JPH0465791B2 - - Google Patents

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JPH0465791B2
JPH0465791B2 JP60057169A JP5716985A JPH0465791B2 JP H0465791 B2 JPH0465791 B2 JP H0465791B2 JP 60057169 A JP60057169 A JP 60057169A JP 5716985 A JP5716985 A JP 5716985A JP H0465791 B2 JPH0465791 B2 JP H0465791B2
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JP
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Shinji Kondo
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Brother Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0465791B2 publication Critical patent/JPH0465791B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J33/00Apparatus or arrangements for feeding ink ribbons or like character-size impression-transfer material
    • B41J33/14Ribbon-feed devices or mechanisms
    • B41J33/36Ribbon-feed devices or mechanisms with means for adjusting feeding rate

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  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は電子式タイプライターやコンピユータ
の出力装置として使用される印字装置に関する。
〈従来の技術〉 例えば、幅広の印字用リボンを使用し、リボン
のリフト量を2段或は3段に順次変化させるよう
にリボンを印字動作位置にリフトさせるリボンリ
フト機構を備え、リボンを多段状に使用すること
によつて限られたリボン長で多数の印字を行なう
ようにしたタイプライターが一般に使用されてい
る。従来、この種の多段式リボンを用いたタイプ
ライターでは、印字文字の大きさに拘わらず、リ
ボンをその長手方向に歩進させるリボンの歩進量
は一定に設定され、リボンの定量送りが行なわれ
ていた。
そこで、本出願人は、特公昭59−32318号公報
において、印字面積が比較的小さい「a」等の小
文字を印字する際、リボンの幅方向の移動と長手
方向の歩進を少なくし、印字面積の大きい「A」
等の大文字を印字する際には、リボンの幅方向の
移動と長手方向の歩進を大きくするように制御す
るリボン駆動装置を提案した。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかし、このリボン駆動装置は、リボンの歩進
が3文字毎に行われるため、間の2文字を印字す
る際には、リボンが幅方向にリフトされるのみで
あるため、リフト時の振動や印字ハンマの叩打に
よつて、リボンにたるみが生じる課題があつた。
さらに、リボン駆動機構は、一般に、印字ハンマ
やキヤリツジの動作に比べ高速化が困難なため、
リボンの歩進量が大きいとタイプライターの印字
速度に影響を与え、印字速度を速くすることがで
きない問題もあつた。
〈発明の目的〉 本発明は、上記の問題点を解決するためになさ
れたもので、印字用リボンを無駄なく効率的に使
用でき、印字速度も速くすることができる印字装
置を提供することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 このために、本発明は、第1図に示すように、
