JPH0547128B2 - - Google Patents

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JPH0547128B2
JPH0547128B2 JP61142333A JP14233386A JPH0547128B2 JP H0547128 B2 JPH0547128 B2 JP H0547128B2 JP 61142333 A JP61142333 A JP 61142333A JP 14233386 A JP14233386 A JP 14233386A JP H0547128 B2 JPH0547128 B2 JP H0547128B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
time
circuit
oscillation
output
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61142333A
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English (en)
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JPS62298215A (ja
Inventor
Masaru Katagiri
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はリング発振回路に関し、特に集積回路
自身の性能をテストするためのリング発振回路に
関する。
〔従来の技術〕
一般に、集積回路の性能は、その集積回路を構
成する基本ゲートの速度によつて決まる。基本ゲ
ート1段の速度を直接測定するのは難かしいの
で、速度の測定手段としてリング発振器が広く用
いられている。周知のように、リング発振器は
NANDゲートを環状に奇数段接続したもので、
全てのゲート出力から同一周期の発振信号が得ら
れる。
n(nは3、5、7……)段のNANDゲートか
らなるリング発振器の場合、発振信号の周期Tと
ゲート1段あたりの速度tpdとの関係は(1)式のよ
うに与えられる。
tpd=T/2n……(1) 従つて、リング発振器の周期を測定することに
よつて、ゲート1段あたりの速度を算出できる。
多量の集積回路素子(以下、LSIと称す)が使
用される論理装置等においては、要求性能を満足
させるために、同一性能のLSIが必要となる。そ
のため、LSIの速度選別が行われ、その手段とし
てLSIに内蔵させたリング発振器が使われるのが
普通である。
速度選別はリング発振器の周波数あるいは周期
を前者はカウンタで、後者はオシロスコープ等で
測定し、測定値と選別規格との大小比較をするこ
とによつて行われる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来のリング発振回路は、LSIに内蔵
したリング発振器で速度選別を行う時、発振周波
数あるいは発振周期の測定を行う設備と非常に多
くの測定工数を要するという問題点がある。
本発明の目的は、特別な設備を要せず簡単に速
度選別ができるリング発振回路を提供することに
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明のリング発振回路は、少くとも奇数個の
複数のNANDゲートを縦続接続して閉回路を形
成し該閉回路を形成するいずれか1個のNAND
ゲートから一定周期の発振信号を出力しかつ前記
閉回路を形成するいずれか1個のNANDゲート
に発振の停止及び開始を制御する選別信号を入力
する電子回路と、前記閉回路の1段分の遅延時間
に相当する時間前記選別信号を遅延した遅延信号
を出力する遅延回路と、前記遅延信号と前記選別
信号を入力したNANDゲートの出力パルス幅と
比較して該比較結果に応じた比較信号を出力する
比較回路とを含んで構成される。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
第1図は本発明の一実施例のブロツク図であ
る。
第1図において、1は一定周期の発振信号を出
力する電子回路で奇数個(実施例はn=5)の
NANDゲート11〜15で構成される。2は遅
延回路としてのNANDゲート、3は比較回路と
しての排他的論理和ゲートである。22は電子回
路1の発振信号、21は選別規格を与える選別信
号、23は遅延信号、24は比較信号である。
通常、発振信号22の低レベル(以下、“0”
と称す)及び高レベル(以下、“1”と称す)の
デユーテイ比は1:1なので、発振周期の大小を
判断するためには一方のレベル、即ち、発振周期
の1/2に着目すればよい。本実施例では、発振信
号の“0”に着目することとし、その着目信号と
選別信号21との比較によつて速度選別を行う。
次に、第2図及び第3図は第1図に示す実施例
の動作を説明するためのタイム図である。
以下に、第1図の実施例の動作について第2図
及び第3図を参照して説明する。なお、以下の説
明では、選別信号21の周期をTとし、このうち
“1”の期間をT1、“0”の期間をT0とする。又、
使われているNANDゲートの1段あたりの速度、
即ち、遅延時間tpdは全て等しいものとする。
先ず、第2図に示すように、電子回路1から出
力される発振信号22の“0”の時間(=5tpd)
が、選別信号21の“1”の時間(=8tpd)より
小さい場合の動作について説明する。
電子回路1のNANDゲート11の出力は、選
別信号21と最終段のNANDゲート15の出力
(発振信号22)によつて決まるが、選別信号2
1が“0”の時には“1”固定となり2段目以降
のNANDゲート12〜15の出力も“0”ある
いは“1”に固定され発振停止状態となる。
続いて、選別信号21が時間t0に“0”から”
1”に変化すると、NANDゲート11の出力も
時間t1に“1”から“0”に反転する。その結
果、2段目以降のNANDゲート12〜15の出
力も速度tpdの整数倍の時間経過後の時間t2〜t5
に“0”から“1”あるいは“1”から“0”に
それぞれ反転する。
この時、NANDゲート15の出力は選別信号
21が“0”から“1”に変化してから5tpd後の
時間t5に“1”から“0”になり、選別信号21
自身は5tpd経過後も“1”を保持していることか
ら、NANDゲート11の出力は時間t6に“0”
から“1”に変化する。上記と同様に、NAND
