JPH0493290A - プリント方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、布地等の被プリント物のプリント方法に係り
、特に所望の文字や図形等の感熱転写像を被プリント物
上に簡便にプリントできる方法に関する。

［従来技術］ 従来、布地、木、金属、プラスチック、陶磁器等の被プ
リント物上へのプリント、特に衣類やハンカチ等の布地
上へのプリントは、市販のアップリケ等の出来上がった
物を購入した後、アイロンを用いて熱プリントするか、
版を作ってスクリーン等の印刷により行なうか、あるい
は、専門店へ注文して作製してもらうしか方法かなかっ
た。それゆえ、個人が所望の文字や図形等をプリントし
たくても、販売されていないため、作るのに手間がかか
りコストも非常に高くなるという問題かあった。

これらの問題点を解消するために、特開昭６０−２３０
８９９号公報に示すように、静電式複写機を利用してプ
リント像を形成する技術が提案されている。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、この技術では、非常に高価な静電式複写
機を利用するため、実質的にはこの複写機を有する店や
会社等でプリントを作製しなければならない。それゆえ
、個人で簡便に所望の文字。

図形等のプリントを作製できるとは言えない。

また、複写機にはトナーの熱定着行程があるので、トナ
ーの受容紙に制約を受けることになる。

すなわち、熱定着で溶融するようなシートを用いたり、
溶融しなくても軟化するようなシートを用いると、ロー
ルに接着してしまったり、熱圧で潰れて広がったりして
しまうという問題があるため、このようなことの無いシ
ートを選定する必要かある。

更に、複写機では、被プリント物へプリントする像の原
稿を必ず用意しなければならないという点も問題である
。なぜならば、特に文字の場合には、必要な文字を探し
てきてそれらを切り貼りし、レイアウトし直した後、コ
ピーして転写像を作製すると言う手順になるため、非常
に手間がかかるからである。

本発明は、上述した問題点を解決するためになされたも
のであり、その目的とするところは、被プリント物への
簡便なプリント方法を提供することにあり、特に使用者
が任意に所望の文字や図形等のオリジナルプリント像を
、低コストかつ容易にレイアウトフリーで、被プリント
物上へ形成することが出来るようにするところにある。

［課題を解決するための手段］ この目的を達成するために、第１の発明のプリント方法
は、感熱転写型の記録装置を用いて、光を反射する反射
層を有する転写シートにインク像を形成し、該インク像
が形成された転写シートを布地等の被プリント物上に加
熱加圧転写することにより、被プリント物上に光を反射
するプリント像を形成する。

また、第２の発明のプリント方法は、感熱転写型の記録
装置を用いて、ホットメルト接着剤層を有する転写シー
トにインク像を形成し、該インク像をホットメルト接着
剤と共に布地等の被プリント物上へ加熱加圧転写するこ
とにより、被プリント物上へインク像を形成した後、光
を反射する反射層を有する反射層転写シートをホットメ
ルト接着剤上に密着させて、再度加熱加圧転写すること
により、被プリント物上へ光を反射するプリント像を形
成する。

［作用コ 第１の発明のプリント方法では、感熱転写型の記録装置
を用いて、予め光を反射する反射層が形成された転写シ
ートに、熱転写リボンのインクを感熱転写させて、被プ
リント物への転写像を作製する。そ［、て、この転写像
を設けた転写シート（プリントシート）の転写像とは反
対の面から、アイロン等の加熱加圧手段を用いて加熱加
圧することにより、被プリント物上に光を反射するプリ
ント像を完成することが可能となる。

また、第２の発明のプリント方法では、まず感熱転写型
の記録装置を使用することにより、該記録装置にて作成
された転写像データに基づいて、熱転写リボンから所定
の転写シートのホットメルト接着剤上にインクを感熱転
写させて、被プリント物への転写像を作製する。そして
、この転写像を設けた転写シート（プリントシート）の
転写像とは反対の面から、アイロン等の加熱加圧手段を
用いて加熱加圧することにより、被プリント物上へ簡便
にプリント像を形成する。そして、そのプリント像の上
へ反射層転写シートを密着させて、再度アイロン等の加
熱加圧手段を用いて加熱加圧することにより、被プリン
ト物上に光を反射するプリント像を完成することか可能
となる。

［実施例コ 以下、第１及び第２の発明の具体的構成を図面に基づい
て説明する。

まず、第１の発明に係るプリント方法では、第２図乃至
第４図に示すように、予め光を反射する反射層１６が形
成された転写シート２０，２０ａ。

及び２０ｂに対して、近年著しく生産量が増大している
感熱転写型のプリンタ７　タイプライタ、ワードプロセ
ッサ、テープライタ等の記録装置を利用して、所望の転
写像３１を感熱転写せしめることにより、布地、木材、
金属、プラスチック、陶磁器等の被プリント物５０上へ
プリントするプリント像を有利に作製しようとするもの
であり、その−例を第９図に略図的に示す。

第９図において、転写シート２０は、所望の文字や図形
等の転写像３１が形成されるものであり、使用者により
操作される感熱転写型の記録装置によって、所望の転写
像３１か、ミラー像あるいは実像において感熱転写され
る。より具体的には、使用者は、感熱転写型の記録装置
のキーボードあるいはマウス等により、所望の文字、図
形等の転写像３１を入力する。そして、その入力信号に
基づいて、サーマルヘッド１８に設けられた発熱体１９
が発熱せしめられて、インクリボン１７から、その発熱
部位に対応して前記転写シート２０の反射層１６上にイ
ンクが感熱転写され、目的とする転写像３１が転写シー
ト２０上に形成される。尚、転写シート２０ａ１あるい
は２０ｂを用いた場合には、転写像３１は着色剤１５上
、あるいはホットメルト接着剤層１４上に形成される。

かかる感熱転写型の転写装置によって、目的とする転写
像３１を効果的に転写シート２０上に感熱転写させるに
は、そのサーマルヘッド１８の発熱体１９の位置や形状
、またインクリボン１７の巻取りトルク、更にはヘッド
押え圧、ヘッド取り付は角、ヘッドエネルギ、印字スピ
ード等が適宜に調節されることとなる。またここでは、
選択的な通電により発熱される複数の抵抗体（発熱素子
）からなる発熱体１９を有するサーマルヘッド方式の感
熱転写型印字装置が示されているが、その他、インクリ
ボン１７に導電層を設けておき、この導電層の必要部分
に針電極を当てて集中的に電流を流すことにより、その
部分の導電層を発熱させて転写を行なう、通電式感熱転
写型印字装置であっても、同様に使用可能である。

また、転写シート２０上に所望の転写像３１を感熱転写
するために用いられるインクリボン１７は、通常使用さ
れているワックス主体のインクであっても、樹脂系のイ
ンクであっても何等差し支えない。

上記感熱転写型の記録装置によりインク像が形成される
転写シート２０について、第２図を参照して説明する。

第２図において、転写シート２０は、基材シート１２及
び離型剤層１３よりなる基材１１の離型剤層１３上に、
光を反射する反射層１６が形成されている。

転写シート２０の基材１１としては、紙、金属箔、プラ
スチックフィルム等のフィルム状基材１２の一方の面あ
るいは両面をシリコーン系樹脂、フッソ系樹脂、ポリオ
レフィン系樹脂、パラフィンワックス等の公知の離型剤
の１種或は２゛種以上の中から好適に選択使用された離
型剤層１３を設けた物が用いられる。尚、ここで用いら
れるプラスチックフィルムの例としては、ポリエチレン
テレフタレート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
アミド、ポリイミド、フッソ系樹脂、ポリ塩化ビニル、
ポリサルフォン、ポリカーボネート、ＡＢＳ樹脂等から
得られるフィルムを挙げることができる。但し、加熱加
圧時の耐熱性を考慮した場合には、これらのプラスチッ
クフィルム同士のラミネートを行ったり、あるいは紙や
金属箔とのラミネートを行ったり、耐熱層を設けること
も考えられる。

離型剤層１３は、反射層１６、あるいは後述のホットメ
ルト接着剤層１４等の被プリント物５０へ転写を行う層
が、加熱による熱で熱いうちに、あるいは冷却してから
、基材１１を剥すことができるように、係る転写シート
２０のホットメルト接着剤１４や反射層１６と基材１１
との離型性を適度に調節したものである。

このようにしてなる転写シート２０の基材１１は、取扱
性、感熱転写時の特性、被プリント物への加熱加圧転写
後の基材１１の剥し易さ等を考慮すると、２０μｍ〜２
５０μｍ１好ましくは２５μｍ〜１５０μｍの厚さを有
することが望ましい。

反射層１６は、その反射層１６に入射した光を反射して
輝きを与えるように構成されたものであり、具体的には
、１０〜５０μｍ程度のガラスピーズを熱可塑性のバイ
ンダーで結着した層である。

尚、転写シート２０には、第３図及び第４図に示すよう
に、その反射層１６上にホットメルト接着剤層１４及び
着色剤層１５等が設けられてもよい。

この場合、ホットメルト接着剤層１４に用いる接着剤は
、感熱転写型の記録装置によりホットメルト接着剤層１
４上に、インク像が転写されなければならないため、こ
のインクと馴染みがよく、かすれ、にじみ、つぶれ等の
品質上の問題のない転写像が得られるような接着剤から
選択される必要がある。しかも、表面の平滑度が高く凸
凹の少ない表面にする必要がある。

更に、このホットメルト接着剤層１４に用いられる接着
剤は、被プリント物５０上への加熱加圧転写後の品質、
すなわち、像の品質、風合い、違和感、光沢、洗濯堅牢
度、耐光堅牢度、汗堅牢度、ドライクリーニング堅牢度
、遊離ホルムアルデヒド量等の特性を考慮した上で、選
定されなければならない。

このような特性を考慮されたホットメルト接着剤層１４
のホットメルト接着剤としては、ポリオレフィン系樹脂
、ポリウレタン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチ
レン−エチルアクリレート、エチレン−アクリル酸、ア
イオノマー、ポリエステル、ポリアミド、アクリル系樹
脂等の熱可塑性樹脂の中から１種あるいは２種以上が選
択的に用いられる。

そして、このホットメルト接着剤層１４には、プリント
像に色を付けたり、螢光や蓄光を発したり、温度や光に
よって色が変わったりする特殊な特性を付与するために
、通常よく知られているカラー染料やカラー顔料、蛍光
染料や蛍光顔料、蓄光顔料、サーモクロミック材料、フ
ォトクロミック材料、エレクトロクロミック材料等の着
色剤の１種あるいは２種以上が含有されてもよい。また
、第４図に示すように、これらの染料、顔料等の着色剤
層１５が設けられてもよい。

そして、被プリント物上への加熱加圧転写時の加熱温度
は、一般の家庭でも利用できるようにアイロンの温度を
基準としているため、１００°Ｃ〜２５０°Ｃ１好適に
は、転写される被プリント物の適用範囲を広げ（化繊や
プラスチックスにも対応）、取扱時の安全性１、基材の
耐熱性等を考慮して、１００℃〜２００℃が望ましい。

そして、加圧圧力に関してもやはり家庭内のアイロンを
基準としているため、Ｌｏｇ／ｃｍ２から５００ｇ／ｃ
ｍ”、好適には、数十ｇ／ｃｍ２から最大でも２００〜
３００ｇ／ｃｍ２稈度の圧力で接着できることが望まし
い。なお、加熱加圧時間は５〜３０秒程度である。それ
ゆえ、ホットメルト接着剤層１４には、この温度、圧力
で軟化し被プリント物５０と接着するような接着剤が用
いられる。

感熱転写型の記録装置を用いて、任意に所望の文字や図
形等の転写像３１が感熱転写された転写シート２０．２
０ａ１及び２０ｂは、記録装置から取り出されて、目的
とするプリントのために用いられるが、そうして得られ
たプリントシート３０．３０ａ、及び３０ｂは、それぞ
れ第５図、第６図、及び第７図に示すように、転写シー
ト２０．２０ａ１及び２Ｏｂ上に所望の文字や図形等の
転写像３１がミラー像あるいは実像において形成されて
なるものである。尚、第８図に、転写像３１がミラー像
にて形成されたプリントシート３０を示す。

係るプリントシート３０は、第１図に示すように、所定
の被プリント物５０上のホットメルト接着剤４１に対し
て、その転写像３１部分が対向するようにしてシート裏
面から加熱加圧４０Ｌで、転写像３１を加熱加圧転写方
式により転写せしめる。尚、ホットメルト接着剤４１に
は、ポットメルト接着剤１４と同様のものが用いられる
。このようにして、第１０図に示すように、被プリント
物５０上の所定の部位に、転写像３１が反射層１６と共
に再転写されて、光を反射するプリント像５１が完成さ
れる。

尚、第１図においては、プリントシート３ｏを被プリン
ト物５０上にプリントする場合について説明したが、プ
リントシート３０ａ、３０ｂについても、同様にして、
目的とするプリント像５１が完成される。この場合、被
プリント物５ｏ上のホットメルト接着剤４１については
設けなくてもよい。

このように、第１の発明のプリント方法では、−度の加
熱加圧転写により反射層を有するプリント像５１を完成
させることが可能となるため、個人で手間なく簡便に、
しかも所望の反射性プリント物を得ることが可能となる
のである。更に、プリント像５１が光を反射するように
なっているので、被プリント物５０が濃暗色の場合でも
、美麗で印象的なプリント像５１が作製できる。

次に、第１の発明の更に具体的な例を示し、第１の発明
を明らかにすることとするが、第１の発明が、そのよう
な記載によって何等の制約をも受けるものでないことは
、言うまでもないところである。

また、第１の発明には、以下の実施例の他にも、さらに
は上記の具体的な記述以外にも、第１の発明の主旨を逸
脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づいて種々な
る変更、修正、改良等を加え得るものであることが理解
されるべきである。

実施例　１ ポリエステルフィルム基材１１上に、離型紙を介して反
射層１６を設け、更にその反射層１６上に、厚さ３０μ
ｍのエチレン−酢酸ビニル共重合体より成るホットメル
ト接着剤層１４を設けてなる転写シート２０ａへ、感熱
転写型のテープライタ（ブラザーエ業■製　Ｐ−ｔｏｕ
ｃｈ）で、インク像を、１０℃〜３５℃の環境温度で感
熱転写させたところ、非常に美麗な転写像３１を得るこ
とができた。

次に、この転写像３１が形成されたプリントシート３０
ａを、綿１００％のハンカチ上に、温度１．３０℃、圧
力２００ｇ／ａｍ”、時間１０秒の条件でホットスタン
プして、布地上へ反射性プリント像５１を完成させた。

このようにしてできたハンカチ上の反射性プリント像５
１は、にじみ、かすれ、つぶれ等の無い非常に良好な品
質を有し、見た目の風合いや光沢、触った感じなども特
に違和感の無い優れた品質が得られた。

なお、この転写シート２０ａの保存試験を、温度５５°
Ｃ×２４時間、温度３５℃・湿度８０％×４８時間、温
度−２０℃×２４時間の条件で行なったところ、同等異
常はみられなかった。

続いて、第２の発明に係るプリント方法について説明す
る。

尚、第１の発明に係るプリント方法と同一の部材につい
ては、同一の番号を付し、その説明を省略する。

第２の発明のプリント方法では、まず第１２図に示すよ
うに、基剤１１上にホットメルト接着剤層１４が形成さ
れた転写シート１０に対して、感熱転写型のプリンタ、
タイプライタ、ワードブ白セッサ、テープライタ等の記
録装置を利用して、所望の転写像３１を感熱転写せしめ
ることにより、布地、木材、金属、プラスチック、陶磁
器等の被プリント物５０上へプリントするプリント像を
有利に作製しようとするものであり、その−例を第１３
図に略図的に示す。

第１３図において、転写シート１ｏは、所望の文字や図
形等の転写像３１が形成されるものであり、第１の発明
のプリント方法と同様に、使用者により操作される感熱
転写型の記録装置によって、所望の転写像３１が、ミラ
ー像あるいは実像において感熱転写される。尚、この転
写シート１０には、そのホットメルト接着剤層１４上に
、着色剤層等が設けられてもよい。

所望の転写像３１が形成されたプリントシート４５は、
第１４図に示すように、布地等の所望の被プリント物５
０上のホットメルト接着剤４１上に、アイロン等の加熱
加圧手段を用いて加熱加圧４０される。そして、そのプ
リントシート４５より基剤１１を剥すことにより、被プ
リント物５０上に転写像３１がプリントされる。尚、こ
の被プリント物５ｏ上のホットメルト接着剤４１を設け
ずに、直接被プリント物５０にプリントシート４５を加
熱加圧４０するようにしてもよい。

次いで、第２図乃至第４図に示すように構成された、光
を反射する反射層１６を有する転写シート２０．２０ａ
、あるいは２−Ｏｂを、第１１図に示すように被プリン
ト物５０上の転写像３１上に密着させて、再度加熱加圧
４０した後、転写シート２０，２０ａ、あるいは２０ｂ
の基剤１１を剥すことにより、被プリント物５０上に光
を反射するプリント像５１が完成される。

このように、被プリント物５０に形成された所望の転写
像３１上に、再度反射層１６を有する転写シート２０．
２０ａ、あるいは２０ｂを加熱加圧転写する事により、
光を反射する反射性プリントを完成する事ができる。

上述したように、第２の発明のプリント方法では、プリ
ント像５１が光を反射するようになっているので、被プ
リント物５０が濃暗色の場合でも、美麗で印象的なプリ
ント像５１が作製できる。

次に、第２の発明の更に具体的な例を示し、第２の発明
を明らかにすることとするが、第２の発明が、そのよう
な記載によって何等の制約をも受けるものでないことは
、言うまでもないところである。

また、第２の発明には、以下の実施例の他にも、さらに
は上記の具体的な記述以外にも、第２の発明の主旨を逸
脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づいて種々な
る変更、修正、改良等を加え得るものであることが理解
されるべきである。

実施例　２ 離型剤にシリコーンを用いたグラシン紙上にポリアミド
樹脂を設けてなる厚さ３０μｍの転写シート１０へ、感
熱転写型のテープライタ（ブラザー工業■製　Ｐ−ｔｏ
ｕｃｈ）で、インク像を、１０℃〜３５℃の環境温度で
感熱転写させたところ、非常に美麗な転写像３１を得る
ことができた。

次に、転写像３１が形成されたプリントシート４５を、
綿１００％のＴシャツ上に、温度１５０℃、圧力２００
ｇ／ａｍ２、時間１０秒の条件でホットスタンプして、
布地上へプリント像を加熱加圧転写した。

更に、ポリエステルフィルム上に離型剤を介して直径３
０μｍ程度のガラスピーズを設けた反射層１６を有する
転写シート２０を、被プリント物５０へ転写したプリン
ト像上へ密着させて、温度１５０℃、圧力２００ｇ／ｃ
ｍ”、時間１０秒の条件で再度ホットスタンプして、冷
却した後基材１１を剥し、光を反射するプリント像５１
を完成させた。

このようにしてできたＴシャツ上の反射性プリント像５
１は、にじみ、かすれ、つぶれ等の無い非常に良好な品
質を有し、見た目の風合いや光沢、触った感じなども特
に違和感の無い優れた品質が得られた。

なお、この転写シート１０の保存試験を、温度５５℃×
２４時間、温度３５℃・湿度８０％×４８時間、温度−
２０℃×２４時間の条件で行なったところ、何部異常は
みられなかった。

［発明の効果コ 以上詳述したことから明らかなように、第１及び第２の
発明のプリント方法によれば、使用者が感熱転写型の記
録装置を使用して容易に所望の文字や図形等の転写像を
所定の転写シート上に作製し得、かつ光を反射する美麗
なプリント像を容易に種々の被プリント物上にプリント
することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図から第１３図までは第１及び第２の発明を具体化
した実施例を示すもので、第１図は第１の発明に従いプ
リントシートを被プリント物上へ加熱加圧転写させる状
態を示す説明図、第２図乃至第４図は反射層を有する転
写シートの例を示す断面図、第５図乃至第７図は転写像
が形成された転写シート（プリントシート）の例を示す
断面図、第８図は転写像が形成された転写シート（プリ
ントシート）の例を示す正面図、第９図は第１の発明に
従う感熱転写形態の一例を示す平面説明図、第１０図は
被プリント物及びプリント像を示す説明図、第１１図は
第２の発明に従い反射層を有する転写シートを被プリン
ト物上へ加熱加圧転写させる状態を示す説明図、第１２
図は転写シートの説明図、第１３図はその転写シートへ
の感熱転写形態を示す説明図、第１４図は転写シートを
被プリント物上へ加熱加圧転写させる状態を示す説明図
である。 図中、１０は転写シート、１１は基材、１４はホットメ
ルト接着剤、１６は反射層、１７はインクリボン、１８
はサーマルヘッド、１９は発熱体、２０．２０ａ、２０
ｂは反射層を有する転写シート、３０．３０ａ、３０ｂ
はプリントシート、３１は転写像、４０は加熱加圧、４
５はプリントシート、５０被プリント物、５１はプリン
ト像である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、感熱転写型の記録装置を用いて、光を反射する反射
   層を有する転写シートにインク像を形成し、該インク像
   が形成された転写シートを布地等の被プリント物上に加
   熱加圧転写することを特徴とするプリント方法。 ２、感熱転写型の記録装置を用いて、ホットメルト接着
   剤層を有する転写シートにインク像を形成し、該インク
   像をホットメルト接着剤と共に布地等の被プリント物上
   へ加熱加圧転写することにより、前記被プリント物上へ
   インク像を形成した後、光を反射する反射層を有する反
   射層転写シートを前記ホットメルト接着剤上に密着させ
   て、再度加熱加圧転写することを特徴とするプリント方
   法。