JPH0471774A - 取鍋交換装置 - Google Patents
取鍋交換装置Info
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- JPH0471774A JPH0471774A JP18110790A JP18110790A JPH0471774A JP H0471774 A JPH0471774 A JP H0471774A JP 18110790 A JP18110790 A JP 18110790A JP 18110790 A JP18110790 A JP 18110790A JP H0471774 A JPH0471774 A JP H0471774A
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Landscapes
- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は鋳造ラインを移動する注湯台車を備えた鋳造設
備における取鍋交換装置に関する。
備における取鍋交換装置に関する。
従来の技術
従来一般には、鋳造設備における注湯台車に、モールド
への注湯時に傾動可能な取鍋が固定状態に取り付けられ
ていた。
への注湯時に傾動可能な取鍋が固定状態に取り付けられ
ていた。
発明が解決しようとする課題
従来のものは、取鍋が注湯台車に取り付けられたままで
あるので、鋳造ラインでは、注湯台車の取鍋の容量に制
約された一種の鋳造しか行なえない、1つの鋳造ライン
で複数種のものを鋳造しようとすれば、注湯台車ごと取
鍋を取り換えなければならず、鋳造効率の悪いものとな
る。
あるので、鋳造ラインでは、注湯台車の取鍋の容量に制
約された一種の鋳造しか行なえない、1つの鋳造ライン
で複数種のものを鋳造しようとすれば、注湯台車ごと取
鍋を取り換えなければならず、鋳造効率の悪いものとな
る。
また、複数の鋳造ラインを設け、容量の異なる取鍋が取
り付けられた複数の注湯台車をそれぞれ各鋳造ラインで
使用することも考えられるが、この場合は、当然のよう
に設備費の高騰を招くことになる。
り付けられた複数の注湯台車をそれぞれ各鋳造ラインで
使用することも考えられるが、この場合は、当然のよう
に設備費の高騰を招くことになる。
したがって、容量の異なる複数の取鍋を用意した取鍋特
機部を設け、この特機部の取鍋と注湯台車の取鍋とを交
換できるようにすればよいが、その場合、取鍋交換作業
が円滑になされないと、鋳造工程の妨げとなる。
機部を設け、この特機部の取鍋と注湯台車の取鍋とを交
換できるようにすればよいが、その場合、取鍋交換作業
が円滑になされないと、鋳造工程の妨げとなる。
本発明はこのような事情に鑑みて、所望の容量の取鍋と
の交換を効率的、かつ正確に行ない得る取鍋交換装置を
提供することを目的としている。
の交換を効率的、かつ正確に行ない得る取鍋交換装置を
提供することを目的としている。
課題を解決するための手段
上記目的を達成するため本発明は、
取鍋が着脱可能に装着された注湯台車の走行用ラインの
側方に、容量の異なる複数の取鍋がそれぞれ用意された
複数の取鍋交換待機部を設け、上記注湯台車が所定の取
鍋交換待機部に対向した位置で注湯台車の取鍋と取鍋交
換待機部の取鍋とを取り換える取鍋交換機構を上記注湯
台車と各取鍋交換待機部とに設け、 上記交換用の取鍋が注湯台車に搬入して設置された状態
で上記取鍋の重量を計測する重量計測手段を上記注湯台
車に装備したものである。
側方に、容量の異なる複数の取鍋がそれぞれ用意された
複数の取鍋交換待機部を設け、上記注湯台車が所定の取
鍋交換待機部に対向した位置で注湯台車の取鍋と取鍋交
換待機部の取鍋とを取り換える取鍋交換機構を上記注湯
台車と各取鍋交換待機部とに設け、 上記交換用の取鍋が注湯台車に搬入して設置された状態
で上記取鍋の重量を計測する重量計測手段を上記注湯台
車に装備したものである。
作用
このような構成の本発明によれば、注湯台車を所望の取
鍋交換待機部と対向する位置に移行させることで、取鍋
交換機構により注湯台車の取鍋と取鍋交換待機部の取鍋
との自動的な交換が行なえる。
鍋交換待機部と対向する位置に移行させることで、取鍋
交換機構により注湯台車の取鍋と取鍋交換待機部の取鍋
との自動的な交換が行なえる。
このとき、上記注湯台車に交換用取鍋が搬入されると、
重量計測手段によりその重量が自動的に計測されて取鍋
が所定の容量のものであるか否かを確認することができ
る。
重量計測手段によりその重量が自動的に計測されて取鍋
が所定の容量のものであるか否かを確認することができ
る。
実施例
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、1 (IA、IB)は溶湯の保持炉で
ある。この保持炉1からの溶湯を鋳造するためにモール
ド配列方向(矢印Y方向)へ沿って延びる複数本、たと
えば2本の鋳造ライン2(2A 、2B)が設定されて
いる。3は上記溶湯を受は取って鋳造ライン2における
モールド4(4A 、4B)に注湯するための注湯台車
であり、溶湯を受は容れる取鍋5が着脱可能に保持され
