JPH05141115A

JPH05141115A - 立体駐車場

Info

Publication number: JPH05141115A
Application number: JP3303027A
Authority: JP
Inventors: Narumasa Takaoka; 成多高岡
Original assignee: Daifuku Co Ltd
Current assignee: Daifuku Co Ltd
Priority date: 1991-11-19
Filing date: 1991-11-19
Publication date: 1993-06-08
Anticipated expiration: 2012-11-19
Also published as: JP2679750B2

Abstract

(57)【要約】【構成】車両収納ラックＡ、車両Ｇの入庫又は出庫の
ための外部連通部Ｂ及び昇降部３を有する車両搬送装置
Ｃを備え、昇降部３が外部連通部Ｂに位置する状態にお
いて、外部連通部Ｂの床面６と昇降部３の歩行面３ｅと
が一連につながるように接続する接続部材１６が設けら
れ、接続部材１６が、床面６と前記歩行面３ｅとを接続
する閉じ状態と、前記床面側又は前記歩行面側に退避し
た開き状態とに切換自在に構成されている立体駐車場。【効果】外部連通部の床面と昇降部の歩行面とが同高
さ又はほぼ同高さに位置して通路が形成される場合に、
接続部材を前記閉じ状態にすることによって床面と歩行
面とを接続することができるから、通路の路面に隙間を
生じる不都合を解消することができ、もって、安全で使
い安い立体駐車場を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、車両を搭載自在なパレ
ットを収納する複数の棚を上下方向に並べて備える車両
収納ラックが、車両の入庫又は出庫のための外部連通部
の上方に位置する状態で設けられ、外部連通部と複数の
棚との間にわたりパレットの搬送を行うべく、車両収納
ラックの側脇に沿い且つ外部連通部に突入する昇降用通
路に沿って昇降される昇降部を備えた車両搬送装置が設
けられ、外部連通部に、昇降部にて下降されるパレット
を受け止め支持して、そのパレットを車両の乗降用向き
と昇降部が上昇に伴って受け止め支持する昇降用向きと
に旋回させる旋回台が設けられ、昇降部における乗降用
向きのパレットから突出する部分に、歩行面が構成さ
れ、昇降部が外部連通部に位置する状態において、外部
連通部の床面と昇降部の歩行面とが同高さ又はほぼ同高
さに位置するように構成された立体駐車場に関する。

【０００２】

【従来の技術】この種の立体駐車場において、車両を搬
送するための昇降部は、例えば昇降用通路に備えられた
ガイドレール等の案内部材によって、昇降用通路に沿っ
て昇降されるように構成されているが、更に、昇降部の
昇降操作に伴って、昇降用通路の側脇に存在するものと
昇降部とが接触したりしないように、昇降用通路と前記
側脇に存在するものとの間には、クリアランス領域が設
けられる。従って、従来技術においては、車両の入庫又
は出庫のために昇降部が外部連通部に位置する状態にお
いても、外部連通部の床面と昇降部との間には、クリア
ランス領域が存在していた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によれば、車両の入庫又は出庫のために昇降部が
外部連通部に位置する状態において、外部連通部の床面
と昇降部の歩行面とが同高さ又はほぼ同高さに位置して
通路が形成された場合であっても、上記クリアランス領
域によって床面と歩行面とが接続されることがなく、そ
の結果、通路の路面に隙間を生じる不都合があった。本
発明の目的は、上述の従来欠点を解消する点にある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明による立体駐車場
の第１の特徴構成は、床面と歩行面とが一連につながる
ように接続する接続部材が設けられ、接続部材が、床面
と歩行面とを接続する閉じ状態と、床面側又は歩行面側
に退避した開き状態とに切換自在に構成されている点に
ある。

【０００５】第２の特徴構成は、前記第１の特徴構成を
実施する際の好適な具体構成を特定するもので、接続部
材が、昇降部の外部連通部への下降に伴って閉じ状態に
操作され、且つ、昇降部の外部連通部からの上昇に伴っ
て開き状態に操作されるように構成されている点にあ
る。

【０００６】

【作用】本発明の第１の特徴構成によれば、昇降部が昇
降される場合には、接続部材を前記開き状態にすること
によって、外部連通部の床面と昇降部との間にクリアラ
ンス領域を確保しつつも、昇降部が外部連通部に位置す
る状態において外部連通部の床面と昇降部の歩行面とが
同高さ又はほぼ同高さに位置して通路が形成される場合
には、接続部材を前記閉じ状態にすることによって、床
面と歩行面とを接続することができる。

