JP3395165B2 - 半導体キャパシタの製造方法 - Google Patents

半導体キャパシタの製造方法

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JP3395165B2
JP3395165B2 JP28422699A JP28422699A JP3395165B2 JP 3395165 B2 JP3395165 B2 JP 3395165B2 JP 28422699 A JP28422699 A JP 28422699A JP 28422699 A JP28422699 A JP 28422699A JP 3395165 B2 JP3395165 B2 JP 3395165B2
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    • H01L28/82Electrodes with an enlarged surface, e.g. formed by texturisation
    • H01L28/84Electrodes with an enlarged surface, e.g. formed by texturisation being a rough surface, e.g. using hemispherical grains

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  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,半導体キャパシタ
の製造方法および半導体キャパシタに関する。
【0002】
【従来の技術】DRAMのキャパシタでは,粗面ポリシ
リコン膜を下部電極として使用することにより,キャパ
シタ表面積を増加させ,電気容量(キャパシタンス)を
向上させることができる。ここで,粗面ポリシリコンと
は,表面に凹凸を有するポリシリコン膜である。かかる
構成では,表面の平坦なポリシリコン膜を下部電極とし
て使用する構成と比較して,約2〜2.5倍の電気容量
を得ることができる。
【0003】ところで,粗面ポリシリコン膜を下部電極
として使用するには,粗面ポリシリコン膜が導電性を有
している必要がある。従来,導電性を持つ粗面ポリシリ
コン膜の形成方法としては,例えば,以下に説明する2
の方法が提案されている。尚,以下に説明する2の方法
は,いずれもシリコンの非晶質膜が結晶化する際に核生
成およびシリコン原子の表面マイグレーションにより表
面に結晶粒が成長する現象を利用している。
【0004】まず,第1の方法は,ノンドープの粗面ポ
リシリコン膜を形成し該粗面ポリシリコン膜内に不純物
を導入するという方法である。かかる第1の方法では,
イオン注入や熱拡散等の不純物導入によって,粗面ポリ
シリコン膜表面に形成された凹凸が変形する。したがっ
て,粗面ポリシリコン膜の表面積の低下を招来するおそ
れがある。さらに,第1の方法は,不純物導入工程が不
可欠なために,素子製造時のスループットを低下させる
おそれがある。
【0005】第2の方法は,不純物ドープシリコンの非
晶質膜を形成し該非晶質膜を熱処理して粗面ポリシリコ
ン膜を得るという方法である。より詳細に説明すると,
第2の方法では,まず,減圧CVDにより導電性に必要
な不純物を含有するシリコンの非晶質膜が形成され,そ
の後,該非晶質膜の表面の自然酸化膜が取り除かれて更
に該非晶質膜が減圧雰囲気中で熱処理される。以上説明
した第2の方法は,粗面ポリシリコン膜への不純物導入
が不要であるため,上記第1の方法と異なり,粗面ポリ
シリコン膜表面の凹凸形状が変形しづらい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記従
来の第2の方法では,熱処理時に既に非晶質膜に含まれ
ている不純物がシリコン原子のマイグレーションの障害
となるために,非晶質膜中の不純物濃度により粗面ポリ
シリコン膜表面の凹凸形状が変化してしまう。したがっ
て,粗面ポリシリコン膜の形成に従来の第2の方法を適
用すると,半導体キャパシタの電気容量が安定しない。
さらに,上記第2の方法は,自然酸化膜を取り除き減圧
雰囲気中での非晶質膜の熱処理が別途必要であるため
に,素子製造時のスループットを低下させ易い。
【0007】本発明は,上記従来のキャパシタの製造方
