JPH0471526B2 - - Google Patents

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JPH0471526B2
JPH0471526B2 JP9914884A JP9914884A JPH0471526B2 JP H0471526 B2 JPH0471526 B2 JP H0471526B2 JP 9914884 A JP9914884 A JP 9914884A JP 9914884 A JP9914884 A JP 9914884A JP H0471526 B2 JPH0471526 B2 JP H0471526B2
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JP
Japan
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rice cooking
rice
mode
timer
temperature
Prior art date
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Application number
JP9914884A
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English (en)
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JPS60241414A (ja
Inventor
Kimio Ida
Toichiro Kusumoto
Yoshinori Takahashi
Koji Tokuda
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Zojirushi Corp
Original Assignee
Zojirushi Vacuum Bottle Co Ltd
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Publication date
Application filed by Zojirushi Vacuum Bottle Co Ltd filed Critical Zojirushi Vacuum Bottle Co Ltd
Priority to JP9914884A priority Critical patent/JPS60241414A/ja
Publication of JPS60241414A publication Critical patent/JPS60241414A/ja
Publication of JPH0471526B2 publication Critical patent/JPH0471526B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は炊飯ジヤー、特に、炊飯動作開始時刻
を設定するタイマーを備え、炊飯ヒータを予め設
定されたプログラムに従つて制御するマイクロコ
ンピユータを内蔵した炊飯ジヤーに関する。
(従来の技術) 近年、マイクロコンピユータを内蔵した炊飯ジ
ヤーが、例えば、特願昭58−5097号明細書や特開
昭55−125820号公報にて提案され、実用に供され
てきている。この種の炊飯ジヤーは、通常、タイ
マーを内蔵し、タイマースイツチの操作により炊
飯動作開始時間を設定すると共に、その設定時間
をタイマーセツト表示素子にて表示し、設定され
た時間経過後、炊飯動作を開始させ、予めマイク
ロコンピユータのメモリ(ROM)に書き込まれ
た炊飯プログラムに従つて、炊飯ヒータへの供給
電力を制御することにより炊飯動作を遂行する。
なお、、前記メモリのプログラムを実行する過程
で、内鍋またはその内部の温度を温度検出素子に
より検出し、その検出信号により炊飯量の検出、
その炊飯量に応じた電力の決定および炊飯完了後
の保温への移行等が行なわれる。
しかしながら、従来のマイクロコンピユータを
内蔵した炊飯ジヤーでは、通常の炊飯機能しか持
たないため、おかゆ炊き、あるいは玄米炊きなど
特殊な炊飯をしようとしても、期待通りの結果が
得られないという問題があつた。一方、おかゆ炊
きや玄米炊き等の特殊炊飯機能を炊飯ジヤーに付
与する場合、前記メモリにおかゆ炊き又は玄米炊