【０００７】第２の特徴構成によれば、接続部材が、昇
降部の外部連通部への下降に伴って閉じ状態に操作さ
れ、且つ、昇降部の外部連通部からの上昇に伴って開き
状態に操作されるから、昇降部の昇降操作によって、接
続部材の前記開き状態と前記閉じ状態との切換操作を行
うことができる。

【０００８】

【発明の効果】本発明の第１の特徴構成よれば、外部連
通部の床面と昇降部の歩行面とが同高さ又はほぼ同高さ
に位置して通路が形成される場合に、接続部材を前記閉
じ状態にすることによって床面と歩行面とを接続するこ
とができるから、通路の路面に隙間を生じる不都合を解
消することができ、もって、安全で使い安い立体駐車場
を提供することができる。

【０００９】第２の特徴構成よれば、昇降部の昇降操作
によって接続部材の前記開き状態と前記閉じ状態との切
換操作を行うことができるから、例えば昇降部の昇降情
報に基づいて接続部材の開閉操作を制御する手段等を設
ける場合と比べて、構成の簡素化を図った立体駐車場を
提供することができる。

【００１０】

【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図１に示す立体駐車場は、車両を搭載自在
なパレットＰを収納する複数の棚１を上下方向に並べて
備える車両収納ラックＡが、入庫又は出庫のための入出
庫口２を有する外部連通部Ｂの上方に位置する状態で設
けられ、前記複数の棚１と前記外部連通部Ｂとの間にわ
たり前記パレットＰの搬送を行う昇降部３を有する車両
搬送装置Ｃを備えて成る。

【００１１】以後、本実施例において、入出庫口２より
外部連通部Ｂの奥を臨む方向を立体駐車場の奥行方向と
し、前記奥行方向と直交し入出庫口２の開口の横幅にわ
たる方向を立体駐車場の横幅方向とする。

【００１２】前記車両収納ラックＡは、その内部におけ
る前記奥行方向の両側に一対のラック部分を備え、その
夫々が複数の棚１を上下方向に並べて備えている。そし
て、前記棚１は、車両を搭載自在なパレットＰと、パレ
ットＰの長手方向両端縁部を載架支持する一対の受け枠
１ａ，１ａを並置して構成され、車両ＧはパレットＰに
搭載された状態で収納される。前記一対のラック部分の
間には、後述する昇降部３が昇降する昇降用通路Ｓが、
各ラック部分の側脇に沿い、且つ、その下端が外部連通
部Ｂに突入するように形成されている。昇降用通路Ｓの
前記横幅方向両側面に当たる車両収納ラックＡの側壁の
内面側には、図３に示すように、昇降部３の昇降操作を
昇降用通路Ｓに沿って誘導するための、一対のガイドレ
ール４が取り付けられている。

【００１３】前記車両搬送装置Ｃは、パレットＰを搭載
して複数の棚１と外部連通部Ｂとの間にわたりパレット
Ｐの搬送を行うべく昇降用通路Ｓ内を昇降する昇降部３
と、昇降部３を昇降させる昇降駆動機構Ｄとから構成さ
れている。前記昇降部３は、基部フレーム３ａと、基部
フレーム３ａ上でパレットＰを載置支持し且つ棚１との
間での移載を行う２本の伸縮フォーク３ｂと、基部フレ
ーム３ａの長手方向両側の中央にそれぞれ垂直に立設す
るサイドフレーム５と、サイドフレーム５の昇降部中央
側にサイドフレーム５に沿って取り付けられ且つ更に上
方に立設する側板３ｃと、その側板３ｃの上部に屋根状
に取り付けられた遮蔽体３ｄと、昇降部３において乗降
用向き（後述する) のパレットＰから突出する部分に構
成される歩行面としての歩行面３ｅとから構成されてい
る。サイドフレーム５は、図４に示すように、少なくと
も上下２点において、前記ガイドレール４を２個一対の
ローラー５ａによって挟持し、昇降部３が昇降用通路Ｓ
に沿って昇降するように誘導するとともに、伸縮フォー
ク３ｂを伸長作動させてパレットＰを移載する場合に、
重心位置の移動により昇降部３が傾かないように支持す
べく構成されている。尚、前記遮蔽体３ｄは、図２に示
すように、昇降部３が外部連通部Ｂにおいて昇降部３の
歩行面３ｅと外部連通部Ｂの床面６とが同じ高さになる
ように停止された場合において、外部連通部Ｂの上方に
隣接する棚１’の下面に設けられた補助遮蔽体７と連な
って天井を形成するように昇降部３に取り付けられてい
る。前記昇降駆動機構Ｄは、図３に示すように、２系統
の索状体８により昇降部３及びバランスウェイト９を接
続し、索状体８を、吊下プーリー１０ａ，１０ｂ，１０
ｃ，１０ｄ及び駆動装置１１の駆動プーリー１１ａに巻
回することによって構成されている。従って、昇降部３
は、その長手方向が前記横幅方向を向き、昇降用通路Ｓ
内に索状体８により吊下支持され、駆動装置１１の作動
によって昇降移動させられる。

