JPH08250677A - 半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置及びその製造方法

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JPH08250677A
JPH08250677A JP7349062A JP34906295A JPH08250677A JP H08250677 A JPH08250677 A JP H08250677A JP 7349062 A JP7349062 A JP 7349062A JP 34906295 A JP34906295 A JP 34906295A JP H08250677 A JPH08250677 A JP H08250677A
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JP
Japan
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film
trench
conductive film
memory device
semiconductor memory
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JP7349062A
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English (en)
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Shoichi Iwasa
昇一 岩佐
Tomofune Tani
智船 谷
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/01Manufacture or treatment
    • H10B12/02Manufacture or treatment for one transistor one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/03Making the capacitor or connections thereto
    • H10B12/038Making the capacitor or connections thereto the capacitor being in a trench in the substrate
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/30DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/37DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells the capacitor being at least partially in a trench in the substrate
    • H10B12/373DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells the capacitor being at least partially in a trench in the substrate the capacitor extending under or around the transistor

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 DRAMメモリセルの高さを低減し、且つ容
量を高める。 【解決手段】 トレンチ2の内面及び素子分離領域には
シールドゲート絶縁膜3を介してシールドゲート併合型
セルプレート電極4が形成され、シールドゲート併合型
セルプレート電極4に所定の電圧を印加することにより
キャパシタを構成するセルプレート電極として機能させ
る。また、シールドゲート併合型セルプレート電極4に
より素子分離領域に寄生チャネルが発生することを防止
することができ素子分離構造としての機能も果たすこと
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体記憶装置お
よびその製造方法に関し、特に、素子分離がフィールド
シールド素子分離構造により行われるトレンチ型DRA
M(Dynamic Random Access Memory)等に好適な半導体
記憶装置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】1トランジスタ・1キャパシタ型のDR
AMメモリセルとしては、キャパシタを半導体基板上で
はなく積層したポリシリコンなどの間に形成したスタッ
ク型DRAMメモリセルと、半導体基板内に設けた溝
(トレンチ)の内面に沿ってキャパシタを形成したトレ
ンチ型メモリセル(H.Sunami,et al,I
EDM Tech.Dig.,pp.806−808,
Dec.1982およびM.Sakamoto et
al,“Buried Storage Electr
ode (BSE)Cell For Megabit
DRAMs”,IDEM 85,pp.710−71
3,1985など)とがある。また、DRAMメモリセ
ルにおける素子分離方式としては、トランジスタなどが
形成される素子形成領域(活性領域)をLOCOS(Lo
calized Oxidation of Silicon)構造により分離するL
OCOS素子分離方式と、素子分離領域に形成したシー
ルド電極により素子形成領域を分離するフィールドシー
ルド素子分離方式とがある。
【0003】上記トレンチ型DRAMメモリセルの集積
度を向上するために、電荷を蓄積するストレージノード
をトレンチ内部に設けることによってトレンチ間の間隔
を小さくすることが可能なLOCOS素子分離方式のい
わゆるリバーストレンチ型メモリセルが、N.Lu e
t al,“The SPT Cell−A newS
ubstrate−Plate Trench Cel
l For DRAMs”,IEDM 85,pp.7
71−772,1885に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなLOCOS素子分離方式のリバーストレンチ型メモ
リセルでは、トレンチ・キャパシタは素子形成領域にお
ける半導体基板内に形成されるため大容量化が困難であ
るとともに、LOCOS構造による素子分離領域を必要
とするため高集積化にも限界があるという問題がある。
【0005】一方、フィールドシールド素子分離方式に
よるスタック型DRAMの大容量化を図るために、キャ
パシタの下部電極の一部と素子分離用のシールド電極の
一部との間に誘電体膜を形成することが、特開平6−2
91276号公報(対応米国特許出願番号08/21
8,947)に開示されている。しかしながら、このよ
うなフィールドシールド素子分離方式によるスタック型
DRAMにおいては、スタックド・キャパシタ(Sta
cked Capacitor)を用いているため、ト
レンチ・キャパシタを用いるトレンチ型DRAMに比べ
て大容量化ができないという問題がある。
【0006】本発明の目的は、フィールドシールド素子
分離方式によるトレンチ型DRAMメモリセルの大容量
化および高集積化が図れる、半導体記憶装置およびその
製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体記憶装置
は、2つの素子形成領域、および該2つの素子形成領域
の間に配置された素子分離領域を有する半導体基板と、
前記素子分離領域における前記半導体基板上に形成され
た、前記2つの素子形成領域を電気的に分離するシール
ド電極と、前記素子分離領域における前記半導体基板内
に形成されたトレンチ・キャパシタであって、トレン
チ、少なくとも該トレンチの内面を覆うように形成され
た第1の導電層、少なくとも前記トレンチ内の前記第1
の導電層上に形成された誘電体層、および少なくとも前
記トレンチ内の前記誘電体層上に形成された第2の導電
層を有する前記トレンチ・キャパシタとを含む半導体記
憶装置であって、前記シールド電極と前記第1の導電層
とが一つの層で形成されている。
【0008】本発明の半導体記憶装置の製造方法は、2
つの素子形成領域、および該2つの素子形成領域の間に
配置された素子分離領域を有する半導体基板と、前記素
子分離領域における前記半導体基板上に形成された、前
記2つの素子形成領域を電気的に分離するシールド電極
と、前記素子分離領域における前記半導体基板内に形成
されたトレンチ・キャパシタであって、トレンチ少なく
とも該トレンチの内面を覆うように形成された第1の導
電層、少なくとも前記トレンチ内の前記第1の導電層上
に形成れさた誘電体層、および少なくとも前記トレンチ
内の前記誘電体層上に形成された第2の導電層を有する
前記トレンチ・キャパシタとを含む半導体記憶装置を製
造するための半導体記憶装置の製造方法であって、前記
シールド電極と前記第1の導電層とを一つの層で形成す
る工程を含む。
【0009】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)本発明の半導体記憶装置の第1の実
施形態によるリバース・トレンチ・キャパシタ型DRA
Mでは、図1および図2に示すように、P型シリコン基
板1は、トランジスタが形成される素子形成領域30
と、素子形成領域30の両側に配置された素子分離領域
31、32とを有する。P型シリコン基板1の素子形成
領域30には、ゲート電極9と、ドレインまたはソース
として機能する低濃度不純物拡散層11および高濃度不
純物拡散層15と、ソースまたはドレインとして機能す
る低濃度不純物拡散層12および高濃度不純物拡散層1
6とをそれぞれ有する2つのトランジスタが、高濃度不
純物拡散層16を共用する形で、並んで形成されてい
る。P型シリコン基板1の図示右側の素子分離領域31
には、その内面に沿ってトレンチ・キャパシタが形成さ
れるトレンチ2が形成されているとともに、セルプレー
ト電極4が少なくともトレンチ2の内面を覆うように形
成されている。また、P型シリコン基板1の図示右側の
素子分離領域31には、容量絶縁膜5が少なくともトレ
ンチ2内のセルプレート電極4上に形成されているとと
もに、ストレージ電極6が少なくともトレンチ2内の容
量絶縁膜5上に形成されている。ここで、セルプレート
電極4は、素子形成領域30をその右隣の素子形成領域
(不図示)と電気的に分離するシールド電極として機能
するとともに、トレンチ・キャパシタの第1の導電層と
しても機能する。容量絶縁膜5は、トレンチ・キャパシ
タの誘電体層として機能する。ストレージ電極6は、ト
レンチ・キャパシタの第2の導電層として機能する。し
たがって、このリバース・トレンチ・キャパシタ型DR
AMは、互いに隣り合う2つの素子形成領域を電気的に
分離するシールド電極とトレンチ・キャパシタの第1の
導電層とが一つの層で形成されている点を特徴の一つと
する。
【0010】また、このリバース・トレンチ・キャパシ
タ型DRAMでは、ストレージ電極6は、ストレージ、
コンタクト14を介して、素子形成領域30の図示右側
に形成されたトランジスタのソースまたはドレインとし
て機能する高濃度不純物拡散層15と電気的に接続され
ている。したがって、このリバース・トレンチ・キャパ
シタ型DRAMは、トレンチ・キャパシタのストレージ
電極6(すなわち、トレンチ・キャパシタの上部電極)
がトランジスタのソースまたはドレインと電気的に接続
されている点で、トレンチ・キャパシタの下部電極がト
ランジスタのソースまたはドレインと電気的に接続され
る従来のリバース・トレンチ・キャパシタ型DRAMと
異なる。
【0011】なお、素子形成領域30の図示左側に形成
されたトランジスタ用のトレンチ・キャパシタは、図2
図示左側の素子分離領域32におけるP型シリコン基板
1内に、上述したトレンチ・キャパシタと同様にして形
成されている。
【0012】次に、本実施形態のリバース・トレンチ・
キャパシタ型DRAMの構造について、図2を参照し
て、詳細に説明する。
【0013】素子分離領域31、32のP型シリコン基
板1内にはトレンチ2が形成され、トレンチ2の内面及
び素子分離領域31、32にはシールドゲート絶縁膜3
を介してシールドゲート併合型セルプレート電極4が形
成されている。また、シールドゲート併合型セルプレー
ト電極4の上部には、シリコン酸化膜の間にシリコン窒
化膜を挟んだONO構造の容量絶縁膜5を介してストレ
ージ電極6が形成され、ストレージ電極6の上部は第1
キャップ酸化膜7で覆われている。ここで、図1に示す
ように、ストレージ電極6は各メモリセル毎に分割さ
れ、その下方のシールドゲート併合型セルプレート電極
4を対向電極とするトレンチ・キャパシタが形成され
る。シールドゲート併合型セルプレート電極4により素
子分離された素子形成領域30には、ゲート酸化膜8を
介してワード線を兼ねるゲート電極9が形成され、ゲー
ト電極9はその上部に形成された第2キャップ酸化膜1
0とその側壁に形成されたサイドウォール絶縁膜13と
で覆われている。また、ゲート電極9の両側には、LD
D層となる低濃度不純物拡散層11、12を介して高濃
度不純物拡散層15、16が形成されている。図示右側
の高濃度不純物拡散層15の表面上には、不純物の拡散
源として用いられる第1のパッド多結晶シリコン膜18
が形成されている。ここで、第1のパッド多結晶シリコ
ン膜18はビット線21と平行な方向に延伸され、第1
キャップ酸化膜7に形成されたストレージコンタクト1
4を通して、各メモリセルに付随するストレージ電極6
と接続されている。
【0014】一方、図示左側の高濃度不純物拡散層16
は2つのゲート電極9で共有され、高濃度不純物拡散層
16の表面上には、不純物の拡散源として用いられる第
2のパッド多結晶シリコン膜17が形成されている。ま
た、図1に示すように、ビット線21が、第2のパッド
多結晶シリコン膜17上の第1層間絶縁膜19を介して
ゲート電極9と直交する方向に形成されている。ビット
線21は、第1層間絶縁膜19に形成されたビットコン
タクト20を介して第2のパッド多結晶シリコン膜17
に接続されている。
【0015】以上の構成において、シールドゲート併合
型セルプレート電極4は、例えば、1.65V〔0.5
CC(ここで、VCCは電源電圧)〕の電圧を印加するこ
とによりセルプレート電極として機能させることがで
き、シールドゲート併合型セルプレート電極4とストレ
ージ電極6との間で構成されるキャパシタにアクセスト
ランジスタを介して電荷を出し入れすることにより、情
報を記憶することができる。一方、シールドゲート併合
型セルプレート電極4に印加された電圧によりP型シリ
コン基板1の表面に寄生チャネルが発生する電圧(フィ
ールド閾値電圧)は、P型シリコン基板1の基板表面濃
度によって異なる。従って、P型シリコン基板1の基板
表面濃度を、例えば、1016cm-2以上とすることにより
前記フィールド閾値電圧を2.0V以上とすることがで
き、シールドゲート併合型セルプレート電極4は素子分
離構造としての機能も果たすことができる。さらに、O
NO構造の容量絶縁膜5を間に挟んだシールドゲート併
合型セルプレート電極4とストレージ電極6とをトレン
チ2内にも形成しているので、メモリセルの高さを高く
することなくメモリセルの容量を容易に増加させること
ができる。
【0016】次に、本発明の第1の実施形態による半導
体記憶装置の製造方法について、図1、図2に示したリ
バーストレンチキャパシタ型DRAMを例にとって図3
〜図6を参照しながら説明する。
【0017】まず、図3(a)に示すように、基板表面
濃度が1016cm-2以上のP型シリコン基板1をCF4
SF6 、或いはCClF4 などのフッ素を含む化合物を
用いて選択的にエッチングすることにより、穴径が0.
