JP2903438B2 - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は加熱調理器に係り、さら
に詳しくは、高周波加熱手段とヒータの如き加熱手段を
備えたオーブンレンジに、ヒータの如き加熱手段を有す
るグリラーを設けてなる加熱調理器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】高周波加熱手段とヒータの如き加熱手段
により被調理物を調理するオーブンレンジに、ヒータの
如き加熱手段を有するグリラーを設け、独立した2つの
調理室でそれぞれ被調理物を調理する加熱調理器(以下
グリラーオーブンレンジという)は、家庭用などの調理
器として広く使用されている。
【0003】図16は従来のグリラーオーブンレンジの
一例を示す斜視図である。図において、1は本体で、前
面には開口部3が設けられてオーブンレンジ部2を構成
しており、本体1の前面には窓ガラス5を有するドア4
が開閉可能に取付けられている。6は開口部3の側方に
おいて開口部3の前面から突出して設けられた操作パネ
ルで、表面には電源スイッチ、タイマー、温度設定キー
などが設けられており、内部には制御器や電気部品など
が配設されている。7は被調理物を加熱する箱状の第1
の加熱庫で、ステンレスの如き耐熱性を有する板材から
なり、天井及び底部にはヒータ(図示せず)が取付けら
れている。8は第1の加熱庫7の側壁に設けられ、マグ
ネトロン(図示せず)からのマイクロ波を出射する給電
口、9は第1の加熱庫7の底部に設けられたターンテー
ブルである。
【0004】10はマグネトロンの反対側において本体
1に設けたグリラー部で、ステンレスの如き板材からな
る箱状の第2の加熱庫11の両側にはヒータ(図示せ
ず)が設けられている。12は第2の加熱庫11の下方
に設けられ、第2の加熱庫11から落下するパン屑など
を収集する屑箱、13は排気口(図示せず)の近傍に設
置され、第1の加熱庫7の温度を検出する温度センサ、
14は第2の加熱庫11の温度を検出する温度センサで
ある。
【0005】上記のようなグリラーオーブンレンジにお
いては、被調理物を入れた調理容器をターンテーブル9
上に載置してドア4を閉じる。次いで操作パネル6のキ
ーを操作して加熱時間、加熱温度などを設定したのち電
源をONすると、ターンテーブル9が回転すると共に、
給電口8からマイクロ波が出射される。第1の加熱庫7
内に出射したマイクロ波は、直接又は加熱庫7の内壁に
反射して被調理物に加えられ、電子レンジとして機能
し、被調理物を加熱する。また、同時に第1の加熱庫7
に設けられたヒータに通電すれば、オーブンレンジとし
て機能し、被調理物はマイクロ波とヒータからの熱の両
者によって加熱され、かつ焦げ目がつけられる。
【0006】一方、グリラー部10の第2の加熱庫11
に例えばパンを挿入し、操作パネル6のキーによりグリ
ラー部10に切替えて加熱時間、加熱温度などを設定
し、電源をONしてヒータに通電すれば、パンは焼かれ
てトーストが作られる。なお、オーブンレンジ部2とグ
リラー部10は、いずれか一方のみを使用してもよく、
或いは両者を同時に使用することもできる。
【0007】図17は従来のグリラーオーブンレンジの
他の例を模式的に示した正面図である。なお、図16の
従来例と同一又は相当部分にはこれと同じ符号を付し、
説明を省略する。このグリラーオーブンレンジは、オー
ブンレンジ部2を上に、グリラー部10を下に配設した
もので、グリラー部10を構成する第2の加熱庫11に
は窓ガラス16を有するドア15が設けられており、ド
ア15の側部にはグリラー用の操作パネル17が配設さ
れている。なお、18a,18bはドア15と本体1と
の間に形成された隙間で、第2の加熱庫11内に外気を
吸引し、加熱庫11内の煙りや熱気を排気口(図示せ
ず)から排出する。上記のように構成したグリラーオー
ブンレンジの作用も図16で説明した従来例の場合とほ
ぼ同様なので、説明を省略する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような加熱調理
器は、電子レンジ、オーブレンジ及びグリラーの三様の
使い分けができるので便利であるが、次のような多くの
問題がある。
【0009】(1) 従来のグリラーオーブンレンジ
は、使用時、不使用時いずれの場合も操作パネル6は全
て本体1の前面に露出している。このため、使用中に操
作パネル6に触れて当該調理に関係のないキーを押して
しまうことがあり、予定していた調理が得られないこと
がある。特に操作パネル6にタッチスイッチを使用した
場合、この傾向が増加する。
【0010】(2) ドア4は図18に示すように窓枠
19に設けた窓穴20の周囲に凹状の周縁部21を設
け、この周縁部21に接着剤によりガラス板22を貼付
けていた。しかしながら、加熱庫7、11の加熱により
ドア4が加熱され、窓枠19が熱変形してこれに固定さ
れたガラス板22が応力割れを生ずることがあった。
【0011】(3) 図17のグリラーオーブンレンジ
において、下部のグリラー部10で調理中にドア15か
ら洩れた熱気により、上部のオーブンレンジ部2のドア
4が加熱され、グリラー部10の使用中又は使用直後に
オーブンレンジ部2を使用しようとしても、ドアハンド