きに応じたプログラムを前記メモリに書き込むと
同時に、それぞれの機能に対応するスイツチを設
けて前記マイクロコンピユータに入力させること
が考えられるが、操作スイツチが増えるにつれて
炊飯ジヤーの取り扱いが繁雑となり、しかもコス
トが高くなると言う問題がある。
(発明が解決しようとする問題点) 従つて、本発明の解決しようとする問題点は、
炊飯動作を制御するマイクロコンピユータを内蔵
し、炊飯動作開始時刻を設定するタイマーを備え
た炊飯ジヤーにおいて、おかゆ炊きや玄米炊きな
どの特殊炊飯機能を付与すると同時に、操作スイ
ツチの数を増やすことなく簡単な操作で炊飯機能
の切り替えができるようにし、かつ特殊炊飯機能
を付与することによりコストが上昇しないように
することにある。
(問題点を解決するための手段) 所定時間経過後に炊飯動作を開始させるタイマ
ーと、該タイマーをセツトするタイマーセツトス
イツチと、少なくともタイマーの炊飯動作開始時
刻を表示するタイマーセツト表示素子とを備え、
予め設定された炊飯プログラムに従つて炊飯ヒー
タを制御するマイクロコンピユータを内蔵した炊
飯ジヤーにおいて、前記マイクロコンピユータに
普通炊飯動作及び複数の特殊炊飯動作のプログラ
ムを記憶させると共に、前記タイマーセツトスイ
ツチにより前記タイマーセツト表示素子を時間表
示モードと特殊炊飯機能表示モードとに切り換え
可能にし、炊飯動作開始時、タイマーセツト表示
素子の表示モードを検出し、それに基づいて炊飯
機能を選択、実行させるようにしたものである。
(作用) 本発明に係る特殊炊飯機能付き炊飯ジヤーは、
タイマーセツトスイツチの操作によりタイマーセ
ツト表示素子にタイマーセツト時間、又はおかゆ
炊きあるいは玄米炊きなどの特殊炊飯動作に対応
する記号を表示する。このタイマーセツト表示素
子が数字を表示している時、炊飯スイツチを押せ
ば、そのタイマーセツト表示素子の表示モードが
マイクロコンピユータに入力されて、従来同様の
タイマー動作を実行するが、タイマーセツト表示
素子がおかゆ炊きあるいは玄米炊きに対応する記
号を表示している場合に炊飯スイツチを押すと、
その表示モードが検出されてマイクロコンピユー
タに入力され、その表示に対応する炊飯動作、即
ち、おかゆ炊き又は玄米炊きが選択され、その選
択されたプログラムが実行される。
(実施例) 以下、添付の図面を参照して本発明の実施例に
ついて具体的に説明する。
第1図に於いて、1は炊飯ジヤー、2は内鍋、
3は外鍋、4は外鍋3を包囲する外装体、5はそ
の外蓋、6は保温ヒータ10を内蔵し、外蓋5に
一体的に取り付けられた放熱板、7は放熱板6の
中央に固設され、内蓋8の中央を貫通して内鍋2
内に突出した内蓋取付具、9は内鍋2を加熱する
加熱板30に組み込まれた炊飯ヒータ、11は外
鍋3の側壁上部に固設された保温ヒータ、12は
電源ユニツト、13は内鍋2の底部に当接し、そ
の温度を検出するサーミスタからなる第1温度検
出素子で、外鍋3の中央に配設されている。外鍋
3の側壁3aには内鍋2の側壁の温度を検出する
ため、第2温度検出素子14が内鍋2の側壁に当
接可能に配設されている。
外装体4の正面側壁には制御ユニツト収納ボツ
クス15が配設され、その内部にはマイクロコン
ピユータを含む制御ユニツト16が配設されてい
る。制御ユニツト収納ボツクス15の正面には、
炊飯動作をスタートさせたりストツプさせたりす
る操作を行なうスタートスイツチSW1、および
炊飯動作開始時刻を設定すると共に、炊飯機能を
選択するためのタイマースイツチSW2が配設さ
れる一方、炊飯動作開始時刻あるいは特殊炊飯モ
ードを表示する7セグメント発光ダイオードを含
む表示パネル19が配設されている(第2図参
照)。
前記制御ユニツト16は、第2図に示すよう
に、マイクロコンピユータ17と、それに接続さ
れ前記7セグメント発光ダイオードおよびヒータ
制御用トライアツク20,21を駆動するドライ
バー18を含み、炊飯ヒータ9および保温ヒータ
10,11への供給電力を制御する。トライアツ
ク21は、保温ヒータ10,11に直列接続さ
れ、保温時に内鍋2の温度に応じてオン・オフ
し、保温温度を一定に維持する。12は電源トラ
ンスにより所定の電圧まで降圧された交流を整流
し、平滑化する公知の定電圧電源回路で、シリコ
ンダイオード、平滑化コンデンサおよびレータ定
電圧回路等から構成される。マイクロコンピユー
タ17の入力ポートS1,S2にはそれぞれ抵抗R1
R2と直列接続されたスタートスイツチSW1及び
タイマースイツチSW2が接続され、ADコンバ
ータ入力端子K1,K2には抵抗R3,R4とそれぞれ
直列接続された第1及び第2温度検出素子13,
14が接続され、これらは内鍋の底部あるいは側
壁に当接するように配設されている。なお、タイ
マーセツト表示素子19は7セグメント発光ダイ
オードからなり、直流電圧Vccが印加され、その
表示モードはタイマースイツチSW2の操作によ
り炊飯動作開始時刻を表示する時間表示モード
と、例えば、F1,F2:10,F2:−7,F
2:−5,F2:−3などの記号を含む特殊炊飯
機能表示モードとに切り替えられ、F1はおかゆ
炊きに、F2:10は玄米炊きに、F2:−7は7
分ずきに、F2:−5は5分ずきに、F2:−3
は3分ずきにそれぞれ対応させてある。
前記構成の本発明に係る特殊炊飯機能付き炊飯
ジヤーを用いて普通の炊飯動作を行なわせる場
合、スタートスイツチSW1のみを押すだけで達
成できる他、タイマースイツチSW2を押して炊
飯動作開始時刻を設定した後、スタートスイツチ
SW1を押して設定時間経過後に炊飯動作を行な
うタイマー動作をさせることによつても達成され
るが、特殊炊飯動作、例えば、おかゆ炊きをさせ
る場合、まずタイマースイツチSW2を複数回押
してタイマーセツト表示素子に数字以外の記号を
含む特殊炊飯機能表示モード、例えば、第2図に
示すように、F1を表示させ、次いでスタートス
イツチSW1を押せば、タイマーセツト表示素子
の表示モードが検出され、それによりおかゆ炊き
が選択され、予めマイクロコンピユータ17のメ
モリ(ROM)に記録されたプログラムに従つて
遂行される。
普通の炊飯動作も、マイクロコンピユータ17
のメモリ(ROM)に書き込まれたプログラムに
従つて行なわれるが、この時の動作は、言い習わ
しに従い、初期モード、中パツパモード、蓋取禁
止モードに分けられ、これを物理的現象に対応さ
せると、第3図に示すように、初期モードが予熱
モードに、中パツパモードが最大電力供給モー
ド、電力コントロールモードおよび沸騰維持モー
ドの三段階に、蓋取禁止モードが蒸らしモードに
それぞれ対応する。予熱モードは炊飯動作の最初
の段階で、比較的低い温度で米に水を十分に吸収
させると共に、次段階の最大電力供給モードに移
行する際の水温もしくは内鍋の温度を一定温度に
まで昇温させる。水温が一定温度に達すると、中
パツパモードの最大電力供給モードに移行し、炊
飯ヒータへの供給電力を最大に上げ、沸騰温度に
達すると炊飯量に応じた熱エネルギーになるよう
に供給電力を制御する電力コントロールモードに
移行し、次いで水分が無くなるまで沸騰状態を維
持させる沸騰維持モードに移行する。沸騰を続け
ているとやがて水分がなくなり、温度が上昇しは
じめる。第2温度検出素子14を介して検出され
る温度が、炊飯完了しなければ達しえない所定温
度、例えば、85℃に達し、かつ第1温度検出素子
13により検出される温度が所定温度、例えば、
120℃に到達した時点で蒸らしモードに移行する。
蒸らしモードでは、一定時間炊飯ヒータ9をオフ
にした後、所定時間経過してから炊飯ヒータ9を
再びオンにし、所定時間経過後再びオフにして炊
飯動作を完了し、保温モードに移行する。保温モ
ードでは保温ヒータ制御用トライアツク21のオ
ン・オフ動作により飯温が一定温度(例えば、70
℃)になるように制御する。
以下、マイクロコンピユータ17の動作をフロ
ーチヤートを示す第4図〜第13図に従つて説明
する。
マイクロコンピユータ17では、まず第4図に
示すステツプS1でタイマーセツトスイツチSW2
がオンか否かを判断し、オフであればステツプ
S3に移行し、オンであればステツプS2に進み、
そこでタイマーセツト表示素子に数字あるいは記
号等が表示される。ステツプS3てはスタートス
イツチSW1がオンか否かを判断し、オフであれ
ばステツプS1に戻り前記ループを繰り返すが、
オンであれば、ステツプS4に進み、そこでタイ
マーセツト表示素子の表示がF1か否かを判断す
る。スタートスイツチSW1がオフの状態でタイ
マーセツトスイツチSW2が押される毎に時間表
示が増加していき、タイマーの最大セツト時間、
例えば、12時間を超えると、特殊炊飯機能表示モ
ードに変わり、F1,F2:10の順に移行する。
