JP3358174B2 - スラブ構造 - Google Patents

スラブ構造

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JP3358174B2 JP11717598A JP11717598A JP3358174B2 JP 3358174 B2 JP3358174 B2 JP 3358174B2 JP 11717598 A JP11717598 A JP 11717598A JP 11717598 A JP11717598 A JP 11717598A JP 3358174 B2 JP3358174 B2 JP 3358174B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のパネルを敷
き並べて屋根を構成するスラブ構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】複数のパネルを敷き並べて床スラブや屋
根スラブを構成することがある。これらのスラブでは、
高い剛性を発揮し得るような構造を有するものと、高い
剛性を発揮することを期待されていない構造を有するも
のとがある。
【0003】例えば高い剛性を発揮し得るスラブ構造と
しては、特開平7-207797号公報に開示された技術(第1
公知例)がある。この技術は、図8、図9に示すよう
に、梁51上に敷き並べたALC板52の角隅部53に頭部に
環状部を有するネジ54を配置し、且つALC板52の長辺
に沿った連結目地部55の全長にわたって目地鉄筋56を配
置すると共に前記ネジ54を介して梁51に固定し、更に、
連結目地部55にモルタル57を充填して構成したものであ
る。
【0004】上記の如く構成したスラブ構造では、敷き
並べた複数のALCパネル52を連結目地部55の全長にわ
たって配置された目地鉄筋56、及び連結目地部55に充填
されたモルタル57によって一体化することが出来、構成
されたスラブ全体の水平剛性を高めた剛床構造を実現す
ることが出来る。
【0005】また目地鉄筋56は端部がL字状に形成され
ており、このL字状の端部をネジ54の頭部に形成された
環状部に挿通することで該ネジ54に取り付けられると共
に梁51に固定されている。目地鉄筋56が連結目地部55の
全長にわたって配置され、且つネジ54を介して梁51に固
定されるため、該目地鉄筋56によってALCパネル52を
梁51に押さえ付けることが出来、ALCパネル52を梁51
から浮き上がらせるような力が作用した場合、ALCパ
ネル52はこの力に対抗してその位置を維持することが出
来る。
【0006】また高い剛性を発揮し得ないスラブ構造
(第2公知例)としては、敷き並べたパネル間に形成さ
れる目地部にモルタルを充填するのみで鉄筋を埋設する
ことなく構成されるものがある。このスラブ構造では、
各パネルがモルタルを介して横方向に連結されるものの
梁に対して固定されないため、強風時に下から吹き上げ
られたときに対抗することが出来ない虞がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】建物に要求されるスラ
ブとして、高い剛性は必要ないが強風時の吹き上げに伴
う浮き上がり方向の力には充分に対抗し得る程度の強度
を有するものが要求されることがある。
【0008】上記要求に対し、上記第2公知例では満足
することが出来ないが、第1公知例では充分に満足する
ことが出来る。しかし、この要求に対し第1公知例の技
術で対応した場合、過剰仕様になってコスト的な問題が
派生することが明らかである。
【0009】本発明の目的は、過剰仕様になることなく
強風時の吹き上げにより作用する浮き上がり方向の力に
対抗し得る強度を発揮し得るスラブ構造を提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係るスラブ構造は、建物の屋根取付部に敷き
並べた複数のパネルの目地部にモルタルが充填されたス
ラブ構造に於いて、目地部の幅が内部より入口部の方が
小さくされ、且つパネルの隅部近傍に於ける屋根取付部
に受け金具が取り付けられ、端部が鉄筋の直線部分の軸
線から横方向に湾曲し更に先端が軸線の反対側まで略直
線状に延長した係止部が形成された鉄筋の係止部が前記
受け金具の取付孔に取り付けられてパネルの隅部近傍に
埋設され、吹き上げ方向の力に対抗し得るようにしたも
のである
【0011】上記スラブ構造では、目地部の幅が内部よ
りも入口部の方が小さく形成されており、この目地部に
モルタルが充填されるため、目地部を構成するパネルの
一部とモルタルが互いに係合して剪断力を負担すること