ルが熱くて手に持てないことがあり、手袋や布巾で把ま
なければならないことがある。
【0012】(4) 図17の第1、第2の加熱庫7、
11は、図19に示すように第1の加熱庫7用の窓穴2
4と、第2の加熱庫11用の窓穴25が設けられたステ
ンレスの如き耐熱性を有する材料からなるフレーム23
に、開口部の周縁に鍔部7a,11aを有する第1、第
2の加熱庫7、11を当接し、窓穴24,25と開口部
をそれぞれ整合させて鍔部7a,11aをスポット溶接
によりフレーム23に固定していた。ところで、グリラ
ー部10を構成する第2の加熱庫11は、焼肉や焼魚な
どを調理することが多いため第1の加熱庫7より損傷が
激しく、使用に耐えなくなって交換したいことが屡々あ
る。しかしながら、第1、第2の加熱庫7、11はフレ
ーム23にスポット溶接により一体的に固定されている
ため、第1の加熱庫7がほとんど損傷していない場合で
も、フレーム23及び第1、第2の加熱庫7、11の全
部を交換しなければならず、不経済であった。
【0013】(5) グリラー部10のドア15の上下
と本体1との間にはそれぞれ隙間18a,18bが形成
されており、図20に示すように調理中受け皿26の上
下から外気が流入し、第2の加熱庫11内の熱気や煙り
を後方に設けた排気口27から排出するようにしている
ので、受け皿26に入れられた被調理物の上を外気が通
過する。このため被調理物が乾燥したりよく焼けないこ
となどがあり、所望の調理ができないことがあった。
【0014】(6) 従来、この種加熱調理器において
は、オーブンレンジ部2の加熱庫7の排気と、グリラー
部10の加熱庫11の排気を同じ排気口から排出してい
るが、排気口には電子レンジ用の温度センサが設置され
ており、オーブンレンジ部2を電子レンジとして使用す
る場合はこの温度センサにより第1の加熱庫7の温度を
検出し制御するようにしているので、オーブンレンジ部
2とグリラー部10を同時に使用するときは、排気口か
ら両者の熱風や煙が排出されるため、第1の加熱庫7の
温度を正確に検出し制御することができなかった。
【0015】(7) グリラー部10の受け皿26とグ
リラーハンドルを連結する場合、従来は例えば図21に
示すガスレンジで行なわれているように、ドアハンドル
15の内側にねじ棒15aを植設し、これを受け皿26
に設けた穴26aに嵌入して内側から蝶ナット28で締
めて両者を結合していた。このため受け皿26とグリラ
ーハンドル15との着脱が面倒であるばかりでなく、蝶
ナット28は置き忘れたり紛失したりし易く、紛失する
と両者の結合ができなかった。
【0016】(8)例えばグリラー部10で魚を焼く場
合、図22に示すように受け皿26内に焼き網29を入
れ、焼き網29の上に魚を載せてグリラー部10内に収
納し、焼いていた。なお、Wは受け皿26内に入れた水
である。この場合、受け皿26の前後の内壁と焼き網2
9との間にはそれぞれ隙間Gが形成されるため、受け皿
26をグリラー部10内に出し入れする際ガタガタ音が
して騒々しいばかりでなく、グリラー部10内に挿入す
る際焼き網29が移動して被調理物を常に一定の位置に
保持することができないので、予定通りの焼き上がりが
できないことがあった。
【0017】(9)この種の加熱調理器によって調理す
る場合、加熱庫の初期温度を温度センサで検出し、この
初期温度に基づいて被調理物の種類に応じた加熱時間や
加熱温度を定めるようにしたものがある。しかしなが
ら、従来は図16、図17に示すようにグリラー部10
の温度センサ14が第1の加熱庫7に近接した位置に配
設されているため、例えば、オーブンレンジ部2とグリ
ラー部10を同時に使用する場合、温度センサ13,1
4は加熱庫7,11の影響を受けて正確な温度を検出で
きない。このため、初期温度を基に、加熱時間や加熱温
度を設定しても実際の温度との間に差があるため、好ま
しい調理ができないので温度補正を行うなど、調理の制
御が面倒であった。
【0018】(10) 従来この種加熱調理器は、第1
の加熱庫7と第2の加熱庫11との間にモータを設置
し、ターンテーブル9を直接駆動していたが、グリラー
部10を使用するとその上に設けたモータが加熱されて
昇温し、モータの性能に悪影響を与えるばかりでなく、
電気用品取締法に定める上限温度を越えるおそれもあっ
た。
【0019】本発明は、上述のような多くの課題を解決
するためになされたもので、使い勝手がよく、経済的で
操作性に優れた加熱調理器を得ることを目的としたもの
である。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明に係る加熱調理器
は、グリラー部を備えたオーブンレンにおいて、次の
ように構成したものである。 (1) オーブンレンジ部の温度を検出する温度センサ
を第1の加熱庫の上部に設置し、グリラー部の温度を検
出する温度センサを第2の加熱庫の底部に設置する。 (2) オーブンレンジ部のドアは横開きに装着され、
グリラー部のドアは前後に出し入れされる受け皿に連結
されたグリラーハンドルによって構成する。 (3) オーブンレンジ部のドアは横開きに装着され、
そのハンドル部分をグリラー部から離れた位置に設け
る。
【0021】(4) オーブンレンジ部のドアを、金属
板からなる補強板と、耐熱性のプラスチック成型品から