5μm程度で深さが3〜4μm程度のトレンチ2を形成
する。そして、化学気相成長法または熱酸化によりシー
ルドゲート絶縁膜(パッド酸化膜)3を形成した後、化
学気相成長法により燐や砒素などのN型不純物がドープ
された多結晶シリコン膜を形成し、素子形成領域30と
なる部分をエッチングにより除去することによりシール
ドゲート併合型セルプレート電極4を形成する。
【0018】次に、図3(b)に示すように、化学気相
成長法により、シリコン窒化膜をシールドゲート併合型
セルプレート電極4上に堆積し、水蒸気雰囲気中で85
0〜900℃の温度で15〜30分程度の時間の熱処理
を行うことにより、ONO構造の容量絶縁膜5を形成す
る。その後、化学気相成長法により、燐や砒素などのN
型不純物がドープされた多結晶シリコン膜6′及びシリ
コン酸化膜7′を順次堆積する。
【0019】次に、図4(a)に示すように、素子形成
領域30上のシリコン酸化膜7′、多結晶シリコン膜
6′、容量絶縁膜5及びシールドゲート絶縁膜3を除去
するとともに素子分離領域31、32上のシリコン酸化
膜7′、多結晶シリコン膜6′及び容量絶縁膜5を選択
的に除去することにより各メモリセル毎に多結晶シリコ
ン膜6′を分離し、図1に示すような形状を有するスト
レージ電極6と第1キャップ酸化膜7とを形成する。
【0020】次に、図4(b)に示すように、水蒸気雰
囲気中で700〜800℃の温度で15〜30分程度の
時間の熱処理を行うことにより、ゲート酸化膜8を素子
形成領域30に形成した後、化学気相成長法によりN型
不純物がドープされた多結晶シリコン膜及びシリコン酸
化膜を堆積し、前記多結晶シリコン膜と前記シリコン酸
化膜とをパターニングすることにより、ワード線を兼ね
るゲート電極9及び第2キャップ酸化膜10を形成す
る。
【0021】次に、図5(a)に示すように、シールド
ゲート併合型セルプレート電極4、ストレージ電極6及
びゲート電極9をマスクとしてN型不純物を自己整合的
にイオン注入することにより、アクセストランジスタの
LDD層となる低濃度N型不純物拡散層11、12を形
成する。この時、N型不純物として例えば燐を用いた場
合、エネルギーを50〜70keV、ドーズ量を1〜3
×1013cm-2としてイオン注入を行う。その後、化学
気相成長法によりシリコン酸化膜を堆積し、前記シリコ
ン酸化膜のエッチバックを行うことにより、ゲート電極
9の側壁にサイドウォール絶縁膜13を形成する。な
お、ゲート電極9の側壁にサイドウォール絶縁膜13を
形成する時に、シールドゲート併合型セルプレート電極
4及びストレージ電極6の側壁にもサイドウォール絶縁
膜が形成される。
【0022】次に、図5(b)に示すように、フォトリ
ソグラフィー及びエッチング技術によりストレージ電極
6上の第1キャップ酸化膜7を選択的に除去し、ストレ
ージコンタクト14を形成する。
【0023】次に、図6(a)に示すように、化学気相
成長法により多結晶シリコン膜を堆積し、前記多結晶シ
リコン膜をパターニングすることにより、低濃度不純物
拡散層12が形成されたP型シリコン基板1の表面を覆
う第2のパッド多結晶シリコン膜17と、低濃度不純物
拡散層11が形成されたP型シリコン基板1の表面を覆
うとともに、ビット線21と平行な方向に延伸されてス
トレージコンタクト14を通してストレージ電極6と接
続された第1のパッド多結晶シリコン膜18とを形成す
る。そして、エネルギーが80〜90keV、ドーズ量
が1〜3×1016cm-2の条件で砒素のイオン注入を行
うことにより、第2のパッド多結晶シリコン膜17及び
第1のパッド多結晶シリコン膜18にN型不純物を導入
する。なお、このイオン注入は、前記多結晶シリコン膜
をパターニングする前に行ってもよい。
【0024】次に、図6(b)に示すように、化学気相
成長法により燐及び硼素を含むシリコン酸化膜を堆積し
て第1層間絶縁膜19(以下、「BPSG膜19」)を
形成した後、850〜900℃の熱処理を行うことによ
りBPSG膜19のリフロー平坦化を行うとともに、第
2のパッド多結晶シリコン膜17及び第1のパッド多結
晶シリコン膜18内のN型不純物をP型シリコン基板1
内に拡散させてアクセストランジスタのソース/ドレイ
ンとなる高濃度N型不純物拡散層15、16を形成す
る。そして、フォトリソグラフィー及びエッチング技術
により第2のパッド多結晶シリコン膜17上のBPSG
膜19を選択的に除去することにより、ビットコンタク
ト20を形成する。その後、スパッタ法によりアルミニ
ウムを堆積し、フォトリソグラフィー及びエッチング技
術によりパターニングを行ってビットコンタクト20を
介して第2のパッド多結晶シリコン膜17と接続された
ビット線21を形成する。
【0025】以上、本発明の第1の実施形態について説
明したが、本発明はこれに限定されることなく様々な変
更が可能である。例えば、図7に示すように、高濃度不
純物拡散層15に接続するN型不純物拡散層23をトレ
ンチ2及び素子分離領域31、32の表面に沿って各メ
モリセル毎に設けることにより、シールドゲート併合型
セルプレート電極4を対向電極とし、シールドゲート絶
縁膜3を容量絶縁膜とするキャパシタが形成され、各メ
モリセルの容量を増加することができる。
【0026】このN型不純物拡散層23の形成方法は、
半導体基板1にトレンチを形成した後、図1の斜線領域
A以外の半導体基板1をレジスト(不図示)で覆った
後、イオン注入法により、レジスト(不図示)をマスク
にして斜線領域A内のみの半導体基板1及びトレンチ2
内表面全体にN型不純物を注入する。その後、半導体基
板に熱処理を施し、N型不純物が注入された斜線領域A
の半導体基板1及びトレンチ2内にN型不純物拡散層2
3を形成する。この斜線領域Aは、少なくともトレンチ
2内表面全体を含む領域である。このN型不純物拡散層
23は、低濃度不純物拡散層8又は高濃度の不純物拡散
層15と接続できるように形成する。また、N型不純物
拡散層23が、シールドゲート絶縁膜3を介してシール
ド電極4と対向するように形成する。
【0027】なお、上述したN型不純物拡散層23を形
成した後、前記レジスト(不図示)を除去した後、本発
明の第1の実施の形態による半導体記憶装置の製造方法
と同じ手順(図3(a)〜図6(b)、図2)で行えば
図7のように半導体記憶装置を形成することができ
る。」
【0028】また、容量絶縁膜5は、TaO5 膜やBa
TiO3 膜又はBaTiO3 膜などの高誘電体膜でもよ
く、ゲート電極9やビット線21はタングステンやモリ
ブデンなどのシリサイド膜やポリサイド膜であってもよ
い。さらに、高濃度N型不純物拡散層15、16は、サ
イドウォール絶縁膜13を形成した後、ゲート電極9と
サイドウォール絶縁膜13とをマスクとしてイオン注入
により形成してもよい。
【0029】第1の実施形態では、シールドゲート絶縁
膜3上にセルプレート電極4を形成したが、シールドゲ
ート絶縁膜3を形成しないで、直接トレンチ2内面を覆
うセルプレート電極4を形成してもよい。セルプレート
電極4が、半導体基板1の上に設けられ、ある電位に設
定することにより、半導体基板1表面に形成された相隣
る素子形成領域30間を電気的に分離するための第1の
部分と、この第1の部分と電気的に接続し、前記半導体
基板1に前記第1の部分と同層で形成され、且つ、トレ
ンチ2の内面を少なくとも覆うように形成された第2の
部分とを有する導電性の膜であればよい。すなわち、シ
ールドゲート絶縁膜3を介してセルプレート電極4を形
成しなくとも電気的に素子形成領域30間を分離するこ
とも可能である。
【0030】また、第1の実施の形態では、半導体基板
1内にトレンチ2を形成したが、トレンチ2を半導体基
板1上に形成された層間絶縁膜(不図示)の所望位置
(素子分離領域31、32全体含む)にトレンチ2を形
成してもよい。その場合、素子分離領域31、32を含
む領域に形成されたトレンチ2の底面が前記半導体基板
1表面となるように形成し、トレンチ2の底面全体にシ
ールドゲート絶縁膜3を形成する。その後、シールドゲ
ート絶縁膜3上全体及びトレンチ2内表面を覆うセルプ
レート電極4を形成し、その後、セルプレート電極4上
に容量絶縁膜5を形成する。その後、容量絶縁膜5上に
ストレージ電極6を形成してもよい。半導体基板1表面
に形成された相隣る素子形成領域30間を電気的に分離
する素子分離領域31、32は、シールドゲート絶縁膜
3を介してトレンチの底面である半導体基板1と対向す
るセルブレート電極4によって行う。なお、ストレージ
電極4は、素子形成領域に形成されたトランジスタのソ
ース・ドレインの一方と電気的に接続されている。
【0031】(第2の実施形態)本発明の半導体記憶装
置の第2の実施形態によるリバース・トレンチ・キャパ
シタ型DRAMでは、図8(a)および図8(b)に示
すように、1つのDRAMメモリセルが、素子形成領域
550におけるP型シリコン記録媒体511内に形成さ
れたトランスファーゲートであるMOSトランジスタ5
30と、素子分離領域551、551におけるP型シリ
コン基板511内に形成されたトレンチ505の内面に
沿って形成されたトレンチ・キャパシタ532とから構
成されている。
【0032】P型シリコン基板511は、表面濃度が1
×1016cm-2以上のものである。MOSトランジスタ
530は、P型シリコン基板511上にゲート酸化膜5
10を介して形成されたゲート電極(ワード線)503
と、P型シリコン基板511内の表面近傍部分に形成さ
れた、ゲート電極503下のチャネル部分を介して対向
するソースおよびドレインとして機能する一対の不純物
拡散層502a、502bとを有する。なお、一つの素
子形成領域550には、2つのMOSトランジスタ53
0が−不純物拡散層502aを共用する形で、並んで形
成されている。不純物拡散層502aは、層間絶縁膜で
あるBPSG膜512に開孔されたビット・コンタクト
507においてビット線508に電気的に接続されてい
る。なお、ゲート電極(ワード線)503およびビット
機508はそれぞれ、多結晶シリコン膜とシリサイド層
とが積層されたポリサイド配線である。
【0033】トレンチ・キャパシタ532は、多結晶シ
リコン膜からなるセルプレート電極501と、ONO膜
からなる容量絶縁膜514と、多結晶シリコン膜からな
るストレージ電極506とから構成されている。すなわ
ち、トレンチ・キャパシタ532は、少なくともトレン
チ505の内面を覆うように形成されたパッド酸化膜5
15上に形成されたセルプレート電極501と、少なく
ともトレンチ505内のセルプレート電極501上に形
成された容量絶縁膜514と、少なくともトレンチ50
5内の容量絶縁膜514上にセルプレート電極501と
対向して形成されたストレージ電極506とから構成さ
れている。ストレージ電極506の側面に形成されたサ
イドウォール導電膜518は、多結晶シリコンからなる
とともに、リンがドープされているため導電性を有す
る。したがって、ストレージ電極506はサイドウォー
ル導電膜518を介してMOSトランジスタ530の不
純物拡散層502bと電気的に接続されている。
【0034】トレンチ・キャパシタ532は、電荷を蓄
積するストレージ電極506がトレンチ505の内部に
形成されるリバース・トレンチ型であるため、隣接する
トレンチ505間でリーク電流が発生することがほとん
どない。したがって、トレンチ505を互いに比較的接
近させて形成することができるため、集積度を向上させ
ることができる。
【0035】トレンチ・キャパシタ532のセルプレー
ト電極501は、素子分離領域551、552における
トレンチ505の内面以外のP型シリコン基板511上
にもパッド酸化膜515を介して形成されており、素子
形成領域550を隣接する素子形成領域(不図示)と電
気的に分離する、フィールドシールド素子分離構造のシ
ールドプレート電極としても機能する。
【0036】容量絶縁膜514が形成されていないセル
プレート電極501上には、シリコン酸化膜504が形
成されている。また、ストレージ電極506およびサイ
ドウォール導電膜518上には、キャップ酸化膜516
が形成されている。さらに、ビット線508上には、B
PSG膜513が形成されており、BPSG膜513上
には、配線層517がパターン形成されている。
【0037】本実施形態のリバース・トレンチ・キャパ
シタ型DRAMでは、セルプレート電極501をパッド
酸化膜515を介してP型シリコン基板511上に形成
しているので、セルプレート電極501の電位をP型シ
リコン基板511の電位と独立に(1/2)VCC=1.
65[V]に制御することができる。したがって、容量
絶縁膜514に加わる電界強度を小さくすることができ
るため、容量絶縁膜514の耐久性を向上させることが
できるとともに、リーク電流の発生を大幅に抑制するこ
とができる。その結果、容量絶縁膜514の膜厚を小さ
くしてキャパシタ容量の増大を図ることができ、ひいて
はメモリセルの微細化を図ることができる。
【0038】一般に、P型シリコン基板511の表面濃
度が1×1015cm-2以上のときには、素子分離領域5
51、552に寄生チャネルが生じるしきい値電圧は
2.0[V]以上である。したがって、本実施形態のリ
バース・トレンチ・キャパシタ型DRAMでは、トレン
チ・キャパシタ532の一方の導電層として機能するセ
ルプレート電極501に1.65[V]の電位が印加さ
れているので、素子分離領域551、552におけるP
型シリコン基板511の表面の導電型が反転せず、寄生
チャネルが生じることがない。すなわち、セルプレート
電極501は、フィールドシールド素子分離構造のシー
ルドプレート電極としても機能する。
【0039】次に、本発明の第2の実施形態による半導
体記憶装置の製造方法について、図8(a)、8(b)
に示したリバース・トレンチ・キャパシタ型DRAMの
製造方法を例にとって図9〜図11を参照しながら説明
する。
【0040】まず、図9(a)に示すように、エッチン
グガスとしてフッ素を含む化合物を用い、P型シリコン
基板511に穴径0.5μmで深さ4〜5μm程度のト
レンチ505を形成する。しかる後、トレンチ505の
内面を含むP型シリコン基板511の全面にパッド酸化
膜515を形成する。
【0041】次に、図9(b)に示すように、トレンチ
505の内面を含むP型シリコン基板511の全面に多
結晶シリコン膜をCVD法で形成した後、トレンチ50
5を埋め込むようにしてP型シリコン基板511の全面
にシリコン酸化膜をCVD法で形成する。しかる後、こ
れらのシリコン酸化膜及び多結晶シリコン膜を、トレン
チ505内部及びシリコン基板511の素子分離領域5
51、552上にのみ残存するようにパターニングし
て、セルプレート電極501及びシリコン酸化膜504
を形成する。
【0042】次に、図9(c)に示すように、図示省略
したフォトレジストのエッチングマスクを用い、隣接す
るトレンチ505間のセルプレート電極501上以外に
存在するシリコン酸化膜504とセルプレート電極50
1に覆われていない部分のパッド酸化膜515とを、フ
ッ酸(HF)を含む希釈溶液によりウエットエッチング
で夫々除去する。
【0043】次に、図9(d)に示すように、P型シリ
コン基板511の全面にCVD法によって膜厚5nm程
度のシリコン窒化膜を形成し、さらに、スチーム雰囲気
で温度850〜900℃、15〜30分間の熱処理を施
して、シリコン窒化膜上に熱酸化によりシリコン酸化膜
を形成する。これによって、自然酸化膜、シリコン窒化
膜及びシリコン酸化膜からなるONO膜514’がP型
シリコン基板511の全面に形成される。
【0044】次に、図10(a)に示すように、ONO
膜514’を介してセルプレート電極501と対向する
N型多結晶シリコン膜を、トレンチ505を埋め込むよ
うにCVD法によって形成した後、この多結晶シリコン
膜上にシリコン酸化膜516aをやはりCVD法によっ
て形成する。しかる後、トレンチ505を埋め込む多結
晶シリコン膜、シリコン酸化膜516a及びONO膜5
14’を、トレンチ505及びその近傍にのみ残存する
ように異方性エッチングにより選択的に除去する。これ
によって、トレンチ505を埋め込む多結晶シリコン膜
がストレージ電極506の形状に加工されるとともに、
ONO構造の容量絶縁膜514が形成される。
【0045】次に、図10(b)に示すように、膜厚2
0nm程度のN型多結晶シリコン膜をCVD法によって
P型シリコン基板511の全面に形成した後、これを異
方性エッチングによりエッチバックすることによって、
ストレージ電極506の両側部にサイドウォール導電膜
518を形成する。このサイドウォール導電膜518は
ストレージ電極506と電気的に接続している。さら
に、スチーム雰囲気で温度700〜800℃、15〜3
0分間の熱処理を施し、素子形成領域550のシリコン
基板511表面に熱酸化によりゲート酸化膜510を形
成するとともに、サイドウォール導電膜518およびス
トレージ電極506上にキャップ酸化膜516を形成す
る。この熱処理の際に、サイドウォール導電膜518中
のリンがシリコン基板511内に拡散し、シリコン基板
511内の表面近傍部分にN型の不純物拡散層502b
が形成される。尚、ゲート酸化膜510は、上記熱処理
によって形成されたシリコン酸化膜の素子領域の部分を
一旦除去した後に、別の熱処理で形成してもよい。
【0046】次に、図11(a)に示すように、P型シ
リコン基板511の全面にN型多結晶シリコン膜及びシ
リサイド層を順次形成し、これをパターニングして、ポ
リサイドのゲート電極(ワード線)503を形成する。
このとき、ゲート電極503の一部がサイドウォール導
電膜518上及びストレージ電極506の端部上に延在
するようにパターニングする。
【0047】次に、図11(b)に示すように、ゲート
電極503をマスクとして、加速電圧50〜70ke
V、3×1015〜5×1015cm-2程度のドーズ量でリ
ンをシリコン基板511にイオン注入する。これによっ
て、シリコン基板511の表面近傍部分にN型不純物拡
散層502aが形成される。しかる後、常圧CVD法に
よってBPSG膜512をP型シリコン基板511の全
面に堆積し、温度850〜900℃の熱処理を施して、
これをリフローさせ、表面を平坦化する。さらに、N型
不純物拡散層502aに達するビットコンタクト507
をBPSG膜512に開孔した後、スパッタリング及び
フォトリソグラフィによりN型不純物拡散層502aと
接続するポリサイドのビット線508をパターン形成す
る。しかる後、BPSG膜513を形成し、さらに配線
層517をパターン形成する。
【0048】本実施形態の製造方法においては、トレン
チ・キャパシタ532のストレージ電極506の側部に
形成したサイドウォール導電膜518からのリンの拡散
によってMOSトランジスタ530の一方のN型不純物
拡散層502bを形成するので、ストレージ電極506
とN型不純物拡散層502bとを自己整合的に接続する
ことができる。従って、ストレージコンタクトのための
特別の設計上のマージンを設ける必要がなくなり、ひい
てはメモリセルのサイズをより微細化することができ
る。
【0049】(第3の実施形態)本発明の半導体記憶装
置の第3の実施形態によるリバース・トレンチ・キャパ
シタ型DRAMでは、図12に示すように、素子分離領
域601におけるシリコン基板211内に形成されたト
レンチ205の内面が凹凸形状とされている点、トレン
チ205内におけるパッド酸化膜(シールドゲート酸化
膜)215の両面、多結晶シリコン膜からなるセルプレ
ート電極201の両面、ONO構造の容量絶縁膜214
の両面およびストレージ電極として機能するパッド電極
247bの容量絶縁膜214側の面がそれぞれ凹凸形状
とされている点で、図8(a)および図8(b)に示し
た本発明の半導体記憶装置の第2の実施形態によるリバ
ース・トレンチ・キャパシタ型DRAMと大きく異な
る。これにより、本実施形態によるリバース・トレンチ
・キャパシタ型DRAMでは、トレンチ・キャパシタ2
32のキャパシタ容量を大きくすることができる。
【0050】次に、本発明の第3の実施形態による半導
体記憶装置の製造方法について、図12に示したリバー
ス・トレンチ・キャパシタ型DRAMの製造方法を例に
とって図13〜図14を参照しながら説明する。
【0051】まず、図13(a)に示すように、エッチ
ングガスとしてフッ素を含む化合物を用い、素子分離領
域601におけるシリコン基板211内に、穴径0.5
μmで深さ4〜5μm程度のトレンチ205を形成す
る。しかる後に、膜生成温度570〜580℃、ガス
(N2 )圧力0.2Torr、ガス流量SiH4 20
0sccm程度、デポジット時間15分間程度、デポジ
ット後の熱処理(膜生成温度と同じ温度条件)時間15
分間程度の条件でLPCVD法により、トレンチ205
の内面に球形状の多結晶シリコン膜(粗面ポリシリコン
膜)を形成することにより(特開平7−86434号公
報参照)、トレンチ205の表面を凹凸形状にする。
【0052】次に、トレンチ205の内面を含むシリコ
ン基板211の全面に、酸化膜を形成する。このとき、
トレンチ205内の酸化膜の両面は、トレンチ205の
内面の凹凸形状に起因して、凹凸形状となる。その後、
この酸化膜上に、多結晶シリコン膜をCVD法で形成す
る。このとき、トレンチ205内の多結晶シリコン膜の
両面は、酸化膜の凹凸形状に起因して、凹凸形状とな
る。その後、トレンチ205を埋め込むようにして、シ
リコン基板211の全面に、シリコン酸化膜をCVD法
で形成する。その後、素子形成領域600上の酸化膜、
多結晶シリコン膜およびシリコン酸化膜をパターニング
除去して、図13(b)に示すように、トレンチ205
の内面および素子分離領域601におけるシリコン基板
211上に、パッド酸化膜215、セルプレート電極2
01およびシリコン酸化膜204を形成する。
【0053】続いて、シリコン基板211の全面にシリ
コン酸化膜を一旦形成したのち、このシリコン酸化膜を
素子形成領域600のシリコン基板211の表面が露出
するまでエッチングする。これにより、図13(b)に
示すように、パッド酸化膜215、セルプレート電極2
01およびシリコン酸化膜204の側面に、サイドウォ
ール酸化膜218が形成される。これまでの工程によ
り、セルプレート電極201をシールドプレート電極と
するフィールドシールド素子分離構造が形成される。
【0054】次に、図13(c)に示すように、フィー
ルドシールド素子分離構造で囲まれた素子形成領域60
0のシリコン基板211上に、熱酸化法により膜厚10
〜15nm程度のゲート酸化膜210を形成する。しか
る後、ゲート酸化膜210上に、リンドープ多結晶シリ
コン膜からなる膜厚100〜300nm程度のゲート電
極203およびシリコン窒化膜からなる膜厚100〜3
00nm程度のキャップ窒化膜241をパターン形成す
る。そして、シリコン基板211の全面に膜厚100〜
300nm程度のシリコン窒化膜をCVD法により一旦
形成した後、素子形成領域600におけるシリコン基板
211の表面が露出するまでこのシリコン窒化膜をエッ
チングすることにより、キャップ窒化膜241およびゲ
ート電極203の側面にサイドウォール窒化膜242を
形成する。ここまでの工程により、ゲート電極203の
周囲がゲート酸化膜210、キャップ窒化膜241およ
びサイドウォール窒化膜242で被覆されたゲート電極
構造が形成される。なお、フィールドシールド素子分離