【００１４】前記入出庫部Ｂは、図１及び図２に示すよ
うに、車両Ｇの入庫のとき及び出庫のときには、その内
部に前記昇降部３が位置する状態となり、下部に昇降用
通路Ｓの下端に連設するようにピット１２を有し、ピッ
ト１２内に昇降操作及び旋回操作可能なターンテーブル
１３ａを備えた旋回装置１３が備えられて成る。図１に
おいて、パレットＰは、その長手方向を前記奥行方向に
むけ、床面６の一部を利用して構成されるパレット載置
部６ａ，６ｂに載架支持されている。この状態が、パレ
ットＰが乗降用向きにある状態である。図２において
は、パレットＰは、その長手方向を前記横幅方向にむ
け、昇降部３に搭載された状態が示されている。この状
態が、パレットＰが昇降用向きにある状態である。前記
旋回装置１３は、図１に示す状態においてターンテーブ
ル１３ａを上昇してパレットＰを前記パレット載置部６
ａ，６ｂより浮上させ、９０度回転させたのち、図２に
示すようにターンテーブル１３ａを下降させてパレット
Ｐを昇降部３の伸縮フォーク３ｂの上面上に移載するこ
とができ、且つその逆の操作も可能なように構成されて
いる。

【００１５】図５には、昇降部３が外部連通部Ｂ内に位
置する状態における、外部連通部Ｂの内部が示されてい
る。パレットＰは、前記乗降用向きにある状態として、
外部連通部Ｂ内のほぼ中央部に載置されている。昇降部
３におけるパレットＰから突出する部分には、前記歩行
面３ｆが取り付けられている。昇降部３は、歩行面３ｅ
が床面６と同じ高さになる位置に停止されており、歩行
面３ｅと床面６とによって、パレットＰに搭載された車
両Ｇにドライバーが乗降する際に使用される通路面が形
成されている。又、パレットＰの上面と床面６との間に
は段差を生じるため、タイヤ案内用の傾斜面を備えた案
内部材６ｃが床面６上に設けられている。更に、昇降部
３の伸長フォーク３ｂの上面と歩行面３ｅ及び床面６と
の間にも段差を生じるため、つまづき防止用の傾斜面を
備えたつまづき防止部材３ｆ，６ｄが、歩行面３ｅ上及
び床面６上にそれぞれ設けられている。外部連通部Ｂの
内側側面には内装板１４ａ，１４ｂ，１４ｃ，１４ｄが
取り付けられ、前記横幅方向両側面部においては内装板
１４ａ，１４ｂと昇降部３の側板３ｃとが連なって、一
連の壁体を形成している。

【００１６】昇降部３と床面６との間には、昇降部３が
昇降する際のクリアランスを確保するための、隙間１５
が存在している。パレットＰの側脇付近の床面６と歩行
面３ｅとの間には、床面６と歩行面３ｅとが一連につな
がるように接続する接続部材１６が設けられている。

