JP3097598B2 - 差動増幅回路 - Google Patents

差動増幅回路

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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/45Differential amplifiers
    • H03F3/45071Differential amplifiers with semiconductor devices only

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  • Amplifiers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、差動増幅回路に関
し、特に、数MHz以上の高周波信号が入力される差動
増幅回路において、無信号時に出力が中間電位にならな
いように構成された差動増幅回路に関する。
【0002】
【従来の技術】差動増幅回路の従来の回路構成として、
刊行物(Paul R. Gray, Robert G. Mayer、
「Analysis and Design of Analog Integrate
d Circuits」、Jhon Wiley & Sons, Inc.刊)に
記載の差動増幅回路を、図8、及び図9に示す。
【0003】図8に示した差動増幅回路の構成と動作に
ついて説明する。図8を参照すると、エミッタが共通接
続されたトランジスタQ1、Q2のベースに非反転入力
と反転入力が加わり、それぞれのコレクタから反転出
力、非反転出力が得られる。一方、入力が無信号のと
き、すなわち非反転入力と反転入力が同電位に固定され
ているとき、出力もハイレベルとローレベルの中間電位
に固定される。
【0004】図9を参照すると、エミッタがエミッタ抵
抗RE1、RE2を介して接続されたトランジスタQ1、Q
2のベースに非反転入力と反転入力が加わり、それぞれ
のコレクタから反転出力、非反転出力が得られる。この
差動増幅回路は、エミッタが抵抗を介して接続されてい
る以外は、図8と同じ構成であり、エミッタに抵抗が挿
入されている分ゲインが小さいことを除けば、基本動作
についても、図8に示した回路と同一である。従って、
入力が同電位に固定されている場合は、出力も中間電位
に固定される。
【0005】次に、入力が同電位に固定される場合につ
いて説明する。図8、及び図9に示した差動増幅回路
を、プリスケーラの入力アンプとして用いる場合を考え
る。なお、プリスケーラとは、PLL(Phase Locked
Loop;位相同期ループ)を用いた周波数シンセサイザ
のVCO(電圧制御発振器)の出力を分周して低い周波
数に落とすものである。VCOの出力周波数はたとえば
移動体通信のローカルに用いる場合は、数十MHzから
数百MHzあるいは2GHz程度である。また、その出
力レベルは数十mVppから数百mVppである。
【0006】このような信号を増幅するためには、差動
増幅回路の入力に同一の直流バイアスを与え、非反転入
力からは、コンデンサを介してVCOからの交流信号が
入力され、反転入力にはグランドあるいは電源との間に
平滑コンデンサが接続されて交流的には無信号状態とな
る。
【0007】このようにして非反転入力と反転入力の直
流電位は、同一となり、非反転入力に交流信号が加わっ
て、差動出力が得られる。従ってVCOの出力信号レベ
ルが限りなくゼロに近づく、あるいは無信号状態となっ
たときは、差動増幅回路の入力が同一レベルとなり、出
力も中間電位に固定される。
【0008】無信号時に出力が中間電位に固定されない
ように、図8、及び図9に示した差動増幅回路におい
て、非反転入力と反転入力の直流バイアスにオフセット
を与えるという方法も考えられるが、この場合、入力さ
れる交流信号にもオフセットが働き、小信号入力に対し
て感度が悪くなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
の差動増幅回路においては、増幅回路に交流信号が入力
されない場合、入出力のDC電位が中間電位となり、こ
れがECL(エミッタ結合論理)等の差動回路からなる
フリップフロップを用いたプリスケーラに入力される
と、差動のクロック入力が中間電位となり、マスタフリ