印字媒体の印字面と対向する位置に配置され印字
動作毎に長手方向へ歩進されるリボン1を介して
印字機構により印字媒体へ印字動作を行い、印字
動作時にリボン1の幅方向における複数位置をリ
ボンリフト機構2により順次印字動作位置へ移動
させる印字装置において、 各印字動作時に、リボン1上における隣接する
印字跡と今回印字される文字等の印字跡が重なら
ないように、隣接する印字跡と今回の印字跡との
間の最小間隔を決定し、最小間隔から少なくても
前回のリボン1の歩進量を減算して今回の基本歩
進量を算出する基本歩進量決定手段3aと、 少なくても前回印字した文字の文字幅に基づい
て、隣接する印字跡と今回の印字跡が重ならない
ようにリボン1の最小歩進量を決定する最小歩進
量決定手段3bと、 前記基本歩進量と前記最小歩進量とを比較し大
きい方の歩進量を最終的なリボン歩進量とする歩
進量決定手段3cと、 リボン歩進量に従つてリボン1の歩進を行うリ
ボン送り機構4と、 を備えて構成される。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第2図は、多数の印字素子を有する活字ホイー
ルを備え、キーボードのキー操作をCPU(中央処
理ユニツト)10により電子的に処理し、各キー
に対応した印字素子を印字ハンマに叩打より構造
の電子式タイプライターのブロツク図を示してい
る。CPU10は、予め記憶されたプログラムデ
ータに基づき、タイプライターの動作に必要な各
種演算制御処理を実行する。読み出し専用メモリ
のROM11はプログラムデータや各種定数、テ
ーブルデータ等を記憶する。
11内には、第7図に示すように今回印字する
文字の文字幅データd0と3つ前に印字した文字の
文字幅データd3とをそれぞれ大中小の3段階分け
た場合について、リボンにおける隣接文字間に必
要な最小間隔S0のデータを予め書き込んだ隣接デ
ータメモリ12、第8図に示すように1つ前に印
字した文字の文字幅データd1と2つ前に印字した
文字の文字幅データd2とをそれぞれ大中小の3段
階に分けた場合において必要な最小歩進量Psの
データを予め格納した歩進データメモリ13、及
びタイプライターの各キーに対応した文字、記号
等の文字幅を大中小の3段階に分けた文字幅デー
タdが予め書き込まれた文字幅データメモリ14
が設けられる。
読み出し書き込み可能な一時メモリのRAM1
5中には3つ前までに印字された各文字、記号等
の文字幅データd(大、中、小)が一時記憶され
且つ印字動作の進行と共に順次更新される文字幅
バツフア16、キーボード8又は外部コンピユー
タ等のホスト機器からインターフエイス9を介し
て送られたデータを一担記憶し且つ順次更新する
入力バツフア17、及び入力バツフア17に書き
込まれたデータのうち、改行、用紙送り等を含む
印字動作に関与するデータを書き込み、印字動作
と共に順次更新するプリントバツフア18が設け
られる。
CPU10と、キーボード8、インターフエイ
ス9及び後述する各ドライバ20,22,25,
28,31、駆動機構34とは、それぞれ入出力
ポート19を介して接続され、CPU10、ROM
11、RAM15、入出力ポート19の各ユニツ
トはコモンバスにより接続され、リボンの歩進量
を決定するリボン歩進量決定手段3を構成してい
る。
一方、この電子式タイプライターには、幅の広
い3段階のリボン1が使用され、このリボン1を
印字毎に、印字用紙7の印字面と対向する位置に
第1段〜第3段の3段階の何れかにリフトするリ
ボンリフト機構2と、次の印字を行なう前に、そ
の印字のためにリボン歩進量決定手段3によつて
決定された歩進量で歩進させるリボン送り機構4
が設けられる。リボンリフト機構2はドライバ2
0により制御されるステツプモータ21により駆
動され、リボン送り機構4はドライバ22により
制御されるステツプモータ23によつて駆動され
る。さらに、印字用紙7を送る用紙送り機構27
はドライバ25により制御されるステツプモータ
26によつて駆動され、活字ホイール33、印字
ハンマ35、及びリボン1が収納されたリボンカ
セツト43を搭載したキヤリツジ30は、ドライ
バ28によつて制御されるステツプモータ29に
より印字方向に駆動される。また、その活字ホイ
