JP2500657Y2 - レンジフ―ド - Google Patents
レンジフ―ドInfo
- Publication number
- JP2500657Y2 JP2500657Y2 JP827292U JP827292U JP2500657Y2 JP 2500657 Y2 JP2500657 Y2 JP 2500657Y2 JP 827292 U JP827292 U JP 827292U JP 827292 U JP827292 U JP 827292U JP 2500657 Y2 JP2500657 Y2 JP 2500657Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- range hood
- stove
- top plate
- duct
- hood
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Ventilation (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は温度過昇防止装置付き
のコンロ上に設置するレンジフードに関する。
のコンロ上に設置するレンジフードに関する。
【０００２】
【従来の技術】調理用コンロの中には温度過昇防止装置
付きのものがある。このコンロは該コンロにるかけられ
る調理鍋やフライパンの底面温度を検知するセンサを備
え、このセンサが検出した鍋底の温度が所定以上の温度
であった場合にコンロの熱源となるガス若しくは電流の
供給を停止して異常発火を防止するものである。また、
上記した温度過昇防止装置付きのコンロの上にレンジフ
ードを設置する場合、コンロが異常発火してレンジフー
ドのフィルター等に引火するする危険性がなくなること
からレンジフードを通常の設置高さよりも下げた位置に
設置してその吸気効率を向上させることが可能となる。
付きのものがある。このコンロは該コンロにるかけられ
る調理鍋やフライパンの底面温度を検知するセンサを備
え、このセンサが検出した鍋底の温度が所定以上の温度
であった場合にコンロの熱源となるガス若しくは電流の
供給を停止して異常発火を防止するものである。また、
上記した温度過昇防止装置付きのコンロの上にレンジフ
ードを設置する場合、コンロが異常発火してレンジフー
ドのフィルター等に引火するする危険性がなくなること
からレンジフードを通常の設置高さよりも下げた位置に
設置してその吸気効率を向上させることが可能となる。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記した理由
からレンジフードを通常よりも低い位置に設置する場
合、特に図５にて示すようにフード本体が下方へ向けて
深く延びるブーツ型のレンジフードＣを低位置に設置す
る場合は、コンロ上方の作業空間にフード本体ｃ正面板
や側板が入り込んでしまう為に作業性が悪くなってしま
う問題が生じる。
からレンジフードを通常よりも低い位置に設置する場
合、特に図５にて示すようにフード本体が下方へ向けて
深く延びるブーツ型のレンジフードＣを低位置に設置す
る場合は、コンロ上方の作業空間にフード本体ｃ正面板
や側板が入り込んでしまう為に作業性が悪くなってしま
う問題が生じる。
【０００４】本考案は、吸気効率の向上を図る為にコン
ロ上の低位置に設置しても作業性の低下を招くことのな
いレンジフードを提供すると共に、低位置に設値される
レンジフードを利用してその使用勝手を向上させること
を目的とする。
ロ上の低位置に設置しても作業性の低下を招くことのな
いレンジフードを提供すると共に、低位置に設値される
レンジフードを利用してその使用勝手を向上させること
を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
為に本考案のレンジフードは、温度過昇防止装置付きの
コンロ上に設置するレンジフードにおいて、フード本体
を平板状の天板、背板、正面側上方の角部から背面側下
方の角部へ向けてカットされる略三角形の左右両側板か
ら構成し、上記天板に開口する送風ファンの排気口に上
方からダクトを接続し、このダクトをカバーにより覆っ
て該天板の上面を物置部として構成したものである。ま
た、物置部を構成する天板上面の周縁部に沿って落下防
止手段を設けるとよい。
為に本考案のレンジフードは、温度過昇防止装置付きの
コンロ上に設置するレンジフードにおいて、フード本体
を平板状の天板、背板、正面側上方の角部から背面側下
方の角部へ向けてカットされる略三角形の左右両側板か
ら構成し、上記天板に開口する送風ファンの排気口に上
