JP2565925Y2 - 印字リボン用2色転換装置 - Google Patents

印字リボン用2色転換装置

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JP2565925Y2
JP2565925Y2 JP1991057683U JP5768391U JP2565925Y2 JP 2565925 Y2 JP2565925 Y2 JP 2565925Y2 JP 1991057683 U JP1991057683 U JP 1991057683U JP 5768391 U JP5768391 U JP 5768391U JP 2565925 Y2 JP2565925 Y2 JP 2565925Y2
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    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J35/00Other apparatus or arrangements associated with, or incorporated in, ink-ribbon mechanisms
    • B41J35/20Ink-ribbon shifts, e.g. for exposing print, for case-shift adjustment, for rendering ink ribbon inoperative
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J35/00Other apparatus or arrangements associated with, or incorporated in, ink-ribbon mechanisms
    • B41J35/16Multicolour arrangements

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  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えばタイムレコーダ
のようにプリンタを用いて各種のデータを印字する印字
装置の技術分野で利用されるものであって、具体的に
は、タイムレコーダを始めとする各種の印字装置に用い
て好適な印字リボン用2色転換装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタに対して印字リボンを収めたリ
ボンカセットを上下に切換作動することによって、印字
の色を黒又は青等の常色と赤等の異色に切換えることが
できる従来の印字リボン用2色転換装置は、例えば実開
昭59−19357号公報に見られるようにリボンカセ
ットを機械的な装置を用いて上下に切換作動して2色転
換する装置と、例えば、実開昭56−172166号公
報に見られるように専用のソレノイドを用いてリボンカ
セットを上下動して2色転換する装置とが存在し、現在
では作動が正確な点で、ソレノイドを用いた2色転換装
置がその主流を占めている。
【0003】ところが、ソレノイドを用いた2色転換装
置は、上記従来例にも見られるようにリボンカセット
と、このカセットを上下に切換作動する切換機構と、こ
の切換機構を作動するソレノイドを縦1列に設けなくて
はならないため、装置全体が大型化して可成り大きな取
付スペースが必要になって、レコーダ内部への組付けが
非常に面倒になるとか、装置全体の構成が複雑で組立や
保守、管理も面倒で、コストも高いと云った各種の問題
があった。
【0004】そこで本出願人は先の実願平3−3390
1号の出願によって、印字リボンの2色転換をソレノイ
ドを用いずに、極めて簡単な装置を用いて的確に行うこ
とができる印字リボン用2色転換装置を提案し、その開
発に成功した。
【0005】上記の印字リボン用2色転換装置は、円周
方向に送り歯と間欠送り歯を交互に形成した切欠ピニオ
ンをガイド軸にスライド自在に取付け、この切欠ピニオ
ンが円筒カム軸の回転によって移動されるプリンタに押
されて圧縮スプリングを圧縮しながら2色転換位置に移