ている。
ある。この保持炉1からの溶湯を鋳造するためにモール
ド配列方向(矢印Y方向)へ沿って延びる複数本、たと
えば2本の鋳造ライン2(2A 、2B)が設定されて
いる。3は上記溶湯を受は取って鋳造ライン2における
モールド4(4A 、4B)に注湯するための注湯台車
であり、溶湯を受は容れる取鍋5が着脱可能に保持され
ている。
6は上記両鋳造ライン2A 、2B間を横断するように
矢印X方向へ沿って設けられた注湯台車横行ライン、7
は上記横行ライン6の側方に設定された取鍋交換待機部
であり、容量の異なる複数の取鍋5(5A、5B)が用
意されている。上記注湯台車3と上記取鍋交換待機部7
とには、後述する取鍋交換手段が設けられている。
矢印X方向へ沿って設けられた注湯台車横行ライン、7
は上記横行ライン6の側方に設定された取鍋交換待機部
であり、容量の異なる複数の取鍋5(5A、5B)が用
意されている。上記注湯台車3と上記取鍋交換待機部7
とには、後述する取鍋交換手段が設けられている。
つぎに、注湯台車3の構成およびその走行系について具
体的に説明する。
体的に説明する。
第2図〜第4図において、21は上記注湯台車3の横行
ライン6に沿って敷設された横行用レール、22(22
A、22B)は上記鋳造ライン2に沿って敷設された走
行用レールであり、この走行用レール22は上記横行用
レール21よりも高レベル位置に配設されている。
ライン6に沿って敷設された横行用レール、22(22
A、22B)は上記鋳造ライン2に沿って敷設された走
行用レールであり、この走行用レール22は上記横行用
レール21よりも高レベル位置に配設されている。
23は上記注湯台車3の横行用台車であり、横行用レー
ル21上を走行するための前後1対ずつの車輪24 (
24A 、24B)が取り付けられている。25は上記
横行用レール21に沿って敷設されたラック、26は上
記ラック25に噛合するビニオンである。27はビニオ
ン26の回転駆動用の油圧モータであり、上記ラック2
5やビニオン26等と共に横行用駆動機構28を構成し
ている(第5図)、29は横行用レール21に沿って配
設されて走行用レール22どの接続位置および前記取鍋
交換待機部7との対向位置で横行用台車23を位置決め
するためのピンである(第6図参照)、31は上記横行
用台車23に固定されて上記ピン29に転接されるガイ
ド部材である。32 (32A、32B)は上記横行用
レール21の長手方向両端に固着されたストッパ部であ
る。
ル21上を走行するための前後1対ずつの車輪24 (
24A 、24B)が取り付けられている。25は上記
横行用レール21に沿って敷設されたラック、26は上
記ラック25に噛合するビニオンである。27はビニオ
ン26の回転駆動用の油圧モータであり、上記ラック2
5やビニオン26等と共に横行用駆動機構28を構成し
ている(第5図)、29は横行用レール21に沿って配
設されて走行用レール22どの接続位置および前記取鍋
交換待機部7との対向位置で横行用台車23を位置決め
するためのピンである(第6図参照)、31は上記横行
用台車23に固定されて上記ピン29に転接されるガイ
ド部材である。32 (32A、32B)は上記横行用
レール21の長手方向両端に固着されたストッパ部であ
る。
上記横行用台車23の上面には、前記走行レール22の
一部を構成するレール部22aが固設されており、この
レール部22aを介して注湯台車3が上記横行用台車2
3上に搭載されるようになっている。
一部を構成するレール部22aが固設されており、この
レール部22aを介して注湯台車3が上記横行用台車2
3上に搭載されるようになっている。
第7図〜第9図において、33A、33Bはそれぞれ上
記注湯台車3における上部および下部フレームであり、
下部フレーム33Bには、上記レール22上を走行する
前後1対ずつの車輪34(34A 、 34B)が軸支
されている。35は上記下部フレーム33Bに装備され
た昇降駆動機構であり、たとえば、モータ36、このモ
ータ36の回転を減速する減速機37、この減速機37
の出力側にカップリング39を介して接続されたベベル
キャ機構39.およびジャー、手駆動シャフト40 (
40A、40B)等からなる。
記注湯台車3における上部および下部フレームであり、
下部フレーム33Bには、上記レール22上を走行する
前後1対ずつの車輪34(34A 、 34B)が軸支
されている。35は上記下部フレーム33Bに装備され
た昇降駆動機構であり、たとえば、モータ36、このモ
ータ36の回転を減速する減速機37、この減速機37
の出力側にカップリング39を介して接続されたベベル
キャ機構39.およびジャー、手駆動シャフト40 (
40A、40B)等からなる。
上記フレーム33Aには、取鍋傾動機構41等が装備さ
れている。この取鍋傾動機構41の構成を第10図〜第
13図を参照して、以下に説明する。
れている。この取鍋傾動機構41の構成を第10図〜第
13図を参照して、以下に説明する。
同図において、上部フレーム33A上には、左右1対の
固定フレーム42.43が立設されており、両者42.