法が有する上記その他の問題点に鑑みて成されたもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に,請求項1に記載の発明は,半導体キャパシタの製造
方法において,下層膜と上層膜とを有する電極を半導体
キャパシタに適用し,ノンドープシリコンの非晶質膜を
形成する第1の段階と,熱処理によりノンドープシリコ
ンの非晶質膜をその表面に凹凸を有する下層膜に変化さ
せる第2の段階と,下層膜の表面上に不純物ドープシリ
コンの非晶質膜を形成する第3の段階と,熱処理により
不純物ドープシリコンの非晶質膜をその表面に下層膜表
面の凹凸を基礎として形成される凹凸を有する上層膜に
変化させる第4の段階とを含む構成を採用する。
【0009】本項記載の発明において,半導体キャパシ
タの電極は,不純物ドープシリコンから形成される上層
膜を備えるため必要な導電性を有している。したがっ
て,当該電極には,表面凹凸を有する上層膜の形成後
に,導電性を持たせるための不純物導入,例えば熱拡散
やイオン注入等を施す必要がない。また,上層膜表面の
凹凸は,下層膜表面の凹凸を基礎として形成されるた
め,上層膜内の不純物濃度分布の影響により形状が不安
定化するおそれが少なく,安定した形状で形成すること
ができる。以上から,本項記載の発明によれば,半導体
キャパシタの電気容量の向上,及び半導体キャパシタを
備えた半導体装置のスループット向上を図ることができ
る。
【0010】なお,本項記載の発明において,上層膜と
下層膜とを有する電極では,完成時に,下層膜と上層膜
とを連続層とすることができる。また,上層膜に含まれ
る不純物は,第4の工程において,下層膜に拡散する場
合もある。さらに,第1の段階で形成されるノンドープ
シリコンの非晶質膜と第3の段階で形成される不純物ド
ープシリコンの非晶質膜とには,成膜方法により,その
表面に凹凸が形成される場合がある。さらにまた,下層
膜及び上層膜は,その表面に凹凸が形成されていれば,
必ずしも完全に結晶化している必要はない。また,本項
記載の発明では,不純物ドープシリコンの非晶質膜の形
成前に,所定不純物を導入して下層膜に導電性を持たせ
ても良い。
【0011】また,請求項2に記載の発明は,第1の段
階においてノンドープシリコンの非晶質膜は減圧CVD
により形成される構成を採用する。減圧CVDは,例え
ば温度や圧力或いは時間等の処理条件によって,成膜状
態を制御しやすい。したがって,本項記載の発明によれ
ば,下層膜およびその表面の凹凸の形状を制御性良く形
成することができる。
【0012】さらに,請求項3に記載の発明は,減圧C
VDの反応温度は,ノンドープシリコンが非結晶から多
結晶に遷移する温度範囲内で設定される構成を採用す
る。本項記載の発明では,第2の段階の熱処理におい
て,結晶核の生成およびシリコン原子の表面マイグレー
ションにより下層膜表面に凹凸を成長させることができ
る。
【0013】また,請求項4に記載の発明は,第3の段
階において,不純物ドープシリコンの非晶質膜は他の減
圧CVDにより形成される構成を採用する。上述のよう
に減圧CVDは成膜状態を制御しやすいため,本項記載
の発明によれば,上層膜およびその表面の凹凸の形状を
制御性良く形成することができる。
【0014】さらに,請求項5に記載の発明は,他の減
圧CVDの反応温度は不純物ドープシリコンが非結晶か
ら多結晶に遷移する温度範囲内で設定される構成を採用
する。本項記載の発明では,第4の段階の熱処理におい
て,結晶核の生成およびシリコン原子の表面マイグレー
ションにより上層膜表面に凹凸を成長させることができ
る。
【0015】請求項6に記載の発明は,第1の段階と第
2の段階と第3の段階と第4の段階とは同一の反応炉内
で行われる構成を採用する。本項記載の発明によれば,
同一の反応炉内で第1の段階〜第4の段階を実施するこ
とにより,下層膜と上層膜との汚染を防止するととも
に,半導体キャパシタを備える半導体素子のスループッ
トを向上させることができる。
【0016】さらに,請求項7に記載の発明は,半導体
キャパシタの製造方法において,半導体キャパシタの下
部電極の形成工程は,露出面に凹部が形成された導電性
ポリシリコン膜を形成する第5の段階と,上記露出面に
おいて凹部を含む領域上に粗面ポリシリコン膜を形成し
凹部内に一のシリンダ部を形成する第6の段階と,粗面
ポリシリコン膜上に一のシリンダ部を覆う部分を含むマ
スク部材を形成する第7の段階と,マスク部材の露出面