動されると、送り輪に設けた二枚歯が切欠ピニオンの各
送り歯と間欠送り歯に噛合できるようにして、この送り
輪をモータで回転して切欠ピニオンを送り回転すること
により、切欠ピニオンに一体形成した切換カムがリボン
カセットを上方、又は、下方に切換作動してカードへの
印字の色を2色転換するように構成されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記の如く構
成した印字リボン用2色転換装置では、例えば停電が発
生して送り輪の回転が途中で停止し、二枚歯が丁度切欠
ピニオンの送り歯に掛った位置で止まってしまったよう
な場合に、ちょっとした振動とか衝激を受けると、送り
歯が二枚歯の内部に落込んで噛合した状態に成ってしま
い、このままの状態で再通電されて送り輪の回転が再開
されると、切欠ピニオンが二枚歯に送り回転されて切換
カムがリボンカセットを上下いずれかに転換してしまう
場合があり、その結果、本来変わるべきタイミングで無
いにも係らず2色転換が行われてしまって、カードに対
して異なる色で印字が成されてしまうと云ったリボン転
換のミスが発生してしまう問題があった。
【0007】従って本考案の技術的課題は、停電を始め
とする如何なる状況下でも、リボン転換のミスが生じな
いようにすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために本考案で講じた手段は以下の如くである。円
周方向に送り歯と間欠送り歯を交互に形成した切欠ピニ
オンが、プリンタの移動に押されて圧縮スプリングを圧
縮しながら2色転換位置に移動されると、モータによっ
て回転される送り輪に形成した二枚歯が上記の送り歯と
間欠送り歯に交互に噛合して切欠ピニオンを送り回転
し、この切欠ピニオンに形成した切換カムがリボンカセ
ットを上方、又は下方に切換作動して、2色転換するよ
うに構成した印字リボン用2色転換装置に於いて、 (1) 上記切欠ピニオンの周面に交互に形成した送り
歯と間欠送り歯を軸方向に間隔をあけて設けると共に、
上記送り輪の周面には、中央に上記送り歯と間欠送り歯
の間隔よりも薄く形成した噛合防止辺を残してその表裏
両側に上記送り歯に噛合自在な切欠歯と、上記の間欠送
り歯に噛合自在な間欠歯とから成る二枚歯を設けるこ
と。 (2) 通常時は送り歯が噛合防止辺に接して切欠歯へ
の噛合を防止し、また、切欠ピニオンが2色転換位置に
移動すると、各送り歯と間欠送り歯が夫々切欠歯と間欠
歯に噛合して切欠ピニオンを送り回転するように構成す
ること。
【0009】
【作用】上記の手段は以下の如く作用する。 上記(1)の要素は、切欠ピニオンの周面に形成し
た送り歯と間欠送り歯の間隔を、送り輪の噛合防止辺の
幅よりも広く形成したため、この噛合防止辺が上記間隔
内に位置した時は、送り歯と間欠送り歯の双方が噛合防
止辺の表裏両側に形成した切欠歯と間欠歯とから成る二
枚歯内に落込んで噛合し、切欠ピニオンを送り輪の回転
に従って転換させて、切換カムによるリボンカセットの
2色転換を可能にする。
【0010】 上記(2)の要素は、2色転換を行わ
ない通常時には、噛合防止辺が切欠ピニオンの送り歯に
接する位置にあるため、如何なるタイミングの下でもこ
の噛合防止辺が送り輪の切欠歯と間欠歯に対する送り歯
と間欠送り歯の噛合を制止するから、本来変わるべきタ
イミングで無いにも係らず2色転換が起きてしまうと云
ったリボン転換のミスを防止できると共に、切欠ピニオ
ンが2色転換位置に移動した場合は、切欠ピニオンの送
り歯と間欠送り歯が夫々送り輪の切欠歯と間欠歯とから
成る二枚歯に噛合するため、切欠ピニオンを確実に転換
させて印字リボンの2色転換を間違いなく行うことを可
能にする。以上の如くであるから、上記の手段によって
上述した技術的課題を解決して、前記従来の技術の問題
点を解消することができる。
【0011】
【実施例】以下に、上述した本考案に係る印字リボン用
2色転換装置の好適な実施例を添付した図面と共に詳細
に説明する。図1は本考案に係る印字リボン用2色転換
装置を備えた印字装置の平面図であって、図中、1は印
字装置のフレームで、2はプリンタ基台3に搭載したプ
リンタ、4と6はフレーム1に平行に架設した主従2本
