JP2957619B2 - スライド・チルト型サンルーフ装置 - Google Patents

スライド・チルト型サンルーフ装置

Info

Publication number
JP2957619B2
JP2957619B2 JP223290A JP223290A JP2957619B2 JP 2957619 B2 JP2957619 B2 JP 2957619B2 JP 223290 A JP223290 A JP 223290A JP 223290 A JP223290 A JP 223290A JP 2957619 B2 JP2957619 B2 JP 2957619B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cam
slider
panel
link
cam plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP223290A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03208727A (ja
Inventor
幸治 住田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BEBASUTO JAPAN KK
Original Assignee
BEBASUTO JAPAN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BEBASUTO JAPAN KK filed Critical BEBASUTO JAPAN KK
Priority to JP223290A priority Critical patent/JP2957619B2/ja
Publication of JPH03208727A publication Critical patent/JPH03208727A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2957619B2 publication Critical patent/JP2957619B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業状の利用分野) 本発明は、自動車等の乗物におけるスライド・チルト
型サンルーフ装置に関する。
(従来の技術) 自動車等の乗物におけるサンルーフ装置には、従来、
特公昭46−5162号公報に開示されるようにスライド・チ
ルト型のものがある。
このサンルーフ装置は、第16図に示すように、屋根1
の開口部2を開閉するパネル3をガイドレールに沿って
移動自在な前部シュー4及び後部スライダー5により支
持すると共に、これらシュー4及びスライダー5を介し
て開口部2下方の前端位置と後方の全開位置との間でパ
ネル3を前後に摺動自在に設け、かつ前端位置において
後部スライダー5の前後移動に連動してパネル3の後部
側をカム機構6を介して上下にチルト動作させるように
している。カム機構6は、第1カム溝7と第2カム溝8
と連続して形成されたパネル3側のカム板9と、カム溝
7,8に摺動自在に係合する後部スライダー5側のカムピ
ン10とにより構成される。そして、パネル3が前端位置
にある時に後部スライダー5が前後移動すれば、第1カ
ム溝7とカムピン10とのカム作用によりパネル3の後部
がチルトダウン位置Aと全閉位置Bとの間で昇降し、ま
た第2カム溝8とカムピン10とのカム作用による全閉位
置Bとチルトアップ位置Cとの間で昇降するようになっ
ている。
(発明が解決しようとする課題) 従来のサンルーフ装置は、カム板9がパネル3側に固
定であるため、パネル3のチルトアップ位置Cの高さを
十分に確保するには、第2カム溝8を前後方向に長くす
る必要がある。しかし、このようにすれば、チルトアッ
プ時において、シュー4とスライダー5間の間隔l1が小
さくなるため、パネル3の安定性が悪く、特に悪路走行
時にガタ付き音が発生し、また部材の破損を招く惧れが
ある。
そこで、仮想線で示すようにカム板9の第2カム溝8
の傾斜角度を大にすれば、シュー4とスライダー5間の
間隔l2を大にでき、パネル3の安定性が向上する。しか
し、この場合には、カム板9の寸法が上下に大になるた
め、サンルーフ装置全体が厚くなりすぎるという問題が
ある。
本発明は、このような従来の課題に鑑み、チルトアッ
プ状態でのパネルの安定性を良くできると共に、全体を
薄型にできるサンルーフ装置を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、第1の手段として、屋根開口部12を開閉す
るパネル26を左右一対の取付ブラケット31を設け、屋根
11側に左右各取付ブラケット31の前部とスライダー34と
リンク支持台47を前後摺動自在に案内するガイドレール
17を設け、前記取付ブラケット31にカム板40の後部を枢
支し、このカム板40とスライダー34との間にスライダー
34の前後移動でカム板40を前部中心に後部を昇降する第
1カム機構33を設け、前記リンク支持台47にチルトリン
ク46の前部を枢支し、このチルトリンク46の後部を取付
ブラケット31とカム板40とに前後移動自在に係合すると
共にそれらの間にチルトリンク46の前方移動により取付
ブラケット31に対してカム板40の前部を下降させる第2
カム機構36を設けたものである。
また、本発明の第2の手段として、前記スライダー34
と第1カム機構33との間に、カム板40の後部を下降した
状態からのスライダー34の前方移動で第1カム機構33を
上昇させるリンク機構65を設けたものである。
さらに、本発明の第3の手段として、屋根11の開口部
12を開閉するパネル26と、パネル26が前端位置にある時
のスライダー34の前後移動に連動して、スライダー34の
前進時にパネル26の後部を上昇させかつ後退時に下降さ
せるカム機構とを備えたスライド・チルト型サンルーフ
装置において、前記カム機構は、スライダー34が前後移
動自在に係合するカム溝39を形成したカム板40の後部を
パネル26の後部側に枢支して前部を上下動自在にし、ス
ライダー34の前後移動に連動して、パネル26の前後中途
部とカム板40の前部との上下間隔を前進時に拡大させか
つ後退時に縮小させる間隔調整機構36を設けたものであ
る。
(作用) パネル26が前端位置にある時、スライダー34を前進さ
せると、第2カム機構36が取付ブラケット31に対してカ
ム板40の前部側を下降させる。このため、スライダー34
の前進に伴なって第1カム機構33のカム作用により、パ
ネル26の後部側を大きくチルトアップできる。
スライダー34を後退させると、第2カム機構36が取付
ブラケット31に対してカム板40の前部を上昇させる。
従って、全体の厚さを薄くできると共に、スライダー
34の前後移動量を小さくしてチルトアップ時のパネル26
の安定性を良好にできる。
また、リンク機構65を備えておけば、スライダー34の
前後動に連動して、第1カム機構33のカムピン41が上下
に昇降する。このため全体を厚さを更に薄くすることが
できる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図乃至第10図は本発明の第1実施例を示す。第1
図乃至第5図において、11は自動車の屋根で、これには
開口部12が形成されている。13は屋根11の下側に固定フ
レーム14を介して装着された矩形状フレームで、樋兼用
の前・後部フレーム15,16と、左右一対のガイドレール1
7とから構成されている。ガイドレール17は、第3図乃
至第5図に示すように、内向きに対向する一対のガイド
部18,19、ケーブルガイド部20、サンシェードガイド部2
1を有すると共に、シール材嵌着溝22を有する。そし
て、シール材嵌合溝22には、筒部23と舌辺部24とを有す
るシール材25が嵌着され、これで固定フレーム14との間
をシールするようになっている。なお、舌辺部24は、固
定フレーム14との間隔に合わせて適宜長さに切断され
る。
26は開口部12を開閉するガラス製パネルで、外周に取
付板27を介してウェザーストリップ28が取付けられると
共に、プラスチック製等の保持材29が嵌着されている。
パネル26の下面側の左右両側部には、ホルダー30、取付
ブラケット31を介して前部シュー32、第1カム機構33、
スライダー34、後部シュー35、第2カム機構36等が設け
られている。取付ブラケット31はホルダー30を介してパ
ネル26に固定され、かつ前後方向に設けられている。前
部シュー32はガイドレール17のシューガイド部18に沿っ
て前後動自在であり、取付ブラケット31の前端部の舌片
31aに嵌着されている。後部シュー35はガイドレール17
のガイド部19に沿って前後動自在であり、スライダー34
の舌片34aに嵌着されている。スライダー34はケーブル
ガイド部20内で駆動ケーブル37に連結されており、この
駆動ケーブル37によりガイドレール17に沿って前後方向
に駆動されるようになっている。
第1カム機構33は、パネル26が前端位置にある時のス
ライダー34の前後移動に連動して、スライダー34の前進
時にパネル26の後部を上昇させかつ後退時に下降させる
ためのものである。この第1カム機構33は、第1カム溝
38と第2カム溝39とが連続して形成されたカム板40と、
このカム板40のカム溝38,39に摺動自在に係合するカム
ピン41とを備えている。カム板40はその後端部でピン42
により取付ブラケット31に上下揺動自在に枢支され、ま
たカムピン41はスライダー34の突出部43に固定されてい
る。
第2カム機構36は、スライダー34の前後動に連動して
取付ブラケット31に対してカム板40の前部を前進時に下
降させかつ後退時に上昇させるためのものである。この
第2カム機構36は、取付ブラケット31及びこれに固定の
カム板44に形成されたカム溝45と、チルトリンク46と、
リンク支持台47とを有する。チルトリンク46はリンク支
持台47にピン48で枢支連結されると共に、カム溝39,45
に摺動自在に係合するカムピン49,50を有する。リンク
支持台47には、ガイドレール17のガイド部18,19に沿っ
て摺動自在な左右一対のシュー51,52が取付けられてい
る。そして、左右一対のシュー51,52の内、一方のシュ
ー51は他方のシュー52よりも前後方向に長く、その後端
部側にタイミング53が上下動自在に嵌合する保持孔54が
形成されている。リンク支持台47はパネル26が前端位置
まで前進した時にガイドレール17側のストッパー55に当
接可能であり、またタイミング子53は、この時に、第6
図に示すように、ガイドレール17の係合部56に係脱自在
に係合するようになっている。一方、スライダー34側に
は、リンク支持台47側に突出しかつガイドレール17のガ
イド部18内で上下に重なるようにタイミング杆57が設け
られ、このタイミング杆57の前端部に、タイミング子53
が係脱自在に係合する係合部58が形成されている。タイ
ミング子53及び係合部56,58には、タイミング杆57の前
進時に、タイミング子53が係合部58から外れて係合部56
に係合し、また後退時にタイミング子53が係合部56から
外れて係合部58に係合するように、後側に傾斜面が夫々
形成されている。前記シュー51、タイミング53、係合部
56及びタイミング杆57等によってスライダー34とリンク
支持台47とを連動連結したり、リンク支持台47を不動に
してスライダー34を単独移動可能にしたりするタイミン
グ手段が構成されている。
なお、取付ブラケット31には係合ピン59が設けられて
おり、この係合ピン59はパネル26が前端位置よりも後方
側にある時に、ガイドレール17のガイド部18により支持
案内され、パネル26が前端位置にある時に、ガイドレー
ル17の切欠部を経て上方に外れるようになっている。60
はサンシェードで、ガイドレール17のガイド部21に支持
案内されている。62は天井の内装材で、この内装材62の
開口内周縁には取付板63が嵌着され、また取付板63はガ
イドレール17にネジ64により取付けられている。
次に動作を説明する。パネル26は後部側を屋根11より
も下げたチルトダウン状態で開口部12側の前端位置(第
7図参照)とその後方の全開位置との間でスライダー35
の前後動に連動して移動自在である。このチルトダウン
状態においては、第7図に示すように、第1カム機構33
のカムピン41が第1カム溝38の後端部にあり、また第2
カム機構36のカムピン50がカム溝45の後端にあるので、
チルトリンク46、カムピン49を介して取付ブラケット31
に対してカム板40の前部側を上方に引上げている。従っ
て、サンルーフ装置全体は上下に薄くなっており、この
状態のままで前後に移動することができる。
パネル26により開口部12を全閉し、又はパネル26をチ
ルトアップさせる時には、駆動ケーブル37によりスライ
ダー34をガイドレール17に沿って前方に移動させる。そ
して、パネル26が第7図に示すように開口部12の下側の
前端位置まで達すると、係合ピン59がガイドレール17の
切欠部に対応するので、これによってパネル26の後部側
が上昇可能な状態となる。そして、更にスライダー34が
前進(a矢示)すると、第1カム機構33のカムピン41が
第1カム溝38内を摺動し、この第1カム溝38とカムピン
41との間のカム作用によりカム板40の後部が上昇中途ま
で上昇し、それに伴ってパネル26の後部側が上方に押上
げられ、パネル26のウエザーストリップ28が開口部12内
に嵌合する(第1図参照)。これで屋根11の開口部12が
全閉される。
この時、第10図に示すように、スライダー34のタイミ
ング杆57の係合部58にタイミング子53が係合しているの
で、スライダー34に連動してリンク支持台47、チルトリ
ンク46が前進し、カムピン50がカム溝45内を前方に摺動
する。このため第2カム機構36のカム作用によりカム板
40の前部側が取付ブラケット31に対して相対的に下方に
押下げられて下降する。
一方、この全閉時にはリンク支持台47がガイドレール
17のストッパー55に当接し、シュー51のタイミング子53
が第9図に示すように係合部56上に対応する。そして、
更にスライダー34が前進すると、タイミング杆57の係合
部58の傾斜面がタイミング子53を押すため、タイミング
子53がガイドレール17の係合部56に係合し、リンク支持
台47が前後に移動不能になるので、パネル26は全閉状態
に支持される。
スライダー34を更に前進させると、カムピン41が第2
カム溝39内を前方に摺動し、第1カム機構33のカム作用
によりパネル26の後部側を第8図のチルトアップ位置ま
で上方に押上げるので、パネル26はチルトアップする。
この時、カム板40は前述の如く、第2カム機構36により
前部側が下方に押下げられているので、取付ブラケット
31に対して下降しているカム板40の前部がカムピン41に
よって持ち上げられると、カム板40の後部は上昇中途か
ら最上昇状態まで上昇し、パネル26には十分なチルトア
ップ量を確保でき、また前部シュー32とスライダー34と
の間隔も十分大になるため、パネル26の安全性も良好で
ある。
パネル26をチルトアップ位置から全閉位置、又は全開
位置まで移動させる時には、スライダー34を後方に移動
させれば良く、この時には各部が前述とは逆に動作す
る。
前記第2カム機構36においては、チルトリンク46はカ
ムピン50が取付ブラケット31のカム溝45と係合し、カム
ピン49がカム板40のカム溝39と係合しているので、チル
トリンク46はパネル26の前後中途部とカム板40の前部と
を連結していることになり、しかもカムピン49及び50は
それと連結した部材に対して移動可能になっており、ス
ライダー34を前進させると、チルトリンク46の移動連結
点は移動して、パネル26の前後中途部とカム板40の前部
との上下間隔を拡大し、スライダー34を後退すると、パ
ネル26の前後中途部とカム板40の前部との上下間隔を縮
小することになり、第2カム機構36は間隔調整機構にも
なっている。
駆動ケーブル37が停止しているとき、スライダー34及
びチルトリンク46は不動であり、ピン41、49、50が不動
になるため、取付ブラケット31、カム板40及びチルトリ
ンク46は閉塞した三角形となり、パネル26を安定的に支
持する。
第11図乃至第15図は本発明の第2実施例を示す。第11
図及び第13図において、65はリンク機構で、スライダー
34の前後動に連動して第1カム機構33のカムピン41を前
進時に上昇させかつ後退時に下降させるためのものであ
る。このリンク機構65は、スライダー34の後端部に起伏
自在にピン66で枢着された第1リンク67と、この第1リ
ンク67の先端部に第1カム機構33のカムピン41により枢
着された第2リンク68と、第2リンク68先端のカムピン
69が係合すべくスライダー34に形成されたカム溝70とを
有する。カム溝70は下方に開放するコ字状であって、カ
ムピン69が後端側にある時に第1リンク67が起立し、前
端側にある時に第1リンク67が倒伏するようになってい
る。そして、カムピン69はガイドレール17の切欠部71に
対応した時に前後に移動できるようになっている。な
お、第1リンク67にはその倒伏時にピン42と係合する係
合部75が形成されている。カム板40及びチルトリンク46
には規制ピン59,72が設けられている。規制ピン59,72は
ガイドレール17のガイド部18により前後に案内されてお
り、その規制ピン57は切欠部75に、規制ピン72は切欠部
74に対応した時に夫々ガイドレール17から上方に離脱で
きるようになっている。
上記構成において、パネル26がチルトダウン状態の時
には、第14図に示すようにカムピン69がカム溝70の前端
部にあり、カムピン41が下降している。
パネル26が前端位置まで前進すると、カムピン69がガ
イドレール17の切欠部71に対応する。そして、スライダ
ー34が前進すれば、切欠部71を経てカムピン69がガイド
レール17から上方に外れるので、カムピン69が相対的に
カム溝70内の後方に移動し、再度、切欠部71からガイド
レール17内に収まり、カム溝70を後端部に達する。この
カムピン69の動きによって、第11図に示すように、第1
リンク67と第2リンク68とが起立し、カムピン41を上昇
させる。従って、パネル26は第14図のチルトダウン状態
から第11図の全閉位置まで上昇し、開口部12を閉じる。
なお、この時、規制ピン59,72が切欠部75,74を経てガイ
ドレール17の上方に外れる。
続いて、スライダー34を更に前進させると、第1リン
ク67及び第2リンク68が起立状態のままでスライダー34
と一体に前進し、第1実施例における場合と同様の動作
により、パネル26が全閉位置からチルトアップ位置へと
チルトアップし、第15図に示すようになる。
スライダー34を後退させると、各部は逆に動作する。
このように前記リンク機構65は、カム板40の後部を下
降した状態からのスライダー34の前方移動で第1カム機
構33を上昇させるように、スライダー34と第1カム機構
33との間に設けられており、サンルーフ装置全体の厚を
更に薄くできる。
なお、実施例では、リンク機構65はチルトダウン位置
と全閉位置との間でパネル26の後部が上下動すべくカム
ピン41を昇降させるようにしているが、これに限定され
るものではない。
(発明の効果) 本発明によれば、チルトアップ状態でのパネル26の安
定性が良くなると共に、サンルーフ装置全体を薄くする
ことができ、また、リンク機構65によってサンルーフ装
置をより薄くでき、さらに、間隔調整機構36により、カ
ム板40のカム溝39の上下距離が短くとも、パネル26の昇
降距離を長くでき、サンルーフ装置装置全体を薄くでき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第10図は本発明の第1実施例を示し、第1図
は全閉時の断面図、第2図は分解斜視図、第3図はガイ
ドレールの斜視図、第4図は第1図のIV−IV拡大矢視
図、第5図は第1図のV−V拡大矢視図、第6図はリン
ク支持台部分の断面図、第7図及び第8図はチルトダウ
ン及びチルトアップ時の動作説明図、第9図及び第10図
はリンク支持台部分の動作説明図である。第11図乃至第
15図は本発明の第2実施例を示し、第11図は全閉時の断
面図、第12図は第11図のXII−XII拡大矢視図、第13図は
分解斜視図、第14図及び第15図は動作説明図である。第
16図は従来例を示す断面図である。 11……屋根、12……開口部、17……ガイドレール、26…
…パネル、31……取付ブラケット、33……第1カム機
構、34……スライダー、36……第2カム機構、40……カ
ム板、46……チルトリンク、65……リンク機構。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】屋根開口部(12)を開閉するパネル(26)
    に左右一対の取付ブラケット(31)を設け、屋根(11)
    側に左右各取付ブラケット(31)の前部とスライダー
    (34)とリンク支持台(47)を前後摺動自在に案内する
    ガイドレール(17)を設け、前記取付ブラケット(31)
    にカム板(40)の後部を枢支し、このカム板(40)とス
    ライダー(34)との間にスライダー(34)の前後移動で
    カム板(40)を前部中心に後部を昇降する第1カム機構
    (33)を設け、前記リンク支持台(47)にチルトリンク
    (46)の前部を枢支し、このチルトリンク(46)の後部
    を取付ブラケット(31)とカム板(40)とに前後移動自
    在に係合すると共にそれらの間にチルトリンク(46)の
    前方移動により取付ブラケット(31)に対してカム板
    (40)の前部を下降させる第2カム機構(36)を設けた
    ことを特徴とするスライド・チルト型サンルーフ装置。
  2. 【請求項2】前記スライダー(34)と第1カム機構(3
    3)との間に、カム板(40)の後部を下降した状態から
    のスライダー(34)の前方移動で第1カム機構(33)を
    上昇させるリンク機構(65)を設けたことを特徴とする
    請求項1に記載のスライド・チルト型サンルーフ装置。
  3. 【請求項3】屋根(11)の開口部(12)を開閉するパネ
    ル(26)と、パネル(26)が前端位置にある時のスライ
    ダー(34)の前後移動に連動して、スライダー(34)の
    前進時にパネル(26)の後部を上昇させかつ後退時に下