43に軸支された回動軸44には、連結部材45で一体
化されて取鍋5を着脱可能に支持する取鍋用傾動フレー
ム46.47が吊持されている0、I:記取鍋5は、第
14図および第15図に示すように容量の異なるもので
2共通寸法の台形のブラケット48に一体に固定されて
おり、後側支軸部49 (49A、49B)および前側
ボス部50 (50A、50B)を有する。
固定フレーム42.43が立設されており、両者42.
43に軸支された回動軸44には、連結部材45で一体
化されて取鍋5を着脱可能に支持する取鍋用傾動フレー
ム46.47が吊持されている0、I:記取鍋5は、第
14図および第15図に示すように容量の異なるもので
2共通寸法の台形のブラケット48に一体に固定されて
おり、後側支軸部49 (49A、49B)および前側
ボス部50 (50A、50B)を有する。
上記傾動フレーム46.47の上端には、上記取鍋5が
前方から水平面に沿って搬入されて両者46.47間の
所定位置にセットされた際、前側ボス部50をそのまま
嵌合させるつの字形の横溝部51が形成され、さらに、
その後方側には、後備支軸部49を支持する半円状の支
持溝部52が形成されている。53は上記支持溝部52
に対応して傾動フレーム46.47に固設されたL形の
規制部材であり、上記支持溝部52に嵌合された後側支
軸部49が傾動フレーム46.47の急停止時等に跳ね
上るのを阻止している。
前方から水平面に沿って搬入されて両者46.47間の
所定位置にセットされた際、前側ボス部50をそのまま
嵌合させるつの字形の横溝部51が形成され、さらに、
その後方側には、後備支軸部49を支持する半円状の支
持溝部52が形成されている。53は上記支持溝部52
に対応して傾動フレーム46.47に固設されたL形の
規制部材であり、上記支持溝部52に嵌合された後側支
軸部49が傾動フレーム46.47の急停止時等に跳ね
上るのを阻止している。
54は上記傾動フレーム46.47を介して取鍋5を傾
動させる駆動手段、たとえば油圧シリンダであり、その
基端部54aは前記上部フレーム33A側の取付片55
に回動可能に軸支され、先端部54bは上記一方の傾動
フレーム46の外側面に固定された連結片56に回動可
能に連結されている。この油圧シリンダ54には、コン
トローラ57により開閉制御される流量制御弁58が接
続されている。59は取鍋傾動角度検出手段、たとえば
エンコーダであり、傾動フレーム46゜47の回動軸4
4の回動角度を検出して検出値を比較手段としての上記
コントローラ57に入力するものである。60は上記コ
ントローラ57に取鍋傾動角度に対する傾動速度値を設
定値として入力するパーソナルコンピュータである。上
記コントローラ57は、取鍋傾動速度が初期時は低速で
、その後は高速となるように上記流量制御弁58の開度
を2段ステップで制御している。
動させる駆動手段、たとえば油圧シリンダであり、その
基端部54aは前記上部フレーム33A側の取付片55
に回動可能に軸支され、先端部54bは上記一方の傾動
フレーム46の外側面に固定された連結片56に回動可
能に連結されている。この油圧シリンダ54には、コン
トローラ57により開閉制御される流量制御弁58が接
続されている。59は取鍋傾動角度検出手段、たとえば
エンコーダであり、傾動フレーム46゜47の回動軸4
4の回動角度を検出して検出値を比較手段としての上記
コントローラ57に入力するものである。60は上記コ
ントローラ57に取鍋傾動角度に対する傾動速度値を設
定値として入力するパーソナルコンピュータである。上
記コントローラ57は、取鍋傾動速度が初期時は低速で
、その後は高速となるように上記流量制御弁58の開度
を2段ステップで制御している。
なお、第11図および第12図において、61(61A
、61B)、62(62A、62B)は前記固定フレー
ム42.43にそれぞれ固定されて取鍋5のブラケット
48の下端をガイドするサイドガイドである。
、61B)、62(62A、62B)は前記固定フレー
ム42.43にそれぞれ固定されて取鍋5のブラケット
48の下端をガイドするサイドガイドである。
上記注湯台車3と前記取鍋交換用特機部7とには、取鍋
交換装ff163が設けられている。この装置63にお
ける注湯台車3側の交換機構63Aを第16図および第
17図で説明する。
交換装ff163が設けられている。この装置63にお
ける注湯台車3側の交換機構63Aを第16図および第
