JPH0511499U - 不連続粘着による電磁シールド装置 - Google Patents

不連続粘着による電磁シールド装置

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JPH0511499U
JPH0511499U JP095783U JP9578391U JPH0511499U JP H0511499 U JPH0511499 U JP H0511499U JP 095783 U JP095783 U JP 095783U JP 9578391 U JP9578391 U JP 9578391U JP H0511499 U JPH0511499 U JP H0511499U
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adhesive
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seam
shield device
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シー ホツジ ジユニア ウイリアム
シー フエリス メール
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シユレーゲル コーポレーシヨン
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H05K9/0015Gaskets or seals
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電磁シールドを、安価で、使い易く、長期に亙
り導電性を保持し、電磁シールド効果の大きいものにす
ることである。 【構成】非導電性粘着剤は、シールの導電性のある表面
に継目の長さに沿って不連続型に設けられ、導電性の表
面を物理的に付着し得る、5−40%の粘着部分を限定
し、直接電気的接触をし得る60−95%の露出部分と
分離している。シールは、圧縮性体を有し、導電性シー
トによって限定され得る。粘着部分は、継目を横断して
伸びている、縦に沿った非重複傾斜線を限定する。粘着
剤には、剥離ライナーが離脱可能に添付される。具体例
における導電性の表面とは、圧縮性シール体、例えば圧
縮性コア上の導電性外装等の表面である。導電経路は、
継目の長さに沿って粘着剤線の継目の横幅を間断なく伸
延し、全体として遮蔽された継目の物質的付着及び導電
性の特徴を改良して構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、導電体の接触部分間を密閉し得る導電性シール及びガスケットを 含む、電磁シールドの分野に関するものであり、更に、筐体(エンクロージャー )や電線(ケーブル)、導管(コンジット)等を入出する電磁放射を阻むバリヤ として貼付した、シート状のシールド部材に関するものである。特に、本考案は 、不連続に配列された、望ましくは非導電性である粘着剤によりシールド部材が 導電面に付着される、シールドシール、ガスケット及び/又は、シートに関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電磁干渉(EMI)のシールドには、入射する電磁界により生じる電 流をアースし、及び/又は、渦電流に消散する導電性バリヤの設置を必要とされ る。電気、又は電子装置筐体の導電部材間の接続部分を連続的に導電させるため には、導電性シール及びガスケットが典型的に使用される。筐体の導電性部材は 、キャビネットドアの場合のように、相対的に移動可能であるか、或いは、導電 性部材は、ファスナーにより共に保持されるパネルの場合のように、接触したま まの状態である。ケーブル(電線)等のシールドは、シールド部材内にケーブル (電線)を取り巻くことが典型的に必要とされる。同様に、導電性シール及びガ スケットは、圧縮型上に被われた又は巻かれた導電性シート材料を有する。ケー ブル(電線)シールド物用に、継目のないチューブの導電性シート材料を形成す ることが可能である一方、継目を導電するように導電性材料を接続すべく、縦の 又は横の継目を限定して、ケーブル(電線)を導電性シート部材で被うことも可 能である。継目は、シールやガスケットの導電性部材と該シールやガスケットを 付着するキャビネットパネル等との間での用途としても限定される。
【0003】 シールドは、電磁干渉を制限する、或いは除外する傾向にある。電子レンジ 等に関しては、例えば、目的は、マイクロ波を筐体の内部に留めることである。 通信装置に関しては、目的は、取り巻いている電磁干渉(EMI)から筐体内の 電気回路の機構を絶縁すること、及び/又は、シールド装置内で発生した干渉か ら他の装置を保護することのいずれか、或いはその両方である。シールドは、外 部による電流の誘導のため、起こり得る不適切な作動だけでなく、起こり得る損 害を防ぐことが出来る。干渉から隔離して、電磁シールド技術は、例えば、核爆 発によって発生する、電磁波のため、損害から害を受けやすい電気回路の機構を 保護することに従事する。
【0004】 シールドされる平面、又は表面が、移動可能な導電性表面の間、又は固定の 導電性表面の間であろうとなかろうと、又、シールド部材が、シールド部材以外 は何も導電性表面を接続しないで、要素の周りを被覆しようとなかろうと、少な くとも一つの継目でシールド材料を導電的に固定する必要性は、あらゆるシール ド配置に周知のことである。それぞれの場合、シールドは、実質的には、電磁場 の伝播を防御するように、連続的導電体(単独か、導電性パネルに導電して)を 限定し、入射する電磁放射の経路を交差する形で備わっている。
【0005】 導電性ガスケットやシールは、その中に、組み込まれた、又は編み込まれた 電線の導電性外装が圧縮性コアを囲んでいることは公知である。この形態のシー ルは、例えば、第1導電性パネル又は導電体の隙間に付着され、前記第1導電性 パネル又は導電体に接触された第2パネル又は導電体を支持するために配置され る。移動自在なパネルの配置において、パネルの一つは、普通、シールを搬送す ると、もう一方のパネルは単にシールに接触する。密封されたパネルが固定され た状態であれば、シールは一方に、或いは両方に付着される。
