JPH05110014A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH05110014A
JPH05110014A JP3267979A JP26797991A JPH05110014A JP H05110014 A JPH05110014 A JP H05110014A JP 3267979 A JP3267979 A JP 3267979A JP 26797991 A JP26797991 A JP 26797991A JP H05110014 A JPH05110014 A JP H05110014A
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silicon
oxide film
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 平面投影面積を増大させることなくキャパシ
タの容量を増大することが可能な半導体装置の製造方法
を提供することである。 【構成】 減圧気相成長法を用いてその表面に100n
m程度の凹凸面を有するシリコン層をキャパシタの下部
電極として形成し、このシリコン層表面を酸化してシリ
コン酸化膜を形成し、さらにこのシリコン酸化膜を除去
することによってシリコン層の凹凸の間隔を増大させ
る。その後、誘電体層および上部電極を形成する。ま
た、他の方法では、凹凸を有するシリコン層を形成した
後、連続的に非酸化雰囲気中で熱処理を施しシリコン層
表面の凹凸の曲率半径を増大させる。その後、誘電体層
および上部電極を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体装置の製造方
法に関し、特に、いわゆるスタックトタイプキャパシタ
の有効な容量領域を増大し得る製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置の1つとして、記憶情報
のランダムな入出力が可能なものにDRAM(Dyna
mic Random Access Memory)
がある。DRAMは多数の記憶情報を蓄積するための記
憶領域となるメモリセルアレイと、このメモリセルアレ
イに対して所定の入出力動作を行なわせるための周辺回
路とから構成される。メモリセルアレイは、さらに最小
記憶単位に相当するメモリセルが複数個配列されて構成
されている。メモリセルは、基本的に1つのキャパシタ
と、これに接続される1つのトランスファゲートトラン
ジスタとから構成される。そして、動作においては、キ
ャパシタに所定の電荷が蓄積されているか否かを判定
し、これにデータの“0”、“1”を対応させて記憶情
報の処理を行なっている。
【0003】図24は、従来のDRAMのメモリセルの
断面構造図である。このDRAMは、たとえば特開昭6
4−42161号公報に示されている。図24に示され
るDRAMのメモリセルは、いわゆる1トランジスタ1
キャパシタタイプのセル構造を有している。トランスフ
ァゲートトランジスタ10はp型シリコン基板1表面に
形成された1対のn+ 不純物領域3a、3bと、このn
+ 不純物領域3a、3bの間に位置するシリコン基板1
表面上に薄いゲート絶縁膜4を介して形成されたゲート
電極5aとを備えている。ゲート電極5aはワード線の
一部で構成される。ゲート電極5aの周囲は第1の層間
絶縁層30に覆われている。また、キャパシタ20は一
方のn+ 不純物領域3aに接続される下部電極(ストレ
ージノード)21と、この下部電極21表面上を覆う誘
電体層22および、さらにその表面上を覆う上部電極
(セルプレート)23とを備える。ビット線7は第2の
層間絶縁層31中に形成されたコンタクトホールを通し
てn+ 不純物領域3bに接続される。
【0004】近年、半導体装置の高集積化に伴い、この
種のDRAMにおいても個々の素子を微細化していく必
要に迫られている。これに従い、図24に示すようなメ
モリセルにおいては、キャパシタ20の平面占有面積の
減少が余儀なくされる。このような背景から、メモリセ
ルのキャパシタは動作に必要な所定の静電容量を確保す
るために主に2つの方法が講じられている。
【0005】第1の方法は、キャパシタ20を構成する
