JPH0492722A - サンルーフ装置 - Google Patents

サンルーフ装置

Info

Publication number
JPH0492722A
JPH0492722A JP20925690A JP20925690A JPH0492722A JP H0492722 A JPH0492722 A JP H0492722A JP 20925690 A JP20925690 A JP 20925690A JP 20925690 A JP20925690 A JP 20925690A JP H0492722 A JPH0492722 A JP H0492722A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide
channel
tilt
support
panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP20925690A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2987510B2 (ja
Inventor
Minoru Shibata
穣 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Johnan Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Johnan Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Johnan Manufacturing Co Ltd filed Critical Johnan Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2209256A priority Critical patent/JP2987510B2/ja
Publication of JPH0492722A publication Critical patent/JPH0492722A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2987510B2 publication Critical patent/JP2987510B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動車のチルト及びアウタースライドタイプ
のサンルーフ装置に関するものである。
従来の技術 従来、車体のルーフパネルに開口部を設け、開口部の両
側に車体の前後方向に沿って互いに平行なガイドレール
をそれぞれ配設すると共に、ガイドレールに駆動シュー
及び従動シューをそれぞれ移動自在に配設し、ガイドレ
ールの上部に長手方向に沿ってチルトチャンネルを配置
し、チルトチャンネルの前端をガイドレールに回動自在
に支持し、駆動シューとチルトチャンネルとの間に駆動
リンク機構を設け、従動シューとチルトチャンネルの後
端との間にチルト機構を設け、チルトチャンネルの内方
にガイドレールの長手方向に沿ってガイドチャンネルを
移動自在に配設し、ガイドチャンネルにホルダープレー
トを設け、ホルダープレートの前端寄りの下部に支持体
を設け、支持体の外縁をチルトチャンネルに移動自在に
支持し、ホルダープレートに開口部に臨んで透明ガラス
製のスライドパネルを配設し、スライドパネルの下部に
光線を遮るための遮光パネルを設け、チルトチャンネル
をガイドレールに対して傾斜させることにより、チルト
機構がスライドパネルの後端を持ち上げてチルトアップ
し、ガイドチャンネルをチルトチャンネルの長手方向に
沿って移動し、ルーフパネルの開口部を開放するように
したチルト及びアウタースライドタイプのサンルーフ装
置が知られている。
発明が解決しようとする課題 ところが、従来のチルト及びアウタースライドタイプの
サンルーフ装置では、スライドパネルの後端を持ち上げ
てチルトアップ状態としたり、あるいはスライドパネル
をチルトチャンネルに沿ってルーフパネルの開口部の後
方上部に後退し、ルーフパネルの開口部を開放したりす
る際に、遮光パネルか車室内の換気の邪魔となるので、
遮光パネルをガイドレールに沿って車体の後方へ移動し
、遮光パネル全体をルーフパネルの下部に収納する必要
があり、ルーフパネルの下部に遮光パネルの収納部を形
成しなければならす、車の天井が収納部により低くなる
ので、車室内の居住性か悪く、しかも、遮光パネルがガ
イドレールから取外せないので、遮光パネルのガイドレ
ールに対する交換を容易に行えなかった。
本発明の目的は、上述する問題点に対処して、スライド
パネルの後端を持ち上げてチルトアップ状態としたり、
あるいはスライドパネルをチルトチャンネルに沿ってル
ーフパネルの開口部の後方上部に後退し、ルーフパネル
の開口部を開放したりする際に、遮光パネルの前端を支
持体より取外すと共に、遮光パネルの後端を保持体の係
止溝より抜取るのみで、遮光パネルをガイドチャンネル
から取外せ、従来のように遮光パネルをルーフパネルの
下部に収納する必要がなく、ルーフパネルの下部に遮光
パネルの収納部を形成しなくてすみ、車の天井が低ぐな
らず、車室内の居住性を良くし、スライドパネルがルー
フパネルの開口部を閉塞する全閉状態において、遮光パ
ネルの後端を保持体の係止溝に差込み、遮光パネルの前
端を支持体に取付ければ、遮光パネルのガイドチャンネ
ルに対する取付けを迅速に行え、遮光パネルがルーフパ
ネルを通過する光線を確実に遮蔽し、遮光パネルのガイ
ドチャンネルに対する交換も容易に行うことが可能なサ
ンルーフ装置を提供することにある。
課題を解決するための手段 本発明のサンルーフ装置は、車体のルーフパネルに開口
部を設け、前記開口部の両側に前記車体の前後方向に沿
って互いに平行なガイドレールをそれぞれ配設すると共
に、前記ガイドレールに駆動シュー及び従動シューをそ
れぞれ移動自在に配設し、前記ガイドレールの上部に長
手方向に沿ってチルトチャンネルを配置し、前記チルト
チャンネルの前端を前記カイトレールに回動自在に支持
し、前記駆動シューと前記チルトチャンネルとの間に駆
動リンク機構を設け、前記従動シューと前記チルトチャ
ンネルの後端との間にチルト機構を設け、前記チルトチ
ャンネルの内方に前記カイトレールの長手方向に沿って
ガイドチャンネルを移動自在に配設し、前記ガイドチャ