方からダクトを接続し、このダクトをカバーにより覆っ
て該天板の上面を物置部として構成したものである。ま
た、物置部を構成する天板上面の周縁部に沿って落下防
止手段を設けるとよい。
【０００６】
【作用】以上の手段によれば、温度過昇防止装置付きの
コンロの上に設置するレンジフードは、コンロが異常発
火防止機能を具備する故に通常よりも低い位置に設置し
て吸気効率を向上させることが可能となる。そして、レ
ンジフードを低位置に設置する場合、レンジフードのフ
ード本体がコンロ上方の作業空間内に入り込むが、本考
案のレンジフードのフード本体にあっては作業空間と干
渉する部分を斜めに切り落した形状になっているのでコ
ンロ上に必要十分な作業空間が確保される。また、フッ
トカバーの天板の上面に引き出されるダクトはカバーに
よつて覆われ、これにより同天板上面におけるダクトカ
バーの周囲は平らな物置部として構成される。さらに、
上記した天板上面の周囲に沿って例えば策や立板からな
る落下防止手段を設けることにより、上記物置部におい
た小物類が物置部の周囲から落下するのを防止すること
ができる。
コンロの上に設置するレンジフードは、コンロが異常発
火防止機能を具備する故に通常よりも低い位置に設置し
て吸気効率を向上させることが可能となる。そして、レ
ンジフードを低位置に設置する場合、レンジフードのフ
ード本体がコンロ上方の作業空間内に入り込むが、本考
案のレンジフードのフード本体にあっては作業空間と干
渉する部分を斜めに切り落した形状になっているのでコ
ンロ上に必要十分な作業空間が確保される。また、フッ
トカバーの天板の上面に引き出されるダクトはカバーに
よつて覆われ、これにより同天板上面におけるダクトカ
バーの周囲は平らな物置部として構成される。さらに、
上記した天板上面の周囲に沿って例えば策や立板からな
る落下防止手段を設けることにより、上記物置部におい
た小物類が物置部の周囲から落下するのを防止すること
ができる。
【０００７】
【考案の効果】本考案は以上説明したように、フード本
体を平板状の天板、背板、正面側上方の角部から背面側
下方の角部へ向けてカットされる略三角形の左右両側板
から構成してコンロ上の作業空間と干渉する部分を斜め
に切り落としたものであるから、吸気効率を向上させる
ためにレンジフードを低位置に設置してもコンロ上に必
要十分な作業空間を確保できるのでコンロの作業性が低
下することはない。また、天板上面を物置部として構成
してあるので、低位置に設置されて手の届き易くなる天
板上面を調理に必要な小物類等を置く場所として便利に
利用することができる。さらに、天板の周囲に落下防止
手段を設けることによれば、物置部に置いた小物類が天
板の周囲から不意に落下する不具合を解消することがで
きる。
体を平板状の天板、背板、正面側上方の角部から背面側
下方の角部へ向けてカットされる略三角形の左右両側板
から構成してコンロ上の作業空間と干渉する部分を斜め
に切り落としたものであるから、吸気効率を向上させる
ためにレンジフードを低位置に設置してもコンロ上に必
要十分な作業空間を確保できるのでコンロの作業性が低
下することはない。また、天板上面を物置部として構成
してあるので、低位置に設置されて手の届き易くなる天
板上面を調理に必要な小物類等を置く場所として便利に
利用することができる。さらに、天板の周囲に落下防止
手段を設けることによれば、物置部に置いた小物類が天
板の周囲から不意に落下する不具合を解消することがで
きる。
【０００８】
【実施例】以下、本考案の一実施を図面に基づいて説明
する。図１は乃至図３にて示すレンジフードはフード本
体１の内部にファン２を内設して構成し、調理場の壁面
Ｂに沿って設けたコンロＢの上方に設置してある。
する。図１は乃至図３にて示すレンジフードはフード本
体１の内部にファン２を内設して構成し、調理場の壁面
Ｂに沿って設けたコンロＢの上方に設置してある。
【０００９】上記したコンロＢは温度過昇防止装置付き
のものである。このコンロＢは該コンロに載せられる調
理鍋等の底面の温度を検知するセンサ（図示せず）を備
え、このセンサが検出した底面の温度が所定以上の温度
であった場合に過熱等の異常が生じたものとしてコンロ
Ｂの熱源となるガス若しくは電流の供給を停止して異常
発火を未然に防ぐものである。従って、温度過昇防止装
置付きのコンロＡと組み合せて設置するレンジフードに
あっては異常発火によりフィルター等の可燃材に引火す
る可能性がなくなるので、引火を考慮して定めた通常の
設置位置よりも低い位置に設置して吸気効率を向上させ
ることができる。上記した理由から図１及び図２にて示