のガイド軸であって、これ等両ガイド軸にプリンタ基台
3が移動自在に取付けられている。5は同じくフレーム
1にガイド軸4,6に対して平行に架設した円筒カム軸
であって、このカム軸5の周面に螺旋状に形成したガイ
ド溝5aに上記プリンタ基台3の底面に突設したガイド
突子3aが嵌込まれていて、円筒カム軸5が回転すると
プリンタ基台3がガイド軸4,6に沿って横方向に移動
し、以って、プリンタ2を横方向に印字移動できるよう
に構成されている。また、7は上記円筒カム軸5の一端
部に取付けた回転ギヤであって、このギヤ7にモータM
の駆動ギヤMaを噛合させて円筒カム軸5を回転する仕
組に成っている。
【0012】次に、RCはフレーム1に上下作動自在に
取付けたリボンカセットであって、Raは印字リボンR
の送り軸を示し、図示した実施例ではプリンタ2のヘッ
ドに掛渡した印字リボンRをこの送り軸Raの回転に従
って図1に於いて左方向に送る仕組に成っているが、こ
のリボンカセットRCとか印字リボンRの送り機構等
は、例えば実開昭56−172166号公報等で公知の
ものを使用するため、その詳細な構造の説明は省略す
る。
【0013】尚、図12は上述した印字リボンRの構成
図であって、印字リボンRは上半分が黒又は青の常色R
1に、下半分が赤色等の異色R2に成っていて、図9の
ようにリボンカセットRCが水平(下向)な場合は、上
半分の常色R1部分がプリンタ2のヘッドに位置されて
常色印字され、図11の如くリボンカセットが上向きに
切換えられた場合は、下半分の異色R2の部分がプリン
タ2のヘッドに位置されて、異色印字される仕組に成っ
ている。
【0014】また、図中4aは上述した主ガイド軸4の
一端部に軸方向にスライド自在に嵌装したカラーであっ
て、モータMの回転に従って移動するプリンタ2は、通
常の印字時には図1に示したX線の位置、即ち、上記の
カラー4aを押動しない位置でその印字移動を停止する
ようにプログラムされているが、予めプログラムされて
いる2色転換時には、モータMがプリンタ2を図1に示
したY線の位置、即ち、2色転換位置まで移動して、そ
の分カラー4aを図面上右方向に押動するように構成さ
れている。尚、図1に於いてTbは円筒カム軸5の回転
を制御するタイミング板で、図2に於いて4sは主ガイ
ド軸4に設けたカラー4aのスライドを係止するための
段差部を示す。
【0015】また、9は上記主ガイド軸4の一端部に上
記のカラー4aと並べてスライド自在に嵌装した切欠ピ
ニオンで、この切欠ピニオン9の周面には図3並びに図
4に示す如く幅広く形成した計4枚の送り歯9a…と、
この送り歯9aの横幅の約半分以下の狭い幅に形成され
た計4枚の間欠送り歯9b…が交互に、而も、図4に示
す如く軸方向(横方向)に間隔Lをあけて形成され、更
に、この切欠ピニオン9の他側面には上述したリボンカ
セットRCを上下に切換作動する切換カム11が一体化
されている。
【0016】尚各図に於いて11aはこの切換カム11
の頂点であって、この頂点11aの部分でリボンカセッ
トRCを図11に示すように上方に押上げて、印字リボ
ンRの下半分、即ち、異色R2の部分をプリンタヘッド
にセットできるように構成され、その他のカム面ではリ
ボンカセットRCを図9に示した水平状態に降下して、
印字リボンRの上半分、即ち、常色R1の部分をプリン
タヘッドにセットできる仕組に成っている。
【0017】次に、8は上記主ガイド軸4の一端部に巻
装した圧縮スプリングで、上述した切換カム11の外側
面とフレーム1の内側面の間に圧縮状態に介在されたこ
の圧縮スプリングは、切換カム11を含む切欠ピニオン
9とカラー4aを常時原位置、即ち、カラー4aが図2
に示した段差部4sに係止される通常時の位置(図1並
びに図8の位置)に復帰させる弾発作用を発揮する機能
を備えている。
【0018】また、10は上記円筒カム軸5の一端部に
取付けた送り輪で、図6と図7に示すようにこの送り輪
10の周面の一部には上記切欠ピニオン9の送り歯9a
と間欠送り歯9bの間隔Lよりも幅狭く造った噛合防止
辺10cが形成され、更にこの噛合防止辺10cの表裏
両側には、上記切欠ピニオン9の送り歯9aと間欠送り
歯9bに噛合自在な切欠歯10dと、間欠歯10bとか
ら成る二枚歯が形成されていて、常時はこの送り輪10
の噛合防止辺10cを含む周面が図9に示すように上記
送り歯9aが形成されている切欠ピニオン9の周面部分
に接して回転するように構成され、従って、切欠ピニオ
ン9もその周面部と前後の送り歯9a,9aの3点を送
り輪10の周面に接して、送り輪10が回転しても表裏
の切欠歯10dと間欠歯10bとから成る二枚歯のいず
れによっても送り回転されず、切換カム11を図9に示
したリボンカセットRCを下向きにした状態、又は、図
11に示したリボンカセットRCを上向きにした状態に
保持できるように構成されているが、切欠ピニオン9が
プリンタ2の2色転換位置(Y線位置)への移動によっ
て図2並びに図10に示した状態に図面上右方向に押動
された時は、図7に示す如く間欠送り歯9bが間欠歯1
0bに噛合し、送り歯9aが噛合防止辺10cから外れ
て切欠歯10dに噛合するため、切欠ピニオン9が送り
輪10に連動して送り回転され、切換カム11がリボン
カセットRCを上下に切換作動するように構成されてい
る。
【0019】尚、図示した実施例では、二枚歯10bと
切欠ピニオン9の各送り歯9a,9bとの噛合により、
切換カム11を円筒カム軸5(送り輪10)の1回転に
対して1/4周の間欠回転を行って、円筒カム軸5が4
回転すると切換カム11が1回転するように構成されて
いるが、これ等の回転比は実施の一例である。また、図
6と図7では送り輪10の周面を切欠ピニオン9の周面
から離して示しているが、これは各歯の係脱状態を明ら
かにするために便宜的に示したものであって、実際は両
周面は軽く接した状態に造られている。更に図7に於い
てZは切欠ピニオン9の移動幅である。また、各図に於
いて10aは周面に間欠歯10bを突設した送り輪10
の円盤部を示す。
【0020】本考案に係る印字リボン用2色転換装置は
以上述べた如き構成であるから、通常の印字は図9に示
すようにリボンカセットRCを下げた状態で、且つ、モ
ータMによるプリンタ2の移動を図1のX線の位置で停
止させることによって行うが、印字色を例えば赤色の異
色に変換する時間になると、プログラムに従ってモータ
Mによるプリンタ2の移動を図1のY線で示した2色転
換位置まで行い、カラー4aと切欠ピニオン9を圧縮ス
プリング8を圧縮しながら図2並びに図10に示すよう
に右方向に押動する。
【0021】すると、図6の如く噛合防止辺10cに接
する位置にあった切欠ピニオン9の送り歯9aが図7に
示す如く送り輪10の切欠歯10dと噛合し、且つ、間
欠送り歯9bも間欠歯10bと噛合する位置に移動する
から、この状態でモータMによる円筒カム軸5の回転を
続ければ、二枚歯10bと10dによって切欠ピニオン
9が間欠送りされて切換カム11を図10に示した矢印
方向に回転し、リボンカセットRCを図11に示す如く
その頂部11aで押上げて異色リボンR2による異色印
字を可能にする。
【0022】この様にリボンカセットRCを押上げてリ
ボンの色を異色に転換したら、モータMでプリンタ2を
横移動させて上記カラー4aに対する押圧を解くため、
切欠ピニオン9とカラー4aは圧縮スプリング8の弾発
力を受けて再び図1並びに図8に示した原位置に押戻さ
れるが、この時、切欠ピニオン9は送り歯9aが形成さ
れている周面部とその前後の送り歯9a,9aの3点を
送り輪10の噛合防止辺10cが設けられている周面に
接するため、円筒カム軸5の回転に従って送り輪10が
回転しても、切欠ピニオン9は回転せずに切換カム11
を図11に示したリボンカセットRCを押上げた状態に
保持することができる。また、切欠ピニオン9の送り歯
9aが切欠歯10dに掛った状態で停電した場合でも、
送り歯9aは噛合防止辺10cによって切欠歯10dへ
の噛合が制止されるため、衝激とか振動を受けても両歯
9aと10dが噛合して切欠ピニオン9が勝手に転換す
ることがなく、従って、如何なるタイミングによっても
リボン転換のミスが発生せず、常に正しい色での印字を
可能にする。
【0023】次に、上記図11に示したリボンカセット
RCの押上げ状態を解いて、図9に示した元の通常印字
