JPS63286382A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JPS63286382A
JPS63286382A JP62123392A JP12339287A JPS63286382A JP S63286382 A JPS63286382 A JP S63286382A JP 62123392 A JP62123392 A JP 62123392A JP 12339287 A JP12339287 A JP 12339287A JP S63286382 A JPS63286382 A JP S63286382A
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ribbon
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gear
drive source
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JP62123392A
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Nobuaki Oku
信明 奥
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J35/00Other apparatus or arrangements associated with, or incorporated in, ink-ribbon mechanisms
    • B41J35/04Ink-ribbon guides
    • B41J35/10Vibrator mechanisms; Driving gear therefor

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  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はタイプライタやプリンタ等の印字装置に関す
る。
(従来の技術) 先に本件出願人は、幅広い多段式の印字リボンを備えた
印字装置において、その印字リボンの各印字領域を印字
点までリフトするためのステップモータをキャリッジに
設け、そのステップモータの動力を溝カムと保合ビンと
の保合を介してリボンを取り機構にも伝達して、リボン
リフトと同時にリボンの巻取りを行い、駆動源の数を減
らしてコストダウンを図るようにした印字装置を創案し
た。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、上記の印字装置においては、モータの動力が
溝カムと保合ビンとの保合を介してリボン巻取り機構に
伝達され、溝カムと保合ビンとの間の摺動抵抗に抗して
リボン巻取り機構着作動させる必要があるため、トルク
の大きなモータを使用する必要が生じ、そのために製造
コストが高騰するという問題があった。
さらに、この印字装置においては、印字される文字の大
きさに関わらず、印字動作毎に移送されるリボンの量が
一定に設定され、横長の文字や記号(例えばアンダーラ
イン)の印字領域が印字リボンの各段に連続して形成さ
れる場合でも、その印字痕跡に重なりが生じない程度の
余裕をもってリボンが送られるようになっているため、
印字される文字や記号の大きさに応じてリボンの送り量
が変更される場合に比べて、リボンの消費量が増大し、
ランニングコストが高騰するという問題があった。
(発明の目的) この発明は上記の問題点を解消するためになされたもの
であって、第一発明の目的は駆動源の数を少なくしてそ
の制御系の簡略化及びコストダウンを図ることができ、
しかもリボン巻取り機構を作動させるために、大きな動
力を必要とせず、よって例えばトルクの小さい安価なモ
ータを使用して製造コストをより一層、低減することが
できる印字装置を提供することにある。又、第二発明の
目的は前記第一発明の目的に加え、印字される文字や記
号の大きさに応じてリボンの送り量を変更して印字リボ
ンを無駄なく効率的に使用することができる印字装置を
提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 第一の目的を達成するために、第一発明においては、幅
方向に少なくとも2段の印字領域を有し、リボンホルダ
に装着された印字リボンと、前記印字リボンの各段の印
