JPS594883B2 - 音声増幅器 - Google Patents

音声増幅器

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JPS594883B2
JPS594883B2 JP51001667A JP166776A JPS594883B2 JP S594883 B2 JPS594883 B2 JP S594883B2 JP 51001667 A JP51001667 A JP 51001667A JP 166776 A JP166776 A JP 166776A JP S594883 B2 JPS594883 B2 JP S594883B2
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collector
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【発明の詳細な説明】 この発明は、無人力時の電流(アイドリンク電流)を減
少し、安定性を確実にし、歪み並びにハムを最小限に抑
える改良された手段を設けた音声増幅器に関する。
この発明は、半導体片の複雑さを高める一方、半導体片
の外部回路を簡略にすると共に、ピンの数を最小限にし
て集積回路で製造するのに適している。
音声増幅器はム時期、固体素子を用いて作られていた。
集積回路が開発されると共に、この様な個別のトランジ
スタを使うのは減少する傾向にある。
一旦集積化しようとすると、これ迄考えられなかったこ
とを考えなければならなくなる。
集積化は出来るだけ完全に近い状態にするのが普通であ
る。
比較すれば、半導体片の外部の部品は、一層高価である
し、やはり高価な余分のパッドを必要とするので、これ
を最小限にすべきである。
出来れば、半導体片に饋還ループを入れておいて、半導
体片の外部の部品並びにバンドの数の両方を最小限にす
べきである。
パッケージの熱散逸能力は限られる傾向があるから、平
均の散逸電力を低下することが出来れば、増幅器が一層
大きな尖頭出力信号を発生することが出来る。
更に、多くの集積回路装置が今日では蓄電池で作動され
る装置に用いられているから、平均の散逸電力を低下す
れば、蓄電池の寿命も大幅に伸びる。
集積回路にする場合に直接的な関係を持つ前述の目的の
他に、増幅器はスピーカの負荷がどう云うものであるか
に関係なく、高い安定性を持つと共に、歪みが小さく、
ハムも小さく、普通の音声信号源によって駆動される程
度の適切な感度を持つと云う普通の性能条件を備えてい
なげればならない。
勿論、最も頻繁に使われる音声信号源はAM−FM受信
機の検波器並びにセラミックのカートリッジである。
今日では集積化した音声増幅器が利用出来る。
大体1ワツトの尖頭出力で動作させる時、プッシュプル
出力段を使うのが普通であり、釣合いをよくする為に負
饋還を用いる。
然し、公知の大抵のものは、前に述べた他の目的につい
ては、最適の解決策に達していないように思われる。
従って、この発明の目的は、改良された音声増幅器を提
供することである。
この発明の別の目的は、予測し得る小さい無人力時の電
流を達成する改良された手段を設けた音声増幅器を提供
することである。
この発明の別の目的は、集積回路で製造するのに適した
改良された音声増幅器を提供することである。
この発明の別の目的は、熱の発生が少ない、集積回路で
製造するのに適した音声増幅器を提供することである。
この発明の別の目的は、必要とするパッドを最小限にし
た、集積回路で製造するのに適した音声増幅器を提供す
ることである。
この発明による内部直流結合の音声増幅器は第1の導電
型および該第1の導電型とは相補的な第2の導電型の複
数のトランジスタを含み、集積回路として構成される。
この発明の音声増幅器では、第1の導電型の第1及び第
2のトランジスタの夫夫のコレクターエミツタ路が直流
電圧供給点と接地点との間の直列回路に接続され、これ
らのコレクターエミツタ路の接続点が音声増幅器出力と
なる。
音声増幅器はまた、第1の導電型の第3のトランジスタ
を含む駆動段と、音声増幅器出力から駆動段への負饋還
抵抗と、駆動段と第1のトランジスタとの間に設けられ
た第4のトランジスタを含む位相反転段と、位相反転段
からの音声周波数信号を増幅して第1のトランジスタの
ベースに増幅した信号を供給する第2の導電型の第5の
トランジスタを持つ中間駆動段と、定電流源回路とを有
する。
定電流源回路は、強制的に直流電流(アイドリンク電流
)を第5のトランジスタのエミッタに供給すると共に、
抵抗を介して第4のトランジスタのコレクタに供給する
第5のトランジスタに供給された上記直流エミッタ電流
はその一部が第5のトランジスタのベース電流として流
れて出て第4のトランジスタのコレクタに流れ、他の部
分は第5のトランジスタのコレクタ電流として流れ出て
、第1のトランジスタのエミッタ電流と一緒になって第
2のトランジスタのコレクタに流入する。
そして定電流源回路から利用出来る残りの電流は第1の
トランジスタのベースに供給されるように構成される。
第5のトランジスタの入力接合を分路する抵抗手段を設
けて、その動作点をそのβ尖頭値の数倍の電流レベルに
設定し、こうしてその電流レベルが主にその電極の面積
に関係するように一定にする。
音声増幅器出力から第3のトランジスタのベースへ負饋
還を施し、利得特性の非対称性を少なくすると共に、饋
還ルーズに於ける位相歪みを最小限にすることによって
安定性を持たせる。
この発明の別の面として、差動増幅器で構成された前置
増幅器が設けられ、その出力が第3のトランジスタのベ
ースに供給される。
音声増幅器出力から差動増幅器に結合された第2の饋還
通路をつけ加え、利得特性の非対称性を更に少なくする
と共に、振幅の直線性を改善する。
最後に、音声増幅器出力に於ける無人力時の直流電圧並
びに該電圧の上下に於ける音声信号の振れをバイアス電
圧の大体半分に安定化する手段を設け、ハム減少用コン
デンサを隔離抵抗を介して前置増幅器の負饋還入力に結
合する。
次に図面についてこの発明の詳細な説明する。
集積回路で製造するように設計されていて、無人力時の
電流が制御されるようにした音声増幅器を全般的に説明
する。
増幅器は、AM又はFM検波器或いは高インピーダンス
のセラミックのカートリッジから駆動されるように設計
された前置増幅器を含む。
電力増幅器がプッシュプル形に接続された同じ導電型の
1対の出力トランジスタを持ち、これらが新規な段間駆
動器によって駆動される。
この駆動器の回路形式並びに部品のパラメータは、無人
力時の電流を予測し得る小さな値に減らすように選ばれ
