JPS61123569A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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Publication number
JPS61123569A
JPS61123569A JP24547184A JP24547184A JPS61123569A JP S61123569 A JPS61123569 A JP S61123569A JP 24547184 A JP24547184 A JP 24547184A JP 24547184 A JP24547184 A JP 24547184A JP S61123569 A JPS61123569 A JP S61123569A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cam
printing
ribbon
cam follower
cam body
Prior art date
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Pending
Application number
JP24547184A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuaki Inagaki
稲垣 康朗
Nobuaki Oku
信明 奥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP24547184A priority Critical patent/JPS61123569A/ja
Publication of JPS61123569A publication Critical patent/JPS61123569A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J35/00Other apparatus or arrangements associated with, or incorporated in, ink-ribbon mechanisms
    • B41J35/04Ink-ribbon guides
    • B41J35/10Vibrator mechanisms; Driving gear therefor
    • B41J35/12Vibrator mechanisms; Driving gear therefor adjustable, e.g. for case shift
    • B41J35/14Vibrator mechanisms; Driving gear therefor adjustable, e.g. for case shift for multicolour work; for ensuring maximum life of ink ribbon; for rendering ink-ribbon inoperative

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は多段シフト印字可能な印字リボンと訂正リボ
ンとを支持したホルダーを、印字ヘッドを載置したキャ
リッジに対して揺動させることにより、前記両リボンを
選択的に印字位置に配置し得る印字装置に関するもので
ある。
(従来の技術) 従来のこの種の印字装置においては、多段シフト印字可
能な印字リボンと訂正リボンとがそれぞれ別個の駆動手
段により印字位置に揺動配置されるようになっていた。
〈発明が解決しようとする問題点) 従って、従来装置によると、リボンリフト機構における
部品点数が増えて機構全体が大型化しその組立工程も複
雑になるという問題点があった。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) この発明は上記問題点に着目してなされたものであり、
その解決手段は、正逆両方向に回転可能な駆動装置13
と、深さが徐々に深くなるカム溝31を有し多段シフト
印字可能な印字リボンRを非印字位置にシフトさせると
ともに訂正リボンCを印字位置に案内するための第1カ
ム体26と、その第1カム体26に一方面クラッチ43
を介して正回転方向にのみ回転可能に連結されて前記印
字リボンRを印字位置に多段にシフトするための第2カ
ム体27と、前記両リボンR,Cを支持するホルダー9
に連結されかつ前記第1カム体26及び第2カム体27
にそれぞれ係合可能なカムフォロア体51と、そのカム
フォロア体51の第1カムフォロア部52を第1カム体
26側に偏寄するばね体54と、その第1カムフォロア
部52が前記第1カム体26のカム溝31と係合しない
ように前記第2カム体27に設けられた阻止体40と、
前記駆動装置13の正逆回転を制御する制御装置55と
