JPH05140420A - ポリエステル組成物 - Google Patents

ポリエステル組成物

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JPH05140420A
JPH05140420A JP3300597A JP30059791A JPH05140420A JP H05140420 A JPH05140420 A JP H05140420A JP 3300597 A JP3300597 A JP 3300597A JP 30059791 A JP30059791 A JP 30059791A JP H05140420 A JPH05140420 A JP H05140420A
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JP
Japan
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group
polyester
formula
compound
integer
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3300597A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuichi Matsuo
龍一 松尾
Toranosuke Saito
寅之助 斉藤
Hironori Kadomachi
博記 角町
Daishirou Kishimoto
大志郎 岸本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Sanko Co Ltd
Original Assignee
Sanko Chemical Co Ltd
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanko Chemical Co Ltd, Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sanko Chemical Co Ltd
Priority to JP3300597A priority Critical patent/JPH05140420A/ja
Publication of JPH05140420A publication Critical patent/JPH05140420A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ポリエステルの成形安定性を向上させ、かつ
機械的強度を低下させない。 【構成】 一般式〔I〕の脂肪族ジカルボン酸、脂肪族
ジオール、ならびに一般式〔II〕のジヒドロキシ化合物
および一般式〔III〕のモノヒドロキシ化合物を構成成
分とするポリエステルと、一般式〔IV〕のシラン化合物
とを含有する。 (式中、nは0〜10の整数)。 (式中、R1およびR2はアルキレン基、pは3または4
であり、qおよびrは0または1以上の整数)。 (式中、R3はアルキレン基、uは2または3、mは0
または1以上の整数)。 (式中、R4は炭素数1〜18のアルキル基、アルケニ
ル基、シクロアルキル基またはフェニル基を表し、これ
らの基中の水素原子は、官能基で置換されていてもよ
い。R5は炭素数1〜18のアルキレン基、シクロアル
キレン基またはフェニレン基を表す。R6は炭素数5以
下のアルキル基またはアシル基、sは1または2、tは
0または1)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱可塑性エラストマー
として有用なポリエステル組成物に関し、より詳しく
は、機械的物性および成形加工性に優れ、特に高温での
熱安定性に優れるポリエステルの組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、熱可塑性ポリエステルは、長時
間の溶融混練および高温下での成形が行われることによ
って、分解して分子量が低下するため、得られる成形品
の機械的物性が低くなるという欠点がある。ポリエステ
ル成形品を高温で使用する場合においても同様の欠点が
ある。特に成形の際に高温高湿度下で長時間の溶融混練
を行い、あるいは成形品を高温高湿度下で使用すると、
ポリエステルの分子量低下が著しくなる。
【0003】このような欠点を解決するために、特開昭
51−12840号公報にはアミノ基を有するシランカ
ップリング剤をポリエステルの安定剤として使用する方
法、および特開昭64−4642号公報にはエポキシ基
を有するシランカップリング剤をポリエステルに配合す
る方法が開示されている。上記特開昭51−12840