誘電体層22の膜厚を薄くして静電容量を増大させる方
法である。たとえば、1Mビットの集積度を持つDRA
Mでは、誘電体層22はシリコン酸化膜換算の膜厚で1
0nm程度にまで薄膜化されている。したがって、さら
に集積度が上がった場合に、これに伴う薄膜化は困難で
ある。
【0006】また、第2の方法として誘電体層22を介
して対向する電極21、23間の対向面積を増大して静
電容量を確保する方法がある。この方法により考案され
たキャパシタは、いわゆるスタックトタイプキャパシタ
と称されるものである。すなわち、半導体基板中の拡散
層の表面上に導電性を有する多結晶シリコン層を形成
し、その表面上に誘電体層および第2の電極層を積層し
た構造のものである。そして、スタックトタイプキャパ
シタは、その後、多結晶シリコンからなる電極層の形状
を、たとえばフィン状にしたもの、あるいは円筒状に突
出させたものなど種々の形状のものが考案された。
【0007】さらに、第2の方法のもう1つの方向とし
て、下部電極の表面に凹凸を形成し、これによりキャパ
シタの対向面積を増大させる方法が考え出された。図2
4に示すメモリセルは、このような凹凸表面を有する下
部電極21を備えたキャパシタを有している。
【0008】図25ないし図27は、このようなDRA
Mのメモリセルの製造工程(第1工程ないし第3工程)
を順に示す製造工程断面図である。これらの図を用いて
その製造方法について以下に説明する。
【0009】まず、図25を参照して、p型シリコン基
板1表面上の所定領域にLOCOS法を用いて厚いシリ
コン酸化膜からなるフィールド酸化膜2を形成する。さ
らに、p型シリコン基板1表面上に熱酸化法を用いてゲ
ート酸化膜4を形成する。さらに、CVD(化学気相成
長法)法を用いて多結晶シリコン層を全面に堆積した
後、パターニングしてゲート電極5aを形成する。さら
に、減圧CVD法を用いてシリコン酸化膜を全面に堆積
した後、周知のリソグラフィ技術およびドライエッチン
グ技術を用いてゲート電極5aの表面上および側面に第
1の層間絶縁層30を形成する。さらに、層間絶縁層3
0に覆われたゲート電極5aをマスクとしてp型シリコ
ン基板1中に不純物をイオン注入し、n+ 不純物領域3
a、3bを形成する。
【0010】次に、図26を参照して、ヘリウムで20
%に希釈したモノシランガスを用いた減圧CVD法によ
り、膜厚0.4μmの多結晶シリコン層210を形成す
る。圧力は0.8Torr、温度は680℃に設定され
る。この工程により製造された多結晶シリコン層210
の表面には0.07μm程度の凹凸が形成される。その
後、オキシ塩化リン(POCl3 )を原料とする熱拡散
法により、温度875℃、30分の条件で多結晶シリコ
ン層210内部にリン(P)を導入する。そして、この
熱拡散時に多結晶シリコン層210表面に形成されたリ
ンガラスを除去した後、温度900℃で20分間窒素雰
囲気中で熱処理を施す。これによって、多結晶シリコン
層210の表面の凹凸は0.11μmに拡大する。
【0011】次に、図27を参照して、フォトリソグラ
フィおよびエッチング法を用いて多結晶シリコン層21
0をパターニングし、キャパシタの下部電極21を形成
する。下部電極21の表面上に熱窒化膜を形成し、さら
にその表面上にCVD法を用いてシリコン窒化膜を形成
し、さらにその表面上に熱酸化法を用いて酸化膜を形成
する。これにより熱窒化膜/CVDシリコン窒化膜/シ
リコン酸化膜の3層からなる誘電体層22が形成され
る。
【0012】さらに、図24を参照して、p型シリコン
基板1表面上の全面に多結晶シリコン層を形成し、所定
の形状にパターニングする。これによりキャパシタ20
の上部電極23が形成される。その後、全面に厚い酸化
膜からなる第2の層間絶縁層31を形成する。そして、
層間絶縁層31の所定領域にコンタクトホールを形成
し、その内部にビット線7を形成する。
【0013】以上の工程によりDRAMのメモリセルが
完成する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法により形成
されたキャパシタの下部電極21の表面には多くの突起
部が形成されている。図28は、下部電極21の表面形
状を示す拡大部分断面図である。図28に示されるよう
に、突起と突起の間隔は部分的に狭くなっている領域が
