JP2830236B2 - 電気レンジのロースター - Google Patents

電気レンジのロースター

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JP2830236B2 JP32634089A JP32634089A JP2830236B2 JP 2830236 B2 JP2830236 B2 JP 2830236B2 JP 32634089 A JP32634089 A JP 32634089A JP 32634089 A JP32634089 A JP 32634089A JP 2830236 B2 JP2830236 B2 JP 2830236B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般家庭の厨房設備として使用される電気レ
ンジのロースターに関するものである。
従来の技術 従来この種の電気レンジのロースターは第6図及び第
7図に示すように構成であった。1は電気レンジの筐状
本体、2は筐状本体の内部に具備されるロースターケー
ス、3はロースタードアであり、おもにガラス窓3−a,
ロースター把手3−b,および受皿3−cから形成されて
いる。4は加熱用熱源であるシーズヒーターで、取付金
具5に持着されており、ロースターケース2内のビス6
でロースターケース2内上方中央部に固定されている。
また、電気オーブンを例にとると、第8図に示すよう
な構成になっていた。すなわち図において、7は外殻本
体、8は外殻本体7の内部に具備されるオーブンケース
であり、その庫内には加熱ヒーター9及び着脱自在の受
皿10が設けられている。オーブンケース8の片側面には
切欠き部8−aが設けられており、その外方にランプ11
が近接して設置されている。
また、一般に電気レンジのロースターは、従来例に示
すように熱効率,スペースの制限等から開口部高さが狭
く、奥行き深い欠点があった。
発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、調理物を焼く時に、ガラ
ス窓3−aから外光がほとんど入らないのでロースター
ケース2の内部は暗く、焼け具合いの確認ができない。
そのため、調理物を裏返すタイミング、及び裏返し後の
調理終了のタイミングを目視するのが困難で、使用者は
逐次ロースタードア3を引き出して確認しなければなら
ないので非常に使い勝手が悪い。さらに、頻繁にロース
タードアを引き出さなければならないので、そのたびに
庫内温度が下がり、調理時間がのびるとともに、調理物
中に含まれる水分が散逸し乾燥気味の焼け具合いになる
という課題があった。また電気オーブンの場合は、オー
ブンケース8の庫内を側面に取りつけたランプ11にて照
らしているが、これは開口部高さが比較的高い為、前面
から庫内をみたときに、光に照らされた被調理物上面を
見ることができ有効であるが、前述したように電気レン
ジのロースター部においては開口部高さが狭い為、側面
に取り付けた際に前面より有効な視界を得ることが困難
である。また、電気レンジのケース2の天面にランプを
取りつけるとシーズヒーター4による輻射熱・熱対流に
よりランプ附近の温度が上昇しランプの耐熱性がもたな
いという課題がある。さらに、スペース的にも天板部が
接近している為、取付スペースがないという課題もあっ
た。
本発明はこのような課題を解決するもので、第1の目
的は時にロースターケース内を明るくして視界を良好に
し、調理物を裏返すタイミング及び裏返し後の調理終了
のタイミングを、ロースタードアを引き出すことなく、
ガラス窓ごしに容易に確認できるようにして、使い勝手
の向上を図り、庫内温度の低下を防ぎ調理時間の短縮と
水分の逸散を防ぎ調理物の乾燥を抑制した調理を実現す
ることにある。
第2の目的は、調理後の掃除性のよい耐熱性透明体を
得ることにある。
第3の目的は、調理後の洗浄性のよい耐熱性透明体を
得ることにある。
第4の目的は、ロースターケース(ロースターヒータ
ー)からの輻射熱による、電気レンジの筐状本体に嵌合
される天板部の温度上昇を抑えることにある。
課題を解決するための手段 上記第1の課題を解決するために本発明は、ロースタ
