JPS6051806B2 - 可聴周波増幅器 - Google Patents

可聴周波増幅器

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JPS6051806B2
JPS6051806B2 JP52077951A JP7795177A JPS6051806B2 JP S6051806 B2 JPS6051806 B2 JP S6051806B2 JP 52077951 A JP52077951 A JP 52077951A JP 7795177 A JP7795177 A JP 7795177A JP S6051806 B2 JPS6051806 B2 JP S6051806B2
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current
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emitter
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ロバ−ト・ジヨン・マクフアデイエン
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General Electric Co
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/30Single-ended push-pull [SEPP] amplifiers; Phase-splitters therefor
    • H03F3/3083Single-ended push-pull [SEPP] amplifiers; Phase-splitters therefor the power transistors being of the same type
    • H03F3/3086Single-ended push-pull [SEPP] amplifiers; Phase-splitters therefor the power transistors being of the same type two power transistors being controlled by the input signal
    • H03F3/3088Single-ended push-pull [SEPP] amplifiers; Phase-splitters therefor the power transistors being of the same type two power transistors being controlled by the input signal with asymmetric control, i.e. one control branch containing a supplementary phase inverting transistor
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/20Power amplifiers, e.g. Class B amplifiers, Class C amplifiers
    • H03F3/21Power amplifiers, e.g. Class B amplifiers, Class C amplifiers with semiconductor devices only
    • H03F3/213Power amplifiers, e.g. Class B amplifiers, Class C amplifiers with semiconductor devices only in integrated circuits

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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は無調整の電源から電圧が供給される集積回路
の無線受信機に使うのに適したトランジスタ化可聴周波
増幅器に関する。
可聴周波増幅器の電力増幅器が、電源に対して並列に接
続された、普通の大きな面積を持つ1対のプッシュプル
・形出力トランジスタを有する。この発明では、電圧基
準にツェナ・ダイオードを使つて、電源電圧の変化を感
知し、ツェナ・ダイオードに流れる電流の変化に応答し
て、プッシュプル形出力トランジスタの休止(すなわち
アイドリング)電流を慎重に変えることにより、電源電
圧に対する分路電圧調整作用が行なわれる。休止電流を
増加した結果、プッシュプル形出力段がB級動作からA
級動作に変わり、電源電圧の分路調整を行なう。ツェナ
・ダイオードは電源電圧全部並びにプッシュプル形出力
増幅器の中心電圧の両方を安定化する様に構成され、そ
れ自体はトランジスタと共に集積化することが好ましい
。固体受信機に対する電源は簡単でコストの安い形式に
向う傾向がある。
典型的な形式は、電圧降下抵抗を介して作用する半波整