構造上に形成されたゲート電極構造は、隣接するメモリ
セルのものである。
【0055】次に、図13(d)に示すように、トレン
チ205及びその近傍に開孔を有するフォトレジスト2
43をフォトリソグラフィによりパターン形成する。し
かる後、フォトレジスト243をマスクとして異方性エ
ッチングを施すことにより、フォトレジスト243で被
覆されていない領域のシリコン酸化膜204及びサイド
ウォール酸化膜218を除去する。この結果、トレンチ
205及びその近傍でセルプレート電極201が露出す
る。このとき、キャップ窒化膜241およびサイドウォ
ール窒化膜242があるために、フィールドシールド素
子分離構造の上に形成されたゲート電極構造のゲート電
極203が露出するのを防止することができる。なお、
図示されてはいないが、トレンチ205及びその近傍以
外の領域には、サイドウォール酸化膜218が残存して
いる。
【0056】次に、図14(a)に示すように、フォト
レジスト243を除去した後、シリコン基板211の全
面にCVD法によって膜厚5nm程度のシリコン窒化膜
を形成し、さらに、スチーム雰囲気で温度850〜90
0℃、15〜30分間の熱処理を施して、シリコン窒化
膜上に熱酸化によりシリコン酸化膜を形成する。これに
よって、自然酸化膜、シリコン窒化膜及びシリコン酸化
膜からなるONO膜がシリコン基板211の全面に形成
される。しかる後、フォトレジスト244をシリコン基
板211の全面に塗布し、このフォトレジスト244
を、フォトリソグラフィにより、トレンチ205及びフ
ィールドシールド素子分離構造を被覆するパターンに加
工する。そして、フォトレジスト244をマスクとし
て、シリコン基板211の表面が露出するまでONO膜
をエッチングすることにより、容量絶縁膜214を形成
する。
【0057】次に、図14(b)に示すように、フォト
レジスト244を除去した後、トレンチ205の内部を
含むシリコン基板211の全面に多結晶シリコン膜を、
トレンチ205を埋め込むようにCVD法により形成す
る。この多結晶シリコン膜は、ゲート電極203の両側
で露出したシリコン基板211の表面と接触するととも
に、トレンチ205の内部において容量絶縁膜214を
介してセルプレート電極201と対向する。しかる後、
この多結晶シリコン膜にイオン注入によりリンをドープ
してから、所定形状にパターニングされたフォトレジス
ト(図示せず)をマスクとして異方性エッチングを施す
ことにより、この多結晶シリコン膜をメモリセル毎にキ
ャップ窒化膜241の上で分断されたパターンに加工す
る(図15参照)。
【0058】この結果、上記多結晶シリコン膜は、パタ
ーン形成されたパッド電極247a、247bとなる。
パッド電極247bは、トレンチ205の内部において
容量絶縁膜214を介してセルプレート電極201と対
向することにより、トレンチ・キャパシタ232のスト
レージ電極としても機能する。
【0059】そして、このパッド電極247a、247
bにドープされたリンの熱拡散により、ゲート電極20
3の両側のシリコン基板211の表面部には一対の不純
物拡散層202a、202bが形成される。ここまでの
工程により、ゲート酸化膜210を介して形成されたゲ
ート電極203と、ソース・ドレインとしての不純物拡
散層202a、202bとを有するMOSトランジスタ
230が形成される。本実施形態では、パッド電極24
7a、247bを形成することにより、比較的接合の浅
い不純物拡散層202a、202bを形成することがで
きるとともに、後述するコンタクト孔207などを形成
する際のマスク合わせ余裕を大きくとることができる。
【0060】次に、図14(c)に示すように、常圧C
VD法によってBPSG膜212をシリコン基板211
の全面に堆積し、温度850〜900℃の熱処理を施し
て、これをリフローさせ、表面を平坦化する。さらに、
パッド電極247aに達するコンタクト孔207をBP
SG膜212に開孔した後、スパッタリング及びフォト
リソグラフィによりパッド電極247aと接続されるポ
リサイドのビット線208をパターン形成する。しかる
後、BPSG膜213を形成し、さらに配線層217を
パターン形成してからパッシベーション膜249を形成
して本実施形態のDRAMを得る。
【0061】本実施形態の製造方法においては、パッド
電極247a、247bを構成する多結晶シリコン膜を
形成する直前に、シリコン基板211と容量絶縁膜24
1とを同時に露出させるようにしているため、パッド電
極247bがトレンチ・キャパシタ232のストレージ
電極を兼ねるようにすることができる。従って、ストレ
ージ電極とMOSトランジスタのソース/ドレインとを
接続するために別の工程を行う必要なくなるとともに、
メモリセルの構造を簡略化することができる。
【0062】トレンチ205の内面を凹凸形状にする他
の方法としては、特開平5−167035号公報に記載
のように、SiH4 ガスを用いたLPCVD法によりト
レンチ205の内面にアモルファスシリコン膜を形成
し、しかる後、真空引きを行いながら570℃で1時間
熱処理を行うことにより、アモルファスシリコン膜の表
面での核生成及びマイグレーションによる結晶粒の成長
を誘起してアモルファスシリコン膜の表面に粗面ポリシ
リコン膜を形成する方法がある。
【0063】トレンチ205の内面を凹凸形状にするさ
らに他の方法としては、特開平5−90528号公報に
記載のように、シリコンからなる微小粒子を噴霧器など
を用いて分散させた後、この微小粒子を核として、CV
D法により多結晶シリコン膜を成長させる方法がある。
【0064】トレンチ205の内面を凹凸形状にするさ
らにもう一つの他の方法としては、特開平5−3155
43号公報に記載のように、流量200sccmのSi
4ガスを用い、温度550℃、圧力1Torr、時間
30分間の条件のLPCVD法によりアモルファスシリ
コン膜を形成し、基板温度を550℃に保って、反応ガ
ス供給を止め、窒素雰囲気で30分間アニールして多結
晶となったHSGシリコン(hemispherical-grain sili
con)を成長させる方法がある。
【0065】以上のようにして製造されたリバース・ト
レンチ・キャパシタ型DRAMは、図12に示すよう
に、シリコン基板211とセルプレート電極201とが
パッド酸化膜215により電気的に絶縁されているた
め、セルプレート電極201の電位を、シリコン基板2
11とは独立に、(1/2)VCC=1.65[V]に制
御することができる。したがって、容量絶縁膜214に
加わる電界強度を小さくすることができるので、容量絶
縁膜214の耐久性を向上させることができるととも
に、リーク電流の発生を大幅に制御することができる。
その結果、容量絶縁膜214の膜厚を小さくして、トレ
ンチ・キャパシタ232のキャパシタ容量の増大を図る
ことができ、ひいてはメモリセルの微細化を図ることが
できる。
【0066】なお、図12に示したキャップ窒化膜24
1の代わりに、下層がシリコン酸化膜で上層がシリコン
窒化膜からなる2層構造のキャップ絶縁膜を形成するよ
うにしてもよい。このように、シリコン酸化膜を付加す
ることにより、ゲート電極203の絶縁性を高めること
ができる。
【0067】(第4の実施形態)図12に示したリバー
ス・トレンチ・キャパシタ型DRAMでは、トレンチ2
05の内面を凹凸形状とすることにより、トレンチ・キ
ャパシタ232のセルプレート電極201とストレージ
電極として機能するパッド電極247bとの実効的な対
向面積を増加させて、トレンチ・キャパシタ232のキ
ャパシタ容量の増加を図っている。しかし、トレンチ・
キャパシタ232のキャパシタ容量の増加を図るために
は、トレンチ205の内面を凹凸形状とすることは必ず
しも必要ではなく、図16に示す本発明の半導体記憶装
置の第4の実施形態によるリバース・トレンチ・キャパ
シタ型DRAMのように、トレンチ1205内における
セルプレート電極1201のトレンチ205の内面と反
対側の面、容量絶縁膜1214の両面およびパッド電極
1247bの容量絶縁膜1214側の面をそれぞれ凹凸
形状とするだけでもよい。
【0068】次に、本発明の第4の実施形態による半導
体記憶装置の製造方法について、図16に示したリバー
ス・トレンチ・キャパシタ型DRAMの製造方法を例に
とって説明する。
【0069】まず、シリコン基板1211をCF4 やS
6 あるいはCClF4 などのフッ素を含む化合物を用
いて選択的にエッチングすることにより、穴径0.5μ
mで深さ4〜5μm程度のトレンチ1205を形成す
る。その後、トレンチ1205の内面を含むシリコン基
板1211の全面に酸化膜を形成したのち、この酸化膜
上に多結晶シリコン膜をCVD法で形成する。その後、
膜生成温度570〜580℃、ガス(N2 )圧力0.2
Torr、ガス流量SiH4 200sccm程度、デポ
ジット時間15分間程度、デポジット後の熱処理(膜生
成温度と同じ温度条件)時間15分間程度の条件で、L
PCVD法により、前記形成した多結晶シリコン膜の表
面に球状の多結晶シリコン膜(粗面ポリシリコン膜)を
形成することにより、前記形成した多結晶シリコン膜の
表面を凹凸形状にする。その後、前述した図13(b)
〜図14(c)に示したリバース・トレンチ・キャパシ
タ型DRAMと同様の製造工程を行う。
【0070】なお、多結晶シリコン膜の表面を凹凸形状
にする方法としては、前述した方法のほか、上述した特
開平5−167035号記載の方法、特開平5−905
28号記載の方法または特開平5−315543号記載
の方法を用いてもよい。
【0071】(第5の実施形態)本発明の半導体記憶装
置の第5の実施形態によるリバース・トレンチ・キャパ
シタ型DRAMは、図17に示すように、容量絶縁膜8
14とパッド電極847bとの間に多結晶シリコン膜か
らなるストレージ電極806を形成することにより、製
造工程における容量絶縁膜814の劣化を防止した点
で、図12に示した本発明の半導体記憶装置の第3の実
施形態によるリバース・トレンチ・キャパシタ型DRA
Mと異なる。
【0072】次に、本発明の第5の実施形態による半導
体記憶装置の製造方法について、図17に示したリバー
ス・トレンチ・キャパシタ型DRAMの製造方法を例に
とって図18を参照して説明する。
【0073】まず、図13(a)〜図13(d)に示し
た工程と同様の工程により、素子分離領域911におけ
るシリコン基板811内のトレンチ805、パッド酸化
膜815、セルプレート電極801、シリコン酸化膜8
04、ゲート酸化膜810、ゲート電極803、キャッ
プ窒化膜841およびサイドウォール窒化膜842をそ
れぞれ形成する。
【0074】続いて、図18(a)に示すように、フォ
トレジスト243(図13(d)参照)を除去したの
ち、トレンチ805の内部を含むシリコン基板811の
全面にONO膜および多結晶シリコン膜を形成する。そ
の後、フォトレジスト(不図示)をマスクとして異方性
