JPH0476941A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

Info

Publication number
JPH0476941A
JPH0476941A JP2189531A JP18953190A JPH0476941A JP H0476941 A JPH0476941 A JP H0476941A JP 2189531 A JP2189531 A JP 2189531A JP 18953190 A JP18953190 A JP 18953190A JP H0476941 A JPH0476941 A JP H0476941A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
cell
input
analog circuit
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2189531A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2610361B2 (ja
Inventor
Hiromi Kusakabe
博巳 日下部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2189531A priority Critical patent/JP2610361B2/ja
Priority to US07/731,329 priority patent/US5198781A/en
Priority to KR1019910012321A priority patent/KR950012660B1/ko
Publication of JPH0476941A publication Critical patent/JPH0476941A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2610361B2 publication Critical patent/JP2610361B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/70Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components formed in or on a common substrate or of parts thereof; Manufacture of integrated circuit devices or of parts thereof
    • H01L21/77Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components or integrated circuits formed in, or on, a common substrate
    • H01L21/78Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components or integrated circuits formed in, or on, a common substrate with subsequent division of the substrate into plural individual devices
    • H01L21/82Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components or integrated circuits formed in, or on, a common substrate with subsequent division of the substrate into plural individual devices to produce devices, e.g. integrated circuits, each consisting of a plurality of components
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/45Differential amplifiers
    • H03F3/45071Differential amplifiers with semiconductor devices only