から構成されている。
(作用) そして、上記各手段より構成されたこの発明の印字装置
においては、前記制御装置55の作動により前記駆動装
@13が正転されたときには、−印字動作毎に第1.第
2カム体26.27が一体に印字リボンRの多段シフト
可能回数分の1だけ正回転され、第2カム体27のカム
面36にカムフォロア体51の第2カムフォロア部53
が係合し、そのカム面36のカム形状に基づき印字リボ
ンRが上下に多段シフトされる。又、前記制御装置55
の作動により駆動装置13が逆転されたときには、前記
阻止体40による第2カム体27と第2カムフォロア部
53との係合が解除された状態で前記ばね体54のばね
力に従い第1カムフォロア部52が第1カム体26のカ
ム溝31に係合案内され、これにより第1カム体26の
回転に伴い前記印字リボンRが非印字位置に案内される
とともに前記訂正リボンCが印字位置に案内される。
(実施例) 以下、この発明を具体化した一実施例を図面に基づいて
説明する。
第1図に示すように、印字装置の図示しない左右のフレ
ーム間にはプラテン1が回転可能に支持されるとともに
、そのプラテン1の下側をそれと平行に延びるようにガ
イド軸2が支持されている。
ガイド軸2上にはキャリッジ3が往復移動可能に支持さ
れ、このキャリッジ3上には前記プラテン1の前面と対
向するように印字ヘッド5(第13図参照)が載置され
ている。そして、キャリッジ3にはキャリッジ駆動モー
タ4(第13図参照〉が作動連結されていて、同モータ
4の駆動に伴いキャリッジ3がプラテン3に沿って往復
移動され、後記印字リボンRを介して印字ヘッド5によ
りプラテン1上の印字用紙Pに対し印字を行い得るよう
になっている。
前記キャリッジ3には左右一対のホルダー支持板6が固
定され、その前端部上縁に突設した軸支片7間には支軸
8を介してホルダー9がその前端部にて回動可能に支持
されている。ホルダー9の前端部と前記ホルダー支持板
6との間にはばね10が張設され、その作用によりホル
ダー9が常に第1図の時計方向へ回動付勢されている。
ホルダー9の上面には多段シフト印字可能な印字リボン
Rを収納したリボンカセット11が着脱可能に装着され
、その後側面において露出する印字リボンRはプラテン
1の前面と対向し得るようになっている。又、ホルダー
9の後端部には訂正リボンスプール23を支持する訂正
リボンホルダー22が軸着され、ホルダー9の揺動に連
動しで作動される特開昭59−7081号公報に示され
るような送り機構によって訂正リボンCがプラテン1に
沿って移送される。
キャリッジ3には正逆両方向に回転可能な駆動装置とし
てのステップモータ13が固定されている。又、前記ホ
ルダー支持板6の一側面には装着体14が固定され、こ
の装着体14には多数のギヤからなる印字リボン送り用
のギヤ機構15が装着されるとともに、前記リボンカセ
ット11内の巻取りスプール(図示しない)を回転駆動
するための駆動スプール軸16が支持されている。そし
て、ステップモータ13のモータ軸17上に設けたビニ
オン18とギヤ機構15とが作動連結されていて、ステ
ップモータ13が正方向に所定回転数で間欠駆動された
ときにはギヤ機M415を介して前記駆動スプール軸1
6が一方向に回転され、リボンカセット11内の印字リ
ボンRが前記巻取リスブールに所定量巻取られるように
なっている。
なお、前記ギヤ機構15にはラチェット機構19が設け
られており、ステップモータ13の逆転時におけるモー
タ軸17の回転が駆動スプール軸16に伝達されないよ
うになっている。
第2.3図に示すように、前記ホルダー支持板6のほぼ
中央部にはナツト24によりカム支持軸25が外方へ突
出するように固定され、このカム支持軸25上には外側
の第1カム体26と内側の第2カム体27とが所定間隔
をおいて対向するようにそれぞれ回転可能に支持されて
いる。
第3,4図に示すように、第1カム体26は合成樹脂に
より所定厚さを有する円盤状に成形されており、その内
側面には高所部29と、各部はぼ同−深さの凹所部30
と−、その凹所部30に連続して外周方向に向かって延
びるカム溝31とがそれぞれ形成されている。凹所部3
0とカム溝31との連結部分には高所部29と凹所部3
0との間の境界である段差面28が形成されている。カ
ム溝31は凹所部30との接続部分から先端に向かって
その深さが徐々に深くなるように形成され、その先端は
最深部32となっている。又、第1カム体26のボス部
外周面には係合歯部33が刻設され、その係合歯部33
は第1図に示すように中間歯車34を介して前記ステッ
プモータ13のビニオン18に作動連結されている。そ
して、ステップモータ13の正方向における駆動に伴い
第1カム体26が120度の角度で間欠回転されるよう
になっている。
一方、第3,5図に示すように、前記第2カム体27は
合成樹脂により所定の厚さを有する円盤状に成形されて