ゲート11の出力レベルの時間t6における変化は
第2段目以降のNANDゲート12〜15に伝播
し、時間t7〜t10にそれぞれのNANDゲート12
〜15の出力レベルが反転する。
しかし、NANDゲート15の出力が時間t10
“0”から“1”に変化しても、この時点におけ
る選別信号21のレベルが“0”なので、
NANDゲート11の出力は“1”を保持したま
まである。
一方、NANDゲート2の出力は選別信号21
をゲート1段分だけ遅延させた遅延信号23なの
で、選別信号21時間t0あるいは時間t8で変化す
ると、tpd経過後の時間t1あるいは時間t9
NANDゲート2の出力も変化する。
排他的論理和ゲート3はNANDゲート2と
NANDゲート11の出力との排他的論理和をと
り、両者のレベルが一致しない時にその出力の比
較信号24が“1”となる。
第2図に示す場合は、時間t6からt9の期間中、
NANDゲート2とNANDゲート11の出力レベ
ルが一致しないので、時間t6からt9の期間を排他
的論理和ゲート3の遅延時間分だけ遅らせた時間
t7からt10の期間比較信号24が“1”となる。時
間t10を経過すると各NANDゲートの出力レベル
は変化せず、この状態は選別信号21が次に
“0”から“1”に変化するまで続く。
次に、第3図に示すように、電子回路1から出
力される発振信号22の“0”の時間と選別信号
21の“1”の時間が等しい(=5tpd)場合につ
いて説明する。
第3図と第2図との違いは、時間t6における
NANDゲート11の出力反転(“0”から“1”)
時期にある。第2図においては、NANDゲート
2の出力の遅延信号23が“0”から“1”に反
転する時間t9以前の時間t6にNANDゲート11の
出力が反転しているが、第3図では、同じ時間t6
に反転している。
これは、NANDゲート11に入力される選別
信号21とNANDゲート15の出力との時間関
係の差によるものである。即ち、第2図では時間
t5におけるNANDゲート15の出力の反転が選
別信号21の反転時期の時間t8より早いが、第3
図では両信号の反転が同一時間になつている。時
間t6におけるNANDゲート11の出力反転は、
2段目以降のNANDゲート12〜15に伝播す
るが、この間の動作(時間t7〜t10)は上述した第
2図と同様である。
第3図からわかるように排他的論理和ゲート3
の入力となるNANDゲート2とNANDゲート1
1の出力は全く同じになるので、比較信号24は
“0”のままである。
なお、電子回路1から出力される発振信号22
のレベル“0”の時間を選別信号21のレベル
“1”の時間より長くした場合は、比較信号24
は第3図に示すものと同様に“0”のままであ
る。
これは、第3図に示す時間t6におけるNAND
ゲート11の出力反転が第3図に示す時間t5以前
における選別信号21の反転によつて行われるた
めで、詳細動作は第3図と同様なので説明を省略
する。
以上の説明から明らかなように、選別信号21
のレベル“1”の時間T1として、速度規格とな
る電子回路の発振信号22の半周期に相当する時
間を設定することにより、電子回路1が速度規格
と等しい周期及び規格より遅い周期で発振してい
る時にはレベル“0”の比較信号24が出力さ
れ、規格より速い周期で発振している時には、レ
ベル“1”の比較信号24が出力される。従つて
比較信号24の出力レベルにより速度選別が可能
となる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明のリング発振回路
は、遅延回路と比較回路とを追加し、、外部から
所定周期の選別信号を入力して発振の停止及び起
動を制御することにより、集積回路の速度選別を
行う場合に何ら特別な設備を必要とせず簡単に行
うことができるので、作業効率を向上できるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロツク図、第2
図及び第3図は第1図に示す実施例の動作を説明
するためのタイム図である。 1……電子回路、2……NANDゲート、3…
…排他的論理和ゲート、11〜15……NAND
ゲート、21……選別信号、22……発振信号、
23……遅延信号、24……比較信号。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 少くとも奇数個の複数のNANDゲートを縦
    続接続して閉回路を形成し該閉回路を形成するい
    ずれか1個のNANDゲートから一定周期の発振
    信号を出力しかつ前記閉回路を形成するいずれか
    1個のNANDゲートに発振の停止及び開始を制
    御する選別信号を入力する電子回路と、前記閉回
    路の1段分の遅延時間に相当する時間前記選別信
    号を遅延した遅延信号を出力する遅延回路と、前
    記遅延信号と前記選別信号を入力したNANDゲ
    ートの出力とのパルス幅を比較して該比較結果に
    応じた比較信号を出力する比較回路とを含むこと
    を特徴とするリング発振回路。
JP61142333A 1986-06-17 1986-06-17 リング発振回路 Granted JPS62298215A (ja)

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JP61142333A JPS62298215A (ja) 1986-06-17 1986-06-17 リング発振回路

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JP61142333A JPS62298215A (ja) 1986-06-17 1986-06-17 リング発振回路

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JPS62298215A JPS62298215A (ja) 1987-12-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2861009B2 (ja) * 1988-12-22 1999-02-24 日本電気株式会社 発振回路
JP5478304B2 (ja) * 2010-03-15 2014-04-23 オリンパス株式会社 A/d変換回路

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