号公報に記載の方法は、比較的低温度で溶融混練可能な
樹脂を用いた場合には有効であり、例えば、180℃で
は樹脂の熱安定性が評価されている。しかし、成形温度
の高い樹脂を用いた場合には、成形時の熱安定性が悪い
という欠点がある。特開昭64−4642号公報におい
ては、ポリエステルとしてポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレートおよびポリエチレンテ
レフタレート−ポリエーテル共重合体を使用した例が述
べられているが、成形時の安定性に起因する成形体の機
械的強度が不十分であるという欠点があった。さらに、
上記どちらの公報でも、使用できるシランカップリング
剤が特定のシラン化合物となされているため、汎用性に
欠ける。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
欠点を解決するものであり、その目的は、長時間高温高
湿度の条件下にさらしても分解することがなく、その結
果機械的物性および成形加工性が低下しないポリエステ
ルの組成物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のポリエステル組
成物は、下記一般式〔I〕で表される脂族族ジカルボン
酸、脂肪族ジオール、ならびに下記一般式〔II〕で表さ
れるジヒドロキシ化合物および下記一般式〔III〕で表
されるモノヒドロキシ化合物のうちの少なくとも1種を
主な構成成分とするポリエステル、および下記一般式
〔IV〕で表されるシラン化合物を含有するポリエステル
組成物であって、上記ポリエステル100重量部に対し
てシラン化合物が0.05〜5.0重量部の割合で含有
されていることを特徴とする。
【0006】
【化5】
【0007】(式中、nは0〜10の整数を示す)。
【0008】
【化6】
【0009】(式中、R1およびR2はそれぞれ独立して
アルキレン基を示し、pは3または4であり、qおよび
rはそれぞれ独立して0または1以上の整数を示す)。
【0010】
【化7】
【0011】(式中、R3はアルキレン基を示し、uは
2または3であり、mは0または1以上の整数を示
す)。
【0012】
【化8】
【0013】(式中、R4は、炭素数1〜18のアルキ
ル基、アルケニル基、シクロアルキル基またはフェニル
基を表し、これらの基中の水素原子は、アミノ基、エポ
キシ基、グリシジルオキシ基、ビニル基、アクリロイル
オキシ基およびメタクリロイルオキシ基からなる群より
選ばれる少なくとも1種の基で置換されていてもよい。
5は炭素数1〜18のアルキレン基、シクロアルキレ
ン基またはフェニレン基を表し、s個の(R4−(R5
t)は同一であっても異なっていてもよい。R6は炭素数
5以下のアルキル基またはアシル基を表し、4−s個の
(OR6)は同一であっても異なっていてもよい。sは
1または2を表し、tは0または1を表す)。
【0014】次に本発明を詳しく説明する。
【0015】本発明の組成物に含有されるポリエステル
の構成成分である脂肪族ジカルボン酸は、下記一般式
〔I〕で示される。
【0016】
【化9】
【0017】(式中、nは0〜10の整数を示す)。
【0018】このような脂肪族ジカルボン酸としては、
例えば、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、
アジピン酸、スベリン酸、セバチン酸などが挙げられ
る。炭素数nが10を超える脂肪族カルボン酸を使用し
た場合、得られるポリエステルを使用して得られた成形
体の物性が低下する。
【0019】本発明の組成物に含有されるポリエステル
の構成成分である脂肪族ジオールとしては、グリコール
およびポリアルキレンオキシドが挙げられる。
【0020】上記グリコールとしては、例えば、エチレ
ングリコール、プロピレングリコール、トリメチレング
リコール、1,4−ブタンジオール、1,3−ブタンジ
オール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサン
ジオール、1,7−ヘプタンジオール、1,8−オクタ
ンジオール、1,9−ノナンジオール、1,10−デカ
ンジオール、シクロペンタン−1,2−ジオール、シク
ロヘキサン−1,2−ジオール、シクロヘキサン−1,
3−ジオール、シクロヘキサン−1,4−ジオール、シ
クロヘキサン−1,4−ジメタノール等が挙げられ、こ
れらは単独で使用されてもよく、2種以上が併用されて
もよい。
【0021】上記ポリアルキレンオキシドとしては、例
えば、ポリエチレンオキシド、ポリプロピレンオキシ
ド、ポリテトラメチレンオキシド、ポリヘキサメチレン
オキシト等が挙げられ、これらは単独で使用されてもよ