エッチングを施して、ONO膜および多結晶シリコン膜
をトレンチ805の内面およびその近傍だけに残存する
パターンに加工することにより、トレンチ・キャパシタ
834のONO膜からなる容量絶縁膜814と多結晶シ
リコン膜からなるストレージ電極806を形成する。す
なわち、前記パターン加工後の多結晶シリコン膜は、ト
レンチ805の内部において容量絶縁膜814を介して
セルプレート電極801と対向するトレンチ・キャパシ
タ834のストレージ電極806となる。なお、前記パ
ターン加工後では、素子形成領域910におけるゲート
電極803の両側のシリコン基板811の表面が露出す
る。
【0075】次に、図18(b)に示すように、シリコ
ン基板811の全面に多結晶シリコン膜を形成する。こ
の多結晶シリコン膜は、ゲート電極803の両側で露出
したシリコン基板811の表面と接触するとともに、ス
トレージ電極806と接触する。しかる後、この多結晶
シリコン膜にイオン注入によりリンをドープしてから、
所定形状にパターニングされたフォトレジスト(図示せ
ず)をマスクとして異方性エッチングを施すことによ
り、この多結晶シリコン膜をメモリセル毎にキャップ窒
化膜841の上で分断されたパターンに加工する。
【0076】この結果、上記多結晶シリコン膜は、パタ
ーン形成されたパッド電極847a、847bとなり、
パッド電極847bは、ストレージ電極806と電気的
に接続される。そして、このパッド電極847a、84
7bにドープされたリンの熱拡散により、ゲート電極8
03の両側のシリコン基板811の表面部には一対の不
純物拡散層802a、802bが形成される。ここまで
の工程により、ゲート酸化膜810を介して形成された
ゲート電極803と、ソース/ドレインとしての不純物
拡散層802a、802bとを有するMOSトランジス
タ833が形成される。
【0077】次に、図18(c)に示すように、常圧C
VD法によってBPSG膜812をシリコン基板811
の全面に堆積し、温度850〜900℃の熱処理を施し
て、これをリフローさせ、表面を平坦化する。さらに、
パッド電極847aに達するコンタクト孔807をBP
SG膜812に開孔した後、スパッタリング及びフォト
リソグラフィによりパッド電極847aと接続されるポ
リサイドのビット線808をパターン形成する。しかる
後、BPSG膜813を形成し、さらに配線層817を
パターン形成してからパッシベーション膜849を形成
する。
【0078】本実施形態では、上記第3の実施形態の図
14(a)で説明したように、ONO膜からなる容量絶
縁膜814とフォトレジストとが接触することがないた
め、容量絶縁膜814が劣化せず、キャパシタ834の
リーク電流を抑制することができ、信頼性の高いDRA
Mを形成することができる。
【0079】以上の説明において、素子分離領域におけ
る半導体基板内に形成されるトレンチの形状は円筒形と
したが、他の形状であってもよい。
【0080】(第6の実施形態)次に、本発明の第6の
実施形態による半導体記憶装置の製造方法について、リ
バーストレンチキャパシタ型DRAMを例にとって図1
9〜図22を参照しながら説明する。
【0081】まず、図19(a)に示すように、基板表
面濃度が1016cm-2以上のP型シリコン基板1上に形成
された膜厚が4μmの酸化膜などからなる層間絶縁膜S
をCF4 などのフッ素を含む化合物を用いて選択的にエ
ッチングすることにより、穴径が0.5μm程度で深さ
が4μm程度のトレンチ2を形成する。エッチングは、
トレンチ2の底面がシリコン基板1となるまで行う。そ
して、化学気相成長法または熱酸化によりシールドゲー
ト絶縁膜(パッド酸化膜)3を形成した後、化学気相成
長法により燐や砒素などのN型不純物がドープされた多
結晶シリコン膜を形成し、素子形成領域30となる部分
をエッチングにより除去することによりシールドゲート
併合型セルプレート電極4を形成する。
【0082】次に、図19(b)に示すように、化学気
相成長法により、シリコン窒化膜をシールドゲート併合
型セルプレート電極4上に堆積し、水蒸気雰囲気中で8
50〜900℃の温度で15〜30分程度の時間の熱処
理を行うことにより、ONO構造の容量絶縁膜5を形成
する。その後、化学気相成長法により、燐や砒素などの
N型不純物がドープされた多結晶シリコン膜6′及びシ
リコン酸化膜7′を順次堆積する。その後、素子分離領
域31、32上のみにレジスト膜Reを形成し、このレ
ジスト膜Reをマスクとして素子形成領域30のシリコ
ン酸化膜7′、多結晶シリコン膜6′、容量絶縁膜5、
シールドゲート絶縁膜3、層間絶縁膜Sを順次エッチン
グする。エッチングは、素子形成領域30の半導体基板
1が露出するまで行う。
【0083】次に、図20(a)に示すように、レジス
ト膜Reを除去した後、素子形成領域30上のシリコン
酸化膜7′、多結晶シリコン膜6′、容量絶縁膜5及び
シールドゲート絶縁膜3を除去するとともに素子分離領
域31、32上のシリコン酸化膜7′、多結晶シリコン
膜6′及び容量絶縁膜5を選択的に除去することにより
各メモリセル毎に多結晶シリコン膜6′を分離し、図1
に示すような形状を有するストレージ電極6と第1キャ
ップ酸化膜7とを形成する。
【0084】次に、図20(b)に示すように、水蒸気
雰囲気中で700〜800℃の温度で15〜30分程度
の時間の熱処理を行うことにより、ゲート酸化膜8を素
子形成領域30に形成した後、化学気相成長法によりN
型不純物がドープされた多結晶シリコン膜及びシリコン
酸化膜を堆積し、前記多結晶シリコン膜と前記シリコン
酸化膜とをパターニングすることにより、ワード線を兼
ねるゲート電極9及び第2キャップ酸化膜10を形成す
る。なお、このゲート酸化膜8を形成する際、素子形成
領域30の溝の側壁のストレージ電極6は酸化される。
【0085】次に、図21(a)に示すように、シール
ドゲート併合型セルプレート電極4、ストレージ電極6
及びゲート電極9をマスクとしてN型不純物を自己整合
的にイオン注入することにより、アクセストランジスタ
のLDD層となる低濃度不純物拡散層11、12を形成
する。この時、N型不純物として例えば燐を用いた場
合、エネルギーを50〜70keV、ドーズ量を1〜3
×1013cm-2としてイオン注入を行う。その後、化学
気相成長法によりシリコン酸化膜を堆積し、前記シリコ
ン酸化膜のエッチバックを行うことにより、ゲート電極
9の側壁にサイドウォール絶縁膜13を形成する。な
お、ゲート電極9の側壁にサイドウォール絶縁膜13を
形成する時に、シールドゲート併合型セルプレート電極
4及びストレージ電極6の側壁にもサイドウォール絶縁
膜が形成される。
【0086】次に、図21(b)に示すように、フォト
リソグラフィー及びエッチング技術によりストレージ電
極6上の第1キャップ酸化膜7を選択的に除去し、スト
レージコンタクト14を形成する。
【0087】次に、図22(a)に示すように、化学気
相成長法により多結晶シリコン膜を堆積し、前記多結晶
シリコン膜をパターニングすることにより、低濃度不純
物拡散層12が形成されたP型シリコン基板1の表面を
覆う第2のパッド多結晶シリコン膜17と、低濃度不純
物拡散層11が形成されたP型シリコン基板1の表面を
覆うとともに、ビット線21と平行方向に延伸されてス
トレージコンタクト14を通してストレージ電極6と接
続された第1のパッド多結晶シリコン膜18とを形成す
る。そして、エネルギーが80〜90keV、ドーズ量
が1〜3×1016cm-2の条件で砒素のイオン注入を行
うことにより、第2のパッド多結晶シリコン膜17及び
第1のパッド多結晶シリコン膜18にN型不純物を導入
する。なお、このイオン注入は、前記多結晶シリコン膜
をパターニングする前に行ってもよい。
【0088】次に、図22(b)に示すように、化学気
相成長法により燐及び硼素を含むシリコン酸化膜を堆積
して第1層間絶縁膜19(以下、「BPSG膜19」)
を形成した後、850〜900℃の熱処理を行うことに
よりBPSG膜19のリフロー平坦化を行うとともに、
第2のパッド多結晶シリコン膜17及び第1のパッド多
結晶シリコン膜18内のN型不純物をP型シリコン基板
1内に拡散させてアクセストランジスタのソース/ドレ
インとなる高濃度N型不純物拡散層15、16を形成す
る。そして、フォトリソグラフィー及びエッチング技術
により第2のパッド多結晶シリコン膜17上のBPSG
膜19を選択的に除去することにより、ビットコンタク
ト20を形成する。その後、スパッタ法によりアルミニ
ウムを堆積し、フォトリソグラフィー及びエッチング技
術によりパターニングを行ってビットコンタクト20を
介して第2のパッド多結晶シリコン膜17と接続された
ビット線21を形成する。その後、ビット線21上を含
む半導体基板1上に層間絶縁膜22を形成する。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
シールドゲート電極とセルプレート電極とを兼用するこ
とにより、メモリセルの高さを低減することができ、且
つメモリセルの容量を増加できる。
【0090】以上説明したように、本発明によれば、フ
ィールドシールド素子分離構造のシールド電極(シール
ドゲート電極)とトレンチ・キャパシタのセルプレート
電極とを兼用することにより、半導体記憶装置の高集積
化が図れるとともに、トレンチ・キャパシタの大容量化
が図れる。
【0091】また、アクセストランジスタの不純物拡散
層がこの不純物拡散層上に形成されたパッド導電膜から
の不純物の拡散により自己整合的に形成されるので、不
純物を導入するときの半導体基板への損傷を低減して、
浅い不純物拡散層を形成することができる。
【0092】また、素子分離領域の半導体基板内にトレ
ンチを形成し、シールドゲート電極とセルプレート電極
とを兼用する第1の導電膜とストレージ電極とをトレン
チ内に埋め込むことにより、トレンチ内での素子分離特
性を良好に保つことができるとともに、メモリセルの高
さを増加させることなくメモリセルの容量を容易に制御
することができる。
【0093】また、単一の導電層でシールドゲート電極
とセルプレート電極とを兼用することにより、ストレー
ジ電極上にセルプレート電極を形成する工程を省略する
ことができ、プロセスコストを削減することができる。
また、ビットコンタクトのアスペクト比を小さくするこ
とができ、配線を形成する時の信頼性を向上することが
できる。
【0094】本発明の半導体記憶装置によれば、リバー
ストレンチ型セル構造のキャパシタのセルプレート電極
をシリコン基板とは別に構成して、そのセルプレート電
極の電位を、MOSトランジスタの基板部であるシリコ
ン基板とは独立に制御するので、そのセルプレート電極
の電位を例えば(1/2)VCCにすることにより、容量
絶縁膜に加わる電界強度を小さくすることができて、そ
の容量絶縁膜の耐久性を向上させることができるととも
にリーク電流を防止することができる。また、その結果