字領域が複数行程で循環的に印字点に対向するように前
記リボンホルダを往復揺動させるホルダ揺動機構と、そ
のホルダ揺動機構を駆動する1個の駆動源と、使用済み
の印字リボンを巻取るための巻取り機構と、前記リボン
ホルダが往復揺動される特定の行程で回転される間欠ギ
ア及びその間欠ギアの回転を巻取り機構に伝達する伝達
部材よりなる動力伝達機構とを備えている。
又、第二の目的を達成するために、第二発明においては
、前記印字リボン、ホルダ揺動機構、1個の駆動源及び
巻取り機構に加え、前記リボンホ ゛ルダと巻取り機構
との間に配設され、前記リボンホルダの往復揺動を巻取
り機構に伝達する動力伝達機構と、印字される文字、記
号等の大きさに応じたリボン巻取り量に関連して前記リ
ボンホルダの揺動量を設定する設定手段と、印字に使用
した印字領域を判別する判別手段と、前記設定手段によ
って設定されたホルダ揺動量及び判別手段による判別結
果に応じて特定の行程における前記駆動源の作動を制御
する制御手段とを設けている。
(作用) 従って、第一発明によれば、駆動源によりリボンホルダ
が往復揺動され、その特定の行程で間欠ギアが回転され
ると、当該ギアの回転が伝達部材によって巻取り機構に
伝達され、使用済みの印字リボンが巻き取られる。
又、第二発明によれば、印字される文字、記号等の大き
さに応じたリボン巻取り量に関連してリボンホルダの揺
動量が設定手段によって設定されるとともに、印字に使
用した印字領域が判別手段によって判別され、前記ホル
ダ揺動量及び判別結果に応じ、特定の行程における駆動
源の作動が制御手段によって制御される。この駆動源の
制御に伴い、リボンホルダが往復揺動されてその運動が
動力伝達機構を介して巻取り機構に伝達され、印字され
る文字や記号等の大きさに応じて巻取り機構によりリボ
ンが巻き取られる。
(実施例) 以下、この発明を具体化したタイプライタの一実施例を
図面に従って詳細に説明する。
先ず、ホルダ揺動機構について説明すると、第1図(a
)及び第2図に示すように、フレームに架設されたプラ
テン1の前方にはキャリッジ2がプラテン1に沿って移
動可能に配設され、そのキャリッジ2上にはリボンホル
ダ3が支軸4を中心として揺動可能に支承されている。
リボンホルダ3上にi1置されたリボンカセット5内に
は、第9図(a)、  (b)に示すように幅方向に3
段に渡る印字領域を備えた印字リボン5aが収容され、
その一部がプラテン1に沿って走行可能に露出されてい
る。
前記リボンホルダ3の一側には前記支軸4を中心とする
円弧に沿って延びる伝達ギア6がその上端にて取着され
ている。一方、キャリッジ2の側壁内面にはブラケット
70が装着されるとともに、そのブラケット70とキャ
リッジ2の側壁との間に位置するようにキャリッジ2の
底壁には支持片71が突設されている。支持片71の上
端に形成した支持凹部71aには前記プラテン)70に
突設した支軸72が挿嵌されている。又、キャリッジ2
の側壁には前記支軸72を中心とする一対の円弧状の取
付は溝73が形成され、各取付は溝73に挿通された一
対のねじ74により、前記ブラケット70が前記支軸7
2を中心として回動位置調節可能に取付けられている。
又、前記ブラケット70とリボンホルダ3との間には引
張りばね75が掛装されている。
前記ブラケット70の一側面には駆動源としてのステッ
プモータ7が装着されている。ステップモータ7の出力
軸には駆動ギア8が装着され、キャリッジ2の切欠2a
内に配置されている。この駆動ギア8と前記伝達ギア6
との間においてブラケット70上には回動体9が往復回
動可能に支持されている。この回動体9には前記駆動ギ
ア8に噛み合う大径の中間ギア10と、前記伝達ギア6
に噛み合う小径の中間ギア11と、外周に歯部12a及
びその歯部12aのピッチ円と同一半径の等半径部12
bを有する間欠ギア12とが一体に形成されている。
そして、ステップモータ7の正逆回転に伴い、駆動ギア
8.大径中間ギア10.小径中間ギア11及び伝達ギア
6を介してリボンホルダ3が往復揺動され、ステップモ
ータ7の回動量に応じて第6図に示す各位置、即ちホー
ムポジションPO。
第1リフト位51P1.第2リフト位WP2及び第3リ
フト位置P3に切換え配置される。又、各リフト位置P
1〜P3において、印字リボン5aがプラテン1上の印
字点に対向配置される。
他方、前記ねじ74が緩められた時、引張りばね75の
作用により、ブラケット70が支軸72を中心として第
1図(a)の反時計方向へ回動付勢され、前記小径中間
ギア11が伝達ギア6に噛み合う方向へ移動付勢される
。その結果、中間ギア11と伝達ギア6との間のバック
ラッシュが調整され、その後にねじ74を締めつけるこ
とによってブラケット70をキャリッジ2に固定できる
ようになっている。
次にリボン巻取り機構について説明する。第1図(a)
及び第2図〜第4図に示すように、キャリッジ2の一側
面に装着したブラケット21には支持筒22.伝達ギア
23.連結体24及びスプール連結軸25よりなるリボ
ン巻取り部材26が回転可能に支持されている。前記支
持筒22はプラケット21上に回転可能に支持され、伝
達ギア23は連結体24によって支持筒22の外周に固
定されている。又、スプール連結軸25は前記連結体2
4及びばね22aにより支持筒22の中空部に傾動可能
に保持されている。
前記ブラケット21には、上部に前記伝達ギア23に噛
み合う中間ギア27を備え、下部にラチェットホイル2
8を有する回転伝達体29が回転可能に支持され、ブラ
ケット21上のばね30と前記中間ギア27との保合に
よって回動抵抗が付与されている0回転伝達体29の輪
状部には中間ギア32及び円盤33が一体回転可能に挿
通支持され、円盤33の下面には先端保合部において前
記ラチェットホイル28に噛み合うラチェット34がそ
の基端にて回動可能に支持され、ばね35によって噛み
合い方向へ回動付勢されている。
そして、前記中間ギア32及び円盤33が一体に第4図
の反時計方向へ回動された時、ラチェット34とラチェ
ットホイル28との噛み合いを介し、回転伝達体29が
ばね30による回動抵抗に抗して第3図の時計方向へ回
転され、中間ギア27と伝達ギア23との噛み合いを介
してリボンを取り部材26が第3図の反時計方向(リボ
ン巻取り方向)へ回動される。又、前記円盤33が第4
図の時計方向へ回動された時には、ラチェット34がラ
チェットホイル28の各歯を乗り越えながら往復揺動さ
れ、且つばね30による回動抵抗に。
より回転伝達体29の回転が阻止されるため、リボン巻
取り部材26が回動されることはない。
第1図(a)、  (b)及び第6図に示すように、前
記駆動側間欠ギア12と円盤33との間において前記支
軸72上には被動側間欠ギア41が配設され、その間欠
ギア41には前記駆動側間欠ギア12の歯部12aに噛
み合うように所定の角度範囲に渡って形成された歯部4
1aと、その歯部41aの両側において前記駆動側間欠
ギア12の等半径部12bに保合可能に設けられ、その
等半径部12bと同一の曲率を有する円弧状凹所41b
41cとが設けられている。第1図(a)に示すように
被動側間欠ギア41にはベベルギア42が一体形成され
、被動側間欠ギア41の回転が前記ベベルギア42に噛
み合うブラケット21上のベベルギア43及び小径中間
ギア44を介して前記中間ギア32及び円盤33に伝達
される。
次に、タイプライタの制御装置を第7図に従う、て説明
する。制御装置はCPU51.ROM52゜RAM53
及び入出力ポート54を備え、ROM52はタイプライ
タの制御プログラムを記憶したアログラムメモリ (図
示路)を備えている。更にROM52は、第9図(a)
に示すようにリボンホルダ3をホームボジシッンPOか
ら各リフト位置P1〜P3までリフトさせるためのステ
ップモータ7の駆動量データ(リフト量データ)31〜
S3を記憶し、且つ大きな幅を有する特定の文字。
記号等(例えばアンダーライン)を印字する際に前記駆
動量データ81〜S3に付加される駆動量データ(リフ
ト量データ)S4を記憶するリフトデータメモリ52a
を備えるとともに、キーボード55から入力される文字
、記号等の幅を記憶する文字幅デiタメモリ52b等を
備えている。
尚、この実施例ではホルダ揺動機構及びリボン巻取り機
構の駆動源が共通化されているため、前記駆動量データ
81〜S4はリボン巻取り量データを構成する。
RAM53は、3つ前までに印字された各文字。
記号等の幅を一時的に記憶する文字幅バッファ53 a
 %キーボード55から入力されたデータを記憶しかつ
順次更新する入力バッファ53b及び入力バッファ53
bに書き込まれたデータの内、印字動作に関与するデー
タを書き込むためのプリントバッファ53Cを備えてい
る。
そして、CPU51は制御プログラムに基づき、入出力
ポート54及びドライバ56aを介してキャリッジ駆動
ステップモータ56を駆動し、それによってキャリッジ
