JP3200593B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP3200593B2
JP3200593B2 JP04168699A JP4168699A JP3200593B2 JP 3200593 B2 JP3200593 B2 JP 3200593B2 JP 04168699 A JP04168699 A JP 04168699A JP 4168699 A JP4168699 A JP 4168699A JP 3200593 B2 JP3200593 B2 JP 3200593B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置に関
し、特に、いわゆるスタックトタイプキャパシタを備え
た半導体装置における大容量化に適したキャパシタの構
造およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術およびその課題】半導体装置あるいは半導
体記憶装置の1つとして、記憶情報のランダムな入出力
が可能なものにDRAM(Dynamic Random Acces Memor
y )がある。DRAMは多数の記憶情報を蓄積するため
の記憶領域となるメモリセルアレイと、このメモリセル
アレイに対して所定の入出力動作を行なわせるための周
辺回路部とから構成される。メモリセルアレイは、さら
に最小記憶単位に相当するメモリセルが複数個配列され
て構成されている。メモリセルは基本的に1つのキャパ
シタとこれに接続される1つのトランスファゲートトラ
ンジスタとから構成される。そして、動作においては、
キャパシタに所定の電荷が蓄積されているか否かを判定
し、これにデータの "0" ,"1" に対応させて記憶情
報の処理を行なっている。
【0003】図13(d)は、従来のDRAMのメモリ
セルの断面構造図である。このDRAMは、たとえば特
開昭64−42161号公報に示されている。図13
(d)に示されるDRAMのメモリセルは、いわゆる1
トランジスタ1キャパシタタイプのセル構造を有してい
る。トランスファゲートトランジスタ10はp型シリコ
ン基板1表面に形成された1対のn+ 不純物領域3a,
3bと、このn+ 不純物領域3a,3bの間に位置する
シリコン基板1表面上に薄いゲート絶縁膜4を介して形
成されたゲート電極5aとを備えている。ゲート電極5
aはワード線の一部で構成される。ゲート電極5aの周
囲は第1の層間絶縁層30に覆われている。また、キャ
パシタ20は一方のn+ 不純物領域3aに接続される下
部電極(ストレージノード)21と、この下部電極21
表面上を覆う誘電体層22およびさらにその表面上を覆
う上部電極(セルプレート)23とを備える。ビット線
7は第2の層間絶縁層31中に形成されたコンタクトホ
ールを介してn+ 不純物領域3bに接続される。
【0004】近年、半導体装置の高集積化に伴ない、こ
の種のDRAMにおいても個々の素子を微細化していく
必要に迫られている。これに従い、図13(d)に示す
ようなメモリセルにおいてはキャパシタ20の平面占有
面積の減少が余儀なくされる。このような背景下でメモ
リセルのキャパシタは動作に必要な所定の静電容量を確
保するために主に2つの方法が講じられている。
【0005】第1の方法は、キャパシタ20を構成する
誘電体層22の膜厚を薄くして静電容量を増大させる方
法である。たとえば、1Mビットの集積度を持つDRA
Mでは、誘電体層22はシリコン酸化膜換算の膜厚で1
0nm程度にまで薄膜化されている。したがって、きら
に集積度が上がった場合にこれに伴なう薄膜化は困難で
ある。
【0006】また、第2の方法として誘電体層22を介
して対向する電極21,23間の対向面積を増大して静
電容量を確保する方法がある。この方法により考案され
たキャパシタは、いわゆるスタックトタイプキャパシタ
と称されるものである。すなわち、半導体基板中の拡散
層の表面上に導電性を有する多結晶シリコン層を形成
し、その表面上に誘電体層およぴ第2の電極層を積層し
た構造のものである。そして、スタックトタイプキャパ
シタは、その後多結晶シリコンからなる電極層の形状を
たとえばフィン構造にしたもの、あるいは円筒状に突出
させたものなど種々の形状のものが考案された。
【0007】さらに、第2の方法のもう1つの方向とし
て、下部電極の表面に凹凸を形成し、これによりキャパ
の対向面積を増大させる方法が考え出された。図1
3(d)に示すメモリセルはこのような凹凸表面を有す