【0006】 一般に、そのようなシールは、接続している継目において、少なくとも部分 的に粘着材により、導電性パネル等に付着される。シールドの有効性を最大にす るには、継目を交差する不適当な電気抵抗を回避する必要がある。即ち、シール と該シールが接触する表面の間に存在する不適当な電気抵抗を回避する必要があ る。電気抵抗は、普通、導電性パネルとシールの導電性部材間に設けられた粘着 剤による電気抵抗を含んでいる。導電性パネルにシールを付着する代表的な技術 は、シールの導電性外装上に、少なくとも導電性パネルに対して設けられるシー ルの側面に、導電性粘着剤の連続したビードを配列することである。導電性粘着 剤は、粘着性結合剤内の導電性粒子が表面接触することにより粘着剤を介して導 電経路を限定する形で、粘着性結合剤に混合された導電性粒子により導電的とな る。一般に、結合剤は、必然的に非導電性エラストマーからなるが、これは、他 では絶縁体(an insulator)として機能したり、導電性パネル間に設けられた粘 着剤に関しては誘電体(a dielectric)として機能するものである。
【0007】 導電性粘着剤は、時間を越えると分解する傾向にある。導電性粒子は、特に 、シールを加圧したり減圧したりすることにより、エラストマー固着剤の中で移 動し得る。加圧と減圧の繰返しサイクルの結果、エラストマーが粒子の周りを粘 着性をもって流れると、導電性粒子が粘着剤の表面から空間があいてしまいがち である。これは、導電性のシールにおいて、粘着剤に亙って発生するため、全体 的に次第に増加していく。更に、粘着剤の固着の導電性粒子は、機械的かつ環境 的影響のため、時間を越えると分解し得る。粘着剤の導電部分の分解は、シール の導電性外装が電線メッシュ等から作られる部分で加速する。粘着剤の粘着的な 固着剤に相対して外装の電線部分が動くと、粘着部材が混練される。
【0008】 米国特許第4,857,668号−Buonannoにおいて、弾力性発砲コア上の 導電性外装を含むシールを発表している。外装に適した材料は裂け目止めナイロ ンや、ポリマーファブリック(編物)であり、ファブリック(編物)の繊条は、 導電性部材(例えば、金属)によりめっきされている。外装は、導電性クリップ によって、又は溝等での係合によって密閉されたパネルの一つに付着される。或 いは、シールが導電性粘着剤により前記パネルに付着される。Buonannoによる外 装は、少なくとも外部導電コートの不活性粒子、例えば、ウレタン等のエラスト マーの固着剤内のカーボンブラック等によって、導電的となり得る。
【0009】 別方式のシールも、導電性パネル間の配置で知られている。シールの構成と しては、全体的に金属性シート金属構造であり、例えば、バネのような金属方式 を、帯状の金属片又は螺旋状に巻かれたシート金属片から突き出すように形成し たものから、弾性方式を、織込みの、編込みの、或いは未織のフェルトの導電性 外装により取り囲むように形成したゴム又はプラスチックまである。それぞれの 場合、シールは、導電表面を有し、EMIシールドに効果をもたらし得る導電部 材により接続される導電性パネルと接触する。これらのあらゆる方式は、導電性 パネルに、一般に粘着材によって必ず付着される。
【0010】 一部分一枚の導電外装で(一部分導電外装のシートで)形成されたシールは 、弾性コアの周りを被い、導電性パネル間に存在するシール、ガスケットを形成 する。同じ方法で、導電外装は、ケーブル等の周りを被う。外装はチューブとし て形成されるが、被うともっと便利となる。コアの周りを伸延した帯状片で被う 時、外装の横の端は、確実に全外装が均等に導電的となるように、縦の継目に沿 って導電的に付着されなければならない。同様に、導電外装(コア無し)をシー ルドすべき表面に添付する際、外装は導電的に、かつ物理的に適所に外装を保持 する形で、表面に付着されなければならない。外装の物理的保持には粘着剤を必 要とする。
【0011】 導電外装、又はシールが、連続性を改良して付着の接続点の導電経路を拡大 する目的をもった定まった方法で(それ自身に又は導電性パネルに)付着される と仮定すると、導電粘着剤は連続的導電経路を有する。しかしながら、前述した ように、導電性粘着剤は、時間がある程度たつと分解し、導電性が少なくなる傾 向にある。粘着剤の持つ抵抗は、接続部の導電要素間で点在しているので、密閉 されたパネル間の導電経路に沿った電気抵抗を増加させる。導電粘着剤は、付加 的な導電性粒子の必要のため、非導電性粘着剤より高額である。付加された粒子 は、導電性粒子が粘着的な固着素材を追い出すため、粘着剤を比較対象の非導電 性粘着剤より粘着力を小さくするので、確実に接続するためにより多量の粘着剤 を必要とする。このような理由のためには、導電性粘着材の弾性を回避する又は 最小限にすることが効果的であり、導電性外装とパネルの部を電気的、及び/又 は、機械的に接続する。
【0012】 本考案は、連続したビードや表面として適用された導電性粘着剤の便宜的使 用を再度考慮した。導電性被覆シール本体を、連続した帯状片の導電性粘着剤上 に付着するよりも、また、導電性シートを、その端又は全表面のどちらかに付着 するよりも、粘着剤は不連続的に適用され、例えば、規則正しい一定の間隔を持 った粘着点の形で、又は好ましくは一定の間隔を持った線に沿った形で、外装又 はシールの導電的かつ物理的な接続点に適用される。特に、粘着剤が、接続する シールの継目を横に傾斜して縦に重複しない形で配置されるならば、予期に反し て、粘着線間、又は点間の部分で、粘着材料の不足は、シールの有効性を減じな い。実際、シールは、より有効的である。何故なら、パネルとシールの導電外装 間のより広域に直接接触することにより、電磁的伝播の経路に沿った接触要素間 で外装とパネルを点々と接触させる全体の導電性EMIシールドバリヤが生じる からである。導電粘着剤が使用される一方、より低額な非導電性粘着剤が好まれ る。なぜなら、導電性外装の表面とパネル間での直接接触は、少なくとも、外装 とパネル間、または、外装の重複部において連続的に設けられた導電粘着剤を有 する導電性接続と比較すると、接続部の長さに沿って適切な連続性として有する 。更に、継目におけるシール材料の粘着性は、等しい量の導電粘着剤以上に改良 され、シールの導電性は、該シールの寿命まで質が低下することはない。
【0013】
【考案が解決しようとする課題】
従来の電磁シールドでは、導電パネル等の導電性部材間の接続部分の継目を 塞ぐための導電性シールを接続する粘着剤の電気抵抗により、導電部材間の導電 経路に沿った電気抵抗を増加させるので、電磁シールド効果が小さかった。 また、導電部材間の継目に、導電性シールを粘着剤の連続ビードを形成する 形で装着していたので、導電性シールの装着が複雑で手間がかかった。 更に、導電性粘着剤は、時間を越えると分解する傾向にあるので、導電性の 寿命が短かかった。 更に、導電性粘着剤は、導電性粒子を添加する必要があるので、非導電性粘 着剤より高額である。 本考案は、上記事情に鑑み、安価で、使い易く、長期に亙り導電性を保持し 、電磁シールド効果の大きい不連続粘着による電磁シールド装置を提供すること を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
