JP2548913Y2 - レンジフード - Google Patents
レンジフードInfo
- Publication number
- JP2548913Y2 JP2548913Y2 JP1991028863U JP2886391U JP2548913Y2 JP 2548913 Y2 JP2548913 Y2 JP 2548913Y2 JP 1991028863 U JP1991028863 U JP 1991028863U JP 2886391 U JP2886391 U JP 2886391U JP 2548913 Y2 JP2548913 Y2 JP 2548913Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hood
- filter
- shielding plate
- opening
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Ventilation (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は台所のガスレンジ、電気
レンジ等の上方に設置して調理時に発生する煙、廃ガス
等を吸引排気するレンジフードに関する。
レンジ等の上方に設置して調理時に発生する煙、廃ガス
等を吸引排気するレンジフードに関する。
【0002】
【従来の技術】下面が開口した深形のフード本体内に送
風機ユニットが収容されたタイプのレンジフードは実公
昭63-15711号公報に示された形態が一般的である。
風機ユニットが収容されたタイプのレンジフードは実公
昭63-15711号公報に示された形態が一般的である。
【0003】即ち、下面が開口したフード本体の背板と
左右側板とに渉って下板が架設固定され、その下板の先
端とフード本体の天板下面に取付けられたフィルタ差込
枠とに渉ってフィルタが装着され、且つそのフィルタと
下板及びフード本体の背板、左右側板、天板とで区画さ
れた空間部に送風機ユニットが収容設置されている。
左右側板とに渉って下板が架設固定され、その下板の先
端とフード本体の天板下面に取付けられたフィルタ差込
枠とに渉ってフィルタが装着され、且つそのフィルタと
下板及びフード本体の背板、左右側板、天板とで区画さ
れた空間部に送風機ユニットが収容設置されている。
【0004】そして、このレンジフードはガスレンジや
電気レンジの上方に取付けられるが、その設置場所の天
井が低いような場合は、フード本体における左右の矩形
状をした側板の前側下部が調理人の頭部と接触するよう
なことも起きるため、左右側板を略直角三角形にして、
それらの問題点を解消したレンジフードも存在する。
電気レンジの上方に取付けられるが、その設置場所の天
井が低いような場合は、フード本体における左右の矩形
状をした側板の前側下部が調理人の頭部と接触するよう
なことも起きるため、左右側板を略直角三角形にして、
それらの問題点を解消したレンジフードも存在する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところで、レンジでの
調理で発生する廃ガス、煙は上昇しながら左右方向に拡
散する傾向が強いものである。
調理で発生する廃ガス、煙は上昇しながら左右方向に拡
散する傾向が強いものである。
【0006】一方、上述した側面形状が略直角三角形を
したレンジフードでは側面の囲いが少ないため、上昇す
る廃ガス、煙の捕集効率が悪く、フード本体の左右側板
外方への漏れが多いといった問題を有する。
したレンジフードでは側面の囲いが少ないため、上昇す
る廃ガス、煙の捕集効率が悪く、フード本体の左右側板
外方への漏れが多いといった問題を有する。
【0007】又、この種レンジフードは前述したように
ガスレンジ等の真上に位置するため、天ぷら調理の際に
天ぷら油に引火するなどして炎が立ち上ぼった場合、炎
は油塵が付着したフィルタに直接触れ、火災を拡大させ
るといった危険を有する。
ガスレンジ等の真上に位置するため、天ぷら調理の際に
天ぷら油に引火するなどして炎が立ち上ぼった場合、炎
は油塵が付着したフィルタに直接触れ、火災を拡大させ
るといった危険を有する。
【0008】本考案は上述した如き従来の技術の有する
問題点に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、