く、2種以上が併用されてもよい。ポリアルキレンオキ
シドの数平均分子量は、100〜20000が好まし
く、より好ましくは500〜5000である。数平均分
子量が100を下回ると生成するポリエステルの柔軟性
が不十分になり、20000を上回ると生成するポリエ
ステルの熱安定性等の物性が劣る。
【0022】本発明の組成物に含有されるポリエステル
の構成成分であるジヒドロキシ化合物は、下記一般式
〔II〕で示される。
【0023】
【化10】
【0024】(式中、R1およびR2はそれぞれ独立して
アルキレン基を示し、pは3または4であり、qおよび
rはそれぞれ独立して0または1以上の整数を示す)。
【0025】上記〔II〕式において、アルキレン基R1
およびR2としてはエチレン基またはプロピレン基が好
ましく、qおよびrは0または1が好ましい。例えば、
次式〔A〕で示される4,4’’−ジヒドロキシ−p−
ターフェニル、次式〔B〕で示される4,4’’’−ジ
ヒドロキシ−p−クォーターフェニル、次式〔C〕で示
される4,4’’’−ジ(2−ヒドロキシエトキシ)−
p−クォーターフェニル等が好適に使用される。これら
化合物は、液晶性の低分子化合物である。
【0026】
【化11】
【0027】
【化12】
【0028】
【化13】
【0029】これらの化合物は、公知の方法により製造
することが可能であり、例えば、4,4'''−ジヒドロ
キシ−p−クォーターフェニル〔B〕は、Journal of C
hemical Society,1379-85(1940)に記載の方法にしたが
って合成することができる。
【0030】前記ジヒドロキシ化合物〔II〕はそれぞれ
単独使用してもよく、あるいは併用してもよい。
【0031】液晶性の分子は一般に結晶性が高く、上記
化合物もその結晶から液晶状態への転移点が高い。例え
ば、4,4’’−ジヒドロキシ−p−ターフェニル
〔A〕の結晶状態から液晶状態への転移温度は260℃
であり、4,4’’’−ジヒドロキシ−p−クォーター
フェニル〔B〕のそれは336℃であり、4,4’’’
−ジ(2−ヒドロキシエトキシ)−p−クォーターフェ
ニル〔C〕のそれは403℃である。液晶状態とは、溶
融状態においても分子が配向状態を保持している状態を
いう。従ってこれらのジヒドロキシ化合物〔II〕がポリ
マー鎖中に組み込まれた場合、そのポリマーは柔軟性に
富み、かつ耐熱性が高いという性質を有する。つまり、
このポリマー中において、ジヒドロキシ化合物〔II〕に
起因する成分が結晶性を示し、しかもその融点が高いの
で、このジヒドロキシ化合物〔II〕の含有量が少量の場
合でも、この部分が強固で耐熱性の高いハードセグメン
トとなり、これがポリマー内において物理的架橋を形成
する。その結果、ソフトセグメントに由来する柔軟性を
損なうことなく耐熱性の高い熱可塑性エラストマーが得
られると推察される。
【0032】上記ジヒドロキシ化合物〔II〕の代わり
に、もしくはジヒドロキシ化合物〔II〕とともに使用
されるモノヒドロキシ化合物は、下記一般式〔III〕
で示され、パラフェニレン骨格を有する剛直性の低分子
化合物である。
【0033】
【化14】
【0034】(式中、R3はアルキレン基を示し、uは
2または3であり、mは0または1以上の整数を示
す)。
【0035】上記一般式〔III〕で示されるモノヒドロ
キシ化合物においては、R3はエチレン基またはプロピ
レン基が好ましく、mは0または1であることが好まし
い。上記モノヒドロキシ化合物〔III〕としては、例え
ば、4−ヒドロキシ−p−ターフェニル、4−ヒドロキ
シ−p−クォーターフェニル、4−(2−ヒドロキシエ
トキシ)−p−ターフェニル、4−(2−ヒドロキシエ
トキシ)−p−クォーターフェニル等があげられる。モ
ノヒドロキシ化合物〔III〕はそれぞれ単独で使用して
もよく、あるいはそれらを併用してもよい。
【0036】このモノヒドロキシ化合物〔III〕は、そ
の特徴ある分子構造を反映して融点が極めて高い。さら
にパラフェニレン骨格は低分子液晶化合物のメソゲンと
して有効であることが知られており、これは該骨格が固
体状態のみならず高温状態(溶融状態)においても、強
い凝集力を有していることを示す。従って、上記モノヒ
ドロキシ化合物〔III〕をポリマー鎖中に組み込んだ場
合には、非常に強固で耐熱性の高い物理的架橋が形成さ
れ、その結果ポリマーの耐熱性が高くなる。
【0037】上記脂肪族ジカルボン酸〔I〕、上記脂肪
族ジオール、および上記ジヒドロキシ化合物〔II〕およ
び/またはモノヒドロキシ化合物〔III〕に加えて、2
個の水酸基を有するポリシリコーン、ラクトン、芳香族
ヒドロキシカルボン酸などをポリエステルの構成成分と
して使用してもよい。さらに上記ポリエステルの機械的