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Amplifiers (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明は、半導体集積回路に係り、特に電流モード機能
アナログ回路セルを用いて特定仕様のカスタム集積回路
を実現する技術に関する。
(従来の技術) 従来、アナログ回路セルの組合せにより特定のシステム
もしくはサブシステムを同一半導体基板上に形成して特
定仕様のカスタム集積回路を実現する場合に、例えば第
13図に示すような中間周波増幅回路セルが用いられて
いる。ここで、1はVCC電源端子、2はVER電源端
子、3a、3bは入力端子、4 a s 4 bは出力
端子、5はバイアス端子、DA、・・・はそれぞれ差動
増幅器、EFはエミッタフォロワ回路、Q1〜Q27は
NPN トランジスタ、R1−R12は抵抗、01〜C
4は容量である。3個の差動増幅器DA、・・・および
1個のエミッタフォロワ回路EFがカスケードに接続さ
れており、3個の差動増幅器DA、・・・の段間は容量
Cにより結合されおり、3段目の差動増幅器DAの出力
がエミッタフォロワ回路EFを経て出力端子4 a s
 4 bに導出される。
この中間周波増幅回路セルにおいて、入力端子3 a 
s 3 bは、vCC11i源電圧から抵抗R1、R4
を介してバイアスされており、基本的に前段とは容量結
合する必要がある。また、出力端子4a、4bの電位は
、VCC電源電圧から抵抗R11またはRIOの電圧降
下分(数100mV)とNPNトランジスタ013また
はQ14のベース・エミッタ間電圧Vai1個分とだけ
低下した電位で固定されているので、後段に接続される
アナログ回路セル(図示せず)の入力端子は、上記出力
端子4a、4bの電位に合わせて選択する必要がある。
また、回路のバイアスを決定するためのバイアス端子5
に外部から必要なだけ直流電流を流し込む必要がある。
上記したように従来のアナログ回路セルは、入力、出力
、バイアス回路などがそれぞれ独自の思想で設計されて
いるので、電源電圧や、バイアスを与える様々な電圧、
電流条件、インピーダンス値など、複雑な接続条件を満
足するように組み合わせる必要があり、汎用性に乏しか
った。そこで、従来のアナログ回路セルの組合せに際し
ては、細かい技術検討と一部の回路の手直しなどが必要
であった。
(発明が解決しようとする課題) 上記したように従来のアナログ回路セルの組合せにより
特定のシステムもしくはサブシステムを形成して特定仕
様のカスタム集積回路を実現する場合、入力/出力端子
の電位が特定値に限定されたり、交流的なインピーダン
スのマツチングが要求されたりするので、インターフェ
イスが複雑であり、複雑な接続条件を満足するように組
み合わせる必要があり、汎用性に乏しく、細かい技術検
討と一部の回路の手直しなどが必要であるという問題が
ある。
本発明は、上記問題点を解決すべくなされたもので、そ
の目的は、アナログ回路セルの組合せにより特定のシス
テムもしくはサブシステムを形成して特定仕様のカスタ
ム集積回路を実現する場合、デジタル回路と同じ様に、
アナログ回路セル間のインターフェイス条件を気にせず
、電源電圧や面倒なバイアス条件を合わせ込むことが殆
ど不要になり、汎用性の高い種々の機能を持ったアナロ
グ回路セルを用いて短期間に簡単な設計手法で設計でき
、特に納期の短い多品種の集積回路/大−規模集積回路
を実現するのに好適な半導体集積回路を提供することに
ある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の半導体集m回路は、少なくとも電流吸い込み型
入力端子および電流吐き出し型出力端子(または電流吐
き出し型入力端子および電流吸い込み型出力端子)を有
する電流モード機能アナログ回路セルを含む複数個のア
ナログ回路セルが組み合わされて構成された特定のシス
テムもしくはサブシステムを形成する回路を有すること
を特徴とする。
(作 用) 電流モードで動作し、基本的に、入力インピーダンスは
零、出力インピーダンスは無限大であるアナログ回路セ
ルを用いているので、複数のステージを例えばカスケー
ド接続する際などに、バイアス電位の制限を受けること
はなく、電源電圧なども比較的自由に設定でき、また、
受は側の入力インピーダンスが低いので、接続部位に発
生する信号電圧も小さく、他の回路ブロックへの妨害も
少なくなるという利点がある。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
本発明の半導体集積回路は、少なくとも電流吸い込み型
入力端子および電流吐き出し型出力端子(または電流吐
き出し型入力端子および電流吸い込み型出力端子)を有