したレンジフードは通常の設置位置より低い位置に設置
してある。
のものである。このコンロＢは該コンロに載せられる調
理鍋等の底面の温度を検知するセンサ（図示せず）を備
え、このセンサが検出した底面の温度が所定以上の温度
であった場合に過熱等の異常が生じたものとしてコンロ
Ｂの熱源となるガス若しくは電流の供給を停止して異常
発火を未然に防ぐものである。従って、温度過昇防止装
置付きのコンロＡと組み合せて設置するレンジフードに
あっては異常発火によりフィルター等の可燃材に引火す
る可能性がなくなるので、引火を考慮して定めた通常の
設置位置よりも低い位置に設置して吸気効率を向上させ
ることができる。上記した理由から図１及び図２にて示
したレンジフードは通常の設置位置より低い位置に設置
してある。
【００１０】レンジフードのフード本体１は平板状の天
板１ａと背板１ｂ、及び左右両側部に設けられる側板１
ｃ，１ｄから構成してある。左右両側板１ｃ，１ｄは正
面側上方の角部から背面側下方の角部へ向けてカットす
ることにより略三角形に形成する。これによりフード本
体１はコンロＡ上方の作業空間に接する部分が斜めに切
り落とされた形状となり、その切り口となる部分、即ち
上記両側板１ｃ，１ｄの斜辺と天板１ａの正面側辺及び
背板１ｂ下辺とに囲まれる面には開口１ｅが形成され
る。また、上記した開口１ｅは支持板４ａ，４ｂによっ
て上下両辺部を支持しされるフィルター５によって覆わ
れ、コンロＡから立ち昇る煙がこのフィルター５を通過
してフード本体１内に設けた送風ファン２に吸引される
ように構成してある。フード本体１の内部に設ける送風
ファン２は、ファン２ａ、ファンカバー２ｂ、モータ２
ｃからなり、ファンカバー２ｂから延出させた排気口２
ｄをフード本体１の天板１ａの開口から上方に突出させ
てある。そして、天板１ａの上面側に突出した排気口２
ｄにはダクト３の一端口を接続し、該ダクト３を壁面Ｂ
の上方部に開設したダクト通路ｂ１内を通し室外へ向け
て配管してある。
板１ａと背板１ｂ、及び左右両側部に設けられる側板１
ｃ，１ｄから構成してある。左右両側板１ｃ，１ｄは正
面側上方の角部から背面側下方の角部へ向けてカットす
ることにより略三角形に形成する。これによりフード本
体１はコンロＡ上方の作業空間に接する部分が斜めに切
り落とされた形状となり、その切り口となる部分、即ち
上記両側板１ｃ，１ｄの斜辺と天板１ａの正面側辺及び
背板１ｂ下辺とに囲まれる面には開口１ｅが形成され
る。また、上記した開口１ｅは支持板４ａ，４ｂによっ
て上下両辺部を支持しされるフィルター５によって覆わ
れ、コンロＡから立ち昇る煙がこのフィルター５を通過
してフード本体１内に設けた送風ファン２に吸引される
ように構成してある。フード本体１の内部に設ける送風
ファン２は、ファン２ａ、ファンカバー２ｂ、モータ２
ｃからなり、ファンカバー２ｂから延出させた排気口２
ｄをフード本体１の天板１ａの開口から上方に突出させ
てある。そして、天板１ａの上面側に突出した排気口２
ｄにはダクト３の一端口を接続し、該ダクト３を壁面Ｂ
の上方部に開設したダクト通路ｂ１内を通し室外へ向け
て配管してある。
【００１１】また、上記したダクト３の周囲３面は図３
にて示すように断面コ型に折曲げ形成したダクトカバー
６によって覆ってあり、これにより、水平面を構成する
天板１ａの上面を整然とまとめ、該天板１ａ上における
ダクトカバー６周囲の平面部分を物置部７として構成し
てある。尚、上記したダクトカバー６はその下端をフー
ド本体１の天板１ａに取付た固定金具９に体してねじ止
めすることにより着脱可能に取付支持している（図
３）。物置部７は調味料や食器等、調理に必要な小物を
置く場所であり、その周囲には策状の落下防止体８が設
けてあり、物置部７の上に置いた小物類が不用意に落下
しないように配慮されている。尚、上記した落下防止体
は図４にて示したもののように板材を起立させて構成し
てもよい。
にて示すように断面コ型に折曲げ形成したダクトカバー
６によって覆ってあり、これにより、水平面を構成する
天板１ａの上面を整然とまとめ、該天板１ａ上における
ダクトカバー６周囲の平面部分を物置部７として構成し
てある。尚、上記したダクトカバー６はその下端をフー
ド本体１の天板１ａに取付た固定金具９に体してねじ止
めすることにより着脱可能に取付支持している（図
３）。物置部７は調味料や食器等、調理に必要な小物を
置く場所であり、その周囲には策状の落下防止体８が設
けてあり、物置部７の上に置いた小物類が不用意に落下
しないように配慮されている。尚、上記した落下防止体