ている。
更に、2つの饋還通路を含めて、安定性を確実にし、歪
み並びにハムを最小限に抑える手段が設けられる。
増幅器は集積回路の形で実現され、半導体片の外部の部
品運びに必要なパッドの数を最小限にする。
この発明によるラジオ受信機の音声増幅器の完全な回路
図が第2図に示されているが、電力増幅器の幾分簡単に
した回路図が第1図に示されている。
電力増幅器はプッシュプル出力段及び駆動回路を含む。
第1図は、出力段の無人力時の電流を増幅器の尖頭電流
に較べて低い値に設定する新規な手段を例示している。
電力増幅器の主な部品を挙げると、音声信号源10から
中位のレベルの音声信号が印加されるNP’N)ランジ
スタQ1を用いるエミッタ・ホロワ形駆動器と、通常は
B級で動作し、一方のトランジスタQ3がQlによって
直接的に駆動され、他方のトランジスタQ2が夫々NP
N型並びにPNP型の縦続接続された第1及び第2のト
ランジスタQ5及びQ6を介して駆動されるような、N
PN)ランジスタQ2.Q3を用いたプッシュプル形増
幅器と、トランジスタQ7.Q8で構成される定電流源
と、プッシュプル形増幅器の負荷となる交流結合のスピ
ーカ11と、直流バイアス電圧源12とである。
次に電力増幅器の信号通路について説明する。
音声信号源10がNPN型駆動トランジスタQ1のベー
スに結合され、これがNPN型のプッシュプル出力段の
両方を駆動する。
Qlのコレクタが正のバイアス源12に結合され、トラ
ンジスタQ1のエミッタが負荷抵抗13を介して大地に
結合される。
Qlのエミッタがプッシュプルの下側の出力トランジス
タQ3のベースに直接的に接続され、それに対して反転
しない駆動信号を供給する。
プッシュプルの上側の出力トランジスタQ2がQlから
、Q5及びQ6を用いた2つの中間段を介して駆動され
る。
NPN)ランジスタQ1のエミッタが抵抗14を介して
NPN)ランジスタQ5のベースに結合される。
トランジスタQ5はエミッタ共通形式であり、通常はB
級で動作するようにバイアスされていて、そのコレクタ
に反転出力信号を発生する。
この出力信号がPNP)ランジスタQ6のベースに結合
される。
直列接続の抵抗15,16がQ6の入力及び出力接合を
夫々分路する。
Q6のエミッタがトランジスタQ8のコレクタ並びにQ
2のベースに結合される。
トランジスタQ8から一定の電流が取出される。
PNP)ランジスタQ6はエミッタ・ホロワとみなすこ
とが出来る形式であり、そのベース拠印加された反転入
力信号をエミッタを介してQ2のベースに結合する。
プッシュプル出力段が、B+と大地の間に直列に結合さ
れた1対のNPN電力トランジスタQ2゜Q3で構成さ
れ、その中点に負荷としてスピーカが結合されている。
まだ詳しく説明していないが、入力のバイアス状態は、
蓄電池の正常の電圧で、出力段がB級動作をするように
なっており、各々の電力トランジスタは導電状態並びに
休止状態を交互にとる。
Q2のコレクタが正のバイアス源12の正の端子に接続
され、Q2のエミッタがプッシュプルの下側のトランジ
スタQ3のコレクタに接続される。
Q3のエミッタが接地され、バイアス源12の負の端子
も接地される。
Q2のエミッタをQ3のコレクタに接続することにより
、端子18がプッシュプル増幅器の負荷接続部になる。
増幅器の負荷はスピーカ11であり、一方の端子が大地
に接続され、他方の端子がコンデンサ17を介して増幅
器の出力端子18に結合されている。
信号の直線性運びに安定性をよくする両方の目的で、増
幅器の出力端子18から抵抗21を介して駆動トランジ
スタQ1のベースに音声信号負饋還接続が施されている
増幅器の入力バイアス状態は、定電流源Q8、前述の種
々の回路接続、並びにこれから詳しく説明する構成上の
成る特徴によって設定される。
定電流源が内部電流基準並び拠被制御電流源を有する。
電流基準はダイオード接続のPNP )ランジスタQ7
で構成され、そのエミッタが抵抗19(43オーム)を
介して正のバイアス源12に接続されると共に、ベース
並びにコレクタが一緒になり、抵抗29(7,5キロオ
ーム)を介して大地に接続される。
被制御電流源がF)NPトランジスタQ8で構成され、
そのエミッタが抵抗20を介して正のバイアス源12に
結合され、ベースがQ7のコレクタ・ベース接続部に結
合され、一定の電流が取出されるそのコレクタは抵抗1
5゜Q6のエミッタ及びQ2のベースの共通接続部に接
続される。
後で詳しく説明するが、Q7及びQ8の形状は、Q8が
トランジスタQ7の基準電流の略一定の倍数の電流を維
持するように、慎重に制御される。
第1図の増幅器は、集積回路形式で、歪みを小さくし、
安定性を高くすると共に、電力出力を最大にする。
信号の増幅の点について云うと、この電力増幅器は、A
M−FM検波器から予め増幅された信号に対して作用し
、普通のスピーカを駆動するのに適切な音声電力を発生
するのに適した利得を有する。
B十源によるが、熱の散逸によって音声電力の上限が決
まる前に、無歪電力出力は150ミリワツト乃至1又は
2ワツト(パッケージの仕方による)の範囲にある。
(飽和の限界はこれより若干高いのが普通であり、或い
は電極の面積の調節によってそのようにすることが出来
る。
)これ迄説明した基本増幅器は、音声信号の正及び負の
半サイクルで増幅特性がはっきりと異なるが、すぐれた
位相応答並びに安定性を有する。
駆動段Q1から下側の電力トランジスタQ3までの利得
は大体1とみなすことが出来るが、駆動段Q1かも上側
の電力トランジスタQ2までの利得は、2つの中間増幅
段を持っているので、非常に高くなり得る。
この不平衡が第3a図に示されている。
振幅歪みはあり得るが、この形式の電力増幅器は、音声
スペクトル全体にわたり、またそれ以上の領域に達する
まで、本質的に良好な位相特性を有する。
上側の段に対する入力の駆動は1対のエミッタ・ホロワ
Q1.Q6と1個の位相反転器Q5Lか用いないが、下
側の段は前に述べたエミッタ・ホロワQILか必要とせ
ず、それ以上の位相の反転を必要としない。
エミッタ・ホロワは移相が小さくなるように設計するこ
とが出来、高々1回の位相の反転しか行なわない場合、
移相の差並びに累積値はご(小さい。
この振幅歪み並びに残存する不安定性が、饋還並びに高
周波数の丸め(roll off )によって制御され
る。
この饋還は、端子18から抵抗21を介して駆動段の入
力に対して行なわれる。
これは位相としては負饋還であり、波形の振幅の非対称
性を大幅に減少する効果を持つ。
これは歪みの測定値を数パーセントにまで減少させる。
この饋還通路があることによって改善された波形が第3
b図に示されている。
