JP2635835B2 - 呼処理多重監視方式 - Google Patents
呼処理多重監視方式Info
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- JP2635835B2 JP2635835B2 JP3043349A JP4334991A JP2635835B2 JP 2635835 B2 JP2635835 B2 JP 2635835B2 JP 3043349 A JP3043349 A JP 3043349A JP 4334991 A JP4334991 A JP 4334991A JP 2635835 B2 JP2635835 B2 JP 2635835B2
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- Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の交換機が中央制
御装置で管理されている交換機システムであって、各交
換機に設けられている呼処理装置における呼処理制御の
正常性を監視する呼処理多重監視方式に関するものであ
る。
御装置で管理されている交換機システムであって、各交
換機に設けられている呼処理装置における呼処理制御の
正常性を監視する呼処理多重監視方式に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の複数の交換機が中央制御装置で管
理されている交換機システムで、各交換機に設けられて
いる呼処理装置の呼処理制御の正常性を監視する呼処理
多重監視方式としては、図4に示されているようなもの
がある。次に、図4を説明する。
理されている交換機システムで、各交換機に設けられて
いる呼処理装置の呼処理制御の正常性を監視する呼処理
多重監視方式としては、図4に示されているようなもの
がある。次に、図4を説明する。
【0003】まず、n個の交換機NW211 〜21n から構
成されているとし、各交換機NW211 〜21n には呼処理
装置CPR221 〜22n が設けられ、また各呼処理装置C
PR221 〜22n に対しては監視装置ESE231 〜23n が
設けられている。こうして、これら監視装置ESE231
〜23n から定期的に個々にループの伝送路によって回線
インターフェイスにより結合する伝送装置であるデータ
ハイウェイDHW241〜24n および交換機NW211 〜21
n を介して擬似呼が呼処理装置CPR221 〜22n にかけ
られて、この擬似呼に対応して交換機NW211 〜21n お
よびデータハイウェイDHW241 〜24n を介して戻って
くるダイアルトーン等の応答を監視装置ESE231 〜23
n が確認することにより、呼処理装置CPR221 〜22n
の正常性を確認している。ところで、擬似呼に対して呼
処理装置CPR221 〜22n から所定時間内に応答が戻っ
てこずに呼処理装置CPR221 〜22n の異常性が確認さ
れる場合には、監視装置ESE231 〜23n は呼処理装置
CPR221 〜22n に緊急動作信号EMAを与え、呼処理
装置CPR221 〜22n 内の一時記憶メモリのデータエリ
アを所定内容に初期化する再開処理を行なわせる。
成されているとし、各交換機NW211 〜21n には呼処理
装置CPR221 〜22n が設けられ、また各呼処理装置C
PR221 〜22n に対しては監視装置ESE231 〜23n が
設けられている。こうして、これら監視装置ESE231
〜23n から定期的に個々にループの伝送路によって回線
インターフェイスにより結合する伝送装置であるデータ
ハイウェイDHW241〜24n および交換機NW211 〜21
n を介して擬似呼が呼処理装置CPR221 〜22n にかけ
られて、この擬似呼に対応して交換機NW211 〜21n お
よびデータハイウェイDHW241 〜24n を介して戻って
くるダイアルトーン等の応答を監視装置ESE231 〜23
n が確認することにより、呼処理装置CPR221 〜22n
の正常性を確認している。ところで、擬似呼に対して呼
処理装置CPR221 〜22n から所定時間内に応答が戻っ
てこずに呼処理装置CPR221 〜22n の異常性が確認さ
れる場合には、監視装置ESE231 〜23n は呼処理装置
CPR221 〜22n に緊急動作信号EMAを与え、呼処理