ップフロップ、及びスレイブフリップフロップが同時に
ラッチ状態となり、いわゆるデータスルーを起こして自
己発振を引き起こすという、問題点を有している。
【0010】その理由は、従来の差動増幅回路は、差動
入力が同電位のときに、出力も同電位となる回路構成と
されていることによる。
【0011】このようにプリスケーラが入力される信号
とは無関係な周波数で入力感度が極小になっているとい
うことは、無線通信装置構成上好ましいことではない。
【0012】また、入力にオフセットを与えた差動増幅
回路の場合、無信号時に出力が同電位になることは避け
られるが、交流信号に対しても、オフセットが働くた
め、差動増幅回路の感度が悪くなるという問題点を有し
ている。
【0013】したがって、本発明は、上記問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的は、無信号時すなわ
ち差動入力が同電位に固定されているときに、出力が中
間電位とはならず、且つ、交流信号に対しても感度を劣
化させることのない差動増幅回路を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の差動増幅回路は、交流信号をベース入力と
しコレクタがそれぞれ負荷抵抗を介して電源に接続され
るとともに出力端子に接続されてい第1の差動トラン
ジスタ対と、前記第1の差動トランジスタ対の前記各負
荷抵抗の両端間にある端子にベースそれぞれ接続され
ている第2の差動トランジスタ対と、を備え、前記第2
の差動トランジスタ対をなす一のトランジスタのコレク
タは他のトランジスタのベースと交差接続されており、
更に、前記負荷抵抗の両端間にある端子の交流信号を
バイパスするコンデンサを備えたことを特徴とする。
【0015】本発明の差動増幅回路は、好ましくは、コ
レクタがそれぞれ第1、第2の抵抗を介して高電位側電
源に接続されるとともに、それぞれ第1、第2の出力端
子に接続され、ベースがそれぞれ第1、第2の入力端子
に接続され、エミッタが互いに接続されて第1の定電流
源を介して低電位側電源に接続された第1、第2のトラ
ンジスタと、エミッタが互いに接続されて第2の定電流
源を介して低電位側電源に接続された第3、第4のトラ
ンジスタと、前記第3のトランジスタのベースと第4の
トランジスタのコレクタが共に接続される端子であって
前記第1の抵抗の両端の間の任意の点に存在する第1の
端子と、前記第4トランジスタのベースと前記第3のト
ランジスタのコレクタが共に接続される端子であって前
記第2の抵抗の両端の間の任意の点に存在する第2の端
子と、前記第1の端子と前記高電位側電源あるいは低電
位側電源の間に接続された第1のコンデンサと、前記第
2の端子と前記高電位側電源あるいは低電位側電源の間
に接続された第2のコンデンサと、を備え、前記第1、
第2の入力端子より信号が入力され、前記第1、第2の
出力端子から信号が出力されることを特徴とする。
【0016】本発明の差動増幅回路は、前記第1、第2
のコンデンサの代わりに、前記第1、第2の端子の間に
接続されているコンデンサを備えたことを特徴とする。
【0017】本発明の差動増幅回路は、前記第1、第2
のトランジスタのエミッタに接続した前記第1の定電流
源、前記第3、第4のトランジスタのエミッタに接続し
た前記第2の定電流源を備える代わりに、前記第1乃至
第4のトランジスタのエミッタが互いに接続されて、定
電流源を介して低電位側電源に接続されている、ことを
特徴とする。
【0018】本発明の差動増幅回路は、前記第1乃至第
4のトランジスタの共通接続されたエミッタは定電流源
を介して低電位側電源に接続され、第1のコンデンサ
は、前記高電位側電源あるいは低電位側電源との間では
なく、前記第1、第2の端子の間に接続されている構成
としてもよい。
【0019】本発明の差動増幅回路は、差動回路あるい
は2段以上の多段差動回路を備え、前記第1、第2のト
ランジスタのベースは、差動回路あるいは2段以上の多
段差動回路の出力に接続される構成とされる。
【0020】本発明の差動増幅回路は、互い接続された
前記第1、第2抵抗の前記高電位側の端子と、前記高電
位側電源との間に、更に第3の抵抗が接続されているこ
とを特徴とする。
【0021】本発明の差動増幅回路は、前記第1、第2
の入力端子には、直流バイアス供給手段の出力が接続さ
