JP3244049B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP3244049B2 JP13793398A JP13793398A JP3244049B2 JP 3244049 B2 JP3244049 B2 JP 3244049B2 JP 13793398 A JP13793398 A JP 13793398A JP 13793398 A JP13793398 A JP 13793398A JP 3244049 B2 JP3244049 B2 JP 3244049B2
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    • H10B12/02Manufacture or treatment for one transistor one-capacitor [1T-1C] memory cells
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  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置、特に
スタック構造のメモリセルの構造およびその製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、DRAMの高集積化に伴いセルサ
イズは縮小し、DRAMセルの占有面積は、例えば64
MビットDRAMでは1.6μm2 ,256MビットD
RAMでは0.7μm2 というように、小さくなる傾向
にある。そこで、十分なキャパシタの容量値を確保する
ため、占有面積当たりの容量部面積を大きくできるスタ
ックトキャパシタが用いられている。スタックトキャパ
シタは、トランスファゲートトランジスタの上部に積層
されたものである。
【0003】このようなスタック構造のDRAMセルで
は、キャパシタは動作に必要な静電容量を確保するた
め、キャパシタの対向電極面積を増大させることが要求
されている。このような要求に対して、電極の表面に凹
凸を形成する方法が採られている。
【0004】特開平3−263370号公報「半導体装
置およびその製造方法」には、下部電極の表面に凹凸を
形成する技術が開示されている。この従来技術によれ
ば、シリコン基板の表面上の全面に、凹凸表面を有する
シリコン層を形成し、続いてシリコン層の上にリンがド
ープされたポリシリコン層を形成し、熱処理により、ポ
リシリコン層のリンをシリコン層の内部へ拡散し、シリ
コン層を導電性にした後、ポリシリコン層およびシリコ
ン層を電極形状にパターニングして、上面に凹凸表面を
有する下部電極を形成している。
【0005】このような従来技術の下部電極は、上面が
凹凸になっているのみで、下部電極の側面は平坦であ
る。上面だけ凹凸にして電極面積を拡げるには限界があ
る。
【0006】そこで、本出願人は、上面だけでなく側面
にも凹凸を形成できるようにして、さらに電極面積を拡
げることを可能にしたDRAMセルのキャパシタ電極用
のポリシリコン膜の形成方法を提案した(特開平5−3
04273号,特許第2508948号)。
【0007】この提案に係る方法を用いたDRAMセル
の製造を説明する。図9は、DRAMセルの主要部の断
面図を示す。図中、トランジスタの部分は、P型シリコ
ン基板10上にフィールド酸化膜12で区画されたトラ
ンジスタ形成領域に、ソース電極として働くN型拡散層
14のみを示している。
【0008】図9(a)に示すように、トランジスタの
上部には、層間絶縁膜16が形成され、N型拡散層14
上の層間絶縁膜16には、コンタクトホール18が設け
られる。コンタクトホール18の内部および層間絶縁膜
16の上部には、高濃度のリンを含むアモルファスシリ
コン層20を形成し、リソグラフィ技術とドライエッチ
ング技術とによりパターニングする。次に、図9(b)
に示すように、パターニングしたリンドープドアモルフ
ァスシリコン層20を、高真空状態で熱処理しながらジ
シラン(Si26 )を照射すると、シリコンの結晶核
が発生する。これは、ジシランがアモルファスシリコン
膜の表面に存在するダングリングボンドにおいて分解
し、結晶核となるためである。続いて、高真空状態で熱
処理を続行すると、結晶核は、粒径が60〜70nmの
きのこ状の結晶粒(以下、結晶粒をHSG;Hemis
pherical Grainという)22に成長す
る。これにより、リンドープドアモルファスシリコンの
上面および側面にHSGによる凹凸が形成された下部電
極が作製される。図9(c)に示すように、下部電極の
上に窒化シリコン(SiN)膜を形成し容量絶縁膜24
とし、続いて図9(d)に示すように、高濃度のリンを
含むポリシリコン層を形成し、リンをドープし、上部電
