JPH0486287A - 感熱記録材料 - Google Patents

感熱記録材料

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JPH0486287A
JPH0486287A JP2203214A JP20321490A JPH0486287A JP H0486287 A JPH0486287 A JP H0486287A JP 2203214 A JP2203214 A JP 2203214A JP 20321490 A JP20321490 A JP 20321490A JP H0486287 A JPH0486287 A JP H0486287A
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JP
Japan
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group
ethyl
methyl
electron
recording material
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Pending
Application number
JP2203214A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunsaku Azuma
東 俊作
Katsumi Araki
勝己 荒木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0486287A publication Critical patent/JPH0486287A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の分野) 本発明は感熱記録材料に関するものであり、さらに詳細
には電子供与性無色染料と電子受容性化合物を含有する
発色層を支持体上に設けた感熱記録材料に関する。
(従来技術) 電子供与性無色染料と電子受容性化合物を使用した記録
材料は、感圧紙、感熱紙、感光感圧紙、通電感熱記録紙
、感熱転写紙等として既によく知られている。たとえば
英国特許第2,140,449号、米国特許筒4,48
0,052号、同第4.436,920号、特公昭60
−23992号、特開昭57−179836号、同60
−123556号、同60−123557号などに詳し
い。特に、感熱記録材料は特公昭43−4160号、特
公昭45−14039号公報等に詳しい。
これらの感熱記録システムはファクシミリ、プリンター
、ラベル等の多分野に応用され、ニーズが拡大している
。従来は、高速記録、低エネルギー印字、ヘッドマツチ
ング性等に対する要望が強かったが、最近では、用途拡
大とともに、高感度でありながら、地肌保存性の優れた
感熱記録材料に対する要望が強まってきている。特に事
務用品として良く用いられる溶剤ペン・ジアゾ複写材料
・のりなとの接着剤等溶剤を用いられている製品を用い
た場合の耐性、更には印字の保存状態に於ける耐性等で
あり、これらの要求を満たすために、従来、保護層によ
る検討、耐溶剤性のある顕色剤の使用なと多くの提案か
なされている。しかしなから、これらの方法では高感度
を実現することはできていない。また6位にアリールオ
キシ基またはアリールチオ基で置換されたアルキルアミ
7基を有するフルオラン誘導体を用いれば耐溶剤性を付
与できることを本発明者等は見出したが、該発色剤を使
用するとファクシミリ装置内の走行性すなわちヘッド汚
れが悪化し、感熱記録材料として充分な特性が得られて
いなかった。
(発明の目的) 本発明の目的は発色特性をはじめとする諸性能に十分な
性能を付与し、かつ耐溶剤性を有した感熱記録材料を提
供することにある。
(発明の構成) 本発明の目的は、電子供与性無色染料と電子受容性化合
物を含有してなる感熱記録材料において、該電子供与性
無色染料として6位にアリールオキシ基または7リール
