JPH0479545B2 - - Google Patents

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JPH0479545B2
JPH0479545B2 JP59168966A JP16896684A JPH0479545B2 JP H0479545 B2 JPH0479545 B2 JP H0479545B2 JP 59168966 A JP59168966 A JP 59168966A JP 16896684 A JP16896684 A JP 16896684A JP H0479545 B2 JPH0479545 B2 JP H0479545B2
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delay
pulse
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Shigeru Yaeda
Toshiaki Misono
Naoaki Narumi
Hideo Kodama
Koji Ishikawa
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は例えばIC試験装置に用いられ、各
種周期及び位相をもつタイミング信号を発生する
タイミング発生装置に関する。
「従来技術」 従来のこの種のタイミング発生装置は第1図に
示すように周期発生部11において設定された周
期データと対応して周期発生器12から、端子1
3の基準クロツク(第2図CK)の周期Tのm倍
(mは正整数)を周期とするパルスA1と、周期T
のp倍(pはmより小さい正整数)を周期とする
パルスA2とを出力する。第2図では設定された
周期TAが8.5Tの場合でパルスA1の周期mTは8T
と9Tとを交互にとり、パルスA2の周期pTは2T
である。周期発生器12では更に周期Tよりも小
さい遅延量を示す微小周期データRDを、前記設
定周期データの周期T以下の重みの下位データ
と、パルスA1の発生状態とに応じて出力する。
なお周期発生器11より出力されるパルスA1
微小周期データRDとは一般的に次のように表さ
れる。つまりこのタイミング発生装置から発生さ
れるタイミングパルスの第1番目から第i+1番
目(iは1以上の整数)までの前記設定周期の総
和を周期Tで割つた値M1の整数部から、前記タ
イムングパルスの第1番目から第i番目までの前
記設定周期の総和(i=1の時はゼロとする)を
Tで割つた値M2の整数部を引いた値にTを掛算
した値が前記パルスA1の周期であり、前記M2
小数部が前記微小データである。
パルスA1,A2及び微小周期データRDは微小遅
延回路14に入力されて、パルスA1,A2の一部
に微小周期データRDに応じて周期T以下の遅延
が与えられ、それぞれパルスB1,B2として出力
される。第2図の例ではパルスA1はその一つお
きのものがT/2だけ遅延され、そのパルスから次
のパルスA1までのすべてのパルスA2はT/2だけ
遅延される。従つてパルスB1の周期はこの例で
は8.5Tとなる。
パルスB1,B2は遅延発生部15の粗遅延器1
6に入力される。粗遅延器16には遅延設定器1
7に設定された遅延データCD中の上位の遅延デ
ータCDLが入力され、このデータに応じてパル
スB2を単位としてパルスB1が遅延され、パルス
Eとして出力される。第2図ではパルスEは4T
遅延された場合を示している。このパルスEは微
小遅延回路18に入力され、遅延設定器17の設
定遅延データCD中の下位の遅延データCDHに応
じた遅延が与えられ、パルスFとして出力され
る。
周期発生器12は第3図に示すように構成され
ていた。即ち周期設定器21に発生すべき周期を
示す周期データが設定される。周期データ中の周
期T以上の重みをもつビツト数をn1、T未満の重
みのビツト数をn2とする。第3図ではn1=5、n2
=2の場合で各ビツトの重みを図に示した。この
例では発生すべき周期からTを減算した値を周期
設定器21に設定する。第2図の例では発生すべ
き周期は8.5Tであり、これに対応して第3図に
示すように0011110が設定される。
セツトリセツト形フリツプフロツプ22、n2
ツトのD形フリツプフロツプ23は端子24の初
期化信号iNiTにより予めリセツトされてある。
端子25に第4図に示すように起動信号START
が与えられると、フリツプフロツプ22はセツト
されてそのQ内力G1は第4図に示すように高レ
ベルになり、出力GIによりゲート26,27が
開かれる。また起動信号STARTはORゲート2
8に与えられ、その出力S6によりゲート29が開
