JPH0478607A - 非金属製タイヤ滑り止め装置 - Google Patents

非金属製タイヤ滑り止め装置

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JPH0478607A
JPH0478607A JP18588490A JP18588490A JPH0478607A JP H0478607 A JPH0478607 A JP H0478607A JP 18588490 A JP18588490 A JP 18588490A JP 18588490 A JP18588490 A JP 18588490A JP H0478607 A JPH0478607 A JP H0478607A
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JP
Japan
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length
tire
slip
main body
mesh
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Pending
Application number
JP18588490A
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English (en)
Inventor
Zenichirou Shinoda
全一郎 信田
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Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] この発明は、タイヤに装着した滑り止め本体の幅方向の
長さを均等にした非金属製タイヤ滑り止め装置に関する
〔従来の技術] 従来、この種の非金属製タイヤ滑り止め装置は、第2図
に示すように滑り止め本体10と、その付属部品とを備
え、滑り止め本体10は、網目構造に編成されたコード
等の芯材をゴム等の可撓性材により被覆した素材によっ
て成形された網目部12と、網目部12と同一素材から
なり、網目部12の長さ方向両端に連接して幅方向に直
線状をなす継手部14.15とにより構成されている。
滑り止め本体10の長さ方向に沿う網目部12の中央部
分には、偏平な六角形状部分12aが連接して形成され
、隣り合う六角形状部分12aの幅方向両側部分には、
六角形状部分12aと2辺を共有する菱形状部分12b
が形成され、菱形状部分12bの幅方向両側部分には、
隣り合う2個の菱形状部分12bを順次半円形状に結ぶ
弧状部分12cが形成され、隣り合う弧状部分12c相
互間には、滑り止め本体10の長さ方向に等間隔をおい
て突縁部分12dが形成され、滑り止め本体10の長さ
方向両端の弧状部分12cと継手部14.15との連接
部分にも同一間隔で突縁部分12dが形成されている。
滑り止め本体10の網目部12には、接地側の表面に滑
り止め用の突起16が形成され、2辺の交差する位置に
スパイクビン18が埋設されている。
上記の滑り止め本体10の長さ方向に沿う一方の側縁に
おける網目部12の突縁部分12dと長さ方向一端の継
手部14の突縁部分12dとの一端には、それぞれフッ
ク20を取り付け、長さ方向他端の継手部15の突縁部
分12dの一端にはフック形の連結具22を取り付けで
ある。
これらのフック20には、両端末にループ部3■を有す
る非伸長性のロープ(たとえば、ポリエステル繊維の組
紐)30を、長さ方向に隣接する突縁部分12dの間隔
よりも短い間隔で加締めて止着し、連結具22には、ロ
ー130の一端のループ部31を結着している。
また、滑り止め本体10の長さ方向に沿う他方の側縁に
おける網口部12の突縁部分12dの一端には、フック
24を取り付け、長さ方向両端の継手部14.15の突
縁部分12dの一端には穴部19を設け、一方の穴部1
9に掛止め具26を取り付けである。
上記の滑り止め本体10は、長さ方向の全長と幅方向の
長さとが、着用するタイヤのサイズに応じて適当な寸法
に設定されているが、網目部12の幅方向の長さ、すな
わち、滑り止め本体10の幅方向における網目部120
両側の突縁部分12dの端縁間の長さW、は、継手部1
4.15の幅方向の長さ、すなわち、滑り止め本体10
の幅方向における継手部14.15の両側端縁間の長さ
W2と等しくなっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のタイヤ滑り止め装置を装着したタイヤが路面を走
行した後の状態を図示すると、第3図および第4図のよ
うになる。
滑り止め本体10は、第3図に示すようにロープ30が
止着されている方の側縁をタイヤ40の内側に配置して
あり、タイヤ40のトレッド面42の全周に被せた滑り
止め本体10は長さ方向両端の継手部14.15同士を
つき合わせ、タイヤ40のサイドウオール面44に配置
されたロープ30の一端の連結具22に、他端のループ
部31を掛け止めして円環状に連結しである。タイヤ4
0の外側においては、第4図に示すように、タイヤ40
のトレッド面42上でつき合わされた一方の継手部14
の掛止め具26を、タイヤ40のサイドウオール面44
において他方の継手部15の穴部19に掛け止めして接
合し、この掛止め具26に設けられているフック24a
と、それ以外のサイドウオール面44に配置された各フ