極26を形成して、スタックキャパシタ28を作製す
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】リンドープドポリシリ
コンの上面および側面にHSGによる凹凸が形成された
下部電極を有するスタックトキャパシタは、次のような
問題がある。すなわち、HSGは、その中に含有する不
純物(リン)を排出しながら成長する性質がある。その
結果、成長後のHSGはノンドープのシリコンで構成さ
れる。このことは、下部電極の表面が空乏化されている
ことを意味している。その結果、図10に示すように、
キャパシタ容量のバイアス電圧依存が顕著になり、下部
電極側の電位が高い時の容量低下をもたらす。なお、図
10は、容量のバイアス特性を示し、横軸は、下部電極
を基準とした場合の上部電極のバイアス電圧Vを示す。
すなわち、バイアス電圧が0のときの容量をCsmax
すると、バイアス電圧がマイナスすなわち下部電極側の
電位が高くなると、空乏層の幅が拡がる結果、蓄積電荷
が少なくなり、保持特性が劣化する。したがって、図1
0に示すように、例えば−1.5Vでは、そのときの容
量CsのCsmax に対する比が0.7に低下するという
ように、キャパシタ容量がバイアス電圧に依存するよう
になる。
【0010】このようなキャパシタ容量のバイアス電圧
依存は、前述したようにHSG成長後の表面ポリシリコ
ン膜のノンドープ化が直接の原因であるが、デザインル
ールの微細化に伴い、後工程における熱処理の温度が低
減しているため、HSG成長後、下部電極を構成する高
濃度ドープ層内の不純物がHSG内に再拡散しにくくな
っていることも要因である。
【0011】本発明の目的は、キャパシタ容量のバイア
ス依存性の小さいスタックキャパシタおよびその製造方
法を提供することにある。
【0012】本発明の他の目的は、上記のスタックキャ
パシタを有するメモリセルおよびその製造方法を提供す
ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、ドープドポリ
シリコンよりなる下部電極の上面および側面に形成した
ポリシリコンよりなるきのこ状結晶粒の少なくとも表面
の不純物濃度を補償できれば、下部電極表面の空乏化を
抑制できるという考え方に基づいている。
【0014】補償の方法は、3通りある。まず第1は、
きのこ状結晶粒を含めた下部電極の表面に高濃度不純物
ドープドポリシリコン膜を形成する方法である。第2
は、きのこ状結晶物に不純物を熱拡散する方法である。
第3は、きのこ状結晶粒に不純物をイオン注入する方法
である。
【0015】したがって、本発明の一態様は、トランジ
スタと、このトランジスタの上にスタックされたキャパ
シタとからなるスタック構造のメモリセルを有する半導
体装置の製造方法において、前記キャパシタの対向電極
のうちの下部電極の作製が、(a)層間絶縁膜上に、高
濃度不純物ドープドアモルファスシリコン層を形成し、
電極形状にパターニングする工程と、(b)パターニン
グされた前記アモルファスシリコン層の表面に結晶核を
発生させ、この結晶核を成長させてパターニングされた
前記アモルファスシリコン層の上面と側面とにシリコン
の結晶粒を形成する工程と、(c)前記結晶粒の表面の
不純物濃度を補償する工程とを含んでいる。
【0016】前記(c)の工程は、前記結晶粒上および
前記アモルファスシリコン層上に、高濃度不純物ドープ
ドポリシリコン膜を形成する工程を含むことができる。
【0017】あるいは、前記(c)の工程は、前記結晶
粒に前記アモルファスシリコン層から不純物を熱拡散さ
せる工程を含むことができる。
【0018】あるいは、前記(c)の工程は、前記結晶
粒に不純物をイオン注入する工程を含むことができる。
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、各実施例
に基づいて説明する。
【0023】
【実施例1】図1は、本発明に係るスタック構造のDR
AMセルの製造工程を示す断面図である。図中、トラン
ジスタの部分は、P型シリコン基板10上にフィールド
酸化膜12で区画されたトランジスタ形成領域に、ソー
ス電極として働くN型拡散層14のみを示している。
【0024】トランジスタの上部には、層間絶縁膜16
が形成され、N型拡散層14上の層間絶縁膜16には、
コンタクトホール18が設けられる。コンタクトホール
18の内部および層間絶縁膜16の上部には、LPCV
D法で高濃度のリンを含む700nm厚さのアモルファ
スシリコン層を形成する。次に、リンドープドアモルフ
ァスシリコン層を、リソグラフィ技術とドライエッチン
グ技術とによりパターニングする。パターニングされた
リンドープドアモルファスシリコン層20の形状は、基