タイマーセツト表示素子がF1を表示していれ
ば、おかゆ炊きであるので、そのままおかゆ炊き
のフローに移行し、予めメモリ(ROM)に書き
込まれたプログラムに従つておかゆ炊きを行な
う。
他方、タイマーセツトスイツチSW2の操作に
よりタイマーセツト表示素子に他の記号、例え
ば、F2:10等が表示されている場合、ステツプ
S4からステツプS5に移行し、そこでタイマーセ
ツト表示素子の表示がF2を含む炊飯モードであ
ると判断して、玄米炊きが遂行される。ステツプ
S5でタイマーセツト表示素子の表示がF2を含
む特殊炊飯機能表示モードでないと判断された場
合、次のステツプS6に移行し、そこでタイマー
セツト表示素子の表示が数字か否かを判断し、数
字表示であると判断されれば、タイマー動作に移
行して表示された設定時間経過後に普通の炊飯動
作を行なう。このステツプS6で数字表示でない
と判断された場合、直ちに普通の炊飯動作に移行
して、普通の炊飯動作のプログラムに従つて予熱
モードに移行する。
今、タイマーセツトスイツチSW2の操作によ
りタイマーセツト表示素子19にF1を表示させ
た後、スタートスイツチSW1が押されたとする
と、前記フローによりおかゆ炊きが遂行されるこ
とになるが、この時のフローは、第5図に示すよ
うに、まず最大供給電力の100%が炊飯ヒータ9
および保温ヒータ10,11に供給され(ステツ
プS7)、第2温度検出素子14を介して検出され
る内鍋側壁温度T1が50℃に達するまでその状態
が維持される(ステツプS8)。内鍋側壁温度T1
50℃に達すると、ステツプS9に移行し、供給電
力が50%にカツトされ、第2温度検出素子14に
より検出される内鍋側壁温度T1が62℃に達する
まで維持される(ステツプS10)。ステツプS10で
内鍋側壁温度T1が62℃以上であると判断される
と、ステツプS11で供給電力が最大供給電力の10
%にカツトされ、その状態で内鍋側壁温度T1
69℃に達するまで維持される(ステツプS12)。
内鍋側壁温度T1が69℃に達すると、ステツプS12
からステツプS13に移行して、そこで供給電力が
更に最大供給電力の7.5%にまで低減され、スタ
ートから30分間経過するまで維持される(ステツ
プS14)。ステツプS14で30分間経過したと判断さ
れると、後述の保温モードへ移行する。なお、保
温モードへ移行する際、警告ブザーを複数回鳴ら
すようにしてもよい。
玄米炊きの場合は、ステツプS5からステツプ
S15に移行し、第6図に示すフローチヤートに従
い、最大供給電力である100%の電力が供給され、
第2温度検出素子14を介して検出される内鍋側
壁温度T1が59℃に達するまでその状態が維持さ
れる(ステツプS16)。前記内鍋側壁温度T1が59
℃に達すると、ステツプS17に移行し、供給電力
が最大供給電力の20%にまでカツトされる。ステ
ツプS18では、タイマーセツト表示素子19の表
示がF2:10であるか否かが判断され、表示がF
2:10であればステツプS21へ移行する。表示が
F2:10でない場合、ステツプS19へ移行して、
そこでタイマーセツト表示素子19の表示がF
2:−7であるか否かが判断され、表示がF2:
−7であればステツプS22に移行するが、そうで
なければステツプS20へ移行し、そこで更にタイ
マーセツト表示素子19の表示がF2:−5であ
るか否かが判断される。ステツプS20で表示がF
2:−5であればステツプS23に、F2:−5で
なければステツプS24に移行する。ステツプS18
〜ステツプS20で判断された炊飯機能に応じて設
定された時間が経過するまで、ステツプS21から
ステツプS24で供給電力20%の状態が維持され、
設定時間が経過するとステツプS25に進み、ステ
ツプS25でヒータへの供給電力が最大供給電力の
50%までアツプされ、そのまま玄米が炊きあがる
まで維持される(ステツプS26)。第1温度検出
素子13を介して検出される内鍋底壁温度T2
130℃に達すると、後述する蒸らしモードへ移行
して、玄米炊きが終了する。
ステツプS6でタイマーセツト表示素子19の
表示が数字でないと判断された場合、予熱モード
に移行するが、この予熱モードでは、第7図に示
すように、まず第1温度検出素子13の抵抗値か
ら内鍋2の底壁温度T2を演算し、その演算値が
20℃未満、20〜33℃、33℃以上のいずれに属する
かにより、炊飯ヒータ9への供給電力が決定され