チオ基で置換されたフルキルアミノ基を有するフルオラ
ン誘導体を5有し、かつ融点40℃〜120°Cのパラ
フィンワックスを含有することを特徴とする感熱記録材
料により達成された。
本発明に使用される電子供与性無色染料は6位にアリー
ルオキシ基またはアリールチオ基で置換されたアリルア
ミノ基を有するフルオラン誘導体であるか、なかでも下
記一般式〔1〕で示されるものが好ましい。
(式中、R1およびR3はアルキル基、アルケニル基、
アルキニル基、アリール基、水素原子を、R2は水素原
子、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子を、R4
は水素原子アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、
アリール基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキ
ルチオ基、ハロゲン原子、置換アミノ基、シアノ基、ニ
トロ基、アシル基、トリハロメチル基、スルファモイル
基を、×は酸素原子または硫黄原子を、Arおよび環A
はへテロ原子を含んでいてもよい芳香環を、nは1〜1
0の整数、mは1〜3の整数を表す。
キサンチン環または環へは同一または異種の置換基を複
数個有していても良く、その場合の置換基はアルコキシ
基、ハロゲン原子、ニトロ基を表す。
上記一般式〔1〕においてR1で表される基は更に、ア
ルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、
アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキルチオ基、ハ
ロゲン原子、置換アミノ基、シアノ基、ニトロ基、アシ
ル基、トリハロメチル基、スルファモイル基、ヘテロ環
残基等で置換されていてもろい。これらの置換基は更に
置換基を有していてもよい。R1としては、 H、CI(3lC−R2−l Y乙、 C、H2It −3、C,R2,OC−R2−−+ Y
 Z −・7ハ (つ3 ’−−−−C,I R2,、Y Z (nは2〜10の整数、mは1〜5の整数、Yおよび2
は水素原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基
、アリール基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アル
キルチオ基、ハロゲン原1゛。
置換アミノ基、シアノ基、ニトロ基、アシル基、トリハ
ロメチル基、スルファモイル基、ヘテロ残基を示す。)
が好ましい。
R1として特にはメチル基、エチル基、プロピル基、ブ
チル基等が好ましい。
上式中、R2て表される基はアルキル基、アルケニル基
、アルキニル基、アルコキシ基、ハロゲン原子か好まし
く、特にメチル基、エチル基、メトキシ基、メトキシメ
チル基、メチルチオ基、塩素原子が好ましい。
上式中、R3で表される基は水素原子、炭素原子数1〜
8のアルキル基か好ましく、特に水素原子、エチル基が
好ましい。
R4は水素原子、アルキル基、アリール基、アルコキシ
基、アルケニル基が好ましく、更に、ハロゲン原子、ア
ルコキシ基などの置換基を有していても良い。
R4はベンゼン環上に1〜3個置換可能であり、複数個
の場合、同一であっても異なっていても良い。
R3が水素原子の場合、R4は水素原子または炭素原子
1〜8のアルキル基が好ましくい。R3がエチル基の場
合、R4はトリフルオロメチル基、ニトロ基、シアノ基
、スルファモイル基なとが好ましい。
上式中、環へはベンゼン環、ナフタレン環、ピリジン環
、ピリミダシン環、インドール環などが好ましく、特に
ベンゼン環が好ましい。
環へか同一または異種の置換基で置換されている場合は
、置換基としては、ハロゲン原子、ニトロ基、シアン基
、アルコキシ基なとか好ましく、特に塩素原子、フッ素
原子か好ましい。
上式中Arで表される芳香環は、ベンゼン環、ナフタレ
