JPH0479607B2 - - Google Patents

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JPH0479607B2
JPH0479607B2 JP61300544A JP30054486A JPH0479607B2 JP H0479607 B2 JPH0479607 B2 JP H0479607B2 JP 61300544 A JP61300544 A JP 61300544A JP 30054486 A JP30054486 A JP 30054486A JP H0479607 B2 JPH0479607 B2 JP H0479607B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
pulley
cutter
shaft
output shaft
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61300544A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63152909A (ja
Inventor
Kazuo Samejima
Masami Kawasaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPS63152909A publication Critical patent/JPS63152909A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、モーアの駆動装置に係り、牧草、雑
草等を刈取る作業に利用される。
(従来の技術) モーアの駆動装置として実開昭57−31232号公
報に開示されているベルト伝動形(従来例の1)
と、実開昭57−104824号公報に開示されているベ
ベルギヤ伝動形(従来例の2)である。
(発明が解決しようとする問題点) 従来例の2は、ギヤの咬合いによることから、
カツターを同期回転するのには都合が良い反面、
カツターに衝撃が作用するとこれを緩衝するのが
困難を伴う。
一方、従来例の1は、カツターに衝撃が作用す
ると、ベルトおよびプーリーの滑りでこれを緩衝
することができる反面、カツターを同期回転する
ことが困難である。
本発明は、ベルト伝動形において、カツターの
同期回転をしても支障がなく、しかも、ベルト伝
動としてタイミングベルトを使用できるようにし
て、並設されたカツターの回転軌跡をオーバーラ
ツプさせ、もつて、カツター間の未刈り部分をな
くし得るようにするとともに、全てのカツターの
衝撃をひとつのスリツプクラツチで緩衝できるよ
うにしたモーアの駆動装置を提供するのが目的で
ある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、モーアデツキ18に備えた駆動装置
機構21により、ベルト伝動手段31を介して複
数のカツター19を回転するものにおいて、次の
技術的手段を講じることで、前述目的を達成した
のである。
すなわち、本発明は、駆動機構21の出力軸2
5とカツター軸36との間にスリツプクラツチ3
7を設け、該クラツチ37を介して回転されて他
のカツター軸36を駆動するプーリー32を出力
軸25側に設け、該駆動プーリー32と他のカツ
ター軸36に設けた従動プーリー33とに亘つて
ベルト34を巻掛けているとともに、前記駆動プ
ーリー32とスリツプクラツチ37を同一軸心上
で上下に相対して配置していることを特徴とする
のである。
(作用) 本発明によれば、第1図及び第4図に示す実施
例では、駆動機構21の出力軸25からのトルク
は、スリツプクラツチ37を介して中央のカツタ
ー軸36に伝達されるとともに、同クラツチ37
を介して出力軸25側の駆動プーリー32にも伝
達され、この駆動プーリー32と、従動プーリー
33との間にわたつて巻掛けられたベルト34に
より、他のカツター軸36に伝達され、ここに、
並設された複数のカツター19が矢示A方向に回
転されて刈取り作業がなされる。
カツター19のいずれに又はいずれかひとつに
対して衝撃が作用すると、ピークトルクはひとつ
のスリツプクラツチ37によつてカツトされ、こ
こに、タイミングベルトの使用が可能とされ、各
カツター19の回転軌跡Bを第4図の符号Lの如
くオーバーラツプさせて同期回転できる。
本発明の第5図、第6図に示す実施例では、駆
動機構21の出力軸25からのトルクはスリツプ
クラツチ37を介して駆動プーリー32に伝達さ
れ、ベルト34によりカツター軸36が回転され