ール33はドライバ31によつて制御されるステ
ツプモータ32により、印字指令のあつた文字、
記号等に対応する印字素子が印字ハンマ35に対
向する印字位置に達するように駆動される。ま
た、印字ハンマ35は電磁ソレノイドを用いた駆
動機構34により印字位置に達した印字素子に向
つて駆動される。
上記構成の電子式タイプライターでは、キーボ
ード8又はインターフエイス9を介して入力され
るデータに応じて、CPU10が実行する印字制
御処理により活字ホイール33を回わし、リボン
1をリフト及び歩進させ、印字ハンマ35を駆動
して活字ホイール33の活字部を叩打し、印字動
作が行なわれる。
第3図、第4図はリボンリフト機構2とリボン
送り機構4を示している。プラテン41は図示し
ない左右のフレーム間に回転可能に支持され、プ
ラテン41の下側にはこれと平行に2本のガイド
バー42が並設され、ガイドバー42上にキヤリ
ツジ30が往復移動可能に支持される。キヤリツ
ジ30上にはリボン1を収納したリボンカセツト
43を保持する保持部材44が一対の揺動軸45
により揺動可能に軸支され、リボンリフト用のス
テツプモータ21が取付金具46を介してキヤリ
ツジ30に取付けられる。さらに、キヤリツジ3
0には中間ギヤ47と48が同軸上に軸支して取
付けられ、ステツプモータ21の回転軸に軸着さ
れた駆動ギヤ49がこの中間ギヤ47と噛合し、
小径の中間ギヤ48は、リボンカセツト43の保
持部材44に取着され弓状に曲折したラツク50
と噛合する。したがつて、ステツプモータ21が
回転駆動すると、駆動ギヤ49、中間ギヤ47,
48を介してラツク50が上下に駆動され、ラツ
ク50が取着された保持部材44は揺動軸45を
中心に揺動し、保持部材44に保持されたリボン
カセツト43はその先端部を、ホームポジシヨン
HPから第1段リフト位置P1、第2段リフト位
置P2、又は第3段リフト位置P3にリフトさ
れ、再びホームポジシヨンHPに戻るように動作
する。
さらに、キヤリツジ30にはリボン送り機構4
のステツプモータ23が取付けられ、ステツプモ
ータ23の回転軸に軸着された小ギヤ51は、キ
ヤリツジ30の上に突出して軸支された駆動軸5
3の大ギヤ52と噛合し、駆動軸53の先端は、
リボンカセツト43の巻取スプールにリボンを介
して圧接し巻取スプールを駆動するローラと係合
する。ステツプモータ23の回転により小ギヤ5
1、大ギヤ52を介して駆動軸53が回転駆動さ
れ、リボンカセツト43内のリボン1は巻取スプ
ールに巻取られてリボンが送られる。また、駆動
軸53はリボンカセツト43のローラに対しリボ
ンカセツト43の揺動を許容して係合されてい
る。このため、リボンカセツト43のリフト位置
に拘わらず、各印字動作毎にリボン歩進量決定手
段3によつて決定された歩進量だけリボン1は送
られる。
次に、電子式タイプライターの動作をCPU1
0が実行する第5図、第6図のフローチヤートに
基づき説明する。まお、すでに公知となつている
用紙送り機構27、キヤリツジ30、活字ホイー
ル33、印字ハンマ35などの動作は省略し、本
発明の特徴であるリボン制御の動作を詳細に説明
する。
先ず、ステツプ100にて、キーボード8のキー
操作等により印字指令があつたか否かを判定す
る。ここで、印字指令がない場合にはこのステツ
プ100の処理を繰り返し、印字指令があつた場合
は、ステツプ200に進み、リボン1の歩進量P0
第6図の詳細フローチヤートに示すような演算処
理によつて算出する。すなわち、先ず、ステツプ
210にて、印字指令のあつた文字等の文字幅d0
(大、中、小)と3つ前に印字した文字等の文字
幅d3(大、中、小)の各データから、隣接データ
メモリ12内に格納した第7図に示すデータテー
ブルを検索して、リボン1上に並んだ印字跡の隣
接文字間の最小間隔S0を求める。この最小間隔S0
は第7図の表に示すように、例えば、リボン送り
用のステツプモータ23のステツプ数「9〜15」
で設定され、例えば、3つ前に印字した文字等の
文字幅d3が「大」で、今回印字指令された文字等
の文字幅d0が「大」であれば、隣接する印字跡が
重ならない最小の間隔である「15」が最小間隔S0
として決定される。次に、ステツプ220に進み、
Pt=S0−(P1+P2)の演算式から基本歩進量Ptを