する電流モード機能アナログ回路セルを含む複数個のア
ナログ回路セルが組み合わされて構成された特定のシス
テムもしくはサブシステムを形成する回路を有すること
を特徴とするものである。ここで、上記電流モード機能
アナログ回路セルとして最も基本的な回路セルである電
流増幅セルのモデルについて、第1図に示す等価回路を
参照して説明する。この電流増幅セルにおいて、入力端
子3as3bは(+)、(−)の差動入力型になってお
り、入力インピーダンスは電流入力を考慮して低く設定
されている。入力端子3 a s 3 bと接地間には
電池10が接続され、理想的には入力インピーダンスが
零であることを示している。入力の直流電位は任意で良
いが、実際は回路構成上の制約から、トランジスタのベ
ース・エミッタ間電圧■BEの2個分(2V aa)も
しくは1個分(IVBE)に設定すると便利である。
出力端子4a、4bは(+)、(−)の差動出力型にな
っており、原理的に出力インピーダンスは無限大である
この電流増幅セルは、差動電流入力が然るべき増幅率で
増幅された後、電流源11から出力端子4a、4bを経
て外部へ差動電流が出力されるようになっている。
いま、第1図に示した電流増幅セルを2段カスケード接
続する場合を考える。この場合、1段目の出力をそのま
ま2段目の入力に接続する。1段目の出力は電流出力で
あるからその電位は任意に設定でき、2段目のどの様な
電位点(この場合は、電池10の電圧)に対しても問題
なく信号を送り込むことができる。電流信号はこのよう
に間違いなく送り込まれるが、入力インピーダンスが零
であるので、信号電圧は全く現れない。この特徴は、入
出力の接続ラインから他の回路ブロックへ信号の不要な
漏れをなくする点で有効である。
また、上記したように入力インピーダンスが低い(理想
的には零)電流型入力端子および出力インピーダンスが
高い(理想的には無限大)電流出力端子を有する電流モ
ード機能アナログ回路セルの内部に、上記したような増
幅以外の整流や乗算機能を持たせた場合も、上記したよ
うな特徴は全く失われることなく継承される。また、各
々のアナログ回路セルの電源電圧もアナログ回路セルの
出力ダイナミックレンジの範囲内で有れば自由に設定す
ることができる。極端なことを言えば、各アナログ回路
セル毎に違った電源電圧を設定することも可能である。
しかも、差動電流で信号の受は渡しをするために、電源
や接地ラインからのノイズや妨害を受けることが極めて
少ない特徴を有する。
上述したように、本発明の半導体集積回路は、電流モー
ドで動作し、基本的に、入力インピーダンスは零、出力
インピーダンスは無限大であるアナログ回路セルを用い
ることにより、複数のステージを例えばカスケード接続
する際などに、バイアス電位の制限を受けることはなく
、電源電圧なども比較的自由に設定でき、また、受は側
の入力インピーダンスが低いので、接続部位に発生する
信号電圧も小さく、他の回路ブロックへの妨害も少なく
なるという利点がある。
次に、本発明の半導体集積回路で用いられるアナログ回
路セルの相異なる具体的な回路例について、第2図乃至
第11図を参照しながら詳述する。
第2図は、第1図の電流増幅セルを、電流吸い込み型入
力端子および電流吐き出し型出力端子を持つように構成
した一例を示している。ここで、1は高電位側のvCC
電源端子、2は低電位側のV、電源端子、QlおよびQ
2はベース相互が一方の入力端子3aに共通に接続され
ると共にエミッタ相互がVRR電源ラインに接続された
NPN トランジスタ、同様に、Q3およびQ4はベー
ス相互が他方の入力端子3bに共通に接続されると共に
エミッタ相互がVPt!電源ラインに接続されたNPN
 トランジスタであり、上記NPNトランシスタQ2お
よびQ4のコレクタ相互・エミッタ相互が接続されてい
る。Rは上記NPN )ランジスタQ2のコレクタ・ベ
ース間および上記NPNトランジスタQ4のコレクタ・
ベース間にそれぞれ接続された抵抗、Q5およびQ6は
カレントミラー回路を形成するPNP )ランジスタで
あり、その入力側のダイオード接続されたトランジスタ
Q5が上記NPNトランジスタQ1のコレクタ負荷とし
て接続され、その出力側のトランジスタQ6が一方の出
力端子4aに共通に接続されている。同様に、Q7およ
びG8はカレントミラー回路を形成するPNP )ラン
ジスタであり、その入力側のダイオード接続されたトラ
ンジスタQ7が上記NPN )ランジスタQ3のコレク
タ負荷として接続され、その出力側のトランジスタQ8
が他方の仕方端子4bに共通に接続されている。
この電流増幅セルにおいて、入力の直流電位はNPN 
)ランジスタのベース・エミッタ間電圧VB11の1個
分(I V BE)であり、出力電流はカレントミラー
回路で折り返される。差動電流利得Giは、 G1−1φR/V丁 (■:同相の直流バイアス電流、
v丁=熱電圧、R:負荷抵抗)で表わされ、同相電流利
得は1で表わされる。NPN )ランジスタQ2および
Q4はエミッタがv66電源ラインに接続され、コレク
タが共通に接続されると共に一対の抵抗Rの中間点に接
続されており、同相電流■は一定と考えられるから、一
対のNPNトランジスタRに流れる電流は一定てあり、
差動電流Δiが一対の抵抗Rを流れ、2R・Δlなる電
圧が一対のNPN トランジスタQ2およびQ4のベー
ス間に生じてこのトランジスタのバランスが崩れ、差動
分のみ増幅される。この時、同相電流分は変化せず動作
電流の総計は変化しないことに注意する必要がある。従
って、差動電流Δiは同相電流lを越えることはできず
、リミッタ作用を生じ、大振幅の入力はクリップするこ
となり、振幅制限作用を有している。
第3図は、第1図の電流増幅セルを、電流吸い込み型入
力端子および電流吐き出し型出力端子を持ち、オーバー
ドライブ作用を有するように構成した一例を示している
。この電流増幅セルは、第2図に示した電流増幅セルと
比べて、NPN )ランジスタQ1およびQ2は一方の
トランジスタQ1のベースと他方のトランジスタQ2の
コレクタとが接続され、同様に、NPNトランジスタQ
3およびQ4は一方のトランジスタQ3のベースと他方
のトランジスタQ4のコレクタとが接続され、NPN 
)ランジスタQ2およびQ4のベース相互・エミッタ相
互が接続されている点が異なり、その他は同じであるの
で第2図中と同一符号を付している。
この電流増幅セルにおいて、いま、同相電流Iが入力端
子3 a s 3 bに流れ込んでおり、差動電流Δi
−0とすれば、理想的(トランジスタの電流増幅率β−
閃の場合)には、出力端子4 a s4bには同相電流
Iがそのまま現われる。ここで、差動入力があると、+
R・ΔiがNPNトランジスタQ1のベース側に発生し
、−R・ΔiがNPN )ランジスタQ3のベース側に
発生し、それぞれのトランジスタの相互コンダクタンス
Gm−(出力電流)/(入力電圧)の非線形により、電
流が増える方向の入力に対してはオーバードライブされ
、大きな入力信号に対してもクリップし難い特性を持つ
。なお、第3図の電流増幅セルの詳細は、特開昭48−
27664号公報「差動増幅器」に述べられている。
第4図は、電流吸い込み型入力端子および電流吐き出し
型出力端子を持つ整流セルの一例を示している。この整
流セルは、第2図に示した電流増幅セルと比べて、NP
N)ランジスタQ1に対してダーリントン接続されたN
PNトランジスタQl’  と、同様に、NPN )ラ
ンジスタQ3に対してダーリントン接続されたNPN 
トランジスタQ3°とが付加され、一対の抵抗Rがダイ
オード接続されたNPN )ランジスタ(あるいはダイ
オード)Q9およびQ10に置換されている点が異なり
、その他は同じであるので第2図中と同一符号を付して
いる。
この整流セルにおいては、差動入力電流の半波毎に2つ
のダーリントン接続トランジスタが交互に駆動され、そ
れぞれ対応してカレントミラー回路で折り返され、出力
端子4as4bには、正の半波、負の半波がそれぞれ整
流された電流出力が得られる。なお、余波整流出力を望
も場合には、出力端子4a、4bを短絡接続すればよい
第5図は、電流吸い込み型入力端子および電流吐き出し
型出力端子を持つパルスカウント型FM(周波数変調)
検波セルの一例を示している。このパルスカウント型F
M検波セルは、通常の電圧入力型のパルスカウント型F
M検波用のダブリ−バランス回路の入力端子対とV、電
源ラインとの間に、ダイオードD1〜D3(あるいはダ
イオード接続されたトランジスタ)からなる電圧入力か
ら電流出力への変換回路が付加されており、Qll〜Q
20はNPNトランジスタ、Q31、Q32はPNP 
)ランジスタ、D4〜D8はダイオード、R1−R3は
抵抗、Cは容量である。
このパルスカウント型FM検波セルにおいては、入力F
Mパルス列が、ダブリ−バランス回路の電流源側(図中
下側)の差動増幅器のコレクタ間に接続された容量Cを
充放電し、出力端子4a、4bには復調された音声信号
を含むPWM (パルス幅変調)波が電流出力として得
られる。
第6図は、電流吸い込み型入力端子および電流吐き出し
型出力端子を持つFMクオドラチャ検波セルの一例を示
している。このFMクオドラチャ検波セルは、通常の電
圧入力型のFMクオドラチャ検波用のダブリ−バランス
回路のFM信号入力端子3a、3bとVEE電源ライン
との間に、ダイオードD1〜D3からなる電圧入力から
