JP2846184B2 - リボンシフト機構 - Google Patents

リボンシフト機構

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多色印字を行うシリア
ルプリンタのリボンシフト機構に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、多色印字を行うシリアルプリン
タのリボンシフト機構はスペーシング動作を行うキャリ
ッジに印字ヘッドとともに搭載され、印字ヘッドに対し
てリボンカセットをシフトする。図9は破断部を含む従
来例を示す側面図であり、図10は多色リボンカセット
の外観斜視図である。リボンカセット1は一点鎖線で示
したキャリッジ2のリボンホルダ3に回転自在に保持さ
れ、後端部をテンションスプリング4に付勢されたテン
ションロッド5で矢印A方向へ回転力を受けている。シ
フト機構6はキャリッジ2に対してリボンカセット1の
下部に装着され、テンションロッド5により矢印A方向
へ回転力を受けたリボンカセット1をプッシュロッド7
に設けたアタッチメント8で支えている。シフト機構6
はケース9の内部に、キャリッジ側のコネクタと接続す
るコネクタ10と図示せぬモータドライバ等を設けた基
板11およびモータ12がある。このモータ12の回転
はモータ軸の一端に固着されたドライブギヤ13とアイ
ドルギヤ14とを介してカムギヤ15へと伝わる。カム
ギヤ15の回転運動は、スプリング16により常にカム
面に押し付けられているプッシュロッド7により上下直
線運動に変換され、ケースカバ17の外部に突き出たプ
ッシュロッド7の他端に装着したアタッチメント8を上
下させる。
【0003】リボンカセット1には図10に示すように
ブラック,シアン,マゼンタ,イエローの各カラーリボ
ン18,19,20,21がカセット22に内蔵されて
あり、シフト機構6により選択されたカラーリボンをキ
ャリッジ2のスペーシング動作に合せて図示せぬリボン
フィード機構によりフィードする。又、印字ヘッド23
は印字動作を行う毎に選択されたカラーリボンのインク
を媒体に転写する。なお、カラーリボンの初期位置出し
であるホーミング動作はプッシュロッド7が最も降下し
た位置にあるとき、プッシュロッドにより押下されるマ
イクロスイッチの信号をセンスするとか、カムギヤ15
に回り止めを設け、モータ12を脱調させて行ってい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のリボンシフト機
構にあってはリボンカセットを押し上げる構造なので、
シフトストロークに準ずる長さのプッシュロッドや厚い
カムギヤを設けなければならず、シフト機構全体として
厚いものとなり、延いてはプリンタ本体の厚さにも影響
してくるという問題点があった。又、カラーリボンの初
期位置出し用のマイクロスイッチやシフト専用のモータ
を搭載しているのでシフト機構が大型になり、キャリッ
ジの慣性質量が増大してキャリッジを駆動するモータが
大型化してしまうという問題点もあった。又、カラーリ
ボンの初期位置出し用のマイクロスイッチやシフト専用
のモータを必要としているので高価になるという問題点
もあった。本発明はシフトストロークに準ずる長さのプ
ッシュロッドを用いる押し上げ構造をとらずにリボンカ
セットを昇降させ、シフト機構全体を薄くするとともに
カラーリボンの初期位置出し用のマイクロスイッチやシ
フト専用のモータを不要とし、小型化したリボンシフト
機構を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のリボンシフト機構においては、スペ−シン
グ動作に基づいて回転する駆動ギヤと駆動ギヤの歯面に
沿って軸方向に摺動自在なチェンジギヤとからなる回転
部と、チェンジギヤと噛み合う毎に噛み合いを外すよう
にチェンジギヤを軸方向に摺動させながらカムシャフト
を1シフト分間欠回転させるカムギヤと、パルス信号を
入力してチェンジギヤを軸方向に摺動させてカムギヤに
噛み合わせるとともにカムギヤとの噛み合いを外れたチ
