JPS6340905B2 - - Google Patents

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JPS6340905B2
JPS6340905B2 JP56170624A JP17062481A JPS6340905B2 JP S6340905 B2 JPS6340905 B2 JP S6340905B2 JP 56170624 A JP56170624 A JP 56170624A JP 17062481 A JP17062481 A JP 17062481A JP S6340905 B2 JPS6340905 B2 JP S6340905B2
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JP
Japan
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block
concrete block
concrete
building
face
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JP56170624A
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JPS5873638A (ja
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Mitsuo Minamino
Yoshinari Nanno
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MINAMINO KOGYO KK
Original Assignee
MINAMINO KOGYO KK
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  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコンクリートブロツク造建物の施工法
の改良に係り、鉄筋コンクリートの現場打ちによ
る臥梁やまぐさ等に代え、筋交挿入の補強ブロツ
ク壁とコ型の耐張材とを組合せた合成体によつて
まぐさや臥梁等を構成することにより、施工の簡
素化と建築費の大幅な削減を可能としたコンクリ
ートブロツク造建物の施工法に関するものであ
る。
現在、我が国に於いては、住宅等の一般建築物
は木造がその主流を占めている。然し乍ら、木造
建物には、防火の点に大きな弱点があり、且つ木
材資源の枯渇による建築費の高騰や建物の耐用年
数等の点に多くの問題点が内存されており、最近
ではブロツク造建物が注目され出している。
而して、現在の住宅等を対象とする低層且つ小
面積のブロツク造建物に於いては、布基礎上にブ
ロツクを組積みして壁体を構成し、その後鉄筋コ
ンクリートの現場打ちによつて臥梁やまぐさ等を
形成する工法が、一般に広く採用されている。
然し乍ら、臥梁や床梁、まぐさ等を鉄筋コンク
リートの現場打ちによつて構成しているため、工
期の短縮が困難なうえに建築費が高くつき、この
面に於けるブロツク造建物の利点が著しく相殺さ
れるという欠点がある。
又、コンクリートブロツク壁と鉄筋コンクリー
ト製臥梁とは、剛性等の物理的特性が大きく異な
り、その結果地震等の振動が加わつた場合に、コ
ンクリートブロツク壁の損傷が逆に大きくなり易
いという難点がある。
一方、出願人は先きに、極く簡単に、然かも施
工費の高騰を招くことなくコンクリートブロツク
壁の強化を図り得る様にした「筋交挿入のコンク
リートブロツク壁施工方法」を開発し、特公昭56
−24065号としてこれを公開している。即ち、一
定の傾斜角を有する欠除溝を設けたコンクリート
ブロツクを用いて、支柱間に左右対称状に配設し
た鉄筋筋交を前記ブロツクに設けた欠除溝内を挿
通せしめてブロツクを組積みすることにより、ブ
ロツク壁の強化と対震性の向上を図る様にしたも
のである。
本願発明は、前記特公昭56−24065号に開示し
た技術的思想を基礎として、これをコンクリート
ブロツク造建物へ適用することにより、工期の短
縮や建築費の削減、耐震性の向上、ブロツク造建
物の高層化等を可能としたコンクリートブロツク
造建物の施工方法の提供を目的とするものであ
る。
以下、第1図乃至第16図に示す本願発明の各
実施例に基づいて、その詳細を説明する。
第1図は、本発明に係るコンクリートブロツク
造建物の1階部分正面図であり、鉄筋コンクリー
ト製の布基礎A上にコンクリートブロツクを組積
みすることにより、コンクリートブロツク造建物
が構成されており、臥梁BやまぐさCは鉄筋コン
クリートの現場打ちによらず、PCコンクリート
か又は鋼製のコ型耐張材D′と筋交挿入の補強コ
ンクリートブロツク壁E′の合成体によりまぐさC
が、また耐張材D″と補強コンクリートブロツク
壁E″により臥梁Bが夫々構成されている。
第2図及び第3図は、本発明の第1実施例に係
る臥梁B等を示すものであり、第2図は部分正面
図、第3図は第2図のイ―イ視断面図である。図
に於いてDはPCコンクリート製のコ型耐張材、
2は縦筋、3は横筋、4は筋交、5はブロツク、
6は加工ブロツクである。
耐張材Dは、ブロツクの縦幅と厚みに等しい縦
幅と横幅を有し、且つブロツク横幅の倍数に等し
い所定の長さに工場等で成形したものであり、該
耐張材Dには、適宜のピツチで上下方向に貫通す
る縦筋挿入孔1aが貫孔されている。又その上面
には、筋交4を挿入するための孔1bが、更に外
表面側には、必要に応じてブロツクの目地7と揃
う様に目地が形成されている。
前記加工ブロツク6は、第4図に示す如く、コ
ンクリートブロツク本体の一側端面に、該端面の
中央箇所から斜方向に略30゜の傾角を有する欠除
溝8を設けたものであり、当該欠除溝8内に筋交
4が挿着されることになる。
次に、当該実施例に係る臥梁B等の施工につい
て説明する。
所定の高さまでブロツクの組積みを終えれば、
先ず、ブロツク壁より上方へ突設せしめた縦筋2
a,2b…を挿入孔1a内へ挿入して耐張材Dを
ブロツク壁上端面上に横設し、モルタル等によつ
て耐張材Dとブロツク壁上端面、各縦筋2a,2
b…間を固定する。次に、耐張材Dの上に加工ブ
ロツク6a,6bを組積みし、更に、筋交4a,
4bの基端部を筋交挿入孔1b内へ挿入し、角型
ワツシヤー13及びナツト14を介して耐張材D
の上壁面に固着すると共に、ブロツクの対角角線
と平行に配設してその先端部を他の縦筋2aに固
着する。尚、筋交挿入孔1bは、筋交4を挿入し
てワツシヤー13及びナツト14にて固定したと
きに、その基端部の延長線が耐張材Dの縦幅中央
線と縦筋2との交点近傍に位置するように穿孔さ
れている。
筋交4a,4bの取付けが終れば、加工ブロツ
ク6c,6d,6e,6fとブロツク5a,5b
の組積みを行なう。以後同様な工順により各縦筋
間のブロツク組積を行ない、耐張材Dと筋交挿入
の補強ブロツク壁との合成体より成る臥梁Bを形
成する。
ブロツク5及び加工ブロツク6としては、縦
190mm、横390mmのものが使用されており、加工ブ
ロツク6a,6bの欠除溝8内へ筋交4a,4b
を沿わすことにより、両筋交4a,4bは自動的
にブロツクの対角線と平行に配設されることにな
る。尚、ブロツクの寸法は、縦・横の寸法比が
1:2の矩形であれば前記以外の寸法でもよく、
又、耐張材Dの両端、即ち他の側壁上に横設した
耐張材Dとの連結部は、適宜の連結金具(図示省
略)を用いて堅固に一体化されていることは勿論
である。
更に、本実施例にあつては、縦筋2a,2bを
ブロツク2枚幅のピツチで配設しているが、ブロ
ツク1枚幅のピツチとしてその数を増す様にして
もよい。又、本実施例では、耐張材Dのみを工場
生産とし、建築現場で筋交挿入の補強ブロツク壁
を組積みすることにより臥梁B等を構成している
が、耐張材Dへの補強ブロツク壁の組積みを工場
で行ない、完成された合成体を現場で取付けする
ようにしてもよい。
第5図及び第6図は、本発明の第2実施例を示
すものであり、対向状に配設したコンクリート製
耐張材D,Dの間に、ブロツク壁を狭着せしめた
構成としている。即ち、第1実施例の場合と同様
に、各縦筋2a,2b…を縦筋挿通孔1aへ挿通
して耐張材Dを配設し、次に加工ブロツク6a,
6bを組積みした後、筋交4a,4bを加工ブロ
ツク6a,6bの欠除溝8に沿わせて配設し、そ
の端部を筋交挿入孔1bへ挿入してワツシヤー1
3及びナツト14により耐張材Dの上壁面へ固定
する。必要な筋交4の挿入固定が終れば、加工ブ
ロツク6c,6d、及びブロツク5a,5a…の
組積みとモルタル充填とを行ない、ブロツク列の
組積みが終れば、その上に他の耐張材Dを横設し
て筋交4の上端部を前述と同様の方法により固定
する。
第7図及び第8図は本発明の第3実施例を示す
ものであり、PCコンクリート製の耐張材Dの代
りにコ型の鋼製耐張材Dを用いて、まぐさCを形
成する場合を示すものである。
前記鋼製耐張材Dには、所定のピツチで縦筋挿
入孔9aと筋交挿入孔9bが穿設されており、縦
筋2a,2b,2c…の下端部と筋交4a,4b
の基端部がナツト14を介して引留固定されてい
る。
尚、前記筋交挿入孔9bは、これに挿入した筋
交4の基端部の延長線が、縦筋2の延長線と耐張
材Dの縦幅中央線との交点近傍にくるような位置
に穿孔されており、ワツシヤー13を介してナツ
ト14を締付けることにより、筋交4はブロツク
の対角線と略平行に固定されることになる。
当該実施例は、比較的幅員の狭い開口部の上方
に設けるまぐさCの形成に最適なものであり、下
記の如き工順でその形成が行なわれる。即ち、先
ず耐張材Dを開口部11の両側壁面上に固定し、
各縦筋2a,2b…の基端部を耐張材Dの上壁に
固着してこれを立設する。次に加工ブロツク6
a,6a…、加工ブロツク12a,12a、ブロ
ツク5a,5a、加工ブロツク6b,6bの順で
組積みし、その後筋交4a,4bを上方より各加
工ブロツク6,12の欠除溝8,8に沿つて斜下
方向へ挿入し、その基端部を筋交挿入孔9bへ挿
入してナツト14により固定する。そしてブロツ
クの対角線と平行に配設した筋交4a,4bを縦
筋2a,2cへ夫々固着した後、加工ブロツク6
c,6cを組積みして縦筋2a,2c間のブロツ
ク列と耐張材Dの一体化を行なう。
縦筋2a,2c間の組積みが終れば、以後同様
の工順により縦筋2a,2e間及び縦筋2c,2
d間の組積みを行なつて行く。
尚、第9図は、前記各筋交4a,4bの交点に
対向状に組積みする前記加工ブロツク12の斜面
図であり、当該加工ブロツク12は、コンクリー
トブロツクの本体一側面上下部に、該端面中央個
所から互に反対方向で且つ略30゜の傾角を有する
二つの欠除溝8,8を設けたものである。
第10図乃至第12図は、本考案の第4実施例
を示すものであり、筋交挿入補強ブロツク壁の
上・下に鋼製耐張材Dを配設し、臥梁Bやまぐさ
Cを形成するものである。
耐張材Dに、ブロツク2枚幅のピツチで穿設さ
れた縦筋挿入孔9aを挿通して縦筋2a,2b…
の一端を垂直に植設し、加工ブロツク6a,6a
を組積みした後、筋交4a,4bの基端部を耐張
材Dの筋交挿入孔1bを挿通してこれに取付け、
ブロツクの対角線に平行に配設する。その後加工
ブロツク12a,12a、加工ブロツク6b,6
b、ブロツク5a,5aの順に組積みし、同様な
工順で全縦筋2間の筋交挿入補強ブロツク壁を構
成する。そして、最後に上部耐張材Dを配設し、
各縦筋2a,2b…及び筋交4a,4b…の先端
部を上部耐張材Dの挿入孔9a,9bへ挿入し、
ナツト14で適宜な引締力を与えた状態に両耐張
材D,Dの締付固定を行なう。
第12図は、筋交4a,4bの各先端部の取付
状態を示すものであり、各筋交4a,4bの先端
部にねじ部を形成し、角形ワツシヤー13及びナ
ツト14を介して耐張材Dへ固定されている。
尚、上記耐張材Dの筋交挿入孔9bは、適宜の長
孔に形成されており、該耐張材Dの組付けの容易
化が図られている。当該合成臥梁BやまぐさC
は、建築現場で直接ブロツク組積を行なつて組立
てても良く、或いは工場生産したものを現場で建
築物へ組付けする様にしてもよい。尚、前記各実
施例に於いては、第5図及び第10図に示す如
く、略30゜の傾角の欠除溝8を有する加工ブロツ
ク6,12を用いて臥梁BやまぐさCを構成する
様にしているが、第13図及び第14図に示す如
く、略45゜の傾角の欠除溝16を設けた加工ブロ
ツク15,15′を用いて、第15図及び第16
図に示す様な形態に臥梁BやまぐさCを形成する
ことも可能である。
次に、本発明の作用効果について説明する。
(1) 本発明に於いては、臥梁やまぐさ等を鉄筋コ
ンクリートの現場打ちによらず、ブロツクの縦
幅と厚みに等しい縦幅と厚みを有するコ型耐張
材Dと、筋交挿入の補強ブロツク壁Eとを組合
せて構成する様にしているため、工期を大幅に
短縮できるうえ、建築費の大幅な削減が可能と
なる。
又、使用するPCコンクリート製又は鋼製の
耐張材Dには大型大重量のものを必要とせず、
現場に於ける運搬や組付けも極く簡単に行ない
得る。
(2) 耐張材Dと筋交挿入の補強ブロツク壁Eは、
縦筋2と筋交4を介して極めて堅固に一体化さ
れており、引張、曲げ及び圧縮の各応力に対
し、建物構造上必要とする強度を十分に得るこ
とが出来る。例えば、まぐさや臥梁として使用
した場合には、合成体の下方部に作用する張力
を耐張材Dが、又上方部に働く圧縮力を筋交挿
入の補強ブロツク壁部Eが夫々受止めることに
なり、両者の有する特性が機能的に結合発揮さ
れ、比較的小さな断面寸法でもつて必要な強度
を達成することが出来る。又、筋交4の弛みは
ナツト14の締付けで容易に除去することがで
き、ブロツク壁Eと耐張材Dの結合強度の低下
を極く簡単に防止することが出来る。
(3) 加工ブロツク6及び12の欠除溝を設けるた
めの切欠き部も僅かであり、ブロツクの強度が
これによつて損われるということは殆どない。
又、加工ブロツクの種類も極く少なくてよく、
然かも筋交4を両側からブロツク間に抱き込む
如く組積みしているため、外観的には通常のブ
ロツク造と何等変るところが無く、目地線が崩
れて美感が損われる様なことは全くない。特
に、PC桁の外面に目地線を形成した場合には、
建物に趣の異なつた美感を保持させ得る。
(4) 建物の主体を構成するブロツク壁面の剛性
と、本願発明に係る合成体の剛性が比較的近似
しているため、ブロツク壁面の縦筋を共通に利
用してブロツク壁面と合成体の一体化をより堅
固にした様な場合には、地震時に於けるブロツ
ク組積み壁面の損傷が、鉄筋コンクリート製臥
梁の場合に比較して少なくなり、耐震性の点か
らも極めて好都合である。
本発明は上述の通り、ブロツク造建物に於ける
工期の短縮と建築費の削減、耐震と防火性の向上
等を図るうえで、極めて秀れた実用的効果を有す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るコンクリートブロツク造
建物の部分正面図である。第2図は、本発明の第
1実施例に係る臥梁Bの部分正面図、第3図は第
2図のイ―イ視断面図、第4図は加工コンクリー
トブロツク6の斜面図である。第5図は本発明の
第2実施例に係る臥梁Bの部分正面図であり、第
6図は第5図のイ―イ視断面図である。第7図は
本発明の第3実施例に係るまぐさCの正面図であ
り、第8図は第7図のイ―イ視断面図、第9図は
加工ブロツク12の斜面図である。第10図は本
発明の第4実施例に係る臥梁等の部分正面図であ
り、第11図は第10図のイ―イ視断面図、第1
2図は筋交の係止状態を示す説明図である。第1
3図及び第14図は他の加工ブロツクの斜面図で
あり、第15図は本発明の第5実施例に係る臥梁
等の部分正面図である。第16図は第15図のイ
―イ視断面図である。 A…布基礎、B…臥梁、C…まぐさ、D…耐張
材、E…筋交挿入補強壁、2…縦筋、3…横筋、
4…筋交、5…ブロツク、6,12…加工ブロツ
ク、8…欠除溝、15…加工ブロツク、16…欠
除溝。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 布基礎A上にコンクリートブロツクを組積み
    して成るコンクリートブロツク造建物に於いて、
    PCコンクリートか又は鋼製のコ型耐張材Dをブ
    ロツク組積み壁面の上に載せて両者を固着し、該
    耐張材Dにコンクリートブロツク横幅の略一又は
    二倍の間隔で縦筋2を植設すると共に、筋交2を
    基端部の延長線が縦筋2と耐張材Dの縦幅中央線
    との交接点近傍に位置し且つブロツク対角線と平
    行になるよう配設してその基端部をナツト14に
    より耐張材Dへ固着し、更に前記耐張材D上にブ
    ロツクの本体一側端面に該端面中央箇所から斜方
    向に略30゜の傾角を有する欠除溝8を設けた加工
    コンクリートブロツク6とコンクリートブロツク
    5により、又は前記加工コンクリートブロツク6
    とコンクリートブロツクの本体一側端面上下部に
    該端面中央箇所から互に反対方向に且つ略30゜の
    傾角を有する欠除溝8,8を設けた加工コンクリ
    ートブロツク12により前記筋交4を前記加工ブ
    ロツク6に設けた欠除溝8内を挿通せしめてブロ
    ツク壁Eを組積みすることにより、コンクリート
    ブロツク造建物の臥梁Bを構成することを特徴と
    するコンクリートブロツク造建物の施工方法。 2 布基礎A上にコンクリートブロツクを組積み
    して成るコンクリートブロツク造建物に於いて、
    PCコンクリートか又は鋼製のコ型耐張材Dの両
    端部を開口部両側のブロツク組積み壁面の上に載
    せ、両者を固着してコ型耐張材Dを上辺とする開
    口部を形成し、該耐張材Dにコンクリートブロツ
    ク横幅の略一又は二倍の間隔で縦筋2を植設する
    と共に、筋交2を基端部の延長線が縦筋2と耐張
    材Dの縦幅中央線との交接点近傍に位置し且つブ
    ロツク対角線と平行になるよう配設してその基端
    部をナツト14により耐張材Dへ固着し、更に前
    記耐張材D上にブロツクの本体一側端面に該端面
    中央箇所から斜方向に略30゜の傾角を有する欠除
    溝8を設けた加工コンクリートブロツク6とコン
    クリートブロツク5により、又は前記加工コンク
    リートブロツク6とコンクリートブロツクの本体
    一側端面上下部に該端面中央箇所から互に反対方
    向に且つ略30゜の傾角を有する欠除溝8,8を設
    けた加工コンクリートブロツク12により前記筋
    文4を前記加工ブロツク6に設けた欠除溝8内を
    挿通せしめてブロツク壁Eを組積みすることによ
    り、コンクリートブロツク造建物のまぐさCを構
    成することを特徴とするコンクリートブロツク造
    建物の施工方法。
JP56170624A 1981-10-23 1981-10-23 コンクリ−トブロツク造建物の施工方法 Granted JPS5873638A (ja)

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