JPH0470050B2 - - Google Patents
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- JPH0470050B2 JPH0470050B2 JP62329959A JP32995987A JPH0470050B2 JP H0470050 B2 JPH0470050 B2 JP H0470050B2 JP 62329959 A JP62329959 A JP 62329959A JP 32995987 A JP32995987 A JP 32995987A JP H0470050 B2 JPH0470050 B2 JP H0470050B2
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- rotating body
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Links
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- 239000006185 dispersion Substances 0.000 claims description 16
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B02—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
- B02C—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
- B02C17/00—Disintegrating by tumbling mills, i.e. mills having a container charged with the material to be disintegrated with or without special disintegrating members such as pebbles or balls
- B02C17/16—Mills in which a fixed container houses stirring means tumbling the charge
- B02C17/166—Mills in which a fixed container houses stirring means tumbling the charge of the annular gap type
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、効率よく微細に分散できるようにし
た湿式媒体分散機に関する。
た湿式媒体分散機に関する。
処理材料はセラミツク、スチール、ガラスビー
ズ等の処理媒体と共に処理槽内に入れ、媒体が衝
突する際のズリ力により処理材料を微粒子化し、
液中に分散する湿式媒体分散機の場合、処理材料
が供給口から排出口へ向つて送られるため、処理
媒体を含む処理材料が排出口側等に片寄つたり、
偏在することがあり、そのため材料の混合や媒体
間の衝突、接触等の回数が減り、処理材料に充分
なズリ力を与えることができず、期待された分散
効果を得られないことがあつた。
ズ等の処理媒体と共に処理槽内に入れ、媒体が衝
突する際のズリ力により処理材料を微粒子化し、
液中に分散する湿式媒体分散機の場合、処理材料
が供給口から排出口へ向つて送られるため、処理
媒体を含む処理材料が排出口側等に片寄つたり、
偏在することがあり、そのため材料の混合や媒体
間の衝突、接触等の回数が減り、処理材料に充分
なズリ力を与えることができず、期待された分散
効果を得られないことがあつた。
本発明はそのような欠点を改善するよう処理槽
内に回転体を設け、該回転体の周面に、回転に伴
つて処理材料と処理媒体の混合物を前進させる前
進案内面と後退させる後退案内面を有する案内メ
ンバーを形成し、処理材料と処理媒体が処理槽内
にほぼ平均に分布した状態で分散処理できるよう
にした湿式媒体分散機に係り、処理槽の供給口か
ら排出口へ処理材料が移動する間に媒体によつて
均質なズリ力を処理材料に与え、効率よく分散で
きるようにしたものである。
内に回転体を設け、該回転体の周面に、回転に伴
つて処理材料と処理媒体の混合物を前進させる前
進案内面と後退させる後退案内面を有する案内メ
ンバーを形成し、処理材料と処理媒体が処理槽内
にほぼ平均に分布した状態で分散処理できるよう
にした湿式媒体分散機に係り、処理槽の供給口か
ら排出口へ処理材料が移動する間に媒体によつて
均質なズリ力を処理材料に与え、効率よく分散で
きるようにしたものである。
以下実施例と共に説明する。
本発明は、混合機その他の竪型の媒体分散機に
適用することができるが、図においては横型の媒
体分散機を示してあり、処理槽１は、一端に処理
材料の供給口２を有し、他端に排出口３を有す
る。該排出口３の手前には処理媒体４を処理材料
から分離するため適宜の媒体分離装置が設けら
れ、図においては、スクリーン式のセパレーター
５を用いているが、ギヤツプ式のセパレーターを
用いることもできる。該処理槽１の外周には、ジ
ヤケツト６が有り、流入口７から入つた水その他
の温度調整媒体は流出口８から流出する。該ジヤ
ケツトは、処理槽の内部に設けることもできる。
適用することができるが、図においては横型の媒
体分散機を示してあり、処理槽１は、一端に処理
材料の供給口２を有し、他端に排出口３を有す
る。該排出口３の手前には処理媒体４を処理材料
から分離するため適宜の媒体分離装置が設けら
れ、図においては、スクリーン式のセパレーター
５を用いているが、ギヤツプ式のセパレーターを
用いることもできる。該処理槽１の外周には、ジ
ヤケツト６が有り、流入口７から入つた水その他
の温度調整媒体は流出口８から流出する。該ジヤ
ケツトは、処理槽の内部に設けることもできる。
上記処理槽１の内壁９との間に狭い環状の分散
ゾーンを形成するよう該内壁９に近接して筒状の
回転体１０を設けてある。該回転体１０は、図示
を省いた適宜の駆動手段に連結する軸１１に取付
けられ、該軸を回転することにより回転する。な
お、該回転体は、上記処理槽の外部に延出する軸
を介して直接駆動するようにしてあるが、上記処
理槽の外周若しくは回転体の内周に回転移動磁界
を設け、該回転移動磁界による電磁誘導作用によ
り、間接的に駆動させることもできる。この場
合、回転移動磁界は、電磁コイルを周囲に設けて
順次に通電することにより発生するようにした
り、回転体に永久磁石を設け、該永久磁石と磁気
的に結合する他の永久磁石を回転体の内側若しく
は処理槽の外周に設けてこれを回転させて発生す
るようにしてもよい。
ゾーンを形成するよう該内壁９に近接して筒状の
回転体１０を設けてある。該回転体１０は、図示
を省いた適宜の駆動手段に連結する軸１１に取付
けられ、該軸を回転することにより回転する。な
お、該回転体は、上記処理槽の外部に延出する軸
を介して直接駆動するようにしてあるが、上記処
理槽の外周若しくは回転体の内周に回転移動磁界
を設け、該回転移動磁界による電磁誘導作用によ
り、間接的に駆動させることもできる。この場
合、回転移動磁界は、電磁コイルを周囲に設けて
順次に通電することにより発生するようにした
り、回転体に永久磁石を設け、該永久磁石と磁気
的に結合する他の永久磁石を回転体の内側若しく
は処理槽の外周に設けてこれを回転させて発生す
るようにしてもよい。
上記回転体１０の周面には、回転に伴つて処理
媒体を含む処理材料を回転体の軸方向へ流動させ
るよう案内メンバー１２……が多数形成されてい
る。該案内メンバー１２は、処理材料を排出口３
側へ前進させるよう傾斜した前進案内面１３と、
供給口２側へ後退させるよう傾斜した後退案内面
１４及び回転体の外周方向に拡がる外表面を含ん
でいる。該案内メンバー１２……の種々の形状に
形成することができるが、図においては、回転体
の外周に右ねじ及び左ねじを重ねて形成すること
によりほぼ断面平行四辺形状の突起、好ましくは
ほぼ断面ひし形状の突起を形成している。このよ
うにすると、上記前進案内面１３及び後退案内面
１４を四辺形の各側辺に形成できると共に前進案
内面を回転体の周面にらせん状に配置しかつ後退
案内面は前進案内面と逆向のらせん状に配置する
ことができる。上記前進案内面１３と後退案内面
１４は、各面に衝突、接触して排出口若しくは供
給口側へ流動した処理媒体４を、対向する面に当
てて逆方向へ流動させることができるよう、対向
状態に分散配置されている。
媒体を含む処理材料を回転体の軸方向へ流動させ
るよう案内メンバー１２……が多数形成されてい
る。該案内メンバー１２は、処理材料を排出口３
側へ前進させるよう傾斜した前進案内面１３と、
供給口２側へ後退させるよう傾斜した後退案内面
１４及び回転体の外周方向に拡がる外表面を含ん
でいる。該案内メンバー１２……の種々の形状に
形成することができるが、図においては、回転体
の外周に右ねじ及び左ねじを重ねて形成すること
によりほぼ断面平行四辺形状の突起、好ましくは
ほぼ断面ひし形状の突起を形成している。このよ
うにすると、上記前進案内面１３及び後退案内面
１４を四辺形の各側辺に形成できると共に前進案
内面を回転体の周面にらせん状に配置しかつ後退
案内面は前進案内面と逆向のらせん状に配置する
ことができる。上記前進案内面１３と後退案内面
１４は、各面に衝突、接触して排出口若しくは供
給口側へ流動した処理媒体４を、対向する面に当
てて逆方向へ流動させることができるよう、対向