れ、一方よりコンデンサを介して交流信号が入力される
ことを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して以下に説明する。図1を参照すると、本発明
の差動増幅回路は、その好ましい実施の形態において、
交流信号が入力される第1、第2トランジスタ11、1
2、第1、第2の負荷抵抗21、22、定電流源25よ
りなる第1の差動対と、第1、第2の負荷抵抗21、2
2における両端子の間の第1、第2の端子35、36よ
り正帰還するように接続されている、第3、第4のトラ
ンジスタ13、14からなる第2の差動対と、第1、第
2の端子35、36のAC信号をバイパスするためのコ
ンデンサ23、24と、を備えて構成されている。
【0023】この実施の形態の動作について説明する
と、交流入力が無信号のとき、第1の差動対のトランジ
スタ11、12の電流は等しくなる。一方、第2の差動
対は、直流は正帰還するように構成されているので、ト
ランジスタ13、14の一方に流れる電流が他方に流れ
る電流よりも大となりその状態で安定する。従って、無
信号時に、出力が中間電位に止まることはない。
【0024】また、交流信号については、バイパスコン
デンサの作用により正帰還がかからないので、入力感度
が鈍ることなく増幅される。
【0025】
【実施例】上記した本発明の実施の形態について更に詳
細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照し
て以下に説明する。
【0026】[実施例1]図1は、本発明の一実施例の
構成を示す図である。図1において、トランジスタ1
1、12、抵抗21、22、定電流源26からなる差動
増幅回路は、端子31、32を入力、端子33、34を
出力とする差動増幅回路である。トランジスタ13、1
4、定電流源25からなる差動対は、負荷抵抗21、2
2の両端の間に存在する任意の端子35、36から信号
を正帰還させるようにトランジスタ13、14のベー
ス、コレクタが接続されている。端子35、36には電
源あるいはグランドとの間に交流信号をバイパスするた
めの平滑用コンデンサが接続されている。
【0027】本実施例の動作について説明する。図1に
おいて、端子31、32が同電位のとき、トランジスタ
11、12には等しい電流が流れる。トランジスタ1
3、14よりなる差動対が存在しないときには、図7に
示した来の差動増幅回路と同様に出力33、34は同電
位になる。
【0028】本実施例では、図1に示すようにトランジ
スタ13、14からなる差動対が、端子35、36の出
力を正帰還するように接続されている。従って、初期状
態でトランジスタ13に流れる電流がトランジスタ14
に流れる電流よりも大の場合、端子36の電位の方が端
子35の電位よりも低くなり、トランジスタ13の電流
の方が大である状態で安定する。従って、出力端子3
3、34の電位は等しくならず、この場合、出力端子3
3の方が出力端子34よりも低電位となる。
【0029】その電位差は、トランジスタ13、14よ
りなる差動対のゲインと定電流源25の電流値によって
決まる。
【0030】逆に、初期状態でトランジスタ14に流れ
る電流がトランジスタ13に流れる電流よりも大である
ときは、出力端子34の方が出力端子33より低電位と
なって安定する。
【0031】一方、入力端子31、32に交流信号が入
力されると、トランジスタ31、32よりなる差動対に
より増幅された信号が、出力端子33、34から出力さ
れる。このとき、端子35、36には、平滑用のコンデ
ンサ23、24が接続されており、このコンデンサ2
3、24の値を適切に選ぶことで、交流信号がトランジ
スタ13、14に帰還されることはなくなる。従って、
交流信号に対しては帰還は働かないので、差動増幅回路
として動作する。
【0032】[実施例2]図2は、本発明の第2の実施
例の回路構成を示す図である。本実施例が、前記実施例
1と相違する点は、端子35、36の間にコンデンサ2
3が接続されている点である。このコンデンサ23が無
いときは、端子35、36は互いに逆の位相であるの
で、図1に示したように、電源との間にコンデンサを接
続した場合や、グランドとの間にコンデンサを接続した
ものと、動作は同じである。
【0033】[実施例3]図3は、本発明の第3の実施
