JPH08282297A - サンルーフ装置 - Google Patents

サンルーフ装置

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JPH08282297A
JPH08282297A JP11027995A JP11027995A JPH08282297A JP H08282297 A JPH08282297 A JP H08282297A JP 11027995 A JP11027995 A JP 11027995A JP 11027995 A JP11027995 A JP 11027995A JP H08282297 A JPH08282297 A JP H08282297A
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Hiroshi Imai
弘 今井
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Johnan Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スライドパネルのチルトアップ時に遮蔽パネ
ルを上方に向って押付ける。 【構成】 ハウジング4に開口5にリッド10,11を
配設する。スライダ12,12の前端寄りにリッド10
の両側を固定する。リッド10の後端にリッド11の前
端を接続する。リッド11の後端寄りの両側に支杆1
3,13を設ける。スライダ12,12の後端寄りに受
け具14,14を設ける。受け具14,14の近傍にバ
ネ15,15を設ける。リッド3をチルトアップ状態と
することにより、支杆13,13がバネ15,15の付
勢力に抗して上方に移動する。リッド11が支杆13,
13の移動に伴ってリッド10の後端に対して揺動し、
ハウジング4の開口5のリッド10を除いた箇所を開放
する。バネ15,15が支杆13,13を上方に向って
付勢し、リッド3を支杆13,13を介してバネ15,
15の付勢力によりリッド3に向って押付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の屋根を開閉す
るチルト及びインナースライドタイプのサンルーフ装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車体のルーフパネルに開口部を形
成し、ルーフパネルの開口部にスライドパネルを開閉自
在に配設すると共に、ルーフパネルの下部にハウジング
を配設し、ハウジングにルーフパネルの開口部に臨んで
室内開口を形成し、ハウジングの両側縁寄りに前記車体
の前後方向に沿って互いに平行なスライドパネルを案内
する一対のガイドレールをそれぞれ配設し、スライドパ
ネルの両側縁寄りの下部に一対のガイドレールの長手方
向に沿って互いに平行な一対の支持体をそれぞれ配設
し、ガイドレールに案内体を移動自在に設け、支持体と
案内体との間にスライドパネルの後端を上下方向に移動
するチルト機構を設け、スライドパネルの下部にハウジ
ングの室内開口に臨んで遮蔽パネルを配設し、スライド
パネルと遮蔽パネルとの間に車体の長手方向に沿って引
張コイルバネを設け、スライドパネルに引張コイルバネ
の一端を係止し、遮蔽パネルに引張コイルバネの他端を
係止したサンルーフ装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のサン
ルーフ装置では、スライドパネルをチルト機構によりチ
ルトアップ状態とすると、引張コイルバネが遮蔽パネル
を上方に向って引張るのみで、遮蔽パネルをスライドパ
ネルに向って押付けられず、ルーフパネルの開口部のス
ライドパネルによる全閉時に、遮蔽パネルの外周縁寄り
の下面がハウジングの室内開口の内周縁寄りの上面に密
着しないので、ハウジングの室内開口と遮蔽パネルとの
間の隙間からの光洩れを最小に抑えられず、スライドパ
ネルと遮蔽パネルとの間に引張コイルバネを設置するた
めのスペースを大きく取らなければならないので、サン
ルーフ装置全体の上下方向の寸法が大きくなり、車の天
井が低くなるので、車室内の居住性が悪くなった。
【0004】本発明の目的は、上述する問題点に対処し
て、スライドパネルが車体のルーフパネルの開口部を閉
塞する全閉状態において、案内体を一対のガイドレール
に沿って車体の前方に移動することにより、チルト機構
が案内体の移動に伴いながら一対の支持体の後端を上方
に向って移動し、スライドパネルの後端を一対の支持体
と共にチルト機構によりルーフパネルの開口部の後縁か
ら上方に持ち上げてチルトアップ状態とし、第2の遮蔽
パネルが支杆の移動に伴いながら第1の遮蔽パネルの後
端に対して揺動し、第2の遮蔽パネルの後端がハウジン
グの室内開口の後縁寄りの上部からスライドパネルの後
端寄りの下部に向って上方に移動し、ハウジングの室内
開口の第1の遮蔽パネルを除いた箇所を開放し、付勢手
段の付勢力が支杆を上方に向って押し上げる方向に作用
し、第2の遮蔽パネルの後端を支杆を介して付勢手段の
付勢力によりスライドパネルの後端寄りの下面に圧接
し、スライドパネルのチルト機構によるルーフパネルの
開口部から第1及び第2の遮蔽パネルの上部への下降時
に、案内体を一対のガイドレールに沿って車体の後方に
移動するのみで、一対の支持体がチルト機構を介して案
内体と共に一対のガイドレールに沿って車体の後方に移
動し、スライドパネルが一対の支持体と共に第1及び第
2の遮蔽パネルの上部から車体の後方に向って後退し、
ルーフパネルの開口部を開放し、第2の遮蔽パネルが支
杆を介して一対の支持体と共にハウジングの室内開口の
上部から車体の後方に向って後退し、第1の遮蔽パネル
が一対のスライダの摺動に伴いながらハウジングの室内
開口の上部から車体の後方に向って後退し、ハウジング
の室内開口を開放し、ルーフパネルの開口部のスライド
パネルによる全閉時に、付勢手段が支杆を下方に向って
付勢し、第2の遮蔽パネルの後端寄りの両側を支杆を介
して付勢手段の付勢力によりハウジングの室内開口の上
部に向って押付け、第2の遮蔽パネルの外周縁寄りの下
面がハウジングの室内開口の内周縁寄りの上面に密着
し、ハウジングの室内開口と第2の遮蔽パネルとの間の
隙間からの光洩れを最小に抑えることが可能なサンルー