板と平行方向の断面形状は、円形,正方形,長方形状な
どである。DRAMセルを高密度に集積し、かつ後述の
ドライエッチングにより、アモルファスシリコン層20
の上面の実効キャパシタ面積が1/2に減少する場合に
おいても、キャパシタ全体の容量低下を10%以下に抑
えるためには、上面の面積と側面の面積との比は、1/
4以下であることが好ましい。
【0025】次に、超高真空CVD装置において高真空
状態で500〜600℃で熱処理しながらジシラン(S
26 )を照射すると、結晶核が発生する。続いて、
高真空状態で熱処理を続行し、熱処理時間を調整して、
例えば10〜15分熱処理を行って、粒径が30〜40
nmのHSG30を成長させる。これにより、図1
(a)に示すように、リンドープドアモルファスシリコ
ン層20の上面および側面にHSGによる凹凸が形成さ
れた構造が作製される。
【0026】次に、この構造上に、LPCVD法により
高濃度のリンを含んだ(2〜3×1020cm-3程度)ポ
リシリコン膜31を10〜20nm形成する。このリン
ドープドポリシリコン膜31は、図1(b)からわかる
ように、HSGを含むアモルファスシリコン層の上面
よび側面と、層間絶縁膜16の上部とに形成される。
【0027】次に、図1(c)に示すように、ドライエ
ッチングにより全面のエッチバックを行い、層間絶縁膜
16上のリンドープドポリシリコン膜31を除去し、下
部電極32を形成する。なお、LPCVD法により高濃
度リンドープドポリシリコン層を形成する際に、HSG
を含むアモルファスシリコン層の上面と側面のみに選択
的に形成すれば、その後のドライエッチング工程は不要
である。
【0028】次に、図1(d)に示すように、LPCV
D法により、下部電極の上に8nm厚さの窒化シリコン
(SiN)膜を形成し容量絶縁膜34とし、続いてLP
CVD法により高濃度のリンを含んだ(2×1020cm
-3程度)ポリシリコン層を形成し、上部電極36を形成
する。以上の工程により、スタックキャパシタ38が作
製される。
【0029】
【実施例2】図2は、本発明に係るスタック構造のDR
AMセルの製造方法の他の実施例を示す断面図である。
この実施例は、全面にHSGを成長し、続いて高濃度の
リンが含まれたポリシリコン膜を形成した後、ドライエ
ッチングによる全面のエッチバックにより、層間絶縁膜
上のHSGおよびポリシリコン膜を除去する点が実施例
1と異なる。したがって、実施例1と同じ内容について
は説明を省略する。
【0030】図2(a)に示すように、層間絶縁膜16
の上部にはLPCVD法で高濃度のリンを含む700n
m厚さのポリシリコン層40を形成する。次に、リンド
ープポリシリコン層40をリソグラフィ技術とドライエ
ッチング技術とによりパターニングする。
【0031】図2(b)に示すように、LPCVD法で
アモルファスシリコン膜42を全面に形成し、次に、超
高真空CVD装置において高真空状態で500〜600
℃で熱処理しながらジシラン(Si26 )を照射する
と、結晶核が発生する。続いて、高真空状態で熱処理を
続行し、熱処理時間を調整して、例えば10〜15分熱
処理を行って、粒径が30〜40nmのHSG44を成
長させる。
【0032】次に、図2(c)に示すように、LPCV
D法により高濃度のリンを含んだ(2〜3×1020cm
-3程度)ポリシリコン膜46を10〜20nm形成す
る。続いて、RIE装置により、エッチングガスCl2
/HBr(100/40sccm)を用い、エッチング
圧力60mTorr、高周波電力450Wで、全面エッ
チバックを行い、層間絶縁膜16上のHSG44および
リンドープドポリシリコン膜46を除去し、下部電極4
8を形成する。
【0033】次に、図2(d)に示すように、LPCV
D法により、下部電極48の上に8nm厚さの窒化シリ
コン(SiN)膜を形成し容量絶縁膜50とし、続いて
LPCVD法により高濃度のリンを含んだ(2×1020
cm-3程度)ポリシリコン層を形成し、上部電極52を
形成する。以上の工程により、スタックキャパシタ54
が作製される。
【0034】
【実施例3】実施例1および2は、HSGの表面の不純
物濃度を補償するために、リンドープドポリシリコン膜
をHSG上に形成したが、実施例3では、HSGの下層
のリンドープドポリシリコン20からリンをHSGに熱
拡散させる。
【0035】図3は、HSGの成長およびリン拡散工程
を示す図である。この工程では、HSGの上にリンドー
プドポリシリコン膜を形成しない分、実施例1,2に比
べてHSGの粒径を大きくできる。粒径は、熱処理時間
により定まるので、500〜600℃の熱処理温度で結
晶核を発生し、500〜600℃の熱処理温度を15〜
20分継続して、粒径が60〜70nmのHSG22を
成長させた。
