JPH05133021A - 金属枠材つきpcパネルの金属枠材伸び抑制構造 - Google Patents

金属枠材つきpcパネルの金属枠材伸び抑制構造

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JPH05133021A
JPH05133021A JP3321437A JP32143791A JPH05133021A JP H05133021 A JPH05133021 A JP H05133021A JP 3321437 A JP3321437 A JP 3321437A JP 32143791 A JP32143791 A JP 32143791A JP H05133021 A JPH05133021 A JP H05133021A
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Norio Noguchi
宣男 野口
Seiji Nakakado
清司 中門
Makoto Fukuyama
誠 福山
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Shin Nikkei Co Ltd
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Shin Nikkei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 金属枠材つきPCパネルにおける熱膨張によ
る金属枠材の全長分の伸びを抑制する。 【構成】 PCパネル本体2に、金属枠材8をその一部
を該PCパネル本体内部に埋設して取付けてなる金属枠
材つきPCパネルにおいて、上記金属枠材のPCパネル
本体内部への埋設部分における該金属枠材長手方向のほ
ぼ中央部に、該PCパネル本体のコンクリートが食いこ
んで、もしくはコンクリート内に食いこんで該金属枠材
の長手方向への移動を阻止すべきストッパー部13を設
けた、金属枠材つきPCパネルの金属枠材伸び抑制構
造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、PCパネル本体にアル
ミニウム製窓枠、ゴンドラレール等の各種金属枠材を該
金属枠材の一部を埋設して取付けてなる金属枠材つきP
Cパネルにおいて、上記金属枠材の熱膨張による伸びを
抑制する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばPCパネル本体の開口部内
周にアルミニウム製窓枠を、その上下、左右枠材のアン
カー部をパネル本体内に埋設して取付けてなる窓枠つき
PCパネルや、PCパネル本体の左右外側端にアルミニ
ウム製ゴンドラレールを同じくアンカー部埋設により取
付けてなるゴンドラレールつきPCパネルが建物の外壁
に広く使用されている。
【0003】しかし、これら金属枠材つきPCパネルで
は、金属枠材とコンクリートが剥離し易いため、該金属
枠材が熱膨張により長手方向に伸長したとき、金属枠材
のほぼ全長分の伸びが枠材の一端に集中することがしば
しばあり、そのような場合上記窓枠つきPCパネルで
は、PCパネル本体の開口部入隅部にクラックが発生
し、また上記ゴンドラレールつきPCパネルでは、上下
に隣接するPCパネル同志のゴンドラレールの接続部に
変形や損壊を与える等の問題が生じていたが、従来はこ
れに対する有効な対策が未だ開発されていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、金属枠材つ
きPCパネルにおいて熱膨張による金属枠材のほぼ全長
分の伸びが該金属枠材の一端に集中することによる障害
を防止することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する手段
として、本発明は、PCパネル本体に、金属枠材をその
一部を該PCパネル本体内部に埋設して取付けてなる金
属枠材つきPCパネルにおいて、上記金属枠材のPCパ
ネル本体内部への埋設部分における該金属枠材長手方向
のほぼ中央部に、該PCパネル本体のコンクリートが食
いこんで、もしくはコンクリート内に食いこんで該金属
枠材の長手方向への移動を阻止すべきストッパー部を設
けた、金属枠材つきPCパネルの金属枠材伸び抑制構造
を提案する。
【0006】本発明における上記「ストッパー部」に
は、上記埋設部分に形成された孔、切欠、凹み等であっ
て上記PCパネル本体のコンクリートがそれに食いこん
で金属枠材の長手方向への移動を阻止するもの、及び上
記埋設部分に突設された突片、突起、凸部等であって上
記PCパネル本体のコンクリート内にそれが食いこんで
金属枠材の長手方向への移動を阻止するものが含まれ
る。以下図面を参照して本発明の実施例について説明す
る。
【0007】
【実施例】図1、2は、矩形枠形PCパネル本体(2)
の開口部(3)にアルミニウム製上、下枠材(4)、
(5)及び左、右枠材(6)、(7)からなる窓枠
(8)を取付けたアルミニウム製窓枠つきPCパネル
(1)の例で、その窓枠(8)の取付けは、上記各枠材
(4)〜(7)からそれぞれ2枚づつ突出された対応す
る枠材の全長に及ぶ長さの板状アンカー(9)(9)、
(10)(10)、(11)(11)、(12)(1
2)をPCパネル本体(2)内部に埋設した構造であ
る。
【0008】上記のようなPCパネルの各上、下枠材