ンネルにホルダープレートを設け、前記ホルダープレー
トの前端寄りの下部に支持体を設け、前記支持体の外縁
を前記チルトチャンネルに移動自在に支持し、前記ホル
ダープレートに前記開口部に臨んでスライドパネルを配
設し、前記スライドパネルの下部に遮光パネルを設けた
サンルーフ装置において、前記ガイドチャンネルの後端
に保持体を設け、前記保持体に前記遮光パネルの後縁を
嵌入する係止溝を形成し、前記支持体に前記遮光パネル
の前縁を着脱自在に支持したことを特徴とする構成を有
するものである。
作用 車体のルーフパネルに設けた開口部に臨んで配設したス
ライドパネルが開口部を閉塞し、スライドパネルの下部
に設けた遮光パネルがスライドパネルを通過する光線を
遮蔽する。
また、ルーフパネルの開口部をスライドパネルにより閉
鎖した全開状態において、開口部の両側のガイドレール
の上部に配置したチルトチャンネルの内方に位置するガ
イドチャンネルのホルダープレートの前端寄りの下部に
設けた支持体より遮光パネルの前端を取外すと共に、ガ
イドチャンネルの後端に設けた保持体に形成した係止溝
より遮光パネルの後端を抜取り、遮光パネルをガイドチ
ャンネルから取外す。
遮光パネルをガイドチャンネルから取外した状態の時、
開口部の両側のガイドレールに移動自在に配設した駆動
シュー及び従動シューをカイトレールに沿って車体の後
方に向かってそれぞれ移動することにより、従動シュー
とチルトチャンネルの後端との間に設けたチルト機構が
チルトチャンネルの後端を従動シューの車体の後方への
移動に伴って上方に向かって移動すると共に、スライド
パネルの後端を持ち上げてチルトアップさせ、駆動シュ
ーとチルトチャンネルとの間に設けた駆動リンク機構か
駆動シューの車体の後方への移動によりガイドチャンネ
ルをホルダープレートの前端寄りの下部の支持体を介し
てチルトチャンネルに沿って車体の後方に向かって移動
し、スライドパネルがガイドチャンネルと共にルーフパ
ネルの開口部の後方上部に後退し、ルーフパネルの開口
部を開放する。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図において、1は車体のルーフパネルであり、ルー
フパネル1には開口部2が設けられ、開口部2の両側に
は、第2図に示すように、車体の前後方向に沿って互い
に平行なガイドレール33がそれぞれ配設されると共に
、ガイドレール3には駆動シュー4,5及び従動シュー
6がそれぞれ移動自在に配設され、ガイドレール3,3
の上部には長手方向に沿ってチルトチャンネル7.7か
それぞれ配置され、チルトチャンネル7.7の前端かガ
イドレール3,3に回動自在に支持されている。
駆動シュー4−とチルトチャンネル7との間には駆動リ
ンク機構8が設けられると共に、従動シュー6とチルト
チャンネル7の後端との間にはチルト機構9が設けられ
、チルトチャンネル7の内方にはガイドレール3の長手
方向に沿ってガイドチャンネル10が移動自在に配設さ
れ、ガイドチャンネル10にはホルダープレート11が
設けられ、ホルダープレート11の前端寄りの下部には
支持体となるブラケット12が設けられ、ブラケット1
2の外縁がチルトチャンネル7に移動自在に支持されて
いる。
ホルダープレート11には、第2図に示すように、ルー
フパネル1の開口部2に臨んで透明ガラス製のスライド
パネル13が配設され、スライドパネル13の下部には
、第3図に示すように、光線を遮るための遮光パネルと
なるサンシェード14が設けられ、ガイドチャンネル1
0の後端には保持体16が設けられ、保持体コ−6には
前方及び内方に向かって開口したサンシュ−1”14の
後縁を嵌入する係止溝17か形成され、ブラケット12
にはサンシェード14の前縁が着脱自在に支持されてい
る。
ガイドレール3の両側壁の内側には、第3図に示すよう
に、レール溝18.18がそれぞれ形成されると共に、
ガイドレール3の内側に位置する側壁にはレール溝18
の上部に外方に向かって開口する案内溝19.19がそ
れぞれ形成されている。
ガイドレール3の底壁の上部には、第4図に示すように
、互いに隣接して駆動シュー4及び駆動シュー5が移動
自在にそれぞれ配置され、駆動シュー4のベースプレー
トの外側縁寄りの上面には、第5図に示すように、上方
に向かって突出する係合壁20.21がそれぞれ形成さ
れ、駆動シュー4の内側に位置する係合壁21と内側縁
との間の上部にはウェッジクロー22が立設され、ウェ
ッジクロー22は駆動シュー4のベースプレートにカシ
メにより固定されている。
駆動シュー5のベースプレートの内側縁寄りの上面には
、第6図に示すように、上方に向かって突出する係合壁
23,24がそれぞれ形成されている。
駆動シュー4の係合壁20.21及び駆動シュー5の係
合壁23.24には、第7図及び第8図に示すように、
支持体25か嵌合され、支持体25には貫通孔26及び
誘導孔27がそれぞれ穿設され、支持体25の貫通孔2
6には駆動リンク機構8としてガイドリンク28の一端
が支持ピン29を介して回動自在に連結され、支持体2
5の誘導孔27にはガイドリンク28の一端寄りが連結
ピン30を介して摺動自在に係合され、支持体25は駆
動シュー4及び駆動シュー5のベースプレートに下方よ
り複数のネジ31により固定されている。
ガイドレール3のレール溝18.18には、第5図及び
第6図に示すように、駆動シュー4及び駆動シュー5の
外側縁寄りの係合壁20.23及び内側縁がそれぞれに
嵌入され、駆動シュー4及び駆動シュー5はガイドレー
ル3のレール溝18゜18に沿って摺動されるようにな
っている。
駆動シュー4及び駆動シュー5の内側縁には、第7図及
び第8図に示すように、駆動ケーブル32のワイヤ33
がそれぞれ挿通され、ワイヤ33の駆動シュー4の後端
及び駆動シュー50前端に相当する外周には係止パイプ
34.35かそれぞれ固定され、駆動シュー4及び駆動
シュー5はワイヤ33に対して係止パイプ34.35に
より係止され、係止パイプ34.35はガイドレール3
の内側に位置するレール溝18にそれぞれ嵌入されてい
る。
駆動ケーブル32のワイヤ33の一端には係止キャップ
36が固定され、ワイヤ33の係止パイプ34と係止キ
ャップ36との間の外周には螺旋条37が固着され、ワ
イヤ33の他端には係止キャップ38が固定され、ワイ
ヤ33の係止パイプ35と係止キャップ38との間の外