2をプラテン1に沿って移動させる。又、CPU51は
入出力ポート54及びドライバ57aを介してキャリッ
ジ2上の活字選択モータ57を駆動し、その出力軸に連
結された活字ホイール58〔第1図(a)参照〕を回転
させて、所要の活字素子58aをプラテン1に対向配置
させる。
更に、CPU51は第1図(a)に示すキャリッジ2上
のハンマソレノイド59に対し、入出力ボート54及び
ドライバ59aを介して駆動信号を出力し、印字ハンマ
60により活字素子58aをプラテン1に向かって叩打
する。又、CPU51は入出力ポート54及びドライバ
7aを介してステップモータ7に駆動信号を出力し、そ
のモータ7の回転に基づいてホルダ揺動機構及びリボン
巻取り機構の作動を制御する。
次に上記のように構成されたタイプライタの作用につい
て、リボンリフト及びリボン巻取り動作を中心に説明す
る。さて、第1図(a)はリボンホルダ3の伝達ギア6
と回動体9の小径中間ギア11との噛み合いにより、リ
ボンカセット5がホームポジションPOに配置された状
態を示すものである。この状態では、第6図(a)に示
すように、被動側間欠ギア41の一方の円弧状凹所41
bが駆動側間欠ギア12の歯部12aから離間した位置
において、等半径部12bに係合されている。
そこで、第7図に示すキーボード55上の文字キーが所
定のタイピング速度(低速)で操作されると、CPU5
1はROM52のリフトデータ及び文字幅データに基づ
いてステップモータ7を駆動する。例えば第8図に示す
ように、CPU51はステップS71 (以下単に37
1で表す、他のステップも同様)において、先に操作さ
れたキーがアンダーラインキーであったか否か判定し、
その判定がYESの場合には、次の372に進行して3
つ前に印字された文字がアンダーラインであったか否か
を判定する。その判定もYESの場合にはS73に進ん
で、先に印字されたアンダーラインが所定のリフト位置
より上方へ余計にリフトされた位置で印字されたか否か
を判定し、その判定がNoの場合に、次の374におい
てCPU51は第4リフト量データS4をROM52か
ら読み出す。
引き続き、CPU51はS75及び次のS76において
前回の印字動作がいずれのリフト位置で実行されたか否
か、換言すれば印字リボン5aのいずれの印字領域が使
用されたか否かを判定する。
その判定の結果に応じてCPU51は各リフト量データ
S1〜S3をROM52から読み出す(877,378
,379)、そして、次の880では、トータルリフト
fist  (St−3n+34゜n−1〜3)を設定
し、そのリフト量データに応じてステップモータ7を駆
動する(381)。
一方、前記S 71及びS72のいずれか一方の判定結
果がNOの場合、或いはS73の判定結果がYESの場
合には、374の処理は行われず、375以下の処理が
実行されるため、トータルリフト量StはSnに等しく
セントされる。
上記の処理において、第1リフト量S1のみがトータル
リフト量としてセットされた場合、ステップモータ7に
より、駆動側間欠ギア12が第6図(a)に示す位置か
ら同図(b)に示す位置まで時計方向へ回動され、その
回動に伴ってリボンホルダ3とともにリボンカセット5
が第5図の系−ムポジションPOから第1リフト位置P
1まで引張りばね75の付勢力に抗して手リフトされる
この時、駆動側間欠ギア12の等半径部12bは被動側
間欠ギア41の一方の凹所41bに沿って移動されるの
みであるため、その回動が被動側間欠ギア41に伝達さ
れることはなく、従って印字リボンの巻取り動作は行わ
れない、′″P又、リボンホルダ3の揺動が停止された
時に発生する振動は、前記引張りばね75によって未然
に抑制される。
そして、印字動作が行われた後、ステップモータ7が第
1リフトIS1に応じて逆転され、リボンカセット5が
ホームポジションPOに復帰する。
又、第2リフト量S2がトータルリフト量Stとしてセ
ットされた時には、ステップモータ7により、駆動側間
欠ギア12が第6図(a)に示す位置から同図(C)に
示す位置まで時計方向へ回動され、その回動に伴ってリ
ボンカセット5が第5図のホームポジションPOから第
2リフト位置P2までリフトされる。この時、駆動側間
欠ギア12の歯部12aが被動側間欠ギア41の歯部4
1aに噛み合い、被動側間欠ギア41が第1図(a)、
  (b)及び第6図の反時計方向へ回転される。
この被動側間欠ギア41の回転は、各ベベルギア42.