即ち、本考案のうち第1の考案は、導電体間の継目を通過する電磁エネルギ ーを塞ぐシールド装置において、縦に伸延するシールに関して横に導電作用する 任意の長さの導電性シールを有し、該導電性シールの表面に、粘着剤を、該粘着 剤が前記シールの長さに沿って不連続的に、継目と交差する形でシールを物理的 に付着し得るように複数の粘着部分を限定し、かつ、継目と交差する形でシール を電気的に連結し得るようにシールが直接露出する露出部分と分けるようにして 構成される。
【0015】 本考案のうち第2の考案は、第1の考案において、粘着部分と露出部分が、 シールの長さに沿って規則正しい反復パターンを限定されるようにして構成され る。
【0016】 本考案のうち第3の考案は、第1の考案において、複数の粘着部分が、継目 の導電性シールの表面に破線を限定されるようにして構成される。
【0017】 本考案のうち第4の考案は、第2の考案において、粘着部分及び露出部分が 、該露出部分を60%から95%に対して、該粘着部分を約5%から40%の割 合で設けて構成される。
【0018】 本考案のうち第5の考案は、第1の考案において、粘着部分が、縦に伸延し ている継目に関して横に傾斜した一連の線を限定されるようにして構成される。
【0019】 本考案のうち第6の考案は、第5の考案において、粘着部分が、継目に関し て横に見られるように、重複していない線を限定されるようにして構成される。
【0020】 本考案のうち第7の考案は、前記線のそれぞれの端が、縦に沿って同一域に あり、隣接線の端から横に向かって空間を有するようにして構成される。
【0021】 本考案のうち第8の考案は、第2の考案において、粘着剤に離脱可能に付着 される剥離ライナーを有するようにして構成される。
【0022】 本考案のうち第9の考案は、第2の考案において、粘着剤が、実質的には非 導電性であるようにして構成される。
【0023】 本考案のうち第10の考案は、第2の考案において、継目が、圧縮性シール 体と導電パネル間に限定されるようにして構成される。
【0024】 本考案のうち第11の考案は、第2の考案において、継目が、導電性シート 端と導電体間に限定されるようにして構成される。
【0025】 本考案のうち第12の考案は、第2の考案において、継目が、導電性外装の 重複部分間に限定されるようにして構成される。
【0026】 本考案のうち第13の考案は、導電性パネル間の接触部を通過する電磁エネ ルギーを塞ぐシールド装置において、圧縮性要素上に設けられた導電面を有する 任意の長さのシール本体を有し、導電面に粘着剤を設け、該粘着剤を、前記シー ル本体の長さに沿って不連続的に、少なくとも1つの前記パネルにシールを付着 し得る複数の粘着部分を限定し、かつ、該パネルと導電的に接触し得るように導 電性外装が直接露出する露出部分と分けるようにして構成される。
【0027】 本考案のうち第14の考案は、第13の考案において、粘着部分と露出部分 が、シールの長さに沿って規則正しい反復パターンを限定されるようにして構成 される。
【0028】 本考案のうち第15の考案は、第1の考案において、複数の粘着部分が、導 電面上の破線を限定されるようにして構成される。
【0029】 本考案のうち第16の考案は、第14の考案において、粘着部分と露出部分 が、実質的に、露出部分60%から95%に対して、粘着部分5%から40%の 割合で設けて構成される。
【0030】 本考案のうち第17の考案は、第14の考案において、粘着剤を介して導電 面に離脱可能に付着される剥離ライナーを有するようにして構成される。
【0031】 本考案のうち第18の考案は、第14の考案において、導電面が、圧縮性コ ア上で導電性外装により限定されるようにして構成される。
【0032】 本考案のうち第19の考案は、第14の考案において、導電面が、可撓性の 導電性シートにより限定されるようにして構成される。
【0033】 本考案のうち第20の考案は、第14の考案において、粘着剤が、実質的に は非導電性であるようにして構成される。
【0034】 なお、括弧内の番号等は、図面における対応する要素を示す便宜的なもので あり、従って、本記述は図面上の記載に限定拘束されるものではない。以下の「 作用」の欄についても同様である。
【0035】
【作用】
上記した構成により、本考案は、導電部材間の継目を接続する導電性シール に、粘着剤を縦に重複しないように、粘着部分と導電性シールが露出する露出部 分とを分ける形で配置することにより、露出部分が導電部材間の継目を接続する 形で該導電部材の表面に直接接触し、電気抵抗を最小にするように作用する。 また、粘着剤を介して導電性シールに離脱自在な剥離ライナーを設けること により、剥離ライナーを引き剥がして粘着剤を露出するように作用する。
【0036】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。 図1は、本考案による不連続粘着による傾斜した重合部の無い線のタイプの 圧縮性シール又はガスケットの一実施例を示す透視図、 図2は、2枚の導電パネル間に点在する図1に示したシールドシールを示す 立面図、 図3は、付着側面上における粘着部分及び露出部分の比率を示す平面図、 図4は、図2中線6−6に沿った導電パネルとシールの継目部分の圧縮され たシールの詳細図、 図5は、剥離ライナーの付いたシールを示す透視図、 図6は、本考案による不連続粘着の別の例を示す平面図、 図7は、導電性材料シートで形成されたシールドで細長い物体を覆いシール ドしたところを示す透視図、 図8は、導電性パネルの端部を導電性材料シートで形成されたシールドで接 続した継目部分の断面図、 図9は、本考案によるシールドシールの別の例を示す図であり、 (a)は、透視図である。 (b)は、透視図である。 (c)は、正面図である。
【0037】 本考案は、部品間を導電的に接続して電磁放射を遮ることに関するものであ り、継目で導電材料を接続する多くのタイプのシールド装置に適用され得る。継 目を繋ぐ導電材料は大体において可撓性があり、個々の適用により厚みがあった り薄かったりする。それぞれの場合、導電材料又はシールドを継目の片方の端部 又は両端部で貼付るのに、不連続配列の粘着剤が適用される。
【0038】 図1は、本考案による圧縮性シール又はガスケットの透視図であり、端部は シール本体の断面を示す。シール本体は、任意にどのような長さにでもなり得る が、好ましくは電磁干渉(EMI)の通過を塞ぐ線又は継目の全長を取り囲むの に充分長い方が良い。シールド、この場合、圧縮性シールであるが、導電パネル 間の継目に沿って存在し、パネル間を導電的に繋ぐことによって、パネルとシー ルドに取り囲まれた部分に流入出する電磁障害の伝播を妨害する連続的な導電性 バリヤを備える。