周にはアウターチューブ39が嵌合され、係止キャップ
38及びアウターチューブ39はガイドレール3の内側
に位置するレール溝18にそれぞれ嵌入されている。
ルーフパネル1の開口部2の後方には駆動シュー4.5
をガイドレール3に沿って前後方向に移動する駆動手段
となるモータ(図示せず)が配設され、モータには駆動
ケーブル32の螺旋条37と噛合うギア(図示せず)が
連結されている。
ガイドレール3の底壁の前端寄りの上部には、第4図に
示すように、ブラケット40が設けられ、ブラケット4
0はガイドレール3の底壁の上面に複数のリベット41
により固定されている。
ガイドレール3の底壁の後端寄りの上部には駆動シュー
4,5の後方への移動を阻止するストッパ42が設けら
れ、ストッパ42の立上り壁43の前面には弾性体44
が固着され、ストッパ42はガイドレール3の底壁の上
面に複数のリベット45により固定されている。
ガイドレール3の内側に位置する側壁の案内溝19.1
9の上部には、第9図に示すように、従動シュー6が移
動自在に配置され、従動シュー60前端寄りの両側には
、第10図及び第11図に示すように、下方に向かって
折曲した垂下片46゜46がそれぞれ形成されると共に
、従動シュー6の両側には下方に向かって折曲した垂下
片47゜47がそれぞれ形成され、垂下片47.47に
は長孔48,48がそれぞれ穿設され、従動シュー6の
下部には複数のスライダ49がそれぞれ配設され、スラ
イダ49はガイドレール3の案内溝19.19にそれぞ
れ嵌入され、第12図に示すように、従動シュー6はス
ライダ49を介してガイドレール3の案内溝19.19
に沿って摺動されるようになっている。
ガイドレール3の案内溝19.19の長手方向中央付近
の上部には、第9図に示すように、従動シュー6の後方
への移動を阻止するストッパ50が配設され、ストッパ
50にはガイドレール3の案内溝19に続いて誘導溝5
1が形成され、ストツバ50はカイトレール3の内側の
側壁に複数のネジ52により固定されている。
従動シュー6とストッパ50との間には支柱53が配設
され、ガイドレール3の案内溝19の上方には保護カバ
ー54か配置され、保護カバー54はストッパ50及び
支柱53の上端にネジ55.56により固定され、支柱
53はガイドレール3の案内溝19の上部にネジ56に
より固定されている。
ガイドレール3の案内溝19の後端寄りの上部にはチル
トチャンネル7の後端を上方に向かつて付勢する緩衝体
として板バネ57が配設され、板バネ57の前端寄りに
は上方に向かって傾斜した折曲部58が形成され、折曲
部58の外側には消音部材59が固着され、板バネ57
の後端がガイドレール3の案内溝19の上部にネジ60
により固定されている。
従動シュー6の前端寄りの垂下片46.46には、第1
0図及び第11図に示すように、第1のウェッジリンク
61.61の一端が支持ピン62゜62を介して回動自
在に連結されると共に、第1のウェッジリンク61.6
1の他端が第2のウェッジリンク63の一端に支持ピン
64.65を介して回動自在に連結され、第2のウェッ
ジリンク63の他端か支持ピン66.67を介してガイ
ドレール3の案内溝19.19に摺動自在に係合されて
いる。
支持ピン64.65の内方に向かって突出する内端64
a、65aの外周には、第11図に示すように、弾性体
68.68がそれぞれ嵌合され、第13図に示すように
、支持ピン64.65の内端64a、65aがガイドレ
ール3の案内溝19゜19にそれぞれ嵌入され、支持ピ
ン66.67の内方に向かって突出する内端66a、6
7aの外周には弾性体69.69がそれぞれ嵌合され、
支持ピン66.67の内端66a、67aがガイドレー
ル3の案内溝19.19にそれぞれ嵌入され、第2のウ
ェッジリンク63はガイトレール3の案内溝19.19
に沿って摺動されるようになっている。
支持ピン64の外方に向かって突出する外端64bと支
持ピン66の外方に向かって突出する外端66bとの間
には駆動シュー4のウェッジクロー22が係合されてい
る。
第2のウェッジリンク63の上部には、第10図及び第
11図に示すように、支持ピン64゜65の内端64a
、65a及び支持ピン66゜67の内端66a、67a
をガイドレール3の案内溝19.19の土壁に向かつて
付勢する板バネ70が設けられ、板バネ板70には下方
に向かって傾斜する折曲部71が形成され、板バネ70
の折曲部71はガイドレール3の案内溝19.19の上
部に圧接され、板バネ70は第2のウェッジリンク63
の上端に複数のネジ72,72により固定されている。
従動シュー6の上部には、第10図に示すように、案内
体73が設けられ、案内体73の前端寄りにはカム面7
4が形成されると共に、案内体73の後端寄りには係止
溝75が形成され、案内体73には、第11図に示すよ
うに、複数の長孔76が穿設され、案内体73は従動シ
ュー6の上面に長孔76を利用して複数のネジ77によ
り固定され、案内体73の従動シュー6に対する取付け
が長孔76の長手方向に沿って調整可能となっている。
ガイドレール3の底壁の上部にはチルトチャンネル7か
配置され、チルトチャンネル7には、第14図に示すよ
うに、外方に向かって開口するガイド溝78が形成され
、チルトチャンネル7の前端寄りの垂直壁のガイド溝7
8に臨む外側には、第15図に示すように、駆動シュー
4.5の前方への移動を阻止するストッパ79が設けら
れ、ストッパ79はチルトチャンネル7の垂直壁の外側
面にネジ80により固定されている。
チルトチャンネル7の前端寄りの垂直壁の内側には、第
14図及び第15図に示すように、支持プレート81が
設けられ、支持プレート81はチルトチャンネル7の垂
直壁の内側面に複数のネジ82.82により固定され、
支持プレート81がブラケット40の立上り壁に支持ピ
ン83を介して回動自在に連結されている。
チルトチャンネル7の後端寄りの垂直壁の内側には、第
4図に示すように、ブラケット84か設けられ、ブラケ
ット84の内側縁にはスライダ85が設けられ、ブラケ
ット84はチルトチャンネル7の垂直壁の内側面に複数
のネジ86により固定されている。
ブラケット84の上部には保持プレート87が配設され
、保持プレート87はブラケット84の上面に複数のネ
ジ88.88により固定されている。
従動シュー6とブラケット84との間には、第10図及
び第11図に示すように、チルトリンク89が配設され