例の回路構成を示す図である。図3を参照すると、本実
施例においては、図1のトランジスタ11、12よりな
る差動対と、トランジスタ13、14よりなる差動対の
エミッタを全て共通に接続して定電流源25に接続した
ものである。こうすることによって、入力端子31、3
2への入力が無信号のときは、トランジスタ13、14
よりなる差動対が強制力を持ち、入力端子31、32に
信号が入力されたときは、トランジスタ11、12から
なる差動対が強制力を持つように設定することができ
る。
【0034】[実施例4]図4は、本発明の第4の実施
例の回路構成を示す図である。図4を参照すると、本実
施例においては、図3に示した端子35と36の間に、
コンデンサを接続したものであり、動作は、図3に示し
た前記実施例3と同じである。
【0035】[実施例5]図5は、本発明の第5の実施
例の回路構成を示す図である。図5を参照すると、本実
施例は、図1に示した差動増幅回路の前段に、トランジ
スタ41、42、負荷抵抗43、44及び定電流源から
なる差動増幅回路を一段設けたものであり、動作は図1
と同じである。
【0036】[実施例6]図6は、本発明の第6の実施
例の回路構成を示す図である。図6を参照すると、図3
に示した差動増幅回路の前段に、トランジスタ41、4
2、負荷抵抗43、44及び定電流源からなる差動増幅
回路を一段設けたもので、その動作は、基本的に、図3
に示した差動増幅回路と同じである。
【0037】なお、図6において、抵抗27は、交流信
号が入力されたときに前段の増幅回路の出力の強制力を
高める働きをする。
【0038】図7に、図6に示した第6の実施例の差動
増幅回路の動作波形を示す。電源電圧2V、0ns(ナ
ノ秒)から1nsまでは無信号状態、1ns以降は振幅
0.2Vpp周波数500MHzの信号を入力した。そ
のときの出力波形を示したものであるが、無信号時は、
1.97Vと1.88V程度の出力で安定している。そ
して500MHzの正弦波が入力されると、平滑用コン
デンサがあるため、瞬時には安定しないが、この場合、
6ns以降は、オフセットのない増幅出力が得られてい
る。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
下記記載の効果を奏する。
【0040】本発明の第1の効果は、プリスケーラの入
力アンプに用いた場合、無信号時にプリスケーラのデー
タスルーによる自励発振を防ぐことができる、というこ
とである。
【0041】その理由は、本発明においては、無信号時
に出力が中間電位に安定せず、非反転出力、反転出力が
ハイレベル、ローレベルの何れかに安定し、このため、
クロック入力につながっているプリスケーラのフリップ
フロップに本発明の差動増幅回路を用いた場合に、デー
タスルーを起こさないためである。
【0042】本発明の第2の効果は、シュミット回路の
ように、入力感度が劣化しない、ということである。
【0043】その理由は、本発明においては、直流は正
帰還しているが、交流信号についてはバイパスコンデン
サにより、帰還量が少なくなっているためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の回路構成を示す図であ
る。
【図2】本発明の第2の実施例の回路構成を示す図であ
る。
【図3】本発明の第3の実施例の回路構成を示す図であ
る。
【図4】本発明の第4の実施例の回路構成を示す図であ
る。
【図5】本発明の第5の実施例の回路構成を示す図であ
る。
【図6】本発明の第6の実施例の回路構成を示す図であ
る。
【図7】本発明の第6の実施例の回動作波形を示す図で
ある。
【図8】従来の差動増幅回路の回路構成を示す図であ
る。
【図9】従来の差動増幅回路の別の回路構成を示す図で
ある。
【符号の説明】
11〜14 トランジスタ 21、22、27 抵抗 23、24 コンデンサ 25、26 定電流源 31〜36 端子

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流信号をベース入力としコレクタがそれ
    ぞれ負荷抵抗を介して電源に接続されるとともに出力端
    子に接続されてい第1の差動トランジスタ対と、前記
    第1の差動トランジスタ対の前記各負荷抵抗の両端間に
    ある端子にベースそれぞれ接続されている第2の差動