43.小径中間ギア44及び中間ギア32を介して円l
1133に伝達され、その円盤33が第4図の反時計方
向へ回転される。従って、ラチェット34とラチェット
ホイル28との噛み合いを介して回転伝達体29が第3
図の時計方向へ回転され、リボン巻取り部材26が同図
の反時計方向へ回転されて使用済みの印字リボン5aが
巻取りスプール(図示路)上に巻き取られる。
そして、印字動作が行われた後、ステップモータ7が第
2リフト量S2に応じて逆転され、リボンカセット5が
ホームポジションPOに復帰する。
この時、駆動側間欠ギア12はリボンリフト時とは逆に
第6図(c)の反時計方向へ回動され、被動側間欠ギア
42が時計方向へ逆回動される。この回動連動は円盤3
3とリボン巻取り部材26との間に介在されたラチェッ
ト機構によってリボン巻取り部材26に伝達されること
はない、よって、リボンカセット5のホームポジション
POへの復帰時に印字リボン5aが巻き取られることは
ない。
更に、第3リフトts3がトータルリフトIstとして
セットされた時には、ステップモータ7により駆動側間
欠ギア12が第6図(a)に示す位置から同図(c)に
示す位置を越えて駆動側間欠ギア12の歯部12aと被
動側間欠ギア41の歯部41aとの噛み合いが外れる直
前までさらに時計方向へ回、動され、その回動に伴って
リボンカセット5が第5図のホームポジシロンPOから
第3リフト位1tP3までリフトされる。この時の被動
側間欠ギア41の回動に伴い、前記の場合と同様に、リ
ボン巻取り部材26による使用済み印字リボン5aの巻
取り動作が行われる。
一方、トータルリフト量Stとして各リフト量31.3
2.33と第4リフト量S4との和がセントされた時、
即ち、文字幅の大きな文字や記号を印字する時には、上
記の説明から明らかなように、各リフト位置P1〜P3
へのリフト動作時において、ステップモータ7が第4リ
フト量84分だけ余計に回動される。
そのため、第9図(b)に示すように、各リフト位ff
P1〜P3よりわずかに高い位置までリボンカセット5
がリフトされて印字動作が行われるとともに、第2リフ
ト位置P2及び第3リフト位置P3へのリフト時には、
印字リボン5aの巻取り量が増加される。従って、文字
幅の大きな特定の文字の印字動作時にも、印字痕跡が重
なりあうことがなく、活字素子58aの形状に応じて確
実な印字を行うことができる。
そして、特に、文字幅の大きな文字、記号等の印字に伴
ってリフト量を増加させた状態で第3リフト位置P3ま
でリフトさせる時、この場合にのみ、第6図(d)に示
すように前記第4リフト量S4に対応する駆動側間欠ギ
ア12の回転によってその歯部12aが被動側間欠ギア
41の歯部41aから離脱し、その等半径部12bが被
動側間欠ギア41の他方の凹所41cに係合する。
つまり、通常の文字幅を有する多数の文字、記号等の印
字に際し、第3リフト位IP3へのリフト動作に伴って
駆動側間欠ギア12の歯部12aが被動側間欠ギア41
の歯部41aから離脱することはないため、ホームポジ
ションPOへの復帰のために駆動側間欠ギア12が逆回
動される時において、噛合ミスを未然に防止することが
でき、信頼性を向上させることができる。
又、この実施例では、低速のタイピング時におけるリボ
ンリフト動作について説明したが、高速のタイピング時
には、印字動作毎にリボンカセット5をホームポジショ
ンPOまで復帰させることな(、各リフト位置21〜2
3間でリボンカセット5を往復揺動させるようにステッ
プモータ7を制御することもできる。
さらに、この実施例では、駆動源としてのパルスモータ
フの回転を間欠ギア12.41を介してボン巻取り部材
26に伝達するように構成したので、動力伝達系の構成
に起因して駆動源に加わる負荷を軽減することができ、
トルクの小さい安価なパルスモータを使用することがで
きる。
又、この実施例のタイプライタにおいて、訂正印字動作
時に、リボンホルダ3を第3リフト位置P3よりさらに
余分にリフトさせて、印字リボン5aより下方に位置す
る訂正リボン(図示路)をプラテン1に対向配置させる
場合、駆動側間欠ギア12を第6図(d)に示す位置よ
り更に同図の時計方向へ回動される。ところが、この場
合には、駆動側間欠ギア12の等半径部12bが被動側
間欠ギア41の他方の凹所41cに沿って移動されるの
みであるため、リボン巻取り機構が作動されることはな
