JPH042350Y2 - - Google Patents

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JPH042350Y2
JPH042350Y2 JP13697887U JP13697887U JPH042350Y2 JP H042350 Y2 JPH042350 Y2 JP H042350Y2 JP 13697887 U JP13697887 U JP 13697887U JP 13697887 U JP13697887 U JP 13697887U JP H042350 Y2 JPH042350 Y2 JP H042350Y2
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air supply
damper
exhaust
range
supply path
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、集合住宅等の厨房等に用いられるレ
ンジフードに関する。
〔従来の技術〕
レンジフードは、ガスレンジや電気レンジから
発生する煙や臭気を含む上昇空気を吸い込んで室
外に排出するものであり、天井や壁面等のレンジ
上方空間に設置されている。
ところで、レンジから発生する煙や臭気を排気
すると室内の空気量がそれだけ減少することにな
るので、排気量に見合つた空気を給気しなけれ
ば、排気効率が著しく低下する。
そのため、高層マンシヨン等の集合住宅では強
制的に外気を取入れて室内に空気を補充するいわ
ゆる給気装置付の同時給排気型レンジフードを使
用する。
これは一例を第5図に示すように、レンジフー
ド本体21の下部開口を吸込口22とし、これと
は別にスリツト状の吹出口23をレンジフード本
体21の前面上部に設けたものが知られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、前記したレンジフードは、排気フアン
の運転停止の際に吸込口22から臭気が室内に漏
れ居住者に不快感を与えることがある。
また、レンジ上方を覆うにしても、吸込口22
の大きさに限界があるので煙の一部が室内に流れ
込み居住者に不快感を与えることがある。
これを防ぐには、レンジフード本体21下面よ
り吸込口22を大きなものとすればよい。
しかし、これはレンジフード本体21の前面よ
り吸込口22が突出した状態となるので、外観上
見苦しいものとなり、特にこの傾向は、システム
キツチンとして、吊戸棚等の前面に合わせてレン
ジフードを組み込んだ場合に著しく、システムキ
ツチンとしてのデザイン上の調和を防げる。
また、レンジフード本体前面に設けたスリツト
状の吹出口も、外観上目立ち体裁が悪い。
本考案の目的は前記従来例の不都合を解消し、
臭気等が室内に漏れることなく快的に使用でき
て、デザイン上の調和が図れ、外観がスツキリと
したレンジフードを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は前記目的を達成するため、排気ダクト
と連通する排気路と、給気ダクトと連通する給気
路とを箱体内部に給気路側を前にし区画形成し、
排気路端と給気路端を交差方向に閉塞するダンパ
を設け、該ダンパは箱体下部での引出体として形
成し、かつフアンと連動させ、その上面に引出位
置で給気路と室内とを連通する凹部を確保したこ
とを要旨とするものである。
〔作用〕
本考案によれば、引出形式のダンパを前方に引
き出すことで、箱体下面より大きな吸込口をレン
ジ上方の空間に形成し、同時にダンパ上面に吹出
口を形成する。
また、ダンパを引出すことでフアンが回転して
レンジから発生する煙等を吸込口に吸込み、排気
路、排気ダクトを介して屋外に排気すると共に、
給気ダクト、給気路を介して取り込まれた外気を
吹出口より室内に吹き出す。
一方、レンジを使用しない場合は引出体として
のダンパを箱体内に収納すればフアンの運転が中
止する。
また、ダンパを箱体内に収納することで、形成
された吸込口と吹出口が消滅し、給気路端と排気
路端がダンパ上面によつて交差方向に閉塞され
る。
〔実施例〕
以下、図面について本考案の実施例を詳細に説
明する。
第1図は本考案のレンジフードの縦断側面図、
第2図は同上一部を省略して示す斜視図で、前面
を吊戸棚のキヤビネツト面材と同じものを使用し
同一仕上げとした上下端解放の箱体1内部の中央
に、仕切板2を設けて平行する二区画に形成し、
前方側を給気路3、後方側を排気路4とする。
該仕切板2は銅あるいはアルミニウム製薄板な
どの表面積が大きく熱交換効率の大きな金属板
で、下部を前方に折曲げたものとし、給気路3端
より排気路4端の面積が大きくなるように形成す
る。
一方、給気路3、排気路4の上端開放口は、そ
れぞれ給気ダクト5、排気ダクト6に連通し、排
気路4の下端開放口には、フイルタ7を下端開放
口から着脱自在に、或いは横方向から差込み式と
して取り付けた。
前記給気路3内に仕切壁9を配置し、前方給気
路3a、後方給気路3bに区画し、仕切壁9下端
に、板状の切替ダンパ8を回動自在に取付ける。
そして、箱体1の下部に引出体として給気路3
と排気路4の下端を交差方向に閉塞するダンパ1
0を設ける。
該ダンパ10は、一例を示すと前面10aを箱
体1の前面と同一素材を用いて仕上げて横面にス
ライドレール17を設け、上面後方で横架部12
bの下方に凹部12、凹部12の前方に水平部1
2aを形成し、収納状態で凹部12が排気路4端
を、水平部12aが給気路3端を塞ぐようにし、
引出状態で凹部12が給気路3と室内とを連通
し、横架部12bと水平部12aとの間に吹出口
11を形成するようにした。
一方、下面には前方に取手凹部13、それに続
く勾配部13a、勾配部13aの後方に水平部1
3bを形成し、引出状態で勾配部13a、水平部
13bが排気路4端と共に、後述する吸込口18
を形成するようにした。
なお、図中14は吹出口11に適宜間隔で設け
た複数枚の縦型ルーバーを示す。
図示は省略するが給気ダクト5、排気ダクト6
内にそれぞれフアンを設け、該フアンの運転を制
御する押込式の作動スイツチ15を箱体1内側後
面に設置し、ダンパ10を箱体1内に完全に収納
した際に、後面で作動スイツチ15を押し込むよ
うにした。
また、作動スイツチ15に優先してフアンの運
転のON,OFF、強、弱を制御するコントロール
スイツチ16を箱体1の前面下部で、ダンパ10
の前面に隠れる位置に設けておく。
