017】
請求項4記載の鉄板焼テーブルは、請求項1から3のいずれかに記載の鉄板焼テーブルにおいて、前記燃焼用排気口には、多数の排気孔の穿設された排気プレートが着脱可能に設けられている
【0018】
このような構成とすることにより、調理用プレート上等からの材料等が内ケースの内部に落下することが防止される。
【0019】
請求項5記載の鉄板焼テーブルは、請求項1から4のいずれかに記載の鉄板焼テーブルにおいて、前記天板の上面には、前記内ケース内に収容される前記熱源の燃焼状態を確認する覗窓が設けられている
【0020】
このような構成とすることにより、熱源の着火や燃焼状態を確認する時は、天板の上方から覗くことができるので、従来のように窮屈な体勢とならず、容易に確認が可能となる。
【0021】
請求項6記載の鉄板焼テーブルは、請求項1から5のいずれかに記載の鉄板焼テーブルにおいて、前記調理用プレートに設けられる温度検知センサーと、その温度検知センサーにより検知される温度に基づいて前記熱源の火力調節を行い調理用プレートの温度調節をする温度コントローラーとを備えている
【0022】
このような構成とすることにより、調理用プレートが熱くなりすぎず、好適な温度で材料が焼けるので油煙が少なく、美味く焼くことができると共にエネルギーの無駄を防止することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は本発明鉄板焼テーブルの縦断正面図、図2は同上の縦断側面図、図3は同上の平面図、図4及び図5は同上の部分分解斜視図である。
【0024】
而して、図中1は長方形の天板であり、この天板1の略中央部に長方形の開口部1Aが設けられると共に、開口部1Aの周縁部に金属製の化粧枠2がビス等の止着部材(図示せず)で固定されている。
化粧枠2は開口部1Aの内側面に当接する短手方向側の側壁2A及び長手方向側の側壁2Bを有し、この側壁2A、2Bは天板1の裏面よりも下方へ延長している。
【0025】
3は上面が開口した外ケース3の短手方向側の側壁3A及び長手方向側の側壁3Bの内側上部が化粧枠2の側壁2A、2Bの外側下部に溶接やビス等の止着部材(図示せず)で固定されている。
この外ケース3の短手方向側の両側壁3A、3Bの内側上部に、短手方向側全長にわたって段部4が形成され、この段部4の下方は底部まで二重の側壁に形成されている。
【0026】
そして、一方の短手方向側の二重の側壁3Aに熱源であるガスバーナー5の加熱具挿通用孔6が設けられている。
又、外ケース3の短手方向側の側壁3Aの両側に上下二段に燃焼用の外気吸引孔7が穿設されると共に、外ケース3の四隅付近に上面が平坦な台8が設けられている。9は外ケース3の底壁3Cの中央部に設けた排気孔である。
【0027】
10は外ケース3の内部に、後に説明する吸引流路が形成される間隔をおいて設置された内ケースであり、この内ケース10は上面が開口され、外ケース3の台8上に載置されている。
尚、外ケース3の短手方向側の二重側壁の内側の側壁は、内ケース10の短手方向側の側壁10Aに接触している。
又、内ケース10の短手方向側の側壁10Aで外ケース3の短手方向側の側壁3Aと同じ側の側壁に、外ケース3の加熱具挿通用孔6及び外気吸引孔7と同一形状で同一サイズの加熱具挿通用孔11、及び外気吸引孔12が夫々対応した位置に設けられている。そして、内ケース10内に熱源であるガスバーナー5が設置されている。
【0028】
又、内ケース10の四隅付近に内ケース10の側壁よりも低く、上面が平坦な支柱13が設けられると共に、内ケース10の加熱具挿通用孔11を有しない側の側壁10Aの下部中央で、底壁10Cとの角部に前方傾斜した台14が設けられている。
【0029】
15Bは外ケース3の長手方向側の側壁3Bと、内ケース10の長手方向側の側壁10Bとの間に形成された長手方向側の吸引流路であり、この吸引流路15Bは外ケース3の底壁3Cと、内ケース10の底壁10Cとの間に形成された底部側の吸引流路15Cと連通している。
又、長手方向側の吸引流路15Bの上面開口部16に上面に二段に長手方向に多数の吸気孔17Aを穿設した吸気プレート17が着脱可能に嵌入されている。この吸気プレート17は上面が内側に向け傾斜し、周囲の側壁に当接する側壁を有し、外ケース3の長手方向側の内側壁3Bに当接する後部側壁17Bの下部両側が切除17Cされ、この切除17Cは外ケース3の段部4と着脱可能に係合する。又吸気プレート17の前部側壁17Dの両端付近に突部18が設けられている。