    降させるカム機構とを備えたスライド・チルト型サンル
    ーフ装置において、 前記カム機構は、スライダー(34)が前後移動自在に係
    合するカム溝(39)を形成したカム板(40)の後部をパ
    ネル(26)の後部側に枢支して前部を上下動自在にし、
    スライダー(34)の前後移動に連動して、パネル(26)
    の前後中途部とカム板(40)の前部との上下間隔を前進
    時に拡大させかつ後退時に縮小させる間隔調整機構(3
    6)を設けたことを特徴とするスライド・チルト型サン
    ルーフ装置。
JP223290A 1990-01-09 1990-01-09 スライド・チルト型サンルーフ装置 Expired - Lifetime JP2957619B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP223290A JP2957619B2 (ja) 1990-01-09 1990-01-09 スライド・チルト型サンルーフ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP223290A JP2957619B2 (ja) 1990-01-09 1990-01-09 スライド・チルト型サンルーフ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03208727A JPH03208727A (ja) 1991-09-11
JP2957619B2 true JP2957619B2 (ja) 1999-10-06

Family

ID=11523613

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP223290A Expired - Lifetime JP2957619B2 (ja) 1990-01-09 1990-01-09 スライド・チルト型サンルーフ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2957619B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100405837B1 (ko) * 2001-03-31 2003-12-18 주식회사 효성에이에스씨 자동차용 선루프의 유리판넬 개폐장치
KR101460052B1 (ko) * 2010-10-11 2014-11-11 주식회사 엠에스 오토텍 차량 선루프용 슬라이딩 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03208727A (ja) 1991-09-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2918440B2 (ja) 車両用サンルーフ装置
US5845959A (en) Slide tilt roof apparatus
US5707102A (en) Automotive sun roof device
JP3164859B2 (ja) 車両用折畳ルーフ
JPH023729B2 (ja)
JP3527266B2 (ja) 車輛ルーフ
JPH0620672Y2 (ja) サンルーフ装置
EP0140491A1 (en) Sliding roof for motor vehicles
JP2957619B2 (ja) スライド・チルト型サンルーフ装置
JP3295883B2 (ja) サンルーフ装置
JP3174077B2 (ja) サンルーフ装置
JP2965994B2 (ja) チルトスライド式サンルーフ装置
JPH0620677Y2 (ja) サンル−フのドレンチャンネル支持装置
JP2543123Y2 (ja) 車両用サンルーフ装置
JP3000636B2 (ja) 自動車のサンルーフ構造
JPH0626419Y2 (ja) サンルーフのリッド昇降装置
JP3098089B2 (ja) サンシェード装置
JP3041267B2 (ja) チルトスライド式サンルーフ装置
JP2570811Y2 (ja) 車両用サンルーフのパネル保持構造
JP3450017B2 (ja) サンルーフ装置
EP0106610B1 (en) Sliding roof for motor vehicles
JPH033060Y2 (ja)
JPH0139220Y2 (ja)
JPH0326007Y2 (ja)
JP2922774B2 (ja) 車両用サンルーフ装置