いて、その内側面に形成した凹所35の外周面は前記カ
ム支持軸25がらの距離が連続的に異なるカム面36と
なっている。このカム面36にはカム支持軸25に最も
接近する第1カム部37と、カム支持軸35がら最も離
れた第3カム部39と、両カム部37.39の中間に位
置する第2カム部38とがそれぞれ120度の角度をお
いて形成されている。又、各カム部37〜39と対応す
る位置において前記凹所35の外側縁には所定長さを有
する阻止片40が内方に向かって突出形成されている。
第2.3,10.12図に示すように、第1カム体26
のボス部外面と第2カム体27のボス部外面との間には
一方向クラッチ43が介設されており、第1カム体26
の正回転時にはこれと一体に第2カム体27が同一方向
へ120度ずつ回転されるとともに、第1カム体26の
逆方向における回転時にはその回転が第2カム体27に
伝達されないようになっている。なお、第1,3図に示
すように、第2カム体27の背面に一体形成された環状
突部44の外周面には120度の角度をおいて係止部4
5が切欠形成され、ホルダー支持板6に設けた板ばねよ
りなる係止片46の先端がそれらの各係止部45に係合
することにより、第2カム体27が120度の各回動位
置に規制されるとともに、その逆方向への回動が阻止さ
れるようになっている。
第1.2.3図に示すように、前記ホルダー9の中央部
−側面には支持体4つが固設され、その下端部には第1
及び第2のカム体26.27間に位置するように平面口
字形の支持部50が折曲形成されている。この支持部5
0にはカムフォロア体としてのカムフォロアビン51が
前記カム支持軸25と平行に延びるように支持され、支
持部50に対し回転可能及び軸線方向に移動可能となっ
ている。カムフォロアビン51の一端部は前記第1カム
体26の高所部29、凹所部30及びカム溝31に係合
可能な第1カムフォロア部52となっているとともに、
他端には第2カム体27のカム面36に係合可能なビン
径より大きい円板状の第2カムフォロア部53が固定さ
れている。又、支持体49の外側面にはばね体としての
板ばね54が固着され、その先端部はカムフォロアビン
51に係着されている。そして、この板ばね54のばね
力により前記第1カムフォロア部52が第1カム体26
側に向けて偏倚されている。従って、その第1カムフォ
ロア部52が第1カム体26の高所部29及び凹所部3
0に係合しているときには、第2カムフォロア部53が
第2カム体27の凹所35内に配置保持されるとともに
、第1カムフォロア部52が第1カム体26のカム溝3
1に係合するときにはそのカム溝31の深さが徐々に深
くなっているので第1カム休26の逆回転に伴いカムフ
ォロアビン51が板ばね54の作用により外方に移動さ
れて、第2カムフォロア部53が第2カム体27の凹所
35から外部に配置されるようになっている。
第13図に基づき印字装置の電気回路について簡単に説
明すると、制御装置としてのCPtJ55にはヘッド駆
動回路56を介して前記印字ヘッド5が接続されるとと
もに、モータ駆動回路57゜58を介して前記キャリッ
ジ駆動モータ4とステップモータ13とがそれぞれ接続
されている。又、CPtJ55には前記ステップモータ
13を正方向に必要回転数だけ回転させるための所要パ
ルス数を予め記憶するROM59が接続されるとともに
、各種スイッチ及び多数のキーを備えたキーボード60
が接続されている。そして、そのキーボード60上の印
字キーが操作されたときには、CPU55がROM59
の前記パルス数に基づきモータ駆動回路58を駆動して
ステップモータ13を所定回転数で正方向へ回転させ、
これにより前記第1及び第2カム体26.27が120
度の角度で間欠回転されるようになっている。又、キー
ボード60上の訂正キーが操作されたときもしくは一定
時間キー人力されなかったときには、CPU55の制御
によってステップモータ13が逆方向に回転される。
次に、以上のように構成された印字装置の作用について
説明する。
さて、第1〜5図はそれぞれ印字装置の休止状態を示す
ものであり、第3.4図に示すように、カムフォロアビ
ン51が原点位置にあって、前記板ばね54の作用によ
り第1カムフォロア部52が第1カム体26のカム溝3
1の始端部に嵌合係止されるとともに、第2カムフォロ
ア部53が第2カム体27の凹所35内においてカム面
36と非係合の状態に保持されている。そして、支持体
49を介しホルダー9が第1図に実線で示ずように最も
下方に回動配置された原点位置にあって、リボンカセッ
ト11の印字リボンRがプラテン1の前面より下方に配
置されている。この状態は印字用紙P上の印字状態を確
認する上で好都合である。
この状態において印字装置に電源が投入され前記キーボ
ード60上の印字キーか操作されると、CPIJ55に
より制御されて前記ステップモータ13が正方向へ所定
の回転数駆動され、とニオン18、中間歯車34、係合
歯部33及び一方向クラッチ43を介して第1カム体2
6と第2カム体27とが第1.4.5図の反時計方向へ
回動される。そして、両カム体26.27の回動に伴い
、カムフォロアピン51の第1カムフォロア部52が第
1カム体26のカム溝31から係合解離され、前記ばね
10の作用に基づくホルダー9の上昇回動に伴い支持体
49を介してカムフォロアピン51が上方に向かって移
動され、その第2カムフォロア部53が第2カム体27
のカム面36と係合する。この時、第1カムフォロア部
52は第1カム体26における各部はぼ同−深さの凹所
部3゜上を震動案内されるため、板ばね54のばね力に
よってカムフォロアピン51が軸方向に沿って移動され
ない。
そして、第2カム体27が第5図に示す位置から120
度時針時計へ回動されて、第6図に示すようにそのカム
中心から最も離れた位置の第3カム部39に第2カムフ
ォロア部53が係合すると、この位置においてCPU5
5によりステップモータ13の駆動が停止される。従っ
て、第1図に示すように、ホルダー9及びリボンカセッ
ト11が第3段シフト位置P3に配置保持され、印字リ
ボンRの下側部がプラテン1の印字面と対向配置される
。この時、第2カム体27の前記係止部45とホルダー
支持板6の係止片46との係合により第2カム体27の
復帰回動が阻止される。又、ス・テップモータ13の正
回転に伴い前記リボン送り用のギヤ機構15を介して駆
動スプール軸16が所定角度回動され、リボンカセット
11内の印字リボンRが巻取スプール上に所定量巻取ら
れる。
そして、この状態において印字ヘッド5が駆動され、第
14図に示すように印字リボンRの下側部を介してプラ
テン1上の印字用紙Pに文字が印字される。
続いて、キーボード60上の次の印字キーが操作される
と、CPU55に制御されてステップモータ13が再び
正方向へ回転され、第1カム体26と第2カム体27と
が一体に120度の角度で回動される。そして、第2カ
ムフォロア部53がカム面36に案内されて第7図に示
すように第2カム体27の第2カム部38と係合した時
にステップモータ13の駆動が停止され、ホルダー9及
びリボンカセット11が第1図に示す第2段シフト位置
P2に回動配置され、印字リボンRの中央部がプラテン
1の印字面と対向配置される。又、これと同時にギヤ機
構15を介し駆動スプール軸16が所定量回動されて印
字リボンRの巻取りが行われる。そして、この状態で印
字ヘッド5が駆動され、第14図に示すように印字リボ
ンRの中央部を介して印字用紙に次の文字が印字される
なお、第1カムフォロア部52は前記の場合と同様に第
1カム体26の凹所部30上を摺動するためカムフォロ
アピン51が軸方向に移動されない。
引続き、キーボード30上の次の印字キーが操作される
と、ステップモータ13の正回転に伴い両カム体26.
27が第7図の位置から120度回動され、第8図に示
すように第2カム体27のカム中心に最も近い第1カム
部37に対し第2カムフォロア部53が係合して、ホル
ダー9及びリボンカセット11が第1図に示す第1段シ
フト位置P1に配置保持される。そして、これと同時に
印字リボンRが所定量巻取られ、第14図に示すように
印字ヘッド5の駆動に伴い印字リボンRの上側部を介し
て印字用紙P上に3番目の文字が印字される。ところで
、両カム体26.27が第7図の位置から第8図の位置
へ120度回動される時には、第1カムフォロア部52
が第1カム体26のカム溝31と対向するが、この時に
は第2カムフォロア部53が前記阻止片40に内側から
当接してカムフォロアピン51の第1カム体26側への
移動が阻止されるため、第1カムフォロア部52のカム
溝31への落ち込みが防止されて第2カムフォロア部5
3と第2カム体27のカム面36との係合が解離するお
それがない。
こうして、印字時にはステップモータ13の正方向への
間欠駆動に伴い第1カム体26と第2力ム体27とが1
20度の角度で一体に間欠回動されて第2カムフォロア
部53が第2カム体27の第3カム部3つ、第2カム部
38、第1カム部37に順次係合され、これによってホ
ルダー9とリボンカセット11とが前記第3段シフト位
置P3と第1段シフト位置P1との間で揺動され、第1
4図に示すように印字リボンRの全面積を有効利用して
印字動作を行うことができる。
次に、前記訂正リボンCを使用する訂正印字時の作用に
ついて説明する。
例えば、ホルダー9とリボンカセット11とが前記第1
段シフト位置P1に配置されて第1及び第2カム体26
.27が第8図に示す状態にある時にキーボード60上
の訂正キーが操作されると、CPU55に制御されてス
テップモータ13が逆方向に回転駆動される。そして、
ステップモータ13が逆方向に回転されるととニオン1
8、中間歯車34及び係合歯部33を介して第1カム体
26が第8図の時計方向へ回動されるが、前記一方向ク
ラッチ43の作用により第2カム体27は回動されず、