ることになる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳述す
る。
第3図及び第4図において、前輪1と後輪2と
を有するトラクタ3は、クラツチハウジング4を
有するエンジン5と、クラツチハウジング4のク
ラツチ出力軸6にて伝動されるミツシヨンを内蔵
した伝動ケース7とを前後に離間して有し、エン
ジン5と伝動ケース7とは左右一対のフレーム8
で互いに連結されている。
フレーム8の前端側下面に、支筒9を介して前
車軸ケース10がセンターピボツドされ、支筒9
内にはPTO軸11が回転自在に支持され、エン
ジン5のクランク軸の動力をベルト伝動手段12
を介して伝達可能としている。
前輪1と後輪2との間に、吊下げリンク機構1
3を介してモーア14が配置され、このモーア1
4は牽引手段15により牽引可能とされ、前側に
は中央部と左右にリミツトゲージ輪16を有し、
後側には左右一対の接地輪17を有している。
更に、モーア14のデツキ18は大面が開口さ
れた箱形で、このデツキ18には第4図の矢示A
方向に回転される複数のカツター19を縦軸回り
に回転自在として有し、刈草はデツキ18の一側
端の放出口20から放出可能としている。
モーアデツキ18の左右及び前後の略中央部に
は駆動機構21が取付けられ、この駆動機構21
は、第1図及び第2図で示す如く、ベベルギヤ機
構22を内蔵した伝動ケース23をデツキ18上
に固定させ、入力軸24と出力軸25とをベベル
ギヤ機構22に連結しており、入力軸24と
PTO軸11とを自在接手軸26で連動連結して
いる。
入力軸24は伝動ケース23に水平軸心回りに
回転可能として軸受27で支持され、出力軸25
は鉛直軸心回りに回転可能として軸受28で支持
され、モーアデツキ18を貫通して下方に延びて
いる。
モーアデツキ18下面には、区画壁29が取付
けられ、デツキ18の下面と区画壁29とで伝動
空間30が形成され、この伝動空間30にベルト
伝動手段31が内蔵されている。
ベルト伝動手段31は駆動プーリー32と従動
プーリー33とを備え、各プーリー32,33に
無端状のベルト34巻掛けるとともに、第4図に
示す如くテンシヨン機構35を有している。
なお、プーリー32,33はV溝プーリーであ
るが、周方向間隔をおいて突起を有し、この突起
に係合する孔をベルトに形成したタイミングベル
トにしてもよい。
従動プーリー33は第2図で示す如くカツター
軸36に取付けられ、駆動プーリー32は第1
図、第2図で示す如く出力軸25にスリツプクラ
ツチ37を介して取付けられている。
スリツプクラツチ37は第1で示す如く、出力
軸25の下端にライニング38を外周円上に画面
に有するデイスク39をキー又はスプラインで套
嵌して取付け、該デイスク39のライニング38
をバネ40の弾性力によつてプレツシヤプレート
41で受圧デイスク42に押付けてなる。
プレツシヤプレート41は駆動プーリー32に
一体として形成され、駆動プーリー32にバネ収
容筒43を周方向等間隔で形成し、このバネ収容
筒43に座板44とナツト45を有するロツド4
6を摺動自在に挿通して該ロツド46に巻回させ
たバネ40の弾性力をプレツシヤプレート41に
作用させるようにしてあり、ロツド46の下端は
受圧デイスク42に摺動自在に挿通され、ナツト
47によつて抜止めされている。
ここに、駆動プーリー32とスリツプクラツチ
37は駆動機構21の出力軸25側に同一軸心上
でかつ上下に相対して配置されていることにな
る。
なお、バネ40の弾性力はナツト45,47に
よつて強弱調整自在とされている。
受圧デイスク42は出力軸25の軸心延長上に
配置したカツター軸36の上端にキー又はスプラ
インで取付けられ、各カツター軸36は区画壁2
9に取付けた軸受ケース48に、軸受49によつ
て回転自在に支持され、各カツター軸36の下端
にはブレード50がボルト51で取着されてここ
に、カツター19を構成している。
ブレード50は第2図で示す如く起風板52を
折曲形成しており、各ブレード50のうち左右に
て隣合う回転軌跡Bは第4図の符号Lの如くオー
バーラツプされている。
なお、カツター19は図示のブレード50の
他、デイスク形でも、樹脂ヒモよりなるブツシユ
カツターでもよい。
第5図及び第6図の実施例は、カツター19の
2個を左右に並設した所謂2連モーアであり、駆
動プーリー32はその外周に上下2段の溝32A
を有し、この各溝32Aとカツター軸上の従動プ
ーリー33とにわたつてベルト34を巻掛け、受
圧デイスク42は区画壁29に取付けられてい
る。
この第5図、第6図の実施例においてもスリツ
プクラツチ37を介してプーリー32,33を回