、チルトリンク89の一端寄りには上方に向かって突出
した膨出部90.90がそれぞれ形成され、膨出部90
.90には支持ピン91の両端がそれぞれ連結され、支
持ピン91の外部には筒体92が回動自在に設けられ、
第16図に示すように、チルトリンク89の一端が従動
シュー6の垂下片47.47の長孔48,48に連結ピ
ン93.93を介してそれぞれ摺動自在に係合され、チ
ルトリンク89の他端かブラケット84に支持ピン94
を介して回動自在に連結され、筒体92は案内体73の
カム面74に係合され、支持ピン94が案内体73の係
止溝75に入り込んでいる。
チルト機構9は第1のウェッジリンク61.第2のウェ
ッジリンク63及びチルトリンク89から構成されてい
る。
チルトチャンネル7の内方にはガイドチャンネル10が
配置され、ガイドチャンネル10には、第17図及び第
18図に示すように、外方に向かって開口するガイド溝
95が形成されると共に、ガイドチャンネル10の垂直
壁の内側面には内方に向かって突出したフランジ96が
形成され、ガイドチャンネル10のガイド溝95には、
第19図に示すように、チルトチャンネル7のブラケッ
ト84のスライダ85が嵌入され、ガイドチャンネル1
0のガイド溝95はスライダ85に対して摺動するよう
になっている。
ガイドチャンネル10のフランジ96の上部には、第1
7図に示すように、長手方向に沿ってホルダープレート
11が配置され、ホルダープレート11の前端寄りには
、第18図に示すように、外方に向かって膨出した張出
部97か形成され、張出部97には長孔98が穿設され
、第20図に示すように、ホルダープレート11はガイ
ドチャンネル10のフランジ96の上面に複数のリベッ
ト99により固定されている。
ガイドチャンネル10のフランジ96の後端には、第1
7図及び第18図に示すように、保持体16が配設され
、保持体16には、第21図に示すように、係止溝17
の上部に外方に向かって開口する支持溝100が形成さ
れ、支持溝100にはガイドチャンネル10のフランジ
96が嵌入され、保持体16はガイドチャンネル10の
フランジ96に複数のネジ101,101により固定さ
れている。
ホルダープレート11の前端寄りの下部には、第22図
に示すように、ブラケット12が配置され、ブラケット
12の平面部にはネジ孔102が穿設され、平面部の内
側縁には内方に向かって突出した支え片103が形成さ
れ、支え片103にはネジ孔104か穿設されている。
ブラケット12の外側縁には垂下部105が形成され、
垂下部105には、第7図及び第8図に示すように、支
持孔106及び誘導孔107がそれぞれ穿設され、ブラ
ケット12の支持孔106には支持ピン108か軸止さ
れ、支持ピン108には係合ローラ109か回動自在に
設けられ、係合ローラ109の外周には弾性体110が
嵌合され、第23図に示すように、係合ローラ109は
チルトチャンネル7のガイド溝78に嵌入されている。
ブラケット12のネジ孔102にはホルダープレート1
1の上部より長孔98を利用してネジ111が螺着され
、ブラケット12はホルダープレート11の下面にネジ
111により固定されている。
ブラケット12の誘導孔107には、第7図及び第8図
に示すように、ガイドリンク28の他端が連結ピン11
2を介して摺動自在に係合され、連結ピン112には係
合ローラ113が回動自在に設けられ、係合ローラ11
3の外周には弾性体114が嵌合され、第22図に示す
ように、係合ローラ113はチルトチャンネル7のガイ
ド溝78に嵌入され、ガイドチャンネル10はホルダー
プレート11及びブラケット12を介してチルトチャン
ネル7のガイド溝78に沿って摺動されるようになって
いる。
ホルダープレート11の上部には、第3図及び第12図
に示すように、スライドパネル13が配置され、スライ
ドパネル13の外周縁には全閉時の雨洩れを防止するた
めのウェザストリップ115が設けられている。
スライドパネル13の下部にはサンシェード14が配置
され、サンシェード14の前端寄りの両側には、第24
図に示すように、ブラケット12の支え片103のネジ
孔1,04と連通する支持孔116,116がそれぞれ
穿設されている。
保持体16の係止溝17には、第19図に示すように、
サンシェード14の後端の角部か嵌入され、サンシェー
ド14の支持孔116には、第24図に示すように、下
方より固定具117の軸部118か挿通され、固定具1
17のボルト部119をブラケット12の支え片103
のネジ孔104に螺着することにより、サンシェード1
4の前端が固定具117を介してブラケット12の支え
片103に支持されている。
第1図においては、ガイドリンク28の一端寄りの連結
ピン30か支持体25の誘導孔27の下端27aに位置
すると共に、ガイドリンク28の他端の連結ピン112
がブラケット12の誘導孔107の前端107aに位置
し、駆動シュー4のウェッジクロー22が第2のウェッ
ジリンク63の支持ピン64の外端64bと支持ピン6
6の外端66bとの間に位置し、第2のウェッジリンク
63の一端の支持ピン64.65及び他端の支持ピン6
6.67がカイトレール3の案内溝19゜19にそれぞ
れ係合し、第2のウェッジリンク63の板バネ70の折
曲部71がガイドレール3の案内溝19.19の上部に
圧接している。
また、チルトリンク89の連結ピン93か従動シュー6
の長孔48の後端48aに位置し、チルトリンク89の
筒体92が案内体73のカム面74の平面部に係合する
と共に、チルトリンク89の支持ピン94か案内体73
の係止溝75の終端に係合し、スライドパネル13がル
ーフパネル1の開口部2を閉塞する全閉状態となり、ス
ライドパネル13の周縁のウェザストリップ115が開
口部2の内側に当接して車室内と外部との密閉遮断を行
う。
次に、この実施例の作用について説明する。
[スライドパネルのチルトアップ] まず、固定具117の頭部120を手で緩める方向に回
動することにより、固定具117をブラケット12の支
え片103より取外した後、サンシェード14の一部を
手で掴んで車体の前方に向かって僅かに移動し、サンシ
ェード14の後端の角部を保持体16の係止溝17より
抜取り、サンシェード14をカイトチャンネル10より
取外しておく。
その後、スライドパネル13か第1図に示すルーフパネ
ル1の開口部2を閉塞する全閉状態から、スライドパネ
ル13を移動するモータを駆動し、駆動ケーブル32を