生じる。突起の間の間隔が狭くなると、ゲート誘電体層
22を形成した場合、ゲート誘電体層22がこの突起間
の隙間を埋めてしまい、誘電体層22の膜厚が不均一と
なり、十分な容量を得ることができない部分が生じる。
このような状態が生じると、下部電極21の表面に凹凸
を形成してキャパシタの電極間の対向面積を増大させて
容量を増大させるという効果を得ることができないとい
う問題が生じる。
【0015】また、上述したように、キャパシタ容量を
拡大するためにゲート誘電体層はその膜厚が薄く形成さ
れる。したがって、ゲート誘電体層の膜厚に対して下部
電極21表面の凹凸部の曲率半径が小さい場合には、そ
のような凹凸部近傍で電界集中が生じやすくなり、その
結果ゲート誘電体層の絶縁耐圧が減少し、キャパシタの
信頼性を劣化させるという問題も生じた。
【0016】したがって、この発明は上記のような問題
点を解消するためになされたもので、キャパシタの下部
電極に形成する凹凸表面を容量領域として有効に利用し
得るキャパシタの製造方法を提供することを目的とす
る。
【0017】さらに、この発明の目的は、凹凸表面を有
するキャパシタの下部電極表面上に形成される誘電体層
の絶縁耐圧を向上し得るキャパシタの製造方法を提供す
ることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明は、半導体基板
上にシリコン層からなる第1電極層と、誘電体層と、第
2電極層との積層構造からなるキャパシタを有する半導
体装置の製造方法であり、以下の工程を備える。まず、
化学気相成長法を用いて第1電極層となるべき多結晶と
アモルファスとの遷移状態にあるシリコン層を形成す
る。次に、凹凸を有するシリコン層の表面を酸化し、シ
リコン層の表面にシリコン酸化膜を形成する。そして、
少なくともシリコン酸化膜を除去し、シリコン層の表面
を露出させる。その後、シリコン層の表面上に誘電体層
を形成する。さらに、誘電体層の表面上に第2電極層を
形成する。
【0019】さらに、この発明による半導体装置の製造
方法は、以下の工程を備える。まず、化学気相成長法を
用いて第1電極層となるべき多結晶とアモルファスとの
遷移状態にあるシリコン層を形成する。次に、シリコン
層の表面が露出した状態でシリコン層を加熱処理する。
そして、シリコン層の表面上に誘電体層を形成する。さ
らに、誘電体層の表面上に第2電極層を形成する。
【0020】
【作用】この発明による製造方法において、化学気相成
長法により多結晶とアモルファスとの遷移状態にあるシ
リコン層を形成すると、その表面には100nm程度の
凹凸が形成される。そして、この凹凸面をもつシリコン
層の表面を酸化すると、シリコン層の凹凸表面に沿って
シリコン酸化膜が形成される。シリコン酸化膜の一部は
元のシリコン層表面から内部へ反応して形成される。そ
して、このシリコン酸化膜を除去すると、凹凸を有する
シリコン層の表面が一様に削られることになり、シリコ
ン層表面の突起部の間隔が広くなる。そして、このよう
な凹凸形状が調整されたシリコン層の表面に誘電体層を
形成すると、誘電体層が凹凸を有するシリコン層の表面
形状に沿ってほぼ均一に形成される。したがって、誘電
体層を上下から積層する電極間の対向面積が増大し、キ
ャパシタの容量が増大する。
【0021】また、他の製造方法においては、多結晶シ
リコン層とアモルファスとの遷移状態にあるシリコン層
を形成した後、熱処理を施している。遷移状態にあるシ
リコン層はアモルファス状態にある領域の中に多結晶の
グレインが混在するような状態と推察される。この状態
で熱処理を施すと、多結晶が成長し、シリコン層の表面
に曲率の大きい凹凸形状が形成される。したがって、曲
率半径の大きい滑らかな凹凸形状を有するシリコン層の
表面に誘電体層を形成することによって、局所的な電界
集中を抑制し、キャパシタの信頼性が向上する。
【0022】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図を用い
て詳細に説明する。
【0023】図1は、この発明の製造方法を用いて形成
されたDRAMのメモリセルの断面構造図である。図1
を参照して、メモリセルは1つのトランスファゲートト
ランジスタ10と1つのキャパシタ20とを備える。ト