ン環、ピリジン環、フラン環、クマリン環な古か好まし
く、特にベンゼン環、ナフタレン環が好ましい。
Arの置換基としては、飽和又は不飽和のアルキル基、
シクロアルキル基、アリール基、ヒドロキシ基、アルコ
キシ基、アルキスチオ基、アリールオキシ基、アリール
チオ基、ハロゲン原子、ジアルキル7ミノ基、カルボニ
ル基、カルボオキシ基、カルボキシル基、カルバモイル
基、アルコキシカルボニル基、アシル基、シアノ基、ニ
トロ基、スルホニル基、イソシアナート基、複素環残基
などが好ましい。これらの置換基は更に、同様な置換基
を有していてもよく、アルキル基について例を示せば、
アルコキシアルキル基、ハロアルキル基、アラルキル基
、ヒドロキシフェニル置換アルキル基などが挙げられる
。また置換基を介して、数個のフェノール性化合物を分
子内に有していてもよい。
Arの置換基としては特に、メチル基、エチル基、イソ
プロピル基、t−ブチル基、ベンジル基、メトキシメチ
ル基、フェノキシメチル基、シクロヘキシル基、メトキ
シ基、エトキシ基、フェノキシメトキシ基、フェノキシ
エトキシ基、フェノキプロポキシ基、クロロエトキシ基
、メチルチオ基、エチルチオ基、フェニルチオエトキシ
基、フェノキシ基、ニルチオ基、フェノキシエチルチオ
基、アセチル基、アセトキシ基、メトキシカルボニル基
、シアノ基、ホルミル基、トリフルオロメチル基、ジエ
チルアミノ基、塩素原子、フッ素原子なとが好ましい。
上記一般式〔1〕中、nで示される整数2〜6が好まし
く、  (CH21,−で示される2価の基は直鎖ても
枝分かれしていてもよい。
本発明に係わるフルオラン誘導体の具体例を示すと、2
−アニリノ−3−メチル−6−N−エヂルーN−(2−
フェノキシエチル)アミノフルオラン、2−7ニリノー
3−メチル−6−N−エヂルーN−(3−フェノキシプ
ロピル)アミノフルオラン、2−アニリノ−3−メチル
−6−N−エチル−+4−(3−(4−メトキシフェノ
キシ)プロピルコアミノフルオラン、2−7ニリノー3
−メチル−6−N−エチル−N−(3−(4−メチルチ
オフェノキシ)プロピル)アミノフルオラン。
2−7ニリノー3−メチル−6−N−エチル−N(3−
(4−メトキシフェニルチオ)プロピル)アミノフルオ
ラン、2−7ニリノー3−メチル−6−N−エチル−N
−(3−(3−メチルフェノキシ)プロピルコアミノフ
ルオラン、2−アリノー3−メチル−6−N−エチル−
N−〔3−(3,5−ジフルオロフェノキシ)プロピル
〕アミノフルオラノ、2−7ニリノー3−メチル6−N
−エチル−N−(3−(2−ナフチルオキシ)プロピル
コアミノフルオラン、2−7ニリノー3−メチル−6−
N−エチル−N−(3−(4−(2−フェノキシエトキ
シ)フェノキシ)プロピルコアミノフルオラン、2−p
−エチルアニリノ−3−メチル−6−N−エヂルーN−
(2−(4−メトキシナフチルオキシ)エチル)アミノ
フルオラン、2−N−メチル−N−(3−トリフルオロ
メチルフェニル)アミノフルオラン、2−N−エチル−
N−(2,4−ジメチルアミノ)−6−N−エチル−N
−(3−(4−メチルチオフェノキシ)プロピルコアミ
ノフルオラン、2−7ニリノー3−メチル−6−N−エ
チル−N−〕2−(4−(4−メトキシフェノキシ)フ
ェノキシ〕エチル〕アミノフルオラン、2−7ニリノー
3−メチル−6−N−エチル−N−(2−(2−メチル
フェノキシ)エチル)7ミノフルオラン。
2−7ニリノー3−メチル−6−N−エチル−N−(2
−(3−メチルフェノキシ)エチル)アミノフルオラン
、2−7ニリノー3−メチル−6−N−エチル−N−(
2−(4−メチルフェノキシ)エチル)アミノフルオラ
ン、2−アニリノ3−メチル−6−N−エチル−N−(
2−(2エチルフエノキシ)エチル)アミノフルオラン
2−7ニリノー3−メチル−6−N−エチル−N(2−
(3−エチルフェノキシ)エチル)アミノフルオラン、
2−アニリノ−3−メチル−6N−エチル−N−(2−
(4−エチルフェノキシ)エチルコアミノフルオラン、