算出する。ここで、P1は1つ前の印字の際に算
出したリボン歩進量、P2は2つ前の印字の際に
算出したリボン歩進量であり、第9図に示すよう
に「大3」、「小2」、「小1」、「大0」の文字等が順に
印字された場合、「小1」のときの歩進量P1
「4」、「小2」のときの歩進量P2が「5」となつて
いるから、基本歩進量Ptは15−(4+5)=6と
なる。この基本歩進量Ptはリボンにおいて3つ
前の印字による印字跡と、この印字跡の隣りに位
置する今回の印字による印字跡とが重ならないた
めに最小限必要なリボン歩進量である。続いて、
ステツプ230に進み、1つ前に印字した文字等の
文字幅d1が「大」「中」「小」の何れであるかを文
字幅バツフア16を参照して判定する。ここで1
つ前の文字幅d1が「大」の場合にはステツプ250
に進んで最小歩進量Psを「5」と設定し、1つ
前の文字幅d1が「中」の場合にはステツプ252に
進んで最小歩進量Psを「4」に設定する。一方、
1つ前の文字幅d1が「小」の場合にはステツプ
240に進み、2つ前に印字した文字等の文字幅d2
が「大」、「中」、「小」の何れであるかを判定し、
2つ前の文字幅d2が「大」の場合にはステツプ
252に進んで最小歩進量Psを「4」とし、2つ前
の文字幅d2が「中」または「小」の場合にはステ
ツプ254に進んで最小歩進量Psを「3」とする。
このような最小歩進量PsはROM11の歩進デー
タメモリ13内に格納した第8図に示すようなデ
ータテーブルを検索して求める。
次に、ステツプ260に進み、基本歩進量Ptが最
小歩進量Ps以上か否かを判定し、基本歩進量Pt
が最小歩進量Ps以上であれば、ステツプ270にて
基本歩進量Ptを今回の印字を行なうためのリボ
ン歩進量P0とする処理を行ない、基本歩進量Pt
が最小歩進量Psより小さい場合には、ステツプ
280にて最小歩進量Psをリボン歩進量P0とする処
理を行なう。したがつて、第8図に示すように、
1つ前に印字された文字と2つ前に印字された文
字の文字幅d1,d2が共に「小」である場合、最小
歩進量Psは「3」となり、ステツプ220で算出し
た基本歩進量Ptが「6」であるから、第9図に
示すように、文字幅d3,d2,d1がそれぞれ大、
小、小である「大3」、「小2」、「小1」の文字等が
印字され、次に文字幅d0が大である「大0」の文
字等が印字される場合、リボン歩進量P0は「6」
に設定される。
そして、上記のように算出されたリボン歩進量
P0に応じた制御信号が第5図のフローチヤート
における次のステツプ300にて入出力ポート19
からドライバ22に出力され、ステツプモータ2
3は、ドライバ22により駆動制御されてリボン
送り機構4の駆動軸53をリボン歩進量P0に応
じた角度だけ回転駆動することにより、リボン1
は算出されたリボン歩進量P0だけ送られる。続
いて、ステツプ400に進み、入出力ポート19か
らドライバ20にリボン1をリフトする制御信号
が出力され、ステツプモータ21はドライバ20
により駆動制御される。これにより、リボンカセ
ツト43の保持部材44は、揺動軸45を支点と
してリボンカセツト43を第3図の第1段リフト
位置P1まで傾動させ、リボン1の第1段目が印
字動作位置へ達するまでリフトされる。そして、
ステツプ500に進み、印字ハンマ35により活字
ホイール33の指令された活字部を叩打しリボン
1を介して印字用紙へ指令された文字・記号等の
印字を行なう。そして、再び、上記ステツプ100
に戻り、印字指令があつたか否かを判定し、印字
指令があつた場合には上記と同様な処理が繰り返
される。
このように、今回印字する文字の文字幅d0と3
つ前に印字した文字つまり隣接する文字の文字幅
d3とリボン歩進量P1,P2からリボンの隣接文字
跡が重ならないように今回の印字のための基本歩
進量Ptを算出し、さらに1つ前に印字した文字
の文字幅d1と2つ前に印字した文字の文字幅d2
から最小歩進量Psを求め、基本歩進量Ptと最小
歩進量Psを比較して大きい方を最終的なリボン
歩進量P0とするため、リボン1をたるませるこ
となく、また、リボンを1度に多く送ることな
く、最小のリボン使用量で印字を行なつてリボン
消費量を少なくすることができる。