ェンジギヤをその高さに保持する継手部とからなる間欠
回転部とを備える。
【0006】
【作用】上記のように構成されたリボンシフト機構の継
手部は、パルス信号を入力する毎に、カムギヤとの噛み
合いを外れた高さに保持していたチェンジギヤを駆動ギ
ヤの歯面に沿って軸方向に摺動させ、カムギヤに噛み合
せる。カムギヤはチェンジギヤと噛み合う毎に噛み合い
を外すようにチェンジギヤを軸方向に摺動させながらカ
ムシャフトを1シフト分間欠回転させてリボンホルダを
平行移動させ、印字ヘッドに対してリボンカセットを対
応させる。本発明によればリボンシフト機構はスペ−シ
ング動作に基づいて動作するとともに、カムシャフトを
1シフト分づつ回転させるので、シフト専用のモ−タや
初期位置出し用のマイクロスイッチを不要とし、さらに
リボンホルダは押し上げ構造でなく、カムシャフトに対
するねじ対偶でシフトするのでリボンシフト機構全体は
小型化することができる。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例について図面を参照しなが
ら説明する。なお、各図面に共通な要素には同一符号を
付す。図1は実施例を示す分解斜視図であり、図2は駆
動機構部の平面図である。又、図3は図2のA−A断面
矢視図であり、分り易すいように説明上不要なものは削
除してある。又、図4はカムギヤの3面図であり
(A)、(B)、(C)はそれぞれ平面図、側面図、底
面図である。又、図5はカムギヤの部分拡大図である。
本実施例で使用するリボンカセットは従来技術と同じく
4色とし、カラーリボンの配置も同じとする。リボンカ
セットは図示せぬ複数の爪を有し、リボンホルダ30の
引掛部30aに係合させる。リボンホルダ30、ギヤケ
ース31は図1に示すようにともに側壁の1つを削除し
た箱状であり、それぞれ対向する側壁に丸穴32、長穴
33を設けてある。平行リンク機構34はリンク35,
36からなり、リンク35,36を中央部で回転自在に
軸支してある。リンク35,36にはそれぞれ両端部に
反対向きに突き出た凸部37,38が設けてある。平行
リンク機構34の凸部37,38はリボンホルダ30、
ギヤケース31の丸穴32、長穴33に嵌合させ、リボ
ンホルダ30、ギヤケース31の側壁間に設けられる。
【0008】ギヤケ−ス31の底面39の一部は凹状部
40となっており、図2に示すようにシフト機構41の
要部が収納してある。シフト機構41はスペ−シング動
作に基づいて回転する回転部42と、1シフト分回転す
る毎に停止する間欠回転部43と、リボンホルダ30と
ねじ対偶を有するとともに間欠回転部43と係合し、回
転運動を直線運動に変換するカムシャフト44とを有す
る。回転部42は駆動ギヤ45とチェンジギヤ46とか
らなる。駆動ギヤ45は図1に示すように凹状部40の
底面に立設した軸47に回転自在に設けられるとともに
凹状部40の側壁から歯車の一部を外部にはみ出してお
り、キャリッジ側の後述するスペ−シングモ−タの歯車
に噛み合っている。また、チェンジギヤ46は図2、図
3に示すように大きい円板部48と小さい円板部49と
を有する段付き状をしており、大きい円板部48の円周
に駆動ギヤ45と噛み合う歯形を設けてある。チェンジ
ギヤ46は凹状部40の底面に立設した軸50に小さい
円板部49を下にして回転自在、且つ摺動自在に設けて
ある。駆動ギヤ45はチェンジギヤ46が軸50を摺動
しても外れない歯厚を有する。
【0009】間欠回転部43はカムギヤ51と継手部5
2とからなる。カムギヤ51は図4に示すように第1の
歯車としての大きい円板部53と第2の歯車としての小
さい円板部54とを有する段付き状をしており、それぞ
れの円周にカムシャフト44、チェンジギヤ46と噛み
合う歯形を有する。また、小さい円板部54の歯面には
チェンジギヤ46との噛み合いを外す欠歯部(扇状の範
囲B,C,D,E)が設けてある。また、大きい円板部
53の板面には小さい円板部54に噛み合ったチェンジ
ギヤを軸方向に摺動させて噛み合いを外す高さに案内す
る山形カム67(扇状の範囲G,H,J)が設けてあ