【0039】 図1に示したシールド30を定めているシール本体は、圧縮性コア34上に 導電性外装32を有する。シール本体は、実質的には米国特許第4,857,6 68号−Buonannoに記載される通りである、即ち、発泡エラストマーコア及び、 めっき又は導電コートした裂け止めナイロンからなる外装である。外装32の外 面には、非研磨コートが塗られ、十分凝縮した弾性高分子結合剤中に浮遊した導 電性粒子(例えば、導電性カーボンブラック)から形成されるので、導電性の外 装により全体に亙って導電体となる。米国特許第4,857,668号−Buonan noはこれにより具体化している。以下、記述するように、考案を別の方式のシー ルドシール構成により使用することも可能である。例えば、電線メッシュが弾性 コアの周りに組み込まれた、或いは編み込まれたシール、及び、全体が金属性の シールドシール、例えば、螺旋形に巻かれた金属の帯状片、又はバネのように形 成された金属舌金が一つのパネルに付着自在な帯状片から突き出して、対向する パネルに弾性を持って支持するシールである。これら別方式のシールドシールは 、導電性材料であるシートを有するシールド同様、本考案による粘着剤により付 着される。
【0040】 図2は、導電本体、又はパネル24間、(例えば、移動可能なドアパネル及 び閉めた際に該ドアパネルが支えられる据え付けキャビネットパネル)に散在す る、図1に図示したタイプのシールドシールを示す。シールドシールは、少々の 不整列、表面のでこぼこ等のため2枚のパネル24、24間に限定される空間を 繋ぐ導電経路を与える。それにより、シールは、パネル間の開口部、又は限定さ れた空間を介しての方向で、電磁障害等の伝播を防御する。
【0041】 シールド帯又はシールド本体30は、作用位置においては、シールド物上に 、例えば、導電性の外装面に設けられた粘着剤を介して少なくともパネルのひと つに固定される。粘着剤はシール本体の長さに沿って不連続であり、シールド物 を少なくともパネルのひとつに物理的に付着し得る複数の粘着剤の粘着部分50 を、導電性シールド材料、例えば、導電性外装がパネルと導電的に表面接触し得 るように直接露出している露出部分60と分けて限定している。図1及び図2の 実施例においてシールド物の圧縮性コア34の周りにシールドの外装32が被わ れている。従って、外装が互いに重複する場所で縦に伸延した継目35ができ、 外装の継目の端部が導電的に接触しているので、シールド物は全体としてパネル を横断して均等に導電的である。外装32のこの継目35もまた、本考案による 不連続配列の粘着剤を介して固着される。本考案は、ひとつのパネルに粘着的に 固定され、相対的に移動可能な対向パネルに接触する圧縮性シールに関して初め に記述する。実施例において、シールは両パネルに付着され、両パネルが隣接し て固定された状態となる。このようにシールは固定されたガスケットのように使 用される。シールの導電本体への粘着は、縦の又は螺旋形の導電性をもった継目 を有する外装の端部の付着、及び、他の形態の導電性シートや帯状片の、シール ドされるべき導電体への付着にも適用される。
【0042】 導電性シールド材料(図1及び図2の場合、外装)は、露出部分60におい て、圧縮性発泡コア34によりシール本体が付着されるパネルに押す形で接触し て直接支持するように強制(urge)される。パネルを支持している導電性外装面 は、粘着部50がシールの長さに沿って不連続の形となるが、対向パネル上では 、発泡コアが導電性外装を連続接触して保持する。同様に、金属シート等のバネ のようなシールは、その圧力が、対向するパネルに対して導電性シールド本体の 表面を強制(urge)する。
【0043】 付着側面上では、粘着部分50及び導電性シールド材が露出している露出部 分60は、シールの長さに沿って一定の反復パターンを限定する。該反復パター ンは、図3に示すように、粘着剤の単一の斑点、又は点の集合であるが、継目と 交差した非重複縦線パターンとして好ましく配列され、導電性表面の接触範囲と 継目を交差した部材の物質的付着範囲を最大限にする。
【0044】 粘着部分の個々の寸法は、一部でシール本体の寸法に作用し、一部で物理的 付着の必要範囲に作用する。より大きなシール及び/又はより多く確実に貼付ら れるシールには、より広域な粘着部分が好ましい。露出部分に対する粘着部分の 割合は、最小の粘着の配置間で変えることができ、例えば、95%の露出部分に 対し、少なくとも5%粘着部分等、適所にシールをかろうじて保持するに十分な 粘着剤を有する。粘着部分の割合は、露出部分95%から60%に対して、5% から40%変動できる。よりよく固着するには、相対的により広域な粘着の割合 が必要とされる。シールがパネル24等に付着した状態を確実にするのに良好な 粘着剤による電気的結合と共に有利な導電性を得るために、粘着部分50及び露 出部分60は、実質的に60%の露出部分に対して40%の粘着部分の割合で設 けられる。
【0045】 図1から図6は、例えば、幅約3mm長さ5mmの長方形の断面を有するシ ールを図示した。粘着部分の割合がより高いものを示す図3によると、長方形型 シールの幅の広い方の側面上にある個々の粘着点は、重ならないように直径約2 mm又は3mmで、間に1cmの間隔をもって配列される。この配列は、パネル との接触に、相対的により大きい割合の表面を占め、適所にシールを保持するの に相応しい粘着点を備える。
【0046】 図4に示すように、粘着は、シールの長さに沿って一定の反復パターン線を 限定する。前記反復パターン線は継目の縦軸に対して横に傾斜しており、継目の 全幅を交差して延びている。図4では、シールが圧縮されて(例えば、パネル2 4間で)示される。圧縮の結果、粘着線は、初めに、破線に示した、シールの静 止端部38まで伸延されているが、粘着線が端部39にまで完全に伸延しない形 で、シールは少し広がる。
【0047】 粘着部分は、継目が横に見られるように、非重複線を定めている。それぞれ の線の末端は、縦に同一に広がり、隣の線の末端から横に空間を有する。結果と して、継目には、等しい横幅の粘着剤が、継目の縦の延長に沿った実質的に縦の 点毎に設けられる。粘着剤は、このように貼付されるので、粘着剤がシールを付 着する導電要素への付着を確実にもたらす。同時に、前記反復パターンは、継目 の横の延長を考慮して(例えば、粘着剤は継目を交差して横線に沿って相対的に 小部分を占める)、継目に沿った縦軸の点毎に、実質的に露出された導電部分を 有する形である。この配列が、適切な機械的付着に至らしめ、電気的シールドの 特性に通じるのである。