(ステツプS27,S28)、炊飯ヒータ9へ通電開始
される。炊飯ヒータ9への通電開始後、一定時間
予熱されるが、その間ステツプS30で一定時間経
過したか否かを判断し、一定時間経過していなけ
ればステツプS27からステツプS30までのループ
を繰り返し、一定時間経過するとステツプS31に
移行して最大電力が供給され次の中パツパモード
に進む。
もし、この予熱モードの途中でスタートスイツ
チSW1が押されると(ステツプS29)、ステツプ
S32へ移行し、スタートスイツチSW1から手が
離されると、ステツプS33を経て初期状態に戻
る。この操作は炊飯を始めたが都合で中止したい
場合などに行なわれる。予熱モードの途中でスタ
ートスイツチSW1を押したまま、タイマーセツ
トスイツチSW2が押され、その後にスタートス
イツチSW1がオフにされると、ステツプS31か
らステツプS33に移行して、そこでタイマーセツ
トスイツチSW2がオンであると判断され、通常
炊飯モードへ移行する。この操作は工場での出荷
前の検査工程て利用される。
前記予熱モードから中パツパモード(第8図)
に移行すると、ステツプS34で第2温度検出素子
14の抵抗値から内鍋側壁温度T1が37℃以上で
あるか否かが判断され、内鍋側壁温度T1が37℃
以上であると、第2温度検出素子14が異常でプ
ログラムに従つて炊飯動作を行なうことができな
いと判断して通常炊飯に移行し、同様にステツプ
S34で37℃未満と判断された場合でも内鍋側壁温
度T1が50℃に達する前に一定時間が経過したと
ステツプS35で判断されると、通常の炊飯動作に
移行する。最大電力供給開始後、一定時間経過前
に内鍋側壁温度T1が50℃に達すると、ステツプ
S36からステツプS37に進み、第2温度検出素子
により検出される内鍋側壁温度T1が85℃か否か
が判断される。前記内鍋側壁温度T1が85℃以上
であると判断されると、ステツプS38に移行し、
そこで第1温度検出素子13を介して検出される
内鍋底壁温度T2が120℃以上であると、後述する
保温モードへ移行する。内鍋側壁温度T1が85℃
未満であればステツプS39に進み、そこで一定時
間経過するまで維持され、一定時間経過後、ステ
ツプS40に進み、その時の第2温度検出素子14
を介して検出される内鍋側壁温度T1がT℃未満、
T〜T′℃,T′℃超のいずれであるか判定して、
その温度から炊飯量が演算され、その炊飯量に応
じた電力制御が行なわれ(ステツプS41)、電力
コントロールモードへ移行する。
電力コントロールモード(第9図)では、炊飯
量に応じた電力により炊飯が移行されるが、まず
第2温度検出素子14を介して検出される内鍋側
壁温度T1が85℃以上であるか否かが判断され
(ステツプS42)、85℃以上であれば、ステツプ
S43に移行する。このステツプS43では、第1温
度検出素子13を介して検出される内鍋底壁温度
T2が120℃以上か否かが判断され、未満であれば
ステツプS42に戻り前記ループを繰り返し、内鍋
底壁温度T2が120℃以上と判断されると炊飯完了
として蒸らしモードへ移行する。制御された電力
での炊飯開始後、第2温度検出素子14を介して
検出される内鍋側壁温度T1が85℃未満の間に、
ステツプS44で一定時間経過したことが検出され
ると、そのまま沸騰維持モードに移行し(ステツ
プS45)、供給電力が制御された電力から30%に
低減され(ステツプS46)、ステツプS47で第2温
度検出素子14を介して検出される内鍋側壁温度
T1が85℃以上であると判断されるまで、その状
態を維持する。ステツプS47で内鍋側壁温度T1
85℃を超えたことが検出されると、ステツプS48
に進み、電力30%低減後、一定時間経過前に、第
1温度検出素子13により検出される内鍋底壁温
度T2が120℃に達したと判断されるか(ステツプ
S48)、あるいは電力30%低減後、一定時間経過
したと判断されるまで(ステツプS49)、その状
態を維持する。ステツプS48からステツプS49で
前記いずれかの条件が満たされたと判断される
と、炊飯が完了したと判断して蒸らしモードへ移
行する。
蒸らしモード(第10図)では、炊飯ヒータ9
への通電が停止され(ステツプS50)、通電停止
後、一定時間経過するまでその状態が維持される
(ステツプS51)。通電停止後、一定時間経過する
と、御焦げスイツチSW3の情報を読み取り(ス