かれ、ゲート29より端子13の基準クロツク
CKの一つがパルスA1として出力される。また
ORゲート28の出力S6はn1ビツトのダウンカウ
ンタ31のロード端子LOに入力され、その信号
S6が与えられている状態における基準クロツク
CKの立下りで周期設定器21の上位ビツトn1
プリセツトされ、カウンタ31の計数内容D1
第4図に示すようにこの例では7が出力される。
その後カウンタ31はクロツクCKごとにその立
下りでダウンカウントされる。
ORゲート28の出力S6は微分回路の32にも
供給され、微分回路32の出力S7によりカウンタ
33がクリアされ、その出力D4は0となる。カ
ウンタ33はパルスA2の周期をTのp倍にする
ためのものであり、この例ではp=2であつてカ
ウンタ33が基準クロツクCKを2個計数するご
とにANDゲート34から幅Tの信号S8を出力す
る。この信号S8はゲート27に与えられ、信号
G1,S8、クロツクCKの一致出力がパルスA2とし
て得られる。
周期設定器21の設定周期データ中のn2の下位
ビツトはn2ビツト加算器35に与えられ、フリツ
プフロツプ23の出力と加算され、その加算出力
はフリツプフロツプ23のデータ端子D0,D1
供給される。この例ではn2=2であり、加算器3
5は2ビツト加算器である。加算器35の桁上げ
出力C1はゲート36に反転して与えられ、ゲー
ト37に反転することなく与えられる。初期状態
でフリツプフロツプ23はリセツトされ、その出
力は0であり、従つて桁上げ出力C1は0でゲー
ト36が開かれている。また加算器35の2ビツ
ト出力中の上位ビツト出力d2は、この例では設定
周期データの下位2ビツトが1、0であるから高
レベルとなつている。フリツプフロツプ23はゲ
ート26の出力S5の立下りで加算器35の出力を
取込み、出力を周期発生器12の微小周期データ
RDとして出力する。フリツプフロツプ23及び
加算器35は累積加算回路を構成している。
この例ではダウンカウンタ31がクロツクCK
を7個計数して計数値D1が0になると、ゼロ検
出回路38から出力S1が生じ、これがゲート36
を通過し、信号S2として更にORゲート39を通
じてゲート26へ与えられ、その出力S5がORゲ
ート28に供給されるため、ゲート29からクロ
ツクCKの1個が8T離れてパルスA1として出力
され、また微分回路32から出力が生じカウンタ
33がクリアされ、かつダウンカウンタ31に設
定周期データがプリセツトされる。ゲート26の
出力S5の立下りでフリツプフロツプ23は加算器
35を出力の取込み、フリツプフロツプ23の出
力はd3=1、d4=0となり、その上位ビツト出力
d3は高レベルになり、このため加算器35の出力
は0、0となると共に桁上げ出力C1が高レベル
になり、また加算器35の出力d2は低レベルにな
る。
この状態で同様のことが行われるが、次のダウ
ンカウンタ31がゼロになつた時にその検出回路
38の出力S1はゲート37を通過し、出力S3が生
じ、これが次のクロツクCKによりD形フリツプ
フロツプ41な取込まれ、その出力S4がゲート2
6へ供給され、よつて前述と同様にゲート29か
らパルスA1が生じるが、このパルスA1は先のパ
ルスA1から9Tである。またフリツプフロツプ2
3に対する取込みが行われ、その出力d3は低レベ
ルになり、この結果加算器35の出力d2は高レベ
ルになり初期状態に戻る。従つて同様のことが繰
返され、パルスA1の周期は8Tと9Tとを繰返し、
パルスA2の同期は2Tとなり、微小周期データ
RDはd3=0、d4=0(0T)とd3=1、d4=0
(0.5T)とを8T、9Tの周期で繰返す。
第1図中の微小遅延回路14は例えば第5図に
示すように構成される。周期発生器12からのパ
ルスA1,A2はそれぞれ遅延回路42,43を通
じて第6図に示すようにパルスA′1,A′2とされて
それぞれゲート44及び45,46及び47へ供
給される。遅延回路42,43の遅延量は同一で
あり、この遅延によりパルスA′1の前に微小周期
データRDが変化するようにされる。パルスA1
周期が8Tの間は微小周期データRDはd3=0でゲ
ート44,46が開、ゲート45,47が閉であ
り、ゲート44,46の出力はそれぞれORゲー
ト48,49を通じてゲート51及び52,53
及び54へ供給され、ゲート51,53の出力は
ORゲート55,56へそれぞれ供給される。前
記例ではデータd4は常に0であり、ゲート51,
53は常に開、ゲート52,54は常に閉となつ
ている。よつてd3=0の間パルスA′1及びA′2はそ
れぞれゲート44,48,51,55及び46,
49,53,56を通じてパルスB1及びB2とし