この種の第1の饋還通路のもう1つの効果は、信号差び
に負荷のあらゆる状態の下で増幅器の全体的な安定性を
確実にすることである。
トランジスタQ1は、エミッタ・ホロワであって寸法カ
小さいが、大きな寄生静電容量を持つ出力トランジスタ
Q3よりも周波数応答が高い。
この為、Q3が主な丸め効果を持ち、一般的に増幅器の
下側部分に於ける高周波数の不安定性を防止する。
増幅器の下側部分では、利得が比較的小さく、不安定性
は特に激しくない。
増幅器の上側部分について云うと、これは利得が一層大
きいが、第1のループによる饋還が通常は不安定を避け
るのに適切である。
然し、抵抗14(2,0キロオーム)によって補うこと
が出来る。
この抵抗がQ5のミラー静電容量(饋還静電容量)と共
に中間駆動器でかなりの丸め効果を生じ、不安定性を生
ずる傾向を更に少なくする。
この饋還を用いて、前述の回路が容量結合のスピーカと
共に作用し、スピーカ負荷が次第に誘導性になる高い音
声周波数でも無条件に安定な状態にとgまる。
回路は、このリアクタンス成分を帳消しにするような負
荷回路の普通の位相補償素子を必要とせずに、完全な安
定性を達成する。
第1図及び第2図に示す実施例は、入力電力散逸レベル
を程々に抑えて、相当の音声出力電力を発生する。
バイアス電圧が6ボルトであると仮定すると、上述の増
幅器は、無人力時の電流を僅か6又は7ミリアンペアし
か必要とせずに、1/2アンペアの無歪尖頭音声電流を
発生することが出来る。
こう云う利点は、回路の本質的な性質、並びに集積回路
形式によって実現される構造上の成る特徴によるもので
あり、次にこれについて説明する。
上に述べた回路形式により、プッシュプル出力段の無人
力時の電流設定値は3つの主要因子に依存するが、集積
回路の処理の際にこれらの因子を慎重に制御することが
出来る。
これらの因子とは、定電流源Q8の電流設定値と、トラ
ンジスタQ3とQ5の電流の比と、トランジスタQ6の
βとである。
これらの因子は能動回路装置の面積に関係する。
普通の処理により、寸法にも関係するが、これらの面積
は1%又はそれ未満の精度にまで制御することが出来る
次に、こう云う因子をどのように制御し、回路がどのよ
うにしてこれらの因子に対する依存性を持つようにする
かを説明する。
定電流源となるPNP)ランジスタQ8が安定な設定値
の電流を供給し、トランジスタQ7から電流基準を受取
る。
トランジスタQ7は横方向に沈積したPNPトランジス
タであってダイオード接続であり、エミッタは別個であ
るが、コレクタ及びベースが一緒に結合されている。
Q7の接合は、能動領域の相対的な面積を別にすれば、
被制御電流源Q8の接合を注意深くまねたものである。
Q8も横方向に沈積されている。
Q7は2個の1円板」で構成されるが、Q8は18個の
「円板」で構成される。
この為、2つのトランジスタの面積の比は9対lになる
が、実際の電流の比は幾分小さく、大体8対1である。
両方の入力接合が電気的に並列になっている回路形式に
より、電流が一定の相対的な関係になる。
即ち、Q8のエミッタが小さい抵抗20(10オーム)
を介して正のバイアス源に接続され、Qγのエミッタが
小さい抵抗19(43オーム)を介して同じ源に接続さ
れ、こうしてエミッタを略同じ電圧に保つ。
両方のトランジスタのベースが結合されているから、両
方の入力接合のVebが等しい。
抵抗19,20の値は、能動装置の間の不整合効果を最
小限にするように調節される。
こうして、並列回路接続により、Qγに流れる電流が、
Q7及びQ8の相対的な面積に大体比例して、Q8にも
復元される。
主な基準であるQ7の電流がバイアス電圧及び直列抵抗
29に関係する。
抵抗29の値により、Q7の基準電流が決まる。
バイアス電圧が一定であると仮定すると、定電流源Q8
の電流は主にQ7の電流並びに2つの装置の相対的な面
積に関係する。
これらの面積が数パーセントまで制御可能である。
トランジスタQ3とQ5の電流の比は、夫々の装置の面
積を同様に制御することにより、一定の値に保つことが
出来る。
トランジスタQ3及びQ5はNPN)ランジスタである
(基板がNPN処理が出来るように選択されていると仮
定すると、横方向には拡げない。
)回路形式により、Q3及びQ5の入力接続が並列にさ
れ、それらのVebが略対応するようにされる。
両方のトランジスタQ3.Q5のエミッタが接地され、
そのベースが2000オームの抵抗14を介して相互接
続される。
この抵抗値はベース電流から見て小さく、2つのトラン
ジスタのベース、従って両方の入力接合が略等しい電圧
を持てるようにする。
Vebが等しくなると、Q5とQ3の電流の比が、夫々
の電極の領域の相対的な面積の関数になる。
典型的には、トランジスタQ5の面積をQ3の面積の5
分の1にし、電流の比を大体同じこの値に定める。
プッシュプル増幅器の無人力時の電流設定値を設定する
際のもう1つの要素がトランジスタQ6のβである。
トランジスタQ6は横方向に拡げたPNP )ランジス
タであって、その動作電流レベルに較べて面積が小さく
、この為、トランジスタのβ尖頭値から十分外れた所で
動作する。
5ミリアンペアの動作点では、βが約30の尖頭値から
約4へと調節される。
前述の電流レベルを仮定すると、βが約0.5ミリアン
ペアで低下し始めるようなトランジスタを用いるべきで
ある。
この為、回路形式並びに回路のパラメータの数値は、β
が安定化する傾向を持つような電流領域でトランジスタ
を動作させるように選ばれる。
こうする時、βは、装置の面積を別として、実質的に全
ての因子に関係のない任意の数となる。
Q6.Q2.Q8を含む回路接続が、増幅器の無人力時
の電流設定値を決定する残りの2つの因子の内の1つで
あ、る。
PNP)ランジスタQ6のエミッタがNPNトランジス
タQ2のベースに結合され、トランジスタQ6のベース
が抵抗16(1000オーム)を介してQ2のエミッタ
に接続される。
Q6及びQ2のVebが略等しい為、Q6のベースの電
位はQ2のエミッタの電位に略等しい。
この為、抵抗16の両端の電圧が小さくそれを通る電流
は無視出来る位に小さい。
こうして回路形式並びにパラメータの数値により、Q5
のコレクタに供給される電流は抵抗15からと、Q6の
ベースからのものに分げられる。
抵抗15が2.2キロオームであって、エミッタ接合に
典型的な電圧を仮定すると0.4ミリアンペアが抵抗1
5からQ5のコレクタに流入し、残りのコレクタ電流が
Q6のベースから流入する。
次に、前述の仮定の効果を近似的な計算で説明する。
Q3の無人力時の電流に対し、6ミリアンペアのコレク
タ電流が満足なレベルであると仮定する。