が出来、パネルの面外方向に作用した力を各パネルに分
散することが出来る。またパネルの隅部近傍の屋根取付
に取り付けた受け金具に端部を取り付けた鉄筋がパネ
ルの隅部近傍に埋設されるので、パネルは隅部近傍で受
け金具を介して取付部に固定された鉄筋によって押さえ
つけられ、実質的に取付部に固定される。
【0012】このため、強風時の吹き上げ等によってス
ラブに面外方向に力が作用した場合であっても、パネル
の隅部が鉄筋によって押さえつけられると共に目地部を
介して隣接するパネルどうしが互いに力を伝達し合うこ
とで個々のパネル或いはスラブが浮き上がることがな
い。
【0013】更に、鉄筋の端部が鉄筋の直線部分の軸線
から横方向に湾曲し更に先端が軸線の反対側まで略直線
状に延長した係止部が形成されており、該係止部が受け
金具の取付孔に取り付けられているため、受け金具の取
付孔に対する鉄筋の軸線の相対的な位置の設定の自由度
が向上し、これに伴って鉄筋の軸線を目地部の中心に一
致させることが容易になり、鉄筋のパネルを押さえつけ
る機能を充分に発揮させることが出来る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下上記スラブ構造の好ましい実
施形態について図を用いて説明する。図1は屋上のスラ
ブ構造を示す平面図、図2は図1のII矢視部の目地部の
構成を示す断面図、図3は図1の III矢視部の目地部の
構成を示す断面図、図4は目地部の断面形状を説明する
図、図5は目地部の一部を拡大した平面図、図6は鉄筋
の構成を示す図、図7は受け金具の例を説明する図であ
る。
【0015】本実施例に係るスラブ構造は、第1公知例
に示す所謂剛床構造程の剛性を必要とせず、しかし第2
公知例の全く剛性のない構造よりも高い剛性を発揮し得
るように構成されたものであり、特に、強風時の吹き上
げ等によってスラブに面外方向の力が作用した場合であ
っても、この力による浮き上がりを防止し得るように構
成されている。
【0016】次に本実施例に係るスラブ構造について具
体的に説明する。複数のパネル1が屋根取付部となる梁
2上に列方向及び行方向に敷き並べられており、隣接す
るパネル1の間に目地部3が形成されている。また敷き
並べられた平面に於ける隅部に位置するパネル1及び行
方向の所定位置に配置されたパネル1の隅部近傍に於け
る梁2には受け金具4が取り付けられており、この受け
金具4に目地部3の途中まで埋設し得る程度の長さを持
った鉄筋5が取り付けられ、更に、目地部3にモルタル
6が充填されている。尚、受け金具は後述するように複
数種類のものが用いられるが、特に受け金具の形状を問
題としない場合、代表して受け金具4という。
【0017】パネル1は軽量気泡コンクリート(AL
C)パネルやPCパネル等のパネルからなり、少なくと
も長手方向の両端部が梁2に載置されてパネル1の幅方
向(行方向)及び長手方向(列方向)に敷き並べられて
いる。
【0018】各パネル1の幅方向両側の辺(長辺)に
は、全長にわたって目地部3を構成するための段部1a
が形成されており、隣接するパネル1に形成された段部
1aとによって図4(a)〜(c)に示すように、パネ
ル1の表面側に於ける目地部3の入口部3aよりも、パ
ネル1の厚さ方向に入り込んだ目地部3の内部の方が幅
寸法が大きくなるような形状を持った目地部3が構成さ
れている。
【0019】即ち、同図(a)に示すように隣接するパ
ネル1に両方に夫々鉤型の段部1aが形成されており、
このような段部1aを対向させることで、あり溝状の目
地部3が形成されている。同図(b)は一方のパネル1
には鉤型の段部1aが形成され、他方のパネル1には直
角状の段部1aが形成されている。このように形成され
た目地部3であっても入口部3aの幅寸法よりも内部3
bの幅寸法の方が大きく形成されている。同図(c)は
隣接パネル1の両方に「く」字状の段部1aが形成され
ており、このような段部1aを対向させることで、六角
棒状の目地部3が形成されている。
【0020】上記の如く、入口部3aの幅寸法よりも内
部3bの幅寸法の方が大きく形成された目地部3にモル
タル6を充填することによって、目地部3に於ける段部
1aの深さと長さに応じた面積で剪断力を受けることが
可能である。従って、パネル1に面外方向の力が作用し
たとき、この力はパネル1の段部1a、目地部3に充填
されたモルタル6を介して隣接したパネル1に伝達され
る。即ち、パネル1の浮き上がり方向の力を伝達して負
担することが可能である。
【0021】パネル1の幅方向の両側の段部1aは切削
加工によって形成することが可能である。特に、入口部
