JPH03184516A - 電気レンジのロースター - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般家庭の厨房設備として使用される電気レン
ジのロースタ−に関するものである。

従来の技術 従来この種の電気レンジのロースタ−は第６図及び第７
図に示すような構成であった。１は電気レンジの液状本
体、２は液状本体の内部に具備されるロースタ−ケース
、３はロースタ−ドアであり、フヘもにガラス窓３−ａ
、ロースタ−把手３−ｂ。

督よび受皿３−　Ｃから形成されている。４は加熱用熱
源であるシーズヒーターで、取付金具６に持着されてに
す、ロースタ−ケース２内のビス６でロースタ−ケース
２内上方中央部に固定されている。

また、電気オープンを例にとると、第８図に示すような
構成になっていた。すなわち図において、了は外殻本体
、８は外殻本体７の内部に具備されるオーブンケースで
あう、その庫内には加熱ヒ−ター９及び着脱自在の受皿
１０が設けられている。

オーブンケース８の片側面には切欠き部８−ａが設けら
れてち・す、その外方にランプ１１が近接して設置され
ている。

筐た、一般に電気レンジのロースタ−は、従来例に示す
ように熱効率、スペースの制限等から開口部高さが狭く
、奥行きが深い欠点があった。

発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、調理物を焼く時に、ガラス
窓３−　ａから外光がほとんど入らないのでロースタ−
ケース２の内部は暗く、焼は具合いの確認ができない。

そのため、調理物を裏返すタイミング、及び裏返し後の
調理終了のタイミングを目視するのが困難で、使用者は
遂次ロースタ−ドア３を引き出して確認しなければなら
ないので非常に使い勝手が悪い。さらに、頻繁にロース
タ−ドアを引き出さなければならないので、そのたび１
／ｆｉ庫内温度が下がり、調理時間がのびるとともに、
調理物中に含１れる水分が散逸し乾燥気味の焼は具合い
になるという課題があった。また電気オプンの場合は、
オープンケース８の庫内を側面に取りつけたランプ１１
にて照らしているが、これは開口部高さが比較的高い為
、前面から庫内をみたときに、光に照らされた被調理物
上面を見ることができ有効であるが、前述したように電
気レンジのロースタ一部に釦いては開口部高さが狭い為
、側面に取り付けた際に前面より有効な視界を得ること
が困難である。また、電気レンジのケース２の天面にラ
ンプを取りつけるとシーズヒーター４による輻射熱・熱
対流によりランプ附近の温度が上昇しランプの耐熱性が
もたないという課題がある。さらに、スペース的にも天
板部が接近している為、取付スペースがないという課題
もあった。

本発明はこのような課題を解決するもので、第１の目的
は時にロースタ−ケース内を明るくして視界を良好にし
、調理物を裏返すタイミング及び裏返し後の調理終了の
タイミングを、ロースタドアを引き出すことなく、ガラ
ス窓ごしに容易に確認できるようにして、使い勝手の向
上を図り、庫内温度の低下を防ぎ調理時間の短縮と水分
の逸散を防ぎ調理物の乾燥を抑制した調理を実現するこ
とにある。

第２の目的は、調理後の掃除性のよい耐熱性透明体を得
ることにある。

第３の目的は、調理後の洗浄性のよい耐熱性透明体を得
ることにある。

第４の目的に、ロースタ−ケース（ロースタヒーター）
からの輻射熱による、電気レンジの筐状本体に嵌合され
る天板部の温度上昇を抑えることにある。

課題を解決するための手段 上記第１の課題を解決するために本発明は、ロスターケ
ースの天面前方に耐熱性に優れた透明体を設置固定し、
この耐熱性透明体の上方に凹面状反射体を覆設し、さら
にロースタ−ケースの天面後方に位置するよう発光体を
係止するものである。

また第２の課題を解決するために本発明は、耐熱性透明
体を、ロースタ−ケースの天面に設けた凹穴部にロース
タ−ケース内側から緩嵌し、掛止することにより着脱自
在とするものである。