特性などを向上させるために、該ポリエステルのジヒド
ロキシ化合物〔II〕以外の芳香族ジオールや芳香族ジカ
ルボン酸を構成成分として含有させてもよい。
【0038】上記ポリシリコーンは、シロキサン結合を
有するシリコーンポリマーであり、2個の水酸基を有す
る。この2個の水酸基は、分子末端にあることが好まし
く、例えば、分子の両末端に各1個ずつの水酸基を有す
るポリジメチルシロキサン、ポリジエチルシロキサン、
ポリジフェニルシロキサン等があげられる。ポリシリコ
ーンの数平均分子量は、100〜20000が好まし
く、より好ましくは500〜5000である。数平均分
子量が100を下回ると生成するポリマーの柔軟性が不
十分であり、20000を上回るとポリエステルの生成
が困難になる。
【0039】上記ラクトンは、開環して酸及び水酸基と
反応し、脂肪族鎖を付加する性質を有し、ポリエステル
に柔軟性を付与する。環の中に4以上の炭素原子を有す
るラクトンが好ましく、より好ましくは5員環〜8員環
であり、例えば、ε−カプロラクトン、δ−バレロラク
トン、γ−ブチロラクトン等があげられる。
【0040】上記芳香族ヒドロキシカルボン酸として
は、サリチル酸、メタヒドロキシ安息香酸、パラヒドロ
キシ安息香酸、3−クロロ−4−ヒドロキシ安息香酸、
3−ブロモ−4−ヒドロキシ安息香酸、3−メトキシ−
4−ヒドロキシ安息香酸、3−メチル−4−ヒドロキシ
安息香酸、3−フェニル−4−ヒドロキシ安息香酸、2
−ヒドロキシ−6−ナフトエ酸、4−ヒドロキシ−4’
−カルボキシビフェニル等が挙げられ、好ましくは、パ
ラヒドロキシ安息香酸、2−ヒドロキシ−6−ナフトエ
酸、4−ヒドロキシ−4’−カルボキシビフェニル等で
ある。
【0041】上記芳香族ジオールとしては、ヒドロキノ
ン、レゾルシン、クロロヒドロキノン、ブロモヒドロキ
ノン、メチルヒドロキノン、フェニルヒドロキノン、メ
トキシヒドロキノン、フェノキシヒドロキノン、4,
4’−ジヒドロキシビフェニル、4,4’−ジヒドロキ
シジフェニルエーテル、4,4’−ジヒドロキシジフェ
ニルサルファイド、4,4’−ジヒドロキシジフェニル
スルホン、4,4’−ジヒドロキシベンゾフェノン、
4,4’−ジヒドロキシジフェニルメタン、ビスフェノ
ールA、1,1−ジ(4−ヒドロキシフェニル)シクロ
ヘキサン、1,2−ビス(4−ヒドロキシフェノキシ)
エタン、1,4−ジヒドロキシナフタリン、2,6−ジ
ヒドロキシナフタリンなどが挙げられる。
【0042】上記芳香族ジカルボン酸としては、テレフ
タル酸、イソフタル酸、5−スルホイソフタル酸の金属
塩、4,4’−ジカルボキシジフェニルエーテル、4,
4’−ジカルボキシジフェニルサルファイド、4,4’
−ジカルボキシジフェニルスルホン、3,3’−ジカル
ボキシベンゾフェノン、4,4’−ジカルボキシベンゾ
フェノン、1,2−ビス(4−カルボキシフェノキシ)
エタン、1,4−ジカルボキシナフタリン、2,6−ジ
カルボキシナフタリン等が挙げられる。
【0043】次に、ポリエステル中の上記構成成分の含
有量について説明する。上記ポリエステルの構成成分と
して、上記ポリアルキレンオキシドや上記ポリシリコー
ンを使用する場合には、その構成単位を1モノマーとし
て数える。即ち、重合度10のポリエチレンオキシドは
10モノマーとして数える。
【0044】本発明の組成物に含有されるポリエステル
が、脂肪族ジカルボン酸〔I〕、脂肪族ジオールおよび
ジヒドロキシ化合物〔II〕で構成される場合には、上記
ジヒドロキシ化合物〔II〕の含有量は、ポリエステルを
構成する全モノマー中の0.1〜30モル%が好まし
く、より好ましくは0.5〜20モル%であり、さらに
好ましくは1.0〜10モル%である。上記ジヒドロキ
シ化合物〔II〕の含有量が上記範囲より少なくなると、
得られるポリエステルの耐熱性が低くなり、多くなると
弾性率が高くなり、かつ柔軟性が低くなるため、熱可塑
性エラストマーとしては不適当になるためである。
【0045】ポリエステルが、脂肪族ジカルボン酸
〔I〕、脂肪族ジオールおよびモノヒドロキシ化合物〔I
II〕で構成される場合には、モノヒドロキシ化合物〔II
I〕の含有量は、ポリエステルを構成する全ポリマー中
の0.1〜20モル%が好ましい。モノヒドロキシ化合
物〔III〕の含有量が上記範囲より少なくなると、耐熱
性が低くなり、多くなるとポリエステルの分子量が十分
に高くならず、物性的に劣るためである。
【0046】ポリエステルが、上記ジヒドロキシ化合物
〔II〕と、モノヒドロキシ化合物〔III〕との両者を含
有する場合には、ジヒドロキシ化合物〔II〕とモノヒド
ロキシ化合物〔III〕とを合わせたヒドロキシ化合物の
含有量は、ポリエステルを構成する全モノマー中の0.