2−7ニリノー3−メチル−6−N−エチル−N−(2
−(2−メトキシフェノキシ)エチルコアミノフルオラ
ン。
2−7ニリノー3−メチル−6−N−エチル−N(2−
(3−メトキシフェノキシ)エチルコアミノフルオラン
、2−7ニリノー3−メチル−6−N−エチル−N−(
2−(4−メトキシフェノキシ)エチルコアミノフルオ
ラン、2−7ニリノー3−メチル−6−N−エチル−N
−(2−(3゜5−ジフルオロフェノキシ)エチルコア
ミノフルオラン、2−7ニリノー3−メチル−6−N−
エチル−N−(2−(4−フルオロフェノキシ)エチル
コアミノフルオラン、2−7ニリノー3−メチル−6−
ト1−エチル−N−(2−(4−クロロフェノキシ)エ
チル)アミノフルオラン、2−7ニリノー3−メチル−
6−N−エチル−N−(2−(4−メチルチオフェノキ
シ)エチルコアミノフルオラン、2−7ニリノー3−メ
チル−6−N−エチル−N−(2−(4−エチルチオフ
ェノキシ)エチルコアミノフルオラン、2−7ニリノー
3−メチル−6−N−エチル−N−(4−(4−エチル
フェノキ)ブチルコアミノフルオラン、2−7ニリノー
3−メチル−6−N−エチル−N−(1−メチル−2−
フェノキシエチル)7ミノフルオラン、2−7ニリノー
3−メチル−6−N−エチル−N−(4−(4−メトキ
シフェノキシ)ブチル)アミノフルオラン、2−アニリ
ノ−3−メチル−6−N−エチル−N−(4−(3−メ
チルフェノキシ)ブチルコアミノフルオラン、2−7ニ
リノー3−メチル−6−N−エチル−N−(2−(2−
メチルフェノキシ)エチルコアミノフルオラン、2−ア
ニリノ−3−メチル−6−N−エチル−N−(2−(2
−メチルフェノキシ)エチル〕7ミノフルオラン、2−
p−エチルアニリノ−3−メチル−6−N−エチル−N
−〔2(4−エチルフェノキシ)エチルコアミノフルオ
ラン、2−N−メチル−N−(3−1−リフルオロメチ
ルフェニル)アミノ−6−N−エチル−N−(2−(2
−エチルフェノキシ)エチルコアミノフルオラン、2−
エチル−(2,4−ジメチルフェニル)アミノ−6−N
−(2−(4−メトキシフェノキシ)エチルコアミノフ
ルオラン、2−7二リノー3−メチル−6−N−テトラ
ヒドロフルフリル−N−(2−(4−エチルフェノキシ
)エチルコアミノフルオラン、2−7ニリノー3−メチ
ル−6−N−トリル−N−(2−(4−エチルフェノキ
シ)エチル)アミノフルオラン、2−7ニリノー3−メ
チル−6−N−シクロヘキ′ルーN−(2−(4−エチ
ルフェノキシ)エチルコアミノフルオラン、2−7ニリ
ノー3−メトキシ−6−N−エチル−N−(2−(4−
エチルフェノキシ)エチル)アミノフルオラン、2−7
ニリノー3−クロロ−6−N−エチル−N−(2−(4
−エチルフェノキシ)エチルコアミノフルオラン。
2−7:リノー3−n−へキシル−6−N−エヂルーN
−(2−(4−エチルフェノキシ)エチルコアミノフル
オラン、2− (2,4−ジメチル)アニリノ−3−メ
チ ルー6−N−エチル=N−(3−(4−エチルフェ
ノキシ)エチルコアミノフルオラン、2−o−フルオロ
アニリノ−3メチル−6−N−エチル−N−(3−(4
−エチルフェノキシ)プロピル)アミノフルオラン。
2−o−クロロアニリノ−3−メチル−6−N=エチル
−N−(3−(4−エチルフェノキシ)プロピルコアミ
ノフルオラン、2−アニリノ−3−メチル−6−N−エ
チル−N−(2−フェノキシプロピル)アミノフルオラ
ン、2−7ニリノー3−メチル−6−N−エチル−N−
(3−(4−エチルフェノキシ)プロピル)アミノフル
オラン。
2−7ニリノー3−メチル−6−N−エチル−N(3−
(4−n−プロピルフェノキシ)プロピル)アミノフル
オラン、2−7ニリノー3−メチル−6−N−xチル−
N  (3−(4−i so −プロピルフェノキシ)
プロピルコアミノフルオラン、2−7ニリノー3−メチ
ル−6−N−エチル−N−(3−(4−n−ブチルフェ
ノキシ)プロピルコアミノフルオラン、2−7ニリノー