17図で説明する。
同図において、64はローラ取付台、65(65A、6
5B)はローラ取付台64に上記走行方向(Y方向)へ
沿って左右2列に配列された多数の搬送ローラである。
5B)はローラ取付台64に上記走行方向(Y方向)へ
沿って左右2列に配列された多数の搬送ローラである。
各列の搬送ローラ65に対して、上記ローラ取付台64
に取り付けられたモータ67の回転力が、スプロケット
68゜69やチェーン機構70などを介して伝達される
ようになっている。71.72は上記搬送ローラ65の
配列方向へ沿って配設された左右1対のがイド板、73
.74は取鍋5側の搬入を搬入方向の前方側で位置決め
するストッパ部である。75はローラ取付台64の入口
端において支軸76を介して1下方向で回動可能に軸支
されてシリンダ装置77で駆動されるクランプ部材であ
り、搬送ローラ65上に設定された取鍋5側のブラケッ
ト48を上記ストッパ部73.74とで搬入方向の前後
から挟着するようになっている。
に取り付けられたモータ67の回転力が、スプロケット
68゜69やチェーン機構70などを介して伝達される
ようになっている。71.72は上記搬送ローラ65の
配列方向へ沿って配設された左右1対のがイド板、73
.74は取鍋5側の搬入を搬入方向の前方側で位置決め
するストッパ部である。75はローラ取付台64の入口
端において支軸76を介して1下方向で回動可能に軸支
されてシリンダ装置77で駆動されるクランプ部材であ
り、搬送ローラ65上に設定された取鍋5側のブラケッ
ト48を上記ストッパ部73.74とで搬入方向の前後
から挟着するようになっている。
78は上記ローラ取付台64の下側に配設された取鍋重
量計測用の一手段となるロードセルであり、このロード
セル78の出力により、容量の異なる取鍋5を判別する
ように構成されている。
量計測用の一手段となるロードセルであり、このロード
セル78の出力により、容量の異なる取鍋5を判別する
ように構成されている。
上記各取鍋交換待II1.部7には、容量の異なる大小
2種の取鍋5A 、 5B に対応してそれぞれ取鍋
交換機構63B、63Bが配置されている。
2種の取鍋5A 、 5B に対応してそれぞれ取鍋
交換機構63B、63Bが配置されている。
この部分の構成を第18図および第19図に示す。
同図において、79はローラ支持用の台盤、80 (8
0A、80B)は上記Y方向へ沿って左右2列に配列さ
れた多数の搬送ローラであり、上記注湯台車3側の搬送
ローラ65と同一高さレベルに設定されている。各列の
搬送ローラ80に対して、台盤79に取り付けられたモ
ータ81の回転力がスプロケット82やチェーン83な
どを介して伝達されている。
0A、80B)は上記Y方向へ沿って左右2列に配列さ
れた多数の搬送ローラであり、上記注湯台車3側の搬送
ローラ65と同一高さレベルに設定されている。各列の
搬送ローラ80に対して、台盤79に取り付けられたモ
ータ81の回転力がスプロケット82やチェーン83な
どを介して伝達されている。
84 (84A、84B)は上記搬送ローラ65の配列
方向へ沿って上記台盤79に固定されたガイド盤である
。
方向へ沿って上記台盤79に固定されたガイド盤である
。
なお、上記注湯台車3における上部フレーム33A上に
は、第20図に示すようにX方向へ沿ったレール85が
固定されており、このレール85上には、注湯用のホッ
パ86を有するホッパ移動台車87が走行車輪88を介
して載置されている。
は、第20図に示すようにX方向へ沿ったレール85が
固定されており、このレール85上には、注湯用のホッ
パ86を有するホッパ移動台車87が走行車輪88を介
して載置されている。
つぎに、上記構成の動作について説明する。
いま、注湯台車3が鋳造ライン2Aにあるものとする。
注湯台車3の取鍋5に保持炉lからの溶湯を受は入れた
後、この注湯台車3はレール22Aを走行してモールド
4A側へ移動する。
後、この注湯台車3はレール22Aを走行してモールド
4A側へ移動する。
上記モールド4Aに対応する位置で上記注湯台車3を停
止させて注湯工程に入る。
止させて注湯工程に入る。
この注湯工程に入ると、取鍋傾動機構41を動作させる
。すなわち、第10図に示す油圧シリンダ54を作動さ
せて、傾動フレーム46.47を回動軸44と共に時計
方向へ回動させれば、取鍋5も1点鎖線位置から上記回
動軸44廻りに時計方向へ回動する。鍋取5が2点鎖線
で示す最大傾動位置へ回動するまでに、取鍋5内の溶湯
はホッパ86を介してモールド4Aに注入される。
。すなわち、第10図に示す油圧シリンダ54を作動さ
せて、傾動フレーム46.47を回動軸44と共に時計
方向へ回動させれば、取鍋5も1点鎖線位置から上記回
動軸44廻りに時計方向へ回動する。鍋取5が2点鎖線
で示す最大傾動位置へ回動するまでに、取鍋5内の溶湯
はホッパ86を介してモールド4Aに注入される。
上記取鍋5の傾動時において、回動軸44の回動量をエ
ンコーダ59が検出することにより、コントローラ57
には、上記回動量に対応する傾動角度が入力される。コ
ントローラ57では、パーソナルコンピュータ60から
の傾動角度の設定値と上記入力値とを比較し、所定の傾
動角度に達するまでの初期状態では、流量制御弁58の
開度が大きくなるように制御し、所定角度を越えると、
上記流量制御弁5Bの開度が小さくなるように制御する
。これにより、取鍋5の傾動が初期状態では速く、所定
傾動角度を越えると、遅くなる。
ンコーダ59が検出することにより、コントローラ57
には、上記回動量に対応する傾動角度が入力される。コ
ントローラ57では、パーソナルコンピュータ60から
の傾動角度の設定値と上記入力値とを比較し、所定の傾
動角度に達するまでの初期状態では、流量制御弁58の
開度が大きくなるように制御し、所定角度を越えると、
上記流量制御弁5Bの開度が小さくなるように制御する
。これにより、取鍋5の傾動が初期状態では速く、所定
傾動角度を越えると、遅くなる。
この結果、取鍋5内の溶湯もモールド4Aに始めは速く
注入されることになる。したがって、モールド4A自体
も適当に温められるうえ、パージもスムースに行なわれ
るので、鋳物に巣が生じたり、鋳肌が荒れるおそれも解
消される。
注入されることになる。したがって、モールド4A自体
も適当に温められるうえ、パージもスムースに行なわれ
るので、鋳物に巣が生じたり、鋳肌が荒れるおそれも解
消される。
上記2速コントロールは、上記パーソナルコンピュータ
60に設定値を入力しておくだけで自動的に行なえるの
で、製品歩留りの向上を図ることができる。
60に設定値を入力しておくだけで自動的に行なえるの
で、製品歩留りの向上を図ることができる。
上記注湯工程が終れば、鋳物の冷却を待ってモールド4
Aかもの取出工程に入る。ここで、2木の鋳造ライン2
A 、2Bを有し、しかも両鋳造ライン2A 、2B間
に注湯台車3の横行ライン6を設けであるので、一方の
鋳造ライン2Aにおいて鋳物の取出作業中には、注湯台
車3の横行ライン6を利用して他方の鋳造ライン2Bに
移行させて注湯作業を行なうことができる。すなわち、
方の鋳物取出作業中に注湯台車3を他方の鋳造ライン2
Bで有効に活用することができ、鋳物工程の合理化およ
び自動化を進め易くなる。
Aかもの取出工程に入る。ここで、2木の鋳造ライン2
A 、2Bを有し、しかも両鋳造ライン2A 、2B間
に注湯台車3の横行ライン6を設けであるので、一方の
鋳造ライン2Aにおいて鋳物の取出作業中には、注湯台
車3の横行ライン6を利用して他方の鋳造ライン2Bに
移行させて注湯作業を行なうことができる。すなわち、
方の鋳物取出作業中に注湯台車3を他方の鋳造ライン2
Bで有効に活用することができ、鋳物工程の合理化およ
び自動化を進め易くなる。
ところで、注湯台車3に搭載されている取鍋5を容量の
異なるものと交換したい場合がある。その取鍋5の交換
手順はつぎのようである。
異なるものと交換したい場合がある。その取鍋5の交換
手順はつぎのようである。
いま、容量の小さい取鍋5を搭載している注湯台車3が
鋳造ライン2Aにあるものとする。
鋳造ライン2Aにあるものとする。
2輪駆動機構100(第8図)を駆動して注湯台車3を
横行ライン接続位置(第2図)まで移動させる。この位
置では、注湯台車3は第3図〜第5図に示すように横行
用台車23上に載置される。油圧モータ27を駆動して
ビニオン26を回転させれば、上記注湯台車3は横行用
台車23を介して横行レール21上を走行する。横行用
台車23と共に注湯台車3が取鍋交換待機部7に対応す
る位置に至ると、上記油圧モータ27の駆動を停止して
横行用台車23を停車させる。この時、横行用台車23
はガイド部材31に転接するピン29で位置決めされて
ずれが防止される。
横行ライン接続位置(第2図)まで移動させる。この位