レンジより発生し上昇する廃ガス、煙を送風機ユニット
へ効果的に案内し捕集することが出来ると共に、レンジ
上の調理物に引火するなどして炎が立ち上ぼった場合炎
がフィルタに触れるのを遮り、火災の拡大を防止するこ
とができるレンジフードを提供することにある。
問題点に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、
レンジより発生し上昇する廃ガス、煙を送風機ユニット
へ効果的に案内し捕集することが出来ると共に、レンジ
上の調理物に引火するなどして炎が立ち上ぼった場合炎
がフィルタに触れるのを遮り、火災の拡大を防止するこ
とができるレンジフードを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案におけるレンジフードは、フード本体の内部
にフィルタ及び送風機ユニットが内蔵されたレンジフー
ドにおいて、フード本体内にフィルタの前方を覆い且つ
フード本体の周壁との間に吸込み間隙を区画形成する遮
蔽板を配置し、その遮蔽板は開閉駆動手段によってフィ
ルタ部を開閉自在とし、更に上記遮蔽板は送風機ユニッ
トにおけるファンの作動に連動して開動すると共に、フ
ァンの停止及びフード本体内に設けた温度センサの異常
温度検出信号によって閉動自在としたたことを特徴とす
る。
に、本考案におけるレンジフードは、フード本体の内部
にフィルタ及び送風機ユニットが内蔵されたレンジフー
ドにおいて、フード本体内にフィルタの前方を覆い且つ
フード本体の周壁との間に吸込み間隙を区画形成する遮
蔽板を配置し、その遮蔽板は開閉駆動手段によってフィ
ルタ部を開閉自在とし、更に上記遮蔽板は送風機ユニッ
トにおけるファンの作動に連動して開動すると共に、フ
ァンの停止及びフード本体内に設けた温度センサの異常
温度検出信号によって閉動自在としたたことを特徴とす
る。
【0010】上記遮蔽板は耐熱性、耐火性を有した金属
板、或いは同等の機能を備えた素材で形成する。
板、或いは同等の機能を備えた素材で形成する。
【0011】又、遮蔽板を開閉する開閉駆動手段は、例
えば回動自在に取付けられた遮蔽板をフィルタ部に対し
て接離させるもので、その駆動機構としてはモータで作
動するボールネジ機構、電磁ソレノイド、或いはモータ
で作動するラックとピニオン機構等が挙げられる。
えば回動自在に取付けられた遮蔽板をフィルタ部に対し
て接離させるもので、その駆動機構としてはモータで作
動するボールネジ機構、電磁ソレノイド、或いはモータ
で作動するラックとピニオン機構等が挙げられる。
【0012】
【作用】上記手段によれば、フード本体の左右側板と遮
蔽板の左右側縁との間、及びフード本体の天板と遮蔽板
の上縁との間、更にフード本体の後側縁と遮蔽板の下縁
との間に吸込み間隙が区画され、他は遮蔽板で被われて
いるため、送風機ユニットの作動で上記吸込み間隙に生
じる吸込み風速は高くなり、フード本体の周縁部の捕集
効果が向上される。
蔽板の左右側縁との間、及びフード本体の天板と遮蔽板
の上縁との間、更にフード本体の後側縁と遮蔽板の下縁
との間に吸込み間隙が区画され、他は遮蔽板で被われて
いるため、送風機ユニットの作動で上記吸込み間隙に生
じる吸込み風速は高くなり、フード本体の周縁部の捕集
効果が向上される。
【0013】又、レンジ上の調理物に引火するなどして
炎が立ち上ぼり、フード内の温度が異常に高くなり、そ
れが温度センサで検知されると、その温度センサの出力
信号で開閉駆動手段が作動して遮蔽板が閉動され、フィ
ルタ部を閉鎖して炎がフィルタに触れるのを遮る。
炎が立ち上ぼり、フード内の温度が異常に高くなり、そ
れが温度センサで検知されると、その温度センサの出力
信号で開閉駆動手段が作動して遮蔽板が閉動され、フィ
ルタ部を閉鎖して炎がフィルタに触れるのを遮る。
【0014】更に、上記の遮蔽板はレンジフードの運
転、停止に連動するため、レンジフードの運転開始と同
時に遮蔽板が開動してフィルタ部への連絡口を開口し、
停止と同時に遮蔽板は閉動してフィルタ部への連絡口を
閉鎖する。
転、停止に連動するため、レンジフードの運転開始と同
時に遮蔽板が開動してフィルタ部への連絡口を開口し、
停止と同時に遮蔽板は閉動してフィルタ部への連絡口を
閉鎖する。
【0015】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