モータの回動により引張るように移動すると、駆動ケー
ブル32か駆動シュー4及び駆動シュー5を同時にガイ
トレール3のレール溝18.18に沿って車体の後方に
向かってそれぞれ摺動する。
駆動シュー4,5のガイドレール3のレール溝18.1
8に対する車体の後方への摺動により、支持体25が駆
動シュー4.5と共に車体の後方に向かって移動すると
同時に、ガイドリンク28が支持体25と共に車体の後
方に向かって移動し、ガイドリンク28の他端の連結ピ
ン112がブラケット12の誘導孔107に係合しなが
ら直線部121から傾斜部122に向かって摺動すると
共に、連結ピン112の係合ローラ113がチルトチャ
ンネル7のガイド溝78に係合しながら車体の後方に向
かって僅かに摺動し、連結ピン112はブラケット12
の誘導孔107の後端107bに位置する。
ガイドリンク28の連結ピン112のブラケット12の
誘導孔107に対する直線部121から傾斜部122へ
の摺動により、ガイドリンク28か支持ピン29を支点
として支持体25に対して時計方向に回動し、ガイドリ
ンク28の連結ピン30が支持体25の誘導孔27に係
合しながら下端27aから上端27bに向かって僅かに
摺動し、ガイドリンク28の他端が係合ローラ113を
介してチルトチャンネル7の前端寄りをガイドレール3
に対して押し上げ、連結ピン30は支持体25の誘導孔
27の下端27a寄りに位置する。
駆動シュー4のガイドレール3のレール溝18゜18に
対する車体の後方への摺動により、ウェッジクロー22
が駆動シュー4と共に車体の後方に向かって移動すると
同時に、ウェッジクロー22の後縁が第2のウェッジリ
ンク63の支持ピン64の外端64bを押圧しながら車
体の後方に向かって移動し、第2のウェッジリンク63
の支持ピン64.65の内端64a、65a及び支持ピ
ン66.67の内端66a、67aかカイトレール3の
案内溝19.19に係合しながら車体の後方に向かって
それぞれ摺動し、第2のウェッジリンク63が第1・の
ウェッジリンク61.61を介して従動シュー6をガイ
ドレール3の案内溝1919に沿って車体の後方へ向か
って移動し、従動シュー6の長孔48,48の前端48
bがチルトリンク89の連結ピン93.93にそれぞれ
当接する。
その後、ストッパ50が第2のウェッジリンク63を介
して従動シュー6及び第1のウェッジリンク61.61
の車体の後方への移動を阻止し、板バネ70の折曲部7
1がストッパ50の前端の傾斜面に圧接し、第2のウェ
ッジリンク63の支持ピン64.65の内端64.a、
65aが板バネ70の付勢力によりガイドレール3の案
内溝コ−919からストッパ50の誘導溝51.51に
それぞれ移動し、第1のウェッジリンク61.61が第
2のウェッジリンク63の支持ピン64.65のガイド
レール3の案内119,1.9からストッパ50の誘導
溝51.51への移動に伴って支持ピン62.62を支
点として従動シュー6に対して時計方向に回動する。
また、従動シュー6のガイドレール3の案内溝19.1
9に対する車体の後方への移動により、従動シュー6の
長孔48,48の前端48bがチルトリンク89の連結
ピン93.93を車体の後方に向かってそれぞれ押圧し
、第25図に示すように、チルトリンク89が連結ピン
93を支点として従動リンク6に対して起き上がり、チ
ルトリンク89の支持ピン94が案内体73の係止溝7
5より上方に向かって離脱し、ブラケット84及び保持
プレート87が支持ピン94を介してガイドレール3の
案内溝19.19に対して上昇し、板バネ57がブラケ
ット84の下面をガイドレール3の案内溝19.19の
上方に向かって押し上げ、部体92が案内体73のカム
面74の前端に係合した状態となる。
ブラケット84及び保持プレート87の支持ピン94に
よるガイドレール3の案内R19,19に対する上昇に
より、第25図に示すように、チルトチャンネル7の後
端が支持ピン83を支点としてガイドレール3に対して
持ち上がると同時に、ガイドチャンネル10の後端が、
第26図に示すように、チルトチャンネル7と平行に持
ち上がり、スライドパネル13の後端がガイドチャンネ
ル10と共にホルダープレート11を介して持ち上かり
、チルトチャンネル7及びガイドチャンネル10がガイ
ドレール3に対してそれぞれ傾斜し、スライドパネル1
3の後端がチルト機構9によりチルト状態となり、ルー
フパネル1の開口部2が車体の後方に向かって開口する
スライドパネル13のチルト機構9によるチルトアップ
に際し、第2のウェッジリング63の支持ピン64.6
5の内端64a、65aがストッパ50の誘導溝51.
51にそれぞれ係合し、板バネ70の折曲部71がスト
ッパ50の前端の傾斜面に圧接することにより、第2の
ウエッジリンり63をストッパ50に対して係止し、第
2のウェッジリンク63が第1のウェッジリンク61゜
61を介してチルトリンク89を起き上がった状態に維
持する。
しスライドパネルの後退] サンシェード]4をガイドチャンネル10より取外し、
スライドパネル13が第25図に示すルーフパネル1の
開口部2を車体の後方に向けて開口するチルトアップ状
態から、駆動ケーブル32をモータの回転により引張る
ように移動すると、駆動ケーブル32が駆動シュー4及
び駆動シュー5をガイドレール3のレール溝18.18
に沿って車体の後方へ向かってそれぞれ摺動する。
駆動シュー4,5のガイドレール3のレール溝18.1
8に対する車体の後方への摺動により、支持体25か駆
動シュー4.5と共に車体の後方に向かって移動すると
同時に、ガイドリンク28が支持体25と共に車体の後
方に向かって移動し、ガイドリンク28の他端の連結ピ
ン112がブラケット12をチルトチャンネル7のガイ
ド溝78に沿って車体の後方に向かって移動し、ブラケ
ット12の係合ローラ]09及び連結ピン112の係合
ローラ113がガイドリンク28と共にチルトチャンネ
ル7のガイド溝78に係合しながら車体の後方に向かっ
てそれぞれ摺動する。
ブラケット1−2のチルトチャンネル7のガイドi78
に対する車体の後方への移動により、ガイドリンク28
がブラケット12のチルトチャンネル7のガイド溝78
に対する車体の後方への移動に伴って支持ピン29を支
点として支持体25に対して時計方向に回動し、ガイド
リンク28の連結ピン30かガイドリンク28の回動に