フ装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のサンルーフ装置
は、車体のルーフパネルに開口部を形成し、前記ルーフ
パネルの開口部にスライドパネルを開閉自在に配設する
と共に、前記ルーフパネルの下部にハウジングを配設
し、前記ハウジングに前記ルーフパネルの開口部に臨ん
で室内開口を形成し、前記ハウジングの両側縁寄りに前
記車体の前後方向に沿って互いに平行な前記スライドパ
ネルを案内する一対のガイドレールをそれぞれ配設し、
前記スライドパネルの両側縁寄りの下部に前記一対のガ
イドレールの長手方向に沿って互いに平行な一対の支持
体をそれぞれ配設し、前記ガイドレールに案内体を移動
自在に設け、前記支持体と前記案内体との間に前記スラ
イドパネルの後端を上下方向に移動するチルト機構を設
け、前記スライドパネルの下部に前記ハウジングの室内
開口に臨んで第1及び第2の遮蔽パネルをそれぞれ配設
し、前記一対のガイドレールの内側に前記車体の前後方
向に沿って互いに平行な一対のスライダをそれぞれ摺動
自在に設け、前記一対のスライダの前端寄りに前記第1
の遮蔽パネルの両側をそれぞれ固定し、前記第1の遮蔽
パネルの後端に前記第2の遮蔽パネルの前端を揺動自在
に接続し、前記第2の遮蔽パネルの後端寄りの両側に前
記スライダと交差する方向に向って突出した支杆をそれ
ぞれ設け、前記支持体に前記支杆の外端寄りを移動自在
に係合し、前記スライダの後端寄りに受け具を設け、前
記受け具の近傍に前記支杆を上方あるいは下方のいずれ
か一方に向って付勢する付勢手段を設け、前記支杆に前
記付勢手段の一端を係止し、前記受け具に前記付勢手段
の他端を係止したことを特徴とする構成を有するもので
ある。
【0006】
【作用】スライドパネルが車体のルーフパネルに形成し
た開口部を閉塞する全閉状態の位置から、案内体をルー
フパネルの下部に配設したハウジングの両側縁寄りの一
対のガイドレールに沿って車体の前方に移動すると、チ
ルト機構が案内体の移動に伴いながらスライドパネルの
両側縁寄りの下部に配設した一対の支持体の後端を上方
に向って移動し、スライドパネルの後端を一対の支持体
と共にチルト機構によりルーフパネルの開口部の後縁か
ら上方に持ち上げてチルトアップ状態とし、第2の遮蔽
パネルの後端寄りの両側に設けた支杆が付勢手段の付勢
力に抗しながら一対の支持体の後端と共に上方に向って
移動し、第2の遮蔽パネルが支杆の移動に伴いながら第
1の遮蔽パネルの後端に対して揺動し、第2の遮蔽パネ
ルの後端がハウジングに形成した室内開口の後縁寄りの
上部からスライドパネルの後端寄りの下部に向って上方
に移動し、ハウジングの室内開口の第1の遮蔽パネルを
除いた箇所を開放し、一対のスライダの後端寄りの受け
具の近傍に設けた付勢手段の付勢力が支杆を上方に向っ
て押し上げる方向に作用し、第2の遮蔽パネルの後端が
支杆を介して付勢手段の付勢力によりスライドパネルの
後端寄りの下面に圧接する。
【0007】また、スライドパネルがルーフパネルの開
口部から第1及び第2の遮蔽パネルの上部に下降した状
態の位置から、案内体を一対のガイドレールに沿って車
体の後方に移動すると、一対の支持体がチルト機構を介
して案内体と共に一対のガイドレールに沿って車体の後
方に移動し、スライドパネルが一対の支持体と共に第1
及び第2の遮蔽パネルの上部から車体の後方に向って後
退し、ルーフパネルの開口部を開放し、支杆が一対の支
持体と共に一対のガイドレールに沿って車体の後方に移
動し、第2の遮蔽パネルが支杆を介して一対の支持体と
共にハウジングの室内開口の上部から車体の後方に向っ
て後退し、受け具が付勢手段を介して支杆と共に一対の
ガイドレールに沿って車体の後方に移動し、一対のスラ
イダが受け具の移動に伴いながら一対のガイドレールに
沿って車体の後方に摺動し、第1の遮蔽パネルが一対の
スライダの摺動に伴いながらハウジングの室内開口の上
部から車体の後方に向って後退し、ハウジングの室内開
口を開放する。
【0008】さらに、ルーフパネルの開口部のスライド
パネルによる全閉時に、付勢手段が支杆を下方に向って
付勢し、第2の遮蔽パネルの後端寄りの両側を支杆を介
して付勢手段の付勢力によりハウジングの室内開口の上
部に向って押付け、第2の遮蔽パネルの外周縁寄りの下
面がハウジングの室内開口の内周縁寄りの上面に密着す
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0010】図1において、1は車体のルーフパネルで
あり、ルーフパネル1には、図2に示すように、開口部
2が形成され、ルーフパネル1の開口部2にはスライド
パネルとしてサンルーフリッド3が開閉自在に配設され
ると共に、ルーフパネル1の下部にはハウジング4が配
設され、ハウジング4にはルーフパネル1の開口部2に
臨んで室内開口5が形成されている。
【0011】ハウジング4の両側縁寄りには、図2に示
すように、車体の前後方向に沿って互いに平行なサンル
ーフリッド3を案内する一対のガイドレール6,6がそ
れぞれ配設されると共に、サンルーフリッド3の両側縁
寄りの下部には一対のガイドレール6,6の長手方向に
沿って互いに平行な一対の支持体としてリンクブラケッ
ト7,7がそれぞれ配設され、ガイドレール6,6には
案内体となるリヤガイド8,8がそれぞれ移動自在に設
けられ、リンクブラケット7,7とリヤガイド8,8と
の間にはサンルーフリッド3の後端を上下方向に移動す
るチルト機構9,9がそれぞれ設けられている。
【0012】サンルーフリッド3の下部には、図1に示
すように、ハウジング4の室内開口5に臨んで第1及び
第2の遮蔽パネルとしてフロントリッド10及びリヤリ
ッド11がそれぞれ配設され、一対のガイドレール6,
6の内側には、図2に示すように、車体の前後方向に沿
って互いに平行な一対のスライダ12,12がそれぞれ
摺動自在に設けられ、一対のスライダ12,12の前端
寄りには、図3に示すように、フロントリッド10の両
側がそれぞれ固定され、フロントリッド10の後端には
リヤリッド11の前端が揺動自在に接続されている。
【0013】リヤリッド11の後端寄りの両側には、図
2及び図3に示すように、スライダ12,12と交差す
る方向に向って突出した支杆13,13がそれぞれ設け
られ、リンクブラケット7,7には支杆13,13の外