なり補強板の前後面に取り付けられる前面板及び後面板
とによって構成する。 (5) オーブンレンジ部のドアに側方に突出したハン
ドル部を設け、補強板のハンドル部に対応する位置に窓
穴を設ける。 (6) オーブンレンジ部のドアの前面板のガラス板貼
り付け部に複数のスリットを設ける。
【0022】(7) グリラーハンドルの後面に少なく
とも2個の係合穴を設けると共に、受け皿の前面に係合
穴に係合する係合片を設ける。 (8) グリラーハンドルの後面にこのグリラーハンド
ルとの間に凹状の段部が形成された少なくとも1個の嵌
合部を突設すると共に、受け皿の前面下部に段部に嵌合
する嵌合片を設ける。
【0023】(9) グリラー部の第2の加熱庫の下面
と受け皿との間に開口部に連通する通気路を形成すると
共に、本体の背面に通気路と連通する排気路を設けて形
成しうる最も高い位置に排気口を設ける。 (10) グリラー部の排気路に吸気量調整口を設け
る。 (11) オーブンレンジ部の吸排気経路と、グリラー
部の吸排気経路をそれぞれ独立して設ける。
【0024】(12) グリラーハンドルのほぼ中央部
に先端部が垂下して遮蔽片が形成された嵌合部を設け、
受け皿を第2の加熱庫に収容したときにグリラーハンド
ルの下に形成された通気路のほぼ中央部を閉鎖する。 (13) グリラー部の受け皿の周壁の一部に焼き網の
脚部が弾性嵌合する凸部を設ける。
【0025】(14) 第1の加熱庫の開口部と第2の
加熱庫の開口部にそれぞれ対応する窓穴を有し、本体の
前面に固着される金属板からなるフレームを備え、少な
くとも第2の加熱庫をフレームにねじにより固定する。 (15) オーブンレンジ部のターンテーブルを駆動す
るモータをグリラー部の加熱庫から離れた位置に設置
し、モータとターンテーブルとを動力伝達手段により連
結する。 (16) ターンテーブルの動力伝達手段にファン手段
を設けたる。
【0026】
【作用】(1) オーブンレンジ部とグリラー部の温度
センサを双方の加熱に影響を受けない位置に設置したの
で、当該加熱庫の温度を正確に検出し、加熱庫の温度を
正確に制御することができる。 (2) オーブンレンジ部のドアを横開きに、かつグリ
ラー部から離れた位置に設け、グリラー部のドアは前後
に出し入れされる受け皿に連結されたグリラーハンドル
によって構成したので、グリラー部の使用によりオーブ
ンレンジ部のドアが加熱されることはない。
【0027】(3) オーブンレンジ部のドアを補強板
とこれを保持する前面板及び後面板によって構成したの
で、強固で美観に優れたドアが得られる。 (4) オーブンレンジ部のドアの補強板のハンドル部
に対応する位置に窓穴を設けたので、この部分に達する
熱の伝達を軽減する。 (5) オーブンレンジ部のドアの前面板のガラス板貼
り付け部にスリットを設けたので、前面板の熱変形が防
止され、ガラス板の応力割れを防止する。
【0028】(6) グリラーハンドルに係合穴を設
け、受け皿に係合片を設けたので、両者をワンタッチで
着脱することができる。 (7) グリラーハンドルの後面に凹状の段部を有する
嵌合部を突設し、受け皿の前面にこの段部に嵌合する嵌
合片を設けたので、両者を確実に結合しかつロックする
ことができる。
【0029】(8) グリラー部の加熱庫の下面と受け
皿との間に通気路を設け、本体の背面にこの通気路と連
通し排気量調整口を有する通気路を設けて高所に排気口
を形成したので、グリラー部内の煙や熱気を確実に排出
し、しかも被調理物の乾燥などを防止できる。 (9) オーブンレンジ部とグリラー部の吸排気路をそ
れぞれ独立して設けたので、グリラー部の使用によりオ
ーブンレンジ部の吸排気路に設けた温度センサが影響を
受けることがない。
【0030】(10) グリラーハンドルに遮蔽片を設
け、受け皿を加熱庫内に収容したときに通気路のほぼ中
央部を閉鎖するようにしたので、グリラー部の温度セン
サが外気の影響を受けない。 (11) 受け皿の周壁に凸部を設け、焼き網の脚部を
弾性嵌合させるようにしたので、受け皿の出し入れの際
騒音を発することがなく、また、被調理物を常に所定の
位置に保持することができる。
【0031】(12) 少なくともグリラー部の加熱庫
をフレームにねじ止めするようにしたので、損傷し易い
この加熱庫だけを交換することができる。 (13) ターンテーブルの駆動モータをグリラー部か
ら離れた位置に設け、また、ターンテーブルの動力伝達
手段にファン手段を設けたので、グリラー部の加熱によ
りモータの性能に悪影響を及ぼすことがなく、さらに、
ファンにより対流を促進し本体内の温度を均一化する。
【0032】
【実施例】実施例1. 図1はドアを開いた状態を示す本発明実施例の斜視図、
図2はその正面図である。両図において、30は本体
で、オーブンレンジ部31とその下に設けられたグリラ
ー部61とによって構成されている。オーブンレンジ部
31において、32はステンレス如き耐熱性板材から
なり、前面が開口された加熱庫(以下第1の加熱庫とい
う)で、側壁にはマグネトロン(図示せず)からのマイ
クロ波を出射する給電口33a,33bが設けられてお
り、天井には上部ヒータが、また床内には下部ヒータ
(共に図示せず)がそれぞれ設けられている。34はタ
ーンテーブルである。
【0033】35は本体30の前面の一方の側におい
て、オーブンレンジ部31の下端部から高さhの位置で