前記係止部45と係止片46との係合により第8図に示
す位置に静止保持される。又、リボン送り用のギヤ機構
15においては前記ラチェット機構19の作用によりス
テップモータ13の逆回転が駆動スプール軸16に伝達
されず、リボンカセット11内の印字リボンRは巻戻さ
れない。
そして、第1カム体26が第8図の位置から第9図の位
置まで時計方向へ回動されると、第1カムフォロア部5
2が第1カム体26の高所部2.9と凹所部30との間
の段差面28に係合され、この状態においてさらに第1
カム体26が第9図の時計方向へ回動されると、第1カ
ムフォロア部52が段差面28によってカム溝31側へ
゛案内されるため、カムフォロアビン51が第10図に
実線で示す位置から鎖線で示す位置までカム中心に向か
って移動される。そして、第2カムフォロア部53と阻
止片40との横方向における係合が解離される。引き続
き、第1カムフォロア部52は第1カム体26のカム溝
31に案内され、第4図に示す前記原点位置を通過した
後カム溝31の先端部側に向けて相対移動される。この
時、カム溝31の深さが先端に向かって徐々に深くなっ
ているため、前記板ばね54のばね力によりカムフォロ
アビン51が第12図に二点鎖線で示す位置まで軸方向
へ移動されて第2カムフォロア部53が第2カム休27
の外に配置された後、外周側に向って延びるカム溝31
の形状に従いカムフォロアビン51が上昇移動される。
そして、第1カムフオOア部52がカム溝31の最深部
32に達すると、CPtJ55の制御によりステップモ
ータ13の逆転駆動が停止され、ホルダー9及びリボン
カセット11が第1図に示す第4段シフト位置(非印字
位置)P4へ上昇回動されるる。それと同時に、ホルダ
ー9と一体に訂正リボンホルダー22及び訂正リボンス
プール23が訂正リボンCをプラテン1の前面に対向配
置させた印字位置に上昇配置される。そして、印字ヘッ
ド5が駆動され、訂正リボンCを介して印字用紙P上の
文字が消去される。なお、CPLJ55は前記多段シフ
ト印字時における第1カム体26の停止角度位置を常に
検出するとともに、前記ROM 59−に、は訂正印字
時の第1カム体26の所定角度位置が予め記憶されてい
る。従って、CPU55は両角度データに基づく演算結
果に従いステップモータ13を所定のパルス数で逆方向
へ回転駆動することができる。
こうして、訂正リボンCによる訂正印字が終了すると、
CPU55に制御されてステップモータ13が正方向へ
駆動され、第1.第2カム体26゜27が一体に120
度回動され、カム溝31の形状に従いカムフォロアビン
51が板ばね54の作用に抗して第2カム体27側へ復
帰移動され、両カム体26.27及びカムフォロアピン
51がそれぞれ第1〜第5に示す前記原点位置に復帰配
置される。従って、ホルダー9及びリボンカセット11
が第1図に示す原点位置に配置され、キーボード60上
の次の印字キーの操作を待つ。又、印字時において一定
時間キー人力されなかった時も、同様にCPU55によ
りステップモータ13が所定数逆回転されホルダー9及
びリボンカセット11が第1図に実線で示す原点位置に
配置される。
なお、この発明は前記実施例の構成のみに限定されるも
のではなく、例えば、リボン送り用の前記ギヤ機構15
における駆動スプール16上の歯車20を第15図に示
すように120度の範囲内に歯部を有しない形状に形成
すれば、この歯部を有しない区間内において駆動スプー
ル軸16が回動されず印字リボンRが送られないため、
第16図に示すように印字リボンRにおける印字位置を
長手方向に密にした状態で印字を行うことができて、印
字リボンRを前記した実施例よりもさらに有効に使用す
ることができる。又、前記実施例では第2カム体27の
第1.2.3力ム部37,38.39を反時計方向に順
次配列したが、これらを時計方向に配列すればホルダー
9は第1段シフト位置P1から第2段シフト位置P2を
経て第3段シフト位置P3へと前記実施例とは逆順で回
動配置される。その他、この発明はその趣旨を逸脱しな
い範囲で各部の形状及び構成・を任意に変更して具体化
することも可能である。
発明の効果 以上群11f=したように、この発明は一つの駆動装置
により印字リボン及び訂正リボンをそれぞれ印字位置と
非印字位置とに移動配置することができ、かつ印字リボ
ンを印字位置にて多段にシフトすることができるため、
部品点数が少なくなり装置全体がコンパクトになるとと
ともに、その組立工程を減少させることができて生産コ
ストが安価となるなど、その奏する効果は極めて大であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を具体化した一実施例を示す印字装置
の要部側断面図、第2図は同じく要部拡大平面図、第3
図は同じく要部縦断面図、第4図は第1カム体を示す正
面図、第5図は第2カム体を示す正面図、第6〜9図及