端寄りがそれぞれ移動自在に係合されている。
【0014】スライダ12,12の後端寄りには、図2
及び図3に示すように、受け具14,14がそれぞれ設
けられると共に、受け具14,14の近傍には支杆1
3,13を上方あるいは下方のいずれか一方に向って付
勢する付勢手段としてねじりコイルバネ15,15がそ
れぞれ設けられ、支杆13,13にはねじりコイルバネ
15,15の一端がそれぞれ係止され、受け具14,1
4にはねじりコイルバネ15,15の他端がそれぞれ係
止されている。
【0015】ルーフパネル1の中央よりも前方には、図
1に示すように、開口部2が形成されると共に、ルーフ
パネル1の開口部2の内周縁には、図2に示すように、
下方に向って折曲した水切片16が形成されている。
【0016】ルーフパネル1の開口部2には、図1に示
すように、サンルーフリッド3が配置され、サンルーフ
リッド3の全周には、図2に示すように、全閉時の雨洩
れを防止するためのウェザストリップ17が設けられる
と共に、サンルーフリッド3の外周縁寄りの下部にはレ
インフォースメント18が設けられ、レインフォースメ
ント18の前縁寄りには、図4に示すように、下方に向
って膨出した膨出部19,19がそれぞれ形成され、ウ
ェザストリップ17はルーフパネル1の開口部2の水切
片16の内側面に圧接されている。
【0017】サンルーフリッド3は金属板あるいは合成
樹脂板よりなり、ウェザストリップ17は弾性材料より
なる。
【0018】ルーフパネル1の下部には、図1に示すよ
うに、ハウジング4が配置され、ハウジング4には、図
2に示すように、ルーフパネル1の開口部2に相当する
箇所に室内開口5が形成されると共に、ハウジング4の
外周縁には上方に向って立上り壁20が形成され、ハウ
ジング4の立上り壁20の上縁にはウェザストリップ2
1が設けられている。
【0019】ハウジング4の下部には、図1に示すよう
に、天井内張り22が配設され、天井内張り22には、
図2に示すように、ハウジング4の室内開口5に相当す
る箇所に開口23が形成され、ハウジング4の室内開口
5及び天井内張り22の開口23の内周縁にはオープニ
ングトリム24が設けられている。
【0020】ハウジング4の両側縁寄りの上部には、図
2に示すように、車体の前後方向に沿って互いに平行な
一対のガイドレール6,6がそれぞれ配設され、ガイド
レール6の車体の前後方向に沿って長尺な底壁25の一
側縁寄りには、図4に示すように、上方に向って側壁2
6が形成されると共に、ガイドレール6の底壁25の他
側縁には上方に向って側壁27が形成され、ガイドレー
ル6の側壁26には内方に向って開口するレール溝28
が形成され、ガイドレール6の側壁27には内方に向っ
て開口するレール溝29が形成されている。
【0021】ガイドレール6の側壁27の上縁には、図
2及び図4に示すように、外方に向って張出した係合片
30が形成されると共に、ガイドレール6の側壁27の
中央には外方に向って張出した張出片31が形成され、
ガイドレール6の係合片30の先端には上方に向って突
出した凸条32が形成され、ガイドレール6の係合片3
0と張出片31との間には案内溝33が形成されてい
る。
【0022】サンルーフリッド3の両側縁寄りの下部に
は、図2に示すように、車体の前後方向に沿って互いに
平行な一対のリンクブラケット7,7がそれぞれ配設さ
れ、リンクブラケット7の後端の外側縁には下方に向っ
て折曲片34が形成されると共に、リンクブラケット7
の後端の外側縁寄りには折曲片34の内側に下方に向っ
て垂下片35が形成され、リンクブラケット7の垂下片
35には長孔36が設けられている。
【0023】ガイドレール6の底壁25の上部には、図
2に示すように、駆動シュー37が摺動自在に配設さ
れ、駆動シュー37の上部にはリヤガイド8が立設さ
れ、リヤガイド8には支持ピン38がカシメ止めにより
固定されている。
【0024】リヤガイド8とリンクブラケット7の折曲
片34との間には、図2に示すように、チルトリンク3
9が揺動自在に設けられ、リヤガイド8の支持ピン38
にはチルトリンク39の一端部が回動自在に支持され、
チルトリンク39の他端部には支持ピン40がカシメ止
めにより固定され、リンクブラケット7の折曲片34に
は支持ピン40を介してチルトリンク39の他端部が回
動自在に支持されている。
【0025】ガイドレール6のレール溝28及びレール
溝29には、図2に示すように、駆動シュー37の一側
縁寄り及び他側縁寄りがそれぞれ嵌入され、駆動シュー
37の他側縁寄りには駆動ケーブルのワイヤ41が挿通
され、駆動シュー37はガイドレール6のレール溝2
8,29に沿って車体の前後方向に摺動され、リヤガイ
ド8は駆動シュー37の摺動に伴いながらガイドレール
6に沿って車体の前後方向に移動されるようになってい
る。
【0026】ガイドレール6,6のレール溝29,29
には一対の駆動ケーブル(図示せず)がそれぞれ移動自
在に嵌入され、一対の駆動ケーブルはモータ(図示せ
ず)の駆動によりガイドレール6,6のレール溝29,
29に沿って車体の前後方向にそれぞれ移動され、駆動
シュー37,37は一対の駆動ケーブルの移動に伴いな
がらガイドレール6,6のレール溝28,28及びレー
ル溝29,29に沿って車体の前後方向にそれぞれ摺動
されるようになっている。
【0027】ハウジング4の室内開口5の上部には、図
1に示すように、フロントリッド10及びリヤリッド1
1がそれぞれ配設され、フロントリッド10の両側縁寄
りの後端及びリヤリッド11の両側縁寄りの前端の上部
には、図3に示すように、ヒンジ42,42がそれぞれ
設けられ、フロントリッド10の両側縁寄りの後端には
ヒンジ42,42を介してリヤリッド11の両側縁寄り
の前端が回動自在に蝶着されている。
【0028】フロントリッド10の両側縁寄りの後端の
上部には、図1及び図3に示すように、ヒンジ42,4
2の固定側ブラケット43,43がそれぞれ固定される
と共に、リヤリッド11の両側縁寄りの前端の上部には
ヒンジ42,42の可動側ブラケット44,44がそれ
ぞれ固定され、固定側ブラケット43,43と可動側ブ
ラケット44,44とはヒンジピン45,45を介して
それぞれ回動自在に連結され、リヤリッド11はフロン
トリッド10の後端に対してヒンジ42,42により回
動されるようになっている。