本体30の前面から突設されたオーブンレンジ部31の
第1の操作パネルで、例えば図3に示すように、スター
ト、とりけしなど、頻繁に使用するキーが設けられてい
る。36は第1の操作パネル35の下方において本体3
0の前面に設けられたオーブンレンジ部31の第2の操
作パネルで、例えば図3に示すように、オーブン、レン
ジなど比較的使用頻度の少ないキーが設けられている。
【0034】41はオーブンレンジ部31の開口部に対
応して本体30に開閉可能に装着されたドアで、自由端
には突設された第1の操作パネル35に嵌合する切欠部
42が設けられており、その下部には第1の操作パネル
35とオーブンレンジ部31の下端部との間に嵌合する
高さhのドアハンドル43が突設されている。また、切
欠部42の内側には、本体30の前面と第1の加熱庫3
2の前面との間に形成された段部37と嵌合する段部4
4が設けられている。したがって、ドア41を閉じる
と、図2に示すように第1の操作パネル35は切欠部4
2によって前面に現れるが、第1の加熱庫32や第2の
操作パネル36を含む他の部分は、ドア41によって全
て覆われる。なお、45a,45bはドア41を閉じた
ときに、第1の加熱庫32の側方に設けた係合穴38
a,38bと係合してドア41をロックする係止片であ
る。
【0035】グリラー部61は前面が開口された加熱庫
62(以下第2の加熱庫という)、ガラス窓64を有す
るグリラーハンドル63、このグリラーハンドル63に
連結された受け皿65及び受け皿65内に収容される焼
き網66とからなり、受け皿65は第2の加熱庫62内
に開口部から摺動自在に出し入れされ、受け皿65を第
2の加熱庫62内に収容したときは、グリラーハンドル
63は第2の加熱庫62の底部との間に隙間gを残して
開口部を閉塞する。67は開口部の側方に設けたグリラ
ー部61の操作パネルで、例えば図3に示すように、や
きもの、さかな、濃淡などのキーが設けられている。
【0036】上記のように構成した本発明の加熱調理器
においては、被調理物の調理内容に応じて電子レンジ、
オーブンレンジ或いはグリラーを使用して所望の調理を
行うことができるが、各種の調理方法については説明を
省略する。
【0037】以上、本発明の全体構成の概要について述
べたが、以下、本発明を構成する細部の特徴について説
明する。 実施例2.本発明に係るドア41は、前述のように自由
端側に第1の操作パネル35に嵌合する切欠部42とド
アハンドル43が設けられており、ドア41を閉じたと
きは第1の操作パネル35を除き、オーブンレンジ部3
1の前面を覆うようになっている。
【0038】図4はドア41の実施例の分解斜視図で、
46は耐熱プラスチックからなる前面板(化粧板)、5
3は耐熱プラスチックからなる後面板、56はスンレ
如き金属板からなる補強板である。前面板46は図
5に示すように窓穴48を有し、その周縁に前面より僅
かに凹状に形成された周縁部49が設けられ、一方の側
部にドアハンドル用の突出部51が形成された枠体47
と、枠体47の凹部に嵌入され、周縁部49に接着剤で
接着されるガラス板52とからなり、枠体47の周縁部
49には複数のスリット50が設けられている。なお、
実施例では、ガラス板52の周縁部は不透明に形成され
ている。
【0039】後面板53は前面板46とほぼ同じ外形の
もので、窓穴54、ドアハンドル用の突出部55などか
らなっている。また、補強板56は前面板46の窓穴4
8に対応してパンチメタル状の網部57が設けられてお
り、一方の側にはレンジ取付部58が、他方の側にはド
アハンドル用の突出部59が設けられている。60は突
出部59に設けた窓穴である。
【0040】このような各部からなるドア41を組立て
るには、先ず、前面板46の枠体47の周縁部49に接
着剤などによりガラス板52を貼り付けて固定する。次
いでこの前面板46と後面板53とにより補強板56を
両側から挾んでこれらを一体に結合し、接着剤、ねじな
どにより固定する。そして、本体30とレンジ取付部5
8間をヒンジで連結し、ドア41を本体30に開閉自在
に装着する。
【0041】ところで、前述のように従来の加熱調理器
は、ドアが加熱されると熱変形によりガラス板に応力割
れを生じることがあったが、本発明においては、ガラス
板52を貼り付ける前面板46の窓穴48の周縁部49
に複数のスリット50を設け、ガラス板52を貼り付け
た周縁部49に加わる応力を分散させるようにしたの
で、加熱時の周縁部49の熱変形を防止することができ
る。このため、ガラス板52に応力割れを生じることが
ない。
【0042】実施例3.また、本実施例においては、ド
ア41の自由端にドアハンドル43を設け、ドア41を
閉じたときに第2の操作パネル36をこのドアハンドル
43で覆うようにしている。電気用品取締法によればキ
ーの温度は75℃以下に定められているが、ドア41の
補強板56は熱伝導の良好な金属で作られているので、
調理により高温になった第1、第2の加熱庫32,62
の熱が補強板56に伝わってドアハンドル43が高温に
なり、キーの温度が75℃以上になるおそれがある。そ
こで本実施例においては、補強板56のドアハンドル用
の突出部59に窓穴60を設けて第2の操作パネル36
に対向する部分を除去し、熱の伝達を小さくした。これ