3−メチル−6−N−エチル−N(3(4−is。
−ブチルフェノキシ)プロピルコアミノフルオラン、2
−7ニリノー3−メチル−6−N−エチルN −(3(
4−tert−ブチルフェノキシ)プロピルコアミノフ
ルオラン、2−アニリノ3−メチル−6−N−エヂルー
N−(3−(4−アリルフェノキシ)プロピル)アミノ
フルオラン、2−7ニリノー3−メチル−6−N−エチ
ル−N−(3−(3−エチルフェノキシ)プロピル)ア
ミノフルオラン、2−7ニリノー3−メチル−6−N−
エチル−N−(3−(2−フェニルフェノキシ)プロピ
ルコアミノフルオラン、2−アニリノ−3−メチル−6
−N−エチル−N−(3−(3,5−ジメチルフェノキ
シ)プロピル)アミノフルオラン、2−7ニリノー3−
メチル−6−N−エチル−N−(3−(2−フルオロフ
ェノキシ)プロピルコアミノフルオラン、2−アニリツ
ー3−メチル−6−N−エチル−N−(3−(2−シク
ロへキシルフェノキシ)プロピル)アミノフルオラン、
2−7ニリノー3−メチル−6−N−エチル−N−(3
−(3−フルオロフェノキシ)プロピル)アミノフルオ
ラン、2−アニリノ−3−メチル−6−N−エチル−N
−(3−(3,5−ジクロルフェノキシ)プロピルコア
ミノフルオラン、2−7ニリノー3−メチル−6−N−
エチル−N−(3−(2−エチルフェノキシ)プロピル
〕7ミノフルオラン、2−アリノー3−メチル−6−N
−エチル−N−(3−(3,5−ジフルオロフェノキシ
)プロピル)7ミノフルオランなどが挙げられる。
本発明に係わる電子供与性無色染料は従来より公知のト
リフェニルメタン系化合物、フルオラン系化合物、フェ
ッチ7ジン系化合物、インドリルフタリド系化合物、ロ
イコオーラミン系化合物、ローダミンラクタム系化合物
、トリフェニルメタン系化合物、トリアゼン系化合物、
スピロピラン系化合物、フルオレン系化合物など各種の
化合物と併用できる。
フタリド類の具体例は米国特許再発行特許明細書第23
024号、米国特許明細書第3491111号、同第3
491112号、同第3491116号及び同第350
9174号、フルオラン類の具体例は米国特許明細書第
3624107号、同第3627787号、同第364
1011号、同第3462828号、同第368139
0号、同第3920510号、同第3 L59571号
、スピロピラン類の具体例は米国特許明細第39718
08号、ピリジン系及びピラジン系化合物類は米国特許
明細書第3775424号、同第3853869号、同
第4246318号、フルオラン系化合物の具体例は特
願昭61−240989号等に記載されている。
本発明に係わる電子受容性化合物化合物はフェノール誘
導体、芳香族カルボン酸の金属塩、酸性白土、ヘントナ
イト、ノボラック樹脂、金属処理ノボラック樹脂、金属
錯体なとか用いられる。これらの例は特公昭40−93
09号、特公昭45−14039号、特開昭52140
483号、特開昭48−51510号、特開昭57−2
10886号、特開昭58−87089号、特開昭59
−11286号、特開昭60−176795号、特開昭
61−95988号等に記載されている。
これらの一部を例示すれば、フェノール性化合物として
は、2.2’−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン、4−フェニルフェノール、1,1− ビス(3−ク
ロロ−4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、1,
1− ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン
、1,1− ビス(3−クロロ−4−ヒドロキシフェニ
ル)−2−エチルブタン、4,4′−5ec−インオク
チリデンジフェノール、4,4“−5ec−ブチリデン
ジフェノール、4−ρ−メチルフェニルフェノール、4
.4゛−メチルシクロへキシリデンフェノール、4゜4
″−イソペンチリデンフェノール、ビス(3−7リール