ック24とに、別に用意されているゴムバンド等の伸長
性リング35を掛け止めして幅方向の張力を与えである
ところで、従来の滑り止め本体10を装着したタイヤ4
0は、路面走行中に第3図および第4図に示すように、
継手部14.15がつき合わされた位置においては、滑
り止め本体10がタイヤトレッド面42の幅方向内側に
偏位し、継手部14゜15のつき合わせ位置と対向する
網目部12の位置においては、滑り止め本体10がタイ
ヤトレッド面42の幅方向外側に偏位する現象(横すべ
り現象)が発生し、これにより次のような不具合を生じ
ることが判明した。
タイヤ40の路面走行中に、タイヤ40の中心から偏心
した滑り止め本体10のフック22,24等の金具がホ
イール50に接触して傷をつけるため、ホイール50の
デザイン、美的外観が損なわれる。
また、滑り止め本体10をタイヤ40に装着するとき、
つき合わせた継手部14.15の突縁部分12d相互の
間隔が広くなるため、掛止め具26による接合作業に手
間を要し、着脱時の作業性が害される。
さらに、滑り止め本体10がタイヤ40の中心から偏心
して、タイヤ重量の不均衡を生し、路面走行中の車体に
大きな振動を与えることになる。
上記のような滑り止め本体10の横すべり現象が発生す
る原因を一義的に解明することは困難であって、この種
のタイヤ滑り止め装置が有する幾つかの要因が複合した
結果によるものと考えられるが、この発明の発明者は次
の点に着目してその要因を検討した。
すなわち、タイヤ40に装着された滑り止め本体10は
、伸長性リング35の力によりタイヤ40の外側の中心
に向かって締め付けられたとき、滑り止め本体10の網
目部12は、網目部12を構成する六角形状部分12a
、菱形状部分12bおよび弧状部分12cの各辺にいわ
ゆるパンタグラフ作用を生じて、全体として幅方向の長
さが伸びた状態となるのに対し、滑り止め本体10の継
手部14.15は、張力の方向と平行な直線状であるた
め、張力を受けてもほとんど伸びを生しない。
ところが、従来の滑り止め本体10の継手部14.15
の幅方向の長さW2は、網目部12の幅方向の長さW、
と等しいので、伸長性リング35によって張力を与えら
れた滑り止め本体10の掛止め具26のフック24aの
位置における継手部i4,15の伸びと、フック24の
位置における網目部12の伸びとの間に差が生じ、伸長
性リング35は、タイヤ40と同心の円形状(正多角形
状)には掛け止めされていないことになる(第4図参照
)。
上記のよ・うに、従来のタイヤ滑り止め装置は、滑り止
め本体10をタイヤ40に装着した当初において、継手
部14.15のフック24aの位置が、他の網目部12
のフック24により形成される円形から外れていること
が、滑り止め本体10の横すべり現象発生の一因となっ
ているとの知見を得るに至った。この発明はこのような
知見に基づいて、タイヤ40に装着したときに、伸長性
リング35による張力を与えられた滑り止め本体10の
幅方向の長さを長さ方向全長にわたって均等にしたタイ
ヤ滑り止め装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、この発明は、網目構造に成形
された網目部の長さ方向両端に、幅方向に直線状をなす
継手部が連接してなり、芯材と可撓性被覆材とを成形素
材とする滑り止め本体と、滑り止め本体の長さ方向に沿
う一方の側縁に間隔をおいて止着された非伸長性ロープ
と、滑り止め本体の長さ方向に沿う他方の側縁に一定間
隔をおいて取り付けられたフックとを備え、タイヤに装
着された滑り止め本体は、長さ方向両端の継手部がタイ
ヤのサイドウオール面でつき合わされ、長さ方向に沿う
一方の側縁の非伸長性ロープはタイヤの内側に配設され
て両端部を連結され、長さ方向に沿う他方の側縁のフッ
クはタイヤの外側に配設されて伸長性リングが掛け止め
される非金属製タイヤ滑り止め装置において、前記滑り
止め本体の幅方向における網目部と継手部との両側端縁
間の長さのうち、継手部の両側端縁間の長さを、網目部
の両側端縁間の長さよりも長くした構成にしである。
〔作用〕
この発明のタイヤ滑り止め装置は、タイヤへの装着時に
、滑り止め本体をタイヤのトレッド面に被せて継手部同
士を接合し、タイヤの内側に配置された非伸長性ロープ
の両端を連結した後、タイヤの外側に配置されたフック
に伸長性リングを掛け止めしたとき、網目部の幅方向の
伸びが継手部の幅方向の伸びよりも大きくなるが、継手
部の幅方向の長さが網目部の幅方向の長さよりも長く設
定されているので、張力が与えられた網目部と継手部と
の幅方向の長さはほぼ等しくなり、滑り止め本体の長さ
方向全長(タイヤトレッド面の全周)にわたって、幅方
向の長さが均等になる。
これにより伸長性リングはタイヤの中心と同心の円形状
(正多角形状)に掛け止めされた状態となる。
[実施例] 次に、この発明を第1図の実施例に基づいて説明する。
第1図は、前述した第2図のタイヤ滑り止め装置の滑り
止め本体に、この発明を適用した実施例であり、第1図
の滑り止め本体および付属部品は第2図のものと同一部
材により構成されているから、同一部材には同一符号を
付して説明する。
第1図において、滑り止め本体10の幅方向における網
目部12と継手部14.15との両側端縁間の長さ(幅
方向の長さ)が異なっており、網目部12の幅方向の長
さ(網目部12の幅方向両側の突縁部分12dの端縁間
の長さ)Wlよりも、継手部14.15の幅方向の長さ
(継手部1415の軸方向両側端縁間の長さ)W3を長
くしである。