として、容量絶縁膜の膜厚を小さくしてセル容量を増大
させることも可能となり、メモリセルの微細化を図るこ
とができる。一方、電極面積が大きく且つトレンチを比
較的接近して形成することができるというリバーストレ
ンチ型セル構造の特長はそのまま生かすことができる。
【0095】また、フィールドシールド素子分離構造を
採用し、そのフィールドシールド素子分離構造のシール
ドプレート電極と連続的にセルプレート電極を構成する
ので、セルプレート電極を形成する特別の工程が不要と
なり、製造工程上及びコスト的に有利である。
【0096】さらに、本発明の半導体記憶装置の製造方
法によれば、キャパシタのストレージ電極である第2の
導電膜の側面に形成したサイドウォール導電膜からの不
純物の拡散によってMOSトランジスタの一方の不純物
拡散層を形成するので、ストレージ電極とその不純物拡
散層とを自己整合的に接続することができ、ストレージ
コンタクトのために設計上特別のマージンを設ける必要
がなくなる。このため、メモリセル面積を縮小すること
が可能となり、高集積化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態によるリバーストレン
チキャパシタ型DRAMのレイアウトを示す概略平面図
である。
【図2】図1のI −I 線に沿って切断した概略断面図で
ある。
【図3】本発明の第1の実施形態によるリバーストレン
チキャパシタ型DRAMの製造方法を工程順に示す概略
断面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態によるリバーストレン
チキャパシタ型DRAMの製造方法を工程順に示す概略
断面図である。
【図5】本発明の第1の実施形態によるリバーストレン
チキャパシタ型DRAMの製造方法を工程順に示す概略
断面図である。
【図6】本発明の第1の実施形態によるリバーストレン
チキャパシタ型DRAMの製造方法を工程順に示す概略
断面図である。
【図7】本発明の第1の実施形態の変形例による半導体
記憶装置の構造を示す概略断面図である。
【図8】本発明の第2の実施形態によるDRAMメモリ
セルの平面図及び断面図である。
【図9】本発明の第2の実施形態によるDRAMの製造
方法を工程順に示す断面図である。
【図10】本発明の第2の実施形態によるDRAMの製
造方法を工程順に示す断面図である。
【図11】本発明の第2の実施形態によるDRAMの製
造方法を工程順に示す断面図である。
【図12】本発明の第3の実施形態によるDRAMメモ
リセルの断面図である。
【図13】本発明の第3の実施形態によるDRAMの製
造方法を工程順に示す断面図である。
【図14】本発明の第3の実施形態によるDRAMの製
造方法を工程順に示す断面図である。
【図15】本発明の第3の実施形態によるDRAMメモ
リセルの平面図である。
【図16】本発明の第4の実施形態によるDRAMメモ
リセルの断面図である。
【図17】本発明の第5の実施形態によるDRAMメモ
リセルの断面図である。
【図18】本発明の第5の実施形態によるDRAMの製
造方法を工程順に示す断面図である。
【図19】本発明の第6の実施形態によるDRAMの製
造方法を工程順に示す断面図である。
【図20】本発明の第6の実施形態によるDRAMの製
造方法を工程順に示す断面図である。
【図21】本発明の第6の実施形態によるDRAMの製
造方法を工程順に示す断面図である。
【図22】本発明の第6の実施形態によるDRAMの製
造方法を工程順に示す断面図である。
【符号の説明】
1 P型シリコン基板 2 トレンチ 3 パッド酸化膜(第1の絶縁膜) 4 シールドゲート併合型セルプレート電極(第1の導
電膜) 5 容量絶縁膜(第2の絶縁膜) 6 ストレージ電極(第2の導電膜) 6′ 多結晶シリコン膜 7 第1キャップ酸化膜 7′ シリコン酸化膜 8 ゲート酸化膜 9 ゲート電極(ワード線) 10 第2キャップ酸化膜 13 サイドウォール絶縁膜 14 ストレージコンタクト 15、16 高濃度不純物拡散層 17 第2のパッド多結晶シリコン膜 18 第1のパッド多結晶シリコン膜 20 ビットコンタクト 21 導電層(ビット線) 22 第2層間絶縁膜(BPSG膜) 23 N型不純物拡散層

Claims (75)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの素子形成領域、および該2つの素
    子形成領域の間に配置された素子分離領域を有する半導
    体基板と、 前記素子分離領域の前記半導体基板上に形成された、前
    記2つの素子形成領域を電気的に分離するシールド電極
    と、 前記素子分離領域の前記半導体基板内に形成されたトレ
    ンチ・キャパシタであって、トレンチ、少なくとも該ト
    レンチの内面を覆うように形成された第1の導電層、少
    なくとも前記トレンチ内の前記第1の導電層上に形成さ
    れた誘電体層、および少なくとも前記トレンチ内の前記
    誘電体層上に形成された第2の導電層を有する前記トレ
    ンチ・キャパシタとを含む半導体記憶装置であって、 前記シールド電極と前記第1の導電層とが一つの層で形
    成されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記素子形成領域の前記半導体基板内に
    形成された、一対の不純物拡散層を有するトランジスタ
    をさらに含み、 前記トレンチ・キャパシタの前記第2の導電層が前記ト
    ランジスタの前記一対の不純物拡散層の一方と電気的に
    接続されていることを特徴とする請求項1記載の半導体
    記憶装置。
  3. 【請求項3】 2つの素子形成領域、および該2つの素
    子形成領域の間に配置された素子分離領域を有する第1
    の導電型の半導体基板と、 前記素子形成領域の前記半導体基板内に形成された一対
    の第2の導電型の不純物拡散層を有するアクセス・トラ
    ンジスタと、 前記素子分離領域の前記半導体基板内に形成されたトレ
    ンチと、 前記トレンチの内面に沿って形成されたトレンチ・キャ
    パシタとを含み、 前記トレンチ・キャパシタが、 少なくとも前記トレンチの内面を覆うように形成された
    第1の絶縁膜と、 少なくとも前記トレンチ内の前記第1の絶縁膜上に形成
    された第1の導電膜と、 少なくとも前記トレンチ内の前記第1の導電膜上に形成
    された第2の絶縁膜と、 少なくとも前記トレンチ内において前記第2の絶縁膜を
    介して前記第1の導電膜とを対向するように形成された
    第2の導電膜とを有し、 前記アクセス・トランジスタの前記一対の不純物拡散層
    の一方が前記第2の導電膜と電気的に接続されているこ
    とを特徴とする請求項2記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記アクセス・トランジスタの前記一対
    の不純物拡散層の一方と前記第2の導電膜とを電気的に
    接続するパッド導電膜をさらに含む請求項3記載の半導
    体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の導電型の半導体基板内の少な
    くとも前記トレンチの内面に沿って形成された、前記ア
    クセス・トランジスタの前記一対の不純物拡散層の一方
    と電気的に接続された第2の導電型の高濃度不純物拡散
    層をさらに含む請求項3又は4記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の絶縁膜が、第1のシリコン酸
    化膜とシリコン窒化膜と第2のシリコン酸化膜との3層
    構造を有する膜である請求項3又は4記載の半導体記憶
    装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の導電型の半導体基板がP型の
    シリコン基板であり、 前記第2の導電型の不純物拡散層がN型の不純物拡散層
    であり、 前記第1の導電膜が、前記半導体記憶装置を駆動する電
    源電圧の1/2の電位に固定されている請求項3又は4
    の半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記第2の導電膜と対向する側の前記第
    1の導電膜の表面が、前記トレンチの内部において凹凸
    形状となっている請求項3又は4記載の半導体記憶装
    置。
  9. 【請求項9】 前記トレンチの内面が凹凸状となってい
    る請求項8記載の半導体記憶装置。
  10. 【請求項10】 前記第2の導電膜の側面に形成され
    た、前記アクセス・トランジスタの前記一対の不純物拡
    散層の一方と前記第2の導電膜とを電気的に接続する、
    第2の導電型の多結晶シリコンからなるサイドウォール
    導電膜をさらに含む請求項3記載の半導体記憶装置。
  11. 【請求項11】 前記第1の導電型の半導体基板内の少
    なくとも前記トレンチの内面に沿って形成された、前記
    アクセス・トランジスタの前記一対の不純物拡散層の一
    方と電気的に接続された第2の導電型の高濃度不純物拡
    散層をさらに含む請求項10記載の半導体記憶装置。
  12. 【請求項12】 前記第2の絶縁膜が、第1のシリコン
    酸化膜とシリコン窒化膜と第2のシリコン酸化膜との3
    層構造を有する膜である請求項10記載の半導体記憶装
    置。
  13. 【請求項13】 前記第1の導電型の半導体基板がP型
    のシリコン基板であり、 前記第2の導電型の不純物拡散層がN型の不純物拡散層
    であり、 前記第1の導電膜が、前記半導体記憶装置を駆動する電
    源電圧の1/2の電位に固定されている請求項10記載
    の半導体記憶装置。
  14. 【請求項14】 前記第2の導電膜と対向する側の前記
    第1の導電膜の表面が、前記トレンチの内部において凹
    凸形状となっている請求項10記載の半導体記憶装置。
  15. 【請求項15】 前記トレンチの内面が凹凸状となって
    いる請求項14記載の半導体記憶装置。
  16. 【請求項16】 2つの素子形成領域、および該2つの
    素子形成領域の間に配置された素子分離領域を有する半
    導体基板と、 前記素子分離領域の前記半導体基板上に形成された、前
    記2つの素子形成領域を電気的に分離するシールド電極
    と、 前記素子分離領域の前記半導体基板内に形成されたトレ
    ンチ・キャパシタであって、トレンチ、少なくとも該ト
    レンチの内面を覆うように形成された第1の導電層、少
    なくとも前記トレンチ内の前記第1の導電層上に形成さ
    れた誘電体層、および少なくとも前記トレンチ内の前記
    誘電体層上に形成された第2の導電層を有する前記トレ