状態に分散配置されている。
而して、図を省いた処理媒体の供給口から、処
理材料、処理目的等に応じたガラスビーズ、セラ
ミツク、アルミナ、ジルコニア、スチールその他
の適宜の処理媒体４を処理槽内に入れ、ほぼ回転
体１０の軸方向に沿つて平均に配置しておく。そ
して、上記回転体１０を回転すると、上記処理媒
体４を含む処理材料は、案内メンバー１２の前進
案内面１３に当つて排出口３方向へ進行し、つぎ
に後退案内面１４に当つて供給口２方向へ進行す
る。後退案内面１４に当つた処理媒体４を含む処
理材料は再び前進案内面１３に当つて排出口３方
向へ進行するから、結果として処理媒体４を含む
処理材料は、回転体１０の軸方向のほぼ同じ区帯
の環状の分散ゾーン内で上記各案内面による大き
な遠心力により衝撃力を与えられ種々の方向に運
動しながら周回し、回転体の軸方向にほぼ均一に
存在した状態を維持する。したがつて、供給口２
から処理槽１内に供給された処理材料は、回転体
１０の周面の環状の分散ゾーン内で上記各案内面
により運動を与えられ、かつ案内メンバーの外表
面により媒体に強い磨砕力が与えられ、効率よく
分散され、排出口３から流出する。
理材料、処理目的等に応じたガラスビーズ、セラ
ミツク、アルミナ、ジルコニア、スチールその他
の適宜の処理媒体４を処理槽内に入れ、ほぼ回転
体１０の軸方向に沿つて平均に配置しておく。そ
して、上記回転体１０を回転すると、上記処理媒
体４を含む処理材料は、案内メンバー１２の前進
案内面１３に当つて排出口３方向へ進行し、つぎ
に後退案内面１４に当つて供給口２方向へ進行す
る。後退案内面１４に当つた処理媒体４を含む処
理材料は再び前進案内面１３に当つて排出口３方
向へ進行するから、結果として処理媒体４を含む
処理材料は、回転体１０の軸方向のほぼ同じ区帯
の環状の分散ゾーン内で上記各案内面による大き
な遠心力により衝撃力を与えられ種々の方向に運
動しながら周回し、回転体の軸方向にほぼ均一に
存在した状態を維持する。したがつて、供給口２
から処理槽１内に供給された処理材料は、回転体
１０の周面の環状の分散ゾーン内で上記各案内面
により運動を与えられ、かつ案内メンバーの外表
面により媒体に強い磨砕力が与えられ、効率よく
分散され、排出口３から流出する。
本発明は以上のように構成され、回転体が回転
すると処理槽の内壁と回転体の間の環状の分散ゾ
ーン内において、媒体は案内メンバーの前進案内
面と後退案内面に当つて遠心力により飛ばされ、
処理材料に強い衝撃力（ズリ力）を与えると共に
案内メンバーの外表面における接線方向の力によ
り媒体は強い磨砕力が与えられ、処理材料を微粉
砕し、このような媒体の運動が分散ゾーンの全体
にわたつてほぼ均質に行われるので、分散の機会
が非常に多くなり、シヨートパスが殆んどなく、
そのため粒度分布の極めてシヤープな砕成物が得
られる。
すると処理槽の内壁と回転体の間の環状の分散ゾ
ーン内において、媒体は案内メンバーの前進案内
面と後退案内面に当つて遠心力により飛ばされ、
処理材料に強い衝撃力（ズリ力）を与えると共に
案内メンバーの外表面における接線方向の力によ
り媒体は強い磨砕力が与えられ、処理材料を微粉
砕し、このような媒体の運動が分散ゾーンの全体
にわたつてほぼ均質に行われるので、分散の機会
が非常に多くなり、シヨートパスが殆んどなく、
そのため粒度分布の極めてシヤープな砕成物が得
られる。
図面は本発明の実施例を示し、第１図は断面
図、第２は回転体の周面の状態を示す側面図、第
３図は案内メンバーの作用を示す説明図である。 １……処理槽、２……供給口、３……排出口、
１０……回転体、１２……案内メンバー、１３…
…前進案内面、１４……後退案内面。
図、第２は回転体の周面の状態を示す側面図、第
３図は案内メンバーの作用を示す説明図である。 １……処理槽、２……供給口、３……排出口、
１０……回転体、１２……案内メンバー、１３…
…前進案内面、１４……後退案内面。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 一端に処理材料の供給口を有し他端に排出口
を有し内部に処理媒体を収納する処理槽、該処理
槽の内壁との間に環状の分散ゾーンを形成するよ
う該内壁に近接して回転可能に設けた筒状の回転
体、該回転体の回転に伴つて処理材料を回転体の
軸方向へ運動させるよう回転体の周面に突出形成
された案内メンバー、該案内メンバーは処理材料
を排出口側へ前進させる前進案内面と供給口側へ
後退させる後退案内面と回転体の外周方向に拡が
る外表面を含み、該前進案内面と後退案内面は処
理材料を対向する後退案内面若しくは前進案内面
方向へ運動させるよう対向状態に分散配置されて
いる湿式媒体分散機。 ２ 上記前進案内面は上記回転体の周面にらせん
状に配置され、上記後退案内面は前進案内面と逆