(4)、(5)及び左、右枠材(6)、(7)の熱膨張
による伸び抑制構造として、本例では、上記各枠材の板
状アンカー(9)(9)、(10)(10)、(11)
(11)、(12)(12)における各長手方向のほぼ
中央部に、図2に示す右枠材(7)の板状アンカー(1
2)、(12)のように、それぞれ円形の孔ストッパー
部(13)(13)、…を開設してあり、これら孔スト
ッパー部(13)(13)、…内にPCパネル本体のコ
ンクリートが食いこんで各枠材(4)〜(7)を長手方
向へ移動不能に係止している。
【0009】上例のアルミニウム製窓枠つきPCパネル
において、今各枠材(4)〜(7)が熱膨張によりそれ
ぞれ長手方向へ伸長した場合、各枠材はその長手方向ほ
ぼ中央部のストッパー部(13)(13)、…でPCパ
ネル本体(2)に係止されているから、各枠材の長手方
向の端に集中する最長伸びは当該枠材のほぼ2分の1長
分の伸びに抑制されることとなり、この伸びの抑制によ
り、実際上、PCパネル本体(2)の開口部(3)入隅
部分にクラックの発生するのを防止することができる。
【0010】図3の他の実施例は、板状アンカーに切欠
ストッパー部(13a)…を形成し、他の構造は図1、
2と実質的に同一とした例である。
【0011】図4のさらに他の実施例は、板状アンカー
にコ字状の切込みを入れ、該切込み部分を折り立ててP
Cパネル本体(2b)のコンクリートに食いこむ突片ス
トッパー部(13b)と、折り立てた後に形成される角
形の孔ストッパー部(13’b)とを設け、他の構造は
図1、2と実質的に同一の例である。
【0012】図5の別の実施例は、板状アンカーにプレ
ス加工により半球状の凸ストッパー部(13c)と、凹
ストッパー部(13’c)とを形成し、他の構造は図
1、2と実質的に同一である。
【0013】図6、7は、矩形板状のPCパネル本体
(2d)の左右両側端に、アルミニウム製ゴンドラレー
ル(8d)、(8d)をその板状アンカー(11d)の
埋設により取付け、該板状アンカー(11d)の長手方
向中央部に、コンクリートが食いこむ円形の孔ストッパ
ー部(13d)を設けたゴンドラレールつきPCパネル
(1d)である。
【0014】
【発明の効果】本発明の金属枠材つきPCパネルの金属
枠材伸び抑制構造によれば、金属枠材が熱膨張により長
手方向に伸長したとき、該金属枠材の長手方向の端に集
中する最長伸びを該金属枠材のほぼ2分の1長分の伸び
に抑制することができ、それにより実際上、金属窓枠つ
きPCパネルにおけるPCパネル本体のクラック発生
や、金属ゴンドラレールつきPCパネルにおけるゴンド
ラレール接続部の変形、損壊等を防止することができる
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】窓枠つきPCパネルの一部切欠正面図である。
【図2】図1のII−II線拡大断面図である。
【図3】窓枠つきPCパネルの他の実施例の右枠材部分
の拡大一部切欠正面図である。
【図4】窓枠つきPCパネルのさらに他の実施例の右枠
材部分の拡大水平断面図である。
【図5】窓枠つきPCパネルの別の実施例の右枠材部分
の拡大水平断面図である。
【図6】ゴンドラレールつきPCパネルの一部切欠正面
図である。
【図7】図6のVII−VII線拡大断面図である。
【符号の説明】
1、1a、1b、1c アルミニウム製窓枠つきPCパ
ネル 1d アルミニウム製ゴドラレールつきPCパネル 2、2a、2b、2c、2d PCパネル本体 8、8a、8b、8c アルミニウム製窓枠 8d アルミニウム製ゴドラレール 13、13’b、13d 孔ストッパー部 13a 切欠ストッパー部 13b 突片ストッパー部 13c 凸ストッパー部 13’c 凹ストッパー部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 PCパネル本体に、金属枠材をその一部
    を該PCパネル本体内部に埋設して取付けてなる金属枠
    材つきPCパネルにおいて、 上記金属枠材のPCパネル本体内部への埋設部分におけ
    る該金属枠材長手方向のほぼ中央部に、該PCパネル本
    体のコンクリートが食いこんで、もしくはコンクリート
    内に食いこんで該金属枠材の長手方向への移動を阻止す
    べきストッパー部を設けた、金属枠材つきPCパネルの
    金属枠材伸び抑制構造。
JP3321437A 1991-11-11 1991-11-11 金属枠材つきpcパネルの金属枠材伸び抑制構造 Expired - Fee Related JP2797158B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08144428A (ja) * 1994-11-16 1996-06-04 Daiwa House Ind Co Ltd 捨て型枠使用外壁パネルおよびその製造方法
JP2010156151A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Try Engineering Co Ltd 手摺用支柱及びそれを用いた手摺
CN102777107A (zh) * 2012-06-28 2012-11-14 大连金房子门窗制造有限公司 一种窗框的安装方法

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