ーケースの天面前方に耐熱性に優れた透明体を設置固定
し、この耐熱性透明体の上方に凹面状反射体を覆設し、
さらにロースターケースの天面後方に位置するよう発光
体を係止するものである。
また第2の課題を解決するために本発明は、耐熱性透
明体を、ロースターケースの天面に設けた凹穴部にロー
スターケース内側から緩嵌し、掛止することにより着脱
自在とするものである。
また、第3の課題を解決するために本発明は、耐熱性
透明体の表面に非粘着性の表面処理(例えば、フッ素系
透明塗料)をほどこすものである。
さらに第4の課題を解決するための本発明は、凹面状
反射体をロースターケースの天面の後方まで伸長させる
ものである。
作用 本発明の電気レンジのロースター部は、上記構成によ
り、調理時において、発光体から放たれた光は、凹面状
反射体により耐熱性透明体を透過してロースターケース
内を前方(使用者の視線方向)から照射するので、調理
物を裏返すタイミング、及び裏返し後の調理終了のタイ
ミングをロースタードアを引き出すことなくガラス窓ご
しに容易に確認でき、使い勝手を著しく向上させること
ができる。あわせて、度重なるロースタードアの引き出
しによる庫内温度低下を防いで焼時間の短縮が図れ、水
分の逸散を防いでジューシィな調理物を提供することが
できるものである。ここで、発光体はロースターケース
の天面後方に位置しているので、ヒータ熱による熱劣化
を防止することができるとともに、取付スペースも十分
確保できるものである。
また、耐熱性透明体を、ロースターケースの天面に設
けた凹部にロースターケース内側から緩嵌し、掛止する
ことによって着脱自在としたことにより、調理物の油に
よって汚れた耐熱性透明体を容易に掃除でき、常に良好
な光透過率を維持できるものである。
また、耐熱性透明体の表面に非粘着性の表面処理をほ
どこしたことにより、調理によって耐熱性透明体表面に
付着した油汚れを容易に洗浄することができるものであ
る。
さらに、凹面状反射体をロースターケースの天面の後
方まで伸長させて遮熱板とすることにより、ロースター
ヒーターからの輻射熱による電気レンジ筐状本体に嵌合
される天板部の温度上昇を抑えることができ、使用者が
天板部に触れた際のやけどの危険性を避けることができ
るものである。
実 施 例 第1図〜第3図において、21は筐状本体、22は上面天
板で筐状本体21に嵌合され、23は渦巻状シーズヒーター
で上面天板22に係止されている。24は渦巻状シーズヒー
ター23やロースターヒーター25の火力等を制御する制御
パネルである。26は筐状本体21の内部に具備されるロー
スターケースで、天面前方に凹穴部26−aが設けてあ
り、そこに耐熱強化ガラス27が緩嵌され、掛止されてい
る。ロースターヒーター25は取付金具28により持着され
ており、ビス29によりロースターケース26に固定され
る。耐熱強化ガラス27の上方には、凹面状反射体30を覆
設し、ロースターケース26の天面後方には、ランプ31が
固定金具32により、筐状本体21に係止されている。33は
ロースタードアで、おもにガラス窓33−a,ロースター把
手33−b,受皿33−cから形成され、ロースターケース26
を前面から覆う構成である。
次にこの一実施例の構成における作用を説明する。
調理時において、ランプ31から放たれた光は、凹面状
反射体30により、矢印Aのごとく反射され、耐熱強化ガ
ラス27を透過して、ロースターケース26内に存在する仮
想魚Bを前方(使用者の視線方向)から照らす為、魚B
を裏返すタイミング、及び裏返し後の魚焼き終了のタイ
ミングをロースタードア33を引き出すことなくガラス窓
33−aごしに容易に確認でき、使い勝手の著しく向上さ
せることができ、あわせて、度重なるロースタードア33
の引き出しによる庫内温度低下を防いで焼時間の短縮を
図れ、かつ、水分の逸散を防げるのでジューシィな焼魚
を提供することができる。ここで、ランプ31は、ロース
ターケース26の天面後方に位置しているので、ロースタ
ーヒーター25の熱の影響をほとんどうけず、熱劣化を防
止することができるとともに、取付スペースを十分にと
ることができる。
次に第4図において、41はロースターケース,41−a