すると、図中、1はフード本体、2は案内板、3はフィ
ルタ、4は送風機ユニット、5は遮蔽板、6は開閉駆動
手段である。
すると、図中、1はフード本体、2は案内板、3はフィ
ルタ、4は送風機ユニット、5は遮蔽板、6は開閉駆動
手段である。
【0016】フード本体1は、背板1aと天板1bと略直角
三角形をした左右側板1cとで前方が開口した側面略直角
三角形に形成され、天板1bの先端には前板1dが取付けら
れてスイッチ類及び照明灯の収容部7が区画されると共
に、前面にはスイッチボタン8が配設されている。
三角形をした左右側板1cとで前方が開口した側面略直角
三角形に形成され、天板1bの先端には前板1dが取付けら
れてスイッチ類及び照明灯の収容部7が区画されると共
に、前面にはスイッチボタン8が配設されている。
【0017】又、上記フード本体1における背板1aの下
端における前方折返し部に支持枠9が起立固定され、そ
の支持枠9に案内板2の下部がネジ止めによって着脱自
在に取付けられて上向き傾斜状に支持され、その案内板
2の左右両側はフード本体の左右側板1cに固着した受け
金具10にネジ止めして着脱可能に取付けられている。
端における前方折返し部に支持枠9が起立固定され、そ
の支持枠9に案内板2の下部がネジ止めによって着脱自
在に取付けられて上向き傾斜状に支持され、その案内板
2の左右両側はフード本体の左右側板1cに固着した受け
金具10にネジ止めして着脱可能に取付けられている。
【0018】更に、フード本体1の背板1a、天板1b、左
右側板1c及び下板1eとフィルタ3とで区画される空間部
に収容される送風機ユニット4は、ケーシング11、ファ
ン12及びモータ13で構成され、ケーシング11の前面には
ベルマウスが取付けられて吸込口が形成され、ケーシン
グ11の吐出口はフード本体1の天板1bに開設された通孔
を介して排気ダクトに連通されるようになっている。
右側板1c及び下板1eとフィルタ3とで区画される空間部
に収容される送風機ユニット4は、ケーシング11、ファ
ン12及びモータ13で構成され、ケーシング11の前面には
ベルマウスが取付けられて吸込口が形成され、ケーシン
グ11の吐出口はフード本体1の天板1bに開設された通孔
を介して排気ダクトに連通されるようになっている。
【0019】上記のフィルタ3は天板1bの下面に垂下固
着したフィルタ差込み枠14と下板1eに設けたフィルタ差
込み枠15とに亘って着脱可能に装着されている。
着したフィルタ差込み枠14と下板1eに設けたフィルタ差
込み枠15とに亘って着脱可能に装着されている。
【0020】遮蔽板5は金属平板を用いてフィルタ3の
周囲に突出形成した開口枠16を覆うことができる大きさ
の矩形状に形成し、その遮蔽板は門形に形成した取付け
枠17に嵌め込み、ネジ止めして着脱可能に取付け、取付
け枠17の左右両側の下部はフード本体1の左右側板1cに
固着した取付片18に軸19で回動可能に取付けて取付け枠
17が前後方向に回動するようにしてある。又、上記の取
付け枠17の遮蔽板5を嵌め込む横杆20の幅方向中程には
突片21が突設され、その突片21には開閉駆動手段6を構
成するボールネジ機構の伸縮腕22が接続され、ボールネ
ジ機構の作動によって取付け枠17が前後方向に回動され
るようになっている。
周囲に突出形成した開口枠16を覆うことができる大きさ
の矩形状に形成し、その遮蔽板は門形に形成した取付け
枠17に嵌め込み、ネジ止めして着脱可能に取付け、取付
け枠17の左右両側の下部はフード本体1の左右側板1cに
固着した取付片18に軸19で回動可能に取付けて取付け枠
17が前後方向に回動するようにしてある。又、上記の取
付け枠17の遮蔽板5を嵌め込む横杆20の幅方向中程には
突片21が突設され、その突片21には開閉駆動手段6を構
成するボールネジ機構の伸縮腕22が接続され、ボールネ
ジ機構の作動によって取付け枠17が前後方向に回動され
るようになっている。
【0021】又、上記の遮蔽板5を取付けた取付け枠17
は開閉駆動手段6の作動によって開閉されるが、開閉駆
動手段6の作動による閉動のみでは不安という場合は取
付け枠17の上端と開口枠16とに亘ってコイルスプリング
23を係着して、取付け枠17に閉動方向への付勢力が働く
ようにしても良いものである。
は開閉駆動手段6の作動によって開閉されるが、開閉駆
動手段6の作動による閉動のみでは不安という場合は取
付け枠17の上端と開口枠16とに亘ってコイルスプリング
23を係着して、取付け枠17に閉動方向への付勢力が働く
ようにしても良いものである。
【0022】又、上記フード本体1の内部には温度セン
サ24が設置され、その温度センサ24が異常温度を検出し
て信号を出力することで前記した開閉駆動手段6が作動
されるようにしてある。更に、開閉駆動手段6は温度セ
ンサ24の出力信号によってのみならず、送風機ユニット
4の作動、停止を行うファンモータスイッチ25のON,
OFFに連動して作動するようにしてある。(図3参
照)
サ24が設置され、その温度センサ24が異常温度を検出し
て信号を出力することで前記した開閉駆動手段6が作動
されるようにしてある。更に、開閉駆動手段6は温度セ
ンサ24の出力信号によってのみならず、送風機ユニット
4の作動、停止を行うファンモータスイッチ25のON,
OFFに連動して作動するようにしてある。(図3参
照)
【0023】以上の構成により、図4のフローチャート
に示すようにファンモータスイッチ25をONした時温度
センサ24の検出値が一定温度以下であれば送風機ユニッ
ト4のモータ13が回転すると同時に開閉駆動手段6が作
動して遮蔽板5を前方へ開動してフィルタ3の前方に突
出する開口枠16の閉鎖が解除され、調理で発生する廃ガ
スや煙が吸引排気されることになる。この時、開動され
た遮蔽板5の周縁はフード本体1の周壁との間に吸込み
間隙Aを区画形成するため、その吸込み間隙Aに発生す
る吸込み風速は高くなり、レンジより発生した廃ガスや
煙の捕集効果が向上され、廃ガス等の補集漏れを少なく
することができる。
に示すようにファンモータスイッチ25をONした時温度
センサ24の検出値が一定温度以下であれば送風機ユニッ
ト4のモータ13が回転すると同時に開閉駆動手段6が作
動して遮蔽板5を前方へ開動してフィルタ3の前方に突
出する開口枠16の閉鎖が解除され、調理で発生する廃ガ
スや煙が吸引排気されることになる。この時、開動され
た遮蔽板5の周縁はフード本体1の周壁との間に吸込み
間隙Aを区画形成するため、その吸込み間隙Aに発生す
る吸込み風速は高くなり、レンジより発生した廃ガスや
煙の捕集効果が向上され、廃ガス等の補集漏れを少なく
することができる。
【0024】以上のような状態でレンジフードが使用さ
れ、レンジ上の調理物、例えば天ぷら鍋の油に火が引火
するなどして炎が立ち上ぼり、フード内の温度が異常に
高くなり、予め設定された一定温度以上になると、それ
を温度センサが検知して信号を出力し、それによって開
閉駆動手段が作動して遮蔽板を閉動し、フィルタへの連
絡口である開口枠を閉鎖する。従って、立ち上ぼった炎
は遮蔽板で遮られ、油塵が付着したフィルタに直接触れ
ることが防止され、それによって火災の拡大を防止する
ことができる。
れ、レンジ上の調理物、例えば天ぷら鍋の油に火が引火
するなどして炎が立ち上ぼり、フード内の温度が異常に
高くなり、予め設定された一定温度以上になると、それ
を温度センサが検知して信号を出力し、それによって開
閉駆動手段が作動して遮蔽板を閉動し、フィルタへの連
絡口である開口枠を閉鎖する。従って、立ち上ぼった炎
は遮蔽板で遮られ、油塵が付着したフィルタに直接触れ
ることが防止され、それによって火災の拡大を防止する
ことができる。
【0025】又、レンジフードの使用を止めるためにフ
ァンモータスイッチをOFFにするとモータの回転が停
止すると共に、開閉駆動手段が作動して遮蔽板を閉動
し、開口枠を閉鎖する。それにより、レンジフードの不
使用時にあっては開口枠が閉鎖されているため、外気が
室内に流入するのを防止出来ると共に、屋外の騒音を遮
断することができる。
ァンモータスイッチをOFFにするとモータの回転が停
止すると共に、開閉駆動手段が作動して遮蔽板を閉動
し、開口枠を閉鎖する。それにより、レンジフードの不
使用時にあっては開口枠が閉鎖されているため、外気が
室内に流入するのを防止出来ると共に、屋外の騒音を遮
断することができる。
【0026】更に、上記遮蔽板は門形の取付け枠に対し
て着脱自在に取付けたので、該遮蔽板を取り外すことに
よりフィルタの前方が開放され、それにより門形の取付
け枠の開放部分を介してフィルタや送風機ユニットのフ
ァンの取外しができ、ファン、フィルタの清掃を容易に