向のらせん状に配置されている特許請求の範囲第
１項記載の湿式媒体分散機。 ３ 上記案内メンバーは、側辺がそれぞれ前進案
内面若しくは後退案内面となる断面平行四辺形状
の突起である特許請求の範囲第１項記載の湿式媒
体分散機。 ４ 上記案内メンバーは、断面ひし形状の突起で
ある特許請求の範囲第３項記載の湿式媒体分散
機。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62329959A JPH01171627A (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | 湿式媒体分散機 |
| DE3853352T DE3853352T2 (de) | 1987-12-28 | 1988-12-12 | Dispersions- und Zerkleinerungsapparat. |
| EP88120727A EP0322623B1 (en) | 1987-12-28 | 1988-12-12 | Dispersing and grinding apparatus |
| US07/290,314 US4919347A (en) | 1987-12-28 | 1988-12-27 | Dispersing and grinding apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62329959A JPH01171627A (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | 湿式媒体分散機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01171627A JPH01171627A (ja) | 1989-07-06 |
| JPH0470050B2 true JPH0470050B2 (ja) | 1992-11-09 |
Family
ID=18227179
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62329959A Granted JPH01171627A (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | 湿式媒体分散機 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4919347A (ja) |
| EP (1) | EP0322623B1 (ja) |
| JP (1) | JPH01171627A (ja) |
| DE (1) | DE3853352T2 (ja) |
Cited By (2)
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| EP1961486A2 (en) | 2007-02-20 | 2008-08-27 | National Institute for Materials Science | Dispersing or milling apparatus, and dispersing or milling method using same |
| JP4648771B2 (ja) * | 2005-06-20 | 2011-03-09 | 株式会社井上製作所 | 湿式媒体分散機 |
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| JPH07106310B2 (ja) * | 1991-12-13 | 1995-11-15 | 株式会社井上製作所 | 媒体分散機 |
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- 1988-12-12 DE DE3853352T patent/DE3853352T2/de not_active Expired - Lifetime
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- 1988-12-27 US US07/290,314 patent/US4919347A/en not_active Expired - Lifetime
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| DE3853352T2 (de) | 1995-07-27 |
| EP0322623A3 (en) | 1990-05-23 |
| EP0322623A2 (en) | 1989-07-05 |
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