る下部電極21を備えたキャパシタから構成されるメモ
リセルを示している。そして、図13(a)〜(d)
は、このようなDRAMの製造工程を順に示す製造工程
断面図である。これらの図を用いてその製造方法につい
て以下に説明する。
【0008】まず、図13(a)を参照して、p型シリ
コン基板1表面上の所定領域に、LOCOS法を用いて
厚いシリコン酸化膜からなるフィールド酸化膜2を形成
する。さらに、p型シリコン基板1表面上に、熱酸化法
を用いてゲート酸化膜4を形成する。さらに、CVD法
を用いて多結晶シリコン層を全面に堆積した後、パター
ニングしてゲート電極5aを形成する。さらに、減圧C
VD法を用いてシリコン酸化膜をp型シリコン基板1表
面上の全面に堆積した後、周知のリソグラフィー技術お
よびドライエッチング技術を用いてゲート電極5aの表
面上およひ側面に、第1の層間絶縁層30を形成する。
さらに、層間絶縁層30に覆われたゲート電極5aをマ
スクとしてp型シリコン基板1中に不純物をイオン注入
し、n+不純物領域3a,3bを形成する。
【0009】次に、図13(b)を参照して、ヘリウム
で20%に希釈したモノシランガスを用いた減圧CVD
法により、厚さ0.4μmの多結晶シリコン層210を
形成する。圧力は0.8Torr、温度は680℃に設
定される。この工程により製造された多結晶シリコン層
210の表面には0.07μm程度の凹凸が形成され
る。その後、オキシ塩化リン(POCl3 )を原料とす
る熱拡散法により、875℃、30分の条件で多結晶シ
リコン層210内部にリン(P)を導入する。そして、
この熱拡散時に多結晶シリコン層210表面に形成され
たリンガラスを除去した後、温度900℃で20分間窒
素中で熱処理を施す。これによって、多結晶シリコン層
210の表面の凹凸は0.11μmに拡大する。
【0010】次に、図13(c)を参照して、フォトリ
ソグラフイおよびエッチング法を用いて多結晶シリコン
層210をバターニングし、キャパシタの下部電極21
を形成する。その後、下部電極21の表面上に熱窒化膜
を形成し、さらにその表面上にCVD法を用いてシリコ
ン窒化膜を形成し、さらにその表面上に熱酸化法を用い
て熱酸化膜を形成する。これにより熱窒化膜/CVDシ
リコン窒化膜/シリコン酸化膜の3層からなる誘電体層
22が形成される。
【0011】さらに、図13(d)を参照して、p型シ
リコン基板1表面上の全面に多結晶シリコン層を形成
し、所定の形状にバターニングする。これによりキャパ
シタ20の上部電極23が形成される。その後、全面に
厚い酸化膜からなる第2の層間絶縁層31を形成する。
そして、層間絶縁層31の所定領域にコンタクトホール
を形成し、その内部にビット線7を形成する。
【0012】以上の工程によりDRAMのメモリセルが
完成する。この上記の先行例は後述する本発明と同一の
課題を解決し得る1つの手段を示すものである。そし
て、このような方法は高集積化を目指す集積回路に用い
られるキャパシタの所定の静電容量を確保する上で、有
効な方法である。
【0013】したがって、この発明の目的は、キャパシ
タの電極間の対向表面を凹凸面で構成することによりキ
ャパシタ容量の増大を実現し得る半導体装置を提供する
ことである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
る本発明の半導体装置は、1つの局面においては、請求
項1に記載のように、主表面を有し、この主表面に第1
導電型の不純物領域が形成された第2導電型の半導体基
板と、半導体基板の主表面上に形成され、不純物領域に
達する開口を有する絶縁層と、不純物領域の表面上およ
び絶縁層に接して形成されるとともに、半導体基板の主
表面に略平行な上面および主表面に略垂直な側面を含
む、シリコン層からなる第1電極層と、第1電極層の表
面上に形成された誘電体層と、誘電体層の表面上に形成
された第2電極層とを備え、第1電極層は、そのすべて
の部分において、芯となる部分と、前記芯となる部分と
界面を有するとともに該芯となる部分の表面を覆う他の
部分とからなり、上記他の部分はその表面が芯となる部
分の表面よりも凹凸が大きい部分を含むことを特徴とし
ている。
【0015】このような構造を有する本発明の半導体装
置によれば、芯となる部分によって第1電極層の強度を
維持し、その表面を覆うの部分の表面がより粗く形成
されていることによって、第1電極層と第2電極層とに
より形成されるキャパシタの対向面積を増加させること