置では、注湯台車3は第3図〜第5図に示すように横行
用台車23上に載置される。油圧モータ27を駆動して
ビニオン26を回転させれば、上記注湯台車3は横行用
台車23を介して横行レール21上を走行する。横行用
台車23と共に注湯台車3が取鍋交換待機部7に対応す
る位置に至ると、上記油圧モータ27の駆動を停止して
横行用台車23を停車させる。この時、横行用台車23
はガイド部材31に転接するピン29で位置決めされて
ずれが防止される。
上記の位置で、取鍋交換装置63を動作させる。まず、
第17図に示す注湯台車3側のシリンダ装置77により
クランプ部材75を反時計方向へ回動させて取鍋5側の
ブラケット48に対する挟着状態を解除させてから、モ
ータ67を駆動してローラ取付台64における搬送ロー
ラ64を回転させれば、上記取鍋5はそのブラケット4
8と共に注湯台車3側から後方へ搬出される。
第17図に示す注湯台車3側のシリンダ装置77により
クランプ部材75を反時計方向へ回動させて取鍋5側の
ブラケット48に対する挟着状態を解除させてから、モ
ータ67を駆動してローラ取付台64における搬送ロー
ラ64を回転させれば、上記取鍋5はそのブラケット4
8と共に注湯台車3側から後方へ搬出される。
一方、取鍋交換待機部7における取鍋受入側の交換機構
63Bを動作させる。すなわち、モータ81を駆動し、
搬送ローラ80を回転させる。上記注湯台車3側から搬
出された取鍋5は上記搬送ローラ80に搬送されて水平
方向からそのまま待機位置にセットされる。
63Bを動作させる。すなわち、モータ81を駆動し、
搬送ローラ80を回転させる。上記注湯台車3側から搬
出された取鍋5は上記搬送ローラ80に搬送されて水平
方向からそのまま待機位置にセットされる。
ついで5注湯台車3を取鍋交換待機部7の他方の交換機
構63Bに対向させてから、この交換機構63Bの搬送
ローラ80と上記注湯台車3側の搬送ローラ64を上記
とは逆に回転させる。待機中の取鍋5はそのブラケット
48と共に搬送ローラ64で搬送され、注湯台車3側の
搬送ローラ64で水平方向から該注湯台車3側のセット
位置へそのままセットされる。この状態で、上記シリン
ダ装置77を駆動してクランプ部材75を時計方向へ回
転させれば、このクランプ部材75と前記ストッパ部7
3.74との間で取鍋5側のブラケット48が前後から
挟着される。
構63Bに対向させてから、この交換機構63Bの搬送
ローラ80と上記注湯台車3側の搬送ローラ64を上記
とは逆に回転させる。待機中の取鍋5はそのブラケット
48と共に搬送ローラ64で搬送され、注湯台車3側の
搬送ローラ64で水平方向から該注湯台車3側のセット
位置へそのままセットされる。この状態で、上記シリン
ダ装置77を駆動してクランプ部材75を時計方向へ回
転させれば、このクランプ部材75と前記ストッパ部7
3.74との間で取鍋5側のブラケット48が前後から
挟着される。
上記ローラ取付台64の下側には、ロードセル78が配
設されているので、上記取鍋5がセットされた際、上記
ロードセル78により取鍋5の重量を計測することがで
きる。すなわち、この重量値により、交換した取鍋5が
所望の容量のものか否かを判別することができる。
設されているので、上記取鍋5がセットされた際、上記
ロードセル78により取鍋5の重量を計測することがで
きる。すなわち、この重量値により、交換した取鍋5が
所望の容量のものか否かを判別することができる。
このように、注湯台車3の取鍋5が着脱可能に装着され
、かつ異なる容量のものと自動交換できるため、異なる
容量のもの毎に鋳造ラインを設けるような不経済さが解
消され、生産効率の向上も図ることができる。
、かつ異なる容量のものと自動交換できるため、異なる
容量のもの毎に鋳造ラインを設けるような不経済さが解
消され、生産効率の向上も図ることができる。
上記取鍋5が上記取鍋交換待機部7から水平移動して注
湯台車3に搬入された際、この取鍋5の後側支軸部49
および前側ボス部50が取鍋傾動機構41における傾動
フレーム46.47の支持溝部52および横溝部51に
それぞれ嵌合されるので、取鍋5の搬入出のための構成
の簡素化が図れ、注湯台車3に対する着脱もスピーデイ
に行なえる。
湯台車3に搬入された際、この取鍋5の後側支軸部49
および前側ボス部50が取鍋傾動機構41における傾動
フレーム46.47の支持溝部52および横溝部51に