び第11図はそれぞれ異なる作動状態における第2カム
体を示す正面図、第10図及び第12図はそれぞれカム
フォロア体・の異なる作動状態を示す要部縦断面図、第
13図は電気回路を示すブロック図、第14図は印字作
用を示す印字リボンの一部正面図、第15図は変更例を
示すギヤ機構の一部平面図、第16図は変更例における
印字作用を示す印字リボンの一部正面図である。 図において、3はキャリッジ、5は印字ヘッド、9はホ
ルダー、10はばね、11はリボンカセット、13は駆
動装置としてのステップモータ、22は訂正リボンホル
ダー、26は第1カム体、27は第2カム体、31はカ
ム溝、36はカム面、40は阻止片、43は一方向クラ
ッチ、51はカムフォロアピン、52は第1カムフォロ
ア部、53は第2カムフォロア部、54はばね体として
の板ばね、55は制御装置としてのCPU、Rは印字リ
ボン、Cは訂正リボンである。 特許出願人   ブラザー工業株式会社代 理 人  
 弁理士  恩1)博宣!12図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、多段シフト印字可能な印字リボン(R)と訂正リボ
    ン(C)を支持したホルダー(9)を、印字ヘッド(5
    )を載置したキャリッジ(3)に対して相対的に揺動さ
    せることにより、前記両リボン(R、C)を選択的に印
    字位置に配置し得る印字装置において、 正逆両方向に回転可能な駆動装置(13)と、前記駆動
    装置(13)に連結され、かつ深さが徐々に深くなるカ
    ム溝(31)を有し、前記印字リボン(R)を非印字位
    置にシフトさせるとともに前記訂正リボン(C)を印字
    位置に案内するための第1カム体(26)と、 前記第1カム体(26)と対向して配置され、かつ一方
    向クラッチ(43)を介して正回転方向にのみ回転可能
    に連結されるとともに、そのカム中心からの径が連続的
    に異なるカム面(36)を有し、前記印字リボン(R)
    を印字位置に多段にシフトするための第2カム体(27
    )と、 前記両カム体(26、27)間に位置しかつ両カム体(
    26、27)の回転軸線方向に移動可能に配置され、一
    端に前記第1カム体(26)と係合可能な第1カムフォ
    ロア部(52)を有するとともに他端に前記第2カム体
    (27)と係合可能な第2カムフォロア部(53)を有
    し、前記ホルダー(9)に連結されたカムフォロア体(
    51)と、 前記第1カムフォロア部(52)を前記第1カム体(2
    6)に偏奇するバネ体(54)と、前記第2カム体(2
    7)の第1カム体(26)側に多数個設けられ、前記第
    1カムフォロア部(52)が前記バネ体(54)に抗し
    て前記カム溝(31)と係合しないように前記第2カム
    フォロア部(53)と当接する阻止体(40)と、前記
    駆動装置(13)の正転時には、1印字毎に前記両カム
    体(26、27)を前記印字リボン(R)の多段シフト
    可能回数分の1だけ正回転させ、前記カムフォロア体(
    51)を介して、印字リボン(R)を上下に多段シフト
    させるとともに、前記駆動装置(13)の逆転時には、
    前記バネ体(54)により、前記第1カムフォロア部(
    52)を前記第1カム体(26)のカム溝(31)に案
    内させ、その回転に伴って前記印字リボン(R)を非印
    字位置に案内しかつ前記訂正リボン(C)を印字位置に
    案内するように、前記駆動装置(13)の回転を制御す
    る制御装置(55)と を具備することを特徴とする印字装置。
JP24547184A 1984-11-20 1984-11-20 印字装置 Pending JPS61123569A (ja)

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JP24547184A JPS61123569A (ja) 1984-11-20 1984-11-20 印字装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5195833A (en) * 1987-09-02 1993-03-23 Ta Triumph-Adler Aktiengesellschaft Typewriter or similar machine

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60149482A (ja) * 1984-01-17 1985-08-06 Silver Seiko Ltd 印字機のリボンリフト装置

Patent Citations (1)

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