JPH05102976A - データ通信システム - Google Patents

データ通信システム

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JPH05102976A
JPH05102976A JP3260783A JP26078391A JPH05102976A JP H05102976 A JPH05102976 A JP H05102976A JP 3260783 A JP3260783 A JP 3260783A JP 26078391 A JP26078391 A JP 26078391A JP H05102976 A JPH05102976 A JP H05102976A
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terminal
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terminals
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JP3260783A
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Osamu Kawada
修 川田
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Toshiba AVE Co Ltd
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  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、データ伝送路に共通接続された複数
の端末を有し、前記端末間で前記データ伝送路を介して
データ通信を行うデータ通信システムにおいて、通信状
態や伝送路状態の監視を行い、障害が発生した場合にお
いても、障害によるシステムの通信機能の低下を防ぎ、
システムとして維持することができる対障害機能を持っ
たデータ通信システムの提供を目的とする。 【構成】データ通信システムにおいて、データ伝送路1
0に接続された対障害処理装置20によって、端末間
(T1〜Tn)の通信状況および伝送路状況を監視し、
前記監視の結果、障害の発生を検知した場合、前記障害
が発生した端末以外の端末に障害発生を通知し、障害を
端末間の通信中に検知した場合、複数の端末と対障害処
理装置との間に形成された直通回線(L1〜Ln)を用
いて前記通信を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ通信システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のバスを用いたデータ通信
システムを示す全般構成図である。このデータ通信シス
テムはデータ伝送路50(以下、「バス」という。)に
共通接続された複数の端末(T51〜T5n)を有し、
端末間(T51〜T5n)でバス50を介してデータ通
信を行うものである。以下、端末間のデータ通信につい
て説明する。
【0003】ところで、図5のデータ通信システムにお
いて、通信方式は特定せず、通信を行う場合に予め必要
となるパラメータは設定されているとする。また、各端
末(T51〜T5n)は一つのバス50に接続されてい
るため、端末からデータを送信するためには、バスの解
放要求を行い、送信端末を除く全ての端末を受信待ちの
状態にさせる必要がある。
【0004】図5における端末1(T51)と端末2
(T52)の間でデータ通信を行うことを考える。ま
ず、端末1はデータの送信に先立ってバスの解放要求を
行う。このとき、端末1は他の端末(T52〜T5n)
が送信要求すなわちバスの解放要求を行っていないこと
を確認する。なお、バスの解放要求とは、各端末のCP
Uが司るバスコントローラに、送信データ有りという指
令を出すことである。
【0005】さて、端末1を除く全ての端末(T52〜
T5n)が端末1からのバスの解放要求を受けると各端
末は、内部の状態を受信待ち状態に遷移させ、データを
受信できる状態にする。
【0006】その後、端末1はデータを送信したい端末
2(T52)のアドレスを送信データに付加させて送信
する。
【0007】受信端末2は受信データに付加されている
アドレスと自端末(T52)に割り当てられているアド
レスが一致した場合のみ、前記受信したデータを正規の
受信データとして認識して受信する。
【0008】このような手順により、端末1と端末2と
の間の通信は成立し、また、複数の端末がバスに共通接
続されていても、相手端末のアドレスを指定することに
より端末−端末間の個別通信を行うことができる。
【0009】ここで、図5のデータ通信システムにおい
てデータ伝送路上で障害が発生した場合(51)につい
て考える。この障害の発生はデータ通信システムの状態
により、端末間の通信が行われていない状態で発生する
する場合と端末間の通信中に発生する場合の二つの場合