装置CPR221 〜22n 内の一時記憶メモリのデータエリ
アを所定内容に初期化する再開処理を行なわせる。
【0004】また、監視装置ESE231 〜23n からは、
呼処理装置CPR221 〜22n の異常性を確認した場合に
は、呼処理装置CPR221 〜22n の異常性を示す緊急動
作アラーム信号EMAALMがAND回路25に与えられ
る。したがって、全ての各監視装置ESE231 〜23n が
各監視装置ESE231 〜23n の対応する呼処理装置CP
R221 〜22n の異常性を確認する場合、言い換えれば中
央制御装置MPR26の異常状態が確認される場合には、
AND回路25から中央制御装置MPR26に緊急動作信号
EMAが与えられる。これにより、中央制御装置MPR
26は、マスタテープMT27の内容にもとづき全ての呼処
理装置CPR221 〜22n に対して再開処理を行なって呼
処理装置CPR221 〜22n 内の一時記憶メモリのデータ
エリアを初期化する。
呼処理装置CPR221 〜22n の異常性を確認した場合に
は、呼処理装置CPR221 〜22n の異常性を示す緊急動
作アラーム信号EMAALMがAND回路25に与えられ
る。したがって、全ての各監視装置ESE231 〜23n が
各監視装置ESE231 〜23n の対応する呼処理装置CP
R221 〜22n の異常性を確認する場合、言い換えれば中
央制御装置MPR26の異常状態が確認される場合には、
AND回路25から中央制御装置MPR26に緊急動作信号
EMAが与えられる。これにより、中央制御装置MPR
26は、マスタテープMT27の内容にもとづき全ての呼処
理装置CPR221 〜22n に対して再開処理を行なって呼
処理装置CPR221 〜22n 内の一時記憶メモリのデータ
エリアを初期化する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述さ
れたものにおいては、1個の呼処理装置CPRに対して
1個の監視装置ESEが必要であり、呼処理装置CPR
が増える毎にその呼処理装置CPRの個数に合わせて監
視装置ESEを設けねばならず、経済性が悪いという問
題点があった。また、中央制御装置MPRの配下にある
全ての呼処理装置CPRの異常性が確認されない限り、
中央制御装置MPRの異常状態が判断できないために、
システムの信頼性にも問題があった。
れたものにおいては、1個の呼処理装置CPRに対して
1個の監視装置ESEが必要であり、呼処理装置CPR
が増える毎にその呼処理装置CPRの個数に合わせて監
視装置ESEを設けねばならず、経済性が悪いという問
題点があった。また、中央制御装置MPRの配下にある
全ての呼処理装置CPRの異常性が確認されない限り、
中央制御装置MPRの異常状態が判断できないために、
システムの信頼性にも問題があった。
【0006】本発明は、このような問題点を解消するこ
とを目的として、経済性に優れるとともに、システム全
体の信頼性の向上が図れる呼処理多重監視方式を提供し
ようとするものである。
とを目的として、経済性に優れるとともに、システム全
体の信頼性の向上が図れる呼処理多重監視方式を提供し
ようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による呼処理多重
監視方式は、前述された目的を達成するために、図1の
原理構成の原理ブロック図に示されているように、複数
の交換機が中央制御装置で管理されている交換機システ
ムであって、各交換機に設けられている呼処理装置にお
ける呼処理制御の正常性を監視する呼処理多重監視方式
において、 呼処理制御の正常性を監視する監視装置を中
央制御装置に接続し、 前記監視装置には、中央制御装置
に対して中央制御装置に接続されている各交換機の呼処
理装置の正常性の確認を行うことを指示する手段と、中
央制御装置からの確認結果の通知を監視する手段と、中
央制御装置から送られてきた各呼処理装置の正常性の確
認結果により異常状態と判断された呼処理装置に対して
回復処理を行うことを指示する信号を当該呼処理装置に
送信する手段と、中央制御装置から確認結果が返ってこ
ない場合に中央制御装置の異常と判断して中央制御装置
に対して回復処理を行うことを指示する信号を送信する
手段とを備え、 中央制御装置には、前記監視装置からの
確認指示により各呼処理装置に対して並列的に正常性の
確認を行うことを指示する手段と、各呼処理装置からの
確認結果の通知を監視する手段と、各呼処理装置からの
確認結果を監視装置へ通知する手段とを備え、 前記監視
装置は中央制御装置を介して各呼処理装置の呼処理制御
の正常性の監視を行なうことにより、運用中の各呼処理
装置の呼処理制御の正常性を並列的に監視するととも
に、さらに中央制御装置の正常性の監視を行うことを特
徴とするものである。
監視方式は、前述された目的を達成するために、図1の
原理構成の原理ブロック図に示されているように、複数
の交換機が中央制御装置で管理されている交換機システ
ムであって、各交換機に設けられている呼処理装置にお
ける呼処理制御の正常性を監視する呼処理多重監視方式
において、 呼処理制御の正常性を監視する監視装置を中
央制御装置に接続し、 前記監視装置には、中央制御装置
に対して中央制御装置に接続されている各交換機の呼処
理装置の正常性の確認を行うことを指示する手段と、中
央制御装置からの確認結果の通知を監視する手段と、中
央制御装置から送られてきた各呼処理装置の正常性の確
認結果により異常状態と判断された呼処理装置に対して
回復処理を行うことを指示する信号を当該呼処理装置に
送信する手段と、中央制御装置から確認結果が返ってこ
ない場合に中央制御装置の異常と判断して中央制御装置
に対して回復処理を行うことを指示する信号を送信する
手段とを備え、 中央制御装置には、前記監視装置からの
確認指示により各呼処理装置に対して並列的に正常性の
確認を行うことを指示する手段と、各呼処理装置からの
確認結果の通知を監視する手段と、各呼処理装置からの
確認結果を監視装置へ通知する手段とを備え、 前記監視
装置は中央制御装置を介して各呼処理装置の呼処理制御
の正常性の監視を行なうことにより、運用中の各呼処理
装置の呼処理制御の正常性を並列的に監視するととも
に、さらに中央制御装置の正常性の監視を行うことを特
徴とするものである。
【0008】
【作用】監視装置3は、各呼処理装置2 1 〜2 n に設け
るのではなく、中央制御装置4に接続され、直接中央制
御装置4とデータの送受を行なう。監視装置3の呼処理
制御装置2 1 〜2 n の正常性確認を指示する手段は、中
央制御装置4に対して呼処理装置21 〜2n の正常性の
確認を指示するテスト要求データの送出を行なう。この
テスト要求データを受取った中央制御装置4の各呼処理
装置2 1 〜2 n の正常性の確認を指示する手段は、テス
ト要求データで指示された呼処理装置21〜2n に対し
て呼処理制御の正常性の確認を指示するテスト要求を送
る。テスト要求の指示が送られた呼処理装置21 〜2n
においては自己テストを行なってそのテスト結果を中央
制御装置4に送り戻す。中央制御装置4の各呼処理装置
2 1 〜2 n からの確認結果の通知を監視する手段は、予
め呼処理装置21 〜2n にテスト要求の指示を送った時
点からそのテスト結果が送り返されてくる時点までのタ
イムアウト時間が設定され、この設定時間を超えてテス
ト結果の送り返しのない呼処理装置21 〜2n は異常で
あると判断する。中央制御装置4の各呼処理装置2 1 〜
2 n からの確認結果を監視装置3へ通知する手段は、各
呼処理制御装置2 1 〜2 n の正常および異常の結果をま
とめてテスト結果データを監視装置3に通知する。監視
装置3の中央制御装置4からの確認結果の通知を監視す
る手段は、中央制御装置4にテスト要求データの送出を
行なってから所定時間内に中央制御装置4からテスト結
果データが戻ってこない場合には、中央制御装置4が異
常であると判断する。これにより、中央制御装置4の異
常を早期に発見することが 可能となる。監視装置3の中
央制御装置4から送られてきた各呼処理装置2 1 〜2 n
の正常性の確認結果により異常状態と判断された呼処理
装置2 1 〜2 n に対して回復処理を行うことを指示する
信号を当該呼処理装置2 1 〜2 n に送信する手段は、異
常状態と確認された呼処理装置2 1 〜2 n に対して再開
処理を行うことを指示する信号を通知する。また、監視
装置3の中央制御装置4から確認結果が返ってこない場
合に中央制御装置4の異常と判断して中央制御装置4に
対して回復処理を行うことを指示する信号を送信する手
段は、中央制御装置4が異常状態と判断された場合、中
央制御装置4に対して再開処理を行うことを指示する信
号を通知する。
るのではなく、中央制御装置4に接続され、直接中央制
御装置4とデータの送受を行なう。監視装置3の呼処理
制御装置2 1 〜2 n の正常性確認を指示する手段は、中
央制御装置4に対して呼処理装置21 〜2n の正常性の
確認を指示するテスト要求データの送出を行なう。この
テスト要求データを受取った中央制御装置4の各呼処理
装置2 1 〜2 n の正常性の確認を指示する手段は、テス
ト要求データで指示された呼処理装置21〜2n に対し
て呼処理制御の正常性の確認を指示するテスト要求を送
る。テスト要求の指示が送られた呼処理装置21 〜2n
においては自己テストを行なってそのテスト結果を中央
制御装置4に送り戻す。中央制御装置4の各呼処理装置
2 1 〜2 n からの確認結果の通知を監視する手段は、予
め呼処理装置21 〜2n にテスト要求の指示を送った時
点からそのテスト結果が送り返されてくる時点までのタ
イムアウト時間が設定され、この設定時間を超えてテス
ト結果の送り返しのない呼処理装置21 〜2n は異常で
あると判断する。中央制御装置4の各呼処理装置2 1 〜
2 n からの確認結果を監視装置3へ通知する手段は、各
呼処理制御装置2 1 〜2 n の正常および異常の結果をま
とめてテスト結果データを監視装置3に通知する。監視
装置3の中央制御装置4からの確認結果の通知を監視す
る手段は、中央制御装置4にテスト要求データの送出を
行なってから所定時間内に中央制御装置4からテスト結
果データが戻ってこない場合には、中央制御装置4が異
常であると判断する。これにより、中央制御装置4の異
常を早期に発見することが 可能となる。監視装置3の中
央制御装置4から送られてきた各呼処理装置2 1 〜2 n
の正常性の確認結果により異常状態と判断された呼処理
装置2 1 〜2 n に対して回復処理を行うことを指示する
信号を当該呼処理装置2 1 〜2 n に送信する手段は、異
常状態と確認された呼処理装置2 1 〜2 n に対して再開
処理を行うことを指示する信号を通知する。また、監視
装置3の中央制御装置4から確認結果が返ってこない場
合に中央制御装置4の異常と判断して中央制御装置4に
対して回復処理を行うことを指示する信号を送信する手
段は、中央制御装置4が異常状態と判断された場合、中
央制御装置4に対して再開処理を行うことを指示する信
号を通知する。
【0009】
【実施例】次に、本発明による呼処理多重監視方式の具
体的一実施例につき、図面を参照しつつ説明する。
体的一実施例につき、図面を参照しつつ説明する。
【0010】図2において、局舎内におけるスイッチデ
ィジタルモジュールから構成されるn個の交換機NW11
1 〜11n 夫々に対応して呼処理装置CPR121 〜12n が
設けられている。この呼処理装置CPR121 〜12n は、
交換機NW111 〜11n に対して呼接続処理の制御を行な
うとともに、NO.7信号リンク部分を用いて対応する交換
機NW111 〜11n 内においてデータ折返しチェックを行
なうことにより自己診断を行なう機能を有している。ま
た、既存のハードアラーム装置ALMSH13を用いて、
このハードアラーム装置ALMSH13には呼処理監視装
置EMAST14と、パケット通信インターフェイスPL
CINF15とが搭載されているとともに、これら呼処理
監視装置EMAST14およびパケット通信インターフェ
イスPLCINF15間には内部バス16が設けられてい
る。このパケット通信インターフェイスPLCINF15
は、パケットリンク制御装置PLC17を介して呼処理監
視装置EMAST14と中央制御装置MPR18との間にお
けるパケット通信を介してデータの送受を行なってい
る。この中央制御装置MPR18は、n個の呼処理装置C
PR121 〜12n に対して中枢となる機能を有している。
なお、符号19は、マスタファイルの入ったマスタテープ
である。
ィジタルモジュールから構成されるn個の交換機NW11
1 〜11n 夫々に対応して呼処理装置CPR121 〜12n が
設けられている。この呼処理装置CPR121 〜12n は、
交換機NW111 〜11n に対して呼接続処理の制御を行な
うとともに、NO.7信号リンク部分を用いて対応する交換
機NW111 〜11n 内においてデータ折返しチェックを行
なうことにより自己診断を行なう機能を有している。ま
た、既存のハードアラーム装置ALMSH13を用いて、
このハードアラーム装置ALMSH13には呼処理監視装
置EMAST14と、パケット通信インターフェイスPL
CINF15とが搭載されているとともに、これら呼処理
監視装置EMAST14およびパケット通信インターフェ
イスPLCINF15間には内部バス16が設けられてい
る。このパケット通信インターフェイスPLCINF15
は、パケットリンク制御装置PLC17を介して呼処理監
視装置EMAST14と中央制御装置MPR18との間にお
けるパケット通信を介してデータの送受を行なってい
る。この中央制御装置MPR18は、n個の呼処理装置C
PR121 〜12n に対して中枢となる機能を有している。
なお、符号19は、マスタファイルの入ったマスタテープ
である。
【0011】まず、呼処理監視装置EMAST14の呼処
理制御の正常性確認を指示する手段は、内部バス16、パ
ケット通信インターフェイスPLCINF15、更にはパ
ケットリンク制御装置PLC17を介して中央制御装置M
PR18にテスト要求データaが送出される。中央制御装
置MPR18の呼処理制御の正常性確認を指示する手段
は、呼処理監視装置EMAST14から送出されてきたテ
スト要求データaにしたがって各呼処理装置CPR121
〜12n に対してテスト要求の指示bを行なう。このテス
ト要求の指示bにもとづき、各呼処理装置CPR121 〜
12n は、前述の自己診断を行なってその自己診断の結果
cを中央制御装置MPR18に送り返す。中央制御装置M
PR18の各呼処理装置CPR12 1 〜12 n からの正常性の
確認結果の通知を監視する手段は、テスト要求の指示b
を行なった時点より規定時間T1 、例えば1分30秒以内
に自己診断の結果cを送り返してこなかった呼処理装置
CPR121 〜12n に対しては異常と見做す。中央制御装
置MPR18の各呼処理制御の正常性の確認結果を通知す
る手段は、各呼処理装置CPR12 1 〜12 n から送り返さ
れてきた自己診断の結果cおよび前記確認結果の通知を
監視する手段による判断をまとめて正常かまたは異常か
のテスト結果データdを、パケットリンク制御装置PL
C17、パケット通信インターフェイスPLCINF15、
更には内部バス16を介して呼処理監視装置EMAST14
に送出する。続いて、呼処理監視装置EMAST14の中
央制御装置MPR18からの確認結果の通知を監視する手
段は、テスト結果データdにもとづき異常回数が規定回
数、例えば3回連続に達した呼処理装置CPR121 〜12
n に対しては異常であると判断する。異常状態と判断さ
れた呼処理装置CPR12 1 〜12 n に対しては、呼処理装
置CPR12 1 〜12 n に対して回復処理を行うことを指示
する信号を送信する手段により、当該呼処理装置CPR
121 〜12n に緊急動作信号EMAを与えて、呼処理装置
CPR121 〜12n 内の一時記憶メモリのデータエリアを
初期化する再開処理を行なわせる。また、呼処理監視装
置EMAST14からテスト要求データaの送出を行なっ
た時点より規定時間T2 (>T1 )、例えば2分以内に
テスト結果データdが戻ってこなかった場合には、中央
制御装置MPR18に対して回復処理を行うことを指示す
る信号を送信する手段により、中央制御装置MPR18は
異常であると判断して中央制御装置MPR18に緊急動作
信号EMAを与えて、中央制御装置MPR18をマスタテ
ープ19により初期化させる。なお、図3には、前述のテ
スト要求データa、テスト要求の指示b等の通信プロト
コルが示されている。
理制御の正常性確認を指示する手段は、内部バス16、パ
ケット通信インターフェイスPLCINF15、更にはパ
ケットリンク制御装置PLC17を介して中央制御装置M
PR18にテスト要求データaが送出される。中央制御装
置MPR18の呼処理制御の正常性確認を指示する手段
は、呼処理監視装置EMAST14から送出されてきたテ
スト要求データaにしたがって各呼処理装置CPR121
〜12n に対してテスト要求の指示bを行なう。このテス
ト要求の指示bにもとづき、各呼処理装置CPR121 〜
12n は、前述の自己診断を行なってその自己診断の結果
cを中央制御装置MPR18に送り返す。中央制御装置M
PR18の各呼処理装置CPR12 1 〜12 n からの正常性の
確認結果の通知を監視する手段は、テスト要求の指示b
を行なった時点より規定時間T1 、例えば1分30秒以内
に自己診断の結果cを送り返してこなかった呼処理装置
CPR121 〜12n に対しては異常と見做す。中央制御装
置MPR18の各呼処理制御の正常性の確認結果を通知す
る手段は、各呼処理装置CPR12 1 〜12 n から送り返さ
れてきた自己診断の結果cおよび前記確認結果の通知を
監視する手段による判断をまとめて正常かまたは異常か
のテスト結果データdを、パケットリンク制御装置PL
C17、パケット通信インターフェイスPLCINF15、
更には内部バス16を介して呼処理監視装置EMAST14
に送出する。続いて、呼処理監視装置EMAST14の中
央制御装置MPR18からの確認結果の通知を監視する手
段は、テスト結果データdにもとづき異常回数が規定回
数、例えば3回連続に達した呼処理装置CPR121 〜12
n に対しては異常であると判断する。異常状態と判断さ
れた呼処理装置CPR12 1 〜12 n に対しては、呼処理装
置CPR12 1 〜12 n に対して回復処理を行うことを指示
する信号を送信する手段により、当該呼処理装置CPR
121 〜12n に緊急動作信号EMAを与えて、呼処理装置
CPR121 〜12n 内の一時記憶メモリのデータエリアを
初期化する再開処理を行なわせる。また、呼処理監視装
置EMAST14からテスト要求データaの送出を行なっ
た時点より規定時間T2 (>T1 )、例えば2分以内に
テスト結果データdが戻ってこなかった場合には、中央
制御装置MPR18に対して回復処理を行うことを指示す
る信号を送信する手段により、中央制御装置MPR18は
異常であると判断して中央制御装置MPR18に緊急動作
信号EMAを与えて、中央制御装置MPR18をマスタテ
ープ19により初期化させる。なお、図3には、前述のテ
スト要求データa、テスト要求の指示b等の通信プロト
コルが示されている。
【0012】したがって、1台の呼処理監視装置EMA
ST14によって複数台の呼処理装置CPR121 〜12n に
対して同時に正常性の確認がとれるとともに、中央制御
装置MPR18に対しても同時監視ができる。
ST14によって複数台の呼処理装置CPR121 〜12n に
対して同時に正常性の確認がとれるとともに、中央制御
装置MPR18に対しても同時監視ができる。
【0013】なお、本発明における交換機11 〜1n が
本実施例における交換機NW111 〜11n に対応している
とともに、本発明における呼処理装置21 〜2n が本実
施例における呼処理装置CPR121 〜12n に対応し、本
発明における監視装置3が本実施例における呼処理監視
装置EMAST14に対応し、本発明における中央制御装
置4が本実施例における中央制御装置MPR18に対応し
ている。
本実施例における交換機NW111 〜11n に対応している
とともに、本発明における呼処理装置21 〜2n が本実
施例における呼処理装置CPR121 〜12n に対応し、本
発明における監視装置3が本実施例における呼処理監視
装置EMAST14に対応し、本発明における中央制御装
置4が本実施例における中央制御装置MPR18に対応し
ている。
【0014】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、監視装置を各呼処理装置に設ける必要がなく、中央
制御装置に接続するのみで、中央制御装置で管理されて
いる複数の交換機に設けられている呼処理装置の呼処理
制御の監視が並列的に行なえるために経済性に優れる。
また、監視装置が中央制御装置と直接にデータの送受を
行なうために中央制御装置の異常の早期発見が可能とな
り、システム全体の信頼性の向上が図れる。
ば、監視装置を各呼処理装置に設ける必要がなく、中央
制御装置に接続するのみで、中央制御装置で管理されて
いる複数の交換機に設けられている呼処理装置の呼処理
制御の監視が並列的に行なえるために経済性に優れる。
また、監視装置が中央制御装置と直接にデータの送受を
行なうために中央制御装置の異常の早期発見が可能とな
り、システム全体の信頼性の向上が図れる。
【図1】本発明による呼処理多重監視方式の原理構成を
説明するための原理ブロック図である。
説明するための原理ブロック図である。
【図2】本発明による呼処理多重監視方式の具体的実施
例のブロック図である。
例のブロック図である。
【図3】図2において説明した通信プロトコル図であ
る。
る。
【図4】従来のブロック図である。
1,11,21 交換機 2 12,22 呼処理装置 3,23 監視装置 4,18,26 中央制御装置 13 ハードアラーム装置 14 呼処理監視装置 15 パケット通信インターフェイス 16 内部バス 17 パケットリンク制御装置 19,27 マスタテープ 24 データハイウェイ 25 AND回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 足立 博 福岡県福岡市博多区博多駅前一丁目4番 4号 富士通九州通信システム株式会社 内 (56)参考文献 特開 平1−212157(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の交換機が中央制御装置で管理され
ている交換機システムであって、各交換機に設けられて
いる呼処理装置における呼処理制御の正常性を監視する
呼処理多重監視方式において、 呼処理制御の正常性を監視する監視装置を中央制御装置
に接続し、 前記監視装置には、中央制御装置に対して中央制御装置
に接続されている各交換機の呼処理装置の正常性の確認
を行うことを指示する手段と、中央制御装置からの確認
結果の通知を監視する手段と、中央制御装置から送られ
てきた各呼処理装置の正常性の確認結果により異常状態
と判断された呼処理装置に対して回復処理を行うことを
指示する信号を当該呼処理装置に送信する手段と、中央
制御装置から確認結果が返ってこない場合に中央制御装
置の異常と判断して中央制御装置に対して回復処理を行
うことを指示する信号を送信する手段とを備え、 中央制御装置には、前記監視装置からの確認指示により
各呼処理装置に対して並列的に正常性の確認を行うこと
を指示する手段と、各呼処理装置からの確認結果の通知
を監視する手段と、各呼処理装置からの確認結果を監視
装置へ通知する手段とを備え、 前記監視装置は中央制御装置を介して各呼処理装置の呼
処理制御の正常性の監視を行なうことにより、運用中の
各呼処理装置の呼処理制御の正常性を並列的に監視する
とともに、さらに中央制御装置の正常性の監視を行うこ
とを特徴とする呼処理多重監視方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3043349A JP2635835B2 (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | 呼処理多重監視方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3043349A JP2635835B2 (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | 呼処理多重監視方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04280554A JPH04280554A (ja) | 1992-10-06 |
| JP2635835B2 true JP2635835B2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=12661374
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3043349A Expired - Fee Related JP2635835B2 (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | 呼処理多重監視方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2635835B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2526265B2 (ja) * | 1988-02-19 | 1996-08-21 | 富士通株式会社 | 多重試験方式 |
-
1991
- 1991-03-08 JP JP3043349A patent/JP2635835B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04280554A (ja) | 1992-10-06 |
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Legal Events
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