3aよりも内部3bの方が幅寸法が大きい目地部3(拡
大目地部3c)が剪断力を伝達することでパネル1に作
用する浮き上がり方向の力を隣接するパネルに伝達する
ため、前記浮き上がり方向の力を想定することで、拡大
目地部3cの必要長さを設定することが可能である。
【0022】このため、図5に示すように、目地部3の
全部を拡大目地部3cとする必要はなく、上記の如くし
て設定された必要長さだけ、或いは鉄筋5を埋設する長
さ分だけ拡大目地部3cとすれば良い。この場合、目地
部3の他の部分は厚さ方向に直角に形成された通常の目
地部3であって良い。
【0023】パネル1の隅部近傍に於ける梁2には受け
金具4がボルト7によって固定され、該受け金具4に鉄
筋5の端部が取り付けられている。鉄筋5は端部が受け
金具4に取り付けられて目地部3の途中まで埋設され
る。このため、図6に示すように、長さはパネル1の半
分よりも充分に短く形成されており、端部は鉄筋5の直
線部5aの軸線5bから横方向に湾曲して偏心部5cを
形成し、その後、元の方向に屈折して先端5dが軸線5
bの反対側まで略直線状に延長した延長部5eを有する
係止部が形成されている。このため、直線部5aに於け
る軸線5bと偏心部5cに於ける軸線5bは予め設定さ
れた距離離隔している。
【0024】本実施例に於いて、鉄筋5は延長部5eか
ら直線部5aの端部までの長さが約210 mm、直線部5a
の長さが約160 mm、延長部5eの長さが約35mm、直線部
5aの軸線5bと湾曲部5cの軸線5bとの距離が約17
mmに設定されている。従って、直線部5aの軸線5bの
延長線は延長部5eと交差することとなる。
【0025】上記鉄筋5は必ずしも2枚のパネル1の間
に配置されるものではなく、スラブを構成する行方向の
端部に配置されたパネル1に配置される場合もある。ま
た鉄筋5の端部を取り付ける受け金具4は、スラブに於
ける配置位置と取り付けるべき鉄筋5の数に応じて複数
種類のものが用意される。即ち、受け金具4は、図7
(a)〜(f)に示すように、幾つかの種類のものが用
いられる。
【0026】同図(a)の受け金具4は、4方向に配置
された鉄筋5を取り付けるものであり、梁2に固定する
固定片4aと該固定片4aに直角に起立させた取付片4
bを有し、取付片4bに鉄筋5の延長部5eを挿通する
2個の取付孔4cと湾曲部5cを挿通する1個の長穴状
の取付孔4dを形成したものである。この受け金具4で
は、敷き並べたパネル1の列と行の間に配置され、夫々
の方向に埋設する最高4本の鉄筋5を取り付けることが
可能である。
【0027】同図(b)の受け金具8は、固定片8aと
取付片8bが直角に形成されており、取付片8bには1
個の長穴状の取付孔8dを形成したものである。この受
け金具8では取付孔8dに湾曲部5cを挿通して1本の
鉄筋5を取り付けることが可能であり、パネル1の列方
向の端部に配置される。
【0028】同図(c)の受け金具9は、受け金具4と
同様に4方向に配置された鉄筋5を取り付けるものであ
り、固定片9aに4方向に起立させた取付片9bが設け
られている。また各取付片9bには夫々延長部5eを挿
通する取付孔9cが形成されている。
【0029】同図(d)の受け金具10は直交する3方向
の鉄筋5を取り付けるものであり、固定片10aに直交し
た方向に起立した取付片10bが設けられ、各取付片10b
には取付孔10cが設けられている。また同図(e)の受
け金具11は、アングル材を用いて構成したものであり、
固定片11aと取付片11bを有しており、取付片11bには
長穴状の取付孔11dが設けられている。
【0030】同図(f)の受け金具12は、固定片12aに
パイプ12bを固着すると共に該パイプ12bの4方向に取
付孔12cを設けたものである。このように構成された受
け金具12であっても4方向に配置された鉄筋5の端部を
取り付けることが可能である。
【0031】次に、上記各部材を用いて構成したスラブ
構造について図1〜図3により説明する。図1に示すよ
うに、敷き並べたスラブ1の行方向の両端部分に配置さ
れたパネル1及び所定行のパネル1の間に構成された目
地部3に鉄筋5が配置される。このため、鉄筋5を配置
すべき位置には、鉄筋5の配置方向や数に対し最適な受
け金具4(8〜12)が選択されて配置され、固定片4a
が梁2にボルト7によって固定される。
【0032】即ち、スラブの端部側に配置されたパネル
1の隅部近傍には図2に示すように、スラブの隅部に対
応する位置に受け金具10が配置されて梁2に固定され、
該パネル1の他方側の隅部近傍には受け金具4が配置さ
れて梁2に固定される。またスラブの端部側に配置され