また、第３の課題を解決するために本発明は、耐熱性透
明体の表面に非粘着性の表面処理（例えば、フッ素系透
明塗料）をほどこすものである。

さらに第４の課題を解決するために本発明は、凹面状反
射体をロースタ−ケースの天面の後方まで伸長させるも
のである。

作　　　用 本発明の電気レンジのロースタ一部は、上記構成により
、調理時に釦いて、発光体から放たれた光は、凹面状反
射体により耐熱性透明体を透過してロースタ−ケース内
を前方（使用者の視線方向）から照射するので、調理物
を裏返すタイミング、及び裏返し後の調理終了のタイミ
ングをロースタ−ドアを引き出すことなくガラス窓ごし
に容易に確認でき、使い勝手を著しく向上させることが
できる。あわせて、成型なるロースタ−ドアの引き出し
による庫内温度低下を防いで焼時間の短縮が図れ、水分
の逸散を防いでジューシイな調査物を提供することがで
きるものである。ここで、発光体＋４０−スターケース
の天面後方に位置しているので、ヒータ熱による熱劣化
を防止することができるとともに、取付スペースも十分
確保できるものである。

筐た、無機質透明体を、ロースタ−ケースの天面に設け
た凹部にロースタ−ケース内側から緩嵌し、掛止するこ
とによって着脱自在としたことにより、調理物の油によ
って汚れた無機質透明体を容易に掃除でき、常に良好な
光透過率を維持できるものである。

また、耐熱性透明体の表面に非粘着性の表面処理をほど
こしたことにより、調理によって耐熱性透明体表面に付
着した油汚れを容易に洗浄することができるものである
。

さらに、凹面状反射体をロースタ−ケースの天面の後方
まで伸長させて［、Ｑ板とすることにより、ロースタ−
ヒーターからの輻射熱による電気レンジ箔状本体に嵌合
される天板部の温度上昇を抑えることができ、使用者が
天板部に触れた際のやけどの危険性を避けることができ
るものである。

実施例 第１図〜第３図に釦いて、２１は筐状本体、２２は上面
天板で筐状本体２１に嵌合され、２３は渦巻状シーズヒ
ーターで上面天板２２に係止されている。２４は渦巻状
シーズヒーター２３やロースタ−ヒーター２６の火力等
を制御する制御パネルである。２６は筐状本体２１の内
部に具備されるロースタ−ケースで、天面前方に凹穴部
２６−ａが設けてあり、そこに耐熱強化ガラス２７が緩
嵌され、掛止されている。ロースタ−ヒーター２５は取
付金具２８により持着されて卦り、ビス２９によりロー
スタ−ケース２６に固定される。耐熱強化ガラス２７の
上方には、凹面状反射体３ｏを覆設し、ロースタ−ケー
ス２６の天面後方には、ランプ３１が固定金具３２によ
り、筐状本体２１に係止されている。３３はロースタ−
ドアで、かもにガラス窓３３−ａ、ロースタ−把手３３
−ｂ。

受皿３３−ｃから形成され、ロースタ−ケース２６を前
面から覆う構成である。

次にこの一実施例の構成に釦ける作用を説明す調理時に
ふ・いて、ランプ３１から放たれた光は、凹面状反射体
３０により、矢印Ａのごとく反射され、耐熱強化ガラス
２了を透過して、ロースタケース２６内に存在する仮想
点Ｂを前方（使用者の視線方向）から照らす為、魚Ｂを
裏返すタイミング、及び裏返し後の魚焼き終了のタイミ
ングをロースタ−ドア３３を引き出すことなくガラス窓
３３−ａごしに容易に確認でき、使い勝手の著しく向上
させることができ、あわせて、成型なるロスタードア３
３の引き出しによる庫内温度低下を防いで焼時間の短縮
を図れ、かつ、水分の逸散を防げるのでジューシイな焼
魚を提供することができる。ここで、ランプは、ロース
タ−ケース２６の天面後方に位置しているので、ロース
タ−ヒーター２６の熱の影響をほとんどうけず、熱劣化
を防止することができるとともに、取付スペースを十分
にとることができる。