る。また、大きい円板部53の板面55には、図4
(C)に示すように、位置決め用の凹部56a〜56d
が設けてあり、凹状部40の底面と一体に設けられたデ
テントスプリング58が係合する。ここで、図4(A)
〜(C)を参照しながら軸X,Y及び象限を用いて欠歯
部とカラ−リボンとの位置関係を説明する。図4(A)
において軸X,Yで分割された4つの象限で、右上を第
I象限として反時計回りに第II、第III、第IV象
限とする。X,Y軸を中心として各象限に跨がる扇状の
範囲B,C,D,Eは板面51aから深さFに渡って扇
状に歯形が欠けている。また、第III象限の歯形はす
べて欠けている。他方、大きい円板部53の板面55に
設けた位置決め用の凹部56a〜56dはそれぞれカラ
−リボン18〜21に対応している。カムギヤ51は、
図2に示すように小さい円板部54の欠歯範囲B,C,
D,Eがチェンジギヤ46に対応する位置にあると、位
置決め用の凹部56a,56b,56c,56dにデテ
ントスプリング58が係合して位置決めされ、凹部56
a,56b,56c,56dに対応するカラ−リボン1
8,19,20,21が印字ヘッドに対応する。
【0010】継手部52は電磁石64と第1の付勢部材
としてのセットスプリング66と第2の付勢部材として
のリセットスプリング65とからなる。電磁石64は凹
状部40の底面に設けた突起68と爪69とで固着され
るとともにフレキシブルケ−ブルで接続されたコネクタ
70により凹状部40の底面に設けた穴を介してキャリ
ッジ側のコネクタに接続されてある。リセットスプリン
グ65は図2に示すようにL状をしており、中央部の穴
74を凹状部40の底面に立設した軸75に回動自在に
軸支されるとともに可撓性を有する一方の腕76の付勢
力により他方の腕71に設けたア−マチュア73を電磁
石64から引き離す方向に付勢し、図3に示すように山
形カム67により噛み合いを外す高さに案内されたチェ
ンジギヤ46の板面77を受けてその高さに保持する。
セットスプリング66は板バネであり、図3に示すよう
にチェンジギヤ46の板面78を押し下げている。即
ち、チェンジギヤ46はリセットスプリング65とセッ
トスプリング66とで挟まれている。
【0011】カムシャフト44は図1に示すように円筒
状であり、円周に上からラセン状のカム溝59と溝部6
0とギヤ部61とが設けてある。カム溝59はリボンホ
ルダ30の係合部62に設けた図示せぬ凸部にねじ対偶
関係で係合してある。又、ギヤ部61には図2,図3に
示すようにカムギヤ51のギヤに噛み合う歯形が設けて
ある。カムシャフト44は図2,図3に示すように凹状
部40に立設した軸63に回転自在に設けられる。カバ
ー80はU溝81をカムシャフト44の溝部60に係合
させたのち、ギヤケース31の凹状部40に被せ、爪8
2をギヤケース31の図示せぬ穴に係合させる。これに
より駆動ギヤ45、カムギヤ51はそれぞれの軸47,
50から浮き上ることを防止されるとともにカムシャフ
ト44はギヤケース31に対して立設する。
【0012】図6は本発明に係る制御ブロック図であ
り、マイクロプロセッサからなる制御部90にスペーシ
ングモータ91と電磁石64とが接続してある。図7は
通電時の動作を示す図2のA−A断面矢視図である。図
8はホーミング動作を示すタイムチャートである。ホー
ミング動作とはカラーリボンの初期位置出し動作であ
り、本実施例では図10に示したカラーリボン18(ブ
ラック)を印字ヘッド面に位置ずける動作である。
(a)、(b)、(c)、(d)はそれぞれスペーシン
グモータ、電磁石、チェンジギヤ、カムギヤの動作を示
す。
【0013】次に動作について図8に従って説明する。
前回、プリンタの電源をオフにしたとき、カラ−リボン
は、例えばイエロ−を使用していたとすると、今回、プ
リンタの電源をオンにしたとき、印字ヘッド面に対して
はカラ−リボン21、即ち、イエロ−が対応している。
従ってデテントスプリング58はカムギヤ51の凹部5
6bに係合しており、チェンジギヤ46にはカムギヤ5