はロースターケース41の天面に設けられた凹穴部であ
る。42は耐熱強化ガラスで凹穴部41−aに緩嵌され、リ
ベット43によって回動自在に軸支されたストッパー44
(3個所)によって掛止される。
この構成により、使用者は魚焼きによる油によって汚
れた耐熱強化ガラス42を容易に取りはずして掃除するこ
とができ、常に良好な光透過率を維持できるものであ
る。さらに耐熱強化ガラス42の表面に、フッ素系透明塗
料を塗布することにより、魚焼きによって耐熱強化ガラ
ス42表面に付着した油汚れを容易に洗浄することができ
るものである。
次に第5図のように、凹面状反射体51の端部51−aを
ロースターケース52の天面の後方まで伸長させて遮熱板
とすることにより、ロースターヒーター53からの輻射熱
による上面天板54の温度上昇を抑えることができ、使用
者が上面天板54に触れた際のやけどの危険性を避けるこ
とができるものである。
発明の効果 以上のように本発明によれば、ロースターケースの天
面前方に耐熱性に優れた耐熱性透明体を設置固定し、こ
の耐熱性透明体の上方に凹面状反射体を覆設し、さらに
ロースターケースの天面後方に位置するよう発光体を係
止した構成により、ロースターケース内を前方(使用者
の視線方向)から照らすため、調理終了のタイミングを
ガラス窓ごしに容易に確認でき、使い勝手を向上させる
ことができ、庫内温度低下を防いで焼時間の短縮を図
れ、乾燥を防いでジューシィな調理物を提供することが
できるものである。
また、発光体はロースターケースの天面後方に位置し
ているため、熱劣化を防止することができるとともに、
取付スペースも十分に確保できるものである。
また、耐熱性透明体を着脱自在としたことにより、調
理による油によって汚れた耐熱性透明体を容易に掃除で
き、常に良好な光透過率を維持できるものである。また
耐熱性透明体の表面に非粘着性の表面処理をほどこした
ことにより、調理によって無機質透明体表面に付着した
油汚れを容易に洗浄することができるものである。
さらに、凹面状反射体をロースターケースの天面の後
方まで伸長させて遮熱板とすることにより、ロースター
ヒーターからの輻射熱による電気レンジ筐状本体に嵌合
される天板部の温度上昇を抑えることができるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第5図は本発明の実施例を示し、第1図及び
第5図は電気レンジのロースターの断面図、第2図及び
第4図は同分解斜視図、第3図は電気レンジの斜視図、
第6図は従来の電気レンジのロースターの分解斜視図、
第7図は同断面図、第8図は従来の電気オーブンの正面
縦断面図である。 26−a,41−a……凹穴部、27,42……耐熱性透明体、31,
51……凹面状反射体、31……ランプ、43……リベット、
44……ストッパー、51−a……端部、54……上面天板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47J 37/06 F24C 7/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロースターケース本体と、前記ロースター
    ケース内側上方に内設される加熱ヒーターと、前記ロー
    スターケースの天面の前方に設置固定された耐熱性透明
    体を備え、前記耐熱性透明体の上方には凹面状反射体を
    覆設し、前記ロースターケースの天面の後方に位置する
    ように発光体を係止した電気レンジのロースター。
  2. 【請求項2】耐熱性透明体は、ロースターケースの天面
    に設けた凹穴部に前記ロースターケース内側から緩嵌
    し、掛止することにより着脱自在とした請求項1記載の
    電気レンジのロースター。
  3. 【請求項3】耐熱性透明体の表面に、非粘着性の表面処
    理をほどこした請求項1記載の電気レンジのロースタ
    ー。
  4. 【請求項4】凹面状反射体をロースターケースの天面の
    後方まで伸長させた請求項1記載の電気レンジのロース
    ター。
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