が考えられる。前記二つの障害発生のいずれの場合に
も、図5に示されるデータ通信システム構成では、端末
でのアプリケーションによって障害を検出することは可
能である。
【0010】しかし、端末間の通信が行われていない状
態で障害が発生した場合において、前記端末側のアプリ
ケーション機能によって事前に障害を検出したとして
も、障害発生後のデータ通信は行えない。また、端末間
の通信中に障害が発生した場合においても、障害発生時
に中断された通信の再開は、前記データ伝送路上で発生
した障害が復旧しない限りは不可能である。
【0011】すなわち、前記いずれの障害発生状態によ
っても、障害によるデータ通信システムの主機能である
通信機能の低下を防ぐことはできないという問題点があ
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
のデータ通信システムにおいては、伝送路上に発生した
障害に対し、障害発生の有無を端末側が検出することは
可能であるが、システムとしての通信機能の低下を防ぐ
ための障害処理を行うことはできない。
【0013】そこで、本発明は、前記データ通信システ
ムにおいて、通信状態や伝送路状態の監視を行い、障害
が発生した場合においても、障害によるシステムの通信
機能の低下を防ぎ、システムとして維持することができ
る対障害機能を持ったデータ通信システムの提供を目的
とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、データ伝送路
に共通接続された複数の端末を有し、前記端末間で前記
データ伝送路を介してデータ通信を行うデータ通信シス
テムにおいて、前記データ伝送路に接続され、前記端末
間の通信状況および伝送路状況を監視する通信監視手段
と、前記複数の端末と前記通信監視手段との間に形成さ
れた直通回線と、前記通信監視手段に設けられ、前記監
視の結果、障害の発生を検知した場合、前記障害が発生
した端末以外の端末に障害発生を通知する手段と、前記
通信監視手段に設けられ、障害を端末間の通信中に検知
した場合、前記直通回線を用いて前記通信を行う通信回
線制御手段とを具備したことを特徴とする。
【0015】
【作用】本発明は、データ伝送路に共通接続された複数
の端末を有し、前記端末間で前記データ伝送路を介して
データ通信を行うデータ通信システムにおいて、前記デ
ータ伝送路に接続され前記端末間の通信状況および伝送
路状況を監視する通信監視手段によって通信を監視し、
前記監視の結果、障害の発生を検知した場合、前記障害
が発生した端末以外の端末に障害発生を通知し、障害を
端末間の通信中に検知した場合、前記複数の端末と前記
通信監視手段との間に形成された直通回線を用いて前記
通信を行うことができる。
【0016】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示すデータ通信
システムの全般構成図である。図1において、本実施例
は、バス10に共通接続された複数の端末(T1〜T
n)と、複数の端末(T1〜Tn)と同様に接続された
対障害処理装置20と、複数の端末(T1〜Tn)と対
障害処理装置20との間に形成された直通回線(L1〜
Ln)を有した構成となっている。この対障害処理装置
20は、端末間の通信を傍受し通信状況を把握する通信
端末認識機能と、前記通信端末認識機能による端末間の
通信状況を参考にして定期的あるいは臨時的に伝送路状
況のチェックを行う伝送路監視機能と、前記伝送路監視
機能により障害の発生を検知し、あるいは既定時間を過
ぎた通信を障害発生と認識し、他の端末へ障害の発生し
た端末を通知し、障害間、障害発生にかかる端末に対し
ては直通回線(L1〜Ln)を接続し、障害の復旧後は
前記伝送路確認機能により伝送路の復旧を確認し、確認
後に他の端末に障害が復旧した旨を通知する対障害処理
機能を有する。
【0017】ところで、本実施例におけるデータ通信は
アドレス識別による端末間通信を行う。そこで、データ
通信に使用されるデータフォーマットについて説明す
る。図2は、前記実施例において使用するデータフォー
マット図を示している。図中の(a)は一般的な端末間
通信のデータフォーマットを示している。すなわち、送
信すべきデータ部205に、宛先アドレス203及び送
信元アドレス204のアドレス部及び送信データ長を示
すデータ長202を付加し、さらにデータ開始(ST
X)及びデータ終了(ETX)で前記デ−タを取り囲ん
だ構成になっている。データ部205の長さは任意であ
る。また、対障害処理装置が定期的あるいは臨時的に伝
送路状況のチェックを行うため関連する端末へ送信する
伝送路確認信号および伝送路確認信号を受信した端末が
対障害処理装置へ送信する伝送路確認通知信号(b)
は、端末間通信のデータフォーマット(a)のデータ部
205を削除した構成となっている。すなわち、データ
部がないことにより当該データが伝送路確認信号あるい
は伝送路確認通知信号であると認識する。さらに、障害
発生を検知した対障害処理装置が、障害の発生した端末
以外の端末に、障害の発生した端末のアドレス及び障害
が発生したことを通知する異常端末通知信号(c)と障
害が発生していた端末のアドレス及び障害が解除された
ことを通知する異常端末復旧信号は、端末通信間のデー
タフォーマットのデータ部205を異常発生端末アドレ
ス及び異常発生通知の2バイトあるいは異常発生端末ア
ドレス及び異常解除通知の2バイトで構成したものであ
る。
【0018】次に、前記した通信端末認識機能、伝送路
監視機能及び対障害処理機能の三つの機能について順に
説明する。ここで、理解を容易にするため、端末1から
端末2への送信について考える。
【0019】まず、データを送信する端末は他の端末が
バスへの解放要求を行っていないことを確認した後、バ
スの解放要求を行う。システム内の全ての端末は、端末
1からバスの解放要求を認識すると、各端末ごとのバス
を解放し、端末1を除く全ての端末は受信待ち状態にな
る。このシステム内のバスの解放により、端末1からの
データ送信が可能となる。前述したように、送信される
データのデータフォーマットには相手端末の宛先アドレ
スと自己の送信元アドレスが含まれている。端末1のア
ドレスを`1`とし、端末2のアドレスを`2`とする
と、具体的には、宛先アドレスは端末2であるため0000
0010の8ビットで、送信元アドレスは端末1であるため
00000001の8ビットで構成される。端末1から送信され
た前記アドレスを含むデータは、システム内の全ての端
末で受信されるが、端末1からデータを受信した端末は
そのデータのアドレスに示されている相手端末と自端末
に割り当てられたアドレスを照合し、自端末のアドレス
と一致した場合のみ、そのデータを受信データとして取
り込み正規のデータとして処理を行う。ここでは、端末
1からのデータの宛先アドレスは端末2であるからデー
タは端末2のみに正規の受信データとして受信される。
【0020】さて、通信端末確認機能の動作について説
明する。図3は、対障害処理装置の構成を示すブロック
図である。対障害処理装置は他の端末と同様にバスに共
通接続されているため、端末1から送信されたデータは
全ての端末において受信することができるため、対障害
処理装置でも受信することができる。したがって、バス
に接続されている入力ポート300から入力されるデー
タは、受信部301を介して通信端末認識部302にお
いて、モニタすることはできる。すなわち、アドレス部
を認識することにより、通信を行っている送信元端末と
送信相手先端末を知ることができる。なお、この認識は
端末間データ伝送が終了した時点で消去されるが、伝送
頻度を認識するためデータ伝送状態記録部304で端末
のトラヒック記録として残しておく。
【0021】次に、伝送監視機能の動作について説明す
る。まず、伝送路監視制御部303において、入力ポー
ト300から受信部301を介し、システム内において
バスの解放要求が行われていないことを確認した後、伝
送路監視制御部303からバスの解放要求を信号発生部
306、送信部307を介して出力ポート308から送
信する。その後、伝送路監視制御部303は、前記した
通信端末確認機能によりデータ伝送状態記録部304に
記録されている伝送実行回数をもとに、端末ごとの送信
データの発生頻度を割り出している送信データ発生頻度
制御部305に送信指令を出し、送信データ発生頻度制
御部305はデータの端末が頻繁に発生する端末から伝
送路確認信号を、信号発生部306、送信部307を介
して出力ポート308から、バスに送信する。このとき
の送信データの送信元アドレスは、対障害処理装置を示
すため`0`とする。出力ポート308からバスに出力
された伝送路確認信号は、全ての端末で受信し、宛先ア
ドレスが一致した端末は、伝送路確認信号の応答として
伝送路確認応答信号を対障害処理装置に送信する。ここ
で、伝送路確認信号のアドレス部の宛先アドレスと一致
しない端末は、当該信号を破棄することになるが、宛先
アドレスと一致した端末が伝送路確認応答信号を送信し
終えるまでバスの解放要求は行わない。さて、対障害処
理装置の伝送路監視制御部303は、伝送路確認信号を
送信した端末から出力され、入力ポート300から受信
部301、通信端末認識部302を介して入力される伝
送路確認応答信号を受信することによって、当該端末に
対して伝送路異常なしと認識する。以下、順に伝送頻度
の高い端末より伝送路確認信号の送信を、前記と同様
に、バスの解放要求から行う。また、伝送路確認信号を
送信する端末の順序は、伝送頻度の状態によって変わる
ものとする。なお、伝送路確認信号を送信した端末から
の伝送路確認応答信号が確認されない場合は、再度その
端末に対して伝送路確認信号を送信する。再度送信して
も、伝送路確認応答信号を確認できない場合は、伝送路
に障害が発生したものと認識する。このようにして、対
障害処理装置は、定期的にシステム内の伝送路の状態を
監視する。
【0022】次に、対障害処理機能について説明する。
この対障害処理機能は障害を検知した時のシステムの状
態によって処理が異なる。すなわち、システム内で通信
が行われていない場合と端末間で通信が行われている場
合の二つの状態である。
【0023】まず、システム内で通信が行われていない
場合について説明する。これは、前記伝送路監視機能に
より障害を検知した場合に該当する。すなわち、伝送路
確認信号の再送に対しても、信号の送信された端末から
応答が確認できなかった場合、対障害処理装置は当該端
末を伝送路異常発生と認識し、以下の処理を行う。ま
ず、伝送路監視制御部303は異常が発生した端末アド
レスおよび異常が発生したことを通知する、異常端末通
知信号を信号発生部306、送信部307を介して出力
ポート308から、伝送路が異常となった端末を除く全
ての端末に対して送信する。この異常発生通知信号をシ
ステム上の端末が受信することによって異常が発生した
端末の存在を他の端末に認識させ、当該他の端末は異常
発生端末に対してデータを送信しない。さらに、伝送路
監視制御部303は、システム内の端末への異常端末通
知信号の送信を完了した後、直通回線回線交換制御部3
09に異常端末との間に、直通回線311の接続を指示
し、直通回線入出力ポート310を介し、異常端末に対
し伝送路に異常が発生しデータ通信が不可であることを
通知する。さて、異常端末の障害が復旧したことを示す
信号が、異常端末から直通回線311、直通回線入出力
ポート310、直通回線回線交換制御部309を介し
て、伝送路監視制御部303に伝送されると、伝送路監
視制御部303は信号発生部306、送信部307介し
て出力ポート308から伝送路確認信号を異常端末に対
して送信する。異常端末から、入力ポート300、受信
部301、通信端末認識部302を介して、伝送路確認
応答信号を受信した伝送路監視制御部303は、異常端
末復旧信号を、信号発生部306、送信部307を介し
て出力ポート308から全端末に対し送信する。また、
伝送路監視制御部303は、直通回線回線交換制御部3
09による異常端末との直通回線の接続を解除する。但
し、伝送路監視制御部303は、異常端末からの復旧信
号を、直通回線311を通り、直通回線入出力ポート3
10、直通回線回線交換制御部309を介して受信し、
異常端末への再度の伝送路確認信号を送信し、応答信号
を受信して正常であると認識しない限り、各端末から異
常端末への伝送制限及び直通回線の設定の状態を維持さ
せる。
【0024】このようにして、通信が行われていない場
合に障害が発生を検知した場合は、障害の発生を他の端
末に通知するため、異常端末への送信が引き起こす通信
の混乱を未然に防止することが可能である。
【0025】次に、端末間で通信が行われている場合に
ついて説明する。対障害処理装置は前述した通信端末認
識機能により端末間をモニタしているため、通信が行わ
れている端末を認識できる。ここで、通信を行っている
端末のうち送信端末がバスの解放を行っていないにもか
かわらず、通信が既定時間途絶えた場合、伝送路監視制
御部303は、モニタしていた通信の端末間伝送路にお
ける障害の発生と認識し、次のような対障害処理を行
う。まず、障害が発生したデータ伝送中の両端末を端末
1および端末2とすると、伝送路監視制御部303は、
直通回線回線交換制御部309に端末1との直通回線と
端末2との直通回線を接続し、端末1と端末2に対し対
障害処理装置を介した直通回線を設定させる。また、前
記直通回線の設定後、伝送路制御部303は端末1及び
端末2に対し、直通回線が設定され、通信が直通回線を
介して再開可能となった旨を直通回線を用いて通知す
る。その後、端末1と端末2の間の通信は、対障害処理
装置を経由して行われる。同時に、どちらの端末側で障
害が発生したのかを確認する。すなわち、伝送路監視制
御部303は信号発生部306、送信部307を介して
出力ポート308から端末1に対して伝送路確認信号を
送信し、端末1からの伝送路確認通知信号の応答の有無
によって、障害の有無を判断する。また、端末2に対し
ても同様に障害の有無を判断する。障害の発生した端末
を確定した後は、前記システム内で通信が行われていな
い場合と同様な手順で対障害処理を行う。すなわち、異
常端末通知信号により、異常が発生した端末のアドレス
と異常が発生したことを異常発生以外の端末に対して通
知する。その後、端末1と端末2の間の直通回線による
通信の終了は、設定されている直通回線を直通回線回線
交換制御部309を介して伝送路監視制御部がモニタす
ることによって知ることができ、送信端末からの解放を
認識した時点で、再度異常端末へ伝送路確認信号を送信
し伝送路確認処理を行い、復旧を確認した後、全端末に
対し異常端末復旧信号を送信し、異常が解除され異常で
あった端末に対する送信を許可する。その後、設定して
いた直通回線を解除する。
【0026】このようにして、端末間で通信が行われて
いる場合は、対障害処理装置を経由した直通回線を設定
し、データ伝送を再開させることが可能である。
【0027】図4は、通信端末認識機能を除いた対障害
処理動作の全般フローチャートを示したものである。図
4において、まず端末間通信を行っているか、否かによ
って対障害処理動作が異なる(401)。端末間通信を
行っていない場合は伝送路確認信号を関連端末に送信す
るか否か判断する(411)。この判断をするのは、伝
送路の確認を定期的に行うためである。また、伝送路確
認信号を送信する端末の選択は、図示されていない通信
端末認識機能による伝送頻度の記録をもとに行うのは、
既述した通りであり、この通信端末認識機能動作は対障
害処理動作と並行的に実施される。伝送路確認信号の送
信を行うことから始まる伝送路確認処理(411)を含
む伝送路監視機能の動作フローにより、伝送路が正常か
異常かを判断する(412)。伝送路が正常である場合
は、対障害処理動作を終了しない限り(404)、最初
に戻り対障害処理動作は繰り返される。伝送路が異常と
判断された場合は、既述した端末間の通信を行っていな
い場合の対障害処理(430)を行う。すなわち、異常
端末以外の端末への異常端末通知信号の送信、異常端末
へ直通回線の利用による伝送路異常の通知を行い(43
2)、異常端末から直通回線を介して復旧の通知を受け
ることにより(433)、伝送路監視機能(410)と
同様に復旧後の伝送路確認処理を行い、各端末への異常
端末復旧信号の送信を行う(434)。端末間通信を行
っている場合(401)において、端末間通信が既定時
間を超過している場合(402)は異常状態と判断し
(421)、既述した端末間の通信を行っていない場合
の対障害処理を行う(420)。すなわち、異常端末以
外の端末への異常端末通知信号の送信、対障害処理装置
の直通回線回線交換制御部による異常端末間の直通回線
の設定、直通回線を介して異常端末への伝送路異常の通
知を行い(422)、異常端末から直通回線を介して復
旧の通知を受けることにより(423)、異常であった
端末に対し伝送路の確認を行い、各端末へ異常端末復旧
信号の送信を行う(424)。このようにして、伝送路
監視機能(410)、端末間の通信を行っている場合の
対障害処理機能(430)および端末間の通信を行って
異いる場合の対障害処理機能(420)は動作する。
【0028】以上説明した対障害処理装置を従来のデー
タ通信システム内に加入させることにより、端末間のデ
ータ伝送状況が確認でき、かつシステム内の伝送路を監
視し、異常発生と同時に対障害処理を行い、システムと
しての機能低下を未然に防止することが可能となる。
【0029】
【発明の効果】上述したように、本発明はデータ伝送路
に共通接続された複数の端末を有し、前記端末間で前記
データ伝送路を介してデータ通信を行うデータ通信シス
テムにおいて、端末間の通信状況および伝送路状況を監
視する通信監視手段と端末に障害発生を通知する手段と
直通回線を用いて通信を行う通信回線制御手段を有する
構成により、伝送路の障害発生による通信中断が引き起
こす通信の混乱、すなわち、データ通信システムとして
の通信機能の低下を防ぎ、システムとしての通信サービ
スの向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すデータ通信システムの
全般構成図。
【図2】前記実施例において使用するデータフォーマッ
ト図。
【図3】前記実施例における対障害処理装置の通信監
視、障害通知及び対障害処理の動作説明図。
【図4】前記実施例における通信端末認識機能を除く対
障害処理動作の全般フローチャート。
【図5】従来のデータ通信システムを示す全般構成図。
【符号の説明】
10,50 データ伝送路(バス) 20 対障害処理装置 51 障害発生箇所 300 入力ポート 301 受信部 302 通信端末認識部 303 伝送路監視制御部 304 データ伝送状態記録部 305 送信データ発生頻度制御部 306 信号発生部 307 送信部 308 出力ポート 309 直通回線回線交換制御部 310 直通回線入出力ポート T1〜Tn 端末 T51〜T5n 端末 L1〜Ln 直通回線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ伝送路に共通接続された複数の端末
    を有し、前記端末間で前記データ伝送路を介してデータ
    通信を行うデータ通信システムにおいて、 前記データ伝送路に接続され、前記端末間の通信状況お
    よび伝送路状況を監視する通信監視手段と、 前記複数の端末と前記通信監視手段との間に形成された
    直通回線と、 前記通信監視手段に設けられ、前記監視の結果、障害の
    発生を検知した場合、前記障害が発生した端末以外の端
    末に障害発生を通知する手段と、 前記通信監視手段に設けられ、障害を端末間の通信中に
    検知した場合、前記直通回線を用いて前記通信を行う通
    信回線制御手段とを具備したことを特徴とするデータ通
    信システム。
JP3260783A 1991-10-08 1991-10-08 データ通信システム Pending JPH05102976A (ja)

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