ランスファゲートトランジスタ10はp型シリコン基板
1表面に所定の距離を隔てて形成された1対のn+ 不純
物領域3a、3bと、p型シリコン基板1表面上に薄い
ゲート絶縁膜4を介在して形成されたゲート電極(ワー
ド線)5aとを備える。また、p型シリコン基板1表面
上の所定領域に形成されたフィールド酸化膜2の表面上
にはワード線5bが形成されている。ゲート電極5aお
よびワード線5bの周囲は、第1の層間絶縁層30によ
り覆われている。
【0024】キャパシタ20は下部電極21と誘電体層
22と上部電極23との積層構造からなる、いわゆるス
タックトタイプのキャパシタを構成している。下部電極
21は、説明の便宜上2つの部分に分けて構成される。
第1の部分は、ゲート電極5aの表面上からワード線5
bの上部にまで第1の層間絶縁層30を介在して延在し
たベース部21aである。第2の部分は、ベース部21
aの表面からp型シリコン基板1の主表面に対して鉛直
上方に円筒状に突出した円筒部21bである。このよう
な形状を有する下部電極21を備えたスタックトキャパ
シタを円筒型スタックトキャパシタと称することにす
る。円筒型スタックトキャパシタの下部電極21の表面
は、後述する製造方法により形成された約100nm程
度の凹凸が形成されている。この表面形状により、誘電
体層22を介在して対向する下部電極21および上部電
極23の対向面積が増大し、キャパシタ容量が増大す
る。誘電体層22はシリコン窒化膜とシリコン酸化膜の
積層膜などから構成される。なお、第1の層間絶縁層3
0の表面上には、窒化膜15、15が残余している。こ
の窒化膜15、15は、製造工程において下層の層間絶
縁層30がオーバーエッチングされるのを防止する働き
をなす。
【0025】さらに、スタックトキャパシタ20などの
上部は厚い第2の層間絶縁層31により覆われている。
第2の層間絶縁層31の所定領域には、トランスファゲ
ートトランジスタ10の一方のn+ 不純物領域3bに達
するコンタクトホールが形成されており、このコンタク
トホールの内部にはたとえば選択CVD法により形成さ
れたタングステンプラグ8が埋め込まれている。ビット
線7は第2の層間絶縁層31の表面上に配置され、タン
グステンプラグ8を通してトランスファゲートトランジ
スタ10の一方のn+ 不純物領域3bに接続されてい
る。ビット線7の上部には、第3の層間絶縁層32が形
成されている。第3の層間絶縁層の表面上には、所定形
状の配線層11が形成されている。
【0026】次に、図1に示すDRAMのメモリセルの
製造方法の第1の実施例について説明する。図2ないし
図11は、その製造工程(第1工程ないし第10工程)
を示す製造工程断面図である。
【0027】まず、図2を参照して、p型シリコン基板
1表面の所定領域にLOCOS法を用いて膜厚の厚いフ
ィールド酸化膜2を形成する。さらに、p型シリコン基
板1表面上に、熱酸化法によりゲート酸化膜4を形成す
る。その後、p型シリコン基板1表面上の全面に多結晶
シリコン層および絶縁層を堆積し、所定の形状にパター
ニングする。これによりゲート電極5aおよびワード線
5bが形成される。次に、ゲート電極5aをマスクとし
てp型シリコン基板1表面に不純物をイオン注入し、n
+ 不純物領域3a、3bを形成する。その後、再度絶縁
層を全面に堆積し、異方性エッチングを用いて選択的に
除去する。この工程によりゲート電極5aおよびワード
線5bの側壁にのみ絶縁層が残余する。そして、ゲート
電極5aおよびワード線5bの周囲には第1層間絶縁層
30が形成される。さらに、全面に薄い窒化膜15を形
成した後、所定の形状にパターニングする。
【0028】次に、図3を参照して、p型シリコン基板
1上の全面に多結晶シリコン層210aを減圧CVD法
を用いて堆積し、所定の形状にパターニングする。
【0029】さらに、図4を参照して、多結晶シリコン
層210aなどの表面上の全面に厚いシリコン酸化膜1
6を堆積し、所定の領域に開口部17を形成する。この
開口部17の内部には、多結晶シリコン層210aの表
面が露出する。シリコン酸化膜16は、円筒型スタック
トキャパシタの円筒部21bを形成するために用いられ
るものであり、多結晶シリコン層210aの上部に位置
する部分の膜厚は、キャパシタの円筒部21bの高さを
規定する。シリコン酸化膜16に開口部17を形成した
後、この開口部の内部およびシリコン酸化膜16の表面
上に、減圧CVD法を用いて多結晶シリコン層210b
を膜厚50nm程度堆積する。なお、この多結晶シリコ
ン層は、たとえばシランを用いた減圧CVD法で温度6
20℃程度で形成される。
【0030】さらに、図5を参照して、異方性エッチン
グを用いて多結晶シリコン層210bを選択的にエッチ
ングする。このエッチングにより、多結晶シリコン層2
10bは、シリコン酸化膜16の平坦な表面上あるいは
多結晶シリコン層210aの平坦部分の表面上に位置す
る部分が選択的に除去される。そして、多結晶シリコン
層210aと選択的に残余した多結晶シリコン層210
bとが一体的に成形される。その後、円筒型スタックト
キャパシタの円筒部形成のために使用されたシリコン酸
化膜16がエッチング除去される。このエッチング工程
において、シリコン窒化膜15は第1の層間絶縁層30
がオーバーエッチングされるのを防止する。
【0031】次に、図6を参照して、CVD(化学気相
成長)法を用いてキャパシタの下部電極の骨格となる多
結晶シリコン層210a、210bの表面上にシリコン
層を形成する。CVD法の成膜条件は、原料ガスとして
モノシランガスまたは窒素やヘリウムなどで希釈された
モノシランガスを用い、モノシランガスの分圧が100
Pa以下で、成膜温度が560℃以上600℃未満に設
定される。一例としてモノシランガスの分圧が15P
a、成膜温度を573℃としてシリコン層を形成する。
この場合、シリコン層の表面には100nm程度の凹凸
が形成される。なお、このシリコン層の形成工程につい
ては同一出願人の先の出願(特願平2−36928号お
よび特願平2−256653号ならびに「Fabric
ationof Storage Capacitan
ce−EnhancedCapacitors wit
h a Rough Electrode」Yoshi
o Hayashide et al. Extend
ed Abstracts of the 22nd
Conference on SolidState
Devices and Materials,199
0,p869−872に詳細に記載されている。そし
て、凹凸面が形成されたシリコン層をパターニングする
ことにより下部電極21が成形される。
【0032】次に、図7を参照して、下部電極21の表
面のシリコン層を酸化し、シリコン層表面にシリコン酸
化膜25を形成する。
【0033】その後、図8を参照して、シリコン層表面
に形成されたシリコン酸化膜25をフッ化水素酸水溶液
などを用いて除去し、シリコン層表面を露出させる。こ
の酸化処理工程によって下部電極21表面の凹凸形状が
整えられる。
【0034】ここで、図6ないし図8に示す工程につい
てさらに詳細に説明する。図12ないし図14は、図6
ないし図8に示す工程におけるシリコン層表面の形状を
示す部分拡大模式図である。まず、図6に対応する図1
2を参照して、CVD法により形成されたシリコン層2
10cの表面にはその大きさが100nm程度の凹凸形
状が形成されている。凸部と凸部との間は部分的に狭い
場所が存在する。
【0035】次に、図7に対応する図13を参照して、
シリコン層210c表面を酸化処理する。酸化方法とし
ては、温度範囲800〜1000℃、一例として温度8
50℃の水蒸気雰囲気中において10分程度熱酸化処理
を行なう。この酸化処理によりシリコン層210cの表
面にはたとえば10nm程度の膜厚のシリコン酸化膜2
5が形成される。シリコン酸化膜25はその膜厚のほぼ
半分が元のシリコン層表面からその内部に向かって生成
される。したがって、シリコン酸化膜25とシリコン層
210cとの境界面は元のシリコン層210cの表面か
ら後退する。なお、熱酸化の方法としては、上記の水蒸
気を用いたウェット酸化のみならず、酸素雰囲気下で行
なうドライ酸化あるいは酸素に塩化水素(HCl)を含
ませた雰囲気中で行なわれるドライ酸化などを用いても
構わない。
【0036】さらに、図8に対応する図14を参照し
て、シリコン層210c表面に形成されたシリコン酸化
膜25をフッ化水素酸水溶液などを用いて除去すると、
シリコン層210cの表面に形成された凸部の間隔が広
