JPH05132247A - 流体圧エレベータの制御装置 - Google Patents

流体圧エレベータの制御装置

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JPH05132247A
JPH05132247A JP3289716A JP28971691A JPH05132247A JP H05132247 A JPH05132247 A JP H05132247A JP 3289716 A JP3289716 A JP 3289716A JP 28971691 A JP28971691 A JP 28971691A JP H05132247 A JPH05132247 A JP H05132247A
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Japan
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pilot valve
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fluid pressure
fluid
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Yasuhiro Yokoyama
康弘 横山
Masayuki Hirose
正之 広瀬
Takashi Matsudo
貴司 松土
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Hitachi Ltd
Hitachi Mito Engineering Co Ltd
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Hitachi Mito Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】流体圧エレベータが走行中に停電が発生した場
合、通電中充電されていたコンデンサまたは直流電源
を、停電後の制御用電源として、逆止機能付主制御弁D
Vの本体またはパイロット弁の電磁コイルSDHなどを
制御する。 【効果】停電後の制御用電源は小規模で可能である。ま
た、制御方法も簡単であるので、エレベータ走行中に停
電が発生した場合、容易にフリーランの防止をすること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は油圧エレベータ等の流体
圧エレベータに係り、特に、電気的に動作する制御弁を
用いて、エレベータ走行中における停電時のフリーラン
防止を効率よく行う流体圧エレベータに好適な制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の装置は、特開昭60−132881号公報
に記載のように、エレベータ走行中における停電時のフ
リーランに対して、ポンプに制動力を発生させるため、
インバータに並列状態に接続された異常時制御回路によ
り、モータに直流電圧を供給して直流制動をかけフリー
ランを防止していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、エレ
ベータの走行中の停電時に発生する乗りかごのフリーラ
ンを防止するため、通電中充電されていた平滑コンデン
サの直流電圧をモータに給電し、直流制動を与える構成
としている。また平滑コンデンサの電圧を利用した場
合、放電時間の制約があるため新しく直流電源を設けて
いる。そして停電などを検出する異常検出回路と、異常
検出した後モータに供給する電源の切り替え回路を設け
ることで回路構成も複雑となる。
【0004】このように、直流電圧を直接モータに給電
する方法では、十分な制動力を発生させるために大電力
を必要とするので、大容量の平滑コンデンサまたは直流
電源を必要とするという問題があった。
【0005】本発明の目的は逆止機能付主制御弁の本体
またはパイロット弁の電磁コイルを制御することにより
小電力化を図り、小容量のコンデンサまたは直流電源で
制御でき、要求を簡単な構成で実現し、フリーラン防止
を容易に行うことができる。また、複数のパイロット弁
を使用することにより、停止ショックを大幅に軽減する
ことができる流体圧エレベータの制御装置を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は逆止機能付主
制御弁の本体またはパイロット弁の電磁コイルを制御
し、小電力化を図ることにより達成される。
【0007】
【作用】エレベータ走行中での停電発生時、主制御弁の
本体またはパイロット弁の電磁コイルを制御することに
より小電力化を計り、小容量のコンデンサまたは直流電
源で容易に主制御弁を制御できる。
【0008】これにより、回路構成も簡略化でき効率よ
くフリーランの防止をすることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図を用いて説明す
る。図1は本発明の一実施例のシステム全体を示すもの
で、次の様に構成される。
【0010】演算処理や各種信号のインターフェイスお
よび各種検出回路や制御回路を備えた流体圧エレベータ
制御装置100,上昇運転時の流体圧源を構成するポン
プ5とこれを駆動する三相誘導電動機4と流体を蓄積す
るタンク1を備えている。
【0011】乗りかご14はロープ13を介してプーリ
12とプランジャ7に接続され、流体圧シリンダ10内
の流体を給排することによりプランジャ7を駆動し、乗
りかご14を昇降させる。乗りかご14には、乗りかご
の移動に伴い、パルスを発生する第一のエンコーダ15
が取り付けてあり、エレベータの位置,速度信号として
制御装置100に送信される。逆止機能付主制御弁DV
は停止および上昇時は逆止弁として働き、下降時のみ電
磁パイロット弁SDH,SDL,SDEを励磁すること
により、切換えられてタンク1の方向に流体を排出させ
る。また、電磁パイロット弁SDEは、減速調整しぼり
弁30を介してタンク1に排出させるパイロット弁であ
る。
【0012】ポンプ5は逆回転可能なポンプで一方のポ
ートは逆止機能付主制御弁DVを介してシリンダ10に
接続され、他のポートはタンク1に接続されている。ポ
ンプ5は三相誘導電動機4により駆動される。三相誘導
電動機4はインバータ3を介して制御装置100により
回転制御され、三相誘導電動機4は上昇時,下降時とも
運転制御する。制御装置100は乗場に設置されたホー
ル釦18や、かご内行先階釦16からの信号を取り込
み、運転制御を行う。
【0013】次に本発明による流体圧エレベータ制御装
置100の動作を説明する。
【0014】かご位置検出回路104はエンコーダ15
からの信号を入力とし、エンコーダ15からの速度デー
タを積分して基準位置からの距離を示すかご位置信号P
14や、エレベータ運転制御階床FNを出力する。
【0015】運転制御回路101はかご14内の行先階
登録器16や乗り場ホール呼び18からの信号を取り込