上に粗面ポリシリコン膜と連続膜をなす他の粗面ポリシ
リコン膜を形成する第8の段階と,他の粗面ポリシリコ
ン膜の一部とマスク部材とを除去しマスク部材の除去部
分に他のシリンダ部を形成する第9の段階と,を含む構
成を採用する。
【0017】本項記載の発明によれば,下部電極には,
2のシリンダ部(一のシリンダ部及び他のシリンダ部)
が形成される。したがって,本項記載の発明によれば,
1のシリンダ部しか形成されていない下部電極と比較し
て,極めて大きな表面積を有する下部電極を形成するこ
とができる。結果として,本項記載の発明によれば,シ
リンダ型の下部電極を有する半導体キャパシタの電気容
量な大幅な向上を図ることができる。なお,本項記載の
発明では,露出面に所定数の凹部を形成することによ
り,一のシリンダ部を所定数形成することができる。
【0018】
【0019】
【0020】
【発明の実施の形態】以下,本発明の好適な実施形態に
ついて,添付図面を参照しながら詳細に説明する。尚,
以下の説明及び添付図面において,同一の機能及び構成
を有する構成要素については,同一符号を付することに
より,重複説明を省略する。
【0021】(第1実施形態)まず,図1及び図2を参
照しながら,第1実施形態について説明する。尚,図1
及び図2は,本実施形態にかかる半導体キャパシタ10
0の製造方法についての説明図である。
【0022】図2(b)に示すように,本実施形態にか
かる半導体キャパシタ100は,シリコン酸化膜104
を介してシリコン基板102上に形成されている。半導
体キャパシタ100は,下部電極である粗面ポリシリコ
ン膜118と誘電体膜であるチッ化シリコン膜120と
上部電極であるポリシリコン膜122とから構成されて
いる。
【0023】本実施形態において,半導体キャパシタ1
00の粗面ポリシリコン膜118は,チッ化シリコン膜
120側の上層膜114とシリコン酸化膜104側の下
層膜108とから連続膜として構成されている。かかる
粗面ポリシリコン膜118において,上層膜114に
は,半導体キャパシタ100の電気容量を向上するため
の凹凸116が形成されている。尚,本実施形態におい
て,下層膜108の表面には,上層膜114の形成前
に,凹凸116の形成の基礎となる凹凸110(図2
(b))が形成されている。
【0024】以上説明した構成を有する半導体キャパシ
タ100の製造方法は,図1(a)〜図2(b)に示す
ように,絶縁膜の形成工程と下部電極の形成工程と誘電
体膜の形成工程と上部電極の形成工程とを含んでいる。
以下,各工程について,順次説明する。
【0025】(1)絶縁膜の形成工程 絶縁膜の形成工程では,シリコン基板102を酸素中で
熱処理し,シリコン基板102の表面にシリコン酸化膜
104を形成する(図1(a))。図2(b)に示すよ
うに,かかるシリコン酸化膜104は,シリコン基板1
02と半導体キャパシタ100とを相互に絶縁する機能
と,シリコン基板102と粗面ポリシリコン膜122と
の結晶性を切り離す機能とを有する。尚,本工程の熱処
理では,処理温度を例えば800℃〜1000℃に設定
することができる。
【0026】(2)下部電極の形成工程 下部電極の形成工程では,図1(a)〜図2(a)に示
すように,シリコン酸化膜104上に粗面ポリシリコン
膜122が形成される。本工程では,同一の減圧CVD
反応炉内で,第1の工程に相当する第1非晶質膜106
の形成段階と,第2の工程に相当する第1の真空熱処理
段階と,第3の工程に相当する第2非晶質膜106の形
成段階と,第4の段階に相当する第2の真空熱処理段階
とが実施される。
【0027】(2−1)第1非晶質膜106の形成段階 第1非晶質膜106の形成段階では,減圧CVDにより
酸化膜104上にノンドープシリコンを堆積させて,ノ
ンドープシリコンの第1非晶質膜106を形成する(図
1(a)参照)。本段階の減圧CVDでは,反応温度
を,ノンドープシリコンが非結晶から多結晶に遷移する
温度範囲内に設定する。
【0028】本段階の減圧CVDの反応温度は,具体的
には,例えば530℃〜580℃に設定することが好適
である。かかる温度範囲内で本段階の減圧CVDを行う
ことにより,十分な大きさおよび密度で後述の凹凸11
6を容易に形成することができるためである。尚,本実
施形態では,ノンドープシリコンが非結晶から多結晶に
遷移する温度範囲内であれば,減圧CVDの反応温度を
他の温度範囲に設定することもできる。
