JPH0511720Y2 - - Google Patents

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JPH0511720Y2
JPH0511720Y2 JP1986181911U JP18191186U JPH0511720Y2 JP H0511720 Y2 JPH0511720 Y2 JP H0511720Y2 JP 1986181911 U JP1986181911 U JP 1986181911U JP 18191186 U JP18191186 U JP 18191186U JP H0511720 Y2 JPH0511720 Y2 JP H0511720Y2
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JP
Japan
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bracket
hook
rear seat
seat bag
hook portion
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JP1986181911U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は車輌特に、ピツクアツプトラツク等
のリヤシートバツクの車体への取付構造に関す
る。
(従来の技術) 従来、第4図に示すようにピツクアツプトラツ
ク等のリヤシートバツクAは、ボデイB側にフツ
クCを配設し、そのフツクCにリヤシートバツク
上方に設けたフツク部Dを引掛けると共に、下方
を長穴FをもつたブラケツトEを介してボルトG
で螺着、固定するもの又は、シートバツクA上部
をボデイB側にのフツクCに引掛け、上記シート
バツクAの下部より突出した略U字形の先端を折
曲げてフツクにすると共に、ボルトで固着した
上、シートクツシヨン固着の際、シートクツシヨ
ン後方から突設したフツクを、上記シートバツク
下方のフツクと係合してなるもの(実開昭58−
174336号)等が提案されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来のものにおいて、リヤ
シートバツクAを、上方をボデイB側のフツクC
に引掛け、下方を長穴Fを有するブラケツトEを
介してボルトGで螺着、固定する場合、上方のフ
ツク部Dは、製造過程において発生しやすい寸法
誤差のため、取付強度の低下を招き、フツクD部
開口方向(上方)に対して浮き上がりが生じ、さ
らに、この寸法誤差による浮き上がりに対処する
ため、下方のブラケツトEには上下方向に長孔F
が穿設してあるが、乗り心地よりも対走破性を重
視した設計となつているピツクアツプトラツク等
においては、振動が発生しやすく、その結果、螺
着してあるボルトが緩みやすくなり、リヤシート
バツクの取付強度不足によるガタ等が生じる。ま
た、実開昭58−174336号の場合は、リヤシートバ
ツク下方から突出するフツク部をボルトで固着す
ると共に、シートクツシヨンの後側に突設するフ
ツク部と係合するため、乗員が着席すると共にシ
ートクツシヨンが前方へ押出されるため、フツク
相互の係合個所が変形しやすくなり、そのため、
ガタ等の取付強度低下が発生しやすくなるもので
ある。そこで、この考案は、上記従来のもののも
つ欠点を改善するものであり、簡単な構造により
確実にリヤシートバツクを取付けようとするもの
である。
(問題点を解決するための手段) そのために、リヤシートバツクの後背上部に設
けた、係止用ワイヤーを、ボデイーに固定され、
下方に向け突出する鈎部に係止させると共に、上
記ブラケツトの鈎部前方に配設される突縁上に当
接させ、かつリヤシートバツク下方を下部ブラケ
ツトを介して車体に螺合固定してなるものであ
る。
(作用) 以上の構成を具えるので、ボデイに固定された
上部ブラケツトにおいて、下部ブラケツトをボル
トで共締めすると、係止用ワイヤーが当接する突
縁上を支点として、その係止用ワイヤーが係合す
る鈎部に対して上方に反力が加わり、そのため係
止用ワイヤーの下方に向け突出する鈎部への係止
がより強固となり、突縁と鈎部により上下より支
持して確実に固定することができるものである。
(実施例) この考案を図に示す実施例により更に説明す
る。1は、ピツクアツプトラツク等に使用される
リヤシートバツクであり、このリヤシートバツク
1中にはアツパーパイプ2とロアーパイプ3が内
蔵され、アツパーパイプ2には、係止用ワイヤー
8が外方に突出して設けられ、ロアーパイプ3に
は、ボルト5が貫通する貫通孔10を有する下部
ブラケツト4が設けられている。そこで、アツパ
パイプ2から外方へ突出する係止用ワイヤー8
を、ボデイ13上部に予め取付けられている上部
ブラケツト7の下方に向け突出する鈎部11に係
合させ、上記ブラケツト4の鈎部11前方に設け
る突縁12上に係止ワイヤー8の一部下方(当接
部)を当接するようにする。さらにロアーパイプ
3から延設されている下部取付ブラケツト4の貫
通孔13をボデイ13面に突設した貫通孔10に
合わせるため、リヤシートバツク1全体を下方に
押し下げながら、ボルト5、ワツシヤー10、と
ナツト6により螺着固定するものである。このと
き、係止ワイヤー8には当接部9を支点として一
方が下方に負荷が加わるので、その反力として、
他方のブラケツト7の鈎部11には弾性により上
方への力が生じ、鈎部11の係合強度が著しく向
上することになる。
(考案の効果) 以上のとおり、ブラケツトに反力を生じるよう
にして、ボルトの締付けによりワイヤーを鈎部に
確実に係止して、寸法誤差によつて生じるガタ、
又は、ボルトの緩みによる上下方向へのガタを簡
単にしかも確実に吸収することができる優れた効
果をもつものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の実施例であるリヤシート
バツクの取付構造の断面図、第2図は取付用ブラ
ケツトの要部拡大斜視図、第3図は、下部取付ブ
ラケツトの正面図、第4図は従来のものの断面図
を示す。 1……リヤシートバツク、2……アツパーパイ
プ、3……ロアーパイプ、4……下部ブラケツ
ト、5……ボルト、6……ナツト、7……上部ブ
ラケツト、8……係止用ワイヤ、9……当接部、
11……鈎部、12……突縁、13……車体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リヤシートバツクの後背上部に設けた係止用ワ
    イヤーを、上部ブラケツトの下方に向け突出する
    鈎部に係止させると共に、上記ブラケツトの鈎部
    前方に上方に突出して設ける突縁上に当接させ、
    かつ、リヤシートバツク下方を下部ブラケツトを
    介して螺着固定してなるリヤシートバツクの取付
    構造。
JP1986181911U 1986-11-28 1986-11-28 Expired - Lifetime JPH0511720Y2 (ja)

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JP1986181911U JPH0511720Y2 (ja) 1986-11-28 1986-11-28

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JPS63176730U JPS63176730U (ja) 1988-11-16
JPH0511720Y2 true JPH0511720Y2 (ja) 1993-03-24

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ID=31127223

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Families Citing this family (1)

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JP2550555Y2 (ja) * 1991-04-26 1997-10-15 株式会社タチエス 乗り物シートに使用されるシート・バック

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JPS5812028B2 (ja) * 1976-03-19 1983-03-05 ギヤムブロ インコ−ポレ−テツド 血液透折用ポリカ−ボネ−ト膜
JPS6274731A (ja) * 1985-09-27 1987-04-06 Nissan Motor Co Ltd トランクスル−型リヤシ−ト

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JPS5812028U (ja) * 1981-07-16 1983-01-26 本田技研工業株式会社 シ−トフレ−ム

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JPS63176730U (ja) 1988-11-16

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