【0029】フロントリッド10及びリヤリッド11の
下部には、図1に示すように、表皮46が設けられ、表
皮46の両側縁には、図2に示すように、上方に向って
折返したヘミング部47,47がそれぞれ形成されると
共に、表皮46の前縁及び後縁には上方に向って折返し
たヘミング部48,48がそれぞれ形成され、図3に示
すように、フロントリッド10及びリヤリッド11の両
側縁寄りの上面が表皮46のヘミング部47,47によ
りそれぞれ覆われ、フロントリッド10の前端寄り及び
リヤリッド11の後端寄りの上面が表皮46のヘミング
部48,48によりそれぞれ覆われている。
【0030】フロントリッド10の両側縁寄りの上部に
は、図1及び図3に示すように、レインフォースメント
18の膨出部19,19に相当する箇所に板バネ49,
49がそれぞれ配設され、レインフォースメント18の
膨出部19,19と板バネ49,49との間には、図4
に示すように、連結ピン50,50がそれぞれ設けら
れ、レインフォースメント18の膨出部19,19には
連結ピン50,50の上端がそれぞれ固着されると共
に、板バネ49,49には連結ピン50,50の下端が
それぞれ固着されている。
【0031】フロントリッド10及びリヤリッド11の
両側には、図2に示すように、ガイドレール6,6の張
出片31,31の上部に車体の前後方向に沿って互いに
平行な一対のスライダ12,12がそれぞれ配設され、
スライダ12の一側縁と他側縁との間には、図3及び図
4に示すように、上方に向って立上った垂直壁51が形
成されると共に、スライダ12の垂直壁51の上縁には
側方に向って折曲した張出部52が形成され、スライダ
12の張出部52の端縁には下方に向って係止片53が
形成されている。
【0032】ガイドレール6の係合片30と張出片31
との間には、図2及び図4に示すように、スライダ12
の一側縁寄りが嵌入されると共に、スライダ12の垂直
壁51と張出部52の係止片53との間にはガイドレー
ル6の係合片30の凸条32が嵌入され、ガイドレール
6の係合片30の凸条32にはスライダ12の張出部5
2の係止片53が係止され、スライダ12はガイドレー
ル6の係合片30と張出片31との間の案内溝33に沿
って車体の前後方向に摺動されるようになっている。
【0033】スライダ12,12の前端寄りの上部に
は、図3に示すように、フロントリッド10の両側に相
当する箇所に接合板54,54がそれぞれ配設され、接
合板54,54の長手方向中央付近には、図4に示すよ
うに、フロントリッド10の両側縁寄りの中央付近の上
部に向って突出した突片55,55がそれぞれ形成され
ている。
【0034】スライダ12,12の前端寄りには、図3
に示すように、接合板54,54の両端部がそれぞれ固
定されると共に、フロントリッド10の両側縁寄りの中
央付近には、図4に示すように、接合板54,54の突
片55,55の先端部がそれぞれ固定され、スライダ1
2,12の前端寄りとフロントリッド10の両側縁寄り
とは接合板54,54を介してそれぞれ接合され、フロ
ントリッド10はスライダ12,12と共にガイドレー
ル6,6の間を車体の前後方向に移動されるようになっ
ている。
【0035】リヤリッド11の後端寄りの両側には、図
2に示すように、スライダ12,12と交差する方向に
向って突出した支杆13,13がそれぞれ設けられ、支
杆13の外端には上方に向って直角に折曲した垂直部5
6が形成されると共に、支杆13の垂直部56の上端に
は側方に向って直角に折曲した水平部57が形成され、
支杆13の水平部57はリンクブラケット7の垂下片3
5の長孔36に移動自在に係合されている。
【0036】リヤリッド11の両側縁寄りの上部には、
図1及び図2に示すように、保持具58,58がそれぞ
れ配設され、保持具58,58の中央付近には、図3に
示すように、上方に向って突出した凸部59,59がそ
れぞれ形成され、保持具58,58の凸部59,59に
は支杆13,13の内端寄りがそれぞれ固定されてい
る。
【0037】スライダ12,12の後端寄りの上部に
は、図1及び図2に示すように、リヤリッド11の両側
に相当する箇所に受け具14,14がそれぞれ配設さ
れ、受け具14の基板60の中央付近には、図3に示す
ように、上方に向って突出した立上り壁61が形成さ
れ、受け具14の立上り壁61には係止孔62が設けら
れ、スライダ12の後端寄りには受け具14の基板60
の両端部がそれぞれ固定されている。
【0038】受け具14,14の近傍には、図1及び図
2に示すように、リヤリッド11の両側に相当する箇所
にねじりコイルバネ15,15がそれぞれ配設され、ね
じりコイルバネ15のコイル部63の一端には、図3に
示すように、支杆13に向って延出した腕部64が形成
されると共に、ねじりコイルバネ15のコイル部63の
他端には受け具14に向って延出した腕部65が形成さ
れ、ねじりコイルバネ15の腕部64の先端にはフック
66が形成され、ねじりコイルバネ15の腕部65の先
端には直角に折曲した引掛部67が形成されている。
【0039】支杆13,13には、図1及び図2に示す
ように、ねじりコイルバネ15,15の腕部64,64
のフック66,66がそれぞれ引掛けて係止されると共
に、受け具14,14の立上り壁61,61の係止孔6
2,62には、図3に示すように、ねじりコイルバネ1
5,15の腕部65,65の引掛部67,67がそれぞ
れ引掛けて係止されている。
【0040】ルーフパネル1とハウジング4との間に
は、図1に示すように、サンルーフリッド3,フロント
リッド10及びリヤリッド11を収納する収納部68が
形成されている。
【0041】図1においては、サンルーフリッド3がル
ーフパネル1の開口部2を閉塞した全閉状態となり、サ
ンルーフリッド3の全周のウェザストリップ17がルー
フパネル1の開口部2の水切片16の内側面に圧接して
車室内と外部との密閉遮断を行うようになっている。
【0042】また、フロントリッド10及びリヤリッド
11がハウジング4の室内開口5を閉塞した状態とな
り、ねじりコイルバネ15の腕部64及び腕部65がコ
イル部63の中心線のまわりに作用するねじりモーメン
トを受け、リヤリッド11の後端寄りの両側の支杆1
3,13がねじりコイルバネ15,15の腕部64,6
4により下方に向って付勢され、図1に示すように、リ