が可能となり、集積度が高くしかも十分な機械的強度を
有する、メモリセルのキャパシタ構造を実現することが
できる。
【0016】また請求項2に記載の本発明の半導体装置
は、上記構成において、第1の電極層は、少なくとも上
面および側面の全面が凹凸面をなし、凹凸面の全面が、
誘電体層を介して第2の電極層により覆われて、メモリ
セルのキャパシタを構成する。
【0017】このような構造を有する本発明の半導体装
置によれば、第1の電極層が少なくとも上面および側面
の全面が凹凸面をなし、凹凸面の全面が、誘電体層を介
して第2の電極層により覆われていることから、第1電
極層と第2電極層とにより形成されるキャパシタの対向
面積を最大限に増加させることが可能となり、集積度の
高いメモリセルのキャパシタ構造を実現することができ
る。
【0018】このような構造の本発明の半導体装置にお
いては、請求項3に記載のように、第1の電極層が、不
純物領域の表面上および絶縁層に接して形成された第1
の部分と、この第1の部分に連なり半導体基板の主表面
に対して鉛直上方に延びる第2の部分を有し、凹凸面
が、第1の部分および第2の部分の、半導体基板の主表
面の略平行な上面および主表面に略垂直な側面全面に形
成されていることが好ましい。
【0019】また、本発明のさらに好ましい実施例によ
れば、請求項4に記載のように、第1の電極層が、第1
の部分および第2の部分の全体において、前記芯となる
部分がシリコン膜であり、該シリコン膜の表面上に形成
された他の部分が他のシリコン膜である
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態および
本発明に関連する参考例について、図面に基づいて説明
する。
【0021】(参考例1) 図3(b)は、特許請求の範囲に記載の本発明には包含
されないが、本発明にとって参考となるDRAMのメモ
リセルの断面構造図である。図3(b)を参照して、メ
モリセルは1つのトランスファゲートトランジスタ10
と1つのキャパシタ20とを備える。トランスファゲー
トトランジスタ10はp型シリコン基板1表面に所定の
距離を隔てて形成された1対のn+ 不純物領域3a,3
bと、p型シリコン基板1表面上に薄いゲート絶縁膜4
を介して形成されたゲート電極(ワード線)5aとを備
える。また、p型シリコン基板1表面上の所定領域に形
成されたフィールド酸化膜2の表面上にはワード線5b
が形成されている。ゲート電極5aおよびワード線5b
の周囲は、第1の層間絶縁層30により覆われている。
【0022】キャパシタ20は下部電極21と誘電体層
22と上部電極23との積層構造からなるいわゆるスタ
ックトタイプのキャパシタを構成している。下部電極2
1は説明の便宜上2つの部分から構成される。第1の部
分は、ゲート電極5aの表面上からワード線5bの上部
にまで第1の層間絶縁層30を介して延在したべ一ス部
21aである。第2の部分は、ベース部21aの表面か
らp型シリコン基板1の主表面に対して鉛直上方に円筒
状に突出した円筒部21bである。このような形状を有
する下部電極21を備えたスタックトキャパシタを円筒
形スタックトキャパシタと称することにする。円筒形ス
タックトキャパシタの下部電極21の表面は、後述する
製造方法により形成された約100nm程度の凹凸が形
成されている。この凹凸表面形状により誘電体層22を
介して対向する下部電極21およぴ上部電極23との対
向面積が増大し、キャパシタ容量が増大する。誘電体層
22はシリコン窒化膜とシリコン酸化膜の積層膜などか
ら構成される。なお、第1の層間絶縁層30の表面上に
は、製造工程において、オーバエッチングを防止するた
めの防止層として使用された窒化膜15,15が残余し
ている。
【0023】さらに、スタックトキャパシタ20などの
表面上は厚い第2の層間絶縁層31により覆われてい
る。第2の層間絶縁層31の所定領域には、トランスフ
ァゲートトランジスタ10の一方のn+ 不純物領域3b
に達するコンタクトホールが形成されており、このコン
タクトホールの内部には、たとえば選択CVD法により
形成されたタングステンプラグ8が形成されている。ビ
ット線7は第2の層間絶縁層31の表面上に配置され、
タングステンプラグ8を介してトランスファゲートトラ
ンジスタ10の一方のn+ 不純物領域3bに接続されて
いる。ビット線7の上部には、第3の層間絶縁層32が
形成されている。第3の層間絶縁層の表面上には、所定
形状の配線層11が形成されている。
【0024】次に、参考例1によるDRAMのメモリセ