により、第1、第2の加熱庫32,62が高温になって
も第2の操作パネル36のキーの温度を60〜65℃程
度に保持することができた。
【0043】実施例4.さらに、本実施例においては、
オーブンレンジ部31のドア41を閉じたとき、ドアハ
ンドル43はグリラー部61の加熱庫62から離れた本
体30の側部に位置しているので、グリラー部61を使
用して熱気が洩れてもドアハンドル43が加熱されるこ
とはなく、グリラー部61の使用中又は使用直後でも素
手により容易にドア41を開閉することができる。
【0044】以上、図1、図2のグリラーオーブンレン
ジの各部の構成について説明したが、これら各構成はグ
リラーオーブンレンジのみに実施するものでなく、電子
レンジ、オーブンレンジにも実施することができる。
【0045】実施例5. 図6は本発明に係る第1、第2の加熱庫32,62の実
施例を示す分解斜視図である。71はステンレスの如き
耐熱材料からなり、本体30の前面に固定されるフレー
ムで、第1の加熱庫32用の窓穴72、周縁に複数のね
じ挿通穴74が設けられた第2の加熱庫62用の窓穴7
3、第1、第2の操作パネル35,36用の窓穴75、
及びグリラー部10の操作パネル67用の窓穴76が設
けられている。32はフレーム71の窓穴72に整合す
る開口部32aを有し、開口部32aの周縁に鍔部39
が設けられた箱状の第1の加熱庫、62は前面にフレー
ム71の窓穴73に整合する開口部62aを有し、開口
部62aの周縁にフレーム71のねじ挿通穴69と整合
するねじ穴69が設けられた鍔部68を有する箱状の第
2の加熱庫である。
【0046】上記のような構成において、第1の加熱庫
32は、フレーム71の窓穴72に開口部32aを整合
させて鍔部39をフレーム72に当接し、従来通りスポ
ット溶接により固定する。一方、第2の加熱庫62は、
その開口部62aをフレーム71の背面から窓穴73と
整合させ、鍔部69をフレーム71に当接してフレーム
71のねじ挿通穴74にねじを挿通し、鍔部68に設け
たねじ穴69に蝶入して一体に結合する。
【0047】本実施例は、上記のように構成したので、
第2の加熱庫62がフレーム71や第1の加熱庫32よ
り早く損傷しても、第2の加熱庫62だけを交換すれば
よいので、極めて経済的である。
【0048】実施例6.図7は本発明の他の実施例を模
式的に示した正面図、図8はその背面図、図9aは一部
を断面で示した図7の側面図、図9bは図9aの要部の
平断面図である。本実施例においては、第2の加熱庫6
2の底部に開口部62aから奥に向かってほぼ等間隔に
複数のリブ62bを設け、このリブ62bに沿って受け
皿65を出し入れするようにしたもので、受け皿65の
下面と第2の加熱庫62の底面との間には隙間gが形成
される。また、受け皿65を第2の加熱庫62内に収容
したときは、グリラーハンドル63の上端部は本体30
に密着して第2の加熱庫62の上部を閉鎖し、グリラー
ハンドル63の下面と第2の加熱庫62の底面との間に
は外気が流入する吸気口g1 が形成される。
【0049】40は本体30の背面の一方の側に設けた
グリラー部61用の排気路で、本体30の上面付近に排
気口40aが設けられており、下部は第2の加熱庫62
と連通している。40bは排気路40の底部に設けた吸
気口で、図示していないが、この吸気口40bの大きさ
(面積)は調節可能に構成されている。32aは本体3
0の背面の他方の側に設けられたオーブンレンジ31用
の吸気口、32bは排気口40aと吸気口32aとの間
に設けられたオーブンレンジ部31の排気口で、本実施
例ではオーブンレンジ部31の排気口32aとグリラー
部61の排気口40aを別に設けてある。
【0050】本実施例においては、グリラー部61で調
理中は、吸気口を経てグラーハンドル63の下に形成
された隙間g1 から第2の加熱庫62内に流入した外気
は、受け皿65の下を通り、第2の加熱庫62内の熱気
や煙と共に排気路40を経て排気口40aから排出され
る。このため、受け皿65に入れられた被調理物が乾燥
したり焼け不良になることがなく、その上自然対流によ
り排気効率を向上させることができる。なお、排気路4
0に設けた吸気口40bの開度を調節することにより、
吸気量、したがって排気口40aからの排気を調節する
ことができる。
【0051】実施例7. また、図7〜図9において、86は例えばグリラー部6
1の排気口40aの近傍に設置され、電子レンジを使用
したときの第1の加熱庫32の温度を検出するサーミス
タの如き温度センサ、87は第1の加熱庫32の側壁に
設置され、オーブンレンジを使用したときの第1の加熱
庫32の温度を検出する例えばサーミスタの如き温度セ
ンサ、88は第2の加熱庫62の底部に設置され、グリ
ラー部61を使用したときの第2の加熱庫62の温度を
検出する例えばサーミスタの如き温度センサである。
【0052】このように、本実施例においては、第1、
第2の加熱庫32,62の温度を検出する温度センサ8
6,87と88を、他方の加熱庫の影響を受けない離れ
た位置に設けたので、第1の加熱庫32及び第2の加熱
庫62の温度を正確に検出することができる。このた
め、初期温度に基づく被調理物の種類に応じた加熱時間
や加熱温度を正確に設定することができ、被調理物を最
適状態で調理することができる。また、オーブンレンジ