ヤリッド11が支杆13,13を介してねじりコイルバ
ネ15,15の付勢力によりハウジング4の室内開口5
の内周縁寄りの上部に向って押付けられ、フロントリッ
ド10及びリヤリッド11の下部の表皮46の外周縁寄
りの下面がハウジング4の室内開口5の内周縁のオープ
ニングトリム24の上面に密着された状態となり、図2
に示すように、支杆13,13の水平部57,57がリ
ンクブラケット7,7の垂下片35,35の長孔36,
36の下端にそれぞれ位置されている。
【0043】次に、この実施例の作用について説明す
る。
【0044】[サンルーフリッド3のチルトアップ]サ
ンルーフリッド3が図1に示すルーフパネル1の開口部
2を閉塞する全閉状態の位置から、モータを駆動する
と、一対の駆動ケーブルがモータの駆動に伴いながらガ
イドレール6,6のレール溝29,29に沿って車体の
前方にそれぞれ移動すると同時に、駆動シュー37,3
7が一対の駆動ケーブルの移動に伴いながらガイドレー
ル6,6のレール溝28,28及びレール溝29,29
に沿って車体の前方にそれぞれ摺動し、リヤガイド8,
8が駆動シュー37,37の摺動に伴いながらガイドレ
ール6,6に沿って車体の前方にそれぞれ移動する。
【0045】リヤガイド8,8の駆動シュー37,37
の摺動に伴うガイドレール6,6に対する車体の前方へ
の移動により、チルトリンク39,39がリヤガイド
8,8の移動に伴いながら支持ピン38,38を支点と
して起きる方向にそれぞれ揺動し、リンクブラケット
7,7の折曲片34,34がチルトリンク39,39の
揺動に伴いながら支持ピン40,40を介して上方にそ
れぞれ移動すると同時に、リンクブラケット7,7の後
端がチルトリンク39,39により上方に向ってそれぞ
れ移動し、リンクブラケット7,7はガイドレール6,
6に対してそれぞれ傾斜した状態となる。
【0046】リンクブラケット7,7の後端のチルトリ
ンク39,39による上方への移動により、サンルーフ
リッド3の後端がリンクブラケット7,7と共にルーフ
パネル1の開口部2の後縁から上方に持ち上がり、図5
に示すように、サンルーフリッド3がチルト機構9,9
によりルーフパネル1の開口部2に対してチルトアップ
状態となり、ルーフパネル1の開口部2が車体の後方に
向って開口する。
【0047】リンクブラケット7,7の折曲片34,3
4のチルトリンク39,39の揺動に伴う上方への移動
により、リンクブラケット7,7の垂下片35,35の
長孔36,36が支杆13,13をねじりコイルバネ1
5,15の付勢力に抗しながら上方に向ってそれぞれ移
動し、リヤリッド11が支杆13,13の移動に伴いな
がらフロントリッド10の後端に対してヒンジ42,4
2により図1の反時計方向に揺動し、図5に示すよう
に、リヤリッド11の後端がハウジング4の室内開口5
の後縁寄りの上部からサンルーフリッド3の後端寄りの
下部に向って上方に移動する。
【0048】リヤリッド11の支杆13,13の移動に
伴うフロントリッド10の後端に対する揺動により、ね
じりコイルバネ15の腕部64及び腕部65がコイル部
63の中心線のまわりに作用するねじりモーメントを受
け、ねじりコイルバネ15,15の腕部64,64が支
杆13,13を上方に向って押し上げる方向にそれぞれ
付勢し、ねじりコイルバネ15,15が支杆13,13
を介してリヤリッド11をサンルーフリッド3に向って
押付け、表皮46のリヤリッド11の後端寄りの上面を
覆うヘミング部48がサンルーフリッド3の後端寄りの
下面に圧接し、図5に示すように、ハウジング4の室内
開口5のフロントリッド10を除いた箇所が開放状態と
なり、支杆13,13の水平部57,57はリンクブラ
ケット7,7の垂下片35,35の長孔36,36の上
端にそれぞれ位置する。
【0049】[サンルーフリッド3のチルトダウン]サ
ンルーフリッド3が図5に示すルーフパネル1の開口部
2を車体の後方に向って開口するチルトアップ状態の位
置から、モータを逆転するように駆動すると、一対の駆
動ケーブルがモータの駆動に伴いながらガイドレール
6,6のレール溝29,29に沿って車体の後方にそれ
ぞれ移動すると同時に、駆動シュー37,37が一対の
駆動ケーブルの移動に伴いながらガイドレール6,6の
レール溝28,28及びレール溝29,29に沿って車
体の後方にそれぞれ摺動し、リヤガイド8,8が駆動シ
ュー37,37の摺動に伴いながらガイドレール6,6
に沿って車体の後方にそれぞれ移動する。
【0050】リヤガイド8,8の駆動シュー37,37
の摺動に伴うガイドレール6,6に対する車体の後方へ
の移動により、チルトリンク39,39がリヤガイド
8,8の移動に伴いながら支持ピン38,38を支点と
して伏せる方向にそれぞれ揺動し、リンクブラケット
7,7の折曲片34,34がチルトリンク39,39の
揺動に伴いながら支持ピン40,40を介して下方にそ
れぞれ移動すると同時に、リンクブラケット7,7の後
端がチルトリンク39,39により下方に向ってそれぞ
れ移動し、リンクブラケット7,7はガイドレール6,
6と略平行な状態となる。
【0051】リンクブラケット7,7の後端のチルトリ
ンク39,39による下方への移動により、サンルーフ
リッド3の後端がリンクブラケット7,7と共にルーフ
パネル1の開口部2の後縁に向って下降し、サンルーフ
リッド3の全周のウェザストリップ17がルーフパネル
1の開口部2の水切片16の内側面に圧接し、図1に示
すように、サンルーフリッド3がルーフパネル1の開口
部2を閉塞する全閉状態となる。
【0052】リンクブラケット7,7の折曲片34,3
4のチルトリンク39,39の揺動に伴う下方への移動
により、リンクブラケット7,7の垂下片35,35の
長孔36,36が支杆13,13をねじりコイルバネ1
5,15の付勢力に抗しながら下方に向ってそれぞれ移
動し、リヤリッド11が支杆13,13の移動に伴いな
がらフロントリッド10の後端に対してヒンジ42,4
2により図5の時計方向に揺動し、図1に示すように、
リヤリッド11の後端がサンルーフリッド3の後端寄り
の下部からハウジング4の室内開口5の後縁寄りの上部
に向って下方に移動する。
【0053】リヤリッド11の支杆13,13の移動に
伴うフロントリッド10の後端に対する揺動により、ね
じりコイルバネ15の腕部64及び腕部65がコイル部