【0036】続いて、加熱炉内で900〜1000℃で
10分間熱処理して、リンドープポリシリコン層20か
らリンをHSG22内に熱拡散させた。
【0037】
【実施例4】実施例2のようにHSGを全面に成長させ
るタイプのものについても、HSGの表面にリンドープ
ドポリシリコン膜を形成することなく、実施例3と同様
にリンの熱拡散により、HSGの表面の不純物濃度を補
償することができる。
【0038】図4は、HSGの成長およびリン拡散工程
を示す図である。この工程では、LPCVD法でアモル
ファスシリコン膜42を全面に形成し、次に、超高真空
CVD装置において高真空状態で500〜600℃で熱
処理しながらジシラン(Si 26 )を照射すると、結
晶核が発生する。続いて、高真空状態で熱処理を続行
し、熱処理時間を調整して、例えば15〜20分熱処理
を行って、粒径が60〜70nmのHSG44成長させ
る。
【0039】続いて、加熱炉内で900〜1000℃で
10分間熱処理して、リンドープポリシリコン層40か
らリンをHSG44内に熱拡散させた。
【0040】
【実施例5】実施例3,4では、下層のリンドープドポ
リシリコンからリンをHSGに熱拡散したが、リンをイ
オン注入することによって、HSGの表面の不純物濃度
を補償することができる。
【0041】図5および図6は、図3および図4に対応
した構造のものにおいて、リンをイオン注入する工程を
示している。イオン注入条件は、エネルギー40ke
V、注入量1×1015〜1×1016/cm2 、熱処理
850℃,40分とした。イオン注入の結果、HSGは
高濃度化された。
【0042】
【実施例6】以上の各実施例では、キャパシタの下部電
極とトランジスタの電極との接続は、下部電極を構成す
るアモルファスシリコン層あるいはポリシリコン層を、
層間絶縁膜のコンタクトホールに埋め込むことによっ
て、実現している。これに代えて、図7に示すように、
層間絶縁膜に形成されたコンタクトホール内に埋め込ま
れた金属プラグ60で構成することもできる。
【0043】以上、本発明を好適な各実施例によって説
明したが、これら実施例は本発明の例示であり、本発明
はこれら実施例に限定されるものではない。当業者であ
れば本発明の範囲内で、種々の変形,変更が可能なこと
はもちろんである。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、スタック構造のメモリ
セルを構成するキャパシタが表面に結晶粒が成長された
凹凸形状のものにおいて、結晶粒の表面の不純物濃度を
補償するようにしたので、少なくともキャパシタの下部
電極の表面は、導電性を持たすことができるので、キャ
パシタのバイアス依存性を改善できる。図8は、本発明
によるメモリセルのキャパシタの容量バイアス特性を示
す。図10の特性と比較すれば明らかなように、下部電
極側の電位が高い時の容量低下はわずかである。
【0045】このように本発明によれば、キャパシタ容
量のバイアス依存性の小さいスタックキャパシタの構造
およびその製造方法を実現することが可能となった。さ
らには、このようなキャパシタを有するメモリセルの提
供が可能となった。
【0046】なお、以上説明した本発明は、絶縁膜上に
キャパシタが存在する構造に一般的に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスタック構造のDRAMセルの製
造工程を示す断面図である。
【図2】本発明に係るスタック構造のDRAMセルの製
造方法の他の実施例を示す断面図である。
【図3】HSGの成長およびリン拡散工程を示す図であ
る。
【図4】HSGの成長およびリン拡散工程を示す図であ
る。
【図5】HSGの成長およびリンのイオン注入を示す図
である。
【図6】HSGの成長およびリンのイオン注入を示す図
である。
【図7】埋め込み金属プラグを用いたDRAMセルを示
す図である。
【図8】本発明によるメモリセルのキャパシタの容量バ
イアス特性を示す図である。
【図9】従来のDRAMセルの主要部の断面図である。
【図10】従来のDRAMセルの容量バイアス特性を示
す図である。
【符号の説明】
10 P型シリコン基板 12 フィールド酸化膜 14 N型拡散層 16 相関絶縁膜 18 コンタクトホール 20リンドープドアモルファスシリコン層 22,30,44 HSG 24,34 容量絶縁膜 26,36,52 上部電極 28,38,54 キャパシタ 31,46 リンドープドポリシリコン膜 32,48 下部電極 40 リンドープドポリシリコン層 42 アモルファスシリコン膜 60 埋め込み金属プラグ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/108 H01L 21/822 H01L 21/8242 H01L 27/04