Q5及びQ3の相対的な面積が5対1であると仮定する
と、Q5のコレクタ電流がQ3の大体5分の1、即ち1
.2ミリアンペアになる。
抵抗15及びQ6のベースが、1.2ミリアンペアの電
流をQ5に供給する。
典型的には、抵抗15が0.4ミリアンペアを通し、抵
抗16は通さず、0.8ミリアンペアがQ6のベースか
ら流れ出る。
Q6のβが5であれば、そのコレクタ電流は4ミリアン
ペアであり、エミッタ電流は4.8ミリアンペアである
プッシュプルの上側トランジスタQ2のベースに利用出
来る電流は、定電流源Q8から利用出来る電流(6ミリ
アンペアと仮定した)から抵抗15の電流並びにQ6の
エミッタ電流を差し引いた値に等しい。
この為、Q6のエミッタ電流及び抵抗15の電流が適正
に設定されていると、Q2に注入されるベース電流は一
層小さい一定の値に保たれる。
これ迄仮定した値から、Q6及び抵抗15に対する電流
需要が、定電流源Q8から利用出来る電流より大きくな
り、この為Q2及びQ6の両方の電流が対応的に減少す
る。
増幅器の無人力時の電流設定値を決める最後の回路因子
が、トランジスタQ2のエミッタ、Q6のコレクタ及び
Q3のコレクタを出力端子18に接続したことである。
この接続により、Q3のコレクタ電流が強制的にQ6及
びQ2からの電流と(大体)等しくされる。
Q3が6ミIJ 7ンペアに設定され、Q6が4,8ミ
リアンペアに設定されていると仮定すると、Q2のエミ
ッタには僅か1,2ミIJアンペアの電流しか利用出来
ない。
上に挙げた数値は近似であり、実際には、Q3のコレク
タ電流は6乃至8ミリアンペアの範囲内に設定され、Q
2のエミッタ電流は1乃至3ミリアンペアの範囲内に設
定され、Q6のコレクタ電流は3乃至5ミリアンペアに
設定される。
第1図に示す回路形式は、すぐれた全体的な性能が得ら
れるように手を加え易い簡単な実施例である。
第1図の実施例は、無人力時の電流が非常に安定で、高
い安定性を持ち、振幅歪みは数パーセントである。
この歪みの数値は多(の用途にとって適切であるが、付
加的な饋還によって容易に改善することが出来る。
今述べた様に無人力時の電流を定める手段により、クロ
スオーバに於ける増幅器の平衡直流電圧が大体一定にな
る。
端子18に於ける平衡直流電圧は、直列接続された2つ
の定電流源Qγ、Q8及びQ3とみなし得るものによっ
て決定されるから、端子18の直流出力電圧は成る程度
は不確定である。
この為、増幅器の休止点を一定の値に拘束したり、交流
の振れをはずませたり又は歪みを更に小さくしたければ
、第2の饋還ループ並びに他の成る特徴を設計に取入れ
ることが出来る。
次にこれについて説明する。
第2図の実施例には、音声信号の前置増幅、並びに第1
図に示すのと同様であるが、第2の饋還ループを持つ電
力増幅器を含む完全な音声増幅器が示されている。
電力増幅器の内、第1図に示すのと同じ素子には第2図
でも同じ参照数字を用いている。
前置増幅器は構成要素として、PNP )ランジスタQ
9.QIOで構成された差動増幅器、関連したPNP及
びNPN型1駆動トランジスタQ11.Q12.1個の
PNP出力トランジスタQ13、電流迂回トランジスタ
Q14.Q15、トランジスタQ16乃至Q20ダイオ
ードD1乃至D3、前置増幅器並びに電力増幅器のバイ
アス用の種々の抵抗を有する。
増幅器は入力信号を次の様に増幅する。
第1図に示す様に、増幅器の入力源が検波器22である
典型的には、これはFM又はAM検波器か又両方の検波
様式を組合せた検波器である。
検波器22がコンデンサを介して音量調節用ポテンショ
メータ23に結合される。
ポテンショメータの一方の端子が接地され、タップの音
声信号が抵抗24を介してエミッタ・ホロワ・トランジ
スタQ11のベースに供給される。
無線周波数側路コンデンサ25がQllのベースを大地
に結合している。
Qllのコレクタが接地され、出力信号を取出すそのエ
ミッタが差動増幅器Q9.QIOの内のトランジスタQ
9のベースに結合される。
QIOのベースは入力源に直接結合されていないが、後
で判る様に、負饋還の入力点になる。
Q9.Q10のエミッタが一緒にされ、電流源トランジ
スタQ16のコレクタから電流を受取る。
Q16のエミッタが3000オームの抵抗26を介して
正のバイアス電圧源12に接続されている。
この為、検波器からの信号が直接的に増幅されて、Q9
のコレクタに現われる。
後で判る様に、饋還ループによって注入される信号成分
もQ9のコレクタに現われる。
差動増幅器Q9.Q10に対する第2の入力が、増幅器
の出力18からQ12に対する饋還接続を介して入力さ
れる。
Q12は、差動増幅器の負饋還入力側にあるとみなすこ
との出来るエミッタ・ホロワ形式のNPN)ランジスタ
である。
電力増幅器の出力信号が出力端子18から抵抗27を介
してQ12のベースに結合される。
Q12のコレクタ電流は電流源トランジスタQ17のエ
ミッタから供給される(その電流レベルを決定するQ1
70ベース並びにコレクタの接続は後で別個に取り上ケ
る)。
Q12のエミッタに現われる饋還信号が差動増幅器のQ
IOのベースに供給される。
Q12のエミッタと大地との間に結合された抵抗26に
よりエミッタ・ホロワ形式が構成される。
こうしてQIOのベースに印加された饋還信号がQIO
のエミッタに現われ、Q10のエミッタからQ9のエミ
ッタに結合される。
Q9のコレクタで、この饋還信号が最初の入力信号に負
饋還式に加えられる。
直接的に増幅された饋還信号がQ10のコレクタにも現
われ、電流迂回トランジスタを介してQ9の出力に結合
され、そこで増幅器の順方向利得通路に入る。
電流迂回部がトランジスタQ14゜Q15で構成される
QIOのコレクタが、電流迂回部の入力側にあるダイオ
ード接続のトランジスタQ15のベース・コレクタ接続
部に結合される。
Q15のエミッタは接地される。Q15の接合がQ14
の入力接合と並列になり、Q14のベースがQ15のコ
レクタ並びにベースに結合され、Q14のエミッタは接
地されている。
この為、饋還源からQIOに流れるのと同じ電流がQ1
4のコレクタに現われ、Q9のコレクタに現われる信号
に加えられる。
その結果、負饋還作用が更に強められる。
上に述べた2つの通路からの直接信号並びに饋還信号の
両方を含む複合音声信号がQ9のコレクタに現われ、出
カニミッタ・ホロワQN3のベースに印加される。
QN3のコレクタが接地されていて、そのエミッタ電流
は別の電流源、即ちトランジスタQ19のコレクタから
供給される。
Q19はエミッタが抵抗37を介してB十源に結合され
、そのベースが、電流源Q16のベース、Q17のエミ