伴って支持体25の誘導孔27に係合しながら下端27
a寄りから上端27bに向かって摺動し、ブラケ・シト
12がホルダープレート1]を介してガイドチャンネル
10をブラケット84のスライダ85に係合しながらチ
ルトチャンネル7のカイト溝78に沿って車体の後方に
向かって移動し、連結ピン30は支持体25の誘導孔2
7の上端27bに位置する。
ガイドチャンネル10のチルトチャンネル7のガイド溝
78に対する車体の後方への移動により、第27図に示
すように、スライドパネル13がホルダープレート11
と共にガイドチャンネル10を介してルーフパネル1の
開口部2の後方上部に向かって後退し、ルーフパネル1
の開口部2が開放状態となる。
駆動シュー4のガイドレール3のレール溝18゜18に
対する車体の後方への摺動により、ウェッジクロー22
が駆動シュー4と共に車体の後方へ向かって移動し、ウ
ェッジクロー22の後縁が第2のウェッジリンク63の
支持ピン64の外端64bより離脱した後、駆動シュー
4の後縁がストッパ420弾性体44に当接し、駆動シ
ュー4゜5のガイドレール3に対する車体の後方への摺
動をストッパ42により阻止する。
[スライドパネルの前進] スライドパネル13が第27図に示すルーフパネル1の
開口部2の後方上部に後退した状態から、駆動ケーブル
32をモータの回転により押すように移動すると、駆動
ケーブル32が駆動シュー4及び駆動シュー5をガイド
レール3のレール溝18.18に沿って車体の前方へ向
かってそれぞれ摺動する。
駆動シュー4.5のガイドレール3のレール溝18.1
8に対する車体の前方への摺動により、支持体25が駆
動シュー4.5と共に車体の前方に向かって移動すると
同時に、ガイドリンク28が支持体25と共に車体の前
方に向かって移動し、ガイドリンク28の他端の連結ピ
ン112がブラケット12をチルトチャンネル7のガイ
ド溝78に沿って車体の前方に向かって移動し、ブラケ
ット12の係合ローラ109及び連結ピン112の係合
ローラ113がガイドリンク28と共にチルトチャンネ
ル7のガイド溝78に係合しながら車体の前方に向かっ
てそれぞれ摺動し、ブラケット12の係合ローラ109
がストッパ79に当接し、ブラケット12のチルトチャ
ンネル7のガイド溝78に対する車体の前方への移動を
阻止する。
ブラケット12のチルトチャンネル7のガイド溝78に
対する車体の前方への移動により、ガイドリンク28が
ブラケット12のチルトチャンネル7のガイド溝78に
対する車体の前方への移動に伴って支持ピン29を支点
として支持体25に対して反時計方向に回動し、ガイド
リンク28の連結ピン30がガイドリンク28の回動に
伴って支持体25の誘導孔27に係合しながら上端27
bから下端27aに向かって摺動し、ブラケット12が
ホルダープレート11を介してガイドチャンネル10を
ブラケット84のスライダ85に係合しながらチルトチ
ャンネル7のガイド溝78に沿って車体の前方に向かっ
て移動し、連結ピン30は支持体25の誘導孔27の下
端27a寄りに位置する。
ガイドチャンネル10のチルトチャンネル7のガイド溝
78に対する車体の前方への移動により、第25図に示
すように、スライドパネル13がホルダープレート11
と共にガイドチャンネル10を介してルーフパネル1の
開口部2に向かって前進する。
駆動シュー4のガイドレール3のレール溝18゜18に
対する車体の前方への摺動により、ウェッジクロー22
が駆動シュー4と共に車体の前方へ向かって移動し、ウ
ェッジクロー22の前縁が第2のウェッジリンク63の
支持ピン66の外端66bに当接する。
[スライドパネルのチルトダウン] スライドパネル13が第25図に示すルーフパネル1の
開口部2を車体の後方に向けて開口するチルトアップ状
態から、駆動ケーブル32をモータの回転により押すよ
うに移動すると、駆動ケーブル32が駆動シュー4及び
駆動シュー5をガイドレール3のレール溝18.18に
沿って車体の前方へ向かってそれぞれ慴動する。
駆動シュー4,5のガイドレール3のレール溝18.1
8に対する車体の前方への摺動により、支持体25が駆
動シュー4.5と共に車体の前方に向かって移動すると
同時に、ガイドリンク28が支持体25と共に車体の前
方に向かって移動し、ガイドリンク28の他端の連結ピ
ン112がブラケット12の誘導孔107に係合しなが
ら傾斜部122から直線部121に向かって摺動すると
共に、連結ピン112の係合ローラ113がチルトチャ
ンネル7のガイド溝78に係合しながら車体の前方に向
かって僅かに摺動し、連結ピン112はブラケット1−
2の誘導孔107の前端107aに位置する。
ガイドリンク28の連結ピン112のブラケット12の
誘導孔107に対する傾斜部122から直線部121へ
の摺動により、ガイドリンク28が支持ピン29を支点
として支持体25に対して反時計方向に回動し、ガイド
リンク28の連結ピン30が支持体25の誘導孔27に
係合しながら下端27aに向かって僅かに摺動し、ガイ
ドリンク28の他端が係合ローラ113を介してチルト
チャンネル7の前端寄りをガイドレール3に対して押し
下げ、連結ピン30は支持体25の誘導孔27の下端2
7aに位置する。
駆動シュー4のガイドレール3のレール溝18゜18に
対する車体の前方への摺動により、ウェッジクロー22
か駆動シュー4と共に車体の前方に向かって移動すると
同時に、ウェッジクロー22の前縁が第2のウェッジリ
ンク63の支持ピン66の外端66bを押圧しながら車
体の前方に向かって移動し、第2のウェッジリンク63
の支持ピン64.65の内端64a、65aが板バネ7
0の付勢力に抗してストッパ50の誘導溝51゜51か
らガイドレール3の案内溝19.19にそれぞれ移動し
、板バネ70の折曲部71がガイドレール3の案内溝1
9.19の上部に圧接し、ウェッジクロー22は第2の
ウェッジリンク63の支持ピン64の外端64bと支持
ピン66の外端66bとの間に位置する。
その後、第1のウェッジリンク61.61が第2のウェ
ッジリンク63の支持ピン64.65のストッパ50の
誘導溝51.51からガイドレール3の案内溝19.1
9への移動に伴って支持ピン62.62を支点として従
動シュー6に対して反時計方向にそれぞれ回動する。
ウェッジクロー22のガイドレール3に対する車体の前
方への移動により、第2のウェッジリンク63の支持ピ
ン64.65の内端64a、65a及び支持ピン66.