次に第４図にふ−いて、４１はロースタ−ケース。

４１−ａはロースタ−ケース４１の天面に設けられた凹
穴部である。４２は耐熱強化ガラスで凹穴部４１−ａに
緩嵌され、リベット４３によって回動自在に軸支された
ストッパー４４（３個所）によって掛止される。

この構成によシ、使用者は魚焼きによる油によって汚れ
た耐熱強化ガラス４２を容易に取りはずして掃除するこ
とができ、常に良好な光透過率を維持できるものである
。さらに耐熱強化ガラス４２０表面に、７ノ素系透明塗
料を塗布することによシ、魚焼きによって耐熱強化ガラ
ス４２表面に付着した油汚れを容易に洗浄することがで
きるものである。

次に第６図のように、凹面状反射体５１の端部６１−ａ
をロースタ−ケース５２の天面の後方！で伸長させて遮
熱板とすることにより、ロースタヒーター６３からの輻
射熱による上面天板５４の温度上昇を抑えることができ
、使用者が上面天板５４に触れた際のやけどの危険性を
避けることができるものである。

発明の効果 以上のように本発明によれば、ロースタ−ケースの天面
前方に＠熱性に優れた耐熱性透明体を設置固定し、この
耐熱性透明体の上方に凹面状反射体を覆設し、さらにロ
ースタ−ケースの天面後方に位置するよう発光体を係止
した構成により、ロースタ−ケース内を前方（使用者の
視線方向）から照らすため、調理終了のタイミングをガ
ラス窓ごしに容易に確認でき、使い勝手を向上させるこ
とができ、庫内温度低下を防いで焼時間の短縮を図れ、
乾燥を防いでジューシイな調理物を提供することができ
るものである。

また、発光体はロースタ−ケースの天面後方に位置して
いるため、熱劣化を防止することができるとともに、取
付スペースも十分に確保できるものである。

捷た、耐熱性透明体を着脱自在としたことにより、調理
による油によって汚れた耐熱性透明体を容易に掃除でき
、常に良好な光透過率を維持できるものである。また耐
熱性透明体の表面に非粘着性の表面処理全はどこしたこ
とにより、調理によって無機質透明体表面に付着した油
汚れを容易に洗浄することができるものである。

さらに、凹面状反射体端部をロースタ−ケースの天面の
後方まで伸長させて６４板とすることにより、ロースタ
−ヒーターからの輻射熱による電気レンジ筐状本体に嵌
合される天板部の温度上昇を抑えることができるという
効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図から第６図は本発明の実施例を示し、第１図及び
第５図は電気レンジのロースタ−の断面図、第２図及び
第４図は同分解斜視図、第３図は電気レンジの斜視図、
第６図は従来の電気レンジのロースタ−の分解斜視図、
第７図は同断面図、第８図は従来の電気オープンの正面
縦断面図である。 ２６−ａ、４１−ａ・・・・・・凹穴部、２７．４２・
・・・−・耐熱性透明体、３１．５１・・・・・・凹面
状反射体、３１・・・・・・ランプ、４３・・・・・・
リベット、４４・・・・・ストッパー、５１−ａ・・・
・・・端部、６４・・・・・・上面天板。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）ロースターケース本体と、前記ロースターケース
   内側上方に内設される加熱ヒーターと、前記ロースター
   ケースの天面の前方に設置固定された耐熱性透明体を備
   え、前記耐熱性透明体の上方には凹面状反射体を覆設し
   、前記ロースターケースの天面の後方に位置するよう発
   光体を係止した電気レンジのロースター。
2. （２）耐熱性透明体は、ロースターケースの天面に設け
   た凹穴部に前記ロースターケース内側から緩嵌し、掛止
   することにより着脱自在とした請求項１記載の電気レン
   ジのロースター。
3. （３）耐熱性透明体の表面に、非粘着性の表面処理をほ
   どこした請求項１記載の電気レンジのロースター。
4. （４）凹面状反射体をロースターケースの天面の後方ま
   で伸長させた請求項１記載の電気レンジのロースター。