63の中心線のまわりに作用するねじりモーメントを受
け、ねじりコイルバネ15,15の腕部64,64が支
杆13,13を下方に向ってそれぞれ付勢し、ねじりコ
イルバネ15,15が支杆13,13を介してリヤリッ
ド11をハウジング4の室内開口5の内周縁寄りの上部
に向って押付け、リヤリッド11の下部の表皮46の外
周縁寄りの下面がハウジング4の室内開口5の内周縁の
オープニングトリム24の上面に密着し、図1に示すよ
うに、ハウジング4の室内開口5のフロントリッド10
を除いた箇所の上部をリヤリッド11により閉塞し、支
杆13,13の水平部57,57はリンクブラケット
7,7の垂下片35,35の長孔36,36の下端にそ
れぞれ位置する。
【0054】[サンルーフリッド3の下降]サンルーフ
リッド3が図1に示すルーフパネル1の開口部2を閉塞
する全閉状態の位置から、モータを逆転するように駆動
すると、一対の駆動ケーブルがモータの駆動に伴いなが
らガイドレール6,6のレール溝29,29に沿って車
体の後方にそれぞれ移動すると同時に、駆動シュー3
7,37が一対の駆動ケーブルの移動に伴いながらガイ
ドレール6,6のレール溝28,28及びレール溝2
9,29に沿って車体の後方にそれぞれ摺動し、リヤガ
イド8,8が駆動シュー37,37の摺動に伴いながら
ガイドレール6,6に沿って車体の後方にそれぞれ移動
する。
【0055】リヤガイド8,8の駆動シュー37,37
の摺動に伴うガイドレール6,6に対する車体の後方へ
の移動により、チルトリンク39,39がリヤガイド
8,8の移動に伴いながら支持ピン38,38を支点と
して伏せる方向にそれぞれ揺動し、リンクブラケット
7,7の折曲片34,34がチルトリンク39,39の
揺動に伴いながら支持ピン40,40を介して下方にそ
れぞれ移動すると同時に、リンクブラケット7,7の後
端がチルトリンク39,39により下方に向ってそれぞ
れ移動する。
【0056】リンクブラケット7,7の後端のチルトリ
ンク39,39による下方への移動により、サンルーフ
リッド3の後端がリンクブラケット7,7の後端と共に
ルーフパネル1の開口部2の後縁からリヤリッド11の
後端の上部に向って下方に移動すると同時に、サンルー
フリッド3の前端がリンクブラケット7,7の前端と共
に板バネ49,49の付勢力に抗しながらフロントリッ
ド10の前端の上部に向って僅かに下方に移動し、図6
に示すように、サンルーフリッド3がリンクブラケット
7,7と共にルーフパネル1の開口部2からフロントリ
ッド10及びリヤリッド11の上部に向って下降する。
【0057】リンクブラケット7,7の折曲片34,3
4のチルトリンク39,39の揺動に伴う下方への移動
により、リンクブラケット7,7の垂下片35,35の
長孔36,36が支杆13,13の水平部57,57に
係合しながら下方に向ってそれぞれ移動し、図6に示す
ように、リヤリッド11が支杆13,13を介してねじ
りコイルバネ15,15の付勢力によりハウジング4の
室内開口5の内周縁寄りの上部に向って押付けられたま
まの状態となり、フロントリッド10及びリヤリッド1
1がハウジング4の室内開口5を閉塞したままの状態を
維持し、支杆13,13の水平部57,57はリンクブ
ラケット7,7の垂下片35,35の長孔36,36の
上端にそれぞれ位置する。
【0058】[サンルーフリッド3の後退]サンルーフ
リッド3が図6に示すフロントリッド10及びリヤリッ
ド11の上部に下降した状態の位置から、モータを逆転
するように駆動すると、一対の駆動ケーブルがモータの
駆動に伴いながらガイドレール6,6のレール溝29,
29に沿って車体の後方にそれぞれ移動すると同時に、
駆動シュー37,37が一対の駆動ケーブルの移動に伴
いながらガイドレール6,6のレール溝28,28及び
レール溝29,29に沿って車体の後方にそれぞれ摺動
し、リヤガイド8,8が駆動シュー37,37の摺動に
伴いながらガイドレール6,6に沿って車体の後方にそ
れぞれ移動する。
【0059】リヤガイド8,8の駆動シュー37,37
の摺動に伴うガイドレール6,6に対する車体の後方へ
の移動により、チルトリンク39,39が支持ピン3
8,38を介してリヤガイド8,8と共にガイドレール
6,6に沿って車体の後方にそれぞれ移動すると同時
に、リンクブラケット7,7の折曲片34,34が支持
ピン40,40を介してチルトリンク39,39と共に
ガイドレール6,6に沿って車体の後方にそれぞれ移動
し、リンクブラケット7,7がチルトリンク39,39
によりガイドレール6,6に沿って車体の後方にそれぞ
れ移動し、図7に示すように、サンルーフリッド3がリ
ンクブラケット7,7と共にフロントリッド10及びリ
ヤリッド11の上部からルーフパネル1とハウジング4
との間の収納部68に向って後退し、サンルーフリッド
3をルーフパネル1とハウジング4との間の収納部68
に収納し、ルーフパネル1の開口部2が開放状態とな
る。
【0060】リンクブラケット7,7のチルトリンク3
9,39による車体の後方への移動により、リンクブラ
ケット7,7の垂下片35,35が支杆13,13を車
体の後方に向ってそれぞれ移動し、図7に示すように、
リヤリッド11が支杆13,13を介してリンクブラケ
ット7,7の垂下片35,35と共にハウジング4の室
内開口5の上部からルーフパネル1とハウジング4との
間の収納部68に向って後退する。
【0061】支杆13,13のリンクブラケット7,7
の垂下片35,35による車体の後方への移動により、
受け具14,14がねじりコイルバネ15,15を介し
て支杆13,13と共にガイドレール6,6に沿って車
体の後方にそれぞれ移動し、スライダ12,12が受け
具14,14の移動に伴いながらガイドレール6,6の
案内溝33,33に沿って車体の後方にそれぞれ摺動
し、図7に示すように、フロントリッド10がスライダ
12,12の摺動に伴いながら接合板54,54と共に
ハウジング4の室内開口5の上部からルーフパネル1と
ハウジング4との間の収納部68に向って後退する。
【0062】フロントリッド10及びリヤリッド11の
ハウジング4の室内開口5の上部からルーフパネル1と
ハウジング4との間の収納部68への後退により、図7
に示すように、フロントリッド10及びリヤリッド11
をルーフパネル1とハウジング4との間の収納部68に
