JPH0465314A - 細長い形状のシリカゾル及びその製法 - Google Patents

細長い形状のシリカゾル及びその製法

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JPH0465314A
JPH0465314A JP17783490A JP17783490A JPH0465314A JP H0465314 A JPH0465314 A JP H0465314A JP 17783490 A JP17783490 A JP 17783490A JP 17783490 A JP17783490 A JP 17783490A JP H0465314 A JPH0465314 A JP H0465314A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、改良されたシリカゾル及びその製造方法に関
する。更に詳しくは、細長い形状を存するコロイダルシ
リカのゾルの造膜性と高い5102濃度での安定性の改
良に係わり、この改良されたゾルは、塗料、その他種々
の分野に用いられる。
(従来の技術) 特開平1−317115号公報に記載されている細長い
形状のシリカゾルは、動的光散乱法による測定粒子径(
D+mμ)と窒素ガス吸着法による測定粒子径(Dzm
μ)の比DI/D1/D2が5以上であって、このDは
40〜500ミリミクロンであり、そして電子顕微鏡観
察による5〜40ミリミクロンの範囲内の一様な太さで
一平面内のみの伸長を有する細長い形状の非晶質コロイ
ダルシリカ粒子か液状媒体中に分散されてなるS io
2濃度0.5〜40重量%の安定なシリカゾルである。
そしてこのような細長い形状のシリカゾルの製造方法も
同公報に、下記fa)、(b)及び(C)からなる方法
又は下記(a′)、(b゛)及び(C′)からなる方法
として開示されている。
(a)  SiO□として1〜6重量%を含有し、かつ
、pHか2〜5である活性珪酸のコロイド水溶液に、水
溶性のカルシウム塩、マグネシウム塩又はこれらの混合
物を含有する水溶液を、上記活性珪酸のSiO□に対し
てCaO、MgO又はこの両者として重量比1500〜
8500ppmとなる量加えて混合する工程 (b)  (a)工程により得られた水溶液に、アルカ
リ金属水酸化物、水溶性有機塩基又はそれらの水溶性珪
酸塩をSiO□/M20  (但し、5102は上記活
性珪酸に由来するシリカ分と上記珪酸塩のシリカ分の含
量を、そしてMは上記アルカリ金属原子又は有機塩基の
分子を表わす。)モル比として20〜200となるよう
に加えて混合する工程 (C)  (b)工程によって得られた混合物を60〜
150°Cて0.5〜40時間加熱する工程。
(a゛)平均粒子径3〜30ミリミクロンのコロイダル
シリカをSiLとして0.5〜25重量%に含有し、か
つ、pHか1〜5である酸性水性シリカゾルに、水溶性
のカルシウム塩、マグネシウム塩又はこれらの混合物を
含有する水溶液を、上記酸性ゾルの5i(hに対してC
ab、 MgO又はこの両者として0.15〜1. O
0重量%となる量加えて混合する工程、 (b’) (a’)工程により得られた液に、アルカリ
金属水酸化物、水溶性有機塩基又はそれらの水溶性珪酸
塩をSiO2/M20  (但し、SiO□は上記酸性
ゾルに由来するシリカ分と上記珪酸塩のシリカ分の含量
を、モしてMは上記アルカリ金属原子又は有機塩基の分
子を表わす。)モル比として20〜300となるように
加えて混合する工程、 (c’) (b’)工程によって得られた混合物を60
〜300°Cで0.5〜40時間加熱することにより、
この混合物中に、上記(a゛)工程に用いられたコロイ
ダルシリカの粒径以上の太さを有する上記細長い形状の
コロイダルノリ力粒子を生成させる工程。
(発明か解決しようとする課題) 上記特開平1−317115号公報に記載のゾルは、そ
のコロイダルシリカ粒子の太さか5〜40ミリミクロン
であり、DI/D2比か5以上のものであって、ゾルの