【0048】 導電性シールの表面には、図5に示すように、例えばコートされた一片の帯 状の紙のような剥離ライナーが好ましく設けられ、接着剤を介してシールに離脱 自在に付着される。ユーザーは、接着剤から剥離ライナーを剥いでから、継目を 交差するようにシールを付着する。粘着線が縦に沿って同一域に有り、剥離ライ ナーがシールから縦方向に剥がされるので、剥離ライナーは、粘着剤から上部方 向に連続的に剥がれる、むしろ、露出部分で不連続的にさっと離脱することによ り剥がれる。
【0049】 示されるように、同時に縦方向に連続で横方向に不連続な性質の粘着剤のパ ターンが、シールが付着される際、確実な機械的接続をもたらす。更に、粘着部 分に対する露出部分の割合が変動しないので、継目に沿った縦の全ての点におい て、シールは付着される導電性要素とともに等しく導電的である。これらのこと から、非導電性の粘着剤により導電性を得ること(それゆえに、継目をシールド する効果)が可能であり、非導電性の粘着剤によるものは、縦軸に平行なシール に沿って伸延する連続の導電性粘着ビードを有するシールと同じ程良い、又はそ れ以上に良い。
【0050】 もちろん、導電性粘着剤は、希望とあらば使用可能である。全体としてシー ルの導電性は、シールの導電性の外装及びパネル24の表面接触を介して実質的 に得られるので、非導電性粘着剤もまた、全く十分に機能を果たす。好ましい非 導電性粘着材は溶融粘着剤である。粘着剤は、製品の組立において適応され得る 、例えば、必要な割合で断続的に操作したり、また、シールの直線的な通過を感 知して、必要な空間に粘着剤の量を分配して配列される粘着剤分配ヘッドによっ てシールを通過させることによるなどである。又は、粘着線が円周に沿って一定 の間隔をもって貼られ、シールに移送される塗薬器のホイール(applicator whe el)を使用して、導電性外装上に、粘着剤を「プリント」することが出来る。
【0051】 粘着剤のパターンは、記述した重複しない配列を保持しながら変動され得る 。図6では、粘着部分の異なる形が設けられ、粘着線の部分がシールに平行して 延びている。例えばシール本体とパネルが接着する粘着剤固有の特徴を設ける等 、粘着剤の形が変動することが可能である一方、それぞれの場合において、粘着 部分50間の十分な空間60が、実質的な割合を有したシール体とパネル間の適 切な導電的表面接触を確実にして設けられている。
【0052】 不連続に配置された粘着剤を利用する導電性の継目は、例えば図7及び図8 に示すように、別のシールド方式に使用され得る。これらの実施例では、シール ドは、シートのような導電性材料をシールドしたい物に導電的に付着する。図7 では、シールド材32はケーブル25をシールドするために設けられている。シ ールド材を被うと縦の継目を形成し、又は図のように、ケーブル25に沿って螺 旋形に進む継目を形成する。上述のように、シールド材は導電性があり、例えば 金属箔やめっきされたり紙や布を導電的に被覆したりした金属等から作られてい る。シールド材32は、前に巻き付けたシールド材と重複して、導電シールド材 が物理的に付着されて、前の巻き付けにより電気的に導電接触状態にある継目3 5を形成する。これは、不連続に配置された粘着剤を使用して、好ましくは、螺 旋形の継目から横に延びて、継目の(螺旋状の)線に沿って重複していない図中 破線で示したセグメントにより達成されるものである。シールド材32の螺旋形 の巻き付けは、不連続粘着材間の露出部分に接触させるように包むことを強制す るのに必要な内部に向かう力を与えるようにし、この内部に向かう力は、ある程 度まで弾力性をもって引き伸ばす導電性シールド材(例えば、導電的に被覆され た布材)を使用することによって、増大させることが出来る。
【0053】 図8では、シート状の導電性シールドは、一連の不連続な傾斜した粘着線を 介して2枚の導電性パネル24のそれぞれに付着される。図8は、導電性シール ド材32と2枚のパネル24間で形成された2つの継目の軸に沿って見た、断面 図である。図8から見られるように導電パネルを繋いでいる横に延びたシールド 材32は、少しだけ粘着剤を有し、横に延びたシールド材の殆どが、直接パネル と表面接触している。従って、確実かつ完全な導電接続ブリッジが2枚のパネル 間で形成され、電磁干渉の伝播を防ぐ。
【0054】 図9の(a)から図9の(c)は、不連続に配置された粘着剤を、別の導電 性シールに適用したものである。図示した例のそれぞれは、圧縮性である。図9 の(a)では、網又はメッシュ131がシールの導電材を形成し、円柱形の圧縮 コア上に設けられる。シールの側面に粘着線50が、導電性メッシュ又は網上に 一部の螺旋を限定して設けられている。シールが圧縮されて使用されると、コア はパネル(又は、パネルの溝)に粘着剤を平らに伸ばし、導電性の継目を作る。
【0055】 図9の(b)は、不連続の粘着剤を、細長い導電基帯134から突き出して いる弾力性のある導電舌金133を有するタイプの電磁シールに適用したもので ある。導電基帯134は、上述したように、不連続に配置された粘着剤を利用し て、パネル等に導電的かつ物理的に接続し、舌金が対向するパネルを支持してパ ネル間を導電的に繋ぐ。シールは、完全な金属シートであるか、または、めっき 或いは被覆されたプラスチックのような導電的に被覆された弾力性のある材料で あり得る。
【0056】 図9の(c)では、シールは導電材を螺旋状に被っている。粘着剤の傾斜線 は、図9の(a)の例のように、実質的に円柱状であるシールの側面に沿って延 びている。図に示した配列の粘着線はまた、螺旋状導電材が連続した巻き付け間 の切目によって不連続をなす。該螺旋状導電材は、金属シート、導電性被覆プラ スチック等であり、導電パネル等の間で圧縮されるように配置される。
【0057】 本考案は、2枚の導電パネルの接触により起こる電磁エネルギーが通過でき ないようにシールを付着する方法、又は、電磁エネルギーを防御する方法も考慮 されている。この方法は、任意の長さの、記述のタイプの導電性シールド材32 を、例えば圧縮性コア34上に設けている。粘着部分50は、導電性材の表面3 6に付着され、シールド材を使用して形成される継目の長さに沿って不連続に配 列され、導電性材料32が直接露出する露出部分60と分けて複数の粘着部分5 0が限定される。該粘着部分50でシールド材を、例えばシールドにより接続さ れる2枚の導電性パネルの表面のように少なくともひとつの導電性のある表面に 付着することにより、継目が形成される。シールを所々に存在させた状態で2枚 のパネルを接触すると、パネル間の導電性は、パネルと導電性シールド材の露出 部分間の直接の導電経路を含む。導電性シールド材32により、パネル等の間に 導電が生じる。導電性材料は、圧縮性のもの又はコア上に、板として、或いは外 装として設けられる。シールド材又は外装は、その構成(例えば、金属製の形、 箔片、メッシュを含み、及び/又は導電被覆を有する)のため、導電性を有し得 る。