それぞれ収納し、ハウジング4の室内開口5が開放状態
となる。
【0063】[サンルーフリッド3の前進]サンルーフ
リッド3が図7に示すルーフパネル1とハウジング4と
の間の収納部68に後退した状態の位置から、モータを
駆動すると、一対の駆動ケーブルがモータの駆動に伴い
ながらガイドレール6,6のレール溝29,29に沿っ
て車体の前方にそれぞれ移動すると同時に、駆動シュー
37,37が一対の駆動ケーブルの移動に伴いながらガ
イドレール6,6のレール溝28,28及びレール溝2
9,29に沿って車体の前方にそれぞれ摺動し、リヤガ
イド8,8が駆動シュー37,37の摺動に伴いながら
ガイドレール6,6に沿って車体の前方にそれぞれ移動
する。
【0064】リヤガイド8,8の駆動シュー37,37
の摺動に伴うガイドレール6,6に対する車体の前方へ
の移動により、チルトリンク39,39が支持ピン3
8,38を介してリヤガイド8,8と共にガイドレール
6,6に沿って車体の前方にそれぞれ移動すると同時
に、リンクブラケット7,7の折曲片34,34が支持
ピン40,40を介してチルトリンク39,39と共に
ガイドレール6,6に沿って車体の前方にそれぞれ移動
し、リンクブラケット7,7がチルトリンク39,39
によりガイドレール6,6に沿って車体の前方にそれぞ
れ移動し、図6に示すように、サンルーフリッド3がリ
ンクブラケット7,7と共にルーフパネル1とハウジン
グ4との間の収納部68からフロントリッド10及びリ
ヤリッド11の上部に向って前進する。
【0065】リンクブラケット7,7のチルトリンク3
9,39による車体の前方への移動により、リンクブラ
ケット7,7の垂下片35,35が支杆13,13を車
体の前方に向ってそれぞれ移動し、図6に示すように、
リヤリッド11が支杆13,13を介してリンクブラケ
ット7,7の垂下片35,35と共にルーフパネル1と
ハウジング4との間の収納部68からハウジング4の室
内開口5の上部に向って前進する。
【0066】支杆13,13のリンクブラケット7,7
の垂下片35,35による車体の前方への移動により、
受け具14,14がねじりコイルバネ15,15を介し
て支杆13,13と共にガイドレール6,6に沿って車
体の前方にそれぞれ移動し、スライダ12,12が受け
具14,14の移動に伴いながらガイドレール6,6の
案内溝33,33に沿って車体の前方にそれぞれ摺動
し、図6に示すように、フロントリッド10がスライダ
12,12の摺動に伴いながら接合板54,54と共に
ルーフパネル1とハウジング4との間の収納部68から
ハウジング4の室内開口5の上部に向って前進する。
【0067】フロントリッド10及びリヤリッド11の
ルーフパネル1とハウジング4との間の収納部68から
ハウジング4の室内開口5の上部への前進により、図6
に示すように、ハウジング4の室内開口5をフロントリ
ッド10及びリヤリッド11により閉塞した状態とな
る。
【0068】[サンルーフリッド3の上昇]サンルーフ
リッド3が図6に示すフロントリッド10及びリヤリッ
ド11の上部に下降した状態の位置から、モータを駆動
すると、一対の駆動ケーブルがモータの駆動に伴いなが
らガイドレール6,6のレール溝29,29に沿って車
体の前方にそれぞれ移動すると同時に、駆動シュー3
7,37が一対の駆動ケーブルの移動に伴いながらガイ
ドレール6,6のレール溝28,28及びレール溝2
9,29に沿って車体の前方にそれぞれ摺動し、リヤガ
イド8,8が駆動シュー37,37の摺動に伴いながら
ガイドレール6,6に沿って車体の前方にそれぞれ移動
する。
【0069】リヤガイド8,8の駆動シュー37,37
の摺動に伴うガイドレール6,6に対する車体の前方へ
の移動により、チルトリンク39,39がリヤガイド
8,8の移動に伴いながら支持ピン38,38を支点と
して起きる方向にそれぞれ揺動し、リンクブラケット
7,7の折曲片34,34がチルトリンク39,39の
揺動に伴いながら支持ピン40,40を介して上方にそ
れぞれ移動すると同時に、リンクブラケット7,7の後
端がチルトリンク39,39により上方に向ってそれぞ
れ移動する。
【0070】リンクブラケット7,7の後端のチルトリ
ンク39,39による上方への移動により、サンルーフ
リッド3の後端がリンクブラケット7,7の後端と共に
リヤリッド11の後端の上部からルーフパネル1の開口
部2の後縁に向って上方に移動すると同時に、サンルー
フリッド3の前端がリンクブラケット7,7の前端と共
に板バネ49,49の付勢力によりフロントリッド10
の前端の上部から僅かに上方に移動し、図1に示すよう
に、サンルーフリッド3がリンクブラケット7,7と共
にフロントリッド10及びリヤリッド11の上部からル
ーフパネル1の開口部2に向って上昇し、サンルーフリ
ッド3の全周のウェザストリップ17がルーフパネル1
の開口部2の水切片16の内側面に圧接し、ルーフパネ
ル1の開口部2をサンルーフリッド3により閉塞した全
閉状態となる。
【0071】リンクブラケット7,7の折曲片34,3
4のチルトリンク39,39の揺動に伴う上方への移動
により、リンクブラケット7,7の垂下片35,35の
長孔36,36が支杆13,13の水平部57,57に
係合しながら上方に向ってそれぞれ移動し、図1に示す
ように、リヤリッド11が支杆13,13を介してねじ
りコイルバネ15,15の付勢力によりハウジング4の
室内開口5の内周縁寄りの上部に向って押付けられたま
まの状態となり、フロントリッド10及びリヤリッド1
1がハウジング4の室内開口5を閉塞したままの状態を
維持し、支杆13,13の水平部57,57はリンクブ
ラケット7,7の垂下片35,35の長孔36,36の
下端にそれぞれ位置する。
【0072】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明のサンルー
フ装置によれば、スライドパネルが車体のルーフパネル
の開口部を閉塞する全閉状態において、案内体を一対の
ガイドレールに沿って車体の前方に移動することによ
り、チルト機構が案内体の移動に伴いながら一対の支持
体の後端を上方に向って移動するので、スライドパネル
の後端を一対の支持体と共にチルト機構によりルーフパ
ネルの開口部の後縁から上方に持ち上げてチルトアップ
状態とすることができ、支杆が付勢手段の付勢力に抗し