次に、最小歩進量Psを設定する意義を明確に
するため、最小歩進量Psを決めずに基本歩進量
Ptだけでリボン歩進量を決定した場合について、
第10図に示す如く、印字した文字、記号等の文
字幅d6〜d1が大、小、小、大、小、小と続いた場
合を例にとつて説明する。
先ず、文字幅d6が大である「大6」の文字等の
印字跡と文字幅d3が大である「大3」の文字等の
印字跡の間では、第7図に示すデータに基づいた
処理によりリボン歩進量S0は合計15となつてい
る。また、文字幅d5,d2が小である「小5」と
「小2」の文字等の印字跡、及び文字幅d4,d1が小
である「小4」「小1」の印字跡がそれぞれ重なら
ないために必要なリボン歩進量の合計は第7図の
データから9となる、従つて、「大3」の次の「小
」とその次の「小1」が印字される際には、隣り
合う印字跡が重ならないために必要なリボン歩進
量は既に満たされており、リボン1の歩進は行な
われなくなる。このため、リンリフトを行なつた
際、動作により振動や印字ハンマ35による叩打
によりリボン1にたるみが生じてしまう。
また、前述したようなリボン1のたるみを防止
し、且つリボン1の消費量を抑えるために、最小
Psを例えば3ステツプという小さい値に固定す
ることも考えられる。しかし、例えば、第11図
に示すように印字した文字、記号等に文字幅d5
d1が、小、小、大、小、小と続いた場合、印字跡
「大3」と「大0」が重ならないようにするため、
今回印字する文字の文字幅d0が「大」の際には1
度に9ステツプを歩進させることになる。したが
つて、9ステツプのように大きな歩進量が1度の
リボン歩進動作に歩進すると、1個の文字、記号
等を印字する際に行なわれる印字ハンマ35、用
紙送り機構27、キヤリツジ30、活字ホイール
33の駆動に要する時間に比較してリボン歩進に
要する時間の増大が印字速度に与える影響は無視
できなくなり、印字速度が低下してしまう。
このような不都合を解消するため、上記実施例
では、最小歩進量Psを三種類用意し、1つ前と
2つ前に印字した文字の文字幅dに応じて最小歩
進量Psを選択し、この最小歩進量Psと基本歩進
量Ptとからリボン歩進量を決定している。従つ
て、印字する文字等の文字幅に拘わらず、各文字
等の印字動作毎に必ずリボン歩進動作を行なうた
め、リボンリフト動作の振動や文字ハンマ35の
叩打によつてリボン1にたるみが生じることを回
避できる。また、文字幅に応じてリボン歩進量を
増減すると共に、リボン歩進量を各リボン歩進動
作にできるだけ均等に割り振ることができる。こ
のためリボンの消費量が低く抑えられると共に、
リボン歩進量が1度のリボン歩進動作に集中し
て、印字速度が低下するという不具合を解消でき
る。
なお、上記実施例ではリボンが3段階にリフト
される場合を説明したが、2段階以上の複数段階
のリフトを行なう場合でも、上述した処理を同様
に適用することができる。また、消去用のリボン
についても複数段にわたつて使用する場合は同様
な処理を応用できる。また、電子式タイプライタ
ーの他に、コンピユータ等の出力装置となる各種
プリンタにも本発明は適用可能である。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明の印字装置によれ
ば、各印字動作時に、リボン上における隣接する
印字跡と今回印字される文字等の印字跡が重なら
ないように、隣接する印字跡と今回の印字跡との
間の最小間隔を決定し、最小間隔から少なくても
前回のリボンの歩進量を減算して今回の基本歩進
量を算出し、さらに、少なくても前回印字した文
字の文字幅に基づいて、隣接する印字跡と今回の
印字跡が重ならないようにリボンの最小歩進量を
決定し、前記基本歩進量と前記最小歩進量とを比
較し大きい方の歩進量を最終的なリボン歩進量と
するように、リボンの歩進量を決定している。従
つて、既に印字したりこれから印字する文字、記
号等の大きさに基づいて、リボンにおける印字跡
が重ならず、しかも特定の印字動作時に集中せ
ず、各印字動作毎に比較的均等に割り振られた上
で、できるだけ少ない歩進量の設定が可能であ
る。このため、従来の常にリボンを定量送りする
装置に比べ、小さい文字の印字の際、リボンの送
り量を減少させることができ、全体としてリボン
の消費量を少なくし、リボンを経済的に使用する
ことができる。また、全体的なリボンの歩進量が
減少すると共に、特定の印字動作時にリボンの歩
進量が集中することがないため、リボン送り時間
が減少し、印字速度を早くすることができる。ま
た、リボンの歩進が各印字動作毎に必ず行われる
ため、リボンのたるみを生じさせないようにする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のクレーム対応図、第2図〜第
9図は本発明の実施例を示し、第2図は電子式タ
イプライターのブロツク図、第3図はリボンリフ
ト機構とリボン送り機構の概略断面図、第4図は
同概略平面図、第5図はタイプライターの動作を
示すフローチヤート、第6図はリボンの歩進量の
算出を示すフローチヤート、第7図は最小間隔
Soのデータテーブルの説明図、第8図は最小歩
進量Psのデータテーブルの説明図、第9図はリ
ボンの印字跡を示す説明図、第10図、第11図
は従来のリボンの印字跡を示す説明図である。 1……リボン、2……リボンリフト機構、3a
……基本歩進量決定手段、3b……最小歩進量決
定手段、3c……歩進量決定手段、4……リボン
送り機構、10……CPU、15……RAM。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 印字媒体の印字面と対向する位置に配置され
    印字動作毎に長手方向へ歩進されるリボンを介し
    て印字機構により印字媒体へ印字動作を行い、該
    印字動作時に該リボンの幅方向における複数位置
    をリボンリフト機構により順次印字動作位置へ移
    動させる印字装置において、 各印字動作時に、該リボン上における隣接する
    印字跡と今回印字される文字等の印字跡が重なら
    ないように、該隣接する印字跡と今回の印字跡と
    の間の最小間隔を決定し、該最小間隔から少なく
    ても前回のリボンの歩進量を減算して今回の基本
    歩進量を算出する基本歩進量決定手段と、 少なくても前回印字した文字の文字幅に基づい
    て、隣接する印字跡と今回の印字跡が重ならない
    ようにリボンの最小歩進量を決定する最小歩進量
    決定手段と、 前記基本歩進量と前記最小歩進量とを比較し大
    きい方の歩進量を最終的なリボン歩進量とする歩
    進量決定手段と、 該リボン歩進量に従つて該リボンの歩進を行う
    リボン送り機構と、 を備えたことを特徴とする印字装置。
JP60057169A 1985-03-20 1985-03-20 印字装置 Granted JPS61215080A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60057169A JPS61215080A (ja) 1985-03-20 1985-03-20 印字装置
US06/841,438 US4787763A (en) 1985-03-20 1986-03-19 Printing ribbon positioning apparatus and method of operation thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60057169A JPS61215080A (ja) 1985-03-20 1985-03-20 印字装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61215080A JPS61215080A (ja) 1986-09-24
JPH0465791B2 true JPH0465791B2 (ja) 1992-10-21

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ID=13048048

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60057169A Granted JPS61215080A (ja) 1985-03-20 1985-03-20 印字装置

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