【0058】 好ましくは、粘着部分50と導電性外装が露出する露出部分60が、シール の長さに沿って一定の反復パターン52を作り得るように粘着剤を付着する。該 反復パターンは、導電性外装の表面上に、露出部分95−60%に対し、粘着部 分5−40%の割合で(好ましくは露出部分60%に対し、実質的に粘着部分4 0%の割合で)一定の間隔をもった適切な連続線である。該連続線は、それぞれ の区切り目の両端が継目に沿って重複しないように、隣接の区切り目と縦に同一 の広がりを有した状態で形成される継目と相対的に横に傾斜しなければならない 。パネル上にシールを装着するに先立って、前記粘着剤により剥離ライナーを導 電性材料に付着することにより、シールは保護される。剥離ライナーをとり外し た後、導電性材料を付着し、継目を形成する。
【0059】 本考案の方法は電磁干渉(EMI)シールドに特有のものであるが、導電性 外装に付着される粘着剤は、導電性であっても、非導電性であってもよく、それ ぞれの場合において、パネル間の空隙を接続すると、適切な粘着剤と共にパネル と表面接触している導電性外装によって、導電性が十分に与えられる。好ましい 粘着剤は非導電性の溶融粘着剤である。
【0060】 なお、本考案は、導電体間の継目内の電磁エネルギーの通過を塞ぐシール付 着方法において、縦に伸延するシールに関して横に導電作用可能な、任意の長さ の導電性シールを有し、導電性シールの表面に粘着剤を設け、該粘着剤が前記シ ールの長さに沿って不連続的に、継目にシールを物理的に付着し得る複数の粘着 部分を限定し、継目にシールを電気的に連結し得る、シールが直接露出している 露出部分と分けられ、シールを前記粘着剤により少なくとも前記導電体の一つの 表面に付着するステップからなるようにして構成しても良い。
【0061】 また、本考案は、前述(段落番号「0060」)の考案において、粘着部分 と露出部分が、シールの長さに沿って規則正しい反復パターンを限定するように 粘着剤を貼付することからなるようにして構成しても良い。
【0062】 更に、本考案は、前述(段落番号「0061」)の考案において、複数の粘 着部分が、少なくとも一つの導電体の表面に破線を限定するように粘着剤を貼付 することからなるようにして構成しても良い。
【0063】 更に、本考案は、前述(段落番号「0062」)の考案において、粘着部分 と露出部分が、実質的には露出部分60%から95%に対して、粘着部分5%か ら40%の割合で設けて構成しても良い。
【0064】 更に、本考案は、前述(段落番号「0060」)の考案において、剥離ライ ナーを粘着剤によりシールに添付し、剥離ライナーを取外した後、シールを前記 少なくとも一つの導電体に付着することからなるようにして構成しても良い。
【0065】 更に、本考案は、前述(段落番号「0063」)の考案において、粘着 剤が、実質的には非導電性であるようにして構成しても良い。
【0066】 更に、本考案は、前述(段落番号「0065」)の考案において、粘着剤が 、縦に伸延している継目に相対して傾斜した、規則正しい一連の線を形成して添 付されるようにして構成しても良い。
【0067】 更に、本考案は、前述(段落番号「0066」)の考案において、粘着線部 のそれぞれの端が、継目に沿って連続する隣接線の端と縦に沿って同一に伸びて おり、該隣接線の端から横に移動するように、連続線が添付されるようにして構 成しても良い。
【0068】 更に、本考案は、導電性パネル間の接触部を通過する電磁エネルギーを塞ぐ シール付着方法において、導電性をもつ表面を有する、任意の長さのシール体を 設け、前記表面に粘着剤を設け、該粘着剤が前記シール体の長さに沿って不連続 的に、少なくとも一つの前記パネルにシールを付着し得る複数の粘着部分を限定 し、パネルに導電接触し得る、シールが直接露出している部分と分けられ、パネ ルを随所に添付されたシールと接触させることにより、パネル間の導電性が、パ ネルと導電性をもつ表面の露出部分間に導電経路を含むステップからなるように して構成しても良い。
【0069】 更に、本考案は、前述(段落番号「0068」)の考案において、粘着部分 と露出部分が、シールの長さに沿って規則正しい反復パターンを限定するように 粘着剤を付着することからなるようにして構成しても良い。
【0070】 更に、本考案は、前述(段落番号「0068」)の考案において、複数の粘 着部分が、導電性外装の表面に一定の間隔を置いた点を限定するように粘着剤を 付着することからなるようにして構成しても良い。
【0071】 更に、本考案は、前述(段落番号「0069」)の考案において、粘着部分 と露出部分が、実質的には露出部分60%に対して、粘着部分40%の割合で設 けられるようにして構成しても良い。
【0072】 更に、本考案は、前述(段落番号「0069」)の考案において、剥離ライ ナーを前記粘着剤により粘着導電外装に添付し、剥離ライナーを取外した後、シ ールを前記一つのパネルに付着することからなるようにして構成しても良い。
【0073】 更に、本考案は、前述(段落番号「0069」)の考案において、付着され る粘着剤が、非導電性溶融粘着剤であるようにして構成しても良い。
【0074】 ところで、本考案の第1の目的は、費用を押さえ、導電性シールを装着する 複雑性をも減少させる一方で、ガスケット又はシールが所々に粘着された導電性 パネル間の経路に沿った電気抵抗を最小にすることにより、該パネル間を電磁シ ールドするシールの効果性を充分保持することである。
【0075】 第2の目的は、シールド接続部、例えば、導電性シールと該シールが付着さ れる導電性パネル間、又は、導電性シート部材又は外装と該シート部材又は外装 が物理的かつ電気的に接続される別の導電性要素間の、長期における導電性を改 良することである。
【0076】 第3の目的は、電磁伝播を防御するバリヤに接触する導電要素間の表面接触 を最大にすることにより、シート、シール又はガスケットの導電性を改良するこ とである。
【0077】 第4の目的は、導電性EMIシールドシールにおいて費用のかからない非導 電性粘着剤の使用を可能にすることである。
【0078】 第5の目的は、使い易く、物理的強度があり、しかも格好の値段であるシー ル又は外装の接続手段を設けることである。
【0079】 これら等の目的は、導電要素間の接触部内の電磁エネルギーの通過をシール ドする方法及び装置によって達成される。シールドは、少なくともひとつの別の 導電体に粘着的にマウントされる、任意の長さの導電性シールド体を含む、シー ト、又はシール、ガスケットによって形成される。該別の導電体は、重ねられた シートシールド内で、シールド部材の一部(もう一つの部分)になる。シールド 体は、導電性パネルに付着し接触される、導電的に被われた圧縮構造物を有する シールであったり、或いは、導電性パネルに、又はそれ自身に片端又は両端によ って導電的に固着されるシート部材であったりする。