3102濃度か40重量%を越えると増粘を起し易いと
いう不安定性を示す。また、この従来の細長い形状のシ
リカゾルを結合剤とする塗料から厚塗りによって厚さの
大きい塗膜を形成させると、塗膜にクラックか生し易い
本発明は、このような従来の細長い形状のコロイダルシ
リカ粒子の形状を改変することによって、更に改良され
た性能を発現する如きシリカゾル及びその製造方法を提
供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明の改良されたゾルは、動的光散乱法による測定粒
子径(DIミリミクロン)と窒素ガス吸着法による測定
粒子径(D2ミリミクロン)の比り、/O1/D2が5
以上であって、このDlは40〜500ミリミクロンで
あり、そして電子顕微鏡観察による5〜40ミリミクロ
ンの一様な太さで一平面内のみの伸長を有するコロイダ
ルシリカか、上記太さよりも太く、かつ、上記DI/D
、比よりも小さいり、/D2比を有するように改変され
たコロイダルシリカからなり、50重量%以下のSiO
2濃度と、20より大きいが300以下のSiO2/M
zO(但し、Mはアルカリ金属原子、第4級アンモニウ
ム基、N1(2、又はアミン分子を表わす。)モル比を
有するアルカリ性水性のゾルである。
この改良されたゾルは、40重量%以下のSiO□濃度
と20〜200のSiO2/M20  (但し、Mはア
ルカリ金属原子、第4級アンモニウム基、NH,、又は
アミン分子を表わす。)モル比を有し、そしてコロイダ
ルシリカの形状として動的光散乱法による測定粒子径(
D、ミリミクロン)と窒素ガス吸着法による測定粒子径
(O259ミクロン)の比D/D、か5以上であって、
このDlは40〜500ミリミクロンであり、そして電
子顕微鏡観察による5〜40ミリミクロンの一様な太さ
で一平面内のみの伸長を有する細長い形状のコロイダル
シリカのアルカリ性水性ゾルを原料とし、これにアルカ
リ金属水酸化物、水溶性有機塩基、これらの水溶性珪酸
塩又はそれらの混合物の水溶液を加えることによってゾ
ルのpHを9〜12,5に、そして温度を70〜150
°Cに保ちながら撹拌下に、2〜5のpH及び2〜6重
量%のSiO□濃度を有する活性珪酸の水溶液を、上記
原料ゾル中の8102に対しこの活性珪酸の水溶液中の
5iO7の重量比か】時間当り0.01〜10となる速
さで、ゾル中の5lO2/L。
モル比が20〜300となるまで加えることからなる方
法によって効率よく製造することかできる。
本発明のゾルの製造方法に用いられる原料ゾルは、Si
n、濃度40重量%以下、好ましくは1〜15重量%の
安定な水性ゾルであり、そして5i02/M20(但し
、Mは前記に同しである。)モル比20〜200とp)
18.0〜11.5、好ましくは9.0〜11.0を有
する。そのコロイダルシリカ粒子は、40〜500ミリ
ミクロンの動的光散乱法による測定粒子径(D、ミリミ
クロン)と、6〜60ミリミクロンの窒素ガス吸着法に
よる測定粒子径(I12ミリミクロン)と、電子顕微鏡
観察による5〜40ミリミクロンの範囲内の一様な太さ
で一平面内のみの伸長を有する細長い形状を有する。従
って、この粒子は、通常D I / D 2比で表わさ
れる5〜30の値の伸長度を有する。このような細長い
形状のコロイダルシリカの安定なゾルは、前記の特開平
1317115号公報に記載の方法によって容易につく
ることかできる。
上記動的光散乱法による粒子径の測定法は、ジャーナル
・オブ・ケミカル・フィジックス(Journalof
 Chemical Physics)第57巻第11
号(1972年12月)第4814頁に説明されており
、例えば、市販の米国Coulter社製N、と呼ばれ
る装置により容易に粒子径を測定することかできる。ま
た、上記窒素ガス吸着法による測定粒子径D2(ミリミ
クロン)は、BET法によって測定された比表面積5r
rf/gからDz= 2720/S  の式によって容
易に算出される。
本発明の方法に用いられる活性珪酸の水溶液は、珪酸及
び粒子径3ミリミクロン未満の珪酸の重合体粒子か共存
する液であり、公知の方法により容易に得られる。好ま
しい活性珪酸の水溶液は、水溶性珪酸塩、例えば、S+
Ch/M+0  (但し、Mはアルカリ金属原子を示す
。)モル比か1〜4.5程度の水ガラスの希釈水溶液を
陽イオン交換処理することにより得られ、通常6重量%
以下、好ましくは2〜6重量%の8102を含有し、そ
してpH5以下、好ましくは2〜5であるものか用いら
れる。そしてこのpHは、上記水ガラス水溶液を陽イオ
ン交換処理する際、その中の陽イオンの一部を残存させ
ることによっても、あるいは、その中の陽イオンの全部
又は一部を除いた後、得られた活性珪酸の水溶液に少量
のアルカリ金属水酸化物、水溶性有機塩基等を加えるこ
とによっても容易に調節することかできる。この活性珪
酸の水溶液は不安定であって、ゲル化し易い性質を有す
るので、このゲル化を促進する如き不純物をなるべく含
有しないものか好ましく、また、調製直後のものか好ま
しい。更に好ましい活性珪酸の水溶液は、5iCh/N
a2Oモル比2〜4程度の市販工業製品のナトリウム水
ガラスの希釈水溶液を水素型陽イオン交換樹脂層を通過
せしめることにより得られる。本発明の目的とするゾル
か得られる限り、この活性珪酸の水溶液は、他の成分を
含有していてもよく、そして微量の陽イオン、陰イオン
等を含有していてもよい。
本発明の方法に用いられるアルカリ金属水酸化物として
は、例えば、ナトリウム、カリウム、リチウム等の水酸
化物か挙げられる。有機塩基としては、例えば、テトラ
エタノールアンモニウム水酸化物、モノメチルトリエタ
ノールアンモニウム水酸化物、テトラメチルアンモニウ
ム水酸化物等第4級アンモニウム水酸化物類、モノエタ
ノールアミン、ジェタノールアミン、トリエタノールア
ミン、N、N−ジメチルエタノールアミン、N−(β−
アミノメチル)エタノールアミン、N−メチルエタノー
ルアミン、モノプロパツールアミン、モルホリン等アミ
ン類、その他塩基性窒素原子含有の有機化合物等が挙げ
られる。また、それらの水溶性珪酸塩としては、珪酸ナ
トリウム、珪酸カリウム、上記第4級アンモニウムの珪
酸塩、上記アミンの珪酸塩等が例示される。更に、アル
カリ金属又は有機塩基のアルミン酸塩、錫酸塩、亜鉛酸
塩、鉛酸塩等も用いることかできる。これらアルカリ金
属水酸化物、有機塩基、珪酸塩、金属酸塩等は混合して
用いてもよい。けれとも、好ましくは、上記アルカリ金
属水酸化物、有機塩基、これらの珪酸塩又はそれらの混
合物であり、そして水溶液として用いるのか好ましい。
上記活性珪酸の添加か行われるゾルは、この活性珪酸の
添加が行われる前から添加の間9〜12.5のpHに保
たれる。原料ゾルのpHか充分に高く、そして添加され
る活性珪酸の量か少ないときには、活性珪酸の水溶液か
添加されるゾルには上記pH値に調節するためのアルカ
リ性物質の添加を必要としない。けれども通常は、添加
される活性珪酸のコロイド水溶液の量はかなり多い量で
あるから、活性珪酸のコロイド水溶液の添加前又は添加
中にゾルにアルカリ性物質、好ましくは上記アルカリ金
属水酸化物、水溶性有機塩基、これらの水溶性珪酸塩又
はそれらの混合物の水溶液か加えられ、ゾルは上記9〜
12.5のpHに保たれる。そしてこの活性珪酸のコロ
イド水溶液の添加の当初から添加の間中ゾルは70−1
50°C1好ましくは、90〜150℃に保たれる。
本発明の方法における活性珪酸のコロイド水溶液の添加
は、原料ゾル中の3102に対しこの加えられる活性珪
酸の8102の重量比として1時間当り001〜10の
速さで行われる。この添加は、間歇的でもよいか連続的
に行うのか好ましく、ゾルの充分な撹拌下に行うのがよ
い。そしてこの添加は、ゾル中の5iOz/M20(但
し、Mは前記に同しである。)モル比か20〜300と
なるまで行われる。
上記活性珪酸の添加の終了後、引きつつき、好ましくは
その終了の直後から、ゾルに後加熱を施すのかよい。こ
の加熱もゾルの充分な撹拌下に行うのか好ましく、そし
てこの加熱の温度は70〜15(1℃、好ましくは90
−150’cかよい。加熱の時間としては0.5〜20
時間程度、好ましくは2〜12時間かよい。また、上記
pl(調節、活性珪酸の添加及びこの後加熱を繰り返し
行ってもよい。
上記活性珪酸の水溶液の添加によって得られたゾルは、
用いられた原料ゾルのSin、濃度が上記活性珪酸のコ
ロイド水溶液のSin2濃度より高いときには、薄めら
れたSiO2濃度を有し、反対の場合には高められた5
102濃度を有するか、用いられる活性珪酸の水溶液の
最高8102濃度である約6重量%より高くはない。上
記後加熱後のゾルには所望に応し酸を加えてゾルの粘度
を低めてもよい。
従って、製品ゾルの用途に応し、ゾルの3i02濃度の
向上か望まれるときには、上記後加熱後のゾルは濃縮さ
れる。この濃縮の方法としては、従来から知られている
シリカゾルの濃縮のためのいずれの濃縮法でもよいか、
孔径5〜20mμ程度の微細多孔性膜を用いる限外濾過
法が好ましい。上記後加熱によって得られたゾルは、約
50重量%の5102111度まで濃縮することかでき
、また、希薄ゾルを得たいときには水で希釈することも
てきる。
上記活性珪酸の水溶液の添加により得られたゾルのコロ
イダルシリカ粒子の形状は、原料ゾルのコロイダルシリ
カ粒子の形状とは異なり、D、/D2比かより小さくそ
して太さはより太いか、尚一様な太さで一平面内のみの
伸長を有する細長い形状を有する。得られたゾルのコロ
イダルシリカ粒子のり、の値は、原料ゾルのDlの値よ
り少し大きくなるか、D2の値は原料ゾルのD2の値よ
りもかなり大きな値となる。従って、本発明の方法によ
れば、D 、/ D 2比か3〜5未満である形状を有
するコロイダルシリカ粒子のゾル、即ち新規なゾルを得
ることもできる。
上記後加熱の終了によって得られたゾルは、アルカリ性
の水性ゾルであり、濃縮後も50cp以下の粘度を有す
る。これを陽イオン交換処理すれば、酸性の水性シリカ
ゾルか得られ、これに別のアルカリを加えることにより
上記とは別のアルカリ性の水性シリカゾルを得ることか
できる。この酸性の水性シリカゾルとしてはpH2〜4
のものか好ましい。また、これら酸性の水性ゾルから、
陽に帯電したコロイダルシリカ粒子からなる水性ゾルを
、通常の方法により得ることかできる。更に、これら水
性ゾルから、その媒体の水を通常の方法、例えば、蒸留
置換法等により有機溶媒によって買換することにより、
オルカッゾルか得られる。このオルガノシリカゾルの媒
体である有機溶媒としては、このコロイダルシリカ粒子
の活性を阻害しないような通常のものでよく、例えば、
メタノール、エタノール、イソプロパツール、ブタノー
ル等のアルコール類、エチレングリコール等多価アルコ
ール類、ジメチルエーテル、エチレングリコールのモノ
メチルエーテル等エーテル類、トルエン、キンレン等炭
化水素溶媒、ジメチルアセトアミ[・、ジメチルホルム
アミド、その他等が挙げられる。
これら酸性の水性ゾル、陽に帯電した粒子からなる水性
ゾル、オルガノゾルのいずれも、そのコロイダルシリカ
粒子は既に上記後加熱工程において形成された形状を保
持し、媒体の除去によって終局的に不可逆的にゲルに変
る。
アルカリ性の水性シリカゾル、酸性の水性シリカゾル、
陽に帯電したシリカゾルの各種別毎に、同種の本発明に
よるゾルと従来のゾルとの混合によって安定なゾルを得
ることかできる。オルガノツルについても、溶媒間に相
溶性かあって、溶媒によるコロイダルンリカの凝集か起
らなければ、本発明によるゾルと従来のゾルとの混合に
よって安定なゾルを得ることができる。
(作用) 上記原料ゾル又はこれをpH調節したゾルに活性珪酸の
水溶液の添加を始めると、原料ゾルのコロイダルシリカ
粒子の崩壊か起らずに、元の細長い形状の粒子表面上に
、加えられた活性珪酸かシロキサン結合を介して沈積す
ることによって太さの増大した細長い形状のコロイダル
シリカ粒子が生成するものと考えられる。従って、活性
珪酸の添加を過剰に続けると、やがて粒子は団子状の形
へと変り、細長い形状のコロイダルシリカ粒子によって
特徴づけられるゾルの性質を失うに至る。上記原料ゾル
を用いる場合には、この好ましくない形状コロイダルシ
リカのゾルはり、/D2比で3以下であることか見出さ
れた。そしてこのり、/D2比として3〜5未満の値を
有するゾルは新規なゾルであって、高い5102濃度に
おいて安定性を有し、造膜性の向上した改良されたゾル
であること、及びD1/D2比か5以下であっても本発
明の方法によって得られたゾルは、その原料のゾルと比
へるとやはり造膜性の向上した改良されたゾルであって
好ましい製造方法によって得られることか見出された。
活性珪酸の水溶液を加える際、ゾルの温度か70°C以
下では、コロイダルシリカ粒子の太さの増大か起らず、
ゾルの温度は70°C以上か好ましいか、150 ’C
よりも高いとゾル中に凝集体か生成し易く好ましいゾル
か得られない。
活性珪酸の水溶液の添加速度とゾル中の8102濃度と
は、好ましいゾルを得るためには密接な相関々係を有し
、ゾルの8102濃度が高いとき或いはゾル中のコロイ
ダルシリカ粒子太さか太いときには活性珪酸の水溶液の
添加速度は小さくするのか好ましく、ゾルのSiO2濃
度か低いときには活性珪酸の水溶液の添加速度を高めて
も好ましいゾルか得られる。けれとも、原料ゾルのSi
O□量に対し活性珪酸のSiO□量の重量比として1時
間当り、10よりも大きい速さで、ゾルに活性珪酸の水
溶液を加えると、ゾル中に凝集体か生成し易く好ましく
ない。また、高い5i026度のゾルに活性珪酸の水溶
液を加える際には、上記添加速度としてO,O1以上て
ないと効率よくゾルを生産することかできない。従って
、好ましい方法としては、SiO□濃度1濃度1里15 度の添加速度で活性珪酸の水溶液を加えるのかよい。
活性珪酸の水溶液を加える際、ゾルのpHも重要であっ
て、12.5よりも高いIIHではコロイダルシリカ粒
子の太さか増大し難く、反対に9よりも低い11Hでは
ゾル中に小さい球状粒子か副生じ易い。
活性珪酸の水溶液の添加を続けることによって、ゾル中
のコロイダルンリ力の太さを増大し続けることは上記の
好ましい方法によって達成されるか、ゾル中のSiO□
/M20iO□(但し、1i120は活性珪酸の水溶液
の添加前のゾル中のM2O量を表わす。)として300
程度で終了させないと、ゾルのpHか9より低下して小
さい球状粒子か副生じ易い。
活性珪酸の水溶液の810,濃度か2重量%以下では、
その添加によって得られるゾルのSiO2濃度か薄くな
り易く、後の濃縮を要す際多量の水の除去を必要とする
。活性珪酸の水溶液のSiO□iO□6重量%よりも高
いとこの水溶液は安定性に乏しく、特にゾルの工業生産
のためには好ましくない。活性珪酸の水溶液のpHか5
以上にも高いとやはりこの水溶液は安定性に乏しい。p
Hか2より低い水溶液も用いることかできるか、このp
Hに調節するには酸の添加を必要とし、場合によっては
得られたゾルから不要な陰イオンを除くための工程を要
し効率的でない。
活性珪酸の水溶液の添加終了後に付加される後加熱によ
って、ゾル中に残存している活性珪酸又は未成長シリカ
粒子を消失させることかでき、更に安定性の良好なゾル
を得ることかできる。この後加熱の温度か70°Cより
も低いとその効果に乏しく、また、150°Cよりも高
いとゾル中に凝集体か生成し易い。
後加熱後に行われるゾルの濃縮において、限外濾過法を
用いると、水と一緒にゾルから陰イオン及び陽イオン等
を除くことかでき、特にゾルの安定化の妨げなる量の陰
イオンを含むゾルの濃縮に好都合である。
(実施例) 原料ゾルA1及びA2は、特開平1−317115号公
報に記載の方法で製造した。原料ゾルA3は、同公報記
載の(a)の工程においてCaO / 5i02比12
00ppmでつくられ、DI/D2比か5未満のもので
ある。これらゾルの性状は第1表に示す。
珪酸ナトリウム水溶液の調製 5i02/Na2Oモル比3.23の市販工業用珪酸ナ
トリウムを水で希釈することにより、5i02濃度4.
0重量%の珪酸ナトリウム水溶液を調製した。
活性珪酸の水溶液の調製 上記珪酸ナトリウム水溶液を水素型陽イオン交換樹脂で
処理することにより、p)!2.8.5i02濃度3.
6重量%の活性珪酸の水溶液を調製した。
実施例1 撹拌機及びコンデンサーを備えたガラス製反応器中に、
原料ゾルA1を35.1 gと水170.7 gを投入
し、更に上記5iO24,0重量%の珪酸ナトリウム水
溶液29.4 gを徐々に投入し、反応器内を還流状態
に保った。
次いで、上記調製直後の活性珪酸の水溶液360.5g
を、上記還流下の反応器中へ液の沸騰状態を保ちながら
、定量ポンプを通して2時間を要して添加した。この添
加の終了後、還流下に0.5時間の加熱を続けた。ここ
に得られたゾルのDlは968ミリミクロン、D2は2
1.0ミリミクロン、太さは20ミリミクロンであった
次いで2度目の操作として、上記5iO740重量%の
珪酸ナトリウム水溶液52.1 gを上記反応器中のゾ
ルの中へ徐々に添加した後、05時間還流下に加熱し、
更に上記調製直後の活性珪酸の水溶液696gを定量ポ
ンプを用いて還流下に39時間を要して添加し、この添
加の終了後も還流下に0.5時間加熱した。
次いで、3度目の操作として、上記5i024.0重量
%の珪酸ナトリウム水溶液48.8gを上記反応器中の
ゾルの中へ徐々に添加した後、0.5時間還流下に加熱
し、更に上記調製直後の活性珪酸の水溶液792gを上
記同様にして4,4時間を要して添加し、引き続き還流
下に2時間加熱した。
ここに得られたゾルは、pH10,55、SiO□/滴
定法N滴定法Na20ジル比55O□濃度3.6重量%
であり、このゾルのコロイダルシリカ粒子は電子顕微鏡
観察によると、はぼ30ミリミクロンの一様な太さて一
平面内のみの伸長を有する細長い形状のものであった。
また、このゾルのDlは115ミリミクロン、D2は3
2.3ミリミクロンであり、D、/D2比は3.6と算
出される。
次いで上記得られたSiO□3,6重量%のゾルを限外
濾過装置により室温で濃縮することにより、5i022
0重量%のゾルを得た。このゾルはpH10,36、S
 iL/滴定滴定法Na2弗 度2.2cpを有し、コロイダルシリカの太さ、D,及
びD2のいずれも濃縮前の値と同してあった。この濃縮
後のゾルは、密閉下60°Cで1ケ月保存後も変質を生
しなかった。
実施例2 この実施例ではA2の原料ゾルか用いられたか、珪酸ナ
トリウム水溶液及び活性珪酸の水溶液は上記と同じもの
が用いられた。操作は実施例1と同様に行われた。
実施例1のものと同し反応器中へ原料ゾルA2350g
と水1 2 8. 5 gが投入され、更に珪酸ナトリ
ウム水溶液12.7gが加えられ、この添加の終了後0
. 5時間加熱された。
次いで、活性珪酸の水溶液2 9 4. 7 gが2.
5時間を要して加えられ、この添加終了後0. 5時間
加熱された。
2度目の操作として、上記ゾル中へ珪酸ナトl)ラム氷
水溶液1 8. 3 4 gか加えられこの添加終了後
05時間の加熱の後、活性珪酸の水溶液4847gか4
川時間を要して加えられ、この添加終了後0、5時間加
熱された。
3度目の操作として、上記ゾル中へ珪酸ナトリウム水溶
液3 0. 1 gか加えられた後、0.5時間加熱さ
れた、更に活性珪酸の水溶液7 9 5. 2 gか6
、7時間を要して加えられ、この添加終了後2時間加熱
された。
ここに得られたゾルは、piflo.59、5102/
滴定法Na2Oモル比57及びSiO□濃度3.6重量
%であった。このゾルの電子顕微鏡観察によるコロイダ
ルシリカはほぼ40ミリミクロンの一様な太さで一平面
内のみの伸長を有する細長い形状のものであった。また
、このゾルのり,は194ミリミクロン、D2は44.
0ミリミクロンであり、D+/Dz比は4、4と算出さ
れる。このゾルのコロイダルンリカの粒子構造を示す電
子顕微鏡写真は図面第1図に示されている。次いて上記
ゾルを限外濾過装置により濃縮したところ、5i022
0重量%のゾルか得られた。このゾルは比重1.130
 、pH10,40、粘度2.2 cp、 Na>00
06重量%、5in2/滴定法Na2Oモル比349を
有し、密閉下60°Cて1ケ月の保存後も変質か認めら
れなかった。
実施例3 原料ゾル、珪酸ナトリウム水溶液及び活性珪酸の水溶液
は実施例2と同しものか用いられ、操作は実施例1と同
様に行われた。
実施例1と同し反応器中に原料ゾルA2200 gと水
37.5 、gか投入され、更に珪酸ナトリウム水溶液
39.2 gか加えられ、この添加終了後0.5時間加
熱された後、活性珪酸の水溶液460gか2時間を要し
て加えられた。この添加終了後0.5時間更に加熱され
た。
2度目の操作として、上記ゾル中へ珪酸ナトリウム水溶
液79.7 gか加えられ、この添加終了後更に0.5
時間加熱された後、活性珪酸の水溶液1282.5gか
5.6時間を要して加えられ、この添加終了後更に0.
5時間加熱された。
3度目の操作として、上記ゾル中へ珪酸ナトリウム水溶
液222gか加えられ、この添加終了後0.5時間加熱
された後、反応器中の内容物全量を81のガラス製反応
器中に移し入れ、次いて活性珪酸の水溶液3573 g
か15.5時間を要して加えられ、この添加終了後更2
時間加熱された。次いて10重量%の硫酸水溶液1.3
.4 gか0.25時間を要して上記ゾル中に加えられ
、引きつつき還流下に6時間加熱された。
ここに得られたゾルは、pH9,90、SiO2濃度3
.6重量%、5iCh/滴定法Na2Oモル比270で
あった。また、DIは230ミリミクロン、D2は69
8ミリミクロンであり、D、/D2比は3.3であった
電子顕微鏡観察によるとそのコロイダルシリカはほぼ7
0ミリミクロンの一様な太さて一平面内のみの伸長を有
する細長い形状を有していた。
このゾルを限外濾過装置により濃縮したところ、5i0
240重量%のゾルか得られた。この濃いゾルは比重1
.30. DH9,61、粘度3.5 cp、 5iO
z/滴定法Na2Oモル比292を有し、密閉下60°
Cて1ヶ月の保存後も変質か認められなかった。
比較例1 原料ゾルA3か用いられた他は実施例1と同様にして最
終ゾルかつくられた。けれとも、最終のゾルは、D、7
0ミリミクロン、D230.8ミリミクロンであり、D
、/D2比は2.3であった。第2図に示す如く、この
コロイダルシリカ粒子の20万倍の電子顕微鏡写真には
、細長い形状のコロイダルシリカか殆ど生成していない
(発明の効果) 本発明の方法によれば、原料ゾルのコロイダルシリカの
太さよりも太いか100ミリミクロン以下の一様な太さ
で一平面内のみの伸長を有し、D/D、比が原料ゾルの
り、/D2比よりも小さいという細長い形状のコロイダ
ルシリカの安定なゾルを効率よく製造することができる
。更にD I / D 2比か3〜5未満である新規な
ゾルもつくることかできる。
本発明の方法により得られたゾルは、約50cp以下の
粘度を有し、SiO2濃度50重量%以下で安定であり
、保存中にシリカの沈澱か生ずることも、或いは増粘か
起ることもない。そして改良された造膜性を有する。ま
た、マイクロフィラーとして特に有用である。更に本発
明によるゾルは種々の材料と混合して用いることかでき
る。
このような安定に混合出来る材料として球状シリカゾル
、シリカ以外の金属酸化物ゾル、水力ラス水溶液、界面
活性剤、水溶性ボリヒニルアルコール、ポリビニルピロ
リドン、メラミン樹脂、ベントナイト、アルギン酸ソー
ダ、樹脂エマルション、アルキルシリケート加水分解液
、リン酸、クロム酸、リン酸アルミニウム、リン酸カル
シウム等の水溶液、親水性有機溶媒なとか挙げられる。
更に、本発明の方法で得られたゾルはシランカップリン
グ剤等通常のカップリング剤で処理し、媒体を有機溶媒
で置換することにより、疎水性の有機溶媒ゾルを得るこ
とが出来る。また、上記カンプリング剤で処理した後乾
燥することにより、疎水性のシリカ粉末を得ることか出
来る。
本発明の方法で得られたゾルは金属、紙、フィルム等に
コーティング剤として、クロム酸、リン酸アルミなとと
の併用により金属の表面処理剤として、金属の焼付防止
及び酸化防止用剤として、シリコンウェハー等の研磨剤
として、塗料用マイクロフィラーとして、樹脂フィルム
、繊維、樹脂なとに混入させるマイクロフィラーとして
、その他塗料、接着剤、鋳型、耐火物、セラミソクスフ
ァイハー、ガラスファイバー等の結合剤として有用であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例1て得られた濃縮ゾルのコロイダルシ
リカの粒子構造を示す20万倍の透過型電子顕微鏡写真
である。第2図は、比較例1で得られたゾルのコロイダ
ルシリカ粒子の構造を示す20万倍の透過型電子IJi
!鏡写真である。 出 願 人  日産化学工業株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)動的光散乱法による測定粒子径(D_1ミリミク
    ロン)と窒素ガス吸着法による測定粒子径(D_2ミリ
    ミクロン)の比D_1/D_2が3〜5未満であって、
    このD_1は40〜500ミリミクロンであり、そして
    電子顕微鏡観察による5ミリミクロンより大きいが10
    0ミリミクロン以下の範囲内の一様な太さで一平面内の
    みの伸長を有する細長い形状の非晶質コロイダルシリカ
    粒子が液状媒体中に分散されてなる SiO_2濃度50重量%以下の安定なシリカゾル。
  2. (2)SiO_2/M_2O(但し、Mはアルカリ金属
    原子、第4級アンモニウム基、NH_4又はアミン分子
    を表わす。)モル比が20〜300であり、40重量%
    以下のSiO_2濃度を有し、そしてコロイダルシリカ
    の形状として動的光散乱法による測定粒子径(D_1ミ
    リミクロン)と窒素ガス吸着法による測定粒子径(D_
    2ミリミクロン)の比D_1/D_2が5以上であって
    、このD_1は40〜500ミリミクロンであり、そし
    て電子顕微鏡観察による5〜40ミリミクロンの範囲内
    の一様な太さで一平面内のみの伸長を有する細長い形状
    のコロイダルシリカのアルカリ性水性ゾルを原料とし、
    これにアルカリ金属水酸化物、水溶性有機塩基、これら
    の水溶性珪酸塩又はそれらの混合物の水溶液を加えるこ
    とによってゾルのpHを9〜12.5に、そして温度を
    70〜150℃に保ちながら撹拌下に、2〜5pHのお
    よび2〜6重量%のSiO_2を濃度を有する活性珪酸
    の水溶液を、上記原料ゾル中のSiO_2に対し、この
    活性珪酸の水溶液中のSiO_2の重量比が1時間当り
    0.01〜10となる速さで、ゾル中のSiO_2/M
    _2Oモル比が20より大きいが300以下となるまで
    加えることを特徴とする上記原料ゾルのコロイダルシリ
    カ粒子の太さよりも太く、かつ、上記原料ゾルのコロイ
    ダルシリカのD_1/D_2比よりも小さいD_1/D
    _2比を有する細長い形状のコロイダルシリカのアルカ
    リ性水性ゾルの製造法。
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