JPH1081100A - プリントシート作製装置用テープカートリッジ - Google Patents

プリントシート作製装置用テープカートリッジ

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JPH1081100A
JPH1081100A JP9154995A JP15499597A JPH1081100A JP H1081100 A JPH1081100 A JP H1081100A JP 9154995 A JP9154995 A JP 9154995A JP 15499597 A JP15499597 A JP 15499597A JP H1081100 A JPH1081100 A JP H1081100A
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JP9154995A
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Mitsuo Yamane
満夫 山根
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 布地等の被プリント物への簡便なプリントが
可能になるプリントシート作製装置用テープカートリッ
ジを提供することにあり、特に使用者が任意に所望の文
字や図形等のオリジナルプリント像を、低コストかつ容
易にレイアウトフリーで、被プリント物上へ形成するこ
とが出来るプリントシートを作製するプリントシート作
製装置に好適に用いられるプリントシート作成用テープ
カートリッジを提供すること。 【解決手段】 収納カートリッジ70は、ホットメルト
接着剤層を受像層とする転写シート10を巻回した転写
シートスプール75と、前記受像層に対して感熱転写型
の記録装置によりインクを転写するために用いられるイ
ンクリボン15を巻回したリボン供給スプール79を収
納可能に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、布地や紙等のプリ
ント方法、特に所望の文字や図形等の感熱転写像を被プ
リント物上に簡便にプリントするプリント方法に使用さ
れるプリントシートを作成するプリントシート作成装置
に対して適用されるプリントシート作製装置用テープカ
ートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、布地、紙、木、金属、及びプラス
チック等の上へのプリント、特に衣類やハンカチ等の布
地上へのプリントは、市販のアップリケ等の出来上がっ
た物を購入した後、アイロンを用いて熱プリントする
か、版を作ってスクリーン等の印刷により行うか、ある
いは、専門店へ注文して作製してもらうしか方法はなか
った。それゆえ、個人が所望の文字や図形等をプリント
したくても、販売されていないため、作るのに手間がか
かり、コストも非常に高くなるという問題があった。
【0003】これらの問題点を解消するために、特開昭
60−230899号公報に示すように、静電式複写機
を利用してプリント像を形成する技術が提案されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この技
術では、非常に高価な静電式複写機を利用するため、実
質的にはこの複写機を有する店や会社等でプリントを作
製しなければならない。それゆえ、個人で簡便に所望の
文字、図形等のプリントを作製できるとはいえない。
【0005】また、複写機にはトナーの熱定着工程があ
るので、トナーの受容紙に制約を受けることになる。す
なわち、熱定着で溶融するようなシートを用いたり、溶
融しなくても軟化するようなシートを用いると、ロール
に接着してしまったり、熱圧で潰れて広がったりしてし
まうという問題があるため、このようなことの無いシー
トを選定する必要がある。
【0006】更に、複写機では、被プリント物へプリン
トする像の原稿を必ず用意しなければならないという点
も問題である。なぜならば、特に文字の場合には、必要
な文字を探してきてそれらを切り貼りし、レイアウトし
直した後、コピーして転写像を作製すると言う手段にな
るため、非常に手間がかかるからである。
【0007】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、布地等の被プリント物への簡便
なプリントが可能になるプリントシート作製装置用テー
プカートリッジを提供することにあり、特に使用者が任
意に所望の文字や図形等のオリジナルプリント像を、低
コストかつ容易にレイアウトフリーで、被プリント物上
へ形成することが出来るプリントシートを作製するプリ
ントシート作製装置に好適に用いられるプリントシート
作成用テープカートリッジを提供することを目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載のプリントシート作製装置