て出力される。パルスA1の周期9Tの間はd3=1、
d4=0であるからゲート44,46は閉、ゲート
45,47は開となり、パルスA1,A2はそれぞ
れゲート45,47を通じてT/2遅延回路57,
58へ供給され、それぞれ1/2遅延され、ゲート
48,51,55を通じ、またゲート49,5
3,56を通じてパルスB1,B2として出力され
る。この時のパルスB1は先のパルスB1に対し
8.5T遅れている。次のパルスA1はゲート44を
通過する。以下同様のことが繰返され、パルス
B1の周期は8.5Tとなる。
なおゲート52,54の出力はそれぞれT/4の
遅延を与える遅延回路61,62を通じてORゲ
ート55,56に供給される。
第1図中の粗遅延器16の一例を第7図に示
す。カウンタ63はパルスB1によりクリアされ、
パルスB2は遅延回路64で遅延され、第8図に
示すようにパルスB′2としてカウンタ63で計数
され、つまりカウンタ63はクリアされた後に計
数を開始する。遅延設定器17からの上位データ
CDLは、この例ではb1、b2、b3、b4の4ビツトで
あり、かつ図では4Tの遅延を示し、b3のみが
“1”で他は“0”である。このデータCDLとカ
ウンタ63の計数値D5とが一致検出回路65で
比較され、第8図に示すように計数値D5が2に
なると一致検出回路65から出力S9が生じ、これ
によりゲート66が開かれ、その間に生じるパル
スB′2が遅延パルスEとして出力される。
第1図中の微小遅延回路18は例えば第9図に
示すように構成される。遅延設定器17に設定さ
れる遅延データ中の下位ビツトである微小遅延デ
ータは3ビツトb5、b6、b7よりなり、これらビツ
トb5、b6、b7によりそれぞれゲート67及び6
8,71及び72,73及び74が逆に開閉制御
される。遅延パルスEはゲート67,68へ供給
され、ゲート67,71,73の各出力はそれぞ
れORゲート75,76,77へ供給され、ゲー
ト68,72,74の各出力はそれぞれT遅延回
路78、T/2遅延回路79、T/4遅延回路81を
通じそれぞれROゲート75,76,77へ供給
される。ORゲート75の出力はゲート71,7
2へ供給され、ORゲート76の出力はゲート7
3,74へ供給される。微小遅延データCDHが
T/2遅延である場合はb5=0、b6=1、b7=0で
あり、ゲート67,72,73が開となり、ゲー
ト68,71,74は閉となり、パルスEはゲー
ト67,75,72,T/2遅延回路79、ゲート
76,73,77を通じて第8図に示すように
0.5Tだけ遅延されてパルスFとして出力される。
第8図中のパルスE,Fにおける点線で示すもの
は設定遅延量が0の場合に生じるパルス位置を示
す。
「従来技術の問題点」 以上述べたように従来のタイミング発生装置に
おいては周期発生部11において微小遅延回路1
4を用い、遅延発生部15においても微小遅延回
路18を用いており、各種の周期や位相のタイミ
ングをその変化単位を小さな値で発生するには、
つまり分解能上げるには微小遅延回路14,18
の各遅延切替段数を多くする必要があり、粗遅延
器16での遅延単位が基準クロツク周期Tの整数
倍、前記例では2Tであるため、微小遅延回路1
8における遅延切替段数は微小遅延回路14より
多くなる。微小遅延回路14,18においてT遅
延回路、T/2遅延回路、T/4遅延回路などの各遅
延量を、温度変化など環境変化や経年変化に影響
されることなく正確に維持することは困難であつ
た。
「発明の概要」 この発明の目的は周囲、位相を高い分解能で発
生でき、比較的簡単な構成で精度を悪化する要因
が少なく、高い精度を期待できるタイミング発生
装置を提供することにある。
この発明によれば、従来と同様構成の周期発生
器が用いられ、これより設定周期に応じてmT周
期のパルスと、周期Tよりも小さい微小周期デー
タとが出力され、その出力パルスでカウンタによ
る粗遅延器が初期化され、この粗遅延器は基準ク
ロツクを計数し、設定遅延量のうちの周期Tより
も大きい重みのデータに応じて、上記周期発生器
からの出力パルスに対してnT遅れた遅延パルス
を発生し、上記設定遅延量のうちの周期より小さ
い重みのデータ(微小遅延データ)と、上記周期
発生器よりの上記微小周期データとが加算器で加
算され、その加算に対応した遅延が微小遅延回路
で上記遅延パルスに対して与えられて出力タイミ
ングパルスを得る。
「実施例」 第10図はこの発明の実施例を示し、第1図と
対応する部分には同一符号を付けてある。周期発
生器12が用いられ、これは第1図中のもの、第
3図に示したもと同一のものを用いることができ
るが、この発明ではその出力中のパルスA1及び
微小周期データRDのみが用いられる。このパル