【0029】本実施形態にかかる半導体キャパシタの製
造方法において,本段階の減圧CVDの反応温度と粗面
ポリシリコン膜122の凹凸116の大きさおよび密度
とは,次のような相関関係を持つ。すなわち,減圧CV
Dの反応温度が高いほど,小さな凹凸116が高密度で
形成され,反対に,減圧CVDの反応温度が低いほど,
大きな凹凸116が低密度で形成されることとなる。
【0030】本段階における減圧CVDでは,例えばシ
ランガスやジシランガスを用いることが可能である。ま
た,本段階の減圧CVDでは,反応時間を例えば1〜2
5分に設定することができる。
【0031】(2−2)第1熱処理段階 第1熱処理段階では,反応炉内のシランガスパージ及び
反応温度の変更をも兼ねて行われる真空熱処理により,
第1非晶質膜106を下層膜108に変化させる(図1
(b)参照)。本段階では,ノンドープシリコンからな
る第1非晶質膜106の真空熱処理の過程で,第1非晶
質膜106表面で核生成およびシリコン原子のマイグレ
ーションが生じ,結果的に,表面に凹凸110を有する
下層膜108が形成される。尚,本段階の熱処理では,
処理時間を例えば20分〜30分に設定することができ
る。
【0032】(2−3)第2の非晶質膜112の形成段
階 第2の非晶質膜112の形成段階では,減圧CVDによ
り下層膜108の凹凸110の形成面上にリンドープシ
リコンを堆積させ,リンドープシリコンの第2非晶質膜
112を形成する(図1(c)参照)。本段階の減圧C
VDは,リンドープシリコンが非結晶から多結晶に遷移
する温度範囲において実施する。
【0033】本段階の減圧CVDの反応温度は,具体的
には,例えば560℃〜580℃に設定することが好適
である。かかる温度範囲内で本段階の減圧CVDを行う
ことにより,十分な大きさおよび密度で後述の凹凸11
6を形成することが可能となり,ひいては,半導体キャ
パシタ100のキャパシタ表面積の拡大を効果的に実現
することができるためである。
【0034】尚,本実施形態では,リンドープシリコン
が非結晶から多結晶に遷移する温度範囲内であれば,減
圧CVDの反応温度を他の温度範囲に設定することもで
きる。さらに,本実施形態にかかる製造方法において,
リンドープシリコン以外の不純物ドープシリコンを用い
る場合には,本工程の減圧CVDの反応温度を当該不純
物ドープシリコンが非晶質から多結晶に遷移する温度範
囲内に設定する必要がある。
【0035】また,本段階の減圧CVDでは,例えばシ
ランガスとホスフィンガス,或いはジシランガスとホス
フィンガスを用いることが可能である。さらに,反応時
間を例えば10分〜15分に設定することが可能であ
る。
【0036】(2−4)第2熱処理段階 第2熱処理段階では,反応炉内の反応ガスパージを兼ね
た真空熱処理により,第2非晶質膜112を上層膜11
4に変化させる(図2(b)参照)。本段階では,第2
非晶質膜112の結晶化の際に,下層膜108表面の凹
凸110が結晶核と同様に作用することにより,下層膜
108表面の凹凸110を基礎として下層膜108の結
晶性の影響を受けながら,上層膜114表面の凹凸11
6が形成されることとなる。ここで,本段階の真空熱処
理では,処理時間を例えば20分〜30分に設定するこ
とができる。
【0037】結果として,表面に凹凸116が形成され
ており下層膜108と上層膜114とから構成される粗
面ポリシリコン膜118が形成される。
【0038】以上説明した下部電極の形成工程では,粗
面ポリシリコン膜118の形状に対する粗面ポリシリコ
ン膜118中のリン濃度の影響が小さい。また,以上説
明した下部電極の形成工程によれば,同一の反応炉内で
炉から取り出すことなく粗面ポリシリコン膜118を形
成することができる。さらに,以上説明した下部電極の
形成工程によれば,特に不純物導入工程を行うことなく
導電性を有する粗面ポリシリコン膜118を形成するこ
とができる。
【0039】(3)誘電体膜の形成工程 誘電体膜の形成工程では,減圧CVDにより,粗面ポリ
シリコン膜118上に,絶縁膜であるチッ化シリコン膜
120を堆積させる(図2(b)参照)。本工程の減圧
CVDには,例えばジクロルシランガスとアンモニアガ
スを用いることができる。さらに,チッ化シリコン膜1
20は,例えば約50オングストロームの厚さで堆積さ
せることができる。
【0040】(4)上部電極の形成工程 上部電極の形成工程では,例えば約820℃のウェット