ながら一対の支持体の後端と共に上方に向って移動する
ので、第2の遮蔽パネルを支杆の移動に伴いながら第1
の遮蔽パネルの後端に対して揺動することができ、第2
の遮蔽パネルの後端がハウジングの室内開口の後縁寄り
の上部からスライドパネルの後端寄りの下部に向って上
方に移動するので、ハウジングの室内開口の第1の遮蔽
パネルを除いた箇所を開放することができ、付勢手段の
付勢力が支杆を上方に向って押し上げる方向に作用する
ので、第2の遮蔽パネルの後端を支杆を介して付勢手段
の付勢力によりスライドパネルの後端寄りの下面に圧接
することができる。
【0073】また、スライドパネルのチルト機構による
ルーフパネルの開口部から第1及び第2の遮蔽パネルの
上部への下降時に、案内体を一対のガイドレールに沿っ
て車体の後方に移動するのみで、一対の支持体をチルト
機構を介して案内体と共に一対のガイドレールに沿って
車体の後方に移動することができ、スライドパネルが一
対の支持体と共に第1及び第2の遮蔽パネルの上部から
車体の後方に向って後退するので、ルーフパネルの開口
部を開放することができ、支杆が一対の支持体と共に一
対のガイドレールに沿って車体の後方に移動するので、
第2の遮蔽パネルを支杆を介して一対の支持体と共にハ
ウジングの室内開口の上部から車体の後方に向って後退
させることができ、受け具が付勢手段を介して支杆と共
に一対のガイドレールに沿って車体の後方に移動するの
で、一対のスライダを受け具の移動に伴いながら一対の
ガイドレールに沿って車体の後方に摺動することがで
き、第1の遮蔽パネルが一対のスライダの摺動に伴いな
がらハウジングの室内開口の上部から車体の後方に向っ
て後退するので、ハウジングの室内開口を開放すること
ができる。
【0074】さらに、ルーフパネルの開口部のスライド
パネルによる全閉時に、付勢手段が支杆を下方に向って
付勢するので、第2の遮蔽パネルの後端寄りの両側を支
杆を介して付勢手段の付勢力によりハウジングの室内開
口の上部に向って押付けることができ、第2の遮蔽パネ
ルの外周縁寄りの下面がハウジングの室内開口の内周縁
寄りの上面に密着するので、ハウジングの室内開口と第
2の遮蔽パネルとの間の隙間からの光洩れを最小に抑え
ることができ、スライドパネルと一対のスライダとの間
に付勢手段を設置するためのスペースを大きく取る必要
がないので、サンルーフ装置全体の上下方向の寸法を小
さくすることができ、車の天井が低くならないので、車
室内の居住性を良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のサンルーフ装置の要部切断正
面図
【図2】図1の要部側断面図
【図3】図1の要部斜視図
【図4】図1の要部側断面図
【図5】サンルーフリッドのチルトアップ状態を示す要
部切断正面図
【図6】サンルーフリッドの下降状態を示す要部切断正
面図
【図7】ルーフパネルの開口部及びハウジングの室内開
口の開放状態を示す要部切断正面図
【符号の説明】
1 ルーフパネル 2 開口部 3 サンルーフリッド 4 ハウジング 5 室内開口 6 ガイドレール 7 リンクブラケット 8 リヤガイド 9 チルト機構 10 フロントリッド 11 リヤリッド 12 スライダ 13 支杆 14 受け具 15 ねじりコイルバネ 16 水切片 17 ウェザストリップ 18 レインフォースメント 19 膨出部 20 立上り壁 21 ウェザストリップ 22 天井内張り 23 開口 24 オープニングトリム 25 底壁 26 側壁 27 側壁 28 レール溝 29 レール溝 30 係合片 31 張出片 32 凸条 33 案内溝 34 折曲片 35 垂下片 36 長孔 37 駆動シュー 38 支持ピン 39 チルトリンク 40 支持ピン 41 ワイヤ 42 ヒンジ 43 固定側ブラケット 44 可動側ブラケット 45 ヒンジピン 46 表皮 47 ヘミング部 48 ヘミング部 49 板バネ 50 連結ピン 51 垂直壁 52 張出部 53 係止片 54 接合板 55 突片 56 垂直部 57 水平部 58 保持具 59 凸部 60 基板 61 立上り壁 62 係止孔 63 コイル部 64 腕部 65 腕部 66 フック 67 引掛部 68 収納部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体のルーフパネルに開口部を形成し、
    前記ルーフパネルの開口部にスライドパネルを開閉自在
    に配設すると共に、前記ルーフパネルの下部にハウジン
    グを配設し、前記ハウジングに前記ルーフパネルの開口
    部に臨んで室内開口を形成し、前記ハウジングの両側縁
    寄りに前記車体の前後方向に沿って互いに平行な前記ス
    ライドパネルを案内する一対のガイドレールをそれぞれ
    配設し、前記スライドパネルの両側縁寄りの下部に前記
    一対のガイドレールの長手方向に沿って互いに平行な一
    対の支持体をそれぞれ配設し、前記ガイドレールに案内
    体を移動自在に設け、前記支持体と前記案内体との間に
    前記スライドパネルの後端を上下方向に移動するチルト
    機構を設け、前記スライドパネルの下部に前記ハウジン
    グの室内開口に臨んで第1及び第2の遮蔽パネルをそれ
    ぞれ配設し、前記一対のガイドレールの内側に前記車体
    の前後方向に沿って互いに平行な一対のスライダをそれ
    ぞれ摺動自在に設け、前記一対のスライダの前端寄りに
    前記第1の遮蔽パネルの両側をそれぞれ固定し、前記第
    1の遮蔽パネルの後端に前記第2の遮蔽パネルの前端を
    揺動自在に接続し、前記第2の遮蔽パネルの後端寄りの
    両側に前記スライダと交差する方向に向って突出した支
    杆をそれぞれ設け、前記支持体に前記支杆の外端寄りを
    移動自在に係合し、前記スライダの後端寄りに受け具を
    設け、前記受け具の近傍に前記支杆を上方あるいは下方
    のいずれか一方に向って付勢する付勢手段を設け、前記
    支杆に前記付勢手段の一端を係止し、前記受け具に前記
    付勢手段の他端を係止したことを特徴とするサンルーフ
    装置。
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