は図４にて示したもののように板材を起立させて構成し
てもよい。
【００１２】以上説明したように、レンジフードは通常
よりも低い位置に設置することにより吸気効率を向上さ
せている。レンジフードを低位置に設置する場合、フー
ド本体１がコンロＡ上方の作業空間内に入り込んでしま
うが、上記したフード本体１の場合、作業空間と干渉す
る部分を斜めに切り落した形状にしているのでコンロＡ
の上に必要十分な作業空間が確保することができる。従
って、吸気効率を向上させるためにレンジフードを低位
置に設置してもコンロＡを使用する際の作業に支障を来
すことはない。
よりも低い位置に設置することにより吸気効率を向上さ
せている。レンジフードを低位置に設置する場合、フー
ド本体１がコンロＡ上方の作業空間内に入り込んでしま
うが、上記したフード本体１の場合、作業空間と干渉す
る部分を斜めに切り落した形状にしているのでコンロＡ
の上に必要十分な作業空間が確保することができる。従
って、吸気効率を向上させるためにレンジフードを低位
置に設置してもコンロＡを使用する際の作業に支障を来
すことはない。
【００１３】また、楽に手の届く範囲にある天板１ａの
上面を調味料等の小物類を置く物置部７として構成して
いるので、調理をしながら物置部７に置いた小物類を即
座に使用することができ、調理を行なう上での使用勝手
が大変よい。
上面を調味料等の小物類を置く物置部７として構成して
いるので、調理をしながら物置部７に置いた小物類を即
座に使用することができ、調理を行なう上での使用勝手
が大変よい。
【図１】 本考案を実施したレンジフードの設置状態
を示す縦断面図。
を示す縦断面図。
【図２】 同レンジフードの正面図。
【図３】 同レンジフードを示す斜視図。
【図４】 落下防止体を板材により構成したレンジフ
ードを示す斜視図。
ードを示す斜視図。
【図５】 従来のレンジフードの設置状態をを示す側
面図。
面図。
Ａ・・・コンロ １・・・フード本体 １ａ・・・天板 １ｂ・・・背板 １ｃ，１ｄ・・・側板 ３・・・ダクト ６・・・ダクトカバー ７・・・物置部 ８・・・落下防止体
Claims (2)
- 【請求項１】 温度過昇防止装置付きのコンロ上に設
置するレンジフードにおいて、フード本体を平板状の天
板、背板、正面側上方の角部から背面側下方の角部へ向
けてカットされる略三角形の左右両側板から構成し、上
記天板に開口する送風ファンの排気口に上方からダクト
を接続し、このダクトをカバーにより覆って天板の上面
を物置部として構成したレンジフード。 - 【請求項２】 天板上面の周縁部に沿って落下防止手
段を設けた請求項１のレンジフード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP827292U JP2500657Y2 (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | レンジフ―ド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP827292U JP2500657Y2 (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | レンジフ―ド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0614839U JPH0614839U (ja) | 1994-02-25 |
| JP2500657Y2 true JP2500657Y2 (ja) | 1996-06-12 |
Family
ID=11688540
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP827292U Expired - Fee Related JP2500657Y2 (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | レンジフ―ド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2500657Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-02-25 JP JP827292U patent/JP2500657Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0614839U (ja) | 1994-02-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |