JP2549500Y2 - シャッターにおけるスラットカーテン抜止め構造 - Google Patents

シャッターにおけるスラットカーテン抜止め構造

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JP2549500Y2
JP2549500Y2 JP1838791U JP1838791U JP2549500Y2 JP 2549500 Y2 JP2549500 Y2 JP 2549500Y2 JP 1838791 U JP1838791 U JP 1838791U JP 1838791 U JP1838791 U JP 1838791U JP 2549500 Y2 JP2549500 Y2 JP 2549500Y2
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curtain
piece
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shutter
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則夫 石倉
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Bunka Shutter Co Ltd
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、カーテン片の両側に形
成したカール状の係合連結部を互いに係合連結してスラ
ットカーテンを構成し、該カーテン片の所要のものに、
ガイドレール内で係合する抜け止め部片を、両端に位置
して取付けている、シャッターにおけるスラットカーテ
ン抜止め構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】重量級のスラットカーテン式シャッター
では、予め工場で成形したカーテン片を現場において係
合連結し、一枚の大きなスラットカーテンを構成してい
るが、この組立てたスラットカーテンに対しては、カー
テン片相互の横流れを防止する端金物を取付ける必要が
あり、また、シャッター閉鎖時、強風に煽られて、スラ
ットカーテンが撓んだ時、レールからカーテンの両端が
外れるなどの不都合を回避するため抜け止め部片を取付
ける必要がある。
【0003】従来のスラットカーテン抜止め構造として
は、図5に示す、端金物106と抜け止め部片104と
を一体的に構成したもの、図6に示す、予め端金物20
6をカーテン片3に取付けた後、カーテン片3の裏側か
ら、上記端金物206に対して抜け止め部片204を装
着するように構成したものが知られている。この場合、
抜け止め部片は先端にカーテン片の一面に向けて屈曲さ
れた耐風爪104A(又は204A)を有していて、こ
れをガイドレール2の側に形成させた広いふところの個
所に位置させ、カーテンが強風に煽られて撓んだ時、カ
ーテン片の端がガイドレールのガイド面から外側へ抜け
ようとするのを、ガイドレール内の段部に上記耐風爪を
係合させることで阻止する働きをしている。また、端金
物は、上下に連結されるカーテン片(スラット)の互い
に係合されるカール部の端面に上下に突出する耳部10
6A(又は206A)を当接させて、カーテン片が相互
に抜け出すことを阻止する働きをしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の図5の構成では、端金物106の外面に抜け止め部
片104が突出する構造であるところから、カーテン片
3の端と耐風爪104Aの折曲箇所を相当長く設定する
ことが避けられない。また、上記従来の図6の構成で
は、カーテン片3の端部に端金物206が取り付けら
れ、さらにその端金物206に抜け止め部片204を固
定する構成であるところから、カーテン片3の端と耐風
爪204Aの折曲箇所を相当長く設定することが避けら
れない。このため、カーテンが強風に煽られて、相当
量、撓まないと、上記耐風爪がガイドレールの内の段部
に係止されず、その間にカーテン片がガイドレールのガ
イド面から外側に外れるという不都合があった。あるい
は、図7に示すように、カーテン片3の端面と耐風爪1
04Aの折曲箇所の傾斜内面が、ガイドレール2の開口
縁と奥の案内段部に係合して食い込み、ロック状態にな
るなどの不都合があった。さらに、図5及び図6の従来
の構成では、カーテン片3の端部に端金物106(又は
206)を工場で予め熔接により取り付けなければなら
ないため、現場での取付け作業上、図8を参照して下記
に説明するような不都合があった。すなわち、本願が対
象とするスラットカーテンの重量が大きい重量シャッタ
ーの場合、工場で全てのカーテン片(スラット)を組み
込んでスラットカーテンを形成して現場に運搬した場
合、現場でスラットカーテンを持ち上げて上方の巻取軸
に吊り込むことが困難である。そこで、図8に示すよう
に、工場では、何枚かのカーテン片を組み込むとともに
端金物106を熔着して比較的軽量の部分スラットカー
テンを形成する。現場では、この部分スラットカーテン
を持ち上げて上方の巻取軸に吊り込み、横方向から下部
の部分スラットカーテンを差し込むが、この時、上方の
部分スラットカーテンの最下端の端金物106の耳部を
折り曲げ、差し込み後曲げ戻すようにしている。ところ
が、現場での上記折り曲げ、曲げ戻し作業は大変面倒で
あるのみならず、耳部の強度が劣化することも考えられ
る。また、曲げ戻しが不完全であると、カーテン片の横
流れを生じ危険である。尚、現場で端金物を熔接により
取り付けることも考えられるが、現場での熔接作業は極
めて非能率で危険である。
【0005】
【考案の目的】本考案は、上記事情にもとづいてなされ
たもので、カーテン片の端から耐風爪の屈折個所までの
距離を可及的に短くできるようにして耐風効果を充分に
発揮できるようにするとともに、現場での取付け作業も
容易としたシャッターにおけるスラットカーテン抜止め
構造を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本考案では、
図示の実施例でも明らかにしているように、カーテン片
(3)の両側に形成したカール状の係合連結部(3A,
3B)を互いに係合連結してスラットカーテン(1)を
構成し、該カーテン片(3)の所要のものに、ガイドレ
ール(2)内で係合する抜け止め部片(4)を、両端に
位置して取付けている、シャッターにおけるスラットカ
ーテン抜止め構造において、上記抜け止め部片(4)は
耐風爪(4A)を先端に形成し、これをカーテン片
(3)の一面に向けた状態で上記カーテン片(3)に熔
着してなり、該抜け止め部片(4)に設けた螺子孔
(5)にボルト(8)を螺合することで、カーテン片
(3)相互の横流れを防止する端金物(6)を取付ける
ように構成している。
【0007】
【作 用】このような構成では、抜け止め部片(4)が
カーテン片(3)の一面に直かに熔着されるから、端金
物(6)との位置関係を配慮する必要がなく、しかも、
工場で予めカーテン片(3)として独立している状況で
抜け止め部片(4)を取付ける関係から、正確な取付け
寸法を確保できるので、カーテン片(3)の端と耐風爪
(4A)の屈折個所との間隔を可及的に短くでき、カー
テンが強風に煽られた時、僅かな撓みでもガイドレール
の内縁に上記耐風爪(4A)を係止できる。このため、
ガイドレールからカーテン片(3)が外れるおそれがな
く、また、ガイド面間において抜け止め部片(4)や端
金物(6)によるロック状態を生ずることもない。
【0008】
【実施例】以下、本考案を図示の実施例にもとづいて具
体的に説明する。図において、符号1はガイドレール2
に両側端を挿入した状態で昇降されるスラットカーテン
であり、上下両側にカール状の係合連結部3A,3Bを
有するカーテン片3を多数組合わせて構成される。該カ
ーテン片3の幾つかには、工場において、その両端に予
め、抜け止め部片4が熔着されており、スラットカーテ
ン1の一面に向けて先端の耐風爪4Aを折曲げている。
この抜け止め部片4の取付けに際しては、カーテン片3
の端と耐風爪4Aの屈折個所pとの間隔長を可及的に短
くすることが望ましい。上記抜け止め部片4には、予め
螺子孔5が穿設してあり、現場でカーテン片3を、その
係合連結部3A,3Bを係合させることで互いに連結し
た後、その係合連結部3A,3Bの個所を外側から支え
る端金物6が上記抜け止め部片4に取付けられる時、上
記端金物6に設けた取付け孔7を介してボルト8を上記
螺子孔5に螺合するようになっている。なお、上記端金
物6は公知のように、係合連結部3A,3Bの端に臨む
耳部6Aを備えている。
【0009】このようにして構成されたスラットカーテ
ン1は、ガイドレール2内に挿入されるが、この時、ガ
イドレール2の奥側に形成した広いふところ部分2Aに
は、上記耐風爪4Aが臨んでおり、カーテン片3の長手
方向に向けては、上記耐風爪4Aに対向してガイドレー
ル2の内縁2Bが対応し、また、ガイドレール2の開放
側にはスラットカーテン1の両側端を案内するガイド面
2C,2Dが対向して位置している。
【0010】したがって、シャッターが閉鎖された状態
で、強風によりスラットカーテン1が煽られて撓んで
も、第4図に示すように耐風爪4Aがガイドレール2の
内縁2Bに係止され、スラットカーテン1の両側端がガ
イドレール2から外れるのを速やかに防止できる。
【0011】
【考案の効果】本考案は以上詳述したようになり、予
め、工場で抜け止め部片をカーテン片に熔着し、これに
カーテン片抜け止め用の端金物を現場でボルト止めによ
り取付けることができる構成にしたので、抜け止め部片
に有る耐風爪の位置が、従来に比較し少なくとも端金物
の幅分だけ可及的にカーテン片の端に近づけることがで
き、確実な耐風効果を発揮できるという実用上の効果を
奏し得る。また、現場でのカーテン片の差し込みによる
取付け作業も、カーテン片の差し込み後端金物をボルト
止めすれば良いことから、従来のような端金物の耳部の
折り曲げ曲げ戻し作業の必要がなくなり、簡素化でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図。
【図2】同要部の拡大端面図。
【図3】同横断平面図。
【図4】同作用説明図。
【図5】従来の構成を示す正面図(A)と断面図
(B)。
【図6】従来の他の構成を示す正面図(A)と断面図
(B)。
【図7】従来の課題を説明する断面図。
【図8】従来の課題を説明する断面図。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カーテン片の両側に形成したカール状の
    係合連結部を互いに係合連結してスラットカーテンを構
    成し、該カーテン片の所要のものに、ガイドレール内で
    係合する抜け止め部片を、両端に位置して取付けてい
    る、シャッターにおけるスラットカーテン抜止め構造に
    おいて、上記抜け止め部片は耐風爪を先端に形成し、こ
    れをカーテン片の一面に向けた状態で上記カーテン片に
    熔着してなり、該抜け止め部片に設けた螺子孔にボルト
    を螺合することで、カーテン片相互の横流れを防止する
    端金物を取付けるように構成したことを特徴とするシャ
    ッターにおけるスラットカーテン抜止め構造。
JP1838791U 1991-01-09 1991-01-09 シャッターにおけるスラットカーテン抜止め構造 Expired - Lifetime JP2549500Y2 (ja)

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JP2006016852A (ja) * 2004-07-01 2006-01-19 Bunka Shutter Co Ltd シャッターの端部金物構造及びシャッターのスラット
JP7289896B2 (ja) * 2017-10-06 2023-06-12 文化シヤッター株式会社 シャッター装置

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