それぞれ嵌合されるので、取鍋5の搬入出のための構成
の簡素化が図れ、注湯台車3に対する着脱もスピーデイ
に行なえる。
ところで、上記取鍋5は後側支軸部49および前側ボス
部50が第13図に示すように取鍋傾動機構41におけ
る支持板46.47の支持溝部52および横溝部51に
それぞれ嵌合されているだけであるので、上記取鍋傾動
機構41が傾動中に急停止した場合、その反動により取
鍋5が上方へ跳ね上ろうとする。しかし、傾動フレーム
46.47には、後側支軸部49に対する規制部材53
を設けであるので、取鍋5の過度の跳ね上りが阻止され
、したがって、取鍋転倒による湯こぼれ等の起るのを未
然に防止することができる。
部50が第13図に示すように取鍋傾動機構41におけ
る支持板46.47の支持溝部52および横溝部51に
それぞれ嵌合されているだけであるので、上記取鍋傾動
機構41が傾動中に急停止した場合、その反動により取
鍋5が上方へ跳ね上ろうとする。しかし、傾動フレーム
46.47には、後側支軸部49に対する規制部材53
を設けであるので、取鍋5の過度の跳ね上りが阻止され
、したがって、取鍋転倒による湯こぼれ等の起るのを未
然に防止することができる。
発明の効果
以上述べたように本発明によると、異なる容量の取鍋が
それぞれ用意された複数の取鍋交換待機部を注湯台車の
走行ラインの側方に設け、上記注湯台車の取鍋を所望の
取鍋交換待機部の取鍋と自動的に交換させるようにした
ので、取鍋の容量毎に鋳造ラインを増設したりすること
なく、しかも、1つの注湯台車で容易に複数種の鋳造が
可能となり、また、注湯台車に搬入された取鍋の重量を
自動的に計測できるので、取鍋の容量を確認しながらの
取鍋交換を行なうことができ、交換ミスを防止できると
ともに、鋳造の効率化を達成することができる。
それぞれ用意された複数の取鍋交換待機部を注湯台車の
走行ラインの側方に設け、上記注湯台車の取鍋を所望の
取鍋交換待機部の取鍋と自動的に交換させるようにした
ので、取鍋の容量毎に鋳造ラインを増設したりすること
なく、しかも、1つの注湯台車で容易に複数種の鋳造が
可能となり、また、注湯台車に搬入された取鍋の重量を
自動的に計測できるので、取鍋の容量を確認しながらの
取鍋交換を行なうことができ、交換ミスを防止できると
ともに、鋳造の効率化を達成することができる。
第1図は本発明の一実施例の鋳造設備を示す全体の概略
構成図、第2図および第3図はそれぞれ同設備における
鋳造ラインと横行ラインと取鍋交換待機部との配置状態
を具体的に示す平面図および後面図、第4図は鋳造ライ
ンと横行ラインの接続位置での注湯台車を示す側面図、
第5図は注湯台車を載せた横行用台車の駆動部の側面図
、第6図は横行用台車の位置決めガイド部の説明図、第
7図、第8図および第9図はそれぞれ注湯台車の鋳造ラ
インにおける取鍋およびホッパーなど昇降ならびに走行
駆動手段を示す側面図、半裁上面図および後面図、第1
0図は注湯台車における取鍋傾動機構を示す構成図、第
11図、第12図および第13図はそれぞれ同取鍋傾動
機構を示す上面図、半裁前面図および側面図、第14図
および第15図はそれぞれ取鍋を示す側面図および平面
図、第16図および第17図はそれぞれ注湯台車におけ
る取鍋交換機構を示す平面図および側面図、第18図お
よび第19図はそれぞれX薔取鍋交換待機部側における
取鍋交換機構を示す平面図および側面図、第20図は注
湯台車におけるホッパおよびその移動台車を示す側面図
である。 2 (2A、2B)、6・・・走行ライン、3・・・注
湯台車、5 (5A 、5B)・・・取鍋、7(7A。 7B)・・・取鍋交換待機部、63 (63A63B)
・・・取鍋交換機構、78・・・重量計測手段。
構成図、第2図および第3図はそれぞれ同設備における
鋳造ラインと横行ラインと取鍋交換待機部との配置状態
を具体的に示す平面図および後面図、第4図は鋳造ライ
ンと横行ラインの接続位置での注湯台車を示す側面図、
第5図は注湯台車を載せた横行用台車の駆動部の側面図
、第6図は横行用台車の位置決めガイド部の説明図、第
7図、第8図および第9図はそれぞれ注湯台車の鋳造ラ
インにおける取鍋およびホッパーなど昇降ならびに走行
駆動手段を示す側面図、半裁上面図および後面図、第1
0図は注湯台車における取鍋傾動機構を示す構成図、第
11図、第12図および第13図はそれぞれ同取鍋傾動
機構を示す上面図、半裁前面図および側面図、第14図