行うことができる。又、遮蔽板を開閉動する開閉駆動手
段は着脱自在な案内板で覆われているため、廃ガス等と
の接触が少なく、油塵の付着による汚れを押さえること
が出来ると共に、案内板の取り外しによって開閉駆動手
段の保守点検等を簡便に行うことができるものである。
尚、開閉駆動手段は油塵から保護するために別途保護カ
バー26を取付けても良いものである。
て着脱自在に取付けたので、該遮蔽板を取り外すことに
よりフィルタの前方が開放され、それにより門形の取付
け枠の開放部分を介してフィルタや送風機ユニットのフ
ァンの取外しができ、ファン、フィルタの清掃を容易に
行うことができる。又、遮蔽板を開閉動する開閉駆動手
段は着脱自在な案内板で覆われているため、廃ガス等と
の接触が少なく、油塵の付着による汚れを押さえること
が出来ると共に、案内板の取り外しによって開閉駆動手
段の保守点検等を簡便に行うことができるものである。
尚、開閉駆動手段は油塵から保護するために別途保護カ
バー26を取付けても良いものである。
【0027】
【考案の効果】本考案のレンジフードは以上の如き構成
により、フード本体の周縁部の吸込風速を高めて、フー
ド本体外側への漏れを少なくして効果的に捕集排気する
ことができる。
により、フード本体の周縁部の吸込風速を高めて、フー
ド本体外側への漏れを少なくして効果的に捕集排気する
ことができる。
【0028】又、フード本体の周縁部に吸込み間隙を区
画形成する遮蔽板はレンジフードの運転、停止に連動し
てフィルタ部を開閉するため、レンジフードの不使用時
はフィルタ部が閉鎖され、外気の流入及び屋外の騒音の
流入を防止することが出来る。従って、冬期における外
気の温度が非常に低くなる寒冷地等においては非常に有
益である。
画形成する遮蔽板はレンジフードの運転、停止に連動し
てフィルタ部を開閉するため、レンジフードの不使用時
はフィルタ部が閉鎖され、外気の流入及び屋外の騒音の
流入を防止することが出来る。従って、冬期における外
気の温度が非常に低くなる寒冷地等においては非常に有
益である。
【0029】更に、上記遮蔽板はフード本体内に設置し
た温度センサが炎が立ち上ぼるなどして異常温度を検知
した時、その出力信号で開閉駆動手段が作動して閉動さ
れるため、調理物より立ち上ぼった炎が油塵の付着した
フィルタに直接触れるのを遮り、火災の延焼を防止する
ことができる。
た温度センサが炎が立ち上ぼるなどして異常温度を検知
した時、その出力信号で開閉駆動手段が作動して閉動さ
れるため、調理物より立ち上ぼった炎が油塵の付着した
フィルタに直接触れるのを遮り、火災の延焼を防止する
ことができる。
【図1】 本案レンジフードの縦断側面図である。
【図2】 遮蔽板部分の拡大斜視図である。
【図3】 遮蔽板を開閉動する開閉駆動手段の電気回路
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図4】 遮蔽板の開閉動を示すフローチャートであ
る。
る。
1:フード本体 3:フィルタ 4:送風機ユニット 5:遮蔽板 6:開閉駆動手段 24:温度センサ A:吸込み間隙
Claims (1)
- 【請求項1】 フード本体の内部にフィルタ及び送風機
ユニットが内蔵されたレンジフードにおいて、フード本
体内にフィルタの前方を覆い且つフード本体の周壁との
間に吸込み間隙を区画形成する遮蔽板を配置し、その遮
蔽板は開閉駆動手段によってフィルタ部を開閉自在と
し、更に上記遮蔽板は送風機ユニットにおけるファンの
作動に連動して開動すると共に、ファンの停止及びフー
ド本体内に設けた温度センサの異常温度検出信号によっ
て閉動自在としたことを特徴とするレンジフード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991028863U JP2548913Y2 (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | レンジフード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991028863U JP2548913Y2 (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | レンジフード |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04125146U JPH04125146U (ja) | 1992-11-16 |