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トランジスタと、このトランジスタの上に
    スタックされたキャパシタとからなるスタック構造のメ
    モリセルを有する半導体装置の製造方法において、 前記キャパシタの対向電極のうちの下部電極の作製が、 (a)層間絶縁膜上に、高濃度不純物ドープドアモルフ
    ァスシリコン層を形成し、電極形状にパターニングする
    工程と、 (b)パターニングされた前記アモルファスシリコン層
    の表面に結晶核を発生させ、この結晶核を成長させてパ
    ターニングされた前記アモルファスシリコン層の上面と
    側面とにシリコンの結晶粒を形成する工程と、 (c)前記結晶粒上および前記アモルファスシリコン層
    上に、高濃度不純物ドープドポリシリコン膜を形成する
    ことにより、前記結晶粒の表面の不純物濃度を補償する
    工程と、を含むことを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  2. 【請求項2】トランジスタと、このトランジスタの上に
    スタックされたキャパシタとからなるスタック構造のメ
    モリセルを有する半導体装置の製造方法において、 前記キャパシタの対向電極のうちの下部電極の作製が、 (a)層間絶縁膜上に、高濃度不純物ドープドポリシリ
    コン層を形成し、電極形状にパターニングする工程と、 (b)前記層間絶縁膜上および前記パターニングされた
    ポリシリコン層の上面と側面に、アモルファスシリコン
    膜を形成する工程と、 (c)前記アモルファスシリコン膜の表面に結晶核を発
    生させ、この結晶核を成長させて前記アモルファスシリ
    コン膜上にシリコンの結晶粒を形成する工程と、 (d)前記結晶粒上および前記アモルファスシリコン膜
    上に、高濃度不純物ドープドシリコン膜を形成すること
    により、前記結晶粒の表面の不純物濃度を補償する工程
    と、を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】前記層間絶縁膜上の前記結晶粒および前記
    高濃度不純物ドープドシリコン膜を除去する工程をさら
    に含むことを特徴とする請求項2記載の半導体装置の製
    造方法。
  4. 【請求項4】前記不純物はリンであることを特徴とする
    請求項1〜3のいずれかに記載の半導体装置の製造方
    法。
  5. 【請求項5】絶縁膜上に設けられたキャパシタの製造方
    法において、 前記キャパシタの対向電極のうちの下部電極の作製が、 (a)絶縁膜上に、高濃度不純物ドープドアモルファス
    シリコン層を形成し、電極形状にパターニングする工程
    と、 (b)パターニングされた前記アモルファスシリコン層
    の表面に結晶核を発生させ、この結晶核を成長させてパ
    ターニングされた前記アモルファスシリコン層の上面と
    側面とにシリコンの結晶粒を形成する工程と、 (c)前記結晶粒上および前記アモルファスシリコン層
    上に、高濃度不純物ドープドポリシリコン膜を形成する
    により、前記結晶粒の表面の不純物濃度を補償する工程
    と、を含むことを特徴とするキャパシタの製造方法。
  6. 【請求項6】絶縁膜上に設けられたキャパシタの製造方
    法において、 前記キャパシタの対向電極のうちの下部電極の作製が、 (a)絶縁膜上に、高濃度不純物ドープドポリシリコン
    層を形成し、電極形状にパターニングする工程と、 (b)前記絶縁膜上および前記パターニングされたポリ
    シリコン層の上面と側面に、アモルファスシリコン膜を
    形成する工程と、 (c)前記アモルファスシリコン膜の表面に結晶核を発
    生させ、この結晶核を成長させて前記アモルファスシリ
    コン膜上にシリコンの結晶粒を形成する工程と、 (d)前記結晶粒上および前記アモルファスシリコン膜
    上に、高濃度不純物ドープドシリコン膜を形成すること
    により、前記結晶粒の表面の不純物濃度を補償する工程
    と、を含むことを特徴とするキャパシタの製造方法。
  7. 【請求項7】前記絶縁膜上の前記結晶粒および前記高濃
    度不純物ドープドシリコン膜を除去する工程をさらに含
    むことを特徴とする請求項記載のキャパシタの製造方
    法。
  8. 【請求項8】前記不純物はリンであることを特徴とする
    請求項5,6または7記載のキャパシタの製造方法。
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