電流出力への変換回路が付加されており、Q11〜Q2
6はNPN )ランジスタ、Q31、Q32はPNPト
ランジスタ、D4〜D6はダイオード、R1、R2は抵
抗、Cは容量である。
このFMクオドラチャ検波セルにおいては、ダブ−リー
バランス回路の電流源側(図中下側)の差動増幅器には
FM変調された入力電流がFM信号入力端子3 a s
 3 bを介してそのまま印加され、乗算側(図中上側
)の差動増幅器には、外部の移相回路(図示せず)によ
って移相された搬送波信号が搬送波信号入力端子61を
介して印加される。
結果として、出力端子4 a s 4 bには、復調さ
れた音声信号を含むPWM電流出力が得られる。
第7図は、電流吸い込み型入力端子および電流吐き出し
型出力端子を持つ乗算セルの一例を示している。この乗
算セルは、通常の電圧入力型の乗算セル用のダブリ−バ
ランス回路の電流源側(図中下側)の差動増幅器に接続
されている一方の系統の入力端子3a、3bとVEE電
源ラインとの間にダイオードD1〜D3からなる電圧入
力から電流出力への変換回路が付加され、同様に、VC
C電源ラインと乗算側(図中上側)の差動増幅器の入力
ノードとの間にダイオードD1゛ 〜D3°からなる電
圧入力から電流出力への変換回路が付加されており、Q
ll〜Q19はNPNトランジスタ、031〜Q34は
PNPトランジスタ、D4〜D6はダイオード、Rは抵
抗、3a’   3b’ は他方の系統の入力端子であ
る。
この乗算セルにおいては、2系統の入力が電流源側(図
中下側)の差動増幅器、乗算側(図中上側)の差動増幅
器にそれぞれ対応して供給され、結果として、出力端子
4a、4bには、2系統の入力の乗算結果を表わす電流
出力か得られる。
第8図は、電流吸い込み型入力端子および電流吐き出し
型出力端子を持つエミッタ結合マルチバイブレータセル
の一例を示している。このエミッタ結合マルチバイブレ
ータセルにおいて、Q11〜Q19はNPNトランジス
タ、Q31、Q32はPNP )ランジスタ、D1〜D
4はダイオード、R1、R2は抵抗、CTは容量、Io
は電流源である。
このエミッタ結合マルチバイブレータセルは電流制御型
発振回路であり、その入力は周波数制御用の制御入力で
あり、内蔵容量CTと動作電流の関係により発振周波数
が定まり、出力端子4a、4bには差動のパルス電流出
力が得られる。
第9図は、電流吸い込み型入力端子および電流吐き出し
型出力端子を持つECL (エミッタ結合論理)分周セ
ルの一例を示している。このECL分周セルは、通常の
電圧入力型のECL分周セルの入力端子3a、3bとv
gg電源ラインとの間に抵抗R1およびR2、ダイオー
ドD1〜D3からなる電圧入力から電流出力への変換回
路が付加されており、Qll〜Q24はNPNトランジ
スタ、Q31〜Q34はPNPトランジスタ、D4はダ
イオード、R3−R11は抵抗である。
このECL分周セルは、入力端子に与えられた特定周波
数の信号を1/2の周波数に分周し、出力端子(4a、
4b)、(4a’ 、4b’ )には分周電流出力が得
られる。
ところで、通常のシステムは、入力端子に高インピーダ
ンスを要求し、信号も電圧で供給される場合が多い。こ
のようなシステムのフロントエンド部などのように複数
個のアナログ回路セルを組合せる場合の初段に使用され
るインターフェイス用のセルの一例として、高インピー
ダンスの電圧入力端子および高インピーダンスの電流出
力端子を有し、入力は電圧モード、出力は電流モードで
動作するGm増幅型セルを第10図に示している。
このGm増幅型セルにおいて、Qll〜Q13はNPN
 I−ランジスタ、Q31〜Q34はPNPトランジス
タ、Dlはダイオード、R1−R3は抵抗、3a、3b
は入力端子、4g、4bは出力端子であり、入力は普通
の差動増幅器で受け、出力部は第2図に示した増幅セル
のような利得を有するカレントミラー回路を用いている
また、システムのリアエンド部などのように複数個のア
ナログ回路セルを組合せる場合の最終段に使用されるイ
ンターフェイス用のセルの一例として、低インピーダン
スの電流入力端子および高インピーダンスのシングルエ
ンド電流出力端子を有し、入力及び出力が電流モードで
動作するシングルエンド電流増幅型セルを第11図に示
している。このシングルエンド電流増幅型セルは、第3
図に示した増幅セルの出力部を変更したものであり、Q
1〜Q4、QllはNPN )ランジスタ、Q5〜Q8
はPNPトランジスタ、Dlはダイオード、Rは抵抗、
3a、3bは入力端子、4はシングルエンド電圧出力端
子であり、差動電流入力をシングルエンドの電^出力に
変換する機能を有している。シングルエンド電流出力端