1〜30モル%が好ましい。これらのヒドロキシ化合物
の含有量が低いとポリエステルの耐熱性が低くなり、高
過ぎると柔軟性が不十分になり、かつ十分に分子量が高
くならないためである。ポリエステル中のジヒドロキシ
化合物〔II〕とモノヒドロキシ化合物〔III〕との合計
量に対するモノヒドロキシ化合物〔III〕の含有割合
は、 0<〔III〕/〔II〕+〔III〕<2/3 を満たす範囲であることが好ましい。
【0047】次に以上のような構成成分の上記ポリエス
テルの製造方法について説明する。該ポリエステルは、
一般に知られている任意の重縮合方法を用いて製造する
ことができる。例えば、 ジカルボン酸とジオール成分(脂肪族ジオール、ジヒ
ドロキシ化合物、モノヒドロキシ化合物等を含めるもの
とする)とを直接反応させる方法、 ジカルボン酸の低級エステルとジオール成分とをエス
テル交換を利用して反応させる方法、 ジカルボン酸のハロゲン化物とジオール成分とをピリ
ジンなどの適当な溶媒中で反応させる方法、 ジオール成分の金属アルコラートをジカルボン酸のハ
ロゲン化物と反応させる方法、 ジオール成分のアセチル化物とジカルボン酸とをエス
テル交換を利用して反応させる方法、等の方法があげら
れる。
【0048】重縮合する際には、一般にポリエステルを
製造する際に使用されている触媒が使用されてよい。こ
の触媒としては、リチウム、ナトリウム、カリウム、セ
シウム、マグネシウム、カルシウム、バリウム、ストロ
ンチウム、亜鉛、アルミニウム、チタン、コバルト、ゲ
ルマニウム、錫、鉛、アンチモン、ヒ素、セリウム、ホ
ウ素、カドミウム、マンガンなどの金属、その有機金属
化合物、有機酸塩、金属アルコキシド、金属酸化物等が
あげられる。
【0049】特に好ましい触媒は、酢酸カルシウム、ジ
アシル第一錫、テトラアシル第二錫、ジブチル錫オキサ
イド、ジブチル錫ジラウレート、ジメチル錫マレート、
錫ジオクタノエート、錫テトラアセテート、トリイソブ
チルアルミニウム、テトラブチルチタネート、二酸化ゲ
ルマニウム、および三酸化アンチモンである。これらの
触媒は二種以上併用してもよい。
【0050】反応時には、重合と共に副生する水、アル
コール、グリコール等を効率よく留出させ、高分子量の
ポリマーを得るために、反応系を1mmHg以下に減圧
することが好ましい。反応温度は一般に150〜350
℃である。
【0051】ポリエステルの構成成分としてジヒドロキ
シ化合物〔II〕を用いる場合には、重合反応を行う際
に、該ジヒドロキシ化合物〔II〕を反応系に加える時期
を変えることによって、得られるポリエステルの構造を
変えることができる。例えば、ジヒドロキシ化合物〔I
I〕を、ジカルボン酸および他のジオール成分と一括し
て重合反応開始前に仕込んだ場合には、ランダム共重合
体が得られやすい。ジヒドロキシ化合物〔II〕を重合後
期に反応系に加えた場合には、ブロック共重合体が得ら
れやすい。重合後に、ジヒドロキシ化合物〔II〕または
ジヒドロキシ化合物〔II〕のアセチル化合物を、減圧加
熱した状態においてポリエステルに溶融混練し、脱エチ
レングリコール反応またはエステル交換反応させること
によって、該ポリエステルの分子鎖にジヒドロキシ化合
物〔II〕に基づくセグメントを導入することも可能であ
る。
【0052】本発明の組成物に含有されるシラン化合物
は下記一般式〔IV〕で示される。
【0053】
【化15】
【0054】(式中、R4は、炭素数1〜18のアルキ
ル基、アルケニル基、シクロアルキル基またはフェニル
基を表し、これらの基中の水素原子は、アミノ基、エポ
キシ基、グリシジルオキシ基、ビニル基、アクリロイル
オキシ基およびメタクリロイルオキシ基からなる群より
選ばれる少なくとも1種の基で置換されていてもよい。
5は炭素数1〜18のアルキレン基、シクロアルキレ
ン基またはフェニレン基を表し、s個の(R4−(R5
t)は同一であっても異なっていてもよい。R6は炭素数
5以下のアルキル基またはアシル基を表し、4−s個の
(OR6)は同一であっても異なっていてもよい。sは
1または2を表し、tは0または1を表す)。
【0055】このような化合物としては、例えば、γ−
グリシジルオキシプロピルトリメトキシシラン、β−
(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキ
シシラン、2,3−エポキシプロピルトリメトキシシラ