スA1はカウンタを用いる粗遅延器16で遅延設
定器17の上位遅延データCDLに応じて遅延さ
れる。この場合の発明ではパルスA1を基準とし
て端子13の基準クロツクを計数することにより
行われ、パルスA1に対しmT(mは0を含む正整
数)だけ遅延されたパルスB3を得る。このため
遅延設定器17から粗遅延器16に与える上位の
遅延データCDLは重みがT以上のデータである。
遅延設定器17の微小遅延データCDH、即ち
重みがTより小さいデータと、周期発生器12か
らの微小周期データRDとが加算器83で加算さ
れる。その加算器83の加算出力に応じて粗遅延
器16の遅延パルスB3が微小遅延部84で遅延
される。微小遅延部84では加算器83から桁上
げ出力C3が生じると、単位遅延回路85で遅延
パルスB3が1Tだけ遅延されて微小遅延回路18
へ供給され、桁上げ出力C3がない場合は遅延パ
ルスB3は単位遅延回路85を遅延されることな
く通過して微小遅延回路18へ供給される。微小
遅延回路18は第9図に示したと同様の構成であ
り、加算器83の加算出力TDにより遅延量が制
御される。ただし粗遅延器16で基準クロツク周
期Tを単位とした遅延が行われ、加算出力は周期
T以下の遅延を与えるものであり、微小遅延回路
18は第9図の重みがTのビツトb5にる遅延切替
段、つまりゲート67,68,75、遅延回路7
8が省略され、単位遅延回路85の出力Gがゲー
ト71,72に供給される構成となる。
第11図に粗遅延器16及び単位遅延回路85
の具体例を示す。粗遅延器16は第7図とほぼ同
様の構成であるが、そのカウンタ63のクロツク
端子には端子13からの基準クロツクCKが供給
され、またパルスA1は遅延回路86を通じてパ
ルスA1のパルス幅程度遅延されてカウンタ63
のクリア端子にパルスA′1として供給される。カ
ウンタ63の計数値D6と遅延データの上位ビツ
トb1〜b5は一致検出回路65で比較され、一致す
るとこの出力は単位遅延回路85内のゲート8
7,88へ供給され、第10図中の加算器83の
桁上げ出力C3がない場合はゲート87が開かれ、
桁上げ出力C3がある場合はゲート88が開かれ
る。ゲート87の出力はORゲート89を通じて
ゲート66へ供給され、ゲート88の出力はD形
フリツプフロツプ91へ供給され、フリツプフロ
ツプ91は端子13の基準クロツクでゲート88
の出力を取込む。フリツプフロツプ91の出力は
ORゲート89へ供給される。ゲート66には基
準クロツクCKが与えられている。
第12図は従来技術の説明におけると同様に設
定周期を8.5T、設定遅延量を4.5Tとした場合の
この実施例の動作例を示す。第10図において基
準クロツクCKが周期発生器12へ供給され、第
3図の場合と同様に動作して周期8T、9Tを交互
に繰返すパルスA1が出力され、また微小周期デ
ータRDが周期8Tでd3=0、d4=0(0T)周期9T
でd3=1、d4=0(0.5T)が出力される。パルス
A1が遅延回路86で遅延され、パルスA′1とさ
れ、このパルスA′1によりカウンタ63がクリア
され、そのカウンタ63は0から基準クロツク
CKの計数を開始する。その計数値D6が4になる
と設定遅延量の上位データCDL(b1=0、b2=0、
b3=1、b4=0、b5=0)との一致が一致検出回
路65で検出され、遅延パルスB3を出力する。
加算器83で設定遅延量の下位データ、即ち微
小遅延データCDH(b6=1、b7=0)と周期発生
器12からの微小周期データRDと加算され、そ
の加算出力TDはパルスA1の8Tの周期はd5=1、
d6=0、9Tの周期はd5=0、d6=0となり、桁
上げ出力C3は8Tの期間は0、9Tの期間は1とな
る。よつてパルスA1の8T期間では遅延パルスB3
はゲート87,89を通じてゲート66にパルス
S11として与えられる。パルスS11によりゲート6
6が開いた時に基準クロツクCKがパルスGとし
て出力される。パルスA1の9Tの期間では遅延パ
ルスB3はゲート88を通り、D形フリツプフロ
ツプ91で周期Tだけ遅延され、パルスS11とし
てゲート66を開く。よつてパルスGはパルス
A1を一つ置きに5Tと6T遅延したものとなり、周
期は9Tとなる。
このパルスGは微小遅延回路18において加算
器83の出力TDにより遅延されるが、この出力
TDは先に述べたようにd5=1、d6=0とd5=0、
d6=6とを交互に繰返すためパルスGは一つおき
に0.5T遅延され、微小遅延回路18の出力パル
スHの周期は8.5Tとなる。
設定遅延量をゼロ、つまりb1〜b7をすべて0に
し、設定周期を8.5Tとすると、第12図におい
て下3行の( )を付けて示すように加算器83