ルの製造方法について、図1(a)〜図3(b)を用い
て説明する。
【0025】まず、図1(a)を参照して、p型シリコ
ン基板1表面の所定領域にLOCOS法を用いて膜厚の
厚いフィールド酸化膜2を形成する。さらに、p型シリ
コン基板1表面上に、熱酸化法によりゲート酸化膜4を
形成する。その後、p型シリコン基板1表面上の全面に
多結晶シリコン層および絶縁層を堆積し、所定の形状に
バターニングする。これによりゲート電極5aおよびワ
ード線5bが形成される。次に、ゲート電極5aをマス
クとしてp型シリコン基板1表面に不純物をイオン注入
し、n+ 不純物領域3a,3bを形成する。その後、再
度絶縁層を全面に堆積し、異方性エッチングにより選択
的に除去する。これによりゲート電極5aおよぴワード
線5bの側壁にのみ絶縁層が残余する。この工程によ
り、ゲート電極5aおよびワード線5bの周囲に第1層
間絶縁層30が形成される。さらに、全面に薄い窒化膜
15を全面に形成した後、図1(a)に示すようにパタ
ーンニングする。次に、図1(b)を参照して、p型シ
リコン基板1上の全面に多結晶シリコン層210aを減
圧CVD(化学気相成長)法を用いて堆積し、所定の形
状にパターニングする。
【0026】さらに、図1(c)を参照して、多結晶シ
リコン層210aなどの表面上の全面に厚いシリコン酸
化膜16を堆積し、所定の領域に開口部17を形成す
る。この開口部17の内部には、多結晶シリコン層21
0a表面が露出する。シリコン酸化膜16は、円筒形ス
タックトキャパシタの円筒郎21bを形成するために用
いられるものであり、多結晶シリコン層210aの上部
に位置する部分の膜厚は、キャパシタの円筒郎21bの
高さを規定する。シリコン酸化膜16に開口部17を形
成した後、この開口部17の内部およびシリコン酸化膜
16の表面上に再度滅圧CVD法を用いて多結晶シリコ
ン層210bを膜厚50nm程度堆積する。
【0027】さらに、図2(a)を参照して、異方性エ
ッチングを用いて多結晶シリコン層210bを選択的に
エッチングする。このエッチングにより、多結晶シリコ
ン層210bはシリコン酸化膜16の平坦な表面上、あ
るいは多結晶シリコン層210aの平坦部分の表面上に
位置する部分が選択的に除去される。そして、多結晶シ
リコン膜210aと選択的に残余した多結晶シリコン層
210bとが一体的に成形される。その後、円筒形スタ
ックトキヤパシタの円筒部形成のために使用されたシリ
コン酸化膜16がエッチング除去される。このエッチン
グ工程においてシリコン窒化膜15は、シリコン酸化膜
16の除去時に、第1の層間絶縁層30がオーバエッチ
されるのを防止する。
【0028】さらに、図2(b)を参照して、この参考
の特徴的な製造工程が以下に行なわれる。すなわち、
減圧CVD法によりキャパシタの下部電極の骨格となる
多結晶シリコン層210a、210bの表面上にシリコ
ン層を形成する工程である。このシリコン層の形成工程
は、横型減圧気相成長装置を用いて行なわれる。まず、
装置の反応管の内部に置かれたp型シリコン基板1は、
減圧状態下においてヒータにより所定の温度、たとえば
577℃程度まで加熱される。次に、反応管の内部に原
料ガスが導入される。原料ガスとしてはモノシランガス
または窒素やヘリウムなどで希釈されたモノシランガス
が用いられる。モノシランガスの分圧は約10〜50P
a程度であり、本例においては30Paに設定される。
この状態においてモノシラン(SiH4 )は、熱分解に
より(Si+2H2 )のように反応し、p型シリコン基
板1表面上の全面にシリコン膜が形成される。
【0029】ここで、上記のような温度、分圧条件で形
成されるシリコン膜の特質について説明する。図12
は、CVD法により形成されるシリコン膜の結晶構造
を、温度とシラン分圧の関係で示した相関図である。こ
の図は、「The Effect of Low Pressure on the Struct
ure of LPCVD Polycrystalline Silicon Films」;P.Jou
bert et al.,J.Electrochem. Soc. SOLID-STATE SCIENC
E AND TECHNOLOGY Oct.1987 に示されている。本図から
わかるように、減圧CVD法のある条件において形成さ
れるシリコン膜の結晶横造はその形成温度とシラン分圧
により、ほば多結晶構造、アモルファスおよびその中間
に位置する遷移領域に分かれる。発明者は、シリコン膜
の表面形状に着目して、温度およびシラン分圧をバラメ