テツプS52)、それに基づいて炊飯ヒータ9への
通電時間が決定され(ステツプS53)、炊飯ヒー
タ9への再通電が開始される。再通電後、前記通
電時間が経過したとステツプS54で判断される
と、炊飯ヒータ9への通電が停止され(ステツプ
S55)、保温モードへ移行する。
保温モード(第11図)では、保温ヒータ制御
用サイリスタ21を制御して第2温度検出素子1
4を介して検出される内鍋側壁温度T1が70℃に
維持されるよう動作する(ステツプS56〜ステツ
プS58)。この保温モードで、スタートスイツチ
SW1が押されると、停止状態となる(ステツプ
S57)。また、保温モード中にも第2温度検出素
子14の異常を検出する(ステツプS58)。第2
温度検出素子14の異常検出も第1温度検出素子
13の場合と同様に行なわれるが、この場合は−
20℃以下に対応する高抵抗値又は130℃以上に対
応する低抵抗値になれば異常とする。
ステツプS33、ステツプS34あるいはステツプ
S35から通常炊飯モード(第12図)に移行した
場合、炊飯ヒータ9への供給電力を最大供給電力
時の70%として(ステツプS59)、炊飯が行なわ
れ、第2温度検出素子14を介して検出される内
鍋側壁温度T1が85℃を超えたとステツプS60で判
断された後、ステツプS61へ進み、第1温度検出
素子13で検出される内鍋底壁温度T2が120℃未
満の間に一定時間(t1)経過すると(ステツプ
S62)、第10図に示す前記蒸らしモードへ移行
する。通常炊飯開始後、一定時間(t1)経過前に
第1温度検出素子13を介して検出される内鍋底
壁温度T2が120℃を超えると、ステツプS63へ移
行し、そこで一定時間経過すると蒸らしモードへ
進み、一定時間経過していなければ保温モードへ
移行する。
なお、タイマー動作は、第13図に示すよう
に、表示されている時間から経過時間が減算され
ていき、残り時間が表示されていく(ステツプ
S65)。残り時間が0になつた時点で予熱モード
へ移行する(ステツプS66)。このタイマー動作
の途中でスタートスイツチSW1が押されると
(ステツプS64)、タイマーが解除され、初期へ戻
る。
(効果) 本発明は、タイマーを備え炊飯ヒータを予め設
定されたプログラムに従つて制御するマイクロコ
ンピユータを内蔵した炊飯ジヤーに於いて、タイ
マーセツト表示素子の表示モードをタイマースイ
ツチにより切り替えるようにし、タイマーセツト
スイツチにより炊飯機能を選択するようにしたの
で、炊飯機能別にスイツチを設ける必要が無く、
玄米炊きやおかゆ炊きなどの特殊炊飯機能を付与
しても炊飯ジヤーの操作が簡単で、コストアツプ
も防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る炊飯ジヤーの概略断面側
面図、第2図はそのマイクロコンピユータのブロ
ツク図、第3図は第1温度検出素子で検出される
炊飯時の温度変化を示す図、第4図〜第13図は
マイクロコンピユータのフローチヤートである。 1……炊飯ジヤー、2……内鍋、9……炊飯ヒ
ータ、13……第1温度検出素子、14……第2
温度検出素子、17……マイクロコンピユータ、
19……タイマーセツト表示素子、SW1……ス
タートスイツチ、SW2……タイマーセツトスイ
ツチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 所定時間経過後に炊飯動作を開始させるタイ
    マーと、該タイマーをセツトするタイマーセツト
    スイツチと、少なくともタイマーの炊飯動作開始
    時刻を表示するタイマーセツト表示素子とを備
    え、予め設定された炊飯プログラムに従つて炊飯
    ヒータを制御するマイクロコンピユータを内蔵し
    た炊飯ジヤーにおいて、前記マイクロコンピユー
    タに普通炊飯動作及び複数の特殊炊飯動作のプロ
    グラムを記憶させると共に、前記タイマーセツト
    スイツチにより前記タイマーセツト表示素子を時
    間表示モードと特殊炊飯機能表示モードとに切り
    換え可能にし、炊飯動作開始時、前記タイマーセ
    ツト表示素子の表示モードを検出し、それに基づ
    いて炊飯機能を選択、実行するようにしたことを
    特徴とする特殊炊飯機能付き炊飯ジヤー。
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