ッタ及び電流源Q18(まだ説明していない)のベース
に共通の母線に結合されている。
Q13のエミッタに現われた出力信号が駆動トランジス
タQ1のベースに結合される。
駆動トランジスタQ1が前に説明した様にプッシュプル
形出力増幅器Q2 、Q3を駆動する。
入力差動増幅器は非常に高いインピーダンス・レベルで
動作し、基板のPNP)ランジスタと横方向に形成した
PNP)ランジスタとをダーリントン形式で用いている
従って、この段は本質的に高利得であり、かなりの負饋
還を受入れることが出来る。
図に記入したパラメータの数値は安定な増幅をする為の
ものである。
出力電力増幅器から入力前置増幅器へのとの饋還接続が
、電力増幅器に於ける前に述べた饋還接続を補い、音声
増幅の直線性を1%未満にまで改善する。
然し、他の手段を講じないと、直流の平衡はまだ理想的
にはならない。
尖頭電流で3対2の不平衡が典型的である。
次に出力を平衡させる手段を説明する。
前に述べた様に、プッシュプル増幅器の出力18に於け
る無人力時の直流電圧は、2つの電流源を直列接続して
いる結果として、不確定である。
無人力時の電圧並びに交流信号の振れの大きさが、抵抗
27、トランジスタQ20、電流源トランジスタQ7、
抵抗29、ダイオードD1乃至D3及び電流源Q1Bに
よって定められる。
これらの手段により、(出力点18に於ける)電圧が所
望の電圧、通常は源18の正の電位と大地との間の中間
点より若干低い電圧に定められる。
これは、抵抗27を抵抗29の値の大体半分に等しくす
ると共に、定電流源Q18の電流を制御することによっ
て達成される。
増幅器の出力端子に於ける無人力時の電圧(Vl 8
)は次の様に計算することが出来る。
Q20′のコレクタは電流の節(点31)に接続されて
いるとみなすことが出来る。
電流の節とみなすと、この節に流れ込む電流並びに流れ
出す電流の和はゼロに等しい。
更に詳しく云えば、Q20のコレクタが節から引出す電
流、増幅器の出力端子18から抵抗27を介して節に流
れ込む電流、並びに定電流源トランジスタ18のエミッ
タから節に流れ込む電流は次の関係にある。
■C20−■C18+■f(1) こNで■。
2oは基準Q20からのコレクタ電流、ICl3は基準
Q18からのコレクタ電流、■fは饋還抵抗27に流れ
る電流である。
饋還抵抗に流れる電流を増やすと、無人力時の電圧が上
昇する。
この電流はQ20のコレクタ電流によって供給されるか
ら、Q20のコレクタ電流を増加すると、無人力時の電
圧(Vl8)に対して同じ効果がある。
Q20のコレクタの電流は直列接続されたダイオードD
1の電流と同じであり、これはB+から3つのダイオー
ド降下(Q7の入力接合、DI。
D2)を差し引いた値により、7.5キロオームの抵抗
29を介して流れる。
即ちQ18の電流は抵抗300両端の電圧並びにこの抵
抗の大きさによって決定される。
抵抗30の電圧降下は、順バイアスされたダイオードD
3並びにQ17の入力接合の両端の降下から、Q18の
入力接合の電圧降下を差し引いた値に等しい。
ダイオードD3は小さな電流で順バイアスされているか
ら、その降下は幾分下がり、約0.5ボルトになる。
エミッタ抵抗30の両端の電圧降下が0.5ボルトであ
ると仮定すると、QlBの電流は饋還抵抗27の電流は
、増幅器の出力に於ける電圧(Vl 8 )及び節31
の電圧の関数であり、饋還抵抗27の大きさに反比例す
る。
節31の電圧は、ポテンショメータ24の接地端子から
始まって、相次ぐ入力接合に於ける降下Vd(Qll。
Q9.QIO,Q12)の結果として決まる。
入力接合に於ける電圧降下の極性はQllでは正、Q9
では正、Q10では負、Q12では正であり、正味2個
分の入力接合の降下が正になり、1.2ボルト(大体)
の値になる。
従って、■fは次の様に計算することが出来る。
(1)式を書き換えると ■f = Ic2o Icta (
5)(4)式を(6)式に等しいとおいて、V18につ
いて解くと、 これから、 B+−6ボルト、Vd=0.7と仮定するとV18=+
2.64ボルト V18の値は、Q7と直列のダイオードを増やしたり減
らしたりすることにより、又はQ18に流れる電流を調
節することによって変えることが出来る。
プッシュプルの下側のトランジスタQ3のエミッタ飽和
特性がトランジスタQ2のコレクタ飽和特性と対称的で
はない為、V18の値は直流電圧の半分より僅かに低く
するのが望ましい。
この為、正の振れが、B+として用いる6ボルトの値よ
り約1ボルト低い状態眞とKまり、負の振れで、大地よ
り大体1/4ボルト高いことが好ましい。
上に述べた中心合せの効果として、B+を約6ボルトの
公称の値より高(した時、出力段Q2.Q3はB級動作
からA級動作に向って変化する。
この効果により、増幅器の電力効率が下がり、忠実度が
更に改善される。
つまり、クロスオーバ歪みが実質的に低下する。
プッシュプル出力増幅器の中心合せを正確に制御する他
に、第2図の実施例は、かなりよ(ハムを抑圧すると共
に、実質的な直流安定性を持たせる。
これらの2つの効果が特に経済的に達成される。
第2図に示す様に、Q20のコレクタが節310所で外
部パッド35に結合され、これにコンデンサ34が接続
されている。
このコンデンサは低い電圧(2,5ボルト)で大きな値
(160μf)を有する。
この値により、60サイクルに於けるインピーダンスが
低くなり、ノ・ムがかなりよく抑圧される。
コンデンサ34とQ12のベースとの間に小さな抵抗(
75オーム)が入っており、これがコンデンサ34と共
に、増幅器の閉ループ利得が、交流信号に対しては高い
状態にとyまるようにすると共に、安定な直流動作の為
に、かなりの負饋還を取入れて、低い状態にとKまるよ
うにする。
増幅器のバイアス源12が60サイクルの線路電圧から
整流並びに沢波によって取出されると仮定すると、直流
出力電圧には若干の交流リップルが重畳されていると予
想される。
バイアス源と並列に接続したコンデンサ36のような大
きな静電容量を用いると共に、幾つかの部分から成るR
CP波器を用いることにより、このリップルを制御する
ことが出来る。
一般的には、こう云うリップルを全くな(そうとはせず
、他の条件に見合った許容限界内に減少させようとする
だけである。
この発明の構成では、P波に代る別の方式を用いる。
相補形でない電力トランジスタを用いた普通のプッシュ
プル増幅器では、リップルがプッシュプルの上側の増幅
器のコレクタに印加される。
負荷が中心に結合されていて、トランジスタの分圧が等
しいと仮定すると、リップル電圧が(バイアス源に存在
するリップル電圧の半分の電圧で)負荷に現われ、出力