くなる。したがって、この後、窒化膜などの誘電体層が
形成された場合、シリコン層表面の凸部間の領域に誘電
体層材料が埋め込まれてしまうことを防止できる。この
ような効果を得るために、シリコン酸化膜25の膜厚
は、このシリコン酸化膜がシリコン層210cの表面か
らその内部に食い込むことによって広げられる凸部間の
間隔が誘電体層の膜厚の2倍以上となることを目標とし
て定められる。
【0037】以上の工程に引続いて、図9を参照して、
下部電極21の表面上にCVD法によりシリコン窒化膜
を堆積する。さらに、シリコン窒化膜の表面を熱酸化
し、シリコン酸化膜を形成する。これにより、シリコン
窒化膜とシリコン酸化膜の多層膜からなる誘電体層22
が形成される。誘電体層22の膜厚は酸化膜換算膜厚で
5〜10nm程度である。さらに、誘電体層22の表面
上にCVD法を用いて多結晶シリコン層からなる上部電
極23を形成する。
【0038】さらに、図10を参照して、p型シリコン
基板1表面上の全面に厚い第2の層間絶縁層31を形成
し、所定の領域にコンタクトホールを形成する。そし
て、たとえば選択CVD法を用いて、タングステン
(W)などの金属をコンタクトホールの内部に埋め込
み、ビット線コンタクト8を形成する。
【0039】そして、図11を参照して、第2の層間絶
縁層31表面上にビット線7を形成する。さらに、ビッ
ト線7などの上に第3の層間絶縁層32を形成する。さ
らに、第3の層間絶縁層32の表面上に配線層11を形
成する。以上の工程により、円筒型スタックトキャパシ
タを備えたメモリセルの製造工程が完了する。
【0040】なお、下部電極21のシリコン層は、形成
後の工程で種々の熱処理の影響を受け多結晶状態に変化
する。しかし、下部電極21と誘電体層22との界面の
凹凸形状は維持される。
【0041】以上のような製造工程により製造されるメ
モリセルのキャパシタにおいて、シリコン酸化膜の膜厚
とキャパシタの容量との関係を種々の実験を行なって検
証した。図21は、凹凸表面を有するシリコン層の表面
に形成されるシリコン酸化膜の膜厚とキャパシタの容量
の増加率の関係を示す相関図である。キャパシタ容量の
増加率は、相対的に滑らかな下部電極表面を有するキャ
パシタを基準とし、平面投影面積を同一とした場合の比
率を示している。図21に示されるように、減圧CVD
法において、下部電極を多結晶とアモルファスの遷移状
態となるようなシリコン層で形成することによってキャ
パシタ容量は増大する。さらに、そのシリコン層表面に
形成される酸化膜の膜厚を増大させると、すなわち酸化
処理によりシリコン層表面を除去する量を増大させる
と、図示される範囲内においては最大約1.9倍程度ま
でキャパシタ容量が増大する。
【0042】また、図22は、シリコン酸化膜25の膜
厚とキャパシタの平均寿命との相関関係を示す相関図で
ある。図22から、酸化処理により下部電極21の表面
の凹凸形状が整えられることにより、局所的な電界集中
が軽減され、キャパシタの平均寿命が増大することが判
明する。
【0043】次に、この発明の第2の実施例によるDR
AMのメモリセルの製造方法について説明する。図18
ないし図20はその製造工程の主要な工程を示す製造工
程断面図である。なお、図18は、第1の実施例におけ
る図5に示す工程と同じ工程を示すものであり、また、
図19は、同様に図6に示す工程を示すものである。す
なわち、図19において、多結晶シリコン層210a、
210bの表面に第1の実施例と同様の条件により多結
晶とアモルファスの遷移状態にあるシリコン層210c
を形成する。
【0044】さらに、図20を参照して、シリコン層2
10cを形成直後に、減圧気相成長装置内から半導体装
置(ウエハ)を取出すことなく、真空中またはN2 ある
いはArガスの不活性ガス中で温度500〜600℃で
10分から5時間程度の熱処理を行なう。この熱処理に
より、シリコン層210cの結晶性を変化させ、シリコ
ン層表面の凹凸の曲率半径を大きくする。既に述べたよ
うに、凹凸をもつシリコン層210cは多結晶状態とア
モルファス状態の遷移領域において形成されるが、その
層内には多結晶成分とアモルファスの成分が含まれてい
る。このシリコン層を形成直後に真空中または不活性ガ
ス中において熱処理を行なうと、アモルファス成分が多