【0080】 導電体の表面には、粘着剤が設けられ、シールド体の長さに沿って不連続に (間隔を置いて)配列され、直接表面接触するように導電シールド体が露出する 部分と分離している。粘着剤の部分と導電シールド体が露出する部分は、例えば 、一定の間隔を置いた点や線のパターンのように、接続部の長さに沿って規則正 しい反復パターンを作る。継目又は接続部の長さに比例して傾斜した、一定の間 隔を置いた一連の粘着剤線は、好ましく縦に重ならないように、接続部の横幅を 伸延している。接続部での露出スペースに対する粘着スペースの割合は、露出部 分60%に対し、粘着部分約40%が好ましく、必要とされる機械付着物の大き さ次第では、露出部分95%に対し、粘着部分約5%程に小さくすることが出来 る。導電シールド体には、粘着剤を介してシールに離脱自在に付着された剥離ラ イナーが設けられ、ライナーを引き剥がして粘着剤を露出させ、シールド体を付 着する。粘着剤は、非導電性の溶融粘着剤の方が好ましいが、導電性粘着剤も可 能である。シールド体が付着されると、シールドの露出部分で表面接触し、導電 経路が設けられる。粘着剤の傾斜線は接続部に沿って設けている具体例に従い、 粘着剤の線部は、接続点に沿った全ての点において単一の厚い粘着剤線を有する 、側面に重ならない配列で設けられている。
【0081】 以上説明した考案は、EMIシールドの技術に精通した人に多くのバリエイ ションが浮かぶことであろう。排他的権利が主張される考案の範囲を決定するに は、前述の、典型的な例を論ずるよりも、むしろ出願クレームに言及しなければ ならない。
【0082】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のうち第1の考案は、導電体間の継目を通過す る電磁エネルギーを塞ぐシールド装置において、縦に伸延するシールに関して横 に導電作用する任意の長さの導電性シールを有し、該導電性シールの表面に、粘 着剤を、該粘着剤が前記シールの長さに沿って不連続的に、継目と交差する形で シールを物理的に付着し得るように複数の粘着部分を限定し、かつ、継目と交差 する形でシールを電気的に連結し得るようにシールが直接露出する露出部分と分 けるようにして構成される。
【0083】 また、本考案のうち第2の考案は、第1の考案において、粘着部分と露出部 分が、シールの長さに沿って規則正しい反復パターンを限定されるようにして構 成される。
【0084】 更に、本考案のうち第3の考案は、第1の考案において、複数の粘着部分が 、継目の導電性シールの表面に破線を限定されるようにして構成される。
【0085】 更に、本考案のうち第4の考案は、第2の考案において、粘着部分及び露出 部分が、該露出部分を60%から95%に対して、該粘着部分を約5%から40 %の割合で設けて構成される。
【0086】 更に、本考案のうち第5の考案は、第1の考案において、粘着部分が、縦に 伸延している継目に関して横に傾斜した一連の線を限定されるようにして構成さ れる。
【0087】 更に、本考案のうち第6の考案は、第5の考案において、粘着部分が、継目 に関して横に見られるように、重複していない線を限定されるようにして構成さ れる。
【0088】 更に、本考案のうち第7の考案は、前記線のそれぞれの端が、縦に沿って同 一域にあり、隣接線の端から横に向かって空間を有するようにして構成される。
【0089】 更に、本考案のうち第8の考案は、第2の考案において、粘着剤に離脱可能 に付着される剥離ライナーを有するようにして構成される。
【0090】 更に、本考案のうち第9の考案は、第2の考案において、粘着剤が、実質的 には非導電性であるようにして構成される。
【0091】 更に、本考案のうち第10の考案は、第2の考案において、継目が、圧縮性 シール体と導電パネル間に限定されるようにして構成される。
【0092】 更に、本考案のうち第11の考案は、第2の考案において、継目が、導電性 シート端と導電体間に限定されるようにして構成される。
【0093】 更に、本考案のうち第12の考案は、第2の考案において、継目が、導電性 外装の重複部分間に限定されるようにして構成される。
【0094】 更に、本考案のうち第13の考案は、導電性パネル間の接触を通過する電磁 エネルギーを塞ぐシールド装置において、圧縮性要素上に設けられた導電面を有 する任意の長さのシール本体を有し、導電面に粘着剤を設け、該粘着剤を、前記 シール本体の長さに沿って不連続的に、少なくとも1つの前記パネルにシールを 付着し得る複数の粘着部分を限定し、かつ、該パネルと導電的に接触し得るよう に導電性外装が直接露出する露出部分と分けるようにして構成される。
【0095】 更に、本考案のうち第14の考案は、第13の考案において、粘着部分と露 出部分が、シールの長さに沿って規則正しい反復パターンを限定されるようにし て構成される。
【0096】 更に、本考案のうち第15の考案は、第1の考案において、複数の粘着部分 が、導電面上の破線を限定されるようにして構成される。
【0097】 更に、本考案のうち第16の考案は、第14の考案において、粘着部分と露 出部分が、実質的に、露出部分60%から95%に対して、粘着部分5%から4 0%の割合で設けて構成される。
【0098】 更に、本考案のうち第17の考案は、第14の考案において、粘着剤を介し て導電面に離脱可能に付着される剥離ライナーを有するようにして構成される。
【0099】 更に、本考案のうち第18の考案は、第14の考案において、導電面が、圧 縮性コア上で導電性外装により限定されるようにして構成される。
【0100】 更に、本考案のうち第19の考案は、第14の考案において、導電面が、可 撓性の導電性シートにより限定されるようにして構成される。
【0101】 更に、本考案のうち第20の考案は、第14の考案において、粘着剤が、実 質的には非導電性であるようにして構成される。
【0102】 以上のように、構成されるので、本考案は、導電部材間の継目を接続する導 電性シールに、粘着剤を縦に重複しないように、粘着部分と導電性シールが露出 する露出部分とを分ける形で配置することにより、露出部分が導電部材間の継目 を接続する形で該導電部材の表面に広域に亙り直接接触し、電気抵抗を最小にす るので、電磁シールド効果が大きくなる。 また、粘着剤を介して導電性シールに離脱自在な剥離ライナーを設けること により、剥離ライナーを引き剥がして粘着剤を露出するので、容易に導電部材間 の継目に導電性シールを装着することができ、使い易くなる。 更に、導電性粘着剤が、経時変化により電気抵抗が増加しても、露出部分が 導電部材間の継目を接続する形で該導電部材の表面に直接接触することにより、 電気抵抗を最小にするので、長期に亙り導電性が保持し得る。 更に、露出部分が導電部材間の継目を接続する形で該導電部材の表面に直接 接触することにより、電気抵抗を最小にするので、導電性粘着剤よりも安価な非 導電性粘着剤を使用することができ、費用を押さえることできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案による不連続粘着による傾斜し