流器であつて、整流器の出力端子に1個の大きな戸波コ
ンデンサを有する。1つの部分から成る沖波器のハム成
分が大きすぎる場合、2番目のRC部分を設けることが
出来る。
電圧を100ボルト位の値から12ボルトに下げる為に
使われる直列抵抗によつて、普通の製造上の変動並びに
周囲条件の下で、出力電圧に大きすぎる変動が生ずる場
合、コストは一層高いが、変圧器電源又は電圧調整器を
必要とすることがある。電圧調整の必要性は、供給電圧
を増加する装置の許容公差によつて定まるのが普通であ
る。装置に低電圧で値の大きいコンデンサを使う場合、
過電圧による故障を防ぐ為にコンデンサの電圧定格を上
げるか、或いは電圧調整用を持たせるかで、コスト上の
検討が行なわれる。集積回路(IC)の方法によつても
、許容し得る電源に上限がある。IC方法は14ボルト
、16ボルト、20ボルト、25ボルト形等の方法と呼
ばれる場合が多い。この電圧が高ければ高い程、コスト
も高くなり、その為、回路の性能に見合つて、この方法
を低い電圧範囲へ下げる傾向がある。集積回路の開発に
より、チップ面積を増やすと云う中位のコスト増だけに
よつて、能動素子を加えることが実際に出来る様になつ
た。電圧基準装置としてのツェナ・ダイオードも大きな
面積を持つトランジスタも集積化することが出来るので
、1つの内部調整器を付け加えることが、現在では上に
述べた他の手段の代りになつている。この発明では、こ
れが前述の最初の説明に記載した様にして達成される。
この発明の内容、その他の特徴並びに利点は、以下図面
について説明する所から、最もよく理解されよう。第1
図には、大部分が集積化された無線受信機の可聴周波増
幅器及び電源の部分が示されている。
電源は、線路電圧降下用抵抗、半波整流器及びp波コン
デンサから成る形式であるが、それと共にこの電源の出
力電圧を調整するのに利用される可聰周波増幅器が示さ
れている。可聰周波増幅器の主な構成要素は、可聴周波
信号源10から中位のレベルの可聴周波信号が印加され
るNPNトランジスタQ1を用いたエミッタ・ホロワ形
駆動段と、通常はB級で動作し、その内の一方Q3がQ
1によつて直接的に駆動され且つ他方Q2がNPN及び
PNP形の縦続接続の第1及び第2のトランジスタQ5
,Q6を介して駆動されるNPNトランジスタQ2,Q
3を用いたプッシュプル形電力増幅器と、トランジスタ
Q7,Q8で構成された定電流源と、プッシュプル形増
幅器に対する可聴周波負荷となる交流結合のスピーカ1
1と、半波整流器D4及び素子41乃至46で構成され
ていて、直流バイアス電圧を供給する電源とである。
源10からの可聴周波信号がNPN駆動トランジスタQ
1のベースに結合され、これがプッシュプル出力段の両
方のNPNトランジスタQ2,Q3を駆動する。
トランジスタQ1はエミッタ・ホロワ形式であつて、コ
レクタがバイアス電源の正の端子46に接続され、エミ
ッタが下側のプッシュプル出力トランジスタQ3のベー
スに直接的に接続されて、それに対して非反転駆動信号
を供給する。Q1のエミッタが負荷抵抗13を介して電
源の共通端子(大地)に接続される。上側のプッシュプ
ル出力トランジスタQ2がQ5及びQ6を用いた2つの
中間段を介して、エミッタ・ホロワQ1によつて駆動さ
れる。
NPNトランジスタQ1のエミッタがタップつき抵抗1
4を介してNPNトランジスタQ5のベースに結合され
る。トランジスタQ5はエミッタ共通形式であり、通常
はB級動作にバイアスされていて、そのコレクタに反転
出力信号を発生する。この信号がPNPトランジスタQ
6のベースに結合される。直列接続の抵抗15,16が
Q6の入力及び出力接合と並列になつている。Q6のエ
ミッタがトランジスタQ8のコレクタ(そこから定電流
を取出す)に結合されると共に、Q2のベースに結合さ
れる。PNPトランジスタQ6はエミッタ●ホロワ形式
であるとみなしてよく、そのベースに印加された反転入
力信号をエミッタを介してQ2のベースに結合する。プ
ッシュプル形出力段が、B+と大地との間に結合された
1対のNPN電力トランジスタQ2,Q3で構成され、
その中点にスピーカ負荷が結合される。
入力バイアス条件により、分路調整作用が行なわれる電
圧範囲で出力段のA級動作を行なわせる。Q2のコレク
タがバイアス電源の正の端子46に接続される。Q3の
エミッタがバイアス電源の大地端子45に接続される。
Q2のエミッタをQ3のコレクタに接続した点が、プッ
シュプル形増幅器の負荷に対する端子18になる。増幅
器の負荷はスピーカ11であり、その一方の端子が大地
に接続され、他方の端子がコンデンサ17を介して増幅
器の出力端子18に結合される。最後に、信号の直線性
並びに安定性を持たせる為に、増幅器の出力端子18か
ら抵抗21を介して駆動トランジスタQ1のベースに対
し、可聴周波信号の負饋還接続が行なわれている。増幅
器の入力バイアス状態が、定電流源Q7,Q8、前述の
種々の回路接続並びにこれから説明する或る構成上の特
徴によつて設定される。
定電流源は内部の電流基準と、被制御電流源とを有する
。この電流基準はダイオード接続のPNPトランジスタ
Q7を持つ。このトランジスタは、エミッタが抵抗19
(43オーム)を介してバイアス源の正の端子に接続さ
れ、ベース並びにコレクタが一緒になつてタップつき抵
抗29(7.5キロオーム)を介して大地に接続される
。被制御電流ノ源はPNPトランジスタQ8で構成され
、そのエミッタが抵抗20を介してバイアス源の正の端
子に結合され、ベースがQ7のコレクタ・ベース接続部
に結合され、定電流を取出すコレクタは、抵抗15、Q
6のエミッタ及びQ2のベースの共通接7続点に接続さ
れる。Q7及びQ8の形状は、Q8が電流基準Q7の電
流の略一定の倍数の電流を維持する様に、慎重に制御さ
れる。これ迄説明した増幅器は、集積回路形式で、歪み
を小さくし、安定性を高くし、かなりの電力出つ力を発
生する。
信号の増幅の点について云うと、この増幅器は届−FM
検波器から予備増幅された信号で動作するのに適当な利
得を持ち、家庭用の普通のスピーカを駆動するのに適切
な可聴周波電力を発生する。図示のB+電源で動作させ
た時、無歪電力出力は150乃至250ミリワットの範
囲てある。無線受信機の電源は簡単でコストを最小限に
抑えた設計であり、その出力電圧がこれから説明する様
にして、可聴周波出力段Q2,Q3によつて分離調整さ
れる。
無線受信機に対する電源は、普通の交流60サイクル、
110ボルトを典型的には13.5ボルト、42ミリア
ンペアの調整直流出力電圧に変換する様に設計されてい
る。この電源は、交流入力端子44及び整流器D4の陽
極の間に接続された電圧降下抵抗41を含む。ダイオー
ドD4の陰極が直流電源の出力端子46に接続される。
他方の交流入力端子45が受信機の大地に接続される。
電圧降下抵抗41及び整流器D4が、入力波形の1つお
きの半サイクルで構成された低い電圧を発生する。脈動
する一方向性出力が、正の直流出力端子46と大地との
間に接続された大きな(100マイクロフアラド(μf
)より大きい)コンデンサ42によつて淵波される。コ
ンデンサ43を使うのは、無線周波数の妨害を少なくす
る為である。可聴周波出力段Q2,Q3が直流電源の出
力端子を分路し、こうして直流出力電圧の分路調整が出
来る様になつている。電源回路の他の部分、特に電圧調
整作用を行なうのに使われる他の素子として、ツェナ・
ダイオードCRl、ダイオードD5及びトランジスタQ
2lがある。
直流電源の電圧の偏差を感知する為に使われるツェナ・
ダイオードは、陰極が抵抗29のタップに結合され、陽
極がダイオードD5の陽極に接続されている。ダイオー
ドD5の陰極は.接地されている。ダイオードD5がト
ランジスタ21の入力接合を分路し、それと同じ極性に
接続されている。トランジスタQ2lのコレクタが抵抗
14のタップに結合され、後で判るが、この抵抗に対し
で電流を供給する。この電流が両方の出j力トランジス
タQ2,Q3の休止電流を制御する。抵抗29が直流電
源を分路し、ツェナ・ダイオードに接続されたタップは
、直流電源が正しい設定値にある時、ツェナ電圧になる
様に又はそれより若干高くなる様に定められる。
1直流出力電圧を感知し、出力トランジスタQ2
,Q3の導電を増減することにより、直流電圧の調整が
行なわれる。所望の直流バイアス電圧を越えた時、ツェ
ナ・ダイオードCRlが一層著しく導電し、この増加し
た電流をダイオードD5を介して大地に流す。入力接合
がD5と並列になつていて、その入力接合電圧がこのダ
イオードと等しくなる様にしたトランジスタQ2lが、
ダイオードの電流に比例する電流を通す。この比例関係
が、2つの装置の相対的な接合面積によつて定められる
。D5に対するQ2lの面積比を厳密に制御することが
出来るので、これらは調整過程に於けるツェナ電圧基準
の精度を維持する。典型的にフは1対1の比でダイオー
ドD5に流れるツェナ電流を反映する。Q2lに流れる
電流が、抵抗14のタップから、Q1のエミッタ及びQ
3のベースに結合された抵抗14の端子に流れ込む。こ
の電流の流れの直接的な効果として、抵抗の内、この・
電流が流れる部分47に電圧降下が起る。抵抗14の反
対側の端がQ5のベース・エミッタ接合を介して大地に
結合されているから、この端は、抵抗14のタップより
先の部分47に小さな電圧変化が起る時、一定の電位に
とS゛まる傾向がある。lこの為、Q1のエミッタ及び
Q3のベースに、増加した電圧が現われる。Q1並びに
その入力回路に対する影響は無視し得るが、Q3の休止
電流は、入力接合電圧が上昇すれば、それによつて強い
影響を受ける。この為、抵抗14の両端の電圧降下を別
にすればその入力接合が並列になつているQ5及びQ3
の間の電流の関係が変化し、Q3のコレクタ電流はこの
電圧変化に対して指数関数で増加する。Q3のコレクタ
電流が増加すると、上側のトランジスタQ2のエミッタ
に対して一層多くの電流が要求される。定電流源Q7,
Q8がQ2に対して要求されるベース電流を供給し、Q
5の電流を僅かに減らす。Q2の休止電流はQ3と略同
じ分だけ増加する。こうしてプッシュプル形出力段Q2
,Q3が分路調整作用をする。
電源電圧の上昇が感知されると、ツェナ電流が増加し、
それを利用して出力段の休止電流を増加する。電源電圧
が下がると、これと反対の効果がある。増加の場合を考
えると、休止電流が増加したことにより、直流電源から
要求される合計電流が増加し、1.2キロオームの直列
抵抗の電圧降下が増加する。第3図は設計の設定状態に
於ける調整作用を例示している。第3図の縦軸は直流電
源から回路に流れるバイアス電流(IB+)をミリアン
ペア(MA)の単位で示し、横軸は直流電源から供給さ
れるバイアス電圧(B+)をボルト(■)の単位で示す
。この調整作用がなくて、適当な変化が起つたと仮定す
ると、B+は、破線で示すように、酒波コンデンサに対
する所望の最高電圧である約14ボルトまで、約100
jオームの内部抵抗に対する値に増加し、使われるIC
方法に対する所望の最高値である20ボルトまで増加す
る。調整器が作用すると、同様な変化があると仮定した
場合、実効的な勾配は、部分47のタップを100オー
ムに設定(そして残りを1.9キl口オームに)した場
合、30オームになる。普通の状態ては、これによつて
出力電圧はツェナ・ダイオードの制御範囲内で1ボルト
未満の変化に保たれる。抵抗14の全部を使つた場合、
実効的な勾配は3オームに下がるが、これは通常の状態
では、ツェナ・ダイオードの制御領域全体にわたり、電
圧変化を1110ボルトに抑える。普通は30オームの
設定が適切である。次に第2図にこの発明の別の実施例
を示す。
この増幅器は良好な位相応答及び安定性を有す−る。可
聴周波出力接続点18と駆動器Q1のベース入力との間
に接続した抵抗21を含む第1の饋還通路を設けること
により、振幅歪み及び不安定性が制御される。この饋還
接続は負饋還の位相であり、波形中の振幅の非対称性を
実質的に小さくする。測定された歪みは数パーセントに
減少する。第1図の回路形式では、プッシュプル形出力
段の設定休止電流を、集積回路処理の際に注意深く制御
することが出来る主要な因子に関係づけることが出来る
。これらの因子は、定電流源Q8の電流設定値、トラン
ジスタQ3,Q5の電流比及びトランジスタQ6のベー
タである。これらの因子が能動回路装置の面積に関係す
る。普通の処理では、寸法によるが、これらの面積は1
%又はそれ未満の精度まて制御することが出来る。定電
流源を構成するPNPトランジスタQ8がトランジスタ
Q7を電流基準として、安定な設定電流を供給する。
トランジスタQ7は横方向に沈積されたPNPトランジ
スタであつて、ダイオード接続であり、エミッタは別個
であるが、コレクタとベースを一緒にしてある。Q7の
接合は、能動領域の相対的な面積に比例して、被制御電
流源Q8の接合の注意深い複製になつている。Q8も横
方向に沈積されている。Q7は2つの円板で形成される
が、Q8は18個の円板で形成される。この為、2つの
トランジスタの面積比は9対1になるが、実際の電流比
はそれより幾分小さく、大体8対1になる。両方の入力
接合が電気的に並列てある回路形式により、電流も強制
的に比例関係になる。
即ち、Q8のエミッタは小さな値の抵抗20(10オー
ム)を介して正のバイアス源に接続されるが、Q7のエ
ミッタは小さい値の抵抗19(43オーム)を介して同
じ源に接続され、この為エミッタは略同じ電圧に保たれ
る。両方のトランジスタのベースが結合されているから
、両方の入力接合のVebは等しくなる。この並列回路
接続により、Q7に流れる電流が、Q7及びQ8の相対
的な面積に実質的に比例して、Q8にも流れる。
主たる基準であるQ7の電流はバイアス電圧と直列抵抗
29とに関係する。抵抗29の値によつてQ7の基準電
流が定まる。一定のバイアス電圧であると仮定すれは、
定電流源Q8の電流は主にQ7の電流並びに2つの装置
の相対的な面積に関係する。これらの面積は数%まて制
御することが出来る。トランジスタQ3,Q5の間の電
流比は、夫々の装置の面積を同様に制御することにより
、一定の値に保つことが出来る。
トランジスタQ3,Q5はNPNトランジスタてある。
(基板がNPN処理用に選はれていると仮定すると、そ
れらを横方向に作成しない。)回路形成により、Q3,
Q5の入力接合が並列になり、それらの■Ebも実質的
に対応する。両方のトランジスタQ3,Q5のエミッタ
が接地され、それらのベースがタップつきの2000オ
ームの抵抗14によつて相互接続される。この抵抗はベ
ース電流に関しては小さく、2つの5トランジスタのベ
ース、従つて両方の入力接合が略同じ電圧を持つ様にす
ることが出来る。■Ebが等しいので、Q5とQ3の電
流比は夫々の電極領域の相対的な面積の関数になる。典
型的には、トランジスタQ5の面積はQ3の面積の11
5にし、O電流比を大体これと同じ値に保つ。電圧調整
過程でQ2lから抵抗14のタップに電流が流れると、
Q3の電流がQ5の電流に較べて急激に増加するのて、
電流比が変わる。プッシュプル形増幅器の設定休止電流
を定める別の要素が、トランジスタQ6のベータである
トランジスタQ6は横方向に作成されたPNPトランジ
スタであつて、その動作電流レベルに較べて面積が小さ
く、その為トランジスタのベータ尖頭値からかなりはず
れた所で動作する。5ミリアンペアの動作点では、ベー
タが約30の尖頭値から約4に調節される。
前述した電流レベルを仮定した場合、約0.5ミリアン
ペアでベータが下がり始めるトランジスタを用いるべき
である。この為、回路形式並びに回路パラメータは、ベ
ータが安定化する傾向を持つ電流領域でトランジスタを
動作させる様に選ぶ。
そうする時、ベータは、装置の面積を除けば、あらゆる
因子に実質的に無関係な任意の値をとる。Q6,Q2,
Q8を含む回路接続により、増幅器の設定休止電流を決
定する回路が完成される。PNPトランジスタQ6のエ
ミッタがNPNトランジスタQ2のベースに結合され、
トランジスタQ6のベースが抵抗16(1000オーム
)を介してQ2のエミッタに接続される。Q6及びQ2
の■Ebが実質的に等しい為、Q6のベースの電位はQ
2のエミッタの電位に略等しい。この為、抵抗16の両
端の電圧は小さく、それを通る電流は無視し得る位に小
さい。この為、この回路形式並びにパラメータの数値に
より、Q5のコレクタから供給された電流が抵抗16と
Q6のベースとに分割される。増幅器の出力段の休止電
流を決定する最後の回路因子は、トランジスタQ2のエ
ミッタ、Q6のコレクタ及びQ3のコレクタを出力端子
18に接.続したことである。
この接続により、Q3に流れ込むコレクタ電流と、Q6
及びQ2から出て来る電流とが強制的に等しくされる。
Q3が6ミリアンペアであると仮定し、Q6が4.8ミ
リアンペアであると仮定すれば、Q2のエミッタには僅
かJl.2ミリアンペアの電流が利用し得る。電圧調整
作用が最大の時、電流レベルは30ミリアンペア増加す
ることがある。第1図の形式は、簡単にした実施例であ
つて、全体的な性能をすぐれたものにする様に、これに
・手を加えることは容易である。
第1図の実施例は高い安定性を持つと共に、振幅歪みが
数パーセントである。この歪みの値は多くの用途にとつ
て適切であるが、付加的な饋還によつて容易に改善する
ことが出来る。クロスオーバに於ける増幅器の直流電圧
平衡が、上に説明した休止電流によつて大体定められる
。端子18に於ける直流平衡が直列接続の2つの定電流
源(Q7,Q8とエミッタ・ホロワQ3)とみなし得る
ものによつて決定されるから、直流出力電圧は或る程度
不確定てある。この為、増幅器の休止点を一定の値に拘
束したい場合又は交流の振れを制限したい場合、或いは
更に歪みを小さくしたい場合、第2の饋還ルー)プ並び
にその他の或る特徴を設計に取入れることが出来る。次
にこれについて説明する。第2図の実施例ては、可聴周
波信号の予備増幅器と、第1図と同様な電力増幅器とを
含む可聰周波増幅器全体が示されているが、これは第2
の饋・還ループを持つている。
第1図の電力増幅器と同じ素子には、第2図でも同じ参
照数字を用いている。前置増幅器の構成要素は、PNP
トランジスタQ9,QlO、関連したPNP及びNPN
駆動トランジスタQll,Ql2、1個のPNP出力ト
ラン・ジスタQl3で構成された差動増幅器と、電流迂
回トランジスタQl4,Ql5及びトランジスタQl6
乃至Q2Oと、ダイオードD1乃至D3と、前置増幅器
及び電力増幅器に対するバイアス用に設けられた種々の
抵抗とを有する。この発明では、分路調整路、特に感知
用ツェナ・ダイオードCRlを、プッシュプル形出力段
の中心点を安定化し、信号レベルが低い時にハムを少な
くする様に、回路内に配置することが出来る。第2図の
増幅器は次の様に入力信号を増幅する。
第1図に示す場合と同じく、増幅器の入力源は検波器2
2である。典型的には、これはFM又はw検波器、或い
は両方の検波様式を組合せた検波器である。検波器22
がコンデンサを介して音量調節用ポテンショメータ23
に結合される。このポテンショメータの一方の端子が接
地され、タップから取出した可聴周波信号が抵抗24を
介してエミッタ・ホロワ形トランジスタQllのベース
に供給される。無線周波数側路用コンデンサ25がQl
lのベースを大地に結合する。Qllのコレクタが接地
され、出力信号を取出すそのエミッタが1対の差動トラ
ンジスタQ9,QlOの内のトランジスタQ9のベース
に結合される。QlOのベースは入力源に直接に結合さ
れていないが、後で判る様に、負饋還入力の入力点にな
る。Q9,QlOのエミッタが一緒にされ、電流源トラ
ンジスタQl6のコレクタから電流を受取る。Ql6の
エミッタが3000オームの抵抗48を介してバイアス
電圧源12の正の端子に接続される。こうして検波器か
ら直接的に増幅された可聴周波,信号がQ9のコレクタ
に現われる。後で判るが、饋還ループから送込まれた信
号成分もQ9のコレクタに現われる。差動増幅器Q9,
QlOに対する第2の入力が、増幅器の出力からQl2
に対してなされる饋1還接続である。
Ql2はエミッタ・ホロワ形式のNPNトランジスタで
あつて、入力差動増幅器の負饋還側とみなすことが出来
る。電力増幅器からの出力信号が出力端子18から抵抗
27を介してQl2のベースに結合される。Ql2のコ
レクタノ電流は電流源トランジスタQl7のエミッタか
ら供給される。Ql2のエミッタに現われる饋還信号が
差動増幅器のQlOのベースに送られる。Ql2のエミ
ッタと大地との間に結合された抵抗26が信号負荷であ
る。こうしてQlOのベースに5印加された饋還信号が
QlOのエミッタに現われ、QlOのエミッタからQ9
のエミッタに結合される。Q9のコレクタで、この饋還
信号が最初の入力信号に対して負饋還で加算される。直
接的に増幅された饋還信号がQlOのコレクタにも現わ
れ、電流迂回手段を介してQ9の出力に結合されて、そ
こで増幅器の順方向利得通路に入る。
電流迂回手段がトランジスタQl4及びQl5て構成さ
れる。QlOのコレクタが、電流迂回手段の入力側にあ
るダイオード接続のトランジスタQl5のベース・コレ
クタ接続点に結合される。Ql5のエミッタが接地され
る。Ql5の接合はQl4の入力接合と並列である。Q
l4のベースがQl5のコレクタ・ベース接続点に結合
され、Ql4のエミッタが接地される。この為、饋還源
からQlOに流れる電流と同じ電流がQl4のコレクタ
に現われ、Q9のコレクタに現われる信号に加算される
。その結果、負饋還作用が更に強められる。上に述べた
2つの通路からの直接的な信号及び饋還信号の両方を含
む可聴周波信号がQ9のコレクタに現われ、出力エミッ
タ●ホロワQl3のベースに印加される。
Ql3のコレクタが接地され、そのエミッタ電流は別の
電流源トランジスタQl9のコレクタから供給される。
Ql9のエミッタが抵抗37を介してB+源に結合され
、そのベースが、(まだ説明していない)電流源Ql6
のベース、Ql7のエミッタ及び電流源Ql8のベース
に共通な母線に結合される。Ql3のエミッタに現われ
る出力信号が駆動トランジスタQ1のベースに結合され
る。駆動トランジスタQ1が前に述べた様にプッシュプ
ル形出力増幅器Q2,Q3を駆動する。入力差動増幅器
は非常に高いインピーダンス・レベルで動作し、基板の
PNPトランジスタと横方向に形成されたPNPトラン
ジスタとをダーリントン形式で用いる。
従つて、この段は本質的に高利得であり、かなりの負饋
還作用を受けることが出来る。この回路で安定な増幅が
行なわれるようにする為のパラメータの数値を記入して
ある。出力電力増幅器から入力前置増幅器に対して行な
われる蝕還接続が、電力増幅器内の前述の饋還接続を補
い、可聴周波増幅の直線性を1%未満に改善する。直流
平衡、特に休止電圧及び交流信号の振れの大きさが抵抗
27、トランジスタQ2O、電流源トランジスタQ7、
タップつき抵抗29、ダイオードD1乃至D3、電流源
Ql8、ツェナ・ダイオードCRl及びダイオードD5
によつて定められる。これらの手段により、(出力端子
18に於ける)電圧が所望の電圧、普通は電源の正の電
位と大地との間の真中より若干低い値に設定される。こ
れは、抵抗27を抵抗29の値の大体半分にし、定電流
源Ql8の電流を制御し、最後にツェナ・タイオーCR
lの作用によつて達成される。増幅器の出力端子に於け
る休止電圧■18は次の様に計算することが出来る。
Q2Oのコレクタは電流節(点31)に接続されている
とみなすこと5が出来る。電流の節とみなすと、この節
に入る電流並びに出る電流の和はゼロに等しい。具体的
に云えば、Q2Oのコレクタの節から出る電流、増幅器
の出力端子18から抵抗27を介してこの節に入る電流
、並びに定電流源トランジスタQl8:Oのエミッタか
ら節に入る電流が等しいから、これは次の様に書くこと
が出来る。 し.=IOl8+し (
1)こ)でし。
。は基準Q2Oからのコレクタ電流、ICl8は源Ql
8からのコレクタ電流、しは饋還抵抗27の電流である
。饋還抵抗に流れる電流を増加すると、休止電)(が上
昇する。
この電流はQ2Oのコレクタ電流力ら供給されるから、
Q2Oのコレクタ電流を増力1すると、休止電圧■18
に同じ影響がある。Q2Oのコレクタの電流は直接接続
のダイオードD1に流れる電流と同じであり、この電流
はB+から3つのダイオード降下(Q7,Dl,D2の
入力接合)及び7.5キロオームの抵抗29を介して流
れる。ツエト・ダイオードCRlが動作してない時、ツ
ェナ・ダイオードCRlが動作している時、直列接続の
ダイオードD1に流れる電流が、更にCRlがあること
によつて影響を受ける。
CRlの陰極が抵抗29のタップに結合されている。こ
のタップは、抵抗29に大地側の端子から3.6キロオ
ーム、そして抵抗29のB+側の端子から3.4キロオ
ームの所にある。Ql8の電流は、抵抗30の両端の電
圧と、この抵抗の抵抗値とによつて決定される。
抵抗30の電圧降下は、順バイアスされたダイオードD
3及びQl7の入力接合の降下から、Ql8の入力接合
の電圧降下を差引いた値に等しい。ダイオードD3が小
さな電流で順バイアスされているので、その降下は約0
.5ボルトに幾分下がる。エミッタ抵抗30の両端の電
圧降下を0.5ボルトと仮.定すると、Ql8の電流は
次の通りである。饋還抵抗27の電流は増幅器の出力に
於ける電圧Vl8と節31の電圧の関数であり、饋還抵
抗27に反比例する。節31の電圧は、ポテンショメー
タ24の接地端子から始まつて、Qll,Q9,QlO
,Ql2の相次ぐ入力接合の降下■dによつて決まる。
これらの入力接合に於ける電圧降下の極性は、Qllで
は正、Q9では正、QlOでは負、Ql2では正という
様になり、正味2つ分の接合降下が残り、(大体)1.