用テープカートリッジは、背面からの加熱により被転写
物に像を転写するために少なくとも受像層を備えた転写
テープの前記受像層に対して、感熱転写型の記録装置に
よりインクリボンからインクを転写することによって、
被転写物に転写すべき像を担持したプリントシートを作
製するためのプリントシート作製装置に対して着脱可能
に装着されるものであって、前記転写テープ及びインク
リボンを、夫々巻回した状態で収納可能に構成したこと
を特徴としている。
【0009】したがって、前記構成を有する本発明のプ
リントシート作製装置用テープカートリッジは、前記構
成のプリントシート作製装置に装着されることにより、
そのプリントシート作製装置に対して、受像層に転写さ
れた像を背面からの加熱により被転写物に転写可能な前
記転写テープとインクリボンとを供給する。
【0010】請求項2に記載のプリントシート作製装置
用テープカートリッジは、前記転写テープが巻回された
転写スプールと、前記インクリボンが巻回された供給ス
プールとを内部に収納し、前記プリントシート作製装置
に装着されたときに、前記転写スプールから引き出され
た転写テープの受像層と供給スプールから引き出された
インクリボンのインク面とが重ね合わされた状態で前記
記録装置の記録手段と相対するように、前記転写テープ
及びインクリボンを案内する案内部材を備え、さらに、
前記受像層に像が形成された後の転写テープを外部へ排
出するための開孔を備えたことを特徴としている。
【0011】すなわち、前記転写テープは前記転写スプ
ールに巻回された状態で、前記インクリボンは前記供給
スプールに巻回された状態で、夫々本プリントシート作
製装置用テープカートリッジ内に収納され、案内部材
は、本プリントシート作製装置用テープカートリッジが
前記プリントシート作製装置に装着されたときに、前記
転写スプールから引き出された転写テープの受像層と供
給スプールから引き出されたインクリボンのインク面と
が重ね合わされた状態で前記記録装置の記録手段と相対
するように、前記転写テープ及びインクリボンを案内
し、前記受像層に像が形成された後の転写テープは開孔
より外部へ排出される。
【0012】請求項3に記載のプリントシート作製装置
用テープカートリッジは、前記受像層をホットメルト接
着剤層により構成し、かつ前記転写テープを、基材と、
離型剤層と、前記ホットメルト接着剤層とを、この順に
積層して構成したことを特徴としている。
【0013】したがって、前記構成を有する本発明のプ
リントシート作製装置用テープカートリッジは、前記構
成のプリントシート作製装置に装着されることにより、
そのプリントシート作製装置に対して、ホットメルト接
着剤層を受像層とした前記転写テープとインクリボンと
を供給する。そして、そのプリントシート作製装置にお
いて、前記記録装置に備えられた前記記録手段により、
前記ホットメルト接着剤層からなる受像層に対してイン
クリボンからインクが像様に転写されることによってプ
リントシートが形成され、そのプリントシートの背面
(基材側)から加熱により被転写物に像を転写した後、
前記離型剤層の作用により前記基材を剥離する。
【0014】請求項4に記載のプリントシート作製装置
用テープカートリッジは、像形成された後の前記転写テ
ープの受像層を有する面に対して貼り付けられるシート
であって、前記受像層に形成された像に対して装飾を施
すための模様若しくは色彩又はこれらの結合を有した装
飾シートを収納することを特徴としている。この装飾と
しては、例えば、金属光沢や着色、印刷模様等が挙げら
れ、前記受像層に形成された像の背景の装飾をなすもの
である。
【0015】請求項5に記載のプリントシート作製装置
用テープカートリッジは、前記装飾シートは、基材と、
離型剤層と、ホットメルト接着剤層と、装飾層とを、こ
の順に積層してなり、かつその装飾層側が像形成後の前
記転写テープの受像面に対して貼り付けられるように配
設されることを特徴としている。したがって、作製され
たプリントシートを、前記装飾シート側の基材を離型剤
の作用により剥離した後、前記装飾シート側のホットメ
ルト接着剤層が被転写物に相対するように被転写物上に
置き、その上から加圧加熱して前記装飾シート側のホッ
トメルト接着剤層を熱溶融させつつ前記被転写物に接着
させることにより、前記被転写物上に所望の像が転写さ
れる。
【0016】本発明のプリントシート作製装置用テープ
カートリッジを装着したプリントシート作製装置による
プリントシート作製は、例えば、以下のように行われ
る。
【0017】まず、感熱転写型の記録装置を利用するこ
とにより、その記録装置にて作成された転写像データに
基づいて、インクリボンから転写シートの受像層上にイ
ンクを感熱転写させて、布地等の被転写物へ転写するた
めの転写像を作成する。
【0018】次に、この転写像が形成された受像層に
は、プリントシート作製装置内或いは本テープカートリ
ッジ内で、金属箔、カラー金属箔、着色層、印刷模様等
よりなる装飾層を有した装飾シートが貼合わされ、この
貼合わせによって作製されたプリントシートが前記開孔
よりプリントシート作製装置外に排出される。
【0019】そして、このように作製されたプリントシ
ートを、インク像が形成された受像層側の面を、被転写
物の所定の場所に密着させて、そのプリントシートの上
面からアイロン等の加熱加圧手段を用いて加熱加圧する
ことにより、被転写物上へ簡便にプリント像を形成する
ことが可能となるのである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0021】本発明のプリントシート作製装置用テープ
カートリッジを用いたプリント方法では、まず、プリン
トシート作製装置に備えられた感熱転写型の記録装置を
使用して、離型紙等の基材及び受像層としてのホットメ
ルト接着剤層を離型剤層を介して積層して構成した転写
テープのホットメルト接着剤層上へ所望の転写像を形成
する。そして、この転写像を設けたホットメルト接着剤
層を、プリントシート作製装置内、或いは本プリントシ
ート作製装置用テープカートリッジ内で、金属箔等より
なる装飾層及びホットメルト接着剤層を有する装飾シー
トと貼り合わせてプリントシートを作製する。そして、
次に、装飾層側のホットメルト接着剤層を被プリント物
の所定の場所へ密着させて加熱加圧することにより、ホ
ットメルト接着剤層、装飾層、及びインク像を担持した
転写テープ側のホットメルト接着剤層を被プリント物へ
転写させることによって、被プリント像上に、金属箔等
で装飾されたプリント像を形成することができるのであ
る。
【0022】更に、前記プリントシート作成装置及びプ
リントシート作製装置用テープカートリッジについて、
順を追って詳しく説明する。
【0023】最初に、近年著しく生産量が増大している
感熱転写型の記録装置を備えたプリンタ,タイプライ
タ,ワードプロッセッサ,テープライタ等を使用して、
転写テープとしての転写シート10上に所望の転写像2
1を感熱転写させる。これにより、布地、木材、金属、
プラスッチック、陶磁器等の被プリント物15上へ形成
するプリント像51を有利に作製しようとするものであ
り、その一例としてテープライタ90の外観図を図6に
示す。
【0024】図6において、ケーシング60の上面に
は、所望の文字、記号等の入力、及び印字命令等の入力
を行うための操作ダイヤル62及びキーボード部64、
そして操作ダイヤル62の操作により入力された文字、
記号等の表示を行う液晶表示部66が設けられている。
ケーシング60の側面には、作成されたプリントシート
30を排出するための排出口68及びプリントシート3
0を切断するためのカッターレバー69が設けられてい
る。
【0025】図7は、本発明のプリントシート作製装置
用テープカートリッジとしての収納カートリッジ70
を、前記テープライタ90のケーシング60内に、かつ
記録手段としてのサーマルヘッド83により像を転写可
能に装着した状態について説明するための要部概略図で
ある。
【0026】図7において、収納カートリッジ70は、
転写シート10が巻回された転写スプールとしての転写
シートスプール75、インクリボン15がそのインク面
を内側にして巻回された供給スプールとしてのリボン供
給スプール79、そのリボン供給スプール79から引き
出されたインクリボン15を巻取る巻取スプール81、
及び装飾シートとしての装飾層転写シート31が基材3
2を外側にして巻回された装飾層転写シートスプール6
5を有している。尚、転写シート10、装飾層転写シー
ト31、及びインクリボン15の構成については後述す
る。
【0027】収納カートリッジ70は、更に、転写シー
ト10とインクリボン15とを案内する、案内部材とし
てのガイドピン71、及び転写シート10と装飾層転写
シート31とを整合する整合ローラ67を有しており、
各スプール75、79、81、65、ガイドピン71、
及び整合ローラ67は、それぞれ回転自在に保持され、
図示しない蓋体に覆われ、ケーシング60内に保持され
ている。
【0028】転写シート10及びインクリボン15は、
ガイドピン71により、インクリボン15のインク面を
介して対向した状態で凹部83まで案内されている。更
に、インクリボン15は、後述するプラテンローラ84
及びサーマルヘッド16を経て巻取りスプール81に巻
き取られるように案内される。そして、転写シート10
は、整合ローラ67に案内されている。また、装飾層転
写シート31は、基材32(図2参照)を有さない面を
転写シート10に対向させた状態で、整合ローラ67に
案内されている。尚、巻取りスプール81及び整合ロー
ラ67は、図示しない駆動モータ及び動力伝達機構によ
り、それぞれ矢印A方向及び矢印B方向に回転駆動され
るように構成されている。
【0029】収納カートリッジ70の凹部83には、イ
ンクリボン15を介して転写シート10に所望の文字、
記号等を転写するためのサーマルヘッド16、及びその
サーマルヘッド16に設けられた発熱体17(図3参
照)が配置されている。そのサーマルヘッド16の近傍
には、そのサーマルヘッド16に対して接離可能に設け
られたプラテンローラ84、及び整合ローラ67に対し
て接離可能に設けられた送りローラ82が、支持体85
に支持されている。
【0030】尚、このような感熱転写型のテープライタ
90によって、目的とする転写像21を効果的に転写シ
ート10上に感熱転写させるためには、そのサーマルヘ
ッド16の発熱体17の位置や形状、またインクリボン
15の巻取りトルク、更にはヘッド押え圧、ヘッド取り
付け角、ヘッドエネルギ、印字スピード等が適宜に調節
される。また本実施の形態では、選択的な通電により発
熱せしめられる複数の抵抗体(発熱素子)からなる発熱
体17を有するサーマルヘッド方式の感熱転写型印字装
置が示されているが、その他、インクリボン15に導電
層を設けておき、この導線層の必要部分に針電極を当て
て集中的に電流を流すことにより、その部分の導線層を
発熱させて転写を行う通電式感熱転写型印字装置であっ
ても、同様に使用可能である。
【0031】次に、本実施の形態に使用されるインクリ
ボン15、転写シート10、及び装飾層転写シート31
の構成について説明する。
【0032】転写シート10上に所望の転写像21を感
熱転写するために用いられるインクリボン15は、通常
使用されているワックス主体のインクであっても、樹脂
系のインクであっても何等差し支えない。
【0033】転写シート10は、基材11及びホットメ
ルト接着剤層14より成っている(図3参照)。
【0034】転写シート10の基材11としては、紙、
金属箔、プラスチックフィルム等のフィルム状基材12
の一方の表面あるいは両面をシリコーン系樹脂、フッ素
系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、パラフィンワックス等
の公知の離型剤の1種あるいは2種以上の中から好適に
選択使用された離型剤層13を設けた物が用いられる。
尚、ここで用いられるプラスチックフィルムの例として
は、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリイミド、フッ素
系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリサルフォン、ポリカーボ
ネート、ABS樹脂等から得られるフィルムを挙げるこ
とができる。但し、加熱加圧時の耐熱性を考慮した場合
には、これらのプラスッチクフィルム同士のラミネート
を行ったり、あるいは紙や金属箔とのラミネートを行っ
たり、耐熱層を設けることも考えられる。
【0035】ところで、ホットメルト接着剤層14上の
基材11は、加熱による熱で熱い間でも、あるいは冷却
してからでもどちらでも剥すことができるのが好ましい
ところから、このような転写シート10のホットメルト
接着剤層14と基材11との離型性は適度に調節され
る。
【0036】このようにしてなる転写シート10の基材
11は、取扱性、感熱転写時の特性、被プリント物50
への加熱加圧転写後の基材11の剥し易さ等を考慮する
と、20μm〜250μm、好ましくは25μm〜15
0μmの厚さを有することが望ましい。
【0037】また、転写シート10の基材11上に設け
られるホットメルト接着剤層14は、感熱転写型のテー
プライタ90によりこのホットメルト接着剤層14上に
インク像が転写されなければならないため、インクリボ
ンのインクと馴染みがよく、かすれ、にじみ、つぶれ等
の品質上の問題のない転写像21が得られるような接着
剤から選択される必要がある。しかも、表面の平滑度が
高く凸凹の少ない表面にする必要がある。
【0038】更に、被プリント物50上への加熱加圧転
写後の品質、すなわち、像の品質、風合い、違和感、光
沢、洗濯堅牢度、耐光堅牢度、汗堅牢度、ドライクリー
ニング堅牢度、遊離ホルムアルデヒド量等の特性を考慮
した上で、このホットメルト接着剤層14が選定されな
ければならない。
【0039】このような特性を考慮したホットメルト接
着剤層14としては、ポリオレフィン系樹脂、ポリウレ
タン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−エチ
ルアクリレート、エチレン−アクリル酸、アイオノマ
ー、ポリエステル、ポリアミド、アクリル系樹脂等の熱
可塑性樹脂の中から1種あるいは2種以上が選択的に用
いられる。
【0040】そして、このホットメルト接着剤層14に
は、通常よく知られているカラー染料やカラー顔量、そ
の他蛍光染料や蛍光顔料、蓄光顔料、サーモクロミック
材料、フォトクロミック材料、エレクトロクロミック材
料等の着色剤の1種あるいは2種以上が含有されても良
い。この時、これらの染料、顔料等の着色剤層が、着色
剤を含有したホットメルト接着剤層14につけ加えて設
けられたり、あるいは、ホットメルト接着剤層14への
着色剤の含有はなくて、着色剤層だけが設けられても良
い。
【0041】図2に示す装飾層転写シート31は、基材
32、離型剤層33、ホットメルト接着剤層34、装飾
層35、粘着剤層36等より構成されている。
【0042】これらのうち、基材32は、紙、金属箔、
プラスッチックフィルム等のフィルム状基材が用いられ
る。
【0043】尚、ここで用いられるプラスチックフィル
ムの例としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリイミド、フ
ッ素系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリサルフォン、ポリカ
ーボネート、ABS樹脂等から得られるフィルムを挙げ
ることができる。
【0044】また、基材32の厚みは、取扱性、感熱転
写時の特性、被プリント物50への加熱加圧転写後の基
材32の剥し易さ等を考慮すると、20μm〜250μ
m、好ましくは25μm〜150μmであることが望ま
しい。
【0045】ホットメルト接着剤層34上の基材32
は、加熱による熱で熱い間でも、あるいは冷却してから
でもどちらでも剥がすことができるものが好ましいとこ
ろから、このような装飾層転写シート31の装飾層35
及びホットメルト接着剤層34と基材32との離型性は
適度に調節される。
【0046】そこで、この基材32上に設けられる離型
剤層33には、シリコーン系樹脂、フッ素系樹脂、ポリ
オレフィン系樹脂、パラフィンワックス等の公知の離型
剤の1種あるいは2種以上の中から好適に選択されて離
型剤を調節した上で用いられる。尚、この基材32及び
離型剤層33は、強度の観点から用いた方がよいが、用
いなくても良い。
【0047】また、離型剤層33上に設けられるホット
メルト接着剤層34としては、被プリント物50との接
着強度や加熱加圧転写のしやすさ、洗濯堅牢度、耐光堅
牢度、汗堅牢度、ドライクリーニング堅牢度、遊離ホル
ムアルデヒド量等の必要な特性を満足させるポリオレフ
ィン系樹脂、ポリウレタン、エチレン−酢酸ビニル共重
合体、エチレン−エチレアクリレート、エチレン−アク
リル酸、アイオノマー、ポリエステル、ポリアミド、ア
クリル系樹脂等の熱可塑性樹脂の中の1種あるいは2種
以上が選択的に用いられる。
【0048】更に、ホットメルト接着剤層34上に設け
られる装飾層35は、一般的に金属蒸着フィルムとして
用いられているような、アルミニウムやクロム、銀、
銅、ニッケル等の金属を蒸着させて形成する金属箔が主
体であるが、金属粉を分散した着色層であってもよく、
また金属以外の染料、顔料、例えば、サーモクロミック
材料、フォトクロミック材料、エレクトロクロミック材
料、蛍光材料、蓄光材料等よりなる着色層、及び種々の
模様や像を印刷等に設けた装飾層であっても構わない。
ここで、金属粉や、染料、顔料を用いる場合には、装飾
層35を設けずに、ホットメルト接着剤層34の中へ分
散させて一層としても構わない。
【0049】続いて、上述の様に構成されたテープライ
タ90の動作について説明する。
【0050】キーボード部64及び操作ダイヤル62の
操作により、所望の文字、記号等が入力され、印字命令
の入力が行われると、サーマルヘッド16の発熱体17
に入力文字のミラー像あるいは実像パターンを発生させ
て、インクリボン15を介してプランテンローラ84上
にて、転写シート10のホットメルト接着剤層14上に
像の転写を行う。これと同時に、図示しない駆動モータ
を駆動することにより、整合ローラ67を矢印A方向に
回転させ、巻取りスプール81を矢印B方向に回転させ
る。この巻取りスプール81が回転することによって、
転写済のインクリボン15がそのスプール81に巻取ら
れる。また、整合ローラ67の回転によって、所望の文
字、記号等の転写像21が転写された転写シート10
(図4に示す像形成済転写シート20)の被転写面と装
飾層転写シート31の装飾層35面とが、接合ローラ6
7と送りローラ82との間において貼着された後、収納
カートリッジ70の外へ案内され、ケーシング10に設
けられた排出口68より排出される。
【0051】排出口68より排出された、転写シート1
0(図4に示す像形成済転写シート20)と装飾層転写
シート31との接合体、すなわち、プリントシート30
には、入力された所望の文字、記号等の転写像21が形
成されており、片面に離型紙である基材32を有してい
る。この貼り合わされたプリントシート30の一断面図
を図2に示す。図2において、転写像21が形成された
転写シート10は、装飾層転写シート31と、粘着剤、
接着剤等により粘着、接着される。あるいは、アイロン
等の加熱加圧手段で、被プリント物50上へ転写するま
での間ラミネートされていれば良いのであるから、特に
粘着剤を用いずに、単に加圧することにより貼り合わせ
るだけでも構わない。
【0052】このようにして転写像21が形成されて、
装飾層転写シート31と貼り合わされてできたプリント
シート30は、装飾層転写シート31側の基材32を剥
した後、布地、紙、木、金属、プラスチック、陶磁器等
の被プリント物50の所定の場所へ、図1に示すように
装飾層転写シート31のホットメルト接着剤層34側を
密着させて、転写シート10の基材シート12側より、
アイロン等の加熱加圧手段を用いて加熱加圧40して接
着させる。
【0053】この時、被プリント物50上への加熱加圧
転写時の加熱温度は、一般の家庭でも利用できるように
アイロンの温度を基準としているため、100℃〜25
0℃、好適には、転写される被プリント物41の適応範
囲を広げ(化繊、プラスチックにも対応)、取扱時の安
全性、基材の耐熱性等を考慮して、100℃〜200℃
が望ましい。そして、加圧圧力に関してもやはり家庭内
のアイロンを基準としているため、10g/cm2 から
500g/cm2 、好適には、数十g/cm2から最大
でも200〜300g/cm2 程度の圧力で接着できる
ことが望ましい。なお、加熱加圧時間は5〜30秒程度
である。それゆえ、ホットメルト接着剤層34は、この
温度、圧力で軟化し被プリント物と接着するような接着
剤が用いられる。
【0054】このようにして、図5に示すように、被プ
リント物50の所定の部位に、前記転写像21がホット
メルト接着剤層14,34、装飾層35と共に再転写さ
れてなるプリント像51が形成されて、目的とするプリ
ント物が完成されるのである。
【0055】上述したように、ホットメルト接着剤層1
4上の転写像21が、直接被プリント物50に接する形
で被プリント物50上にプリント像51を形成するのに
比べて、本発明では、転写像21が、ホットメルト接着
剤層14及びホットメルト接着剤層34上の装飾層35
にラミネートされた形でプリント像51が形成されるた
め、インク像の品質が向上したり、インク像の隠蔽力、
鮮明さが向上したり、また、洗濯等の堅牢度が向上する
等優れた品質を有することが可能となるのである。すな
わち、ホットメルト接着剤層34が被プリント物50表
面の凸凹の影響を吸収することによりプリント表面の平
滑性を向上させ、また、金属箔の装飾層35を形成した
場合には、この金属箔が光を反射することによりインク
像の光沢性、鮮明さや美しさが増し、さらに、インク像
が2層のホットメルト接着剤層14,34にラミネート
状に覆われることにより洗濯等外力からの堅牢度が向上
する効果が非常に大きい。
【0056】しかも、ホットメルト接着剤層14,34
に着色剤を分散したり、ホットメルト接着剤層14,3
4上に着色剤層を設けたり、また、金属箔を設けたり、
金属箔上に所望の模様や着色剤等をコーティングした装
飾層を設けたりすることが可能であるため、非常に美麗
で印象的なプリント像51を完成させることができるの
である。例えば、被プリント物が濃暗色の場合でも、金
属箔で光を反射するので、被プリント物50の色に左右
されないプリント像を作製することができ、通常のカラ
ー染料、顔料の着色剤層を設けたりすれば、種々の色の
綺麗なプリントが可能となる。また、蛍光染料、蛍光顔
料、蓄光材料を用いれば、蛍光を発したり、暗い場所で
発光したりして、印象深い、目立つプリント像を作製す
ることができ、更に、金属錯塩系、コレステリック液晶
系、ロイコ染料系等のサーモクロミック材料を使用する
ことによって、温度によって色の変わるプリント像を作
製することも可能となる。更にまた、所望の模様を印刷
した加飾層を設けることにより、好みにあったオリジナ
ルプリントが可能となるのである。
【0057】尚、前記テープライタ90においては、収
納カートリッジ70内に装飾層転写シート31を配し、
その収納カートリッジ70内で転写シート10と装飾層
転写シート31とを貼合わせているが、装飾層転写シー
ト31を収納カートリッジ70の外部に配し、その収納
カートリッジ70の外部で転写シート10と装飾層転写
シート31とを貼り合わせるようにしてもよい。また、
転写シート10、インクリボン15、及び装飾層転写シ
ート31は、収納カートリッジ70を設けずに、適宜の
構成にて単にテープライタ90のケーシング60内に配
置されるようにしてもよい。
【0058】
【実施例】次に、本発明の幾つかの実施例を示し、本発
明を更に具体的に明らかにすることとするが、本発明
が、そのような記載によって何等の制約をも受けるもの
でないことは、言うまでもないところである。
【0059】また、本発明には、以下の実施例の他に
も、さらには上記の具体的な記述以外にも、本発明の要
旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づいて
種々なる変更、修正、改良等を加え得るものであること
が理解されるべきである。
【0060】実施例 1 最初に、離型剤にシリコーンを用いたグラシン紙に、厚
さ20μmのエチレンビニルアセテート樹脂−ポリウレ
タンを設けてなる転写シート10へ、感熱転写型のテー
プライタ90(ブラザー工業(株)製 P−touc
h)で、インク像を感熱転写させて転写像21を作製し
た。この転写像21は10℃〜35℃の環境温度で感熱
転写させても、非常に美麗なインク像を得ることができ
た。そして、この転写像21が形成された像形成済転写
シート20は、該テープライタ90に装着された収納カ
ートリッジ70内で装飾層転写シート31と貼合わせて
供給される。この装飾層転写シート31は、離型紙上に
厚さ20μmのエチレンビニルアセテート樹脂−ポリウ
レタンが設けられ、更にそのエチレンビニルアセテート
樹脂−ポリウレタンの上にアルミニウム蒸着によりなる
銀色の金属箔が設けられた構成となっている。
【0061】次に、貼合わされたプリントシート30の
装飾層35側の離型紙を剥して、綿100%のTシャツ
上へ密着させて、温度180℃、圧力200g/c
2 、時間10秒の条件でホットスタンプし、離型紙を
剥すことにより、Tシャツ上に転写像21、金属箔及び
エチレンビニルアセテート樹脂−ポリウレタンを転写接
着させて、布地プリントを完成させた。
【0062】このようにしてできたTシャツ上のプリン
ト像51は、にじみ、かすれ、つぶれ等の無い非常に良
好な品質を有し、見た目の風合いや光沢、触った感じな
ども特に違和感の無い優れた品質が得られた。
【0063】また、金属箔を設けたため、被プリント物
50が黒や紺等の濃色であっても、転写像21の確認が
容易であった。
【0064】Tシャツ上のプリント像51の、洗濯堅牢
度、摩擦堅牢度、汗堅牢度、ドライクリーニング堅牢
度、耐光堅牢度、遊離ホルムアルデヒド量を試験したと
ころ、非常に良好な結果が得られた。
【0065】尚、この転写シートの保存試験を、温度5
5℃×24時間、温度35℃・湿度80%×48時間、
温度−20℃×24時間の条件で行ったところ、何等異
常はみられなかった。
【0066】実施例 2 最初に、離型剤にシリコーンを用いたグラシン紙に、厚
さ30μmのポリアミドを設けてなる転写シート10
へ、感熱転写型のテープライタ90(ブラザー工業
(株)製 P−touch)で、インク像を感熱転写さ
せて転写像21を作製した。この転写像21は10℃〜
35℃の環境温度で感熱転写させても、非常に美麗なイ
ンク像を得ることができた。そして、この転写像21が
形成された像形成済転写シート20は、該テープライタ
90に装着された収納カートリッジ70内で装飾層転写
シート31と貼り合わせて供給される。この装飾層転写
シート31は、離型紙上に厚さ30μmのポリアミドが
設けられ、更にそのポリアミドの上に模様を印刷した金
属箔が設けられた構成となっている。
【0067】次に、貼合わされたプリントシート30の
装飾層35側の離型紙を剥して、綿100%のハンカチ
上へ密着させて、温度150℃、圧力150g/c
2 、時間15秒の条件でホットスタンプし、離型紙を
剥がすことにより、ハンカチ上に転写像21、模様入り
の金属箔及びポリアミドを転写接着させて、布地プリン
トを完成させた。
【0068】このようにしてできたハンカチ上のプリン
ト像51は、にじみ、かすれ、つぶれ等の無い非常に良
好な品質を有し、見た目の風合いや光沢、触った感じな
ども特に違和感のない優れた品質が得られた。
【0069】ハンカチ上のプリント像51の、洗濯堅牢
度、摩擦堅牢度、汗堅牢度、ドライクリーニング堅牢
度、耐光堅牢度、遊離ホルムアルデヒド量を試験したと
ころ、非常に良好な結果が得られた。
【0070】尚、この転写シート10の保存試験を、温
度55℃×24時間、温度35℃・湿度80%×48時
間、温度−20℃×24時間の条件で行ったところ、何
等異常はみられなかった。
【0071】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の請求項1に記載のプリントシート作製装置用テー
プカートリッジによれば、そのプリントシート作製装置
用テープカートリッジをプリントシート作製装置に装着
することにより、使用者が感熱転写型の記録装置を使用
して容易に所望の文字や図形等の転写像を所定の転写シ
ート上に作製し得るところから、必要時に必要な転写像
を、低コストかつ容易に種々の被プリント物上へプリン
トすることが可能となる。また、レイアウトが自由にで
きるため、色々な文字や図形を美麗で無駄なく被プリン
ト物上へプリントすることも可能となる等各種の優れた
効果を奏し得たのであり、そこに本発明の大きな工業的
意義を見いだすことができるのである。
【0072】請求項2に記載のプリントシート作製装置
用テープカートリッジによれば、カートリッジを記録装
置に装着する作業が簡単であり、かつプリントシートを
作成する作業が簡単である。また、取り扱い等も容易で
ある。
【0073】請求項3に記載のプリントシート作製装置
用テープカートリッジによれば、受像層に転写された像
がホットメルト接着剤層や離型剤層により覆われるの
で、像が外力に対して保護される。
【0074】請求項4に記載のプリントシート作製装置
用テープカートリッジによれば、装飾シートの存在によ
り、非常に美麗で印象的なプリント像や、被プリント物
の色に左右されないプリント像、ユーザの好みにあった
オリジナルプリント像を作製することができる。
【0075】請求項5に記載のプリントシート作製装置
用テープカートリッジによれば、転写像が、転写テープ
側のホットメルト接着剤層及び装飾シート側のホットメ
ルト接着剤層上の装飾層にラミネートされた形で形成さ
れるため、インク像の品質が向上したり、インク像の隠
蔽力、鮮明さが向上したり、また、洗濯等の堅牢度が向
上する等優れた品質を有することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリントシートを加熱加圧転写する状態を示す
説明図である。
【図2】転写シートと装飾層転写シートが貼合されてな
るプリントシートの一例を示す断面図である。
【図3】転写シートに像を形成する形態の一例を示す平
面説明図である。
【図4】転写像形成済みの転写シートの一例を示す正面
図である。
【図5】加熱加圧転写後の被プリント物を示す説明図で
ある。
【図6】本発明の一つの実施の形態であるプリントシー
ト作製装置用テープカートリッジである収納カートリッ
ジを用いたプリントシート作成装置の外観図である。
【図7】前記収納カートリッジを前記プリントシート作
製装置内に装着した際の説明図である。
【符号の説明】
10 転写シート 11 基材 12 基材シート 13 離型剤層 14 ホットメルト接着剤層 15 インクリボン 16 サーマルヘッド 17 発熱体 20 像形成済転写シート 21 転写像 30 プリントシート 31 装飾層転写シート 32 基材 33 離型剤層 34 ホットメルト接着剤層 35 装飾層 36 粘着剤層 40 加熱加圧 50 被プリント物 51 プリント像

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背面からの加熱により被転写物に像を転
    写するために少なくとも受像層を備えた転写テープの前
    記受像層に対して、感熱転写型の記録装置によりインク
    リボンからインクを転写することによって、被転写物に
    転写すべき像を担持したプリントシートを作製するため
    のプリントシート作製装置に対して着脱可能に装着され
    るプリントシート作製装置用テープカートリッジであっ
    て、 前記転写テープ及びインクリボンを、夫々巻回した状態
    で収納可能に構成したことを特徴とするプリントシート
    作製装置用テープカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記転写テープが巻回された転写スプー
    ルと、前記インクリボンが巻回された供給スプールとを
    内部に収納し、前記プリントシート作製装置に装着され
    たときに、前記転写スプールから引き出された転写テー
    プの受像層と供給スプールから引き出されたインクリボ
    ンのインク面とが重ね合わされた状態で前記記録装置の
    記録手段と相対するように、前記転写テープ及びインク
    リボンを案内する案内部材を備え、さらに、前記受像層
    に像が形成された後の転写テープを外部へ排出するため
    の開孔を備えたことを特徴とする請求項1に記載のプリ
    ントシート作成用テープカートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記受像層はホットメルト接着剤層から
    なり、かつ前記転写テープは、基材と、離型剤層と、前
    記ホットメルト接着剤層とを、この順に積層してなるこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載のプリントシー
    ト作成用テープカートリッジ。
  4. 【請求項4】 像形成された後の前記転写テープの受像
    層を有する面に対して貼り付けられるシートであって、
    前記受像層に形成された像に対して装飾を施すための模
    様若しくは色彩又はこれらの結合を有した装飾シートを
    収納することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに
    記載のプリントシート作成用テープカートリッジ。
  5. 【請求項5】 前記装飾シートは、基材と、離型剤層
    と、ホットメルト接着剤層と、装飾層とを、この順に積
    層してなり、かつその装飾層側が像形成後の前記転写テ
    ープの受像面に対して貼り付けられるように配設される
    ことを特徴とする請求項4に記載のプリントシート作成
    用テープカートリッジ。
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