色の状態に戻すには、再びプログラムによってモータM
によるプリンタ2の移動を図1に示したY線の2色転換
位置まで行って、カラー4aと切欠ピニオン9を圧縮ス
プリング8を圧縮しながら押動し、送り輪10の二枚歯
10bと10dを切欠ピニオン9の間欠送り歯9bと送
り歯9aに噛合させて切欠ピニオン9を間欠回転させれ
ば、上述した2色転換時と同じ手順で切換カム11が回
転してリボンカセットRCを図9に示した水平状態に降
下させることができるから、これにて印字の色を通常色
に変換することができる。
【0024】
【考案の効果】以上述べた次第で、本考案に係る印字リ
ボン用2色転換装置によれば、印字リボンの2色転換時
には、プログラムによってモータによるプリンタの移動
を通常のスライドエンドより進んだ2色転換位置まで行
って、切欠ピニオンを軸方向にスライドさせるだけでリ
ボンカセットを上下作動して2色転換できるから、2色
転換に専用のソレノイドを使用する必要がなく、従っ
て、装置全体を頗る簡単に、且つ、低コストで製造でき
る利点を発揮できると共に、如何なるタイミングでもリ
ボン転換のミスが発生せず、必要な時だけ正確にリボン
転換して印字の色を変化できる利点を発揮できるもので
あって、例えばタイムレコーダの印字部等に実施して頗
る実用性の高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る印字リボン用2色転換装置を備え
た印字装置の平面図である。
【図2】同じく本考案の2色転換時の状態を示した要部
の拡大平面図である。
【図3】本考案で使用する切欠ピニオンの正面図であ
る。
【図4】図3でX−X線に沿って切断した切欠ピニオン
の断面図である。
【図5】本考案で使用する送り輪の正面図である。
【図6】通常時に於ける切欠ピニオンと送り輪の関係を
示して一部断面側面図である。
【図7】2色転換時に於ける切欠ピニオンと送り輪の関
係を示した一部断面側面図である。
【図8】通常時に於ける本考案の要部の構成を示した斜
視図である。
【図9】通常時に於ける本考案の要部の構成を示した正
断面図である。
【図10】2色転換時に於ける本考案の要部の構成を示
した斜視図である。
【図11】2色転換時に於ける本考案の要部の構成を示
した正断面図である。
【図12】印字リボンの構成図である。
【符号の説明】
2 プリンタ 3 プリンタ基台 4 ガイド軸 4a カラー 5 円筒カム軸 M モータ 8 圧縮スプリング 9 切欠ピニオン 9a 送り歯 9b 間欠送り歯 L 送り歯と間欠送り歯の間隔 10 送り輪 10b 間欠歯 10c 噛合防止辺 10d 切欠歯 11 切換カム RC リボンカセット R 2色印字リボン

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円周方向に送り歯と間欠送り歯を交互に
    形成した切欠ピニオンが、プリンタの移動に押されて圧
    縮スプリングを圧縮しながら2色転換位置に移動される
    と、モータによって回転される送り輪に形成した二枚歯
    が上記の送り歯と間欠送り歯に交互に噛合して切欠ピニ
    オンを送り回転し、この切欠ピニオンに形成した切換カ
    ムがリボンカセットを上方、又は下方に切換作動して、
    2色転換するように構成した印字リボン用2色転換装置
    に於いて、 上記切欠ピニオンの周面に交互に形成した送り歯と間欠
    送り歯を軸方向に間隔をあけて設けると共に、上記送り
    輪の周面には、中央に上記送り歯と間欠送り歯の間隔よ
    りも薄く形成した噛合防止辺を残してその表裏両側に上
    記送り歯に噛合自在な切欠歯と、上記の間欠送り歯に噛
    合自在な間欠歯とから成る二枚歯を設けて、通常時は送
    り歯が噛合防止辺に接して切欠歯への噛合を防止し、ま
    た、切欠ピニオンが2色転換位置に移動すると、各送り
    歯と間欠送り歯が夫々切欠歯と間欠歯に噛合して切欠ピ
    ニオンを送り回転するように構成したことを特徴とする
    印字リボン用2色転換装置。
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