ン、3,4−エポキシブチルトリエトキシシラン、ビス
(2,3−エポキシプロピル)ジメトキシシラン等のエ
ポキシ基を有する化合物、α−アミノエチルトリエトキ
シシラン、α−アミノプロピルトリエトキシシラン、γ
−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−β−(アミ
ノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン等
のアミノ基を有する化合物、ビニルトリエトキシシラ
ン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリアセチルオ
キシシラン、メタクリロイルオキシシクロヘキシルトリ
メトキシシラン、γ−メタクリロイルオキシプロピルト
リアセチルオキシシラン、メタクリロイルオキシトリエ
トキシシラン、γ−メタクリロイルオキシプロピルトリ
エトキシシラン等の炭素不飽和二重結合を有する化合
物、トリメトキシメチルシラン、フェニルトリメトキシ
シラン等の炭化水素基を有する化合物などが挙げられ、
本発明の組成物に使用され得るシラン化合物は、従来の
方法と比較して多種の化合物群から選択され得る。
【0056】上記シラン化合物は、上記ポリエステル1
00重量部に対して0.05〜5.0重量部の割合で含
有される。上記シラン化合物の含有量が0.05重量部
未満の場合には、得られるポリエステル組成物の熱安定
効果が得られない。逆に、含有量が5.0重量部を超え
る場合には、得られるポリエステル組成物の熱安定効果
は得られるが、その含有量に比例した効果は得られず、
かつ機械的強度等の物性に劣る。
【0057】本発明のポリエステル組成物の製造時また
は製造後に実用性を損なわない範囲で以下の添加剤が添
加されてもよい。
【0058】(i)無機繊維:ガラス繊維、炭素繊維、ボ
ロン繊維、炭化けい素繊維、アルミナ繊維、アモルファ
ス繊維、シリコーン・チタン・炭素系繊維等。
【0059】(ii)有機繊維:アラミド繊維等。
【0060】(iii)無機充填剤:炭酸カルシウム、酸化
チタン、マイカ、タルク等。
【0061】(iv)難燃剤:ヘキサブロモシクロドデカ
ン、トリス-(2,3−ジクロロプロピル)ホスフェー
ト、ペンタブロモフェニルアリルエーテル等。
【0062】(v)紫外線吸収剤:p−tert−ブチル
フェニルサリシレート、2−ヒドロキシ−4−メトキシ
ベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−2’
−カルボキシベンゾフェノン、2,4,5−トリヒドロ
キシブチロフェノン等。
【0063】(vi)酸化防止剤:ブチルヒドロキシアニソ
ール、ブチルヒドロキシトルエン、ジステアリルチオジ
プロピオネート、ジラウリルチオジプロピオネート等。
【0064】(vii)帯電防止剤:N,N−ビス(ヒドロ
キシエチル)アルキルアミン、アルキルアリルスルホネ
ート、アルキルスルファネート等。
【0065】(viii)無機物粉末:硫酸バリウム、アルミ
ナ、酸化珪素等。
【0066】(ix)熱安定剤:3,9−ビス〔2−〔3−
(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニ
ル)−プロピオニルオキシ〕−1,1−ジメチルエチ
ル〕2,4,8,10−テトラオキサスピロ〔5,5〕
ウンデカン,トリエチレングリコール−ビス〔3−(3
−t−ブチル−5−メチル−4−ヒドロキシフェニル)
プロピオネート〕、1,6−ヘキサンジオール−ビス
〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)プロピオネート〕、テトラキス〔メチレン(3,
5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシハイドロシンナメ
ート)〕メタン、オクタデシル−3−(3,5−ジ−t
−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、
N,N’−ヘキサメチレンビス(3,5−ジ−t−ブチ
ル−4−ヒドロキシ−ヒドロシンナムアミド)、ジオク
タデシルジスルフィドトリフェニルホスファイト、トリ
ラウリルホスファイト、2−tert−ブチル−α−
(3−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)−
p−クメニルビス(p−ノニルフェニル)ホスファイ
ト、ポリ(トリルカルボジイミド)、ポリ(4,4’−
ジフェニルメタンカルボジイミド)、ポリ(p−フェニ
レンカルボジイミド)、ポリ(m−フェニレンカルボジ
イミド)、ポリ(1,3,5−トリイソプロピルフェニ
レン−2,4−カルボジイミド)等。
【0067】本発明のポリエステル組成物は、上述の組
成物の構成成分であるポリエステルとシラン化合物、あ
るいはそれに上記添加剤を加えて均一に混合することに
より得られる。
【0068】上記シラン化合物を混合する時期は、適宜
選択することができる。シラン化合物は、ポリエステル
重合反応の開始前にポリエステルの各構成成分とともに
を仕込む方法、重合反応後期に仕込む方法、または重合
後にポリエステルと混合する方法により、ポリエステル
と均一に混合される。該ポリエステルと該シラン化合物
とを均一に混合するためには、プラストミル、押出機、
ニーダー、バンバリーミキサーなどを用いた溶融混練法
が採用され得る。
【0069】さらに本発明のポリエステル組成物は、他
の熱可塑性樹脂、例えば、ポリオレフィン、変性ポリオ
レフィン、ポレスチレン、ポリアミド、ポリカーボネー
ト、ポリスルフォン、ポリエステル等と混合し、あるい
はゴム成分と混合することにより、これらの樹脂の性質
を改質するのに用いられ得る。
【0070】本発明で得られたポリエステル組成物は、
熱可塑性エラストマーとして使用することができ、プレ
ス成形、押出成形、射出成形、ブロー成形等の溶融成形
方法により、成形体とされる。成形体の物性は、組成物
の構成成分及びその含有割合などによって任意に変化さ
せることができる。本発明のポリエステル組成物は、自
動車部品、ホース、ベルト、パッキングなどの柔軟性を
有する成形体や、塗料、接着剤などに好適に使用され
る。
【0071】
【実施例】以下に、本発明を実施例に基づいて説明す
る。
【0072】(A)ポリエステルの合成 アジピン酸ジメチル348.4g(2mol)、エチレ
ングリコール298g(2.4mol)および4,
4’’’−ジヒドロキシ−p−クォーターフェニル6
7.7g(0.2mol)のモノマー混合物に、触媒と
して三酸化アンチモン200mgおよび酢酸カルシウム
440mgと、安定剤として1,3,5−トリメチル−
2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ
ドロキシベンジル)ベンゼン400mgおよびトリス
(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ホスファイト40
0mgとを加えた。反応系を窒素で置換した後、200
℃で2時間反応させ、エステル交換を行った。次いでこ
の反応系を30分間で320℃まで昇温し、この状態で
20分間常圧で保持した。その後、300℃に降温し、
1mmHg以下に減圧した状態1時間で重縮合反応を行
い、薄灰色の樹脂を得た。
【0073】(B)ポリエステル組成物の調製 (実施例1)上記(A)項で得られたポリエステル10
0重量部に、シラン化合物としてγ−アミノプロピルト
リメトキシシランを表1に示す割合で混合し、ブラベン
ダープラストグラフ押出機を用いて220℃で3分間溶
融混練し、ポリエステル組成物を得た。このポリエステ
ル組成物について、以下の方法により成形安定性を評価
した。その結果を下記表1に示す。後述の実施例2〜6
および比較例1〜3の結果も合わせて表1に示す。
【0074】〈成形安定性の評価〉得られたポリエステ
ル組成物の極限粘度〔η〕を、オルトクロルフェノール
中、30℃で測定した。また得られたポリエステル組成
物を100℃で5時間乾燥させた後、島津フローテスタ
ーCFT500によって、5分後および30分後のフロ
ー粘度を測定した(試験荷重100kg、ダイ径1m
m、ダイ長さ10mm、フロー温度240℃)。さら
に、上記30分後のフロー粘度の測定を行ったときに得
られたストランドサンプルの極限粘度を測定した。
【0075】(実施例2)シラン化合物の含有量を下記
表1に示すように減量したこと以外は、実施例1と同様
にした。
【0076】(実施例3)シラン化合物の含有量を下記
表1に示すように増量したこと以外は、実施例1と同様
にした。
【0077】(実施例4)シラン化合物としてγ−グリ