    トランジスタ対と、を備え、前記第2の差動トランジス
    タ対をなす一のトランジスタのコレクタは他のトランジ
    スタのベースと交差接続されており、更に、前記負荷
    抵抗の両端間にある端子の交流信号をバイパスするコン
    デンサを備えたことを特徴とする差動増幅回路。
  2. 【請求項2】コレクタがそれぞれ第1、第2の抵抗を介
    して高電位側電源に接続されるとともに、それぞれ第
    1、第2の出力端子に接続され、ベースがそれぞれ第
    1、第2の入力端子に接続され、エミッタが互いに接続
    されて第1の定電流源を介して低電位側電源に接続され
    た第1、第2のトランジスタと、 エミッタが互いに接続されて第2の定電流源を介して低
    電位側電源に接続された第3、第4のトランジスタと、 前記第3のトランジスタのベースと第4のトランジスタ
    のコレクタが共に接続される端子であって前記第1の抵
    抗の両端の間の任意の点に存在する第1の端子と、 前記第4トランジスタのベースと前記第3のトランジス
    タのコレクタが共に接続される端子であって前記第2の
    抵抗の両端の間の任意の点に存在する第2の端子と、 前記第1の端子と前記高電位側電源あるいは低電位側電
    源の間に接続された第1のコンデンサと、 前記第2の端子と前記高電位側電源あるいは低電位側電
    源の間に接続された第2のコンデンサと、 を備え、 前記第1、第2の入力端子より信号が入力され、前記第
    1、第2の出力端子から信号が出力されることを特徴と
    する差動増幅回路。
  3. 【請求項3】コレクタがそれぞれ第1、第2の抵抗を介
    して高電位側電源に接続されるとともに、それぞれ第
    1、第2の出力端子に接続され、ベースがそれぞれ第
    1、第2の入力端子に接続され、エミッタが互いに接続
    されて第1の定電流源を介して低電位側電源に接続され
    た第1、第2のトランジスタとエミッタが互いに接続されて第2の定電流源を介して低
    電位側電源に接続された第3、第4のトランジスタと、 前記第3のトランジスタのベースと第4のトランジスタ
    のコレクタが共に接続される端子であって前記第1の抵
    抗の両端の間の任意の点に存在する第1の端子と前記第4トランジスタのベースと前記第3のトランジス
    タのコレクタが共に接続される端子であって前記第2の
    抵抗の両端の間の任意の点に存在する第2の端子と前記第1の端子と前記第2の端子との間に接続された第
    1のコンデンサとを備え前記第1、第2の入力端子より信号が入力され、前記第
    1、第2の出力端子から信号が出力される ことを特徴と
    する差動増幅回路。
  4. 【請求項4】コレクタがそれぞれ第1、第2の抵抗を介
    して高電位側電源に接続されるとともに、それぞれ第
    1、第2の出力端子に接続され、ベースがそれぞれ第
    1、第2の入力端子に接続され、エミッタが互いに接続
    された第1、第2のトランジスタとエミッタが前記第1、第2のトランジスタのエミッタと
    共通に接続された第3、第4のトランジスタと、を備
    え、 前記第1乃至第4のトランジスタの共通接続されたエミ
    ッタは定電流源を介して低電位側電源に接続され、 前記第3のトランジスタのベースと第4のトランジスタ
    のコレクタが共に接続される端子であって前記第1の抵
    抗の両端の間の任意の点に存在する第1の端子と前記第4トランジスタのベースと前記第3のトランジス
    タのコレクタが共に接続される端子であって前記第2の
    抵抗の両端の間の任意の点に存在する第2の端子と、 前記第1の端子と前記高電位側電源あるいは低電位側電
    源の間に接続された第1のコンデンサと、 前記第2の端子と前記高電位側電源あるいは低電位側電
    源の間に接続された第2のコンデンサとを備え、 前記第1、第2の入力端子より信号が入力され、前記第
    1、第2の出力端子から信号が出力される ことを特徴と
    する差動増幅回路。
  5. 【請求項5】コレクタがそれぞれ第1、第2の抵抗を介
    して高電位側電源に接続されるとともに、それぞれ第
    1、第2の出力端子に接続され、ベースがそれぞれ第
    1、第2の入力端子に接続され、エミッタが互いに接続