子4と、VEE電源端子2と■cc電源端子1の間の任
意電圧点に負荷抵抗を接続することによって、シングル
エンドの電圧出力を得ることができる。また、負荷抵抗
をセル内に包含させ、エミッタホロワを付加して電圧出
力型セルとすることも可能である。
第12図は、上述した各種のセルの一部を組合わせて構
成したシステムあるいはサブシステムの一例として、複
数個のアナログ回路セルがカスケード接続されたPLL
 (位相同期ループ)逓倍回路を示している。電圧入力
信号はGm増幅型セル12を介して電流に変換され、次
段の乗算セル13の一方の入力に与えられる。この乗算
セル13の他方の入力は、後段のECL分周セル16か
ら供給される。上記乗算セル13の出力はループフィル
タ14を経て、エミッタ結合マルチバイブレータセル1
5に制御入力として供給される。
さらに、上記エミッタ結合マルチバイブレータセル15
の出力はECL分周セル16に供給されてPLLか完結
し、上記エミッタ結合マルチバイブレータセル15の発
振出力は入力信号の2倍の周波数に位相同期することに
なる。
また、複数個のアナログ回路セルの組合せは、上記カス
ケード接続に限らず、同じ入力条件を有する2個以上の
セルの並列接続が可能であり、異なる入力条件ををする
2個以上のセルも簡単な回路的な工夫により並列接続が
可能である。
なお、上記各側は、電流吸い込み型の入力端子と、電流
吐き出し型の出力端子を有するセルについて記述してき
たが、NPNトランジスタをPNPトランジスタに置換
すると共にVCC電源端子とVIIg電源端子とを置換
することにより、上記各側を、電流吐き出し型の入力端
子と電流吸い込み型の出力端子を持ったセルに変更する
ことも可能である。
[発明の効果] 上述したように本発明の半導体集積回路によれば、少な
くとも電流吸い込み型入力端子および電流吐き出し型出
力端子(または電流吐き出し型入力端子および電流吸い
込み型出力端子)を有する電流モード機能アナログ回路
セルを含む複数個のアナログ回路セルが組み合わされて
構成されねので、次に述べるような効果が得られる。
■回路セルの電源電圧を自由に設定できる。この場合、
最低電源電圧は回路の構成で決まり、最高電源電圧は素
子の耐圧で決まる。
■アナログ回路セル間のインターフェイスが簡単である
。接続部位の電圧を気にせずに、単に接続すればよい。
■セルの汎用性が高いので、最小限のセル数で種々のシ
ステムを構築できる。
■差動の電流モードで信号を伝達するので、電源リップ
ルや、外来ノイズに強い。
即ち、本発明によれば、アナログ回路セルの組合せによ
り特定のシステムもしくはサブシステムを形成して特定
仕様のカスタム集積回路を実現する場合、デジタル回路
と同じ様に、アナログ回路セル間のインターフェイス条
件を気にせず、電源電圧や面倒なバイアス条件を合わせ
込むことが殆ど不要になり、汎用性の高い種々の機能を
持ったアナログ回路セルを用いて短期間に簡単な設計手
法で設計でき、特に納期の短い多品種の集積回路/大規
模集積回路を実現するのに好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の半導体集積回路で用いられるアナログ
回路セルのうちの基本的な電流増幅セルのモデルを示す
等砺回路図、第2図乃至第11図はそれぞれ半導体集積
回路で用いられるアナログ回路セルの相異なる具体例を
示しており、第2図は振幅制限型増幅セル、第3図はオ
ーバードライブ型増幅セル、第4図は整流セル、第5図
はパルスカウントFM検波セル、第6図はクオドラチャ
FM検波セル、第7図は乗算セル、第8図はエミッタ結
合マルチバイブレータセル、第9図はECL分周器セル
、第10図はGm増幅セル、第11図はシングルエンド
出力型電流増幅セルを示す回路図、第12図は本発明の
半導体集積回路の一実施例に形成されているシステムの
一例としてPLL逓倍回路を示すブロック図、第13図
は従来の中間周波増幅セルを示す回路図である。 1・・・VCC電源端子、2・・・VER電源端子、3
a。 3b、3a’   3b’−・・入力端子、4a、4b
。 4a’  4b’  4・・・出力端子、10・・電池
、11・・・電流源、12・・・Gm増幅型セル、13
・・・乗算セル、14・・・ループフィルタ、15・・
・エミッタ結合マルチバイブレータセル、16・・・E
CL分周セル、Ql、Q2、Ql’  Q3° Q9〜
Q26・・・NPN )ランジスタ、Q5〜Q8、QB
1〜Q34・・・PNP )ランジスタ、D1〜D3、
DI’〜D3’ 、D4〜D8・・・ダイオード(ある
いはダイオード接続されたトランジスタ)、R5R1〜