スピーカにハムを生ずると考えられる。
この発明の構成では、直流平衡回路が節31からQ20
へ電流を注入して、端子18の直流電位を中心辺(の予
定の電圧位置に保つ。
然し、コンデンサ34及び抵抗33が存在しないと仮定
すると、Q20への電流の注入はDlからの瞬時電流に
基づき、これが直流源12からのリップルを含む合計直
流電圧の関数である。
コンデンサ34が、7.5キロオームの抵抗29にあっ
て電流迂回部Q20を介して来るリップル(〕・ム)を
沢波する。
この為、節31にはハムがないと考えることか出来、こ
の為、両方の饋還ループが作用する時の基準はハムがな
い。
7.5キロオームの抵抗29に流れる電流は、Ql、Q
8を迂回したものであり、ハムを含んでいて、正常の5
ミリアンペアの無人力時の電流に摂動を生ずる。
然し、との摂動が両方のループの利得によって小さくさ
れ、一般的にハムを減少する。
典型的なハムの減少は60dbである。
素子33.34を設けたことによる2番目の効果は、直
流安定性がよ(なることである。
コンデンサ34及び抵抗33を含む回路手段を前置増幅
器の負饋還入力側(Q12のベース)に設けたことによ
り、増幅器の交流利得と直流利得とで負饋還に差をつけ
ることが出来る。
交流では、この負饋還が抵抗27及びコンデンサ34の
複素数リアクタンスに対する抵抗33の相対的な大きさ
によって決定される。
それらの数値は、閉ループの交流利得を太き(出来るよ
うに、饋還比を小さくするように選ぶのが普通である。
直流では、コンデンサ34のリアクタンスが無限大であ
り、饋還比が実質的に1であって、直流利得を大幅に低
下させ、所望の高安定性動作が確実に得られるようにす
る。
第2図に示す実施例の別の特徴は、前置増幅器の各段に
供給される電流を出力段の需要電流から隔離する手段で
ある。
電流源トランジスタQ16゜Q18.Q19のベース電
位を設定する回路はQ17であり、そのエミッタが3つ
の全部のベースに結合され′ると共にQ12のコレクタ
に結合されている。
Q170ベースはダイオードD3を介してB+に接続さ
れ、そこでB十電位より低い略一定の直流値に保たれて
いる。
Q17のコレクタが電流源トランジスタQ7のコレクタ
・ベース接合に結合されている。
Q17のエミッタ電流はQ12のコレクタ電流から得ら
れ、Q13は抵抗26及び抵抗26の両端の一定の電圧
によって設定すれた一定のエミッタ電流を有する。
この電圧は、Qll、Q9.QIOの入力接合を相互接
続したことにより、大地電位よりダイオード1個分の降
下だけ高い所に固定される。
抵抗26がQ12 、Qll及びQlを含む直列通路に
最小電流を設定し、Qlの最小放出電流を定める。
この為、Q17のエミッタに結合されているQ16゜Q
18.Q19のベースは、Q8又はQ20のコレクタに
過大な電流需要が生じても、一般的にそれからトランジ
スタQ1γによって隔離される。
要約すると、この発明の実施例は予測し得る非常に小さ
い無人力時の電流を有する。
無人力時の電流が夫々の装置の形状、即ち面積によって
決定され、装置を形成する時のマスクを初めに作る時の
高い精度に制御することが出来る。
この増幅器は外部部品の使い方の点でも特に経済的であ
る。
即ち、2つの饋還ループを使うが、これらのループは半
導体片上にあたり、余分の外部部品を必要としない。
増幅器に直線性並びに安定性を持たせると共に、無人力
時の直流動作点を安定化する饋還により、出力段〜を強
く駆動しても、過大な消費電力又は予想外のクリップ作
用を生ずることはない。
バイアス装置の自己中心合せ作用がある為、この増幅器
はB十電圧が大幅に変化しても差し支えない。
この増幅器を6ボルトで使うように設計したが、3ボル
トでも、電力は低下するが、良好な直線性を以て動作す
る。
12ボルトでも作動し、実際に忠実度が改善される。
更に、この回路は利用し得る直流電圧源を最大限に活用
することが出来、その為に昇圧を必要としない。
この差動増幅器を用いた前置増幅器並びに図示の饋還接
続方式の設計により別の利点が得られる。
こう云う設計にすると、信号の入力部を1メグオームよ
り十分高いインピーダンスにしてお(ことが出来る。
この為、前置増幅器は、普通のAM及びFM検波器によ
って駆動することが出来るだけでな(、普通の(約1/
2ボルトの)出力電圧を持つセラミックのカートリッジ
によっても駆動することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は音声増幅器の電力増幅器を構成するプッシュプ
ル出力段及び1駆動回路の簡略回路図、第2図は第1図
のプッシュプル出力段及び駆動回路を用い且つ前置増幅
器を取入れた家庭用ラジオ受信機に使うのに適した完全
な音声増幅器の回路図、第3a図、第3b図及び第3c
図は、第1図に示した電力増幅器の動作を説明する3つ
の波形図である。 主な符号の説明、12:バイアス電圧源、Ql:駆動ト
ランジスタ、Q2.Q3:プッシュプル・トランジスタ
、Q5 、 Q6 : )ランジスタ(中間駆動器)、
Ql 、Q8 : トランジスタ(定電流源)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1の導電型および該第1の導電型とは相補的な第
    2の導電型の複数のトランジスタを含み、集積回路とし
    て構成された内部直流結合の音声増幅器に於て、夫々の
    コレクターエミツタ路が直流電圧供給点と接地点との間
    に直列回路として接続され、これらのコレクターエミツ
    タ路の接続点を音声増幅器出力18とした第1の導電型
    の第1及び第2のトランジスタQ2 、Q3と、第1の
    導電型の第3のトランジスタQ1を含む駆動段と、音声
    増幅器出力18から駆動段への負饋還抵抗21と、駆動
    段と第1のトランジスタQ2との間に設けられた第4の
    トランジスタQ5を含む位相反転段とを有し、更に、位
    相反転段からの音声周波数信号を増幅して第1のトラン
    ジスタQ2のベースに増幅した信号を供給する第2の導
    電型の第5のトランジスタQ6を持つ中間駆動段と、定
    電流源回路Q7 、Q8とを設け、この定電流源回路は
    強制的に直流電流を第5のトランジスタQ6のエミッタ
    に供給すると共に抵抗15を介して第4のトランジスタ
    Q5のコレクタに供給し、上記第5のトランジスタQ6
    に供給された直流エミッタ電流はその一部が第5のトラ
    ンジスタQ6のベース電流として流れ出て第4のトラン
    ジスタQ5のコレクタに流れ、他の′部分は第5のトラ