継手部14.15の幅方向の長さW3を網目部12の幅
方向の長さW、よりも長くする割合は、タイヤに装着さ
れた滑り止め本体10に伸長性リングによる張力が与え
られたときに、網目部12の幅方向の長さが伸びる割合
と等しくしである。
この伸びは、滑り止め本体10のサイズ、網目部12の
網目形状等を勘案して適宜設定されるべき事項であるが
、通常の場合、10%程度の伸びを想定すればよい。
上記以外の構成については、第2図で説明した構成と異
なるところはないから、同一部材および同一部分を同一
符号で示すにとどめ、説明を省略する。
上記構成のタイヤ滑り止め装置をタイヤに装着するとき
の手順についても、従来と同じである。
この発明の滑り止め本体10がタイヤに装着され、タイ
ヤの外側に配置されたフック24.24aに伸長性リン
グを掛け止めして、伸長性リングによる張力が与えられ
たとき、パンタグラフ作用が働く網目部12には、継手
部14.15よりも大きな幅方向の伸びが生じるが、継
手部14,15の幅方向の長さW3は、網目部12の幅
方向の長さWIよりも想定される伸びに相当する寸法だ
け長くなっているので、張力が与えられた網目部I2の
幅方向の長さと継手部14.15の幅方向の長さとはほ
ぼ等しくなり、滑り止め本体10の幅方向の長さは、長
さ方向全長(タイヤトレ・7F面の全周)にわたって均
等になる。
このため、伸長性リングはタイヤの中心と同心の円形状
(正多角形状)に掛け止めされ、滑り止め本体10の中
心はタイヤの中心と一致する。
したがって、この発明の滑り止め本体を装着したタイヤ
は、路面を走行しても滑り止め本体10がタイヤトレン
ド面42の幅方向に偏位することが少なくなる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、タイヤに対し
て滑り止め本体を同−中心上に装着することができ、タ
イヤの路面走行中においても、滑り止め本体がタイヤト
レッド面の幅方向に偏位することが少なくなるので、タ
イヤ重量の不均衡による車体の振動増大を抑制すること
が可能となる。
また、この発明によれば、タイヤの路面走行中に、滑り
止め本体の幅方向の偏位が少なくなり、滑り止め本体の
フック等がホイールと接触することばないので、ホイー
ルを損傷させたり、美観を害するのを防止することがで
きる。
さらに、この発明によれば、滑り止め本体をタイヤに装
着するときに、タイヤトレッド面でつき合わされる継手
部の相互間隔が従来のものよりも狭くなるので、継手部
同士の接合に要する手間が軽減され、着脱時の作業性が
容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明のタイヤ滑り止め装置の一例を、長
さ方向中間部分を省略して示す平面図、第2図は従来の
タイヤ滑り止め装置の第1図と対応する部分を示す平面
図、第3図および第4図は、従来のタイヤ滑り止め装置
が装着されたタイヤの路面走行後の状態を示し、第3図
はタイヤ内側の側面図、第4図はタイヤ外側の側面図で
ある。 図中、10は滑り止め本体、12は網目部、14.15
は継手部、20は非伸長性ロープ止着用フック、22は
連結具、24.24aは伸長性リング掛止め用フック、
30は非伸長性ロープ、35は伸長性リング、40はタ
イヤ、Wlは網目部の幅方向両側端縁間の長さ、W3は
継手部の幅方向両側端縁間の長さである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 網目構造に成形された網目部の長さ方向両端に、幅方向
    に直線状をなす継手部が連接してなり、芯材と可撓性被
    覆材とを成形素材とする滑り止め本体と、滑り止め本体
    の長さ方向に沿う一方の側縁に間隔をおいて止着された
    非伸長性ロープと、滑り止め本体の長さ方向に沿う他方
    の側縁に一定間隔をおいて取り付けられたフックとを備
    え、タイヤに装着された滑り止め本体は、長さ方向両端
    の継手部がタイヤのサイドウォール面でつき合わされ、
    長さ方向に沿う一方の側縁の非伸長性ロープはタイヤの
    内側に配設されて両端部を連結され、長さ方向に沿う他
    方の側縁のフックはタイヤの外側に配設されて伸長性リ
    ングが掛け止めされる非金属製タイヤ滑り止め装置にお
    いて、前記滑り止め本体の幅方向における網目部と継手
    部との両側端縁間の長さのうち、継手部の両側端縁間の
    長さを、網目部の両側端縁間の長さよりも長くしたこと
    を特徴とする非金属製タイヤ滑り止め装置。
JP18588490A 1990-07-13 1990-07-13 非金属製タイヤ滑り止め装置 Pending JPH0478607A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63130518A (ja) * 1986-11-04 1988-06-02 ダウ コーニング コーポレーション 整髪料組成物

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63130518A (ja) * 1986-11-04 1988-06-02 ダウ コーニング コーポレーション 整髪料組成物
JPH0478608B2 (ja) * 1986-11-04 1992-12-11 Dow Corning

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