転させ、しかも、駆動機構21の出力軸25側
に、スリツプクラツチ37とプーリー32とを同
軸心上でかつ上下に相対して配置している。
なお、上述の図示例では駆動機構21をモーア
デツキ18の左右中央部に配置しているが、駆動
機構21はデツキ18の左右いずれかに配置した
ものでもよい。
また、モーア14はトラクタ装着形でミツドマ
ウントで例示しているが、フロントマウント、リ
ヤーマウントであつてもよく、更には歩行形であ
つてもよい。
(発明の効果) 本発明によれば、駆動機構21の出力軸25と
カツター軸36との間にスリツプクラツチ37を
設け、該クラツチ37を介して回転されて他のカ
ツター軸36を駆動する駆動プーリー32を出力
軸25側に設け、該駆動プーリー32と他のカツ
ター軸36に設けた従動プーリー33とに亘つて
ベルト34を巻掛けているので、いずれのカツタ
ー19に衝撃が作用しても、ひとつのスリツプク
ラツチ37で衝撃力をカツトできて構造が簡単で
部品点数も少なくて済む。
このように、衝撃力をカツトできることから、
タイミングベルトの使用が可能となり、これによ
つてカツター19の回転軌跡Bをオーパーラツプ
Lすることができ、刈残しを少なくすることがで
きる。
また、ベルトとしてVベルトを使用したときに
は、ベルトの痛みを少なくできる。
更に、駆動プーリー32とスリツプクラツチ3
7とは出力側において同一軸心上にかつ上下に相
対して配置していることから、スリツプクラツチ
を入力軸24のジヨイント部に設けるものに比
べ、高さを低くでき、この結果としてミツドマウ
ントのときには地上すきまを大とできる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は要部の
立面断面図、第2図は第4図C−C線断面図、第
3図はトラクタに装着した側面図、第4図は同じ
く平面図、第5図は第2実施例の立面断面図、第
6図は同じく平明図である。 18……モーアデツキ、19……カツター、2
1……駆動機構、31……ベルト伝動手段、25
……出力軸、32……駆動プーリー、33……従
動プーリー、36……カツター軸、37……スリ
ツプクラツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 モーアデツキ18に備えた駆動機構21によ
    り、ベルト伝動手段31を介して複数のカツター
    19を回転するモーアの駆動装置において、 前記駆動機構21の出力軸25とカツター軸3
    6との間にスリツプクラツチ37を設け、該クラ
    ツチ37を介して回転されて他のカツター軸36
    を駆動する駆動プーリー32を出力軸25側に設
    け、該駆動プーリー32と他のカツター軸36に
    設けた従動プーリー33とに亘つてベルト34を
    巻掛けているとともに、前記駆動プーリー32と
    スリツプクラツチ37を同一軸心上で上下に相対
    して配置していることを特徴とするモーアの駆動
    装置。
JP30054486A 1986-12-16 1986-12-16 モ−アの駆動装置 Granted JPS63152909A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30054486A JPS63152909A (ja) 1986-12-16 1986-12-16 モ−アの駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30054486A JPS63152909A (ja) 1986-12-16 1986-12-16 モ−アの駆動装置

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Publication Number Publication Date
JPS63152909A JPS63152909A (ja) 1988-06-25
JPH0479607B2 true JPH0479607B2 (ja) 1992-12-16

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JP30054486A Granted JPS63152909A (ja) 1986-12-16 1986-12-16 モ−アの駆動装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61158120U (ja) * 1985-03-22 1986-10-01

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