部31の排気口32bとグリラー部61の排気口40a
を別々に設けたので、電子レンジとグリラーを同時に使
用してもグリラー部61からの排気により第1の加熱庫
32の温度検出に影響を受けることはない。
【0053】実施例8.図10は本発明に係るグリラー
ハンドル63と受け皿65の実施例の分解斜視図であ
る。77はグリラーハンドル63の後面に突出されたの
ち下方に垂下した遮蔽片で、グリラーハンドル63と遮
蔽片77との間には凹状の段部77aが形成されてい
る。78a,78bは遮蔽片77の両側においてグリラ
ーハンドル63に設けられた係合穴である。79は受け
皿65の前面に設けられた突設部で、上面にはグリラー
ハンドル63の係合穴78a,78bと係合するL字状
の係止片80a,80bが設けられており、下面中央部
には、図11に示すようにグリラーハンドル63の遮蔽
片77に設けられた段部77aに嵌合するL字状の嵌合
片81が設けられている。
【0054】上記のような構成のグリラーハンドル63
と受け皿65を連結するには、グリラーハンドル63を
若干内側に傾けてその係合穴78a,78bを受け皿6
5の係止片80a,80bに嵌合する。次いでグリラー
ハンドル63を元の状態に戻すと、図12に示すよう
に、受け皿65の嵌合片81が遮蔽片77の段部77a
に嵌合され、両者はワンタッチで一体に連結される。両
者を分離するときは、上記と逆の操作を行えばよい。な
お、グリラーハンドル63に設けた遮蔽片77は、受け
皿65を第2の加熱庫62内に収容したときに受け皿6
5と第2の加熱庫62間に形成される吸気口のほぼ中央
部を遮蔽し、この吸気口から流入する外気が、第2の加
熱庫62の底部に設置された温度センサ88に直接触れ
るのを防止する。
【0055】実施例9.図13は本発明に係る受け皿6
5の他の実施例の要部を示す斜視図である。本実施例は
受け皿65の対向する側壁の焼き網66の脚部66aに
対応する位置の内側に、脚部66aの内幅W1 より若干
広い幅W2 の突起部65aを突設したものである。本実
施例は上記のように構成したので、焼き網66を受け皿
65内に収容するときに、図14に示すようにその脚部
66aを弾性を利用して受け皿65の突起部65aに嵌
入する。これにより焼き網66は受け皿65内の所定の
位置に確実に保持され、第2の加熱庫62から出し入れ
する際に移動して騒音を発することがなく、また被調理
物を常に一定の位置に保持することができる。
【0056】実施例10.図15は本発明の他の実施例
の模式図である。82は第1の加熱庫32と第2の加熱
庫62との間に配設された歯車で、軸83を備えてお
り、この軸83にはターンテーブル34が取付けられて
いる。84は本体30の側方、したがってグリラー部6
1の操作パネル67の後方付近に設置されたモータで、
その出力軸に取付けられた歯車85は歯車82と噛合っ
ている。
【0057】本実施例は、ターンテーブル駆動用のモー
タ84を第2の加熱庫62から離れた温度の低い本体3
0内の側部に設置したので、第2の加熱庫62を使用し
てもモータ84の昇温を抑制することができる。また、
第2の加熱庫62を使用中にモータ84を駆動して歯車
82を回転させれば、空気の対流を生じて本体30内の
温度を均一化することができ、電気部品などの昇温を抑
制することができる。この場合、歯車82に爪や羽根な
どのファン手段を設ければ、電気部品などの冷却効果を
さらに高めることができる。なお、歯車82,85に代
えてプーリなどを設け、モータ84の出力軸とベルト、
チェーンなどで連結してもよい。
【0058】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、次のように使い勝手がよく、経済的で操作性
に優れた加熱調理器を得ることができる。 (1) オーブンレンジ部の温度を検出する温度センサ
を第1の加熱庫内の上部に、またグラリー部の温度を検
出する温度センサを第2の加熱庫の底部にそれぞれ設置
して他方の加熱庫の加熱の影響を受けないようにしたの
で、当該加熱庫の温度を正確に検出し、加熱庫の温度を
確実に制御することができる。 (2) オーブンレンジ部のドアを横開きに、かつドア
ハンドルをグリラー部から離れた位置に設け、グリラー
部のドアは前後に出し入れされる受け皿に連結されたグ
リラーハンドルによって構成したので、使い勝手がよ
く、グリラー部の使用によりオーブンレンジ部のドアが
加熱されることはない。
【0059】(3) オーブンレンジ部のドアを補強板
とこれを保持する前面板及び後面板によって構成したの
で、強固で美観に優れたドアが得られる。 (4) オーブンレンジ部のドアの補強板のハンドル部
に対応する位置に窓穴を設け、この部分に達する熱の伝
達を軽減するようにしたので、操作パネルに設けた電気
部品の昇温を抑制し、法定温度以下に保持することがで
きる。 (5) オーブンレンジ部のドアの前面板のガラス板貼
付部にスリットを設けたので、前面板の熱変形が防止さ
れ、ガラス板の応力割れを防止することができる。
【0060】(6) グリラーハンドルの後面に係合穴
を設け、受け皿の前面に係合片を設けて嵌合させるよう
にしたので、両者をワンタッチで着脱することができ
る。 (7) グリラーハンドルの後面に凹状の段部を有する
嵌合部を突設し、受け皿の前面にこの段部と嵌合する嵌
合片を設けたので、両者を確実に結合しかつロックする
ことができる。
【0061】(8) グリラー部の加熱庫の下面と受け
皿との間に通気路を設け、本体の背面にこの通気路に連
通し、吸気量調整口を有する排気路を設けて高所に排気
口を形成したので、グリラー部内の煙や熱気を確実に排
出し、しかも被調理物の乾燥や生焼けなどを防止でき
る。 (9) オーブンレンジ部とグリラー部の吸排気路を別
々に設けたので、グリラー部の使用によりオーブンレン
ジ部の排気路に設けた温度センサが影響を受けることは
ない。
【0062】(10) グリラーハンドルに遮蔽片を設
け、受け皿を加熱庫内に収容したときに通気路のほぼ中
央部を閉鎖するようにしたので、グリラー部の温度セン
サが吸気の影響を受けることなく、加熱庫内の温度を正
確に検出することができる。 (11) 受け皿の周壁に凸部を設け、焼き網の脚部を
弾性嵌合させるようにしたので、受け皿の出し入れの際
騒音を発することがなく、また、被調理物を常に所定の
位置に保持し、所望の調理を行うことができる。
【0063】(12) 少なくともグリラー部の加熱庫
をフレームにねじ止めするようにし、損傷し易いこの加
熱庫だけを交換するようにしたので、経済的である。 (13) ターンテーブルの駆動モータをグリラー部か
ら離れた位置に設け、またターンテーブルの動力伝達手
段にファン手段を設けたので、グリラー部の加熱により
モータの性能に悪影響を及ぼすことがなく、さらに、フ
ァンにより対流を促進し本体内の温度を均一化し、電気
部品などの昇温を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ドアを開いた状態を示す本発明実施例の斜視図
である。
【図2】ドアを閉じた状態を示す図1の正面図である。
【図3】操作パネルの実施例の正面図である。
【図4】ドアの実施例の分解斜視図である。
【図5】ドアの前面板の実施例の分解斜視図である。
【図6】フレームと加熱庫の実施例の分解斜視図であ
る。
【図7】本発明の実施例を模式的に示した正面図であ
る。
【図8】図7の背面図である。
【図9】a 一部を断面で示した図7の側面図である。 b a図要部の平断面図である。
【図10】ドアハンドルと受け皿の実施例の斜視図であ
る。
【図11】図10の側面図である。
【図12】ドアハンドルと受け皿の結合状態を示す側面
図である。
【図13】受け皿の他の実施例の斜視図である。
【図14】図13の実施例の作用説明図である。
【図15】本発明の他の実施例の模式図である。
【図16】従来のグリラーオーブンレンジの一例の斜視
図である。
【図17】従来のグリラーオーブンレンジの他の例の斜
視図である。
【図18】図17のドアの分解斜視図である。
【図19】図17のフレームに加熱庫を取付ける状態を
示す断面図である。
【図20】一部を断面で示した図17の側面図である。
【図21】従来のドアハンドルと受け皿の結合状態を示
す側面図である。
【図22】従来の受け皿と焼き網の状態を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
30 本体 31 オーブンレンジ部 32 第1の加熱庫 34 ターンテーブル 35 第1の操作パネル 40 排気路 40a 排気口 40b 吸気口 41 ドア 43 ドアハンドル 46 前面板 49 周縁部 50 スリット 52 ガラス板 53 後面板 56 補強板 60 窓穴 61 グリラー部 62 第2の加熱庫 63 グリラーハンドル 65 受け皿 65a 突起部 66 焼き網 66a 脚部 67 グリラー部の操作パネル 71 フレーム 77 遮蔽片 77a 段部 78a 係合穴 78b 係合穴 80a 係止片 80b 係止片 81 係合片 82,85 歯車 84 モータ 86 温度センサ 87 温度センサ 88 温度センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 隆志 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地 1 三菱電機ホーム機器株式会社内 (72)発明者 金井 孝博 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地 1 三菱電機ホーム機器株式会社内 (72)発明者 大矢 昌史 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地 1 三菱電機ホーム機器株式会社内 (72)発明者 若月 芳紀 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地 1 三菱電機ホーム機器株式会社内 (72)発明者 斉藤 毅 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地 1 三菱電機ホーム機器株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−320719(JP,A) 特開 昭64−38524(JP,A) 実開 平4−78402(JP,U) 実開 昭55−140908(JP,U) 実開 昭53−32887(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24C 11/00 F24C 7/02 501

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の加熱庫からなるオーブンレンジ部
    と、第2の加熱庫からなり前記オーブンレンジ部の下方
    に設けられたグリラー部と、前記第1の加熱庫の外側に
    設けられた高周波加熱手段と、前記第1の加熱庫の上下
    及び第2加熱庫の上方に設けられたヒータと、前記1の
    加熱庫内に設けられたターンテーブル及び第1の加熱庫
    の外側に設けられたターンテーブルの駆動手段と、制御
    器などを有し第1の加熱庫及び第2の加熱庫の側方に配
    設された操作パネルと、前記オーブンレンジ部の開口部
    を開閉するドア及び前記グリラー部の開口部を開閉する
    ドア等からなる加熱調理器において、 前記オーブンレンジ部の温度を検出する温度センサを前
    記第1の加熱庫の上部に設置し、前記グリラー部の温度
    を検出する温度センサを前記第2の加熱庫の底部に設置
    したことを特徴とする加熱調理器。
  2. 【請求項2】 オーブンレンジ部のドアは横開きに装着
    され、グリラー部のドアは前後に出し入れされる受け皿
    に連結されたグリラーハンドルによって構成したことを
    特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  3. 【請求項3】 オーブンレンジ部のドアは横開きに装着
    され、そのハンドル部分をグリラー部から離れた位置に
    設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の加熱調理
    器。
  4. 【請求項4】 オーブンレンジ部のドアを、金属板から
    なる補強板と、耐熱性のプラスチック成型品からなり前
    記補強板の前後面に取り付けられる前面板及び後面板と
    によって構成したことを特徴とする請求項1、2又は3
    記載の加熱調理器。
  5. 【請求項5】 オーブンレンジ部のドアに側方に突出し
    たハンドル部を設け、補強板のハンドル部に対応する位
    置に窓穴を設けたことを特徴とする請求項1〜3又は4
    記載の加熱調理器。
  6. 【請求項6】 オーブンレンジ部のドアの前面板のガラ
    ス板貼り付け部に複数のスリットを設けたことを特徴と
    する請求項1〜4又は5記載の加熱調理器。
  7. 【請求項7】 グリラーハンドルの後面に少なくとも2
    個の係合穴を設けると共に、受け皿の前面に前記係合穴
    に係合する係合片を設けたことを特徴とする請求項1又
    は2記載の加熱調理器。
  8. 【請求項8】 グリラーハンドルの後面にこのグリラー
    ハンドルとの間に凹状の段部が形成された少なくとも1
    個の嵌合部を突設すると共に、受け皿の前面下部に前記
    段部に嵌合する嵌合片を設けたことを特徴とする請求項
    7記載の加熱調理器。
  9. 【請求項9】 グリラー部の第2の加熱庫の下面と受け
    皿との間に開口部に連通する通気路を形成すると共に、
    本体の背面に前記通気路と連通する排気路を設けて形成
    しうる最も高い位置に排気口を設けたことを特徴とする
    請求項1記載の加熱調理器。
  10. 【請求項10】 グリラー部の排気路に吸気量調整口を
    設けたことを特徴とする請求項9記載の加熱調理器。
  11. 【請求項11】 オーブンレンジ部の吸排気経路と、グ
    リラー部の吸排気経路をそれぞれ独立して設けたことを
    特徴とする請求項1又は8〜9記載の加熱調理器。
  12. 【請求項12】 グリラーハンドルのほぼ中央部に先端
    部が垂下して遮蔽片が形成された嵌合部を設け、受け皿
    を第2の加熱庫に収容したときに前記グリラーハンドル
    の下に形成された通気路のほぼ中央部を閉鎖するように
    構成したことを特徴とする請求項9〜10又は11記載
    の加熱調理器。
  13. 【請求項13】 グリラー部の受け皿の周壁の一部に焼
    き網の脚部が弾性嵌合する凸部を設けたことを特徴とす
    る請求項1又は7〜12記載の加熱調理器。
  14. 【請求項14】 第1の加熱庫の開口部と第2の加熱庫
    の開口部にそれぞれ対応する窓穴を有し、本体の前面に
    固着される金属板からなるフレームを備え、少なくとも
    第2の加熱庫を前記フレームにねじにより固定したこと
    を特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  15. 【請求項15】 オーブンレンジ部のターンテーブルを
    駆動するモータをグリラー部の加熱庫から離れた位置に
    設置し、前記モータと前記ターンテーブルとを動力伝達
    手段により連結したことを特徴とする請求項1記載の加
    熱調理器。
  16. 【請求項16】 ターンテーブルの動力伝達手段にファ
    ン手段を設けたことを特徴とする請求項15記載の加熱
    調理器。
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