ー4−ヒドロキシフェニル)スルホン、4−ヒドロキシ
フェニル−3′4゛  ジメチルフェルスルホン、4−
(4−イソプロポキシフェニルスルボニル)フェノール
、ビス(2−(4−ヒドロキシフェニルヂオ)エトキシ
コメタン、p−ヒドロキシ安息香酸ヘンシル等かある。
サリチル酸誘導体としては4−ペンタデシルサリチル酸
、3,5−ジ(α−メチルベンジル)サリチル酸、3,
5−ジ(ter−オクチル)サリチル酸、5−α−(ρ
−α−メチルベンジルフェニル)エチルサリチル酸、3
−o−メチルベンジル−5−ter−オクチルサリチル
酸、5−=ll−ラブシルサリチル、4−A干シルオキ
ジ−ノン酸、4−シクロへキシルオキシサリチル酸、4
−デシルオキシサリチル酸、4−ドデシルオキシサリチ
ル酸、4−ペンタデシルオキシサリチル酸、4−オクタ
デシルオキシサリチル酸等、及びこれらの亜鉛、アルミ
ニウム、カルシウム、銅等の塩かある。これらのうちビ
スフェノール類が好ましい。
本発明には熱可融性物質を使用することが好ましく、具
体例を示せば、4−クロロペンシル−4′−メトキシフ
ェニルエーテル、4−メトキシヘンシル−4′−クロロ
フェニルエーテル、4−クロロヘンシル−4’ −エト
キシフェニルエーテル、4−エトキシヘンシル−4′−
クロロフェルエーテル、4−プロポキシヘンシル−4′
−クロロフェニルエーテル、4−クロロペンシル−2′
−プロポキシフェニルエーテル、4−ブトキシベンジル
−4′−クロロフェニルエーテル、β−ナフチルベンジ
ルエーテル、1,2−ビス−(4−メトキシフェノキシ
)プロパン、1,2゜ビス−(4−エトキシフェノキシ
)プロパン、1−(4−メトキシフェノキシ)’−2−
(4−エトキシフェノキシ)プロパン、1−(4−エト
キシフェノキシ)−2−(4−メトキシフェノキシ)プ
ロパン、1.2−ビス−(2−メトキシフェノキシ)プ
ロパン、1−(4−メトキシフェノキシ)−2−(2−
メトキシフェノキシ)プロパン、1−(4−メトキシフ
ェノキシ)−2−フェノキシプロパン、1−(4−メト
キシフェノキシ)−2−(4−メチルチオフェノキシ)
プロパン、1−(4−メトキシフェノキシ)−2−(4
−クロロフェノキシ)プロパン、1−(4−メトキシフ
ェノキシ)−2−(4−フロロフェノキシ)プロパン、
1.2−ビス−(3−メトキシフェノキシ)フェノキシ
プロパンなどの芳香族エーテル化合物、一般式(11)
で表されるアミド化合物、一般式(Ill )で表され
るウレア化合物、一般式(IV)で表される芳香環を含
む炭化水素化合物などが挙げられる。
R+    CON HR2 R3−NHCONH2(Ill) R4−(−jが−)。l((IVI (RIR:+ は置換基があってもよいフルキル基R2
は水素原子またはフェニル基、R4はアルキル基であり
、フェニル基で置換されていても良く、nは1〜5の整
数を示す。) 般式(11)〜(1v)の具体例としてはメチロールス
テアリルアミド、ステアリン酸アミド・、パルミチン酸
アミド、テトラコハク酸アミド、N−フェニルステアリ
ン酸アミド、N−フェニルパルミチン酸アミド、N−ス
テアリル尿素、N−パルミチン酸素、p−ヘンシルビフ
ェニルなどかあげられる。
本発明に係わるワックスは、融点40〜120゜Cのも
ので、パラフィンワックス、ポリエチレンワックス、カ
ルナバワックス、マイクロクリスタリンワックス、キャ
ンプリアワックス、モンタンワックスなどが挙げられる
。その中でも、パラフィンワックス、マイクロクリスタ
リンワックス、モンタンワックス、脂肪酸アミド系ワッ
クスが好ましく、特に、融点が50〜100°Cのパラ
フィンワックス、モンタンワックスが好ましい。
ワックスの使用量は、電子供与性無色染料の5〜200
重量%、好ましくは、20〜150重量%である。
次に本発明の代表的感熱発色層の製法について述へる。
電子供与性無色染料、電子受容性化合物、増感剤は、ポ
リビニールアルコール等の水溶性高分子水溶液とともに