み、前述した上昇や下降運転指令を出力するものであ
る。
【0016】以下、図3の下降運転のタイムチャートに
ついて説明する。
【0017】図3は定常運転時の動作を示すもので、下
降運転時の動作はA点で起動指令が発生すると三相誘導
電動機4が起動してポンプ圧力が確立する。また同時に
制御弁DVの開閉指令を開側の信号、即ち、SE信号お
よびSH信号をともにオンにし、制御弁DVが全開にな
ってからSN信号をオンにする。制御弁DVが開きシリ
ンダ10側の流体がポンプ5を介してタンク1に排出で
きるようになる。つぎにインバータ3により乗りかご1
4はB点からC点まで加速しC点からD点まで定常走行
(高速運転)を行いD点で減速開始しE点で停止する。
そして乗かご停止後にSE,SH信号をオフしてからT
2秒後にSN信号をオフし、主制御弁DVを閉じる。こ
のときSN信号は乗りかごがある一定速度V1以上のと
きはオフとなるように制御する。この制御が行われてい
ない場合、高速運転時に停電発生すると電磁パイロット
弁SDNと並列に接続されているコンデンサC1と抵抗
R1により、電磁パイロット弁SDNが時定数分遅れて
消磁される。そのため、主制御弁DVは急に閉じるので
停止ショックが大きくなる。
【0018】その後、インバータ3の制御をF点で遮断
して三相誘導電動機4を止めポンプ圧の発生を停止す
る。
【0019】ここで、速度V1以上での走行時に停電が
発生した場合、電磁パイロット弁SDE,SDHは消磁
され、電磁パイロット弁SDNは消磁されたままであ
り、逆止機能付主制御弁はゆっくり閉じるので、停止シ
ョックを防ぐことができる。また、速度V1以下での走
行時に停電が発生した場合、電磁パイロット弁SDE,SD
Hは消磁され、電磁パイロット弁SDNは並列に接続さ
れたコンデンサC1,抵抗R1の時定数分だけ遅れて消
磁される。そのため、逆止機能付主制御弁は早く閉じて
しまうが、運転速度が遅いため停止ショックも小さくて
すむ。
【0020】次に、図2に示す回路でコンデンサの異常
検出方法について説明する。
【0021】コンデンサC1,抵抗R1の時定数をTc
r秒とすると、接点SNaをオフしてからTcr秒以
内,Tcr秒以上の時間に入力バッファXを参照し、そ
れぞれオン,オフしていれば、コンデンサC1,抵抗R
1は正常であることが判る。
【0022】また、接点SNaをオフしてからTcr秒
以内の時間に入力バッファXを参照しオフであればコン
デンサC1,抵抗R1が異常であり、接点SNaをオフ
してからTcr秒以内,Tcr秒以上の時間に入力バッ
ファXを参照しどちらもオンであれば入力回路異常とい
うことが判る。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、停電後の制御用電源は
小規模で可能である。また、制御方法も簡単であるの
で、エレベータ走行中に停電が発生した場合、容易にフ
リーランの防止をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】流体エレベータの系統図。
【図2】SDN回路説明図。
【図3】下降運転時のタイムチャート。
【図4】従来の下降運転中停電発生時の動作チャート。
【図5】本発明の一実施例の同上動作チャート。
【図6】異常検出動作チャート。
【符号の説明】
1…タンク、3…インバータ回路、4…インダクション
モータ、5…油圧ポンプ、7…プランジャ、10…シリ
ンダ、14…乗りかご、30…減速調整しぼり弁、10
0…制御装置、101…運転制御回路、102…速度制
御回路、105…パルス幅出力回路、DV…主制御弁、
SDH,SDL,SDE…電磁制御弁コイル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 広瀬 正之 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日立 製作所水戸工場内 (72)発明者 松土 貴司 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日立 製作所水戸工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】乗りかごをプランジャを介して昇降させる
    流体圧シリンダと、前記乗りかごの昇降に際しタンクか
    ら前記流体圧シリンダに作動流体を供給するポンプと、
    前記流体圧シリンダと前記ポンプとの間に設けられた逆
    止機能付主制御弁の本体またはパイロット弁の電磁コイ
    ルを制御することににより、逆方向にも導通する機能を
    併せもつ切替制御弁と、前記ポンプを運転する三相誘導
    電動機と、前記三相誘導電動機を制御するインバータ制
    御装置を備えた流体圧エレベータにおいて、励磁するこ
    とにより前記切替制御弁を高速で閉じて制御する第一の
    電磁パイロット弁と、消磁することにより前記切替制御
    弁を低速で閉じて制御する第二の電磁パイロット弁を設
    け、停電後、所定時間、前記第一の電磁パイロット弁を
    励磁することを特徴とする流体圧エレベータの制御装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1において、停電後、前記第一の電
    磁パイロット弁を励磁する手段は、前記第一の電磁パイ
    ロット弁と並列にキャパシタを接続することにより構成
    する流体圧エレベータの制御装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、停電後、前記第一の電
    磁パイロット弁を励磁する手段は、前記第一の電磁パイ
    ロット弁をタイマ回路を使用してバッテリで駆動する流
    体圧エレベータの制御装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記第一の電磁パイロ
    ット弁への供給電源遮断後、励磁時間が所定範囲外であ
    ることにより異常検出を行う流体圧エレベータの制御装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998038422A1 (de) * 1997-02-28 1998-09-03 Filterwerk Mann+Hummel Gmbh Verfahren und anordnung zum verändern einer öffnung

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1998038422A1 (de) * 1997-02-28 1998-09-03 Filterwerk Mann+Hummel Gmbh Verfahren und anordnung zum verändern einer öffnung

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