    された第1、第2のトランジスタとエミッタが前記第1、第2のトランジスタのエミッタと
    共通に接続された第3、第4のトランジスタと、を備
    え、 前記第1乃至第4のトランジスタの共通接続されたエミ
    ッタは定電流源を介して低電位側電源に接続され、 前記第3のトランジスタのベースと第4のトランジスタ
    のコレクタが共に接続される端子であって前記第1の抵
    抗の両端の間の任意の点に存在する第1の端子と前記第4トランジスタのベースと前記第3のトランジス
    タのコレクタが共に接続される端子であって前記第2の
    抵抗の両端の間の任意の点に存在する第2の端子と、 前記第1の端子と前記第2の端子との間に接続された第
    1のコンデンサと、 を備え、 前記第1、第2の入力端子より信号が入力され、前記第
    1、第2の出力端子から信号が出力される ことを特徴と
    する差動増幅回路。
  6. 【請求項6】1段の差動回路あるいは2段以上の多段差
    動回路を備え、前記1段目の差動回路の入力を第1、第
    2の入力端子としコレクタがそれぞれ第1、第2の抵抗を介して高電位側
    電源に接続されるとともに、それぞれ第1、第2の出力
    端子に接続され、ベースが、前記1段の差動回路あるい
    は2段以上の多段差動回路の出力に接続され、エミッタ
    が互いに接続されて第1の定電流源を介して低電位側電
    源に接続された第1、第2のトランジスタとエミッタが互いに接続されて第2の定電流源を介して低
    電位側電源に接続された第3、第4のトランジスタと、 前記第3のトランジスタのベースと第4のトランジスタ
    のコレクタが共に接続される端子であって前記第1の抵
    抗の両端の間の任意の点に存在する第1の端子と前記第4トランジスタのベースと前記第3のトランジス
    タのコレクタが共に接続される端子であって前記第2の
    抵抗の両端の間の任意の点に存在する第2の端子と、 前記第1の端子と前記高電位側電源あるいは低電位側電
    源の間に接続された第1のコンデンサと、 前記第2の端子と前記高電位側電源あるいは低電位側電
    源の間に接続された第2のコンデンサと、 を備え、 前記第1、第2の入力端子より信号が入力され、前記第
    1、第2の出力端子から信号が出力される ことを特徴と
    する差動増幅回路。
  7. 【請求項7】互い接続された前記第1、第2抵抗の前記
    高電位側の端子と、前記高電位側電源との間に、更に第
    3の抵抗が接続されていることを特徴とする請求項6の
    差動増幅回路。
  8. 【請求項8】前記第1、第2の入力端子には、直流バイ
    アス供給手段の出力が接続され、一方よりコンデンサを
    介して交流信号が入力されることを特徴とする請求項2
    乃至7のいずれか一に記載の差動増幅回路。
  9. 【請求項9】1段の差動回路あるいは2段以上の多段差
    動回路を備え、前記1段目の差動回路の入力を第1、第
    2の入力端子としコレクタがそれぞれ第1、第2の抵抗を介して高電位側
    電源に接続されるとともに、それぞれ第1、第2の出力
    端子に接続され、ベースが、前記1段の差動回路あるい
    は2段以上の多段差動回路の出力に接続され、エミッタ
    が互いに接続されて第1の定電流源を介して低電位側電
    源に接続された第1、第2のトランジスタとエミッタが互いに接続されて第2の定電流源を介して低
    電位側電源に接続された第3、第4のトランジスタと、 前記第3のトランジスタのベースと第4のトランジスタ
    のコレクタが共に接続される端子であって前記第1の抵
    抗の両端の間の任意の点に存在する第1の端子と前記第4トランジスタのベースと前記第3のトランジス
    タのコレクタが共に接続される端子であって前記第2の
    抵抗の両端の間の任意の点に存在する第2の端子と、 前記第1の端子と前記第2の端子との間に接続された第
    1のコンデンサと、 を備え、 前記第1、第2の入力端子より信号が入力され、前記第
    1、第2の出力端子から信号が出力されることを特徴と
    する差動増幅回路。
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