た重合部の無い線のタイプの圧縮性シール又はガスケッ
トの一実施例を示す透視図である。
【図2】図2は、2枚の導電パネル間に点在する図1に
示したシールドシールを示す立面図である。
【図3】図3は、付着側面上における粘着部分及び露出
部分の比率を示す平面図である。
【図4】図4は、図2中線6−6に沿った導電パネルと
シールの継目部分の圧縮されたシールの詳細図である。
【図5】図5は、剥離ライナーの付いたシールを示す透
視図である。
【図6】図6は、本考案による不連続粘着の別の例を示
す平面図である。
【図7】図7は、導電性材料シートで形成されたシール
ドで細長い物体を覆いシールドしたところを示す透視図
である。
【図8】図8は、導電性パネルの端部を導電性材料シー
トで形成されたシールドで接続した継目部分の断面図で
ある。
【図9】図9は、本考案によるシールドシールの別の例
を示す図であり、 (a)は、透視図である。 (b)は、透視図である。 (c)は、正面図である。
【符号の説明】 24……パネル 30……シールド 32……導電性外装 34……圧縮性コア 35……継目 50……粘着の部分 60……露出部分 70……剥離ライナー

Claims (20)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電体間の継目を通過する電磁エネルギ
    ーを塞ぐシールド装置において、 縦に伸延するシールに関して横に導電作用する任意の長
    さの導電性シールを有し、 該導電性シールの表面に、粘着剤を、該粘着剤が前記シ
    ールの長さに沿って不連続的に、継目と交差する形でシ
    ールを物理的に付着し得るように複数の粘着部分を限定
    し、かつ、継目と交差する形でシールを電気的に連結し
    得るようにシールが直接露出する露出部分と分けるよう
    にして構成した不連続粘着による電磁シールド装置。
  2. 【請求項2】 粘着部分と露出部分が、シールの長さに
    沿って規則正しい反復パターンを限定されるようにして
    構成した請求項1に記載の不連続粘着による電磁シール
    ド装置。
  3. 【請求項3】 複数の粘着部分が、継目の導電性シール
    の表面に破線を限定されるようにして構成した請求項1
    に記載の不連続粘着による電磁シールド装置。
  4. 【請求項4】 粘着部分及び露出部分が、該露出部分を
    60%から95%に対して、該粘着部分を約5%から4
    0%の割合で設けて構成した請求項2に記載の不連続粘
    着による電磁シールド装置。
  5. 【請求項5】 粘着部分が、縦に伸延している継目に関
    して横に傾斜した一連の線を限定されるようにして構成
    した請求項1に記載の不連続粘着による電磁シールド装
    置。
  6. 【請求項6】 粘着部分が、継目に関して横に見られる
    ように、重複していない線を限定されるようにして構成
    した請求項5に記載の不連続粘着による電磁シールド装
    置。
  7. 【請求項7】 前記線のそれぞれの端が、縦に沿って同
    一域にあり、隣接線の端から横に向かって空間を有する
    ようにして構成した請求項6に記載の不連続粘着による
    電磁シールド装置。
  8. 【請求項8】 粘着剤に離脱可能に付着される剥離ライ
    ナーを有するようにして構成した請求項2に記載の不連
    続粘着による電磁シールド装置。
  9. 【請求項9】 粘着剤が、実質的には非導電性であるよ
    うにして構成した請求項2に記載の不連続粘着による電
    磁シールド装置。
  10. 【請求項10】 継目が、圧縮性シール体と導電パネル
    間に限定されるようにして構成した請求項2に記載の不
    連続粘着による電磁シールド装置。
  11. 【請求項11】 継目が、導電性シート端と導電体間に
    限定されるようにして構成した請求項2に記載の不連続
    粘着による電磁シールド装置。
  12. 【請求項12】 継目が、導電性外装の重複部分間に限
    定されるようにして構成した請求項2に記載の不連続粘
    着による電磁シールド装置。
  13. 【請求項13】 導電性パネル間の接触部を通過する電
    磁エネルギーを塞ぐシールド装置において、 圧縮性要素上に設けられた導電面を有する任意の長さの
    シール本体を有し、 導電面に粘着剤を設け、 該粘着剤を、前記シール本体の長さに沿って不連続的
    に、少なくとも1つの前記パネルにシールを付着し得る
    複数の粘着部分を限定し、かつ、該パネルと導電的に接
    触し得るように導電性外装が直接露出する露出部分と分
    けるようにして構成した不連続粘着による電磁シールド
    装置。
  14. 【請求項14】 粘着部分と露出部分が、シールの長さ
    に沿って規則正しい反復パターンを限定されるようにし
    て構成した請求項13に記載の不連続粘着による電磁シ
    ールド装置。
  15. 【請求項15】 複数の粘着部分が、導電面上の破線を
    限定されるようにして構成した請求項13に記載の不連
    続粘着による電磁シールド装置。
  16. 【請求項16】 粘着部分と露出部分が、実質的に、露
    出部分60%から95%に対して、粘着部分5%から4
    0%の割合で設けて構成した請求項14に記載の不連続
    粘着による電磁シールド装置。
  17. 【請求項17】 粘着剤を介して導電面に離脱可能に付
    着される剥離ライナーを有するようにして構成した請求
    項14に記載の不連続粘着による電磁シールド装置。
  18. 【請求項18】 導電面が、圧縮性コア上で導電性外装
    により限定されるようにして構成した請求項14に記載
    の不連続粘着による電磁シールド装置。
  19. 【請求項19】 導電面が、可撓性の導電性シートによ
    り限定されるようにして構成した請求項14に記載の不
    連続粘着による電磁シールド装置。
  20. 【請求項20】 粘着剤が、実質的には非導電性である
    ようにして構成した請求項14に記載の不連続粘着によ
    る電磁シールド装置。
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