結晶化し、その際凹凸面の凸部や凹部での曲率半径を大
きくするようにアモルファスシリコン中のシリコン原子
が移動する。このような現象はシリコン層表面に酸化膜
などが全くない状態でのみ観測される。そして、このよ
うに凸部や凹部での曲率半径が大きくなると、凹凸表面
上での電界集中が抑制され、その結果シリコン層表面に
形成される誘電体層の絶縁耐圧が向上する。さらに、絶
縁耐圧の向上によりキャパシタの信頼性が向上する。図
23は、上記のような方法により製造されたキャパシタ
の印加電圧と平均寿命との関係を示す相関図である。図
23に示されるように、シリコン層形成直後の熱処理時
間が長いほどキャパシタの平均寿命が増大することが判
明する。
【0045】さらに、この発明の第3の実施例によるD
RAMのメモリセルの製造方法について説明する。
【0046】第3の実施例は、第1の実施例におけるキ
ャパシタの下部電極21の酸化処理工程と、第2の実施
例における下部電極の熱処理工程とを組合せたものであ
る。すなわち、図6ないし図8に示す減圧CVD法によ
るシリコン層形成工程、酸化膜形成工程および酸化膜除
去工程の後、減圧気相成長装置の内部で非酸化雰囲気中
で連続して図20に示す熱処理工程を行なわせるもので
ある。このような製造方法においても、キャパシタの下
部電極の表面積を拡大し、かつキャパシタの平均寿命を
増大させることができる。
【0047】ここで、上記の実施例による製造方法によ
り製造されたキャパシタの断面形状について説明する。
図15ないし図17は各々以下の条件により製造された
キャパシタの断面構造を模式的に示した断面構造模式図
である。
【0048】図15・・・下部電極21をCVD法によ
り温度573℃、0.2Torrの条件下で形成したも
の 図16・・・上記条件のCVD形成後、膜厚30nmの
シリコン酸化膜を形成し、さらに除去したもの 図17・・・図15に示すCVD形成後、真空中におい
て10時間アニール処理を施したもの なお、図15ないし図17はほぼ10万倍に拡大したス
ケールで描かれている。図15と図16との比較によ
り、酸化処理工程を施すことによって下部電極21表面
の凸部の間隔が広くなっていることが判明する。また、
図15と図17との比較により、熱処理によって下部電
極21の表面が滑らかに形成されていることが判明す
る。
【0049】なお、上記実施例においては、キャパシタ
の上部電極23は多結晶シリコン層で形成される場合に
ついて説明したが、これに限定されるものではなく、た
とえば高融点金属膜、高融点金属シリサイド膜あるいは
多結晶シリコン膜と高融点金属シリサイド膜を積層した
複合膜構造を用いたものでもよい。また、ゲート誘電体
層としては、五酸化タンタルなどの金属酸化物を用いて
も構わない。
【0050】
【発明の効果】このように、この発明によれば、化学気
相成長法により形成したシリコン層の凹凸表面を酸化
し、さらに酸化膜を除去することによって凸部間の間隔
を増大させ有効な容量領域として利用可能としたことに
より、キャパシタの平面占有面積を増大させることなく
キャパシタ容量を増大させることができる。
【0051】また、化学気相成長法により凹凸表面を有
する下部電極を形成後、非酸化雰囲気中で熱処理を行な
うように構成したことにより、下部電極の凹凸表面の曲
率を増大させることができ、これによりキャパシタの信
頼性を増大させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の製造方法により形成されるDRAM
のメモリセルの断面構造図である。
【図2】図2は、この発明の第1実施例によるDRAM
のメモリセルの製造工程の第1工程を示す断面構造図で
ある。
【図3】図3は、この発明の第1実施例によるDRAM
のメモリセルの製造工程の第2工程を示す断面構造図で
ある。
【図4】図4は、この発明の第1実施例によるDRAM
のメモリセルの製造工程の第3工程を示す断面構造図で
ある。
【図5】図5は、この発明の第1実施例によるDRAM
のメモリセルの製造工程の第4工程を示す断面構造図で
ある。
【図6】図6は、この発明の第1実施例によるDRAM
のメモリセルの製造工程の第5工程を示す断面構造図で
ある。
【図7】図7は、この発明の第1実施例によるDRAM
のメモリセルの製造工程の第6工程を示す断面構造図で
ある。
【図8】図8は、この発明の第1実施例によるDRAM
のメモリセルの製造工程の第7工程を示す断面構造図で
ある。
【図9】図9は、この発明の第1実施例によるDRAM
のメモリセルの製造工程の第8工程を示す断面構造図で
ある。
【図10】図10は、この発明の第1実施例によるDR
AMのメモリセルの製造工程の第9工程を示す断面構造
図である。
【図11】図11は、この発明の第1実施例によるDR
AMのメモリセルの製造工程の第10工程を示す断面構
造図である。
【図12】図6に対応するキャパシタの下部電極の断面
拡大模式図である。
【図13】図7に対応するキャパシタの下部電極の部分
拡大断面図である。
【図14】図8に対応するキャパシタの下部電極の部分
拡大断面図である。
【図15】この発明による化学気相成長法により形成さ
れたキャパシタの断面構造を模式的に示した断面図であ
る。
【図16】この発明の第1の実施例による製造方法によ
り製造されたキャパシタの断面構造を模式的に示した断
面構造図である。
【図17】この発明の第2の実施例による製造方法によ
り製造されたキャパシタの断面構造を模式的に示した断
面構造図である。
【図18】この発明の第2の実施例によるDRAMのメ
モリセルの製造工程の主要な第1工程を示す断面構造図
である。
【図19】図18に示す製造工程に引続いて行なわれる
製造工程を示す断面構造図である。
【図20】図19に示す製造工程に引続いて行なわれる
製造工程を示す断面構造図である。
【図21】この発明の第1の実施例において形成される
シリコン酸化膜とキャパシタの容量増加率との関係を示
す相関図である。
【図22】この発明の第1の実施例において形成される
シリコン酸化膜とキャパシタの平均寿命の関係を示す相
関図である。
【図23】この発明の第2の実施例により形成されるキ
ャパシタの印加電圧と平均寿命との関係を示す相関図で
ある。
【図24】従来のDRAMのメモリセルの断面構造図で
ある。
【図25】図24に示されるDRAMのメモリセルの製
造工程の第1工程を示す断面構造図である。
【図26】図24に示される従来のDRAMのメモリセ
ルの製造工程の第2工程を示す断面構造図である。
【図27】図24に示される従来のDRAMのメモリセ
ルの製造工程の第3工程を示す断面構造図である。
【図28】従来のキャパシタの一部を示す部分断面構造
図である。
【符号の説明】
20 キャパシタ 21 下部電極 22 誘電体層 23 上部電極 25 シリコン酸化膜 210a、210b 多結晶シリコン層 210c シリコン層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上にシリコン層からなる第1
    電極層と、誘電体層と、第2電極層との積層構造からな
    るキャパシタを有する半導体装置の製造方法であって、 化学気相成長法を用いて第1電極層となるべき多結晶と
    アモルファスとの遷移状態にあるシリコン層を形成する
    工程と、 凹凸を有する前記シリコン層の表面を酸化し、前記シリ
    コン層の表面にシリコン酸化膜を形成する工程と、 少なくとも前記シリコン酸化膜を除去し、前記シリコン
    層の表面を露出させる工程と、 前記シリコン層の表面上に誘電体層を形成する工程と、 前記誘電体層の表面上に第2電極層を形成する工程とを
    備えた、半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 半導体基板上にシリコン層からなる第1
    電極層と、誘電体層と、第2電極層との積層構造からな
    るキャパシタを有する半導体装置の製造方法であって、 化学気相成長法を用いて第1電極層となるべき多結晶シ
    リコンとアモルファスとの遷移状態にあるシリコン層を
    形成する工程と、 前記シリコン層の表面が露出した状態で前記シリコン層
    を加熱処理する工程と、 前記シリコン層の表面上に誘電体層を形成する工程と、 前記誘電体層の表面上に第2電極層を形成する工程とを
    備えた、半導体装置の製造方法。
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