の出力(TD)はd5=0、d=60とd5=1、d6
0とが繰返され、パルスGは各パルスA1をT遅
延したものとなり、パルスGは微小遅延回路18
で一つおきに0.5T遅延され、パルスHとなり、
8.5T周期のパルスとなる。このパルスHに対し
パルスHは4.5T遅延されており、目的とするも
のが得られていることが理解される。
つまり周期発生器12及び微小遅延回路18に
より第1図に示した従来技術における周期発生部
11の動作を行い、設定遅延量の遅延を粗遅延器
16と微小遅延回路18とで行い、微小遅延回路
18を周期発生、遅延設定の両者に用いるために
加算器83で微小周期データRDと微小遅延デー
タCDHとを加算し、その出力で微小遅延回路1
8を制御し、さつその加算の際の桁上げを単位遅
延回路85で行つている。この単位遅延回路85
も微小遅延回路18内のT遅延回路をもつ1段の
遅延切替段として構成してもよい。周期発生器1
2ではその設定周期によりパルスA1は前記例の
ように異なる周期を交互に発生する場合もあり、
或は複数回に1回異なる周期を発生する場合や、
常に一定周期を発生する場合など各種の場合があ
ることは、第3図に示す具体例から容易に理解さ
れよう。
「効果」 以上述べたようにこの発明によれば、第1図に
示した従来のタイミング発生装置と比較して微小
遅延回路は一つで済み、それだけ不安定要素が少
なく、安定度の高い、従つて高い精度のものを得
ることができる。しかもその微小遅延回路も従来
のものではその一つとして2T以下の遅延制御を
必要としたが、この発明装置ではT以下の遅延制
御を行えばよく、それだけ遅延切替段数が少なく
て済み、この点からも安定性がよいものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のタイミング発生装置を示すブロ
ツク図、第2図はその動作例を示すタイムチヤー
ト、第3図は第1図中の周期発生器12の具体例
を示す論理回路図、第4図はその動作の説明に供
するためのタイムチヤート、第5図は第1図中の
微小遅延回路14の一例を示す論理回路図、第6
図は第5図の動作例を示すタイムチヤート、第7
図は第1図中の粗遅延器16の具体例を示す論理
回路図、第8図はその動作例を示すタイムチヤー
ト、第9図は第1図中の微小遅延回路18の具体
例を示す論理回路図、第10図はこの発明による
タイミング発生装置の一例を示すブロツク図、第
11図は第10図中の粗遅延器16及び単位遅延
回路85の具体例を示す論理回路図、第12図は
この発明の動作例を示すタイムチヤートである。 12:周期発生器、13:基準クロツク入力端
子、16:粗遅延器、17:遅延設定器、18:
微小遅延回路、21:周期設定器、31:ダウン
カウンタ、63:カウンタ、65:一致検出回
路、83:加算器、84:微小遅延手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 設定された周期及び遅延量をもつタイミング
    パルスを発生するタイミング発生装置において、 発生すべき周期が設定され、かつ周期Tの基準
    クロツクが入力され、出力パルスと微小周期デー
    タとを出力するものであつて、上記出力パルスの
    周期は、上記タイミングパルスの第1番目から第
    i+1番目(iは1以上の整数)までの上記設定
    周期の総和を上記Tで割つた値M1の整数部から、
    上記タイミングパルスの第1番目から第i番目ま
    での上記設定周期の総和(i=1の時はゼロとす
    る)を上記Tで割つた値M2の整数部を引いた値
    に上記Tを掛算した値であり、上記微小周期デー
    タは上記M2の小数部である周期発生器と、 その周期発生器からの上記出力パルスにより初
    期化され、上記周知Tの基準クロツクを計数し、
    設定された遅延量のうち上記周期Tよりも大きい
    重みのデータに応じて上記周波発生器からの出力
    パルスに対しnT(nは0を含む正整数)遅れた遅
    延パルスを出力する粗遅延器と、 上記設定された遅延量のうち上記周期Tよりも
    小さい重みのデータと上記周期発生器からの上記
    微小周期データとを加算する加算器と、 その加算器の加算値と対応した遅延を上記粗遅
    延器からの遅延パルスに与える微小遅延手段とを
    具備するタイミング発生装置。
JP59168966A 1984-08-13 1984-08-13 タイミング発生装置 Granted JPS6147573A (ja)

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