酸素中で酸化した後に,まず,減圧CVDによりチッ化
シリコン膜120上にポリシリコンを堆積させ,次に,
所定の不純物導入法で不純物を導入することにより該ポ
リシリコンに導電性を持たせ,次に,該ポリシリコンを
パターニングし,ポリシリコン膜122を形成する(図
2(b)参照)。
【0041】本工程の減圧CVDでは,例えばシランガ
スを用いることができる。さらに,本工程の減圧CVD
の反応温度は,例えば約620℃に設定することができ
る。さらに,本工程の不純物導入では,例えば気相拡散
や固相拡散などの熱拡散或いはイオン注入等,様々な不
純物導入法を用いることができる。
【0042】以上説明したように,本実施形態では,表
面に凹凸を有しノンドープポリシリコンからなる下層膜
を形成する段階と,該下層膜上に連続的にリンドープシ
リコンからなる上層膜を形成する段階とを経て,下部電
極である粗面ポリシリコン膜が形成される。すなわち,
本実施形態では,上層膜が下層膜の結晶性に影響を受け
ながら形成されることにより,下部電極である粗面ポリ
シリコンが形成される。したがって,本実施形態によれ
ば,粗面ポリシリコン膜表面の凹凸形状への膜中のリン
濃度の影響が小さくなり,素子のキャパシタ容量の安定
化が可能となる。
【0043】また,本実施形態では,導電性を持たせる
ための不純物導入工程や反応炉内から取り出して自然酸
化膜を除去した後に行われる熱処理工程が不要なため,
パーティクルの付着や汚染がなく高品質な粗面ポリシリ
コン膜を形成することができるとともに,従来の製造方
法に比べスループットの向上が期待できる。
【0044】リンドープポリシリコン膜の形状は,リン
濃度の影響が小さく,また同一反応炉内で炉から取り出
さずに形成することができる。また,不純物導入工程が
不要であるため,本実施形態にかかる半導体キャパシタ
の製造方法を適用することにより,DRAMの製造時間
が従来に比べて短縮される。
【0045】(第2実施形態)次に,図3及び図4を参
照しながら,第2実施形態について説明する。尚,図3
及び図4は,本実施形態を適用した半導体キャパシタ2
00の製造方法についての説明図である。
【0046】図4(c)に示すように,本実施形態に係
る半導体キャパシタ200は,シリコン基板202上に
シリコン酸化膜204を介して形成されている。半導体
キャパシタ200は,下部電極である二段シリンダ体2
30と誘電体膜であるチッ化シリコン膜220と上部電
極であるポリシリコン膜222とから構成されている。
【0047】半導体キャパシタ200の二段シリンダ体
230は,図4(b)に示すように,シリコン酸化膜2
04上に形成されており二段シリンダ体230の形状の
ベースをなす導電性ポリシリコン膜232と,導電性ポ
リシリコン膜232表面を被覆する粗面ポリシリコン膜
218とから,構成されている。
【0048】二段シリンダ体230において,導電性ポ
リシリコン膜232は,不純物ドープシリコンから形成
されており導電性を有している。かかる導電性ポリシリ
コン膜232には,露出面に相当する上面234の所定
位置に,内側に後述の第2シリンダ部240が形成され
る凹部236が形成されている。
【0049】二段シリンダ体230において,粗面ポリ
シリコン膜218は,図2(a)に示す上記第1の実施
形態にかかる粗面ポリシリコン膜118と略同一の形成
工程を経て略同一の構造で形成されている。すなわち,
かかる粗面ポリシリコン膜218は,ノンドープシリコ
ンの非晶質膜が熱処理により変化した下層膜とリンドー
プシリコンの非晶質膜が熱処理により変化した上層膜と
から構成されており,その表面には凹凸216が形成さ
れている。
【0050】一方で,粗面ポリシリコン膜218は,図
2に示す上記第1実施形態にかかる粗面ポリシリコン膜
218と大きく異なる形状に形成されている。かかる粗
面ポリシリコン膜218は,第1の部分218aと第2
の部分218bと第3の部分218cと第4の部分21
8dと第5の部分218eとから連続膜として一体的に
形成されている。
【0051】ここに,第1の部分218aは,導電性ポ
リシリコン膜232の外側面上に形成される部分であ
り,第2の部分218bは,導電性ポリシリコン膜23
2の上面234上に形成される部分である。また,第3
の部分218cは,凹部236の内側面上に形成される
部分であり,第4の部分218dは,凹部236の底面