JP2548913Y2 true JP2548913Y2 (ja) | 1997-09-24 |
Family
ID=31912871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991028863U Expired - Fee Related JP2548913Y2 (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | レンジフード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2548913Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110094783A (zh) * | 2019-06-06 | 2019-08-06 | 油克科技(武汉)有限公司 | 一种设在烟罩内的防火调节风阀 |
CN110094784B (zh) * | 2019-06-06 | 2024-05-10 | 湖北六翼环保设备科技有限公司 | 一种内置斜面风阀的节能型烟罩 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6166035A (ja) * | 1984-09-07 | 1986-04-04 | Mitsubishi Electric Corp | 換気扇 |
JPH042350Y2 (ja) * | 1987-09-07 | 1992-01-27 | ||
JP3042945U (ja) * | 1997-04-28 | 1997-11-04 | 絹川ハウス工業株式会社 | 木造建築物における仕口用接合金具と継手用接合金具 |
-
1991
- 1991-04-24 JP JP1991028863U patent/JP2548913Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04125146U (ja) | 1992-11-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN215259982U (zh) | 一种吸油烟机 | |
US10480798B2 (en) | Recirculating downdraft system for a cooking appliance | |
JP2008082634A (ja) | レンジフード | |
GB2270638A (en) | Range hood | |
JP2548913Y2 (ja) | レンジフード | |
CN111271745A (zh) | 侧吸式吸油烟机 | |
JP4374750B2 (ja) | 誘導加熱調理器 | |
JPH0439550A (ja) | 加熱調理装置 | |
CN216079977U (zh) | 一种吸油烟机 | |
KR0118690Y1 (ko) | 에어커텐 분사기능의 렌지후드 | |
JPH036428B2 (ja) | ||
CN214009306U (zh) | 一种吸油烟机 | |
CN220852266U (zh) | 一种降噪静音吸油烟机 | |
JPH045943Y2 (ja) | ||
KR19980069417A (ko) | 렌지후드 흡입구 개폐방법 | |
JP3831465B2 (ja) | 換気装置 | |
JP2566222Y2 (ja) | レンジフード | |
JP2604501B2 (ja) | 排気フード構造 | |
JPH0230663Y2 (ja) | ||
JPH0532012Y2 (ja) | ||
JPH01107038A (ja) | 給湯器内蔵型レンジフード | |
KR20240002302A (ko) | 배기장치 및 이를 구비하는 조리기기 | |
CN117628560A (zh) | 拢烟结构及厨房电器 | |
CN114576670A (zh) | 吸油烟机及其控制方法 | |
CN117889472A (zh) | 一种集烟装置及厨房电器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |