JPH052972U - 印字リボン用2色転換装置 - Google Patents

印字リボン用2色転換装置

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JPH052972U JP057683U JP5768391U JPH052972U JP H052972 U JPH052972 U JP H052972U JP 057683 U JP057683 U JP 057683U JP 5768391 U JP5768391 U JP 5768391U JP H052972 U JPH052972 U JP H052972U
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    • B41J35/16Multicolour arrangements

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印字リボンの2色転換を、ソレノイドを使用
せずに簡単な装置を用いて如何なるタイミングの下でも
転換ミスを起すことなく的確に行う。 【構成】 プリンタを移動する円筒カム軸5の端部に、
中央に噛合防止辺10cを残し、その表裏両側に間欠歯
10bと切欠歯10dを設けた送り輪10を取付け、プ
リンタのガイド軸4の端部には側面にリボンカセットを
上下動する切換カム11を一体化し、且つ、周面には送
り歯9aと間欠送り歯9bを交互に設けた切欠ピニオン
9をスライド自在に取付けて、プログラムに従ってプリ
ンタが2色転換位置まで移動すると、上記の切欠ピニオ
ン9を圧縮スプリング8を圧縮しながら押動して、上記
送り輪10の間欠歯10bと切欠歯10dに切欠ピニオ
ン9の間欠送り歯9bと送り歯9aを夫々噛合させ、切
欠ピニオン9を回転して切換カム11を回動させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えばタイムレコーダのようにプリンタを用いて各種のデータを印 字する印字装置の技術分野で利用されるものであって、具体的には、タイムレコ ーダを始めとする各種の印字装置に用いて好適な印字リボン用2色転換装置の改 良に関する。
【0002】
【従来の技術】
プリンタに対して印字リボンを収めたリボンカセットを上下に切換作動するこ とによって、印字の色を黒又は青等の常色と赤等の異色に切換えることができる 従来の印字リボン用2色転換装置は、例えば実開昭59−19357号公報に見 られるようにリボンカセットを機械的な装置を用いて上下に切換作動して2色転 換する装置と、例えば、実開昭56−172166号公報に見られるように専用 のソレノイドを用いてリボンカセットを上下動して2色転換する装置とが存在し 、現在では作動が正確な点で、ソレノイドを用いた2色転換装置がその主流を占 めている。
【0003】 ところが、ソレノイドを用いた2色転換装置は、上記従来例にも見られるよう にリボンカセットと、このカセットを上下に切換作動する切換機構と、この切換 機構を作動するソレノイドを縦1列に設けなくてはならないため、装置全体が大 型化して可成り大きな取付スペースが必要になって、レコーダ内部への組付けが 非常に面倒になるとか、装置全体の構成が複雑で組立や保守、管理も面倒で、コ ストも高いと云った各種の問題があった。
【0004】 そこで本出願人は先の実願平3−33901号の出願によって、印字リボンの 2色転換をソレノイドを用いずに、極めて簡単な装置を用いて的確に行うことが できる印字リボン用2色転換装置を提案し、その開発に成功した。
【0005】 上記の印字リボン用2色転換装置は、円周方向に送り歯と間欠送り歯を交互に 形成した切欠ピニオンをガイド軸にスライド自在に取付け、この切欠ピニオンが 円筒カム軸の回転によって移動されるプリンタに押されて圧縮スプリングを圧縮 しながら2色転換位置に移動されると、送り輪に設けた二枚歯が切欠ピニオンの 各送り歯と間欠送り歯に噛合できるようにして、この送り輪をモータで回転して 切欠ピニオンを送り回転することにより、切欠ピニオンに一体形成した切換カム がリボンカセットを上方、又は、下方に切換作動してカードへの印字の色を2色 転換するように構成されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記の如く構成した印字リボン用2色転換装置では、例えば停電が発 生して送り輪の回転が途中で停止し、二枚歯が丁度切欠ピニオンの送り歯に掛っ た位置で止まってしまったような場合に、ちょっとした振動とか衝激を受けると 、送り歯が二枚歯の内部に落込んで噛合した状態に成ってしまい、このままの状 態で再通電されて送り輪の回転が再開されると、切欠ピニオンが二枚歯に送り回 転されて切換カムがリボンカセットを上下いずれかに転換してしまう場合があり 、その結果、本来変わるべきタイミングで無いにも係らず2色転換が行われてし まって、カードに対して異なる色で印字が成されてしまうと云ったリボン転換の ミスが発生してしまう問題があった。
【0007】 従って本考案の技術的課題は、停電を始めとする如何なる状況下でも、リボン 転換のミスが生じないようにすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の技術的課題を解決するために本考案で講じた手段は以下の如くである。 円周方向に送り歯と間欠送り歯を交互に形成した切欠ピニオンが、プリンタの 移動に押されて圧縮スプリングを圧縮しながら2色転換位置に移動されると、モ ータによって回転される送り輪に形成した二枚歯が上記の送り歯と間欠送り歯に 交互に噛合して切欠ピニオンを送り回転し、この切欠ピニオンに形成した切換カ ムがリボンカセットを上方、又は下方に切換作動して、2色転換するように構成 した印字リボン用2色転換装置に於いて、 (1) 上記切欠ピニオンの周面に交互に形成した送り歯と間欠送り歯を軸方向 に間隔をあけて設けると共に、上記送り輪の周面には、中央に上記送り歯と間欠 送り歯の間隔よりも薄く形成した噛合防止辺を残してその表裏両側に上記送り歯 に噛合自在な切欠歯と、上記の間欠送り歯に噛合自在な間欠歯とから成る二枚歯 を設けること。 (2) 通常時は送り歯が噛合防止辺に接して切欠歯への噛合を防止し、また、 切欠ピニオンが2色転換位置に移動すると、各送り歯と間欠送り歯が夫々切欠歯 と間欠歯に噛合して切欠ピニオンを送り回転するように構成すること。
【0009】
【作用】
上記の手段は以下の如く作用する。 上記(1)の要素は、切欠ピニオンの周面に形成した送り歯と間欠送り歯の 間隔を、送り輪の噛合防止辺の幅よりも広く形成したため、この噛合防止辺が上 記間隔内に位置した時は、送り歯と間欠送り歯の双方が噛合防止辺の表裏両側に 形成した切欠歯と間欠歯とから成る二枚歯内に落込んで噛合し、切欠ピニオンを 送り輪の回転に従って転換させて、切換カムによるリボンカセットの2色転換を 可能にする。
【0010】 上記(2)の要素は、2色転換を行わない通常時には、噛合防止辺が切欠ピ ニオンの送り歯に接する位置にあるため、如何なるタイミングの下でもこの噛合 防止辺が送り輪の切欠歯と間欠歯に対する送り歯と間欠送り歯の噛合を制止する から、本来変わるべきタイミングで無いにも係らず2色転換が起きてしまうと云 ったリボン転換のミスを防止できると共に、切欠ピニオンが2色転換位置に移動 した場合は、切欠ピニオンの送り歯と間欠送り歯が夫々送り輪の切欠歯と間欠歯 とから成る二枚歯に噛合するため、切欠ピニオンを確実に転換させて印字リボン の2色転換を間違いなく行うことを可能にする。 以上の如くであるから、上記の手段によって上述した技術的課題を解決して、 前記従来の技術の問題点を解消することができる。
【0011】
【実施例】
以下に、上述した本考案に係る印字リボン用2色転換装置の好適な実施例を添 付した図面と共に詳細に説明する。 図1は本考案に係る印字リボン用2色転換装置を備えた印字装置の平面図であ って、図中、1は印字装置のフレームで、2はプリンタ基台3に搭載したプリン タ、4と6はフレーム1に平行に架設した主従2本のガイド軸であって、これ等 両ガイド軸にプリンタ基台3が移動自在に取付けられている。5は同じくフレー ム1にガイド軸4,6に対して平行に架設した円筒カム軸であって、このカム軸 5の周面に螺旋状に形成したガイド溝5aに上記プリンタ基台3の底面に突設し たガイド突子3aが嵌込まれていて、円筒カム軸5が回転するとプリンタ基台3 がガイド軸4,6に沿って横方向に移動し、以って、プリンタ2を横方向に印字 移動できるように構成されている。また、7は上記円筒カム軸5の一端部に取付 けた回転ギヤであって、このギヤ7にモータMの駆動ギヤMaを噛合させて円筒 カム軸5を回転する仕組に成っている。
【0012】 次に、RCはフレーム1に上下作動自在に取付けたリボンカセットであって、 Raは印字リボンRの送り軸を示し、図示した実施例ではプリンタ2のヘッドに 掛渡した印字リボンRをこの送り軸Raの回転に従って図1に於いて左方向に送 る仕組に成っているが、このリボンカセットRCとか印字リボンRの送り機構等 は、例えば実開昭56−172166号公報等で公知のものを使用するため、そ の詳細な構造の説明は省略する。
【0013】 尚、図12は上述した印字リボンRの構成図であって、印字リボンRは上半分 が黒又は青の常色R1に、下半分が赤色等の異色R2に成っていて、図9のよう にリボンカセットRCが水平(下向)な場合は、上半分の常色R1部分がプリン タ2のヘッドに位置されて常色印字され、図11の如くリボンカセットが上向き に切換えられた場合は、下半分の異色R2の部分がプリンタ2のヘッドに位置さ れて、異色印字される仕組に成っている。
【0014】 また、図中4aは上述した主ガイド軸4の一端部に軸方向にスライド自在に嵌 装したカラーであって、モータMの回転に従って移動するプリンタ2は、通常の 印字時には図1に示したX線の位置、即ち、上記のカラー4aを押動しない位置 でその印字移動を停止するようにプログラムされているが、予めプログラムされ ている2色転換時には、モータMがプリンタ2を図1に示したY線の位置、即ち 、2色転換位置まで移動して、その分カラー4aを図面上右方向に押動するよう に構成されている。 尚、図1に於いてTbは円筒カム軸5の回転を制御するタイミング板で、図2 に於いて4sは主ガイド軸4に設けたカラー4aのスライドを係止するための段 差部を示す。
【0015】 また、9は上記主ガイド軸4の一端部に上記のカラー4aと並べてスライド自 在に嵌装した切欠ピニオンで、この切欠ピニオン9の周面には図3並びに図4に 示す如く幅広く形成した計4枚の送り歯9a…と、この送り歯9aの横幅の約半 分以下の狭い幅に形成された計4枚の間欠送り歯9b…が交互に、而も、図4に 示す如く軸方向(横方向)に間隔Lをあけて形成され、更に、この切欠ピニオン 9の他側面には上述したリボンカセットRCを上下に切換作動する切換カム11 が一体化されている。
【0016】 尚各図に於いて11aはこの切換カム11の頂点であって、この頂点11aの 部分でリボンカセットRCを図11に示すように上方に押上げて、印字リボンR の下半分、即ち、異色R2の部分をプリンタヘッドにセットできるように構成さ れ、その他のカム面ではリボンカセットRCを図9に示した水平状態に降下して 、印字リボンRの上半分、即ち、常色R1の部分をプリンタヘッドにセットでき る仕組に成っている。
【0017】 次に、8は上記主ガイド軸4の一端部に巻装した圧縮スプリングで、上述した 切換カム11の外側面とフレーム1の内側面の間に圧縮状態に介在されたこの圧 縮スプリングは、切換カム11を含む切欠ピニオン9とカラー4aを常時原位置 、即ち、カラー4aが図2に示した段差部4sに係止される通常時の位置(図1 並びに図8の位置)に復帰させる弾発作用を発揮する機能を備えている。
【0018】 また、10は上記円筒カム軸5の一端部に取付けた送り輪で、図6と図7に示 すようにこの送り輪10の周面の一部には上記切欠ピニオン9の送り歯9aと間 欠送り歯9bの間隔Lよりも幅狭く造った噛合防止辺10cが形成され、更にこ の噛合防止辺10cの表裏両側には、上記切欠ピニオン9の送り歯9aと間欠送 り歯9bに噛合自在な切欠歯10dと、間欠歯10bとから成る二枚歯が形成さ れていて、常時はこの送り輪10の噛合防止辺10cを含む周面が図9に示すよ うに上記送り歯9aが形成されている切欠ピニオン9の周面部分に接して回転す るように構成され、従って、切欠ピニオン9もその周面部と前後の送り歯9a, 9aの3点を送り輪10の周面に接して、送り輪10が回転しても表裏の切欠歯 10dと間欠歯10bとから成る二枚歯のいずれによっても送り回転されず、切 換カム11を図9に示したリボンカセットRCを下向きにした状態、又は、図1 1に示したリボンカセットRCを上向きにした状態に保持できるように構成され ているが、切欠ピニオン9がプリンタ2の2色転換位置(Y線位置)への移動に よって図2並びに図10に示した状態に図面上右方向に押動された時は、図7に 示す如く間欠送り歯9bが間欠歯10bに噛合し、送り歯9aが噛合防止辺10 cから外れて切欠歯10dに噛合するため、切欠ピニオン9が送り輪10に連動 して送り回転され、切換カム11がリボンカセットRCを上下に切換作動するよ うに構成されている。
【0019】 尚、図示した実施例では、二枚歯10bと切欠ピニオン9の各送り歯9a,9 bとの噛合により、切換カム11を円筒カム軸5(送り輪10)の1回転に対し て1/4周の間欠回転を行って、円筒カム軸5が4回転すると切換カム11が1 回転するように構成されているが、これ等の回転比は実施の一例である。また、 図6と図7では送り輪10の周面を切欠ピニオン9の周面から離して示している が、これは各歯の係脱状態を明らかにするために便宜的に示したものであって、 実際は両周面は軽く接した状態に造られている。更に図7に於いてZは切欠ピニ オン9の移動幅である。また、各図に於いて10aは周面に間欠歯10bを突設 した送り輪10の円盤部を示す。
【0020】 本考案に係る印字リボン用2色転換装置は以上述べた如き構成であるから、通 常の印字は図9に示すようにリボンカセットRCを下げた状態で、且つ、モータ Mによるプリンタ2の移動を図1のX線の位置で停止させることによって行うが 、印字色を例えば赤色の異色に変換する時間になると、プログラムに従ってモー タMによるプリンタ2の移動を図1のY線で示した2色転換位置まで行い、カラ ー4aと切欠ピニオン9を圧縮スプリング8を圧縮しながら図2並びに図10に 示すように右方向に押動する。
【0021】 すると、図6の如く噛合防止辺10cに接する位置にあった切欠ピニオン9の 送り歯9aが図7に示す如く送り輪10の切欠歯10dと噛合し、且つ、間欠送 り歯9bも間欠歯10bと噛合する位置に移動するから、この状態でモータMに よる円筒カム軸5の回転を続ければ、二枚歯10bと10dによって切欠ピニオ ン9が間欠送りされて切換カム11を図10に示した矢印方向に回転し、リボン カセットRCを図11に示す如くその頂部11aで押上げて異色リボンR2によ る異色印字を可能にする。
【0022】 この様にリボンカセットRCを押上げてリボンの色を異色に転換したら、モー タMでプリンタ2を横移動させて上記カラー4aに対する押圧を解くため、切欠 ピニオン9とカラー4aは圧縮スプリング8の弾発力を受けて再び図1並びに図 8に示した原位置に押戻されるが、この時、切欠ピニオン9は送り歯9aが形成 されている周面部とその前後の送り歯9a,9aの3点を送り輪10の噛合防止 辺10cが設けられている周面に接するため、円筒カム軸5の回転に従って送り 輪10が回転しても、切欠ピニオン9は回転せずに切換カム11を図11に示し たリボンカセットRCを押上げた状態に保持することができる。また、切欠ピニ オン9の送り歯9aが切欠歯10dに掛った状態で停電した場合でも、送り歯9 aは噛合防止辺10cによって切欠歯10dへの噛合が制止されるため、衝激と か振動を受けても両歯9aと10dが噛合して切欠ピニオン9が勝手に転換する ことがなく、従って、如何なるタイミングによってもリボン転換のミスが発生せ ず、常に正しい色での印字を可能にする。