い。
なお、この発明は前記実施例に限定されるものではなく
、駆動源として電磁ソレノイドを使用したり、伝達部材
としてラチェット及びラチェットホイル以外のものを使
用したり、リボンカセット5がホームポジションPOへ
復帰する時にリボン巻取り動作を行うように構成したり
する等、この発明の趣旨から逸脱しない範囲で各部の構
成を任意に変更することもできる。
(発明の効果) 以上詳述したように、この第一発明は駆動源の数を少な
くしてその制御系の筒略化及びコストダウンを図ること
ができ、しかもリボン巻取り機構を作動させるために、
大きな動力を必要とせず、よって例えばトルクの小さい
安価なモータを使用して製造コストをより一層、低減す
ることができるという優れた効果を発揮する。又、第二
発明は、駆動源の数を少な(してその制御系の筒略化及
びコストダウンを図ることができ、しかも印字される文
字や記号の大きさに応じてリボンの送り量を変更して印
字リボンを無駄なく効率的に使用することができるとい
う優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)はこの発明を具体化したタイプライタの部
分側面図、第1図(b)はホルダ揺動機構の取付は状態
を示す部分側断面図、第2図はタイプライタの部分平面
図、第3図はリボン巻取り機構の部分拡大平面図、第4
図は同じく部分拡大底面図、第5図はホルダ揺動機構の
作動説明図、第6図(a)〜(d)は間欠ギアの作動状
態を示す説明図、第7図はタイプライタの制御装置を示
すブロック図、第8図はフローチャート、第9図(a)
、  (b)は印字リボンのリフト位置を示す説明図で
ある。 図中、3・・・リボンホルダ、5a・・・印字リボン、
7・・・駆動源としてのステップモータ、12・・・駆
動側間欠ギア、26・・・巻取り機構を構成するリボン
巻取り部材、29・・・回転伝達体、33・・・円盤(
前記29.33等によって伝達部材が構成されている)
、41・・・被動側間欠ギア。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 幅方向に少なくとも2段の印字領域を有し、リボン
    ホルダ(3)に装着された印字リボン(5a)と、 前記印字リボン(5a)の各段の印字領域が複数行程で
    循環的に印字点に対向するように前記リボンホルダ(3
    )を往復揺動させるホルダ揺動機構(6、9)と、 そのホルダ揺動機構(6、9)を駆動する1個の駆動源
    (7)と、 使用済みの印字リボン(5a)を巻取るための巻取り機
    構(26等)と、 前記リボンホルダ(3)が往復揺動される特定の行程で
    回動される間欠ギア(12、41)及びその間欠ギア(
    12、41)の回動を巻取り機構(26等)に伝達する
    伝達部材(29、33等)よりなる動力伝達機構と を有することを特徴とする印字装置。 2 幅方向に少なくとも2段の印字領域を有し、リボン
    ホルダ(3)に装着された印字リボン(5a)と、 前記印字リボン(5a)の各段の印字領域が複数行程で
    循環的に印字点に対向するように前記リボンホルダ(3
    )を往復揺動させるホルダ揺動機構(6、9)と、 そのホルダ揺動機構(6.9)を駆動する1個の駆動源
    (7)と、 使用済みの印字リボン(5a)を巻取るための巻取り機
    構(26等)と、 前記リボンホルダ(3)と巻取り機構(26等)との間
    に配設され、前記リボンホルダ(3)の往復揺動を巻取
    り機構(26等)に伝達する動力伝達機構(29、33
    、41等)と、 印字される文字、記号等の大きさに応じたリボン巻取り
    量に関連して前記リボンホルダ(3)の揺動量を設定す
    る設定手段(51)と、 印字に使用した印字領域を判別する判別手段(51)と
    、 前記設定手段(51)によって設定されたホルダ揺動量
    及び判別手段(51)による判別結果に応じて特定の行
    程における前記駆動源(7)の作動を制御する制御手段
    (51)と を備えたことを特徴とする印字装置。
JP62123392A 1987-05-19 1987-05-19 印字装置 Pending JPS63286382A (ja)

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