上に形成される部分である。さらに,第5の部分218
eは,第1の部分218aを導電性ポリシリコン膜23
2上方に延伸させた部分であり,上面234上に突き出
すように形成されている。
【0052】導電性ポリシリコン膜232と粗面ポリシ
リコン膜218とが以上説明した構成を有する結果,二
段シリンダ体230の導電性ポリシリコン膜232上方
には第1シリンダ部238が形成され,二段シリンダ体
230の凹部236の内側には第2シリンダ部240が
形成される。したがって,半導体キャパシタ100の下
部電極である二段シリンダ体230は,凹凸216によ
る表面積向上と相俟って,極めて大きな表面積を有する
こととなる。
【0053】ここで,第2シリンダ部240は,第1シ
リンダ部238の底部において開口しており,その内径
は,第1シリンダ部238の内径より小さい。第1シリ
ンダ部238では,第5の部分218eにより側壁が形
成され,第2の部分218bにより底部が形成される。
また,第2シリンダ部240では,第2の部分218b
により側壁が形成され第3の部分により底部が形成され
る。
【0054】以上説明した構成を有する半導体キャパシ
タ200の製造方法は,図3(a)〜図4(c)に示す
ように,絶縁膜の形成工程と下部電極の形成工程と誘電
体膜の形成工程と上部電極の形成工程とを含んでいる。
以下,各工程について,順次説明する。
【0055】(1)絶縁膜の形成工程 絶縁膜の形成工程では,シリコン基板202を酸素中で
熱処理し,シリコン基板202の表面にシリコン酸化膜
204を形成する(図3(a))。図4(c)に示すよ
うに,かかるシリコン酸化膜204は,シリコン基板2
02と半導体キャパシタ200とを相互に絶縁する機能
を有する。尚,本工程の熱処理では,処理温度を例えば
800℃〜1000℃に設定することができる。
【0056】(2)下部電極の形成工程 図3(a)〜図4(b)に示すように,下部電極の形成
工程では,シリコン酸化膜204上に本実施形態にかか
る二段シリンダ体230が形成される。本工程では,第
5の段階に相当する導電性ポリシリコン膜232の形成
段階と,第6の段階に相当する第2シリンダ部240の
形成段階と,第7の段階〜第9の段階に相当する第1シ
リンダ部238の形成段階とが,順次実施される。
【0057】(2−1)導電性ポリシリコン膜232の
形成段階 図3(a)に示すように,導電性ポリシリコン膜232
の形成段階では,例えばシランガスを用いた減圧CVD
によって,導電性ポリシリコン膜232を形成する。次
に,導電性ポリシリコン膜232に不純物を導入して導
電性を持たせる。次に,導電性ポリシリコン膜232を
パターニングして凹部236を形成する。なお,本段階
の減圧CVDの反応温度は,例えば約620℃に設定す
ることができる。
【0058】(2−2)第2シリンダ部240の形成段
階 第1シリンダ部の形成段階では,図1(a)〜図2
(a)に示す上記第1実施形態にかかる下部電極の形成
工程と実質的に同一の工程を経て,粗面ポリシリコン膜
218の第2の部分218b,第3の部分218c及び
第4の部分218dを形成する(図3(b)参照)。
【0059】本段階では,導電性ポリシリコン膜232
と第2の部分218bとの間,導電性ポリシリコン膜2
32と第3の部分218cとの間,および導電性ポリシ
リコン膜232と第4の部分218dとの間のいずれに
も,自然酸化膜を介在させておく。自然酸化膜は導電性
ポリシリコン膜232と粗面ポリシリコン膜218の各
部分との結晶性を分離する機能を有するため,粗面ポリ
シリコン膜218dの各部分には,図2(a)に示す凹
凸116と同様に安定した形状を有する凹凸216を形
成することができる。結果として,凹部236内に,第
2シリンダ部240が形成される。
【0060】(2−3)第1シリンダ部238の形成段
階 第1シリンダ部238の形成段階では,まず,CVDに
より,第2の部分218b上と第3の部分218c上と
第4の部分218d上とに,シリコン酸化膜242を形
成する(図3(c)参照)。次に,シリコン酸化膜24
2をパターニングして,残留したシリコン酸化膜242
からなるマスクを形成し,該マスクを利用して粗面ポリ
シリコン膜218(第2の部分218b)と導電性ポリ
シリコン膜232とをパターニングし,図3(c)に示
す構造を形成する。ここで,マスク部材に相当するシリ
コン酸化膜242からなるマスクには,少なくとも第2