ボールミル、サンドミル等を用い数ミクロン以下まで分
散される。増感剤は、電子供与性無色染料、電子受容性
化合物のいずれ、または両方に加え、同時に分散するか
、場合によっては予め電子供与性無色染料ないし電子受
容性化合物との共融物を作成し、分散しても良い。
これらの分散物は、分散後混合され、必要に応じ顔料、
界面活性剤、バインダー、金属石鹸、ワックス、酸化防
止剤、紫外線吸収剤等を加え感熱塗液とする。得られた
感熱塗液は、上質紙、下塗り層を有する上質紙、合成紙
、プラスチックフィルム等に塗布乾燥された後、キャレ
ンダー処理により平滑性を付与し、目的の感熱記録材料
となる。
この際、JIS−13119で規定される平滑度が50
0秒以上、特に、800秒以上の支持体を用いるのがド
ツト再現性の点から特に好ましい。平滑度か500秒以
上の支持体を得るには、■ 合成紙やプラスチックフィ
ルムのような平滑度の高いものを使用する ■ 支持体上に顔料を主成分とする下塗り層を設ブる ■ スーパーキャレンダー等を使用し支持体の平滑度を
高くする 等の手段がある。
バインダーとしては、25°Cの水に対して5重量%以
上溶解する化合物が好ましく、具体的には、ポリビニル
アルコール(カルボキシ変性、イタコン酸変性、マレイ
ン酸変性、シリカ変性等の変性ポリビニルアルコールを
含む)、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロー
ス、デンプン類(変性デンプンを含む)、ゼラチン、ア
ラビアーム、カゼイン、スチレン−無水マレイン酸共重
合体加水分解物、ポリアクリルアミド、酢酸ビニル−ポ
リアクリル酸共重合体の鹸化物等があげられる。これら
のバインダーは分散時のみならず、塗膜強度を向上させ
る目的で使用されるか、この目的に対してはスチレン・
ブタジェン共重合物、酢酸ビニル共重合物、アクリロニ
トリル・ブタジェン共重合物、アクリル酸メチル・フタ
ジエン共重合物、ポリ塩化ビニリデンのごとき合成高分
子のラデソクス系のバインダーを併用することもてきる
。また、必要に応しこれらバインダーの種類に応じて、
適当なバインダーの架橋剤を添加しても良い。
顔料としては、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、リトポ
ン、ロウ石、カオリン、シリカ、非晶質シリカなどがあ
る。
金属石鹸としては、高級脂肪酸金属塩が用いられ、ステ
アリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸
アルミニウムなどが用いられる。
更に必要に応して界面活性剤、帯電防止剤、紫外線吸収
剤、消泡剤、導電剤、蛍光染料、着色染料などを添加し
てもよい。
塗布された感熱記録材料は乾燥されキャレンダー等の処
理をほどこして使用に供される。
また、必要に応して感熱発色層の上に保護層を設けても
良い。保護層は感熱記録材料の保護層として公知の物で
あればいづれのものでも使用することができる。
さらに、必要に応じて感熱記録材料の支持体の感熱発色
層とは反対の面にバックコート層を設けても良い。バッ
クコート層は感熱記録材料のバックコート層として公知
の物であればいずれのものでも使用することができる。
以下実施例を示し本発明を具体的に説明するが、本発明
は以下実施例のみに限定されるものではない。
(実施例−1) 電子供与性無色染料として 2−7ニリノー3−メチル
−6−N−エチル−N−(3−(4−エチルフェノキシ
)プロピルコアミノフル フ=ノ電子受容性化合物とし
てビスフェノールA、熱可融性化合物としてβ−ナフチ
ルヘンシルエーテル、各々20gを1009の5%ポリ
ビニルアルコール(クラー PVA−105)水溶液と
共に一昼夜ボールミルで分散し、平均粒径を1.5μm
以下にし、各々の分散液を得た。また、炭酸カルシウム
809をヘキザメタリン酸ソーダ0.5%溶液1609
と共にホモジナイザーで分散し、顔料分散液を得た。
以上のようにして作成した各分散液を電子供同性無色染