    ンジスタQ6のコレクタ電流として流れ出て、第1のト
    ランジスタQ2のエミッタ電流と一緒になって第2のト
    ランジスタQ3のコレクタに流れ、そして、定電流回路
    Q7.Q8から利用出来る残りの電流が第1のトランジ
    スタQ2のベースに供給されることを特徴とする音声増
    幅器。 2 駆動段の第3のトランジスタQ1のエミッタが、抵
    抗を介して接地点に接続されると共に第4のトランジス
    タQ5のベース及び第2のトランジスタQ3のベースに
    接続され、第2及び第4のトランジスタQ3.Q5のエ
    ミッタが接地点に接続され、第2及び第4のトランジス
    タQ3.Q5の能動領域の面積の比が予定の比であり、
    このため増幅器の動作時に、第2及び第4のトランジス
    タの夫々の合計直流アイドリンク電流の比が実質的に上
    記予定の比になっている、特許請求の範囲第1項記載の
    音声増幅器。 3 抵抗16が第5のトランジスタQ6のベースとコレ
    クタ間に接続され、第4のトランジスタQ5のコレクタ
    回路にある抵抗15が第5のトランジスタQ6のベース
    とエミッタ間に接続され、これら2つの抵抗15.16
    が第5のトランジスタQ6の動作点をそのβ尖頭値の時
    の電流レベルよりも数倍の電流レベルにして、第5のト
    ランジスタの直流アイドリンク電流が主にその電極面積
    により決まるようにした、特許請求の範囲第1項記載の
    音声増幅器。 4 第3のトランジスタQ1がエミッタホロワ形式に構
    成されており、そして、定電流源回路Q8の出力から第
    1のトランジスタQ2のベースへの導体接続、第3のト
    ランジスタQ1のエミッタから第2のトランジスタQ3
    のベースへの導体接続筒1のトランジスタQ2のエミッ
    タから及び第5のトランジスタQ6のコレクタから第2
    のトランジスタQ3のコルクタへの導体接続、第5のト
    ランジスタQ6のベースから第4のトランジスタQ5の
    コレクタへの導体接続、第1のトランジスタQ2のコレ
    クタから直流電圧供給点への導体接続が夫々なされてお
    り、饋還抵抗21が第2のトランジスタQ3のコレクタ
    から第3のトランジスタQ1のベースに接続されており
    、第4のトランジスタQ5のベースが第3のトランジス
    タQ1のエミッタに抵抗14を介して接続されている、
    特許請求の範囲第2又は3項記載の音声増幅器。 5 定電流源回路が、ダイオード接続された第2の導電
    型の第6のトランジスタQ7及び電流源として作用する
    第2の導電型の第7のトランジスタQ8とで構成され、
    第6のトランジスタQ7は第7のトランジスタQ8に対
    する電流源基準として作用する、特許請求の範囲第1乃
    至4項のいずれか1項に記載の音声増幅器。 6 音声信号入力(Q9ベース)、負饋還入力(Ql[
    1ベース)および出力(Q9コレクタ)を有し、該出力
    が第3のトランジスタQ1のベースに結合手段Q13を
    介して結合されている差動増幅器Q9.QIOで構成さ
    れた前置増幅段と、音声増幅器出力18から負饋還入力
    (Q10ベース)への第2の負饋還抵抗27を含む第2
    の負饋還ループ27.Q12とを設けた、特許請求の範
    囲第1乃至5項のいずれか1項に記載の音声増幅器。 7 前置増幅段が第1及び第2の前置増幅段トランジス
    タQ9.QIOで構成され、第1の前置増幅段トランジ
    スタQ9のベースが前置増幅段入力であり、そのコレク
    タが前置増幅段出力であり、第2の前置増幅トランジス
    タのベースが前置増幅段負饋還入力であり、これらの2
    つのトランジスタQ9.Q10のエミッタが前置増幅段
    出力に第2の負饋還ルーズの作用を伝える1つの通路と
    なるように相互接続されており、更に第1の導電型の第
    3の前置増幅段トランジスタQ14が設けられて、その
    ベースが第2の前置増幅段トランジスタQIOのコレク
    タに接続され、コレクタが第1の前置増幅段トランジス
    タQ9のコレクタに接続されて、前置増幅段出力に第2
    の負饋還ルーズの作用を伝える第2の通路となる、特許
    請求の範囲第6項記載の音声増幅器。 8 第2の饋還ループが音声増幅器出力18に接続され
    た第2の饋還抵抗27とエミッタホロワ回路とを含み、
    該回路が第1の導電型のエミッタホロワ・トランジスタ
    Q12を含み、該トランジスタはそのベースが第2の饋
    還抵抗27に接続され、且つそのエミッタが第2の前置
    増幅段トランジスタQ100ベースに接続されると共に
    、エミッタ負荷抵抗を介して接地点に接続されている、
    特許請求の範囲第7項記載の音声増幅器。 9 第1の導電型および該第1の導電型とは相補的な第
    2の導電型の複数のトランジスタを含み、集積回路とし
    て構成された内部直流結合の音声増幅器に於て、夫々の
    コレクターエミツタ路が直流電圧供給点と接地点との間
    に直列回路として接続され、これらのコレクターエミツ
    タ路の接続点を音声増幅器出力18とした第1の導電型
    の第1及び第2のトランジスタQ2.Q3と、第1の導
    電型の第3のトランジスタQ1を含む駆動段と、音声増
    幅器出力18から駆動段への負饋還抵抗21と、駆動段
    と第1のトランジスタQ2との間に設けられた第4のト
    ランジスタQ5を含む位相反転段とを有し、更に、位相
    反転段からの音声周波数信号を増幅して第1のトランジ
    スタQ2のベースに増幅した信号を供給する第2の導電
    型の第5のトランジスタQ6を持つ中間駆動段と、定電
    流源回路Q7.Q8とを設け、この定電流源回路は強制
    的に直流電流を第5のトランジスタQ6のエミッタに供
    給すると共に抵抗15を介して第4のトランジスタQ5
    のコレクタに供給し、上記第5のトランジスタQ6に供
    給された直流エミッタ電流はその一部が第5のトランジ
    スタQ6のベース電・流として流れ出て第4のトランジ
    スタQ5のコレクタに流れ、他の部分は第5のトランジ
    スタQ6のコレクタ電流として流れ出て、第1のトラン
    ジスタQ2のエミッタ電流と一緒になって第2のトラン
    ジスタQ3のコレクタに流れ、そして、定電流回路Q7
    .Q8から利用出来る残りの電流が第1のトランジスタ