67の内端66a、67aがガイドレール3の案内溝1
9.19に係合しながら車体の前方に向かってそれぞれ
摺動し、第2のウェッジリンク63が第1のウェッジリ
ンク61.61を介して従動シュー6をガイドレール3
の案内溝19.19に沿って車体の前方へ向かって移動
し、従動シュー6の長孔48,48の後端48aがチル
トリンク89の連結ピン93゜93にそれぞれ当接する
また、従動シュー6のガイドレール3の案内溝19.1
9に対する車体の前方への移動により、従動シュー6の
長孔48,48の後端48aがチルトリンク89の連結
ピン93.93を車体の前方に向かってそれぞれ押圧し
、第1図に示すように、チルトリンク89か連結ピン9
3を支点として従動リンク6に対して伏せ下がり、チル
トリンク89の支持ピン94が案内体73の係止溝75
に入り込み、ブラケット84及び保持プレート87が支
持ピン94を介してガイドレール30案内溝19.19
の上部に向かって下降し、板バネ57がブラケット84
の下面に圧接し、筒体92か案内体73のカム面74の
平面部に係合した状態となる。
案内体73の係止溝75はチルトリンク89を支持ピン
94を介して従動シュー6に対して伏せ倒れた状態に係
止している。
ブラケット84及び保持プレート87の支持ピン94に
よるガイドレール3の案内溝19.19に対する下降に
より、チルトチャンネル7の後端が支持ピン83を支点
としてガイドレール3に向かって下方へ移動すると同時
に、ガイドチャンネル10の後端がチルトチャンネル7
と平行に下方へ向かって移動し、スライドパネル13の
後端がガイドチャンネル10と共にホルダープレート1
1を介してチルト機構9により下降し、スライドパネル
13がルーフパネル1の開口部2を閉塞する全開状態と
なる。
その後、サンシェード1.4の後端の角部を保持体16
の係止溝17に嵌入し、サンシェード14の前端の支持
孔116をブラケット12の支え片103のネジ孔10
4に対して位置合わせした後、サンシェード14の支持
孔116に下方より固定具117の軸部118を挿通し
、固定具117の頭部120を手で締付は方向に回動す
ることにより、固定具117のボルト部119をブラケ
ット12の支え片103のネジ孔104に螺着し、サン
シェード14をブラケット10に対して取付け、サンシ
ェード14がスライドパネル13を通過する光線を遮蔽
する。
発明の効果 以上に述べたように、本発明のサンルーフ装置によれば
、スライドパネルの後端を持ち上げてチルトアップ状態
としたり、あるいはスライドパネルをチルトチャンネル
に沿ってルーフパネルの開口部の後方上部に後退し、ル
ーフパネルの開口部を開放したりする際に、遮光パネル
の前端を支持体より取外すと共に、遮光パネルの後端を
保持体の係止溝より抜取るのみで、遮光パネルをガイド
チャンネルから取外すことかでき、従来のように遮光パ
ネルをルーフパネルの下部に収納する必要かないので、
ルーフパネルの下部に遮光パネルの収納部を形成しなく
てすみ、車の天井が低くならないので、車室内の居住性
を良くすることができる。
また、スライドパネルかルーフパネルの開口部を閉塞す
る全閉状態において、遮光パネルの後端を保持体の係止
溝に差込み、遮光パネルの前端を支持体に取付ければ、
遮光パネルのガイドチャンネルに対する取付けを迅速に
行うことができ、遮光パネルがルーフパネルを通過する
光線を確実に遮蔽し、遮光パネルのガイドチャンネルに
対する交換も容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例のサンルーフ装置の要部切断
正面図、 第2図は、第1図の平面図、 第3図は、第2図の要部側断面図、 第4図は、第2図の要部拡大平面図、 第5図は、駆動シューのガイドレールに対する取付は状
態を示す要部断面図、 第6図は、駆動シューのガイドレールに対する取付は状
態を示す要部断面図、 第7図は、駆動シュー、駆動リンク機構及びブラケット
の連結状態を示す正面図、 第8図は、第7図の平面図、 第9図は、駆動シュー、従動シュー及びチルト機構のガ
イドレールに対する配置状態を示す要部切断正面図、 第10図は、従動シュー及びチルト機構の連結状態を示
す正面図、 第11図は、第10図の平面図、 第12図は、従動シューのガイドレールに対する取付は
状態を示す要部側断面図、 第13図は、第2のウェッジリンクのガイドレールに対
する取付は状態を示す要部側断面図、第14図は、チル
トチャンネルのブラケットに対する連結状態を示す正面
図、 第15図は、第14図の要部平面図、 第16図は、チルトリンクの従動シューに対する連結状
態を示す要部側断面図、 第17図は、ホルダープレートのガイドチャンネルに対
する配置状態を示す正面図、 第18図は、第17図の平面図、 第19図は、・チルトチャンネルのブラケットに対する
ガイドチャンネルの取付は状態を示す要部側断面図、 第20図は、ホルダープレートのガイドチャンネルに対
する取付は状態を示す要部側断面図、第21図は、保持
体のガイドチャンネルに対する取付は状態を示す要部側
断面図、 第22図は、ガイドリンクのチルトチャンネル及びブラ
ケットに対する取付は状態を示す要部側断面図、 第23図は、ブラケットのチルトチャンネルに対する取
付は状態を示す要部側断面図、第24図は、サンシェー
ドのブラケットに対する取付は状態を示す要部側断面図
、 第25図は、スライドパネルのチルトアップ状態を示す
要部側断面図、 第26図は、第23図の要部拡大正面図、第27図は、
スライドパネルをルーフパネルの後方上部へ後退した状
態を示す要部側断面図である。 1・・・ルーフパネル、2・・・開口部、3・・・ガイ
ドレール、4・・・駆動シュー、5・・・駆動シュー、
6・・・従動シュー、7・・・チルトチャンネル、8用
駆動リンク機構、9・・・チルト機構、1o・・・ガイ
ドチャンネル、11・・・ホルダープレート、12・・
・ブラケット、13・・・スライドパネル、14・・・
サンシェード、16・・・保持体、17・・・係止溝、
18・・・レール溝、19・・・案内溝、20・・・係
合壁、21・・・係合壁、22・・・ウェッジクロー、
23・・・係合壁、24・・・係合壁、25・・・支持
体、26・・・貫通孔、27・・・誘導孔、27a・・
・下端、27b・・・上端、28・・・ガイドリンク、
29・・・支持ピン、3o・〜・連結ピン、31・・・
ネジ、32・・・駆動ケーブル、33・・・ワイヤ、3
4−・係止パイプ、35・・・係止パイプ、36・・・
係止キャップ、37・・・螺旋条、38・・・係止キャ
ップ、39・・・アウターチューブ、40・・・ブラケ
ット、41・・・リベット、42・・・ストッパ、43
・・立上り壁、44・・・弾性体、45・・・リベット
、46・・・垂下片、47・・・垂下片、48・・・長
孔、48a・・・後端、48b・・・前端、49・・・
スライダ、50・・・ストッパ、51・・・誘導溝、・
52・・・ネジ、53・・・支柱、54・・・保護カバ
ー、55・・・ネジ、56・・・ネジ、57・・・板バ
ネ、58・・・折曲部、59・・・消音部材、60・・
・ネジ、61・・・第1のウェッジリンク、62・・・
支持ピン、63・・・第2のウェッジリンク、64・・