料分散液59、電子受容性化合物分散液109、β−ナ
フチルヘンシルエーテル分散液109、炭酸カルシウム
分散液を59の割合で混合しさらに21%ステアリン酸
亜鉛エマルション39パラフインワツクス分散物(中東
油脂社製、ハイドリンD−33’7;平均融点68°C
)5gを添加して感熱塗液を得た。この感熱発色層塗布
液を坪量50q/m2の上質紙上にワイヤーバーを用い
て塗布層の乾燥重量が59/ホになるように塗布し、5
0°Cで1分間乾燥して感熱記録紙を得た。
(実施例−2) 実施例−1の平均融点68℃のパラフィンワックスの代
わりに、平均融点75°Cのパラフィンワックスの分散
物(固形分濃度30%)を用いた以外は実施例−1と同
様にして感熱記録材料を得た。
(実施例−3) 実施例−1の2−アニリノ−3−メチル−6−N−エチ
ル−N−(3−(4−エチルフェノキシ)プロピル)7
ミノフルオランの代わりに、2−アニリノ−3−メチル
−6−N−エチル−N(3−(2−エチルフェノキシ)
プロピル〕アミノフルオランを用いた以外は実施例−1
と同様にして感熱記録材料を得た (比較例−1) 実施例−1のパラフィンワックス分散物を添加しなかっ
た以外は実施例−1と同様にして感熱記録材料を得た。
(比較例−2) 実施例−1の平均融点68°Cのパラフィンワックス分
散物の代わりに、平均融点35°Cのパラフィンワック
ス分散物を用いた以外は実施例−1と同様の方法により
感熱記録材料を得た。
(比較例−3) 実施例−1の平均融点68°Cのパラフィンワ・ノクス
分散物の代わりに、平均融点150°Cのポリエチレン
分散物を用いた以外は実施例−1と同様にして感熱記録
材料を得た。
(比較例−4) 実施例−1の2−7ニリノー3−メチル−6−N−エチ
ル−N−(4−メトキシフェノキシプロピル)アミノフ
ルオランの代わりに、2−7ニリノー3−メチル−6−
ジニチルアミノフルオランを使用した以外は実施例−1
と同様にして感熱記録材料を得た。
以上のようにして得られた感熱記録紙を、キャレンダー
で表面処理し、平滑度がベック平滑度として300±5
0秒になるよう調整し、感熱記録材料を得た。
感熱記録紙の評価は以下の様に行った。
■発色濃度は京セラ製印字試験機で印字エネルギー30
mJ/mm2で印字し発色濃度をマクベス濃度計で測定
した。この値が高いほうが、感熱記録紙の感度が高い。
■耐熱性評価は、60°C30%RHで24時間放置後
の、白地部の濃度および発色濃度が1.3の印字部(京
セラ製印字試験機で印字)の濃度をマクヘス濃度計で測
定した。白地部の濃度が低く、印字部の;!l J、え
が高いものが、保存性が高い。
■耐薬品性評価は、エタノールQ、leeをスポイトで
感熱記録材料上に滴下し、カブリを目視で以下のように
評価した。
○ カブリが発生していない × カブリが発生している ■ヘッド汚れ評価は松下電子社製ファクシミリUF−9
20にCCI TTのN088チヤ一ト100枚をコピ
ーしてサーマルヘッドに付着した汚れを目視で評価して
以下の様に判断した。
O:ヘッド汚れは全く発生していない。
△:ヘッド汚れは発生しているが、 印字障害にはなっていない。
×:ヘッド汚れが激しく、印字障害を発生している。
第1表

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 電子供与性無色染料と電子受容性化合物を含有してなる
    感熱記録材料において、該電子供与性無色染料として6
    位にアリールオキシ基またはアリールチオ基で置換され
    たアルキルアミノ基を有するフルオラン誘導体を含有し
    、かつ融点40℃〜120℃のパラフィンワックスを含
    有することを特徴とする感熱記録材料。
JP2203214A 1990-07-31 1990-07-31 感熱記録材料 Pending JPH0486287A (ja)

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