次に、使用法及び動作について説明すると、吊
戸棚前面に合わせて本考案のレンジフードを、第
3図に示すようにレンジ上方に取付ける。
レンジを使用しない場合等のレンジフードを作
動しない際には、第1図に一点鎖線で示すよう
に、ダンパ10を箱体1内に収納しておく。
この状態では作動スイツチ15がダンパ10後
端で押されて、フアンの運転が停止しており、排
気路4端はダンパ10上面の凹部12で、給気路
3端は水平部12aで塞がれている。
レンジを使用する場合は、取手凹部13に手を
引掛けてダンパ10を前方に引き出すと、凹部1
2後端が仕切板2に当接して止まり、ここが引出
位置となる。
同時に作動スイツチ15がONとなりフアンが
回転する。
この状態では、ダンパ10の上面の凹部12が
給気路3と室内との連通路となり、室内側に吹出
口11が上面に形成される。一方、下面では箱体
1の前面よりせり出した吸込口18が形成され、
レンジ上方空間と排気路4とが連通されることな
る。
そして、第4図に示すように吸込口18でレン
ジから発生した煙等を吹い込み、排気路4を介し
て排気ダクト6に送りこむと共に、給気ダクト5
から取り入れられた外気が、給気路3、凹部12
を介して吹出口11から室内に吹き出す。
この際、ルーバー14で吹き出し方向を調整
し、切替ダンパ8を夏場は後方に倒して後方給気
路3bを閉じ、冬場は前方に倒して前方給気路3
aを閉じた位置にする。
特に冬場は後方給気路3bを通過する冷たい外
気が、仕切板2を介して給気路3に伝わる排気熱
で暖められ、室内に吹き出し、冷たい思いをしな
くてすむことになる。
なお、ダンパ10を引き出した状態において
は、コントロールスイツチ16によつてフアンの
運転のON,OFFや強弱の調節を行うこともでき
る。
前記した実施例以外に、図示は省略するがフア
ンを排気路4内に設けたり、ダンパ10の引出、
収納動作をモータによつて行い、該モータのスイ
ツチをフアンと連動するものとしてダンパ10の
前面10aに設けてもよい。
また、ルーバー14や切替ダンパ8の位置調節
をボタン操作による電動機構とすることも考えら
れる。
他にも、第1図に点線で示すように箱体1の前
面上方で天井面Aより下に、排気ダクト6と連通
する換気口19を設け、通常の室内の換気を行う
こともできる。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、レンジフー
ドを使用しない際はダンパが吹出口と吸込口とを
塞いでいるので臭気等が室内に漏れることなく、
レンジフードを使用する場合は箱体下面より大き
く、前方にせり出した吸込口が形成されるので煙
等の大部分を吸い込むことができ、室内に煙等が
流れ込むことがない。
従つて、居住者に不快感を与えることなく快的
に使用できるものである。
また、全体を薄型にできるので、吊戸棚の前面
に合わせて無理なく設置でき、システムキツチン
としてデザイン上も調和のとれたものである。
さらに、吹出口が前面に設けられておらず、ダ
ンパを引出した状態で上面に形成されるので、外
観上スツキリしたものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のオープンレンジの実施例を示
す縦断側面図、第2図は同上ダンパを引出した位
置で一部省略して示す斜視図、第3図は同上設置
状態を示す側面図、第4図は同上ダンパを引出し
た状態を示す側面図、第5図は従来例のオープン
レンジの一例を示す斜視図である。 1……箱体、2……仕切板、3……給気路、3
a……前方給気路、3b……後方給気路、4……
排気路、5……給気ダクト、6……排気ダクト、
7……フイルタ、8……切替ダンパ、9……仕切
壁、10……ダンパ、10a……前面、11……
吹出口、12……凹部、12a……水平部、12
b……横架部、13……取手凹部、13a……勾
配部、13b……水平部、14……ルーバー、1
5……作動スイツチ、16……コントロールスイ
ツチ、17……スライドレール、18……吸込
口、19……換気口、21……レンジフード本
体、22……吸込口、23……吹出口、A……天
井面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 排気ダクトと連通する排気路と、給気ダクトと
    連通する給気路とを箱体内部に給気路側を前にし
    区画形成し、排気路端と給気路端を交差方向に閉
    塞するダンパを設け、該ダンパは箱体下部での引
    出体として形成し、かつフアンと連動させ、その
    上面に引出位置で給気路と室内とを連通する凹部
    を確保したことを特徴とするレンジフード。
JP13697887U 1987-09-07 1987-09-07 Expired JPH042350Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13697887U JPH042350Y2 (ja) 1987-09-07 1987-09-07

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JP13697887U JPH042350Y2 (ja) 1987-09-07 1987-09-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6441830U JPS6441830U (ja) 1989-03-13
JPH042350Y2 true JPH042350Y2 (ja) 1992-01-27

Family

ID=31397994

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JP13697887U Expired JPH042350Y2 (ja) 1987-09-07 1987-09-07

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2715670B2 (ja) * 1991-01-28 1998-02-18 三菱電機株式会社 レンジフード
JP2548913Y2 (ja) * 1991-04-24 1997-09-24 富士工業株式会社 レンジフード

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JPS6441830U (ja) 1989-03-13

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