・支持ピン、64a・・・内端、64b・・・外端、6
5・・・支持ピン、65a・・・内端、66・・・支持
ピン、66a・・・内端、66b−・・外端、67・・
・支持ピン、67a・・・内端、68・・・弾性体、6
9・・・弾性体、70・・・板バネ、71・・・折曲部
、72・・・ネジ、73・・・案内体、74・・・カム
面、75・・・係止溝、76・・・長孔、77・・・ネ
ジ、78・・・ガイド溝、79・・・ストッパ、80・
・・ネジ、81・・・支持プレート、82・・・ネジ、
83・・・支持ピン、84・・・ブラケット、85・・
・スライダ、86・・・ネジ、87・・・保持プレート
、88・ネジ、89・・・デルドリンク、90・・・膨
出部、91・・支持ピン、92・・・筒体、93・・・
連結ピン、94・・・支持ピン、95・・・ガイド溝、
96・・・フランジ、97・・・張出部、98・・・長
孔、99・・・リベット、100・・・支持溝、101
・・・ネジ、102・・・ネジ孔、103・・・支え片
、104・・・ネジ孔、105・・・垂下部、106・
・・支持孔、107・・誘導孔、107a・・・前端、
107b・・・後端、108・・・支持ピン、109・
・・係合ローラ、110・・・弾性体、111・・・ネ
ジ、112・・・連結ピン、113・・・係合ローラ、
114・・・弾性体、115・・・ウニサストリップ、
116・・・支持孔、117・・固定具、118・・・
軸部、119・・・ホルト部、120・・・頭部、12
1・・・直線部、122・・傾斜部。 第5図 第6図 b 馬メ!万ンユ 二 第15図 第16医

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 車体のルーフパネルに開口部を設け、前記開口部の両側
    に前記車体の前後方向に沿って互いに平行なガイドレー
    ルをそれぞれ配設すると共に、前記ガイドレールに駆動
    シュー及び従動シューをそれぞれ移動自在に配設し、前
    記ガイドレールの上部に長手方向に沿ってチルトチャン
    ネルを配置し、前記チルトチャンネルの前端を前記ガイ
    ドレールに回動自在に支持し、前記駆動シューと前記チ
    ルトチャンネルとの間に駆動リンク機構を設け、前記従
    動シューと前記チルトチャンネルの後端との間にチルト
    機構を設け、前記チルトチャンネルの内方に前記ガイド
    レールの長手方向に沿ってガイドチャンネルを移動自在
    に配設し、前記ガイドチャンネルにホルダープレートを
    設け、前記ホルダープレートの前端寄りの下部に支持体
    を設け、前記支持体の外縁を前記チルトチャンネルに移
    動自在に支持し、前記ホルダープレートに前記開口部に
    臨んでスライドパネルを配設し、前記スライドパネルの
    下部に遮光パネルを設けたサンルーフ装置において、前
    記ガイドチャンネルの後端に保持体を設け、前記保持体
    に前記遮光パネルの後縁を嵌入する係止溝を形成し、前
    記支持体に前記遮光パネルの前縁を着脱自在に支持した
    ことを特徴とするサンルーフ装置。
JP2209256A 1990-08-09 1990-08-09 サンルーフ装置 Expired - Lifetime JP2987510B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2209256A JP2987510B2 (ja) 1990-08-09 1990-08-09 サンルーフ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2209256A JP2987510B2 (ja) 1990-08-09 1990-08-09 サンルーフ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0492722A true JPH0492722A (ja) 1992-03-25
JP2987510B2 JP2987510B2 (ja) 1999-12-06

Family

ID=16569946

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2209256A Expired - Lifetime JP2987510B2 (ja) 1990-08-09 1990-08-09 サンルーフ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2987510B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2987510B2 (ja) 1999-12-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0492722A (ja) サンルーフ装置
JPH0732888A (ja) サンルーフ装置
JP3275151B2 (ja) サンルーフ装置
JP3047135B2 (ja) サンルーフ装置
JP3047132B2 (ja) サンルーフ装置
JP3184938B2 (ja) サンルーフ装置
US4252366A (en) Movable roof panel structure
JP3636791B2 (ja) サンルーフ装置
JP3101832B2 (ja) サンルーフ装置
JPH0339845B2 (ja)
JP3120245B2 (ja) サンルーフ装置
JP2987511B2 (ja) サンルーフ装置
JPH04310425A (ja) サンルーフ装置
JPH0574943U (ja) サンルーフ装置
JPH0326007Y2 (ja)
JPH033060Y2 (ja)
JPH04334623A (ja) サンルーフ装置
JP2604924Y2 (ja) 車両用サンルーフ装置
JPH03139429A (ja) サンルーフ装置
JP2957619B2 (ja) スライド・チルト型サンルーフ装置
JPH0681812U (ja) サンルーフ装置
JPH0550856A (ja) サンルーフ装置
JPH08282297A (ja) サンルーフ装置
JPH0235536Y2 (ja)
JPH08156599A (ja) サンルーフのシェード連動装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071008

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081008

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091008

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091008

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101008

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101008

Year of fee payment: 11