2ボルトの値になる。従つて、しは、ツェナが作用して
ないと仮定すると、次の様に計算することが出来る。こ
れを(1)式に代人すると(4)式と(6)式と等しい
とおいて、Vl8について解くととなつて、■18が次
の様に得られる(ツェナは作用しないと仮定する)。
5 ツェナ・ダイオードが作用すると仮定すると、Vl
8は次の様になる。
Vl8の好ましい値は直流電圧の半分より幾分低く設定
する。
これは下側のプッシュプル・トランジスタQ3のエミッ
タ飽和特性が、トランジスタQ2及びQ8のコレクタ飽
和特性と対称的ではないからである。ツェナ・ダイオー
ドの動作点より下で動作する場合、プッシュプル形出力
段がB級で動作する。ツェナ・ダイオードが動作する時
、プッシュプル形出力段の正常の休止電流に加えられる
電流の大きさに応じて、B級動作からA級動作に移る。
この変化により、増幅器の電力効率が低下するが、忠実
度が著しく改善されると共に、クロスオーバ歪みが実質
的に減少する。プッシュプル形出力増幅器の中心合せを
正確に制御する他に、第2図の形式ではかなりのハム抑
圧並びに実質的な直流安定性が得られる。
これらの2つの特徴が特に経済的な形で達成される。第
2図に示す様に、Q2Oのコレクタが節31で外部バッ
ド35に結合され、これにコンデンサ34が接続されて
いる。このコンデンサは低い電圧(2.5ボルト)で大
きな値(47−200μf)を有する。この値の為、6
0サイクルに於けるインピーダンスが低くなり、かなり
のハム抑圧が得られる。ツェナ・ダイオードを加えたこ
とにより、それがB+電圧を設定するだけでなく、Q2
Oの中心電流を調整するのにも役立つので、固有のハム
排除が更に改善される。この特徴が、Q47のハム成分
を減衰させるのに役立ち、コンデンサ34による固有の
ハム抑圧に相加わる。これによつて、増幅器の固有のハ
ム抑圧は、音のレベルが低い時、15dbも改善される
。例えばB+コンデンサ42が200pfで、コンデン
サ34が47pfの時、50rT1Wの信号で、ツェナ
で調整された増幅器は、ツェナ・ダイオードがない場合
の同じ増幅器に較べ、信号対ハム比が16C1b改善さ
れる。前に述べた様に、電圧調整作用を最大限に活かし
たい場合、調整器の動的インピーダンスはその最低値の
3オームに設定すべきである。然し、この構成全体を1
個の集積回路にする場合、30オームに近い動的インピ
ーダンスの方が好ましいことがある。動的インピーダン
スを下げると、B+のリップル電圧が減少し、増幅器の
ハム抑圧が改善される。更にB+調整電圧の値も一層厳
密に制御される。欠点は、リップル電流がかなり増加し
、その為1C内部の温度勾配が高くなることである。こ
の温度勾配により、検波器に対するハムの結合が増加し
、音のレベルが低い時、信号対ハム比が劣化することが
ある。上に述べた調整器では、次の式を反復的に解くこ
とによつて計算し得るB+電圧が得られる。
こ)で回路図に示してないパラメータを説明すると、■
2はCRlのツェナ電圧、■DはダイオードDl,D2
,D5の順方向ダイオード降下、K。はその面積並びに
エミッタ抵抗に起因するQ7,Q8の増幅率、PAはQ
5とQ3の面積比、IB+は全部の電源電流の内、可聴
周波出力が吸収する部分、即ち、ICの他の部分が必要
とする電流と、B+電流源から供給される量との差であ
る。この式に基づく部品の変化の解析から、B−十電圧
が直流12乃至14.5ボルトの範囲に入ることが予測
されたが、これは実験データと一致する。
ツェナ◆ダイオード動作様式では、電源電流は、42ミ
リアンペア(Ma)に設定するのが典型的である。この
電流の一部分、大体15maが回路の無線周波部分で必
要である。残りの電流27maが可聴周波出力によつて
吸収され、I8+で表わしたものである。IB+の休止
状態の値は、夏Cの他の部分に於ける電流条件に応じて
、20乃至35maにわたノつて変化することがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は無線受信機に使われる可聴周波増幅器並びに簡
単な電流源形バイアス源の簡略回路図で、可聴周波増幅
器の出力段を利用してバイアス7電圧の分路調整を行な
うことを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内部抵抗を持つていて電圧調整を必要とする電源か
    ら電圧を印加される供通端子及び非共通端子の2つの端
    子を持つ可聴周波増幅器において、第1の導電型を持つ
    第1及び第2の出力トランジスタで構成されていて、い
    づれもベース入力形式に接続され、第1の出力トランジ
    スタのコレクタが非共通端子に接続され、第1の出力ト
    ランジスタのエミッタが第2のトランジスタのコレクタ
    に接続され、第2の出力トランジスタのエミッタが前記
    共通端子に接続され、前記出力トランジスタが前記電源
    の分路調整を行なうのに十分な電流容量を持つていて、
    前記出力トランジスタの可聴周波出力がその相互接続的
    から取出される様になつているプッシュプル形可聴周波
    出力段と、該プッシュプル形出力段に対する駆動段と、
    出力電圧調整手段を有し、前記駆動段は、ベース入力の
    エミッタ・ホロワ形式に接続されていて両方の前記出力
    トランジスタを駆動する前記第1の導電型の第3のトラ
    ンジスタを持ち、該第3のトランジスタのエミッタが前
    記第2の出力トランジスタのベースに直流結合され、更
    に前記駆動段が、前記第3のトランジスタのエミッタか
    らの出力を前記第1の出力トランジスタのベースに結合
    する位相反転中間駆動器を持ち、該中間駆動器が前記第
    1の導電型の第4のトランジスタで構成され、該第4の
    トランジスタのベースが第1の抵抗を介して前記第3の
    トランジスタのエミッタに直流結合されると共にそのエ
    ミッタが前記共通端子に接続されて、第4及び第2のト
    ランジスタの入力接合を並列にして、それらの電流比を
    安定化する様にし、前記出力電圧調整手段が所望の値か
    らのバイアス電圧の偏差を感知する電圧基準、及び前記
    偏差に応答して誤差電流を発生し且つ該誤差電流を前記
    第1の抵抗に印加して、前記出力電圧に応答して前記第
    2のトランジスタのベース・エミッタ間電圧に変化を生
    じさせる手段で構成され、前記ベース・エミッタ間電圧
    の変化によつて前記電流比が変わつて第2の出力トラン
    ジスタの休止電流を変え、前記第1の出力トランジスタ
    のエミッタに対する相互接続により、第1の出力トラン
    ジスタの休止電流にも対応する変化が生じ、前記出力ト
    ランジスタの休止電流の変化により電源電圧の分路調整
    を行なう可聴周波増幅器。 2 特許請求の範囲1に記載した可聴周波増幅器に於て
    、入力を前記非共通端子に接続し且つ出力を前記第1の
    出力トランジスタのベースに結合してその休止電流を制
    御する定電流源を設け、前記中間駆動器が第2の導電型
    の第5のトランジスタを持ち、該第5のトランジスタは
    コレクタが前記出力トランジスタの相互接続点に結合さ
    れ、ベースが前記第4のトランジスタのコレクタに結合
    され、エミッタが前記定電流源の出力に結合されている
    可聴周波増幅器。 3 特許請求の範囲2に記載した可聴周波増幅器に於て
    、前記相互接続点の直流休止電圧を安定化する手段を設
    け、該手段は、1端が大地に対して略一定の電位を持つ
    点に結合され且つ他端が前記相互接続点に結合された第
    2の抵抗と、前記出力休止電圧を大体バイアス電圧の半
    分に保つ位に前記第2の抵抗から電流を取出す様に調節
    された非制御電流源で構成されていて、前記可聴周波出
    力相互接続点の電位を制御する手段とで構成されている
    可聴周波増幅器。 4 特許請求の範囲3に記載した可聴周波増幅器に於て
    、前記出力電圧調整手段の電圧基準が、前記バイアス電
    圧を感知して、当該ツェナ・ダイオードの電圧を越えた
    時にバイアス電圧に関係する電流を発生する様に接続さ
    れたツェナ・ダイオード及び直列インピーダンスで構成
    され、前記誤差電流を発生する手段が第6のトランジス
    タで構成され、該第6のトランジスタの入力接合が前記
    直列インピーダンスを分路すると共に、そのコレクタが
    前記第1の抵抗に接続されて、それに対して電流を供給
    する可聴周波増幅器。 5 特許請求の範囲4に記載した可聴周波増幅器に於て
    、前記直列インピーダンスが前記第6のトランジスタの
    入力接合と同じ向きに接続されたダイオードであり、該
    第6のトランジスタのベース・エミッタ接合面積と該ダ
    イオードの接合面積との比が予め定められた比である可
    聴周波増幅器。 6 特許請求の範囲5に記載した可聴周波増幅器に於て
    、前記トランジスタ並びにツェナ・ダイオードが共通の
    モノリシック基板に集積化されている可聴周波増幅器。
JP52077951A 1976-07-02 1977-07-01 可聴周波増幅器 Expired JPS6051806B2 (ja)

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