シジルオキシプロピルトリメトキシシランを用い、下記
表1に示す所定の割合で混合したこと以外は、実施例1
と同様にした。
【0078】(実施例5)シラン化合物としてビニルト
リメトキシシランを用い、下記表1に示す所定の割合で
混合したこと以外は、実施例1と同様にした。
【0079】(実施例6)シラン化合物としてフェニル
トリメトキシシランを用い、下記表1に示す所定の割合
で混合したこと以外は、実施例1と同様にした。
【0080】(比較例1)シラン化合物を混合しなかっ
たこと以外は、実施例1と同様にして試験を行った。
【0081】(比較例2)シラン化合物の含有量を下記
表1に示すように減量したこと以外は、実施例1と同様
にして試験を行った。
【0082】(比較例3)シラン化合物の含有量を下記
表1に示すように増量したこと以外は、実施例1と同様
にして試験を行った。
【0083】
【表1】
【0084】表1より、実施例1〜6のポリエステル組
成物より得られたポリエステルは、成形安定性が優れて
いることがわかる。
【0085】(実施例7)実施例3で得られたポリエス
テル組成物を射出成形(射出圧1500kgf/c
2、金型温度70℃、シリンダー温度220℃)し
て、3号ダンベルを得た。 実施例7で得られたダンベ
ルについて、JIS K6301に従い、引張破壊強度
および引張破壊伸びを島津オートグラフAG−5000
を用いて23℃で測定した。その結果を下記表2に示
す。後述の比較例4および5の結果も合わせて表2に示
す。
【0086】比較例4 比較例1のポリエステル組成物を用いたこと以外は、実
施例7と同様にして試験を行った。
【0087】比較例5 比較例3のポリエステル組成物を用いたこと以外は、実
施例7と同様にして試験を行った。
【0088】
【表2】
【0089】表2より、実施例7で得られたダンベル
は、機械的強度に優れていることがわかる。
【0090】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
ポリエステル組成物によれば、成形安定性および機械的
強度に優れた熱可塑性エラストマーを提供することがで
きる。本発明のポリエステル組成物は、各種部材に好適
に使用することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岸本 大志郎 大阪府茨木市三島丘2丁目11番20号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記一般式〔I〕で表される脂族族ジカル
    ボン酸、脂肪族ジオール、ならびに下記一般式〔II〕で
    表されるジヒドロキシ化合物および下記一般式〔III〕
    で表されるモノヒドロキシ化合物のうちの少なくとも1
    種を主な構成成分とするポリエステル、および下記一般
    式〔IV〕で表されるシラン化合物を含有するポリエステ
    ル組成物であって、 上記ポリエステル100重量部に対してシラン化合物が
    0.05〜5.0重量部の割合で含有されていることを
    特徴とするポリエステル組成物。 【化1】 (式中、nは0〜10の整数を示す。) 【化2】 (式中、R1およびR2はそれぞれ独立してアルキレン基
    を示し、pは3または4であり、qおよびrはそれぞれ
    独立して0または1以上の整数を示す。) 【化3】 (式中、R3はアルキレン基を示し、uは2または3で
    あり、mは0または1以上の整数を示す)。 【化4】 (式中、R4は、炭素数1〜18のアルキル基、アルケ
    ニル基、シクロアルキル基またはフェニル基を表し、こ
    れらの基中の水素原子は、アミノ基、エポキシ基、グリ
    シジルオキシ基、ビニル基、アクリロイルオキシ基およ
    びメタクリロイルオキシ基からなる群より選ばれる少な
    くとも1種の基で置換されていてもよい。R5は炭素数
    1〜18のアルキレン基、シクロアルキレン基またはフ
    ェニレン基を表し、s個の(R4−(R5t)は同一で
    あっても異なっていてもよい。R6は炭素数5以下のア
    ルキル基またはアシル基を表し、4−s個の(OR6
    は同一であっても異なっていてもよい。sは1または2
    を表し、tは0または1を表す)。
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