トリックに変化させた種々の実験を試みた。その結果、
シリコン膜の状態が、多結晶とアモルファスの遷移領域
に該当する領域において、シリコン膜の表面に特に顕著
な凹凸面が形成されることが判明した。たとえば、形成
温度が580℃付近でシランを分解することによりシリ
コン層を形成すると、シリコン層の表面には100nm
程度の凹凸が1平方ミクロンあたり30〜100個程度
観察された。図11は、このような凹凸面を有するシリ
コン膜の表面増加率を示す図である。この図においては
モノシラン分圧を30Paに設定し、形成温度を種々変
化させた状態でのシリコン膜の表面積増加率を示してい
る。この図からわかるように、たとえば形成温度が57
0〜590℃近傍において急激な表面積の増加が見られ
る。
【0030】上記のような減圧CVD法を用いて多結晶
シリコン層210a、210bの表面に凹凸表面を有す
るシリコン層が形成される。そして、リン(P)や砒素
(As)のイオン注入によって、このシリコン層中に導
電性を付与するためのn型不純物を導入する。その後、
フォトリソグラフイおよびエッチング法を用いてシリコ
ン層を所定の形状にバターニングする。これによりキャ
パシタの下部電極21が形成される。
【0031】さらに、図2(c)を参照して、下部電極
21の表面上に、CVD法によりシリコン窒化膜を堆積
する。さらに、シリコン窒化膜の表面を熱酸化し、シリ
コン酸化膜を形成する。これにより、シリコン窒化膜と
シリコン酸化膜の多層膜からなる誘電体層22が形成さ
れる。誘電体層22の膜厚は酸化膜換算膜厚で5〜6n
m程度である。さらに、誘電体層22の表面上に多結晶
シリコン層からなる上部電極23を形成する。
【0032】さらに、図3(a)を参照して、p型シリ
コン基板1表面上の全面に厚い第2の層間絶縁膜31を
形成し、所定の領域にコンタクトホールを形成する。そ
して、たとえば選択CVD法を用いて、タングステン
(W)などの金属をコンタクトホール内に埋込み、ビッ
ト線コンタクト8を形成する。そして、図3(b)を参
照して、第2の層間絶縁層31表面上にビット線7を形
成する。さらに、ビット線7などの上に第3の層間絶縁
層32を形成する。さらに、第3の層間絶縁層32の表
面上に配線層11を形成する。以上の工程により、円筒
形スタックトキャパシタを備えたメモリセルの製造工程
が完了する。
【0033】なお、下部電極21のシリコン層は、後工
程での種々の熱の影響を受けて、多結晶状態に変化す
る。しかし、下部電極21と誘電体層22との界面の凹
凸形状は維持される。
【0034】(実施の形態) 次に、この発明の実施の形態について説明する。実施
の形態は、上記参考例1に対して、キャパシクの下部
電極への不純物導入工程を変形したものである。
【0035】図4(a)は、図1(a)〜図2(a)に
対応する製造工程を経て形成されたメモリセルの断面構
造を示している。キャパシタの下部電極21を構成する
ための多結晶シリコン層210aおよび210bは、シ
ランとホスフィンを用いた減圧化学気相成長法を用いて
560〜620℃程度の温度で膜厚50nm程度に堆積
される。この工程により、多結晶シリコン層210a、
210bはその内部にリンをたとえば7×1020/cm
3 を含んで所定の形状に形成される。
【0036】次に、図4(b)を参照して、シリコン基
板上の全面にCVD法を用いてシリコン層210cを形
成する。このシリコン層210cは、第1の実施例と同
様に、アモルファスと多結晶との遷移状態となるような
条件で形成される。そして、その表面には大きな凹凸面
が形成される。シリコン層210cを堆積した状態で
は、このシリコン層210cの内部には導電性付与のた
めの不純物は含まれない。
【0037】この後、先に形成した多結晶シリコン層2
10a,210bからシリコン層210c中へ熱拡散処
理によって不純物、たとえばリンを拡散して導入する。
そして、キャパシタの下部電極21全体としてほぼ2〜
4×1020/cm3 程度の不純物濃度を与える。これに
より、キャパシタの下部電極21全体に導電性が付与さ
れる。なお、この多結晶シリコン層210a,210b
からシリコン層210cへの熱拡散のための処理工程
は、特にこの不純物の熱拡散のための熱処理工程を行な
ってもよいし、この後に施される種々の薄膜形成工程や
熱処理工程での加熱状態によって付随的に熱拡散させる
方法を用いてもよい。前者の場合における熱処理の条件
は、たとえば温度850℃で約30分間加熱処理を行な