    Q2のベースに供給され、更に、音声増幅器出力18に
    於げる直流アイドリング電圧、従って該アイドリンク電
    圧を中心とする音声周波数信号の振れを安定化するため
    の手段を設け、該手段が電流引出し回路27,33.Q
    20゜D2と第2の定電流源回路30.Q18を含み、
    電流引出し回路は音声増幅器出力18から接地点へ頴次
    接続された抵抗27と、音声増幅器出力18から予定の
    電流を引出すように作用する第1の導電型の第8のトラ
    ンジスタQ20のコレクターエミツタ路とを含み、第2
    の定電流源回路は、第8のトランジスタQ20のコレク
    タに接続されたコレクタを持つ第2の導電型の第9のト
    ランジスタ18を含んでいて、第8のトランジスタQ2
    0により引出される合計コレクタ直流電流が前記直流ア
    イドリンク電圧を直流電圧供給点の電圧の値の略半分の
    値に保つのに必要な直流電流に実質的に等しくなるよう
    に、第8のトランジスタQ20のコレクターエミツタ路
    に付加的な直流を注入することを特徴とする音声増幅器
    。 10 第6のトランジスタQ7のコレクタから接地点に
    接続された直列回路が抵抗29と1つ又はそれより多く
    のダイオードDi、D2とで構成され、該抵抗29は電
    流引出し回路の抵抗2Tの値の約2倍の値を持ち、第8
    のトランジスタQ20のエミッターベース接合が前記ダ
    イオードの内の第1のダイオードD1と並列に接続され
    て前記アイドリンク電圧をその所定の値に保持するよう
    に寄与する、特許請求の範囲第9項記載の音声増幅器。 11 音声信号入力(Q9ベース)、負饋還入力(Q
    10ベース)および出力(Q9コレクタ)を有し、該出
    力が第3のトランジスタQ1のベースに結合手段Q13
    を介して結合されている差動増幅器Q9.QIOで構成
    された前置増幅段と、音声増幅器出力18から負饋還入
    力(Q10ベース)への第2の負饋還抵抗27を含む第
    2の負饋還ループ27.Q12とを設けた、特許請求の
    範囲第9又は10項に記載の音声増幅器。 12 前置増幅段が第1及び第2の前置増幅段トラン
    ジスタQ9.QIQで構成され、第1の前置増幅段トラ
    ンジスタQ9のベースが前置増幅段入力であり、そのコ
    レクタが前置増幅段出力であり、第2の前置増幅トラン
    ジスタのベースが前置増幅段負饋還入力であり、これら
    の2つのトランジスタQ9.Q10のエミッタが前置増
    幅段出力に第2の負饋還ルーズの作用を伝える1つの通
    路となるように相互接続されており、更に第1の導電型
    の第3の前置増幅段トランジスタQ14が設けられて、
    そのベースが第2の前置増幅段トランジスタQIOのコ
    レクタに接続され、コレクタが第1の前置増幅段トラン
    ジスタQ9のコレクタに接続されて、前置増幅段出力に
    第2の負饋還ルーズの作用を伝える第2の通路となる、
    特許請求の範囲第11項記載の音声増幅器。 13 第2の前置増幅段トランジスタQ10のコレクタ
    と接地点との間に接続された第1の導電型のダイオード
    接続の前置増幅段トランジスタQ15を含む、特許請求
    の範囲第12項記載の音声増幅器。 14 第1及び第2の前置増幅段トランジスタQ9゜
    QIOの共通のエミッタが、第2の導電型の第4の前置
    増幅段トランジスタを含む別の定電流源Q16,26に
    接続されている、特許請求の範囲第12又は13項記載
    の音声増幅器。 15 第2の饋還ループが音声増幅器出力18に接続
    された第2の饋還抵抗27とエミッタホロワ回路とを含
    み、該回路が第1の導電型のエミッタホロワ・トランジ
    スタQ12を含み、該トランジスタはそのベースが第2
    の饋還抵抗27に接続され、且つそのエミッタが第2の
    前置増幅段トランジスタQIOのベースに接続されると
    共に、エミッタ負荷抵抗を介して接地点に接続されてい
    る、特許請求の範囲第12又は13又は14項記載の音
    声増幅器。 16 第4の前置増幅段トランジスタQ16はそのエ
    ミッタが電流源抵抗26を介して直流電圧供給点にされ
    、そのベースがエミッタホロワ・トランジスタQ12の
    コレクタに接続されると共に、第1の導電型の更に別の
    電流源として作用する第5の前置増幅段トランジスタQ
    17のエミッタに接続され、第5の前置増幅段トランジ
    スタのベースがダイオードD3を介して直流電圧供給点
    に接続されている、特許請求の範囲第14又は第15項
    記載の音声増幅器 1γ 第1の前置増幅段トランジスタQ9のコレクタと
    第3のトランジスタQ1のエミッタとの間に、第2の導
    電型の第6の前置増幅段トランジスタQ13を含むエミ
    ッタホロワ形式の段が配置されている、特許請求の範囲
    第12乃至16項のいずれか1項に記載の音声増幅器。 18 差動増幅器Q9.QIOの前に別の音声前置増幅
    段Q11が設けられ、この段はエミッタが第1の前置増
    幅段トランジスタQ9のベースに接続され、且つエミッ
    タホロワ形式に構成された第2の導電型の第7の前置増
    幅段トランジスタQ11を含む、特許請求の範囲第12
    乃至17項のいずれか1項に記載の音声増幅器。 19 第2の饋還抵抗27が電流引出し抵抗である、
    特許請求の範囲第11乃至第18項のいずれか1項に記
    載の音声増幅器。 20 抵抗33が電流引出し抵抗27と第8のトラン
    ジスタQ20のコレクタとの間に配置され、該抵抗33
    は電流引出し抵抗27の値に対して比較的小さい値を持
    つ、特許請求の範囲第10乃至19項のいずれか1項に
    記載の音声増幅器。 21 集積回路の外部に配置されたコンデンサ34が
    設けられ、該コンデンサの1端は集積回路の外部で接地
    され、コンデンサの他端は集積回路に電気接続されて、
    第8のトランジスタQ20のコレクタに接続されており
    、該コンデンサは前記比較的小さい値の抵抗33と協働
    して音声増幅器の音声周波数増幅を増太し、音声増幅器
    内に存在するハムを減少させる、特許請求の範囲第19
    又は20項記載の音声増幅器。
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