【0030】
15Aは外ケース3の短手方向側の側壁3Aと、内ケース10の短手方向側の側壁10Aとの間で、外ケース3の段部4の上方に形成された短手方向側の吸引流路であり、この吸引流路15Aは横方向に延長し、その両端は長手方向側の吸引流路15Bの上方部に連通している。又、この吸引流路15Aにおける段部4よりも下方部分は、その段部4自体と、外ケース3の二重の側壁3Aの内側の側壁とによって、長手方向側の吸引流路15A、長手方向側の吸引流路15B、及び、底部側の吸引流路15Cと遮断されている。
【0031】
又、短手方向側の吸引流路15Aの上面開口部20に全長にわたって蓋21が設けられている。
蓋21は断面が門形で、上部に全長にわたって摘みとなる頂部が屈曲した起立片21Aが設けられている。そして、蓋21は上面開口部20に着脱可能に嵌入され、蓋21の両側端部の裏面が長手方向側の吸引流路15Bの上面開口部16に設けた吸気プレート17の前部側壁17Dの突部18に係合し、それ以上蓋21が降りないように突部18がストッパーとなっている。
【0032】
22は短手方向側の吸引流路15Aの外側壁を構成する化粧枠2の側壁2Aに穿設された吸気孔である。
図面では外側壁は化粧枠2の一部と、外ケース3の側壁3Aの一部により構成されているが、化粧枠2の側壁の下方を短縮し、外ケース3の上方を延長して外ケース3の側壁3Aの上部に吸気孔を設けることもできる。
【0033】
23は調理用プレートであり、この調理用プレート23は内ケース10の支柱13上に載置され、調理用プレート23の周囲に縁枠24が固着されている。調理用プレート23は天板1より下方に位置し、手が触れにくいようになっている。
又、縁枠24は調理用プレート23の短手方向側の一方の端部から他方の端部にわたって調理用プレート23と内ケース10の側壁10Aの内側間に、内ケース10の内部で発生した燃焼ガスを排出できるように、細長い排気口25を構成している。
【0034】
又、一方の側の排気口25は中央部を除いて、その両側に分離され、中央部にはゴミ容器26が挿通され、ゴミ容器26の底部は内ケース10内の台14上に載置されている。尚、ゴミ容器26の底部は台14の傾斜に対応して傾斜されている。
【0035】
又、それぞれの排気口25に排気プレート27が設けられている。この排気プレート27は水平な上板27Aの一方の端部から他方の端部に多数の排気孔27Bが穿設されると共に、上板27Aの前後面に排気口25の側壁の内側に接触する差し込み片27Cが下向きに屈曲形成されている。
又、この排気プレート27の上板27Aの両端部に側方に向け延長した突出片27Dが形成され、この突出片27Dが縁枠24上に載置されている。
【0036】
28は内ケース10内の略中央部に立設され、上部が調理用プレート23の裏面に接触する温度検知センサーであり、この温度検知センサー28はガスバーナー5のガス管29に取り付けられた温度コントローラー30と連絡し、調理用プレートの温度が温度コントローラー30で予めセットされた温度を越えないように調理用プレート23の温度を検知している。又温度コントローラー30はガスの流通量を調節することにより火力調節を行う。
尚、31はガスバーナー5の前方で、外ケース3の前部に設けたコントロールボックス32の前面パネルに設けたバーナー着火及び火力調節用の摘みである。
【0037】
33は天板1の上面から下面に貫通した覗窓であり、この覗窓33は外ケース3の加熱具挿通用孔6の前方付近の位置に設けられると共に、覗窓33の周縁部に縁枠34が設けられ、この縁枠34に下方が外ケース3の加熱具挿通用孔6と対向する位置まで延長した垂下片35が設けられ、この垂下片35の下方が覗窓33から見えるように上方に向け稍屈曲35Aし、この屈曲35A部の表面に鏡36が固着され、この鏡36に加熱具挿通用孔6から見えるガスバーナー5の炎を写し、覗窓33から着火や燃焼状態を確認可能としている。
【0038】
37は外ケース3の底壁3Cの裏面に連結した下部ダクトケースであり、内部にフィルター38が収納され、排気孔9を通じて底部側の吸引流路15Cと連通している。
この下部ダクトケース37の前部にフィルター取り出し口39が設けられると共に、フィルター取り出し口39に点検蓋40が設けられている。
又、下部ダクトケース37の後部は内部に排気用ファン41を収納したファンケース42と連通している。
【0039】
43はファンケース42の後部に連結し、ファンケース42と連通する水平な排気ダクトであり、この排気ダクト43の後部は上方に90°起立して延長し、垂直部43Aを形成している。この排気ダクト43と下部ダクトケース37とファンケース42により排気路が構成されている。
そして、この垂直部43Aは天板1の後部の短手方向側の切り欠き部1Bに嵌合し、天板1よりも上方に延長している。
又、垂直部43Aの頂部の排気口に多数の排気孔44Aを有するカバープレート44が着脱可能に嵌合されている。
尚、排気ダクト43は室内に排気するようになっているが、室外に通じる排気ダクト(図示せず)に連絡させて室外に排気することもできることは勿論である。
【0040】
又、垂直部43Aに調味料等を載せる調味料載置棚45が設けられている。これにより調味料載置棚45の下方の天板1のスペースは有効に使用が可能となる。
【0041】
次に、このような構成を有する鉄板焼テーブルの作用を説明すれば、ガスバーナー5に着火すると共に、排気用ファン41を作動し、調理用プレート23が暖まってからお好み焼き等の材料を調理用プレート23上に載せ調理する。
ガスバーナー5の燃焼により発生した燃焼ガスは、調理用プレート23の側部に設けた排気口25の排気プレート27の排気孔27Bから内ケース10の外部へ排気される。
【0042】
又、調理用プレート23の上方の燃焼ガス及び排熱や調理用プレート23の周辺の外気は長手方向側の吸引流路15Bの上面開口部16に設けた吸気プレート17の吸気孔17Aから吸引され、吸引流路15Bから底部側の吸引流路15Cを通り、外ケース3の底部の排気孔9を通過する。
【0043】
又、短手方向側の吸引流路15Aの吸気孔22から外気が吸引され、吸引された外気は吸引流路15Aに沿って横方向に流通し、長手方向側の吸引流路15Bの上部に流入し、底部側の吸引流路15Cから排気孔9を通過する。この短手方向側の吸引流路15A及び長手方向側の吸引流路15Bを流通する外気により化粧枠2及び外ケース3は冷却される。
【0044】
そして、排気孔9を通過した燃焼ガス及び排熱や外気は、フィルター38で油脂分やゴミ等が除去され、排気ダクト43の端部に設けたカバープレート44の排気孔44Aから排気される。
【0045】
又、ガスバーナー5の燃焼状態は、天板1の覗窓33から鏡36に写るガスバーナー5の炎の状態を確認することで容易に行うことができる。
又、火力調節はコントロールボックス32の前面パネルに設けた火力調節用の摘み31で行うことができるが、調理用プレート23が所定の温度以上にならないよう温度検知センサー28で検知し、温度コントローラー30でコントロールされる。
【0046】
【発明の効果】
本発明によれば、化粧枠及び外ケースが外気の流通により冷却されるので、高温となることがなく、直接手が触れても火傷する恐れがないと共に、天板が焦げることもなく安全性が高い。
そして、テーブルの周囲に着席しているお客は、テーブルの下方の周囲の空気が熱くならないので気持ち良く焼いたり、食したりすることができる。
又、調理用プレートは熱くなりすぎることがないので、お好み焼き等の材料を好適な温度で焼けるので、油煙も少なく美味しく焼くことができると共に、省エネルギーに寄与し得る。
又、ガスバーナーの着火や燃焼状態の確認は天板上の覗窓からできるので、従来のようにテーブルの下方を覗き込むような窮屈な体勢とならず、容易に確認ができる。
更に、燃焼ガス等の排気はお客の着席しないテーブル側の側部上に排気されるので、従来のようにテーブルの周囲が熱くなることが防止され、お客は不快感を覚えることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明鉄板焼テーブルの一実施の形態を示す縦断正面図である。
【図2】本発明鉄板焼テーブルの一実施の形態を示す縦断側面図である。
【図3】本発明鉄板焼テーブルの一実施の形態を示す平面図である。
【図4】本発明鉄板焼テーブルの部分分解斜視図である。
【図5】本発明鉄板焼テーブルの部分分解斜視図である。
【符号の説明】
1 天板
1A 開口部(天板の開口部)
2 化粧枠
2A 側壁(化粧枠の側壁、短部流路の外側壁の一部)
2B 側壁(化粧枠の側壁)
3 外ケース
3A 短手方向側の側壁(外ケースの側壁、外ケースの短手側壁、短部流路の外側壁の一部)
3B 長手方向側の側壁(外ケースの側壁、外ケースの長手側壁)
3C 底壁(外ケースの底壁)
4 段部
5 ガスバーナー(熱源)
7 外気吸引孔(燃焼用吸気孔の一部)
9 排気孔(合流排気孔)
10 内ケース
10A 短手方向側の側壁(内ケースの短手側壁)
10B 長手方向側の側壁(内ケースの長手側壁)
12 外気吸引孔(燃焼用吸気孔の一部)
15A 短手方向側の吸引流路(短部流路)
15B 長手方向側の吸引流路(長部流路)
15C 底部側の吸引流路(底部流路)
16 上面開口部(長部流路の上面開口部)
17 吸気プレート
17A 吸気孔(吸気プレートの吸気孔)
20 上面開口部(短部流路の上面開口部)
21 蓋(短部流路の上面開口部の蓋)
22 吸気孔(冷却用吸気孔)
23 調理用プレート
25 排気口(燃焼用排気口)
27 排気プレート
27B 排気孔(排気プレートの排気孔)
28 温度検知センサー
30 温度コントローラー
33 覗窓
37 下部ダクトケース(排気管路の一部、排気管路の一端部)
38 フィルター
41 排気用ファン
42 ファンケース(排気管路の一部)
43 排気ダクト(排気管路の一部)

Claims (6)

  1. 略中央部に開口部が形成された天板と、その天板の開口部の周縁部に設けられる化粧枠と、その化粧枠が設けられる前記天板の開口部に設置される調理用プレートと、その調理用プレート下方に設置される熱源とを備えた鉄板焼テーブルにおいて、
    前記化粧枠の側壁に自らの側壁が固定されることで前記化粧枠に装着され、上面が開口されている外ケースと、
    その外ケースの側壁及び底壁と間隔をおいてその外ケース内に設置され、前記熱源が内部に収容され、開口されている上面に前記調理用プレートが設けられる内ケースと、
    その内ケース及び外ケースの短手側壁間に形成される短部流路と、
    その短部流路の外側壁を構成する前記外ケース又は化粧枠の側壁のうちいずれかに穿設され、その外ケース外から前記短部流路へ冷却用の外気を吸引する冷却用吸気孔と、
    その冷却用吸気孔と連通される前記短部流路における上面開口部に設けられる蓋と、
    前記短部流路と上方部で連通して前記外ケース及び内ケースの長手側壁間に形成され、その外ケース外から冷却用の外気を吸引する上面開口部を有している長部流路と、
    その長部流路と連通して前記外ケース及び内ケースの底壁間に形成される底部流路と、
    その底部流路と連通して前記外ケースの底壁に穿設され、その外ケース外へ排気を行う排気用ファンを有した排気管路の一端部と連結される合流排気孔とを備えており、
    更に、前記外ケース外から前記内ケース内へ前記熱源の燃焼用の外気を吸引するため、その外ケース及び内ケースの短手側壁における前記短部流路より下方に穿設され、且つ、その短部流路並びに前記長部流路及び底部流路と遮断されている燃焼用吸気孔と、
    前記調理用プレートと前記内ケースの短手側壁内側との間に設けられ、その内ケース内で発生した燃焼ガスを外部へ排出する燃焼用排気口とを備えていることを特徴とする鉄板焼テーブル。
  2. 前記合流排気孔に一端部が連結される排気管路を更に備えており、
    その排気管路は、その一端部内にフィルターが設けられ、その他端部が天板の側部で天板より上方に立ち上げられていることを特徴とする請求項1記載の鉄板焼テーブル。
  3. 前記長部流路の上面開口部には、多数の吸気孔の穿設された吸気プレートが着脱可能に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の鉄板焼テーブル。
  4. 前記燃焼用排気口には、多数の排気孔の穿設された排気プレートが着脱可能に設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の鉄板焼テーブル。
  5. 前記天板の上面には、前記内ケース内に収容される前記熱源の燃焼状態を確認する覗窓が設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の鉄板焼テーブル。
  6. 前記調理用プレートに設けられる温度検知センサーと、
    その温度検知センサーにより検知される温度に基づいて前記熱源の火力調節を行い調理用プレートの温度調節をする温度コントローラーとを備えていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の鉄板焼テーブル。
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