う。また、後者の場合には、この不純物拡散のための熱
処理工程を新たに設ける必要がない点で工程を簡略化し
得る長所を有している。
【0038】(実施の形態) 次に、この発明の実施の形態について説明する。実施
の形態は、実施の形態と同様にキャパシタの下部電
極21に対して導電性を付与する工程の変形例を示すも
のである。すなわち、図5(a)を参照して、この工程
では図2(a)に示したのと同様の工程が行なわれる。
【0039】次に、図5(b)を参照して、多結晶シリ
コン層210a、210bなどが形成されたシリコン基
板上の全面に化学気相成長法を用いて多結晶とアモルフ
ァスとの遷移状態にあるシリコン層210cを形成す
る。シリコン層210cの表面には大きな凹凸面が形成
される。さらに、図5(c)を参照して、シランとホス
フィンを用いた減圧CVD法を用いてリンがドープされ
た多結晶シリコン層210dを膜厚50nm程度堆積す
る。そして、実施の形態2で説明したと同様に、熱処理
工程を行ない、リンがドープされた多結晶シリコン層2
10a、210bおよび210c表面からシリコン層2
10cの内部へリンを拡散する。これにより、キャパシ
タの下部電極21に導電性が付与される。
【0040】なお、図5(a)に示す多結晶シリコン層
210a、210bはノンドープの多結晶シリコン層を
用いて形成してもよい。また、導電性付与のための不純
物はたとえば砒素(As)などを用いても構わない。
【0041】この後、図6に示すように、キャパシタ
下部電極21の表面上にシリコン窒化膜およびシリコン
酸化膜の多層膜からなる誘電体層22を形成する。さら
に、その表面上に不純物を含む多結晶シリコン層からな
る上部電極23を形成し、所定の形状にバターニングす
る。この後、さらに図3(a)以下に示される工程を経
てDRAMのメモリセルが完成する。
【0042】(参考例) 次に、特許請求の範囲に記載の本発明には包含されない
が、本発明にとって参考となる他の構造例(以下「参考
」と記す)について説明する。図8(c)は、参考
によるメモリセルの断面構造図である。この参考例
は、上記参考例1のメモリセルに対して、キャパタの
構造がいわゆる典型的なスタックトタイプのキャパシタ
を示している。すなわち、キャパシタ20の下部電極2
1は、その一部がゲート電極5aの上部に絶縁層を介し
て延在し、その他端がフィールド酸化膜2の上部を通過
するワード線5bの上部に絶縁層を介して延在してい
る。さらに、下部電極21の一部はトランスファゲート
トランジスタ10の一方のn+ 不純物領域3bに接続さ
れている。そして、この下部電極21の表面には、本発
明による減圧CVD法により形成された粗い凹凸表面が
形成されている。
【0043】次に、この参考例のメモリセルの製造方法
について、図7(a)〜図8(c)を用いて説明する。
図7(a)〜図8(c)は、メモリセルの製造工程につ
いて順に示す製造工程断面図である。図7(a)を参照
して、p型シリコン基板1表面上には第1A図に示す工
程と同様の方法を用いてトランスファゲートトランジス
タ10およびワード線5bが形成されている。なお、窒
化膜は形成されない。
【0044】次に、図7(b)を参照して、p型シリコ
ン基板1の表面上の全面にシリコン層210を、減圧C
VD法を用いて形成する。この減圧CVD法の形成条件
は、第1の実施例と同様に、たとえば形成温度580℃
でシランを熱分解して200nm程度の膜厚のシリコン
層210を形成する。このシリコン層210の表面には
100nm程度の凹凸が形成される。その後、リンや砒
素のイオン注入によってシリコン膜210の中にn型不
純物を導入する。
【0045】さらに、図7(c)に示すように、シリコ
ン膜210をフォトリソグラフィおよびエッチング法を
用いて所定の形状にバターニングする。これにより、凹
凸表面を有するキャパシタの下部電極21が形成され
る。さらに、図7(d)を参照して、減圧CVD法を用
いてシリコン窒化膜およびシリコン酸化膜の積層膜など
からなる誘電体層22を形成する。さらに、図8(a)
に示すように、誘電体層22を所定の形状にパターニン
グした後、その表面上に多結晶シリコン層からなる上部
電極23を形成する。さらに、図8(b)に示すよう
に、キャパシタ20などが形成されたp型シリコン基板
1表面上を第2の層間絶縁層31で覆った後、所定の領
域にコンタクトホールを開口する。そして、そのコンタ
クトホールの内部および第2の層間絶縁層31の表面上
にビット線7を形成する。その後、図8(c)を参照し