    ンチ・キャパシタとを含む半導体記憶装置を製造するた
    めの半導体記憶装置の製造方法であって、 前記シールド電極と前記第1の導電層とを一つの層で形
    成する工程を含むことを特徴とする半導体記憶装置の製
    造方法。
  17. 【請求項17】 前記素子形成領域の前記半導体基板内
    に、一対の不純物拡散層を有するトランジスタを形成す
    る工程と、 前記トレンチ・キャパシタの前記第2の導電層を前記ト
    ランジスタの前記一対の不純物拡散層の一方と電気的に
    接続する工程とを含む請求項16記載の半導体記憶装置
    の製造方法。
  18. 【請求項18】 2つの素子形成領域の間に配置された
    素子分離領域の第1の導電型の半導体基板内にトレンチ
    を形成するトレンチ形成工程と、 少なくとも前記トレンチの内面を覆うように第1の絶縁
    膜を形成する第1の絶縁膜形成工程と、 少なくとも前記トレンチ内の前記第1の絶縁膜上に第1
    の導電膜を形成する第1の導電膜形成工程と、 少なくとも前記トレンチ内の前記第1の導電膜上に第2
    の絶縁膜を形成する第2の絶縁膜形成工程と、 少なくとも前記トレンチ内において前記第2の絶縁膜を
    介して前記第1の導電膜と対向するように第2の導電膜
    を形成する第2の導電膜形成工程と、 前記素子形成領域における前記半導体基板内に、一対の
    第2の導電型の不純物拡散層を有するアクセス・トラン
    ジスタを形成するアクセス・トランジスタ形成工程と、 前記アクセス・トランジスタの前記一対の不純物拡散層
    の一方と前記第2の導電膜とを電気的に接続する接続工
    程とを含む請求項17記載の半導体記憶装置の製造方
    法。
  19. 【請求項19】 前記接続工程が、 前記素子形成領域における前記半導体基板上に第3の絶
    縁膜を形成する第3の絶縁膜形成工程と、 前記第3の絶縁膜上に前記アクセス・トランジスタのゲ
    ート電極をパターン形成するゲート電極形成工程と、 前記第2の導電膜の表面と前記ゲート電極の両側の前記
    半導体基板の表面とを露出させる露出工程と、 前記ゲート電極の両側の一方において前記半導体基板と
    電気的に接触する第1のパッド導電膜と、前記ゲート電
    極の両側の他方において前記半導体基板と電気的に接触
    するとともに前記第2の導電膜と電気的に接触する第2
    のパッド導電膜とをパターン形成するパッド導電膜形成
    工程とを含む請求項18記載の半導体記憶装置の製造方
    法。
  20. 【請求項20】 熱処理を行って、前記第1のパッド導
    電膜および前記第2のパッド導電膜から第2の導電型の
    不純物を前記半導体基板内に拡散させることにより、前
    記アクセス・トランジスタの前記一対の第2の導電型の
    不純物拡散層を形成する不純物拡散層形成工程をさらに
    含む請求項19記載の半導体記憶装置の製造方法。
  21. 【請求項21】 前記接続工程が、 前記第2の導電膜の側面に、第2の導電型の多結晶シリ
    コン膜からなるサイドウォール導電膜を形成するサイド
    ウォール導電膜形成工程と、 熱処理を行って、前記サイドウォール導電膜から第2の
    導電型の不純物を前記半導体基板内に拡散させることに
    より、前記アクセス・トランジスタの前記一対の第2の
    導電型の不純物拡散層の一方を前記半導体基板の表面近
    傍に形成する不純物拡散層形成工程を含む請求項18記
    載の半導体記憶装置の製造方法。
  22. 【請求項22】 前記接続工程の後に、 前記素子形成領域の前記半導体基板上に第3の絶縁膜を
    形成する第3の絶縁膜形成工程と、 前記第3の絶縁膜上に前記アクセス・トランジスタのゲ
    ート電極をパターン形成するゲート電極形成工程と、 前記ゲート電極をマスクとして第2の導電型の不純物を
    イオン注入することにより、前記アクセス・トランジス
    タの前記一対の第2の導電型の不純物拡散層の他方を前
    記半導体基板の表面近傍に形成する他の不純物拡散層形
    成工程とを含む請求項21記載の半導体記憶装置の製造
    方法。
  23. 【請求項23】 前記トレンチ形成工程の後に、 前記トレンチの内面を凹凸形状にする工程をさらに含む
    請求項18記載の半導体記憶装置の製造方法。
  24. 【請求項24】 前記第1の導電膜形成工程の後に、 前記第1の導電膜の表面を凹凸形状にする工程をさらに
    含む請求項18記載の半導体記憶装置の製造方法。
  25. 【請求項25】 アクセス・トランジスタとトレンチ・
    キャパシタとからなるメモリセルを有するとともに、フ
    ィールドシールド素子分離構造によって素子分離がなさ
    れている半導体記憶装置を製造するための半導体記憶装
    置の製造方法であって、 2つの素子形成領域の間に配置された素子分離領域の第
    1の導電型の半導体基板内にトレンチを形成するトレン
    チ形成工程と、 前記トレンチの内面および前記半導体基板の前記素子分
    離領域上に、前記フィールドシールド素子分離構造のシ
    ールド・プレート電極および前記トレンチ・キャパシタ
    のセルプレート電極として機能する第1の導電膜を第1
    の絶縁膜を介してパターン形成することにより、前記フ
    ィールドシールド素子分離構造を選択的に形成するフィ
    ールドシールド素子分離構造形成工程と、 前記フィールドシールド素子分離構造に囲まれた前記半
    導体基板上に、前記アクセス・トランジスタのゲート電
    極構造を選択的に形成するゲート電極構造形成工程と、 前記トレンチ内の前記第1の導電膜の表面を露出させる
    第1の導電膜露出工程と、 前記露出された第1の導電膜の表面に第2の絶縁膜をパ
    ターン形成する第2の絶縁膜形成工程と、 前記トレンチ内において前記第2の絶縁膜を介して前記
    第1の導電膜に対向するとともに、前記アクセス・トラ
    ンジスタの前記ゲート電極構造の両側の一方において前
    記半導体基板と電気的に接触する、前記トレンチ・キャ
    パシタのストレージ電極として機能する第2の導電膜を
    パターン形成する第2の導電膜形成工程とを含む請求項
    17記載の半導体記憶装置の製造方法。
  26. 【請求項26】 アクセス・トランジスタとトレンチ・
    キャパシタとからなるメモリセルを有するとともに、フ
    ィールドシールド素子分離構造によって素子分離がなさ
    れている半導体記憶装置を製造するための半導体記憶装
    置の製造方法であって、 2つの素子形成領域の間に配置された素子分離領域の第
    1の導電型の半導体基板内にトレンチを形成するトレン
    チ形成工程と、 前記トレンチの内面および前記半導体基板の前記素子分
    離領域上に、前記フィールドシールド素子分離構造のシ
    ールド・プレート電極および前記トレンチ・キャパシタ
    のセルプレート電極として機能する第1の導電膜を第1
    の絶縁膜を介してパターン形成することにより、前記フ
    ィールドシールド素子分離構造を選択的に形成するフィ
    ールドシールド素子分離構造形成工程と、 前記フィールドシールド素子分離構造に囲まれた前記半
    導体基板上に、前記アクセス・トランジスタのゲート電
    極構造を選択的に形成するゲート電極構造形成工程と、 前記トレンチ内の前記第1の導電膜の表面を露出させる
    第1の導電膜露出工程と、 前記露出された第1の導電膜の表面に第2の絶縁膜を形
    成する第2の絶縁膜形成工程と、 前記トレンチ内において前記第2の絶縁膜を介して前記
    第1の導電膜に対向する、前記トレンチ・キャパシタの
    ストレージ電極として機能する第2の導電膜を形成する
    第2の導電膜形成工程と、 前記第2の絶縁膜および前記第2の導電膜を所定の形状
    に加工する加工工程と、 前記第2の導電膜と電気的に接触するとともに、前記ア
    クセス・トランジスタの前記ゲート電極構造の両側の一
    方において前記半導体基板と電気的に接触する第3の導
    電膜をパターン形成する第3の導電膜形成工程とを含む
    請求項17記載の半導体記憶装置の製造方法。
  27. 【請求項27】 前記トレンチ形成工程の後に、 前記トレンチの内面を凹凸形状にする工程をさらに含む
    請求項25又は26記載の半導体記憶装置の製造方法。
  28. 【請求項28】 前記フィールドシールド素子分離構造
    工程が、 前記第1の導電膜の表面を凹凸形状にする工程を含む請
    求項25又は26記載の半導体記憶装置の製造方法。
  29. 【請求項29】 半導体基板の上に設けられ、ある電位
    に設定することにより、前記半導体基板表面に形成され
    た相隣る活性領域間を電気的に分離するための第1の部
    分と、この第1部分と電気的に接続し、前記半導体基板
    上に前記第1の部分と同層で形成され、且つ、トレンチ
    の内面を少なくとも覆うように形成された第2の部分と
    を有する第1の導電膜と、 前記第1の導電膜上に形成された第1の誘電体膜と、 前記第1の誘電体膜上に、前記第1の誘電体膜を介して
    前記第1の導電膜と対向するように形成された第2の導
    電膜とを備えたトレンチ構造を有する半導体記憶装置。
  30. 【請求項30】 前記第2の導電膜が前記活性領域に形
    成された少なくとも1つのトランジスタのソース・ドレ
    インの一方と電気的に接続されている請求項29に記載
    の半導体記憶装置。
  31. 【請求項31】 前記トレンチ内に形成された前記第1
    の導電膜が、前記トレンチ内を覆うように形成された第
    2の誘電体膜を介して形成されている請求項29に記載
    の半導体記憶装置。
  32. 【請求項32】 前記トレンチが、前記半導体基板内に
    形成され、前記トレンチ内表面全体に形成れさた不純物
    拡散層からなる第3の導電膜とを更に具備する請求項3
    1に記載の半導体記憶装置。
  33. 【請求項33】 前記第3の導電膜が、前記活性領域に
    形成された少なくとも1つのトランジスタのソース・ド
    レインの一方と電気的に接続されている請求項32に記
    載の半導体記憶装置。
  34. 【請求項34】 前記第3の導電膜が、前記第2の誘電
    体を介して前記第1の導電膜と対向するように形成され
    ている請求項32に記載の半導体記憶装置。
  35. 【請求項35】 前記第1の誘電体膜が、酸化膜を含む
    誘電体膜である請求項29に記載の半導体記憶装置。
  36. 【請求項36】 前記第2の誘電体膜が、酸化膜を含む
    誘電体膜である請求項31に記載の半導体記憶装置。