R11・・・抵抗、C,C丁・・・容量。 第1図 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第2図 第3図 第4 図 ? 第5図 第8図 と 第 0図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも電流吸い込み型入力端子および電流吐
    き出し型出力端子を有する電流モード機能アナログ回路
    セルを含む複数個のアナログ回路セルが組み合わされて
    構成された特定のシステムもしくはサブシステムを形成
    する回路を有することを特徴とする半導体集積回路。
  2. (2)少なくとも電流吐き出し型入力端子および電流吸
    い込み型出力端子を有する電流モード機能アナログ回路
    セルを含む複数個のアナログ回路セルが組み合わされて
    構成された特定のシステムもしくはサブシステムを形成
    する回路を有することを特徴とする半導体集積回路。
  3. (3)前記複数個のアナログ回路セルはカスケード接続
    されてなることを特徴とする請求項1または2記載の半
    導体集積回路。
  4. (4)複数個のアナログ回路セルのうちの初段のアナロ
    グ回路セルは、高インピーダンスの電圧入力端子および
    高インピーダンスの電流出力端子を有するGm増幅型ア
    ナログ回路セルであることを特徴とする請求項1乃至3
    のいずれか1項記載の半導体集積回路。
  5. (5)複数個のアナログ回路セルのうちの最終段のアナ
    ログ回路セルは、低インピーダンスの電流入力端子およ
    びシングルエンド出力端子を有するシングルエンド型ア
    ナログ回路セルであることを特徴とする請求項1乃至4
    のいずれか1項記載の半導体集積回路。
JP2189531A 1990-07-19 1990-07-19 半導体集積回路 Expired - Fee Related JP2610361B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2189531A JP2610361B2 (ja) 1990-07-19 1990-07-19 半導体集積回路
US07/731,329 US5198781A (en) 1990-07-19 1991-07-17 Custom integrated circuit composed of a combination of analog circuit cells designed to operate in current mode
KR1019910012321A KR950012660B1 (ko) 1990-07-19 1991-07-19 반도체집적회로

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2189531A JP2610361B2 (ja) 1990-07-19 1990-07-19 半導体集積回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0476941A true JPH0476941A (ja) 1992-03-11
JP2610361B2 JP2610361B2 (ja) 1997-05-14

Family

ID=16242857

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2189531A Expired - Fee Related JP2610361B2 (ja) 1990-07-19 1990-07-19 半導体集積回路

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5198781A (ja)
JP (1) JP2610361B2 (ja)
KR (1) KR950012660B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7834694B2 (en) 2007-12-25 2010-11-16 Fujitsu Limited Differential current mirror circuit

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2712127B1 (fr) * 1993-11-02 1995-12-01 Alcatel Radiotelephone Elément d'amplification à structure différentielle en mode de courant.