て、ビット線7の表面上などを第3の層間絶縁層32で
覆う。さらに、第3の層間絶縁層32の表面上に所定形
状の配線層11を形成する。
【0046】(実施の形態) 次に、この発明の実施の形態について説明する。実施
の形態は、上記の実施の形態対応するものであ
り、スタックトキャパシタの下部電極21に熱拡散を用
いて導電性を付与する例を示している。
【0047】すなわち、図9(a)を参照して、p型シ
リコン基板1表面上には所定のトランスファゲートトラ
ンジスタが形成されている。さらに、図9(b)を参照
して、p型シリコン基板1上の全面にリンがドープされ
た多結晶シリコン層210eを減圧CVD法を用いて堆
積する。さらに、図9(c)を参照して、リンがドープ
された多結晶シリコン層210eの表面上に凹凸表面を
有するシリコン層210fを堆積する。その後、独立し
た熱拡散工程を行なって多結晶シリコン層210e中に
含まれた不純物(リン)をシリコン層210fの内部へ
熱拡散させる。これによりキャパシタの下部電極21に
導電性が付与される。あるいは、独立した熱処理工程を
設けず、以後の薄膜形成工程や熱処理工程を利用して付
随的に多結晶シリコン層210e中の不純物をシリコン
層210f中へ拡散させてもよい。その後、図7(c)
以下に示される工程が行なわれる。
【0048】(実施の形態) 次に、この発明の実施の形態について説明する。実施
の形態は上記の実施の形態対応し、かつ実施の形
の変形例である。すなわち、図10(a)〜図10
(c)を参照して、シリコン基板1表面上の全面に、ま
ず凹凸表面を有するシリコン層210fを形成する。そ
の後、リンが含まれる多結晶シリコン層210eを減圧
CVD法で形成する。そして、熱処理を行なって多結晶
シリコン層210e中から不純物をシリコン層210f
中へ熱拡散する。その後、上記参考例における図7
(c)以下に示される工程が行なわれる。
【0049】このように、実施の形態1ないしにおい
て、減圧CVD法の反応温度、およびシラン分圧を所定
の値に設定することにより、シリコン膜をアモルファス
と多結晶との遷移領域に該当する状態に形成することが
できる。その温度範囲は、種々の実験より約560〜6
00℃であり、またシラン(SiH4 )の分圧は10〜
50Paである。そして、この条件下で形成されるシリ
コン層は、その表面にたとえば100nm提度の凹凸が
形成される。その凹凸は1平方ミクロンあたり30〜1
00個程度形成されることが観察されている。この結
果、シリコン層の表面積は、たとえば通常の600℃以
上の温度で形成された多結晶シリコン膜の表面積に比べ
て約130〜200%に増加する。これによって、キャ
パシタの電極間の対向面積が増大し、キャパシタの容量
が増大する。
【0050】また、上記の実施の形態1〜4に示したよ
うに、凹凸表面を持つシリコン層に熱拡散を用いて不純
物を導入するようにした場合には、イオン注入法を用い
た場合のように下地に損傷を与えたりすることを防止で
きる。
【0051】なお、上記各実施の形態においては、上部
電極23を多結晶シリコンで形成した例を示したが、こ
の上部電極23は高融点金属シリサイド膜や、あるいは
多結晶シリコン膜と高融点金属シリサイド膜の複合膜等
を用いても構わない。また、誘電体膜としては、減圧C
VD法による窒化膜のみならず、五酸化タンタル膜など
の金属酸化膜を用いても構わない。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に記載の半導体装置によれば、芯となる部分によって第
1電極層の強度を維持し、その表面を覆うの部分の表
面の凹凸がより大きく形成されていることによって、第
1電極層と第2電極層とにより形成されるキャパシタの
対向面積を増加させることが可能となり、集積度が高く
しかも十分な機械的強度を有する、メモリセルのキャパ
シタ構造を実現することができる。
【0053】また請求項2〜4に記載の本発明の半導体
装置によれば、第1の電極層が少なくとも上面および側
面の全面が凹凸面をなし、凹凸面の全面が、絶縁層を介
して第2の電極層により覆われていることから、第1電
極層と第2電極層とにより形成されるキャパシタの対向
面積を最大限に増加させることが可能となり、集積度の
高いメモリセルのキャパシタ構造を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)〜(c)は、本発明の参考例1におけ
るDRAMのメモリセルの製造方法の最初の3工程を示
す工程断面図である。