【００１７】前記接続部材１６は、図６に示すように、
床面６と歩行面３ｅとにわたって隙間１５を塞ぐ隙間閉
じ板１６ａと開き状態におけるドグ受板１６ｂとがＬ型
綱状に直角に接続され、そのＬ型端面に側板１６ｃを備
えて構成され、前記直角接続部分の外面側が、蝶番１７
によって床面６の端部に蝶着されて成る。尚、隙間閉じ
板１６ａは、閉じ状態におけるドグ受を兼ねている。前
記側板１６ｃには、バネ１８の一端１８ａが取り付けら
れ、バネ１８の他端１８ｂは、前記床面側の、床面より
も下方で且つ蝶番１７よりも接続部材１６から遠ざかる
側の位置に取り付けられている。従って、接続部材１６
は、バネ１８の両端１８ａ，１８ｂと蝶番１７とが一直
線上に並ぶ状態を境として、バネ１８によって開き状態
及び閉じ状態の両方に付勢されている。昇降部３の側面
には、ドグ１９が取り付けられている。

【００１８】図６（Ａ）には、接続部材１６の閉じ状態
が示されている。昇降部３の歩行面３ｅは床面６と同高
さに位置しており、隙間閉じ板１６ａの一端が歩行面３
ｅに掛かって、接続部材１６の閉じ状態が構成されてい
る。この状態において昇降部３が上昇されると、隙間閉
じ板１６ａが歩行面３ｅ及びドグ１９によって撥ね上げ
られ、接続部材１６は、バネ１８の両端１８ａ，１８ｂ
と蝶番１７とが一直線上に並ぶ状態を越えて、開き状態
に付勢される。図６（Ｂ）には、接続部材１６の開き状
態が示されている。開き方向に付勢されている接続部材
１６は、ストッパー２０によって、隙間閉じ板１６ａが
直上方を向く位置で支えられ、開き状態が構成されてい
る。この状態において昇降部３が降下されると、ドグ受
板１６ｂがドグ１９によって押し下げられ、接続部材１
６は、閉じ状態に付勢される。もって、接続部材１６
が、昇降部３の外部連通部Ｂへの下降に伴って閉じ状態
に操作され、且つ、昇降部３の外部連通部Ｂからの上昇
に伴って開き状態に操作される。

【００１９】本実施例の立体駐車場における車両Ｇの入
庫作業は、以下の様に行う。入庫待ち状態において、外
部連通部Ｂは、その内部が図５に示す状態になってお
り、入出庫口２が開かれている。接続部材１６は、前記
閉じ状態にある。車両Ｇは、予めドライバー以外の乗客
を降車させた後、自走して入出庫口２を通過して入出庫
部Ｂ内に進入し、そのまま直進してパレットＰ上に搭載
される。ドライバーは車両Ｇから降車し、歩行面３ｅ、
接続部材１６、及び、床面６を通路として使用して、入
出庫口２を通って外部連通部Ｂ外に離脱する。旋回装置
１３は、ターンテーブル１３ａを上昇してパレットＰを
床面６のパレット載置部６ａ，６ｂより浮上させ、９０
度回転させたのち、ターンテーブル１３ａを下降させて
パレットＰを昇降台３の伸縮フォーク３ｂの上面上に移
載する。昇降部３は、昇降用通路Ｓ内を上昇して、所定
の棚１の側脇に停止する。その際、接続部材１６は、ド
グ１９によって撥ね上げられ開き状態になる。所定の棚
１の側脇に停止した昇降部３は、伸縮フォーク３ｂを伸
長作動させてパレットＰを前記棚１内に突入させ、昇降
部３が降下するにことによってパレットＰを棚１の受け
枠１ａ上に移載する。その後伸縮フォーク３ｂを縮退し
て、車両Ｇの入庫作業を終了する。

【００２０】車両Ｇの出庫作業は、以下の様に行う。ま
ず昇降部３を出庫する車両が収納されている棚１の側脇
に移動したのち、入庫作業と反対の操作を行ってパレッ
トＰを昇降部３に搭載する。次に、昇降部３は昇降用通
路Ｓを下降して外部連通部Ｂに進入し、昇降部３の歩行
面３ｅと外部連通部Ｂの床面６とが同高さになる位置に
停止する。その際、接続部材１６は、ドグ１９によって
押し下げられ閉じ状態になる。旋回装置１３は、ターン
テーブル１３ａを上昇してパレットＰを昇降部３の伸縮
フォーク３ｂの上面より浮上させ、パレットＰの前記奥
行方向の前後関係が、入庫のときとは逆になるようにパ
レットＰを９０度回転させる。すなわち、パレットＰ
は、車両Ｇの前方方向が入出庫口２を向くように乗降用
向きにおいて支持される。そしてターンテーブル１３ａ
を下降させてパレットＰをパレット載置部６ａ，６ｂ上
に移載する。ドライバーは入出庫口２から進入し、床面
６、接続部材１６、及び、歩行面３ｅを通路として使用
して、車両Ｇに乗り込む。車両Ｇは自走して、入出庫口
２を通って出庫される。もって、車両Ｇの出庫作業を終
了する。