たパネル1と対向して梁2には、図示しない腰壁用のパ
ネルやモルタルを受ける受け部材となるアンクル材等が
固定される。
【0033】上記受け金具10、4の取付孔4cには夫々
パネル1の幅方向の端部に沿って鉄筋5が配置され、各
鉄筋5は端部の延長部5eを取付孔4cに挿通して取り
付けられている。このように、受け金具10、4に取り付
けた鉄筋5は延長部5eの取付孔10c、4cに対する取
付深さを適宜調整することで、直線部5aのパネル1の
段部1aに対する位置を調節することが可能である。
【0034】また図3に示すように、所定の目地部3に
対応した該パネル1の隅部近傍には受け金具8が配置さ
れて梁2に固定されている。この受け金具8の取付孔8
dには鉄筋5の湾曲部5cが挿通されて取り付けられて
おり、直線部5aは目地部3(拡大目地部3c)に配置
されている。特に、目地部3に配置された鉄筋5は、強
度的な観点からすると目地部3の略中央に位置すること
が好ましい。従って、鉄筋5の延長部5eを受け金具8
の取付孔5dに挿通したとき、この挿通深さを調整する
ことで、直線部5aの目地部3に於ける位置を容易に調
整することが可能である。
【0035】上記の如くして梁2に固定した受け金具4
に鉄筋5を取り付け、該鉄筋5の直線部5aの目地部3
に於ける位置を調整し、その後、目地部3及び梁2の上
面を含むスラブの周囲にモルタル6を充填することで、
スラブ構造が構成される。
【0036】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明に係る
スラブ構造では、敷き並べたパネルの間に形成される目
地部を入口の方が内部よりも小さく形成し、該目地部
鉄筋を埋設したので、該鉄筋及び屋根取付部に取り付け
た受け金具及び鉄筋によってパネルを押さえつけること
が出来る。
【0037】このため、スラブに強風時の吹き上げによ
る浮き上がり方向の力が作用しても、この力を目地部に
充填されたモルタルを介して隣接するパネルに伝達して
負担することが出来、且つパネルの端部が鉄筋によって
取付部側に押さえつけられるため、浮き上がることがな
い。また鉄筋が目地部の全長にわたって埋設されず、パ
ネルの隅部近傍に相当する部位のみであるため、鉄筋に
要する材料コストを削減することが出来る。
【0038】また鉄筋の端部が単なるL字状に形成され
るのではなく、一度軸線から湾曲した後、更に屈折して
先端が湾曲部の反対側に延長されるため、該延長部を受
け金具の取付孔に挿通したとき、挿通深さを適宜設定す
ることが出来る。このため、目地部に対する鉄筋の軸線
位置を適宜調整することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】屋上のスラブ構造を示す平面図である。
【図2】図1のII矢視部の目地部の構成を示す断面図で
ある。
【図3】図1の III矢視部の目地部の構成を示す断面図
である。
【図4】目地部の断面形状を説明する図である。
【図5】目地部の一部を拡大した平面図である。
【図6】鉄筋の構成を示す図である。
【図7】受け金具の例を説明する図である。
【図8】高い剛性を発揮し得る従来のスラブ構造を説明
する図である。
【図9】高い剛性を発揮し得る従来のスラブ構造を説明
する図である。
【符号の説明】
1 パネル 1a 段部 2 梁 3 目地部 3a 入口部 3b 内部 3c 拡大目地部 4 受け金具 4a 固定片 4b 取付片 4c、4d 取付孔 5 鉄筋 5a 直線部 5b 軸線 5c 湾曲部 5d 先端 5e 延長部 6 モルタル 7 ボルト 8、9、10、11、12 受け金具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 5/02 E04B 7/00 - 7/02 E04G 21/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の屋根取付部に敷き並べた複数のパ
    ネルの目地部にモルタルが充填されたスラブ構造に於い
    て、目地部の幅が内部より入口部の方が小さくされ、且
    つパネルの隅部近傍に於ける屋根取付部に受け金具が取
    り付けられ、端部が鉄筋の直線部分の軸線から横方向に
    湾曲し更に先端が軸線の反対側まで略直線状に延長した
    係止部が形成された鉄筋の係止部が前記受け金具の取付
    孔に取り付けられてパネルの隅部近傍に埋設され、吹き
    上げ方向の力に対抗し得るようにしたことを特徴とする
    スラブ構造。
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