【図2】 (a)〜(c)は、本発明の参考例1におけ
るDRAMのメモリセルの製造方法の中盤の3工程を示
す工程断面図である。
【図3】 (a)(b)は、本発明の参考例1における
DRAMのメモリセルの製造方法の最後の2工程を示す
工程断面図である。
【図4】 (a)(b)は、本発明の実施の形態にお
けるDRAMのメモリセルの製造方法の主要な製造工程
を示す工程断面図である。
【図5】 (a)〜(c)は、本発明の実施の形態
おけるDRAMのメモリセルの製造方法の主要な製造工
程を示す工程断面図である。
【図6】 本発明の実施の形態におけるDRAMのメ
モリセルの製造方法の、図5(c)に示した工程の後の
工程を示す工程断面図である。
【図7】 (a)〜(d)は、本発明の参考例におけ
るDRAMのメモリセルの製造方法の前半の4工程を示
す工程断面図である。
【図8】 (a)〜(c)は、本発明の参考例におけ
るDRAMのメモリセルの製造方法の後半の3工程を示
す工程断面図である。
【図9】 (a)〜(c)は、本発明の実施の形態
おけるDRAMのメモリセルの製造方法の、主要な製造
工程断面図である。
【図10】 (a)〜(c)は、本発明の実施の形態
におけるDRAMのメモリセルの製造方法の、主要な製
造工程断面図である。
【図11】 この発明に用いられる減圧CVD法により
形成されるシリコン膜の形成温度と表面積増加率との相
関図である。
【図12】 形成温度とシラン分圧に依存するシリコン
層の結晶構造分類図である。
【図13】 (a)〜(d)は、従来のDRAMのメモ
リセルの製造工程を示す製造工程断面図である。
【符号の説明】
1 p型シリコン基板、3a,3b n+ 不純物領域、
4 ゲート絶縁膜、5a,5b ゲート電極(ワード
線)、10 トランスファゲートトランジスタ、20
キャパシタ、21 下部電極、22 誘電体層、23
上部電極。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/108 H01L 21/822 H01L 21/8242 H01L 27/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主表面を有し、この主表面に第1導電型
    の不純物領域が形成された第2導電型の半導体基板と、 前記半導体基板の主表面上に形成され、前記不純物領域
    に達する開口を有する絶縁層と、 前記不純物領域の表面上および前記絶縁層に接して形成
    されるとともに、前記半導体基板の前記主表面に略平行
    な上面および前記主表面に略垂直な側面を含む、シリコ
    ン層からなる第1電極層と、 前記第1電極層の表面上に形成された誘電体層と、 前記誘電体層の表面上に形成された第2電極層とを備
    え、 前記第1電極層は、該第1電極層のすべての部分にわた
    って、芯となる部分と、前記芯となる部分と界面を有す
    るとともに該芯となる部分の表面を覆う他の部分とから
    なり、 前記他の部分はその表面が前記芯となる部分の表面より
    も凹凸が大きい部分を含む、半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記第1電極層は、少なくとも前記上面
    および前記側面の全面が凹凸面をなし、 前記凹凸面の全面が、前記誘電体層を介して前記第2電
    極層により覆われて、メモリセルのキャパシタを構成す
    る、請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記第1電極層が、前記不純物領域の表
    面上および前記絶縁層に接して形成された第1の部分
    と、この第1の部分に連なり前記半導体基板の主表面に
    対して鉛直上方に延びる第2の部分を有し、 前記凹凸面が、前記第1の部分および前記第2の部分
    の、前記半導体基板の前記主表面の略平行な上面および
    前記主表面に略垂直な側面全面に形成されている、請求
    項2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記第1電極層が、前記第1の部分およ
    び前記第2の部分の全体において、前記芯となる部分が
    シリコン膜であり、該シリコン膜の表面上に形成された
    前記他の部分が他のシリコン膜である、請求項3記載の
    半導体装置。
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