US5550492A (en) * 1994-12-01 1996-08-27 Analog Devices, Inc. Analog to digital converter using complementary differential emitter pairs
US5684419A (en) * 1994-12-01 1997-11-04 Analog Devices, Inc. n-bit analog-to-digital converter with n-1 magnitude amplifiers and n comparators
US5554943A (en) * 1994-12-01 1996-09-10 Analog Devices, Inc. Analog to digital converter having a magnitude amplifier with an improved differential input amplifier
FR2730363A1 (fr) * 1995-02-08 1996-08-09 Philips Electronics Nv Amplificateur a gain eleve en hautes frequences et oscillateur a circuit resonant muni d'un tel amplificateur
US20040198287A1 (en) * 2002-10-08 2004-10-07 Kramer Bradley A. Simultaneous Gm-C filter and variable gain amplifier circuit
DE10313332A1 (de) * 2003-03-25 2004-10-21 Infineon Technologies Ag Frequenzteiler-Anordnung mit Stromsignaleinpeisung
US7183851B2 (en) * 2004-06-30 2007-02-27 Intel Corporation Differential dual port current conveyor circuit
US20080182519A1 (en) * 2007-01-30 2008-07-31 Hesam Amir Aslanzadeh Method and System for Robust Single Sideband LO Generation

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01223807A (ja) * 1988-03-02 1989-09-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 出力回路
JPH0394505A (ja) * 1989-02-17 1991-04-19 Hitachi Ltd 相補トランジスタ回路及びそれを用いた増幅器並びにcrtデイスプレイ装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3509364A (en) * 1969-03-27 1970-04-28 Ibm Video amplifier particularly adapted for integrated circuit fabrication
NL6915478A (ja) * 1969-10-13 1971-04-15
US3931583A (en) * 1972-05-30 1976-01-06 Tektronix, Inc. Wideband differential amplifier
JPS5325230A (en) * 1976-08-06 1978-03-08 Honda Motor Co Ltd Method of casting
JPS5828006B2 (ja) * 1977-07-27 1983-06-13 川崎製鉄株式会社 熱間仕上げ圧延における圧延材の板クラウンの制御方法
JPS5961206A (ja) * 1982-09-29 1984-04-07 Toshiba Corp 差動増幅装置
US4641108A (en) * 1985-10-16 1987-02-03 Raytheon Company Configurable analog integrated circuit
JPH0250607A (ja) * 1988-08-12 1990-02-20 Sanyo Electric Co Ltd 利得制御増幅回路

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01223807A (ja) * 1988-03-02 1989-09-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 出力回路
JPH0394505A (ja) * 1989-02-17 1991-04-19 Hitachi Ltd 相補トランジスタ回路及びそれを用いた増幅器並びにcrtデイスプレイ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7834694B2 (en) 2007-12-25 2010-11-16 Fujitsu Limited Differential current mirror circuit

Also Published As

Publication number Publication date
KR950012660B1 (ko) 1995-10-19
KR920003507A (ko) 1992-02-29
JP2610361B2 (ja) 1997-05-14
US5198781A (en) 1993-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4335358A (en) Class "B" type amplifier
EP0565299A1 (en) Double-balanced active mixer with single-ended-to-differential voltage-current conversion circuits
JPH0476941A (ja) 半導体集積回路
US4240040A (en) Operational amplifier
NL8600292A (nl) Brugversterker.
US3522548A (en) Temperature tracking of emitter coupled differential amplifier stage
US3864641A (en) High-input-impedance amplifier
US4318050A (en) AM Detecting circuit
JPS6376508A (ja) 位相比較器
US3435365A (en) Monolithically fabricated operational amplifier device with self-drive
JPH10322135A (ja) ミキサ回路
JP3097598B2 (ja) 差動増幅回路
EP0255826B1 (en) Balanced differential load
JP3221452B2 (ja) 電圧/電流変換回路
JPH0258911A (ja) 電力増幅回路
JPS6349938Y2 (ja)
US20010050586A1 (en) Low supply voltage analog multiplier
JP2809157B2 (ja) 電圧−電流変換回路
JPH02134908A (ja) 電圧制御増幅回路
JPH02199908A (ja) リミッタ回路
JPS622703A (ja) 振幅変調回路
JPH02186725A (ja) 受信機の中間周波増幅回路
JPS594883B2 (ja) 音声増幅器
JPH0346407A (ja) 可変利得増幅器
JPH08125459A (ja) 増幅器及び演算増幅器

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees