JP2874429B2 - 記録電流増幅回路 - Google Patents

記録電流増幅回路

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JP2874429B2
JP2874429B2 JP4046493A JP4649392A JP2874429B2 JP 2874429 B2 JP2874429 B2 JP 2874429B2 JP 4046493 A JP4046493 A JP 4046493A JP 4649392 A JP4649392 A JP 4649392A JP 2874429 B2 JP2874429 B2 JP 2874429B2
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恭太郎 柳澤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録電流増幅回路に関
し、特に記録ヘッドへの記録電流増幅回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の記録電流増幅回路のブロック図を
示す図2を参照すると、この記録電流増幅回路102
は、低域変換色信号の供給を受ける入力端子1と、この
入力端子1に接続された増幅回路10と、輝度信号の供
給を受ける入力端子2と、上記入力端子2に接続された
AGC増幅回路11と、上記増幅回路10および上記A
GC増幅回路11の出力のそれぞれに接続された加算回
路17と、この加算回路17の出力に接続された電流増
幅回路19と、上述の電流増幅回路19の出力電流Io
utを取り出す出力端子5とで低域変換色信号と輝度信
号の増幅機能を構成する。さらに外付抵抗40および外
付トランジスタ38に上記出力電流Ioutを流して得
られる信号電圧Vsigの供給を受ける入力端子6と、
電源VCCとGND間に直列接続された基準抵抗35お
よび16と、上記入力端子6に接続され上記基準抵抗3
5および16により発生する内部基準電圧Vrefと上
記信号電圧Vsigとの電圧差△Vを検波する検波回路
12と上記電圧差△Vを最小にするようAGC増幅回路
11に帰還する帰還ループ13と、この帰還ループ13
の信号を出力する出力端子4と、この出力端子4に外部
接続されるコンデンサ7とで出力電流Ioutのフィー
ドバック機能を構成する。
【0003】次に図2をふたたび参照して、従来例の記
録電流増幅回路102の動作を説明すると、端子2より
入力される輝度信号EYは、AGC増幅回路11で増幅
され、端子1より入力される低域変換色信号CSは増幅
回路10で増幅されて、さらにそれぞれの増幅信号は加
算回路17で加算される。加算された信号EXは、電流
増幅回路19で増幅され、記録信号電流Ioutとして
出力端子5から出力される。出力された記録信号電流I
outは磁気記録装置(図示せず)のヘッド8に流れ、
磁気テープ(図示せず)に記録される。
【0004】従来の記録電流増幅回路102は、この記
録信号電流Ioutを外付抵抗40ならびに外付抵抗3
9およびトランジスタ38に流して得られた信号電圧V
sigを端子6から検波回路12に入力する。一方、抵
抗35および16が直列に電源VCCとGND間に接続
されているので、抵抗35と抵抗16の接続点に内部基
準電圧Vrefを発生する。上記検波回路12は信号電
圧Vsigと上記内部基準電圧Vrefの電圧差△Vを
検出する。さらにこの記録電流増幅回路102は上記電
圧差△Vを最小にする帰還ループ13でAGC増幅回路
11の利得を調整するよう動作する。
【0005】なお、外付トランジスタ38は、上述の磁
気記録装置(図示せず)のSPまたはEPモードに応じ
てオン/オフし、端子6とGND間のインピーダンスを
変化させて上記記録電流Ioutを上記SPまたはEP
モードに対応する出力電流値レベルのそれぞれに可変す
るよう作用する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
記録電流増幅回路では、検波抵抗40および39ならび
にトランジスタ38は外付で構成されるため、上記検波
抵抗40および39ならびにトランジスタ28の特性ば
らつきに起因する信号電圧Vsigの特性ばらつきと、
抵抗35および16の特性ばらつきに起因する内部基準
電圧Vrefの特性ばらつきとのバランスが大きくくず