  37. 【請求項37】 前記第1の誘電体膜が、酸化膜、窒化
    膜を含む誘電体膜である請求項29に記載の半導体記憶
    装置。
  38. 【請求項38】 前記第2の誘電体膜が、酸化膜、窒化
    膜を含む誘電体膜である請求項31に記載の半導体記憶
    装置。
  39. 【請求項39】 前記第1の導電膜が、前記トレンチ内
    の内面を覆うように形成され、且つ、前記第2の導電膜
    の一部が、トレンチ内面を覆うように形成されている請
    求項29に記載の半導体記憶装置。
  40. 【請求項40】 トレンチ構造を有する半導体記憶装置
    において、 半導体基板にトレンチが形成され、このトレンチ内表面
    全体を覆うように形成された第1の導電膜と、 少なくとも前記トレンチ内表面全体に形成された前記第
    1の導電膜の上にこのトレンチ内面を少なくとも覆うよ
    うに形成された第1の誘電体膜と、 前記半導体基板上に設けられ、ある電位に設定すること
    により、前記半導体基板表面に形成された相隣る活性領
    域間を電気的に分離するための第1の部分と、この第1
    の部分と電気的に接続し、前記半導体基板上に前記第1
    の部分と同層で形成され、且つ、トレンチの内面に形成
    された前記第1の誘電体膜を少なくとも覆うように形成
    された第2の部分とを有する第2の導電膜とを有してお
    り、 前記第2の導電膜は、前記第1の誘電体膜を介して前記
    第1の導電膜と対向するように配置されている半導体記
    憶装置。
  41. 【請求項41】 前記第1の導電膜が、前記活性領域に
    形成された少なくとも1つのトランジスタのソース・ド
    レインの一方と電気的に接続されている請求項40に記
    載の半導体記憶装置。
  42. 【請求項42】 少なくとも前記トレンチ内に形成され
    た前記第2の導電膜上に形成された第2の誘電体膜と、 前記第2の誘電体膜上に形成された第3の導電膜とをさ
    らに有しており、 この第3の導電膜は、前記第2の誘電体膜を介して前記
    第2の導電膜と対向するように配置されている請求項4
    0に記載の半導体記憶装置。
  43. 【請求項43】 前記第3の導電膜が前記活性領域に形
    成された少なくとも1つのトランジスタのソース・ドレ
    インの一方と電気的に接続されている請求項42に記載
    の半導体記憶装置。
  44. 【請求項44】 前記第1の誘電体膜が、酸化膜を含む
    誘電体膜である請求項40に記載の半導体記憶装置。
  45. 【請求項45】 前記第2の誘電体膜が、酸化膜を含む
    誘電体膜である請求項42に記載の半導体記憶装置。
  46. 【請求項46】 前記第1の誘電体膜が、酸化膜、窒化
    膜を含む誘電体膜である請求項40に記載の半導体記憶
    装置。
  47. 【請求項47】 前記第2の誘電体膜が、酸化膜、窒化
    膜を含む誘電体膜である請求項42に記載の半導体記憶
    装置。
  48. 【請求項48】 前記第2の誘電膜は、前記トレンチ内
    の内面を覆う様に形成され、且つ、前記第3の導電膜の
    一部は、前記トレンチ内表面全体を覆うように形成され
    ている請求項42に記載の半導体記憶装置。
  49. 【請求項49】 前記トレンチの内面が凹凸形状となっ
    ている請求項29又は40に記載の半導体記憶装置。
  50. 【請求項50】 前記第1の導電膜の表面が、前記トレ
    ンチの内部において凹凸形状となっている請求項29又
    は40に記載の半導体記憶装置。
  51. 【請求項51】 前記トレンチが、前記半導体基板内に
    形成され、前記トレンチ内表面全体に形成された前記第
    1の導電膜が、不純物拡散層である請求項40に記載の
    半導体記憶装置。
  52. 【請求項52】 半導体基板の上に第1の導電膜を設
    け、この第1の導電膜の電位をある値に設定することに
    より、半導体基板の表面の設定した上記第1の導電膜で
    仕切られた相隣る活性領域間を電気的に分離するトレン
    チ構造を有する半導体記憶装置の製造方法であって、 前記半導体基板の所望位置にトレンチを形成する第1の
    工程と、 前記トレンチ内面全体及び前記半導体基板上の一部を少
    なくとも覆うように前記第1の導電膜を形成する第2の
    工程と、 前記第1の導電膜上に第1の誘電体膜を形成する第3の
    工程と、 前記第1の導電体膜上に第2の誘電膜を前記第1の誘電
    体膜を介して前記第1の導電膜と対向するように形成す
    る第4の工程を含む半導体記憶装置の製造方法。
  53. 【請求項53】 前記第2の導電膜が前記活性領域に形
    成された少なくとも1つのトランジスタのソース・ドレ
    インの一方と電気的に接続する工程を含む請求項52に
    記載の半導体記憶装置の製造方法。
  54. 【請求項54】 前記トレンチ内に形成された前記第1
    の導電膜を形成する前に、前記トレンチ内を覆うように
    第2の誘電体膜を形成する工程を含み、その後、前記第
    2の誘電体膜上に前記第1の誘電膜を形成する工程を含
    む請求項52に記載の半導体記憶装置の製造方法。
  55. 【請求項55】 前記トレンチを、前記半導体基板内に
    形成する工程を含む請求項54に記載の半導体記憶装置
    の製造方法。
  56. 【請求項56】 前記半導体基板内に前記トレンチを形
    成する工程後で、且つ、前記第2の誘電体膜を形成する
    工程の前に、少なくとも前記トレンチ内面全体に導電性
    の不純物イオンを注入することにより、前記トレンチ内
    表面に不純物拡散層を形成する工程を更に含む請求項5
    5に記載の半導体記憶装置の製造方法。
  57. 【請求項57】 前記不純物拡散層を、前記活性領域に
    形成された少なくとも1つのトランジスタのソース・ド
    レインの一方と電気的に接続する工程を含む請求項56
    に記載の半導体記憶装置の製造方法。
  58. 【請求項58】 前記不純物拡散層を、前記第2の誘電
    体を介して前記第1の導電膜と対向するように形成する
    工程を含む請求項56に記載の半導体記憶装置の製造方
    法。
  59. 【請求項59】 前記第1の誘電体膜が、酸化膜を含む
    誘電体膜である請求項52に記載の半導体記憶装置の製
    造方法。
  60. 【請求項60】 前記第2の誘電体膜が、酸化膜を含む
    誘電体膜である請求項54に記載の半導体記憶装置の製
    造方法。
  61. 【請求項61】 前記第1の誘電体膜が、酸化膜、窒化
    膜を含む誘電体膜である請求項52に記載の半導体記憶
    装置の製造方法。
  62. 【請求項62】 前記第2の誘電体膜が、酸化膜、窒化
    膜を含む誘電体膜である請求項54に記載の半導体記憶
    装置の製造方法。
  63. 【請求項63】 前記第1の導電膜を、前記トレンチ内
    の内面を覆う様に形成する工程を含み、且つ、前記第2
    の導電膜の一部を、トレンチ内面を覆うように形成する
    工程を含む請求項52に記載の半導体記憶装置の製造方
    法。
  64. 【請求項64】 半導体基板の上に第1の導電膜を設
    け、この第1の導電膜の電位をある値に設定することに
    より、半導体基板の表面の設定した上記第1の導電膜で
    仕切られた相隣る活性領域間を電気的に分離するトレン
    チ構造を有する半導体記憶装置の製造方法において、 前記半導体基板内の所望位置にトレンチを形成し、この
    トレンチ内表面全体に不純物拡散層を形成する第1の工
    程と、 このトレンチ内面を少なくとも覆うように第1の導電体
    膜を形成する第2の工程と、 前記第1の導電体膜上及び前記半導体基板上の一部に前
    記第1の導電膜を形成する工程であり、この第1の導電
    膜が、前記第1の誘電体膜を介して前記第2の導電膜と
    対向するように形成する第3の工程を含む半導体記憶装
    置の製造方法。
  65. 【請求項65】 前記第2の導電膜を、前記活性領域に
    形成された少なくとも1つのトランジスタのソース・ド
    レインの一方と電気的に接続する工程を含む請求項64
    に記載の半導体記憶装置の製造方法。
  66. 【請求項66】 前記第1の導電膜上に第2の誘電体膜
    を形成する工程と、 前記第2の誘電体膜上に第3の導電膜を形成する工程で
    あり、この第3の導電膜が、前記第2の誘電体膜を介し
    て前記第1の導電膜と対向するように形成する工程を含
    む請求項64に記載の半導体記憶装置の製造方法。
  67. 【請求項67】 前記第3の導電膜を前記活性領域に形
    成された少なくとも1つのトランジスタのソース・ドレ
    インの一方と電気的に接続する工程を含む請求項66に
    記載の半導体記憶装置の製造方法。
  68. 【請求項68】 前記第1の導電体膜が、酸化膜を含む
    誘電体膜である請求項64に記載の半導体記憶装置の製
    造方法。
  69. 【請求項69】 前記第2の導電体膜が、酸化膜を含む
    誘電体膜である請求項66に記載の半導体記憶装置の製
    造方法。
  70. 【請求項70】 前記第1の導電体膜が、酸化膜、窒化
    膜を含む誘電体膜である請求項64に記載の半導体記憶
    装置の製造方法。
  71. 【請求項71】 前記第2の導電体膜が、酸化膜、窒化
    膜を含む誘電体膜である請求項66に記載の半導体記憶
    装置の製造方法。
  72. 【請求項72】 前記第1の導電膜を、前記トレンチ内
    の内面を覆う様に形成する工程を含み、更に、前記第3
    の導電膜の一部を、トレンチ内面を覆うように形成する
    工程を含む請求項66に記載の半導体記憶装置の製造方
    法。
  73. 【請求項73】 前記トレンチを形成後で、且つ、前記
    トレンチ内面を少なくとも覆う前記第1の導電膜を形成
    前に、このトレンチ内表面全体を凹凸形状に加工する工
    程を含む請求項52又は64に記載の半導体記憶装置の
    製造方法。
  74. 【請求項74】 前記第2の工程後から前記第3の工程
    の間に、少なくとも前記トレンチ内に形成された前記第
    1導電膜の表面を凹凸形状に加工する工程を含む請求項
    52に記載の半導体記憶装置の製造方法。
  75. 【請求項75】 前記第3の工程後に、少なくとも前記
    トレンチ内に形成された前記第1導電膜の表面を凹凸形
    状に加工する工程を含む請求項64に記載の半導体記憶
    装置の製造方法。
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