シリンダ部240の開口部を覆う部分が形成されてい
る。
【0061】次に,図1(a)〜図2(a)に示す上記
第1実施形態にかかる下部電極の形成工程と実質的に同
一の工程を経て,粗面ポリシリコン膜218の第1の部
分218a,第5の部分218e及び後に除去される第
6の部分218fを形成する(図4(a)参照)。次
に,CVDにより,第1の部分218aと第5の部分2
18eと第6の部分218fとが形成されたウェハの表
面全体にシリコン酸化膜246を形成し,更に,全面異
方性エッチングを行うことにより,第1の部分218a
及び第5の部分218eの側面に,シリコン酸化膜24
8を形成する。
【0062】次に,かかるシリコン酸化膜248をマス
クとして,第6の部分218fをエッチングし,残留し
ているシリコン酸化膜242,248をフッ酸水溶液で
取り除く(図4(d)参照)。結果として,第1シリン
ダ部238が形成されることにより,二段シリンダ体2
30が形成される。尚,粗面ポリシリコン膜218の第
1の部分218a〜第5の部分218eは,連続膜を構
成するため,上記フッ酸水溶液による処理において相互
に分離することはない。
【0063】(3)誘電体膜の形成工程 誘電体膜の形成工程では,減圧CVDにより,二段シリ
ンダ体230の粗面ポリシリコン膜218上に,絶縁膜
であるチッ化シリコン膜220を堆積させる(図4
(c)参照)。本工程の減圧CVDには,例えばジクロ
ルシランガスとアンモニアガスを用いることができる。
さらに,チッ化シリコン膜220は,例えば約50オン
グストロームの厚さで堆積させることができる。
【0064】(4)上部電極の形成工程 上部電極の形成工程では,例えば約820℃のウェット
酸素中で酸化した後に,まず,減圧CVDによりチッ化
シリコン膜220上にポリシリコンを堆積させ,次に,
所定の不純物導入法により該ポリシリコンに導電性を持
たせ,次に,該ポリシリコンをパターニングし,ポリシ
リコン膜222を形成する(図2(b)参照)。
【0065】以上説明したように,本実施形態では,下
部電極は内部に段差を有する二段シリンダ形状であり,
その表面が上記第1実施形態にかかる粗面ポリシリコン
膜と略同一の構造の粗面ポリシリコン膜で覆われてい
る。したがって,本実施形態にかかる半導体キャパシタ
は,キャパシタ表面積が広くなり,電気容量の増加が可
能となる。
【0066】また,本実施形態では,下部電極に上記第
1実施形態にかかる粗面ポリシリコン膜と略同一の構造
を有する粗面ポリシリコン膜を使用している。したがっ
て,不純物導入工程が不要で,かつ表面積も大きく,更
に,側面の膜に不純物が注入されているため,キャパシ
タ電極として使用した場合に空乏化の不具合が発生しな
い電極を提供することができる。
【0067】以上,本発明に係る好適な実施の形態につ
いて説明したが,本発明はかかる構成に限定されない。
当業者であれば,特許請求の範囲に記載された技術思想
の範囲内において,各種の修正例及び変更例を想定し得
るものであり,それら修正例及び変更例についても本発
明の技術範囲に包含されるものと了解される。
【0068】
【発明の効果】本発明では,半導体キャパシタの電極
に,必ずしも不純物導入を行う必要がないため,一旦形
成された凹凸形状が変形する可能性が小さい。また,電
極表面の凹凸は,下層膜表面の結晶性の影響を受けて形
成されるため,電極表面の凹凸形状が示す電極内の不純
物濃度分布への依存が低減される。さらに,本発明で
は,電極に二段シリンダ形状を採用することにより,電
極表面積の一層の向上を図ることができる。したがっ
て,本発明によれば,大きくかつ安定した電気容量を有
する半導体キャパシタを提供することが可能となる。
【0069】さらに,本発明では,半導体キャパシタの
電極に必ずしも不純物導入を行う必要がないとともに,
表面に凹凸を有する電極を同一反応炉内で実施可能な工
程により形成することができる。したがって,本発明に
よれば,半導体キャパシタを備える半導体装置につい
て,パーティクルや汚染等の防止による歩留まり向上,
製造工程数の減少による製造時間の短縮,およびスルー
プットの向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能な半導体キャパシタの製造方
法についての説明図である。
【図2】図1に示す半導体キャパシタの製造方法につい
ての他の説明図である。
【図3】本発明を適用可能な他の半導体キャパシタの製
造方法についての説明図である。
【図4】図3に示す半導体キャパシタの製造方法につい
ての他の説明図である。
【符号の説明】
100 半導体キャパシタ 106 第1非晶質膜 108 下層膜 110,116 凹凸 112 第2非晶質膜 114 上層膜 118 粗面ポリシリコン膜 120 チッ化シリコン膜 122 ポリシリコン膜 238 第1シリンダ部 240 第2シリンダ部 242 シリコン酸化膜
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−307080(JP,A) 特開 平7−153850(JP,A) 特開 平10−22473(JP,A) 特開 平5−175450(JP,A) 特開 平5−90490(JP,A) 特開 平5−110022(JP,A) 特開 平6−45521(JP,A) 特開 平9−298284(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/8242 H01L 21/822 H01L 27/04 H01L 27/108 JICSTファイル(JOIS)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体キャパシタの製造方法であって: ノンドープシリコンの非晶質膜を形成する第1の段階
    と, 熱処理により前記ノンドープシリコンの非晶質膜をその
    表面に凹凸を有する下層膜に変化させる第2の段階と, 前記下層膜の表面上に不純物ドープシリコンの非晶質膜
    を形成する第3の段階と, 熱処理により前記不純物ドープシリコンの非晶質膜をそ
    の表面に前記下層膜表面の凹凸を基礎として形成される
    凹凸を有する上層膜に変化させる第4の段階と, を含むことを特徴とする,前記下層膜と前記上層膜とを
    有する電極を備えた半導体キャパシタの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第1の段階において,前記ノンドー
    プシリコンの非晶質膜は,減圧CVDにより形成される
    ことを特徴とする,請求項1に記載の半導体キャパシタ
    の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記減圧CVDの反応温度は,前記ノン
    ドープシリコンが非結晶から多結晶に遷移する温度範囲
    内に設定されることを特徴とする,請求項2に記載の半
    導体キャパシタの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記第3の段階において,前記不純物ド
    ープシリコンの非晶質膜は,他の減圧CVDにより形成
    されることを特徴とする,請求項1,2または3のいず
    れかに記載の半導体キャパシタの製造方法
  5. 【請求項5】 前記他の減圧CVDの反応温度は,前記
    不純物ドープシリコンが非結晶から多結晶に遷移する温
    度範囲内に設定されることを特徴とする,請求項4に記
    載の半導体キャパシタの製造方法。
  6. 【請求項6】 前記第1の段階と前記第2の段階と前記
    第3の段階と前記第4の段階とは,同一の反応炉内で行
    われることを特徴とする,請求項1,2,3,4または
    5のいずれかに記載の半導体キャパシタの製造方法。
  7. 【請求項7】 半導体キャパシタの製造方法であって: 前記半導体キャパシタの下部電極の形成工程は, 露出面に凹部が形成された導電性ポリシリコン膜を形成
    する第5の段階と, 前記露出面において前記凹部を含む領域上に粗面ポリシ
    リコン膜を形成し前記凹部内に一のシリンダ部を形成す
    る第6の段階と, 前記粗面ポリシリコン膜上に前記一のシリンダ部を覆う
    部分を含むマスク部材を形成する第7の段階と, 前記マスク部材の露出面上に前記粗面ポリシリコン膜と
    連続膜をなす他の粗面ポリシリコン膜を形成する第8の
    段階と, 前記他の粗面ポリシリコン膜の一部と前記マスク部材と
    を除去し前記マスク部材の除去部分に他のシリンダ部を
    形成する第9の段階と,を含むことを特徴とする,半導
    体キャパシタの製造方法。
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