【0023】 次に、上記図11に示したリボンカセットRCの押上げ状態を解いて、図9に 示した元の通常印字色の状態に戻すには、再びプログラムによってモータMによ るプリンタ2の移動を図1に示したY線の2色転換位置まで行って、カラー4a と切欠ピニオン9を圧縮スプリング8を圧縮しながら押動し、送り輪10の二枚 歯10bと10dを切欠ピニオン9の間欠送り歯9bと送り歯9aに噛合させて 切欠ピニオン9を間欠回転させれば、上述した2色転換時と同じ手順で切換カム 11が回転してリボンカセットRCを図9に示した水平状態に降下させることが できるから、これにて印字の色を通常色に変換することができる。
【0024】
【考案の効果】
以上述べた次第で、本考案に係る印字リボン用2色転換装置によれば、印字リ ボンの2色転換時には、プログラムによってモータによるプリンタの移動を通常 のスライドエンドより進んだ2色転換位置まで行って、切欠ピニオンを軸方向に スライドさせるだけでリボンカセットを上下作動して2色転換できるから、2色 転換に専用のソレノイドを使用する必要がなく、従って、装置全体を頗る簡単に 、且つ、低コストで製造できる利点を発揮できると共に、如何なるタイミングで もリボン転換のミスが発生せず、必要な時だけ正確にリボン転換して印字の色を 変化できる利点を発揮できるものであって、例えばタイムレコーダの印字部等に 実施して頗る実用性の高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る印字リボン用2色転換装置を備え
た印字装置の平面図である。
【図2】同じく本考案の2色転換時の状態を示した要部
の拡大平面図である。
【図3】本考案で使用する切欠ピニオンの正面図であ
る。
【図4】図3でX−X線に沿って切断した切欠ピニオン
の断面図である。
【図5】本考案で使用する送り輪の正面図である。
【図6】通常時に於ける切欠ピニオンと送り輪の関係を
示して一部断面側面図である。
【図7】2色転換時に於ける切欠ピニオンと送り輪の関
係を示した一部断面側面図である。
【図8】通常時に於ける本考案の要部の構成を示した斜
視図である。
【図9】通常時に於ける本考案の要部の構成を示した正
断面図である。
【図10】2色転換時に於ける本考案の要部の構成を示
した斜視図である。
【図11】2色転換時に於ける本考案の要部の構成を示
した正断面図である。
【図12】印字リボンの構成図である。
【符号の説明】
2 プリンタ 3 プリンタ基台 4 ガイド軸 4a カラー 5 円筒カム軸 M モータ 8 圧縮スプリング 9 切欠ピニオン 9a 送り歯 9b 間欠送り歯 L 送り歯と間欠送り歯の間隔 10 送り輪 10b 間欠歯 10c 噛合防止辺 10d 切欠歯 11 切換カム RC リボンカセット R 2色印字リボン

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 円周方向に送り歯と間欠送り歯を交互に
    形成した切欠ピニオンが、プリンタの移動に押されて圧
    縮スプリングを圧縮しながら2色転換位置に移動される
    と、モータによって回転される送り輪に形成した二枚歯
    が上記の送り歯と間欠送り歯に交互に噛合して切欠ピニ
    オンを送り回転し、この切欠ピニオンに形成した切換カ
    ムがリボンカセットを上方、又は下方に切換作動して、
    2色転換するように構成した印字リボン用2色転換装置
    に於いて、 上記切欠ピニオンの周面に交互に形成した送り歯と間欠
    送り歯を軸方向に間隔をあけて設けると共に、上記送り
    輪の周面には、中央に上記送り歯と間欠送り歯の間隔よ
    りも薄く形成した噛合防止辺を残してその表裏両側に上
    記送り歯に噛合自在な切欠歯と、上記の間欠送り歯に噛
    合自在な間欠歯とから成る二枚歯を設けて、通常時は送
    り歯が噛合防止辺に接して切欠歯への噛合を防止し、ま
    た、切欠ピニオンが2色転換位置に移動すると、各送り
    歯と間欠送り歯が夫々切欠歯と間欠歯に噛合して切欠ピ
    ニオンを送り回転するように構成したことを特徴とする
    印字リボン用2色転換装置。
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