1の欠歯範囲Eが対応している。時刻t1 で制御部90
はスペ−シングモ−タ91をオン状態にし、図示せぬド
ライバを介して増幅した電流をスペ−シングモ−タ91
に流す。スペ−シングモ−タ91はリバ−ス方向、即
ち、リボンホルダ30を下げる方向へ回転して駆動ギヤ
45をチェンジギヤ46とともに回転させる。時刻t2
で制御部90は電磁石64に信号を1パルス出力する。
図示せぬドライバを介して増幅した電流が電磁石64に
流れ、電磁石64は励磁して図7に示すようにリセット
スプリング65の付勢力に抗してア−マチュア73とと
もにリセットスプリング65の他方の腕71を吸引す
る。チェンジギヤ46は他方の腕71が電磁石64に吸
引されたことによりセットスプリング66の付勢力によ
り板面77をカムギヤ51の板面79に当接するまで軸
方向に摺動する。チェンジギヤ46は欠歯範囲Eの下部
にあるカムギヤ51の歯形に噛み合ってカムギヤ51を
図2に示した矢印L方向へ回転させる。時刻t3 で電磁
石64は消磁し、ア−マチュア73は図3に示すように
リセットスプリング65によりコア72から離れ、リセ
ットスプリング65の他方の腕71はチェンジギヤ46
の小さい円板部49の円周面に当接する。チェンジギヤ
46はセットスプリング66の付勢力に抗しながらカム
ギヤ51の板面79に設けてある山形カム67に案内さ
れ、軸方向に摺動する。チェンジギヤ46が山形カム6
7の頂点に達すると、小さい円板部49の円周面に当接
していたリセットスプリング65の他方の腕71がチェ
ンジギヤ46の板面77を受けてその高さに保持する状
態になる。時刻t4 でカムギヤ51は欠歯範囲Dがチェ
ンジギヤ46と対応する位置に達してチェンジギヤ46
との噛み合いが外れるとともに凹部56aにデテントス
プリング58が係合する。この間、カムシャフト44は
1シフト分回転して、印字ヘッドに対してカラ−リボン
20、即ち、マゼンタを対応させている。
【0014】時刻t5 で制御部90は電磁石64に信号
を1パルス出力する。電磁石64は励磁してアーマチュ
ア73を吸引する。以下上述した動作を繰返して、チェ
ンジギヤ46の歯形はカムギヤ51の欠歯範囲Cに達
し、デテントスプリング58はカムギヤ51の凹部56
dに係合する。従って、印字ヘッド面に対してはカラー
リボン19、すなわちシアンが対応している。時刻t6
で制御部90は電磁石64に信号を1パルス出力する。
以下同様にしてチェンジギヤ46の歯形はカムギヤ51
の欠歯範囲Bに達し、デテントスプリング58はカムギ
ヤ51の凹部56Cに係合する。従って印字ヘッド面に
対してはカラーリボン18、すなわちブラックが対応し
ている。時刻t7 で制御部90は電磁石64に信号を1
パルス出力する。チェンジギヤ46の歯形は欠歯範囲B
の下部に設けてある歯形の一部に噛み合うが、回転しよ
うとする方向に対しては欠歯しているので空転する。
【0015】時刻t8 で制御部90はスペ−シングモ−
タ91を停止させたのち、時刻t9でスペ−シングモ−
タ91をフォワ−ド方向、即ち、リボンホルダ30を上
げる方向へ回転させる。この間チェンジギヤ46はカム
ギヤ51と噛み合ったままであり、駆動ギヤ45はチェ
ンジギヤ46を介してカムギヤ51を図2に示した矢印
K方向へ回転させる。時刻t10でチェンジギヤ46はカ
ムギヤ51の欠歯範囲Cに対応する。このとき、印字ヘ
ッド面に対してはカラ−リボン19、即ち、シアンが対
応している。時刻t11で制御部90はスペ−シングモ−
タ91を停止させたのち、時刻t12で再びリバ−ス方向
へ回転させる。時刻t13で制御部90は電磁石64に信
号を1パルス出力する。以下上述した動作を行ってチェ
ンジギヤ46をカムギヤ51の欠歯範囲Bに対応させ
る。チェンジギヤ46が欠歯範囲Bに対応したときデデ
ントスプリング58がカムギヤ51の凹部56Cに対応
している。これによりホ−ミング動作は終了する。印字
中のカラ−リボン選択は制御部90がプログラムにより
行う。
【0016】本実施例ではホーミング動作をイエローか
ら開始したがマゼンタ、シアン、ブラックからそれぞれ
開始した場合にはブラックで2回、3回、4回空転した
のち、シアンを経てブラックに位置決めされる。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので以下に記載される効果を奏する。スペ−シング
動作に基づいて回転する回転部と、回転部と噛み合って
カムシャフトを1シフト分間欠回転させる間欠回転部と
を備えたことによりリボンシフト機構全体を薄くでき
る。また、シフト機構はスペ−シング動作に基づいて動
作するようにしたことによりシフト用のモ−タを不要と
するとともに、カラ−リボンの最上位と最下位とに対応
する間欠回転部の位置決め間を欠歯範囲としたことによ
り制御部からのタイミング信号でカラ−リボン初期位置
出しができ、マイクロスイッチ等のセンサ類を不要と
し、シフト機構を小型化できるとともにキャリッジの慣
性質量が減少してキャリッジを駆動するモ−タを小型化
することができ、延いては廉価なリボンシフト機構を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示す分解斜視図である。
【図2】シフト機構要部を示す平面図である。
【図3】図2のA−A断面矢視図である。
【図4】カムギヤの3面図である。
【図5】カムギヤの部分拡大図である。
【図6】本発明に係る制御ブロック図。
【図7】通電時の動作を示す図2のA−A断面矢視図で
ある。
【図8】ホーミング動作を示すタイムチャートである。
【図9】従来例を示す側面図である。
【図10】多色リボンカセットの外観斜視図である。
【符号の説明】
1 リボンカセット 6,41 シフト機構 30 リボンホルダ 34 平行リンク機構 41 シフト機構 43 間欠回転部 44 カムシャフト 46 チェンジギヤ 51 カムギヤ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スペ−シング動作を行うキャリッジに印
    字ヘッドとともに搭載され、積層した複数のリボンカセ
    ットを保持するリボンホルダとねじ対偶を有するカムシ
    ャフトの歯車を1シフト分づつ回転させてリボンホルダ
    を平行移動させ、印字ヘッドにリボンカセットを対応さ
    せるリボンシフト機構において、 スペ−シング動作に基づいて回転する駆動ギヤと駆動ギ
    ヤの歯面に沿って軸方向に摺動自在なチェンジギヤとか
    らなる回転部と、 チェンジギヤと噛み合う毎に噛み合いを外すようにチェ
    ンジギヤを軸方向に摺動させながら上記カムシャフトを
    1シフト分間欠回転させるカムギヤと、パルス信号を入
    力してチェンジギヤを軸方向に摺動させてカムギヤに噛
    み合わせるとともにカムギヤとの噛み合いを外れたチェ
    ンジギヤをその高さに保持する継手部とからなる間欠回
    転部とを備えたことを特徴とするリボンシフト機構。
  2. 【請求項2】 上記カムギヤは、上記カムシャフトの歯
    車に噛み合う第1の歯車と第1の歯車の歯径より小さく
    歯径を(1シフト分の回転範囲)×(シフト回数)と欠
    歯部とで構成した第2の歯車とを段状に設けるとともに
    第2の歯車に噛み合ったチェンジギヤを軸方向に摺動さ
    せて噛み合いを外す高さに案内する山形カムを第1の歯
    車の板面に設けた請求項1記載のリボンシフト機構。
  3. 【請求項3】 上記継手部は、上記チェンジギヤを上記
    駆動ギヤの歯面に沿って上記第2の歯車に噛み合せる向
    きに付勢する第1の付勢部材と、パルス信号を入力して
    励磁する電磁石と、回動自在に軸支されるとともに可撓
    性を有する一方の腕の付勢力により他方の腕に設けたア
    −マチュアを電磁石から引き離す方向に付勢して上記山
    形カムにより噛み合いを外す高さに案内されたチェンジ
    ギヤを受けてその高さに保持する第2の付勢部材とを備
    えた請求項1記載のリボンシフト機構。
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