および第15図はそれぞれ取鍋を示す側面図および平面
図、第16図および第17図はそれぞれ注湯台車におけ
る取鍋交換機構を示す平面図および側面図、第18図お
よび第19図はそれぞれX薔取鍋交換待機部側における
取鍋交換機構を示す平面図および側面図、第20図は注
湯台車におけるホッパおよびその移動台車を示す側面図
である。 2 (2A、2B)、6・・・走行ライン、3・・・注
湯台車、5 (5A 、5B)・・・取鍋、7(7A。 7B)・・・取鍋交換待機部、63 (63A63B)
・・・取鍋交換機構、78・・・重量計測手段。
Claims (1)
- (1)取鍋が着脱可能に装着された注湯台車の走行用ラ
インの側方に、容量の異なる複数の取鍋がそれぞれ用意
された複数の取鍋交換待機部を設け、 上記注湯台車が所定の取鍋交換待機部に対向した位置で
注湯台車の取鍋と取鍋交換待機部の取鍋とを取り換える
取鍋交換機構を上記注湯台車と各取鍋交換待機部とに設
け、 上記交換用の取鍋が注湯台車に搬入して設置された状態
で上記取鍋の重量を計測する重量計測手段を上記注湯台
車に装備し、 たことを特徴とする取鍋交換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18110790A JPH0471774A (ja) | 1990-07-09 | 1990-07-09 | 取鍋交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18110790A JPH0471774A (ja) | 1990-07-09 | 1990-07-09 | 取鍋交換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0471774A true JPH0471774A (ja) | 1992-03-06 |
Family
ID=16094973
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18110790A Pending JPH0471774A (ja) | 1990-07-09 | 1990-07-09 | 取鍋交換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0471774A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100885950B1 (ko) * | 2002-08-09 | 2009-02-26 | 주식회사 포스코 | 티밍 레이들 트랜스퍼 카 오조작 방지장치 |
WO2016042609A1 (ja) * | 2014-09-17 | 2016-03-24 | 新東工業株式会社 | 昇降機能付き受湯台車および受湯搬送方法 |
-
1990
- 1990-07-09 JP JP18110790A patent/JPH0471774A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100885950B1 (ko) * | 2002-08-09 | 2009-02-26 | 주식회사 포스코 | 티밍 레이들 트랜스퍼 카 오조작 방지장치 |
WO2016042609A1 (ja) * | 2014-09-17 | 2016-03-24 | 新東工業株式会社 | 昇降機能付き受湯台車および受湯搬送方法 |
CN106029258A (zh) * | 2014-09-17 | 2016-10-12 | 新东工业株式会社 | 带升降功能的熔融金属接受台车以及所接受熔融金属的输送方法 |
JPWO2016042609A1 (ja) * | 2014-09-17 | 2017-06-29 | 新東工業株式会社 | 昇降機能付き受湯台車および受湯搬送方法 |
US10272489B2 (en) | 2014-09-17 | 2019-04-30 | Sintokogio, Ltd. | Carriage for receiving molten metal with a mechanism for moving a ladle up and down, and a method for transporting molten metal |
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