【００２１】尚、出庫作業終了後の外部連通部Ｂは、前
記入庫作業における入庫待ち状態と同じ状態になってお
り、出庫作業と入庫作業が連続して行える。入庫作業の
み連続して行う場合は、上記の出庫作業において、未だ
車両Ｇが収納されていない棚１のパレットＰを外部連通
部Ｂに搬出すれば良く、出庫作業のみ連続して行う場合
は、上記の入庫作業において、パレットＰのみ所定の棚
１に収納すれば良い。

【００２２】〔別実施例〕上述の実施例においては、接
続部材１６は、昇降部３の上昇又は下降に伴って開き状
態又は閉じ状態に切換操作されるものであったが、開閉
駆動装置と開閉制御装置とを備え、昇降部の昇降情報に
基づいて自動的に開閉されるように構成されても良い。

【００２３】又、隙間閉じ板１６ａの形状及び構造は、
適宜変更できる。接続部材１６は、隙間１５の全部に係
るものであってもよいし、一部に係るものであっても良
い。

【００２４】ドグ１９及びドグ受け板１６ｂの形状、構
造及び設置場所も、適宜変更できる。

【００２５】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。

【図面の簡単な説明】

【図１】全体構造の側面図

【図２】外部連通部を示す側面図

【図３】車両搬送装置の構造を示す斜視図

【図４】昇降部のサイドフレームの構造を示す側面図

【図５】外部連通部を示す上面図

【図６】接続部材の構造を示す側面図

【符号の説明】

Ａ車両収納ラックＢ外部連通部Ｃ車両搬送装置Ｇ車両Ｐパレット１棚３昇降部３ｅ歩行面６床面１６接続部材

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】車両（Ｇ）を搭載自在なパレット（Ｐ）
を収納する複数の棚（１）を上下方向に並べて備える車
両収納ラック（Ａ）が、前記車両（Ｇ）の入庫又は出庫
のための外部連通部（Ｂ）の上方に位置する状態で設け
られ、前記外部連通部（Ｂ）と前記複数の棚（１）との間にわ
たり前記パレット（Ｐ）の搬送を行うべく、前記車両収
納ラック（Ａ）の側脇に沿い且つ前記外部連通部（Ｂ）
に突入する昇降用通路（Ｓ）に沿って昇降される昇降部
（３）を備えた車両搬送装置（Ｃ）が設けられ、前記外部連通部（Ｂ）に、前記昇降部（３）にて下降さ
れる前記パレット（Ｐ）を受け止め支持して、そのパレ
ット（Ｐ）を前記車両（Ｇ）の乗降用向きと前記昇降部
（３）が上昇に伴って受け止め支持する昇降用向きとに
旋回させる旋回台（１３）が設けられ、前記昇降部（３）における前記乗降用向きのパレット
（Ｐ）から突出する部分に、歩行面（３ｅ）が構成さ
れ、前記昇降部（３）が前記外部連通部（Ｂ）に位置する状
態において、前記外部連通部（Ｂ）の床面（６）と前記
昇降部（３）の前記歩行面（３ｅ）とが同高さ又はほぼ
同高さに位置するように構成された立体駐車場であっ
て、前記床面（６）と前記歩行面（３ｅ）とが一連につなが
るように接続する接続部材（１６）が設けられ、前記接続部材（１６）が、前記床面（６）と前記歩行面
（３ｅ）とを接続する閉じ状態と、前記床面側又は前記
歩行面側に退避した開き状態とに切換自在に構成されて
いる立体駐車場。
【請求項２】前記接続部材（１６）が、前記昇降部
（３）の前記外部連通部（Ｂ）への下降に伴って閉じ状
態に操作され、且つ、前記昇降部（３）の前記外部連通
部（Ｂ）からの上昇に伴って開き状態に操作されるよう
に構成されている、請求項１記載の立体駐車場。