れ、上記電圧差△Vを最小化することが困難であった。
また、上記検波抵抗40および39ならびにトランジス
タ38のため、構成部品点数が増えるという問題点があ
った。さらに、記録電流増幅回路のドライブ電流は、歪
等を考慮するため、使用する最大出力電流値の最低1/
2以上に設定する必要がある。たとえば、記録電流の出
力が8.0mAP−P〜25mAP−Pの範囲をとる場
合、24mAP−P時のドライブ電流として、12.5
mAと固定されると、8mAP−P時でのドライブ電流
は、4mAで十分であるが、約3倍もの12.5mAの
不必要な電流を流してしまう問題点もあった。したがっ
て、本発明の目的は、信号電圧の特性ばらつきと内部基
準電圧の特性ばらつきとのバランスがとれ、構成部品点
数の少ない、最適化された記録信号電流を流す記録電流
増幅回路を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による記録電流増
幅回路は、低域に周波数変換した色信号を増幅する第1
の増幅回路と、 周波数変調した輝度信号を増幅する第
2の増幅回路と、前記第1および第2の増幅回路の出力
信号のそれぞれを加算する加算回路と、前記加算回路の
出力信号を増幅する第3の増幅回路と、前記第3の増幅
回路の出力記録電流の電圧変換した信号電圧と内部基準
電圧との電圧差を検出する検波回路とを有し、前記電圧
差を最小にする帰還信号で前記第2の増幅回路の利得を
制御する記録電流増幅回路において、入力レベル電圧に
応じて一定値の電流を発生する電圧電流変換回路と、前
記電圧電流変換回路の前記一定値電流を流して前記内部
基準電圧を発生する第1の抵抗と、前記出力記録電流を
流して前記信号電圧を発生する第2の抵抗とで構成され
る。
【0008】また、前記入力レベル電圧に応じて発生す
る他の定電流が前記出力記録電流の所望のバイアス電流
である構成でもよい。
【0009】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0010】本発明の第1の実施例の記録電流増幅回路
のブロック図を示す図1を参照すると、この実施例の記
録電流増幅回路101は、図2に示した従来例のブロッ
ク図の構成に対して抵抗35を定電流源15に置き換
え、外付抵抗40および39ならびに外付トランジスタ
38を削除し、入力端子3、電圧電流変換回路14およ
び信号電圧Vsigを発生する入力端子6に接続された
検波抵抗20を追加する以外は従来例と同一であり、各
構成要素の共通部分には同じ参照数字および参照符号が
付してある。
【0011】この第1の実施例の動作は、入力端子1お
よび2から入力される低域変換色信号CSおよび輝度信
号EXのそれぞれは加算回路17で加算され、電流増幅
回路19で増幅されて記録信号電流Ioutが出力端子
5から出力されるまでは、従来例の場合と同一である。
【0012】この記録信号電流Ioutは磁気記録装置
(図示せず)のヘッド8に流れ、この第1の実施例の記
録電流増幅回路101の入力端子6に供給される。入力
端子6に検波抵抗20が接続されているので上記記録信
号電流Ioutが上記検波抵抗20を流れることにより
信号電圧VOが発生する。一方、入力端子3にはレベル
入力電圧VLが供給され、電圧電流変換回路14で定電
流に変換される。この定電流I1を定電流源15に供給
し、抵抗R1に流すことにより内部基準電圧VR1を発
生する。上記信号電圧VOと内部基準電圧VR1の電圧
差△V1を検波回路12が検出し、この電圧差△V1を
最小化するように帰還ループ13を通してAGC増幅回
路11の利得を調整する。この記録電流増幅回路101
を同一基板の半導体装置上に実現すると、上述された基
準抵抗16および検波抵抗20は相対比精度の高い抵抗
素子で構成することができる。たとえば、N型エピタキ
シャル層に形成されたP型拡散層で抵抗16および20
を構成するとその抵抗比精度はほぼ3%前後とできる。
すなわち基準抵抗16および検波抵抗20の抵抗値をそ
れぞれR1(Ω)およびR0(Ω)とすると、レベル電
圧VLより変換された定電流値I1と記録信号電流Io
utの電流値I0は上述の電圧差△V1を最小化するよ
うに帰還ループがかかり I1・R1=I0・R0…(1) なる関係が成り立つ。したっがって、(1)式より記録
信号電流Ioutは、 I0=(R1/R0)・I1…(2) となり、定電流I1と抵抗比(R1/R0)とで非常に
精度の高い電流が得られる。
【0013】次に、本発明の第2の実施例の記録電流増
幅回路103のブロック図を示す図3を参照すると、第
2の実施例は、第1の実施例の電圧電流回路14を定電
流I1を発生する定電流源15に加えて定電流I2を発
生する定電流源18を有する電圧電流変換回路24に置
きかえ、定電流源18は電流増幅回路19のバイアス電
流値を設定する以外は、第1の実施例の記録電流増幅回
路101と同一構成であるので各構成要素に同一参照番
号および同一符号を付してある。
【0014】第2の実施例の記録電流増幅回路103の
動作を説明すると、第2の実施例の記録電流増幅回路1
03の入力端子3に供給されるレベル電圧VLを受けて
電圧電流変換回路24は定電流I1のほかに定電流I2
を発生する。この定電流I2は定電流源18として電流
増幅回路19の所定のバイアス電流値を設定する。
【0015】それ以外の第2の実施例の動作は、入力端
子1および2から入力される低域変換信号CSおよび輝
度信号EXのそれぞれの信号が増幅され記録電流Iou
tが出力端子5へ出力され入力端子6へフィードバック
する。そして検波回路12により電圧差△Vが検出さ
れ、この電圧差△Vを最小化するようAGC増幅回路1
1の利得を調整することは第1の実施例と同一なので詳
細な説明は省略する。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、記録電流
レベルを検波する抵抗及び基準抵抗を集積回路の相対精
度を利用し、作り込むことにより記録電流レベルのバラ
ツキをおさえかつ、外付部品点数を減らすという効果お
よび所定レベル電圧に対応して所望のレベルに出力記録
電流を設定することにより出力記録電流の消費を少なく
するという効果も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の記録電流増幅回路の回
路ブロック図である。
【図2】従来技術の記録電流増幅回路の回路ブロック図
である。
【図3】本発明の第2の実施例の記録電流回路の回路ブ
ロック図である。
【符号の説明】
1,2,3,6 入力端子 4,5 出力端子 7 コンデンサー 8 ヘッド 9 インピーダンス 10 増幅回路 11 AGC増幅回路 12 検波回路 13 帰還ループ 14,24 電圧電流変換回路 15,18 定電流源 16,35 基準抵抗 17 加算回路 19 電流増幅回路 20 検波抵抗 38 外付トランジスタ 39,40 外付抵抗 101,102,103 記録電流増幅回路 CS 低域変換色信号 EX 加算信号 EY 輝度信号 Iout 記録信号電流 IO 記録信号電流値 I1,I2 定電流値 R0 検波抵抗の抵抗値 R1 基準抵抗16の抵抗値 VL レベル入力電圧 Vref,VR1 内部基準電圧 Vsig,VO 信号電圧 △V,△V1 電圧差

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低域に周波数変換した色信号を増幅する
    第1の増幅回路と、 周波数変調した輝度信号を増幅する第2の増幅回路と、 前記第1および第2の増幅回路の出力信号のそれぞれを
    加算する加算回路と、 前記加算回路の出力信号を増幅する第3の増幅回路と、 前記第3の増幅回路の出力記録電流の電圧変換した信号
    電圧と内部基準電圧との電圧差を検出する検波回路とを
    有し、前記電圧差を最小にする帰還信号で前記第2の増
    幅回路の利得を制御する記録電流増幅回路において、入
    力レベル電圧に応じて一定値の電流を発生する電圧電流
    変換回路と、前記電圧電流変換回路の前記一定値電流を
    流して前記内部基準電圧を発生する第1の抵抗と、前記
    出力記録電流を流して前記信号電圧を発生する第2の抵
    抗とを有することを特徴とする記録電流増幅回路。
  2. 【請求項2】 前記入力レベル電圧に応じて発生する他
    の定電流が前記出力記録電流の所望のバイアス電流であ
    ることを特徴とする請求項1記載